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映画がらみのお話 [映画の話]

 やることはたくさんあるのに、あいかわらずiTunesで映画をダウンロードして見ております。タイトルは聞いた事はあっても内容を知らなかった古い映画とか、比較的最近の映画とかいろいろ。

 いつだったか、ここで紹介した「アニー・リーボヴィッツ」と「はやぶさ」の後、見た映画は、「シカゴ」、「郵便配達は二度ベルを鳴らす」、「96時間」、「スワロウテイル」、「るろうに剣心」、「A列車で行こう」、「桐島、部活やめるってよ」・・・見すぎ・www

シカゴ(2002年 米) 
もともとミュージカルなんですね。映画もミュージカル舞台の演出をそのまま使っているようなところがかなりあります。ミュージカル見たいなぁ・・。

郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981年 米) 
タイトルは耳にしたことがあったんですが、ストーリーは全然知らなかったんです。映画も何作がつくられているんですね。これはジャック・ニコルソンとジェシカ・ラングの。ジェシカ・ラングといえばキングコング。思い切り懐かしがってしまいました。

96時間(2008年 仏 
ハリソン・フォードがやったような映画だなぁ・・。これフランスの映画なんですね。事件の舞台はパリだけど主人公が元CIA工作員だからアメリカ映画かと思った。

スワロウテイル(1996年日本ヘラルド)
ずっと見たかったんですよこの映画。いやぁ見れて良かった。Charaさんが出てるやつです。演技予想以上に上手かったんで驚きました、言葉も中国語だったり、中国語なまりの日本語だったり、難しかったでしょうに。これ以降、映画出演ってないと思うんですけど、なんだかもったいない。

桐島、部活やめるってよ(2012年 日本)
桐島が出てこない映画だってことしか知りませんで・・・ちょっと興味あったんで見ました。最初、作業しながら横目でチラリ、チラリと見ていたんですよ。そしたら全然判らないのよ物語の展開が。 で、もう一度見なおしたら、同じ時間に起こった事を、違う視点で何度も見せているってことがわかった。時間が倍かかっちゃったよ。

達急行-A列車でいこう(2012 東映)
森田芳光監督の遺作になったんですよね。見ようによってはオタク光線でまくりの痛い映画ですけど、まぁええか。

るろうに剣心
なんでこんなん見るんでござるか・・って、ハットリ君か!!

 先日、静岡市の高橋せんべい店、解体完了のニュースがツイッターで。高橋せんべい店があったのは静岡市七間町。ほんの数年前まで10件を越える映画館が軒を連ねていたシネマ通りの一角でした。ちょうど1年前の2月に火事があったそうなんですね。1年間焼けたままそのままだったのでしょうか。復活することはきっとないのでしょうね。

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 静岡市七間町といえば、かつて映画の街シネマ通りとして有名でした。ところが、2011年10月2日をもって、静活系映画館の「オリオン座」「有楽座」「ピカデリー1、2、ゼロ」「ミラノ1、2、3」「小劇場」の9スクリーンが閉館し、新静岡セノバ内のシネコンに移ってしまい。今残っているのは静岡東宝会館だけ。思えばこんな映画の香りがする通りが地方都市に今まで存在していたことが奇跡だったのかもしれません。歩道には、映画に関わる本物の機材を陳列したショーケースが設置されていたのですが、あれは今どうなっているのでしょうか。

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映画 [映画の話]

日本に帰ったときに映画を見たんですよ。見たい映画があったわけじゃないんです。私が富士宮を離れたあとで、地元のイオンにシネコンが出来たので、行ってみたかったんです。

大画面だと迫力ありそうなアベンジャーとかもあったんですけど、健さんの「あなたへ」を。少ない観客はジジババばかり。ただねぇ・・・流石に健さん歳くいすぎだよなぁ・・・ちょっと無理があるんでないの?・・という印象(^^;

かみさんも実はイオンシネマは初めてでした。以前「鉄の女」なんかを見たいと思ってたらしいんですけど、結局そこには掛からなかったのだそうです。地元に映画館があっても見たい映画が掛かるわけじゃないので、便利そうで、そうでもなかったり。都会みたいにはいかないよね、田舎は。もちろんあるだけマシですが。

今だと「夢見るふたり」とか見たいですね。
これもイオンシネマ富士宮にはかからない。全国で100館くらいって言ってたかな?

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西富士宮駅前

そうそう、行き帰りの飛行機の中ではまた映画をやたら見てました。基本的に機内ではあまり寝ないんです。寝不足のまま目的地までいって、夜遅くまで頑張って起きてて、朝までぐっすり寝るというのが私のスタイル。とはいえ映画も真剣に見ているわけではなくて半分寝ながら流してるんですけど。

日本行きで見たのは、テルマエロマエ宇宙少年ガールズバトルシップ
日本発で見たのが、アベンジャーズメン・イン・ブラック3映画 ホタルノヒカリレッドクリフ Part II、あとなんかひとつ見た・・・かも。

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映画「はやぶさ/HAYABUSA」(2011年 20世紀フォックス) [映画の話]

映画「はやぶさ/HAYABUSA」がiTunesでレンタル開始になっていたので見ました。
昨年公開された竹内結子の出てるヤツです。

とすっかり前から知ってようなことを書いてますが、実はあたくし「はやぶさ」をよく知りませんでした。地球に帰還した2010年6月、日本ではかなり盛り上がっていたと風の噂では聞いていたものの、具体的になぜ盛り上がってるのかはよく知らなかったんです。もちろんネットで調べりゃ分かったんですけど、それほど興味がわかず・・というか、引っ越ししてすぐで慌ただしくてですね・・ほっておいたんです(笑)

そのうち分かるだろうと思って、あえて調べなかったってのもあるんですけど(^^;

どんな状況だったのか・・・この映画を見てだいたい分かりました。

そういや、随分前に、あの落花生のような形の小惑星の写真を見たっけなぁ・・・と思い出した。あの写真と”はやぶさ”すら自分の中で重なってなかったくらい興味がなかった。ほら〜宇宙の研究ってさぁ、すぐに役たたないじゃないですか。シャトルくらい地球のすぐ近くの宇宙ならいざ知らず、遠い惑星まで行って・・・なんてのはさ。なんで、忘れちゃう(笑)

まっ、しかし、ああいう経緯なら、そら、感動するわね。
映画でなくて、田口トモロヲのナレーションでも十分泣けるだろう。

ブームに乗ったれ!!って、ことだと思うんですけど、3本の映画が制作されてます。しかし、いくらなんでも3本はちょっと多すぎでないかい?と思います。節操ないですね。東日本大震災と原発事故をテーマにした映画はどこが作るんだろうね。大手で企画してるって話は聞いたこと無いけど・・どこか作っているんですかね?? 流石にまだヤバすぎて手がでないのか(^^;

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December 7th [映画の話]

来る12月7日(日本時間は12月8日)は真珠湾攻撃の日・・・でございます。

911のおかげで少し目立たなくなった「りめんばーぱーるはーばー」。

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そんなわけで・・・ということでもないのですけれど、先月日本に一時帰国した折、こんなもの「ドキュメント・太平洋戦争(DVD十枚組)」を買ってきまして、この中の一枚「真珠湾攻撃」を見ました。西部劇で有名なジョンフォード監督による戦争プロガバンダ映画のなかの一つです。原題は「December 7th」。

実はこれ、公開前に「海軍当局を告発している」という理由でフィルムが没収されてしまったようなんですね。そのため、フォードはアメリカ軍の巻き返しを前面に出した映画に作り変え、34分の短編映画として1943年に発表。これは1944年のアカデミーの短編ドキュメンタリー賞を獲得しています。

もとの長編のほうは1991年に公開。それが今回見た81分の映画です。

戦闘の部分はどこが実写で、どこが再現なのかよくわかりません。むしろ、当初軍部に没収された前半部分に詳細に描かれている当時のハワイ在住の日系人(全人口42万人のうち15万人が日系だったらしい)の姿が興味深いです。ものすごく大きなコミュニティーがあったんですね~。軍に没収されただけのことはあって、さほど日本人を悪者に描いているわけではありません。

ジョンフォード監督作品はこのほか、モニュメントバレーで主に撮影された駅馬車や荒野の決闘も買ってあります。古い映画なんでタダ同然のお値段です(^^;

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映画「明日の記憶」(2006年東映) [映画の話]

映画 「明日の記憶」を見ました。

若年性アルツハイマー症に侵された49歳の広告代理店の部長が、妻とともに病と向きあう姿を描いた作品です。

見始めたとき・・・「ああ、やっぱり見るのを止めようかな」と思ってしまいました(^^;
一見して「救い」はないんですよ、症状はどんどん進んでいくだけですから。

身に詰まされるというか・・・
あれ、今の自分と症状一緒やないけ・・・とすごく辛くいや~な感じになります(^^;

う~ん、たぶん、来年の今頃は、自分が誰かわからなくなっているんだろうなぁ・・・(-_-)

というわけで、「皆様お世話になりました」と予め言っておきます。

そして今のうちに生きてる記録として精々ブログを一生懸命更新することにしますわ\(^o^)/


主演、そしてエグゼクティブ・プロデューサーが渡辺謙

意外にも映画としてはこれが初主演だったのだそうですね。
たまたま原作を読んで感動し、映画化に動いたということらしいです。

何に感動するんですかねぇ・・・こういうの
成功する、達成する、プロジェクトX型の感動じゃないのだけれど。

どんどん壊れていく、負けて行きますから・・・

ただねぇ・・・やりきった者にだけ、負ける、壊れていく美しさがあるのかなぁとも思ったりもします。
これが最初から壊れてる人だったら、まるで感動しないもんねぇ。

うーん、やばいなやばいぞ 


ほぼ日のHPで、当時、この映画に対する対談が掲載されていました

渡辺謙さんと糸井さんのメール対談
渡辺さんはアメリカ。たぶん「硫黄島からの手紙」の撮影されている頃だったのでしょう。奇しくも、それも負けの映画。そういえばあの「ラストサムライ」も負けの映画でしたね。

監督の堤幸彦さんと糸井さんとの対談
トリックとか、20世紀少年なんかを撮ってる監督さんです。
すべて順撮りで進めて、撮り進めながら謙さんと考え、映画を創っていったそうです。

そして奥様役を演じた樋口可南子さんと糸井さんとの対談
ご存知の通り樋口可南子さんのご本名は糸井可南子さんでして、樋口可南子さん半分、糸井可南子さん半分の対談。夫婦の感じも伝わってきて、おもろい夫婦対談になってました。

樋口さんって、若い頃は、結構色物というか激しい役を演じられてた印象が私には強く残ってるんですよ。さらに、我々写真に関わっちゃってたモノにとっては、ヘアヌードブームの先駆けとなった写真集by篠山紀信も強く記憶に残ってる。もちろん、ここ数年ではソフトバンクモバイルの「白戸家」の奥様役なども定着していて昔のイメージは全然無いんですけど、それでも私は昔の印象が拭い去れずにいて、正直言ってあまり好きな女優さんではなかったんです。でも、この対談ではいい夫婦な感じが垣間見えて、印象がだいぶ変わりました(^^)

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ラッシュアワー(1998年) [映画の話]

映画・・100円レンタル期間だったので借りちゃった。
そのうち見ようと思ってたけどもう見ちゃった。
ジャッキー・チェン 「ラッシュアワー(1998年)
刑事モノで相方の刑事にクリス・タッカー。

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ジャッキーのハリウッド進出第一作なんですね。
シリーズ化されていて、「3」まであるらしい?
「3」は真田広之と工藤夕貴が出てる。

コメディー&アクション。
安心して楽しく見ることができる、そんな映画でございま~す。

でも、もう映画はしばらく見ない・・・忙しいのだよ。

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月曜日のユカ(1964年日活) [映画の話]

またもや現実逃避。今度は日本の古い映画・・・

月曜日のユカ  主演・加賀まりこ。

誰とでも寝る女、ユカ。誰にでも体は開くがキスは許さない。男に喜んでもらうのが最大の喜び、幸せという・・・まぁなんだかよくわからない女の子なんですけど・・・まっ、なにはともあれ、加賀まりこのかわいさ爆走の映画っす。といっても、物語は結構シュールだったりしますが。

荷役会社の社長でユカのパトロンに加藤武、心から彼女を愛していて結婚したいと思っている恋人役が中尾彬、元パンパンの母親役を北林谷栄。加賀まりこは今しわくちゃにはなってはいるものの、加賀まりこのまま変わってないように思うんですが、中尾彬はわからないですねぇ。自分の記憶にある中尾彬は、今の中尾彬なんですが・・・。短期間で変わったのかなぁ~ 渡辺徹みたいに。

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ひまわり 忍野村内野

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恋と花火と観覧車(1997年 松竹) [映画の話]

さて、先週末、また現実逃避で映画を見てしまいました。
見るものにこと欠いて・・日本の三流映画を(>_<)
映画なんか見てないで、たくさん買っちゃった本読めばいいのに・・・(^^;

恋と花火と観覧車」 企画・脚本、秋元康。
妻に先立たれた中年男(長塚京三)が娘に急かされて結婚相談所に・・そこでの出会い。ヒロイン役は松嶋菜々子。長塚京三って80年代までは、あまり冴えない役(演技が冴えないんじゃなくて、冴えない役を演じてたって意味)が多かったんだけど、90年代になって、すっかり格好いい中年役にはまってしまいましたよね。サントリーだかなんだかのCMに出てからですかね。いろんな役ができる器用な役者さんじゃなくて、長塚京三はいつも長塚京三って感じなんですけど。

あと濃~い脇役として出演しているのが、生瀬勝久深浦加奈子。生瀬さんは・・・いつもの通りの役(笑)。深浦さんは、主人公と同じ結婚相談所に入会している保険外交員の役。彼女が一番深~い演技しているかな。長塚さんはボーっとしてても深い演技しているように見えるけど(笑)

深浦さんは2008年に亡くなってしまいました。当時、彼女は静岡県のローカルパチンコ屋「コンコルド」のCMにレギュラー出演していたんです。レギュラーといっても出演してたのは2作か3作。CMは物語風になっているんですが、内容はパチンコ屋とは無関係で軽~く意味不明(笑)

深浦さんは家出した息子の母親役なんです。その息子は「娯楽仮面コンコルド」になることを目指して家出しているんですね。そして正義の味方「コンケルド」と名乗って活躍??するんです。 武器はボタ餅を投げる。彼は性格に明るさが足りないんでコンコルドになれないんです。就職する気配もあったり、彼女も出来たりとかする。ま~ったく意味不明。 でね、深浦さんが亡くなった頃に流れていたCMが、妹「お母さん、病院どうだった」、母「手術だって・・・」、妹「こんなときに、おにいちゃん・・・」みたいな内容だったんですよ。そしたら訃報で、ずっと闘病しながら仕事続けられていたって話でびっくりした。・・もっと、もっと活躍して欲しかった女優さんでした・・・残念。

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映画 二百三高地(1980年 東映) [映画の話]

戦争映画ついでというわけではではないのですが、「二百三高地」をみました。

えっと、ご存知の方もいるかとは思いますが二百三高地の説明を簡単に。

日露戦争のお話です。
ロシアはその勢力を中国大陸に拡大しつつありました。このままだと勢力は朝鮮半島に達し、何れは日本本土もロシアの植民地・・・というピンチ。時の内閣総理大臣は伊藤博文。なんとか戦争を回避しようと考えますが、手立てが無く。日本はロシアと開戦します。

ロシア艦隊には勝利し、彼らを弱体化させることに成功はしたものの撃滅にはいたらず、彼らは旅順港に立て篭もります。遠く欧州からは最強のバルチック艦隊が日本を目指してやってくる。最強のバルチック艦隊に対抗するには日本海軍の全勢力を振り向ける必要があるのですが、旅順の艦隊を先に撃滅しないことには、日本海軍は挟み撃ちで全滅必至。ロシアもバルチック艦隊が到着するまで我慢の亀の子状態で旅順港の中に引っ込んで出てこない。

そこで陸軍に、陸から旅順を攻撃して海軍を助けよという命令が下ったわけです。しかし当時旅順にはロシアが誇る最新技術を駆使した史上最強の要塞が作られていたのです。普通に考えて・・・短期攻略は不可能、突撃すれば全滅は当たり前。

そんな難攻不落の旅順要塞を落とすことを使命として赴いたのが乃木大将率いる第三軍、この作戦のために民間から徴兵された者もたくさん含まれていました。

第三軍は要塞めがけて突撃を敢行するんですが、最新兵器の前に「ほぼ全滅」。弾薬なども不足しがちで、なかなか思うような攻撃もできない。そうしている間にもバルチック艦隊は日本に近づいてきます。もはや猶予はならない。

そこで陸軍は、敵艦の集結する旅順港が見下ろせる「二百三高地と日本軍が呼ぶ高台」にすべての攻撃を集中します。どうにかこうにか二百三高地を陥落させた第三軍は、そこに弾着観測所を設置 二百三高地越しに旅順港の敵艦を砲撃。この作戦は見事に成功し、旅順のロシア艦隊はほぼ全滅。一ヵ月後には旅順要塞も降伏。さらに第三軍は北上して奉天でも奮戦。また、旅順の陥落によって、後方の憂いが無くなった連合艦隊は、はるばるやってきたバルチック艦隊を見事に壊滅させたことはご存知の通り。

映画ではこのストーリーが、陸軍大将乃木希典と、この作戦のために徴兵されたトルストイを愛する金沢の高校教師の二人の目線によって描かれています。乃木大将はかなりの凡将として描かれており、二百三高地への攻撃方法指示も児玉源太郎が行ったということになっていて、ストーリーは司馬遼太郎の「坂の上の雲が基本になっているのかなぁと思います。(って「坂の上の雲」読んでないじゃねぇか・・)
凡将か名将か、いろいろ見方があるようで。

乃木希典=仲代達也、児玉源太郎=丹波哲郎(いつもの調子なんだけどカッコいいです)、
元金沢の高校教師=あおい輝彦、婚約者=夏目雅子。

その他、そうそうたるメンバー・・・
明治天皇=三船敏郎、伊藤博文=森繁久弥、閣僚は・・・役者としてもみな重鎮・・・みたいな。
あおい輝彦の部下で、旅順要塞に最初の日の丸を掲げる兵士=新沼謙治・・
そんな人も出てます。

当時、この映画の主題歌である、さだまさし「防人の詩」がヒット。
というよりも、人気絶頂だった「さだまさし」を使って、映画のほうを盛り上げようとしたというのが正しいでしょう。映画は二部構成になっていて、中入りが設定されているんです。映画館では休憩タイムですよね。その中入りに入る前にこの曲が流れて、テロップで歌詞がでかでかと映し出されるんです。「え~ッ、なんじゃこれ~!! 」って感じでびっくりしました。当時さだまさしがどれほどの人気者であったかが想像できる演出だといえるでしょう。今見ると大失敗(笑)

メルギブソンの「パトリオット」とは民間人が戦争に巻き込まれ多くの人が死んでいくという点では似てるんですが、パトリオットでは犠牲を払いながらも、最終的には「戦争に勝った万歳!!」、「あいつは悪いやつだった」で終わるのに対し、「二百三高地」ではより救いようが無い感じがします。誰が悪いのでもない・・・誰が勝ったわけでもない・・。満州はいま日本じゃないっていうことも、そう感じる理由のひとつかもしれないけどね。

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映画 パトリオット(2000年コロンビア映画) [映画の話]

サウスカロライナ州が舞台になっている映画を探して発見しました。

独立戦争を題材として映画で、史実ではないがモデルはいるという類のお話です。

主演はメル・ギブソン

彼が演じるのは、ゲリラ戦巧者の「ベンジャミン・マーティン」

このモデルになったのが、実際に独立戦争で活躍し、

英軍から「沼の狐」と呼ばれて恐れられた「フランシス・マリオン

たぶんサウスカロライナではかなりの英雄のはずで、
銅像はもちろん、ゆかりの地名や施設もあちこちにあるようです。

そのうち訪ねてみようかと思っています。

戦闘の場面が多く、残虐シーンが満載。こういうのってアメリカではやばいんじゃないのと思って見ましたが、根底を流れるのは家族愛だったり、人種や国を超えた友情だったり信頼だったり・・・って、やはりアメリカ映画(^^;

舞台は独立戦争ですが、「家族、地域、国を守るためには戦わなければならないのよ!!」って精神は今も同じでしょう。

独立戦争は今から二百数十年前の出来事、日本だと徳川幕府10代将軍、徳川 家治の時代です。

戦争の方法が興味深く。マジかい?! と思うくらいの戦いぶりでした(^^;

なかなかオモロイ。

まっ、いずれにしろ良くできたいい映画でした。

泣けるとこも十二分に入ってますし(^^)


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明日への遺言(2008年 アスミック・エース) [映画の話]

明日への遺言を見ました。

原作は大岡昇平の長編小説『ながい旅』

東海軍管区司令官の陸軍中将、岡田資は、名古屋大空襲の際に捕らえたB29の搭乗員をハーグ条約違反の戦争犯罪人として略式命令により斬首処刑。そして戦後この行為に対し、彼はB級戦犯として横浜法廷で裁かれ、絞首刑になりました。しかし、彼はその裁判の中で、アメリカ軍による無差別爆撃の非人道的行為の違法性を主張し、徹底的に戦ったのです。彼の高潔な人柄と態度は、敵側であったアメリカ軍裁判長と検事の心も次第に揺り動かし、最終的には米軍側も「名古屋空襲は無差別爆撃であり国際法違法である」との見解を得るに至るのです。

もちろんこれは史実にもとづいた話であり、岡田中将も実在の人物です。

主演は藤田まこと(映画としては本作が遺作)
ほとんどが法廷シーンという、たぶんとっても安上がりの映画なのですが、すっかり引き込まれて見てしまいました。名古屋出身でありながら、この事件、この裁判の話も知らなかったので、知識としてそれが得られた点でも○。

冒頭で、この物語の発端である名古屋空襲の話が出てきます。
名古屋への爆撃は計38回。そのうち最大規模だったのが名古屋城も炎上した5月14日の爆撃で、B29 486機による焼夷弾爆撃・・・・486機って・・・どんなけやん!!

東京で最大だった空襲で334機ということらしいので、その1.5倍です。

いつの空襲か詳しくは聞いていませんが、私の母親は当時名古屋東区に住んでおり、空襲で死にかけたらしいです。「(家族と別れて)元ちゃんは死んだとみんな思ってたけど、おばさんと一緒に逃げて無事だった」というような話・・・でも本人からは全然空襲の話は聞いてないんですよね。葬式のときの思い出話で初めて聞いた話。本人の人格形成にも影響するような凄い経験だったのだと思います。

まっ、そんなことも思い出しながら・・・

念のため・・・・(^^; アメリカの無差別爆撃を非難してはいますが、第二次世界大戦時の日本を正当しようとする意図がある映画ではありません。主題はあくまで、岡田中将の生き様です。自分の言動に責任を持ち、嘘をつかず、主張すべきは正々堂々と主張する。戦争の話、軍隊の話ではなく、今の時代にも通じるものが十分あると思います


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最後の忠臣蔵(2010年 角川) [映画の話]

ちょっと前になるんですが、
最後の忠臣蔵」・・・を見ました。

佐藤浩市 が、討ち入りの生き残りである赤穂浪士・寺坂吉右衛門役所広司 が、討ち入り前夜に逃亡したとされているが実は大石内蔵助の隠し子を守り育てていた瀬尾孫左衛門を演じます。

お二人とも、もう日本の誇る名優といってもいいんでしょうねぇ・・流石な演技。

育て上げた内蔵助のの娘に思いを寄せられ葛藤する「まござ」(孫左衛門)

娘、可音役には桜庭ななみ・・・清楚な感じでとてもよかったです。

嫁入りシーンは、いささか大げさな演出でしたが・・・なかなか感動モノでした。
でも、そのあたりで、ラストがなんとなく想像されちゃうのよね・・・「まござ」は武士でございました。

まござと、可音の面倒を十数年みていた「ゆう」さん・・安田成美だってことにキャストの名前見るまで気がつきませんでした(^^;  

あと、吉良上野介役が、5万回斬られた男-福本 清三(^^)。ひょっとして切られた5万回のうちで、一番身分の高い役だったんじゃないのかな?

監督の杉田成道 さん、「北の国から」シリーズの監督さんなんですね。
ちょい役(赤穂旧家臣)で田中邦衛が出てきます(^^)

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タグ:映画
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Ray/レイ(2004年 ユニバーサル) [映画の話]

映画「Ray/レイ」を見ました。
ソウルの神様、レイ・チャールズの伝記映画
彼が亡くなった2004年に公開。
 
レイチャールズはアトランタの出身、7歳で失明。ピアノを学ピアニストに。
シアトルに出て、クインシー・ジョーンズと出会うところから、映画のストーリーは始まります。
 
少年時代、失明する前、目の前でおぼれ死ぬ弟を助けることができず、その自責の念にずっと苦しむ・・・という設定。
 
人気が高まると同時に、クスリの量も増し、女性関係、人間関係、金銭問題・・・それらを絡ませながら、物語はクスリを絶つことに成功するところまで。
 
彼は、ジョージア州が行う黒人差別に反対し、ジョージア州でのコンサートをボイコット。それによってジョージア州はチャールズを追放。1979年4月24日、州議会は追放を撤廃し、代表作である『Georgia On My Mind (わが心のジョージア)』を州歌と定めます。それがラストシーンで描かれます。ちょっと感動的。
  
全編、音楽に溢れた映画で、その音楽も迫力があってGood.
良い映画でした♪
 
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タグ:映画 音楽
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乾いた花(1964年 松竹) [映画の話]

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原作:石原慎太郎、監督:篠田正浩
主演が池部良、そして加賀まりこ。

モノクロ映画です。

Wikipediaによると「2011年5月17日に英題"Pale Flower"としてDVDとブルーレイがクライテリオン・コレクションから全米発売」とあります。最近の話(^^;

確かに売ってます。
いったいどんな人が買うのでしょうかね(^^;

池部良、ヤクザなんですけど、ダンディーでニヒルな、ちょっと変わったヤクザ。
いわゆる健さん映画みたいなヤクザモノとはかなり違います。文芸作品というのでしょうか・・・。
ただちょっと難しくて・・・映画に入り込めませんでした(^^;;

検索してみたら、「しびれるような映画」という感想が・・・
凄く誉めてる(@_@)

東野英冶郎がヤクザの親分、佐々木功(宇宙戦艦や〜ま〜と〜♪のね)が若いチンピラ役・・・で出てます。


HDR1.jpg
Oconaluftee @Grate Smoky Mountains

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チャイナシンドローム(1979年コロムビア映画) [映画の話]

China Syndrome  ご存じの通り、原発事故を題材とした映画です。

当時、チャイナシンドロームという言葉は耳にしたんですが、映画は一度も見たことがありませんでした。

なので原発の事故が起こってから、ずっと見たいなぁと思っていたんですが、日本のiTunesでは配信が無く、結局、USAのiTunesからレンタルして見ました。なので、英語(T_T)   顔色見ながら何を言ってるか判断するという、そんな感じではありましたが、あらすじはあらかたわかっていたんで、ある程度理解はできました。

事故は、今FUKUSHIMAで起こっていることに比べるとかわいいもんですが・・・事故というより、きっかけとなった事故は未遂レベルなんですよね。事故を隠そうとする経営者側と、事故を防ぎたいと願う技師、真実を伝えようとするジャーナリストなんていう構図は、今の時代にも繋がる話です。


20110625-DSC06421.jpg
SONY α700   70-300mm  F4.5-5.6 G SSM
Blue Ridge Parkwayにて
全然記事の内容とは関係ありません・・・(^^;


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必殺!ブラウン館の怪物たち(1985年松竹) [映画の話]

今日は、あまり天気がよろしくないという予報だったので、
ごろ寝の1日・・・でも、雨降らなくて、いまごろ雷ゴーロゴロ。

で、気晴らしに映画を・・・時代劇は、必殺です。

1985年の映画版必殺。ベースは必殺仕事人Ⅴで、藤田まこと、鮎川いずみ、京本政樹、村上弘明、ひかル一平と言われれば懐かしいと思われる方も多いはず(^^)

なぜかひょうきん族系お笑いタレントが多数出演・・・沖田総司の明石家さんま、土方歳三の西川のりお、鶴瓶、高田純次、兵藤ゆき。
あとは、森田健作、中井喜恵、栢原芳恵、沖田浩之、塩沢とき、ケントギルバードなど・・・ナレーションはみのもんた。

バラエティー、パロディー盛り込みすぎ。
じつに下らない映画で、見る価値無しでした(爆)

失敗作だったらしいです(爆)




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映画 ソーシャルネットワーク(2010年コロンビア映画) [映画の話]

映画 ソーシャルネットワーク
ようやくiTunesで配信になったので、昨日見ました。

嫌な奴ですよね〜ザッカーバーグ(笑)

それにしても、FacebookとかSkypeとかって、ビジネスモデルがよく理解できないんですよね。なんであれで億万長者になっちゃうのかがわかんないの。あたしがアホなんですかね。起業能力0だな(-_-)


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あした晴れるか(1960年 日活) [映画の話]

ちょっと古い日本映画を見ました。
1960年10月26日公開の「あした晴れるか」です。
主演「石原裕次郎」、ヒロイン役は和製オードリー・ヘップバーンといわれていたらしい、「芦川いづみ」ー藤竜也の奥様でございますな。昔の女優さんもかわいいですよねぇ〜・・・ご存命で、今75歳くらいかな。さらには東野英治郎、西村晁の水戸黄門コンビもご出演。

さて、なんでそんなの見たのかというと・・・主役の裕次郎・・・カメラマンなんです。
まぁ理由はそれだけなんですけど(^^;

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面倒なんでアマゾン.comからあらすじ引用すると

「秋葉原のヤッチャバ(東京青果市場)につとめる三杉耕平(石原裕次郎)は、本職はカメラマンである。その耕平は、ある日、桜フィルムの宣伝部長から“東京探検”というテーマで仕事を依頼される。耕平の面倒をみる担当は、宣伝部員の矢巻みはる(芦川いづみ)。みはるは大変な才女で耕平にとっては大の苦手だった。その上バーの女給セツ子(中原早苗)も耕平を追いかけ廻しているので苦手が二人に増えたわけだ。さて、いよいよ耕平の本格的な仕事が始まった。深川の不動尊、佃島の渡船場、旧赤線地帯、野犬抑留場--みはるは一日中耕平の傍につきながら、彼の無心の仕事振りに惹かれていくのを感じた。ふとしたことから耕平はセツ子の父親と知り合う。彼は今は堅気の生活をしているが昔ヤクザで、六年前に彼が怪我をさせた“人斬り根津”という男に襲われるが、あわやという時に耕平が飛び込んで助ける。--ここ桜フィルムのギャラリーは満員だった。耕平の次々と発表する“東京探検”作品展は大人気を呼んでいた。大当りに気を良くした部長は、この次の企画は“アフリカ探検”だと意気揚々であった。」

です。

いい加減な作りですが(笑)、
      テンポがよく、キレのある映画で楽しかったです。

それに、いづみちゃん(笑)、いきなり「ブレッソンの決定的瞬間」「ユージンスミス」がどうたらこうたら、「ロバートフランク」がどうのこうのなどと連発します。もっとも物語のあらすじとは関係ないんですがね・・・。

さて、裕次郎の使っているカメラ・・・35mm一眼レフと、レンジファインダー機二眼レフが出てきます。メインカメラは35mm一眼レフ。これは小西六写真工業株式会社から、同社初の35mm一眼レフとして、1960年9月に発売されたコニカFSだと思われます。同時に発売された最高級機コニカFは、世界初の2000分の1秒フォーカルプレーンシャッター搭載機であり、世界初のシャッター速度/絞り連動露出計内蔵カメラでした。

クライアントの社名の設定が「桜フィルム」であることでもわかるとおり、小西六写真工業株式会社がこの映画の協賛。コニカFの発売が9月、映画の公開が10月。ある意味、コニカF、FSの宣伝も意識した映画だったのでしょう。いやぁ・・・この話はネットで検索しても全く出てこないんで、結構レアでマニアックなネタです(笑)。需要がないネタかも・・・(^^;

レンジファインダー機は、一眼レフと併用しています。片方に望遠レンズ、もう片方に標準レンズ・・みたいな使い方です。機種はキヤノン6T(1958年9月発売 ボディーのみで52,500円)です。6Tは底部トリガーによる1作動巻き上げ式なので特徴があるんですよ。ボディー底部が分厚いんです。裕次郎が底部トリガーで巻き上げているシーンも一瞬ですが見ることが出来ます。当時はこれが格好良かったのかもしれません。いやぁ・・・マニアック。

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キヤノン6T底部トリガーによる巻き上げシーン。

二眼レフはわかりませんでした。小さくしか写っておらず情報量少なすぎです。きっとミノルタオートコードかなにかでしょう。

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陽はまた昇る(2002年東映) [映画の話]

映画「陽はまた昇る」ってのを見ました。こんな映画あったんですね・・・知らなかった。
ビクターのVHS開発の実話を題材にした映画です。

VTR事業部の事業部長に就任した(させられた)技術畑のサラリーマン。リストラに対抗し、わずか3人の技術者で極秘プロジェクトを開始。夢に賭け、闘い続け、最終的にはビデオテープのデファクトスタンダードとなるVHSの開発・発売(1976年)に成功するまでのストーリーです。プロジェクトXでもやりましたね。まさにその映画版。

まぁ映画ですんで、いろいろ脚色もされ、事実と違う描き方がされている部分も多々あるのだと思います。そもそも西田敏行演じる主役の事業部長「加賀谷」は定年間近という設定ですが、本当のミスターVHS、高野さんは当時40台後半だったようですしね。でも物語としてみればかなり楽しめます。出演は西田敏行の他、ずっとふてくされたような顔をしていながら最後に大活躍する次長役に渡辺謙。加賀谷の奥様役に真野響子。ビクターの武田壮吉社長(実際VHS発売当時の社長は松下から送り込まれた松野幸吉)に夏八木勲、ソニーの寺山彰社長(実際には盛田昭夫さんに相当する役かなぁ)に江守徹。そして松下幸之助(なぜかこの人だけ実名です。別格なんですね)に仲代達矢など。社名は全て実名が使われています。最後は西田敏行の得意技「うるうる」で終わり(爆)


高野鎭雄さん、日本ビクター元副社長
1923年8月18日生まれ、浜松高等工業学校卒 昭和21年、日本光学工業(現ニコン)から日本ビクターに転職。 主に映写機やフィルムカメラの開発と製造販売を担当したのち、VTR事業部の事業部長に就任。「ミスターVHS」「VHSの父」と呼ばれる。1986年に副社長に就任。

「夢中でしたね。夢中ていうのは大変すばらしいことだと思う。それも神様が、私の周りにこんなにもすばらしい人たちをおいてくださったからです。ぜひ皆さんも、何でもいいから夢中になってください。」
高野さんの送別会での言葉だそうです。夢中になれる仕事ってないねぇ・・・自分に対してはともかく、そういう仕事を作ってあげなきゃいけないんだけれども(^^;

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New Orleans

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アイルトンセナ〜音速の彼方へ [映画の話]

iTunesで映画「アイルトンセナ〜音速の彼方へ」を見ました。
2010年公開のアメリカ映画。

プロストとの確執や、あの事故の直前の様子などを改めて認識することが出来ます。

映像も懐かしい・・・。もちろん映画には登場しませんが古舘の実況が頭の中で蘇ってきます。
怨束の気孔師・・・怪しすぎるだろ・・・音速の貴公子!!

やっぱりヨーロピアンのロードタイプのサーキットのほうが、どう考えても面白いですよね。
NASCARのオーバルコースってのはなんなんだかねぇ。馬や人間ならそれでもいいんだけどさ。


ところでiTunesの映画、レンタル期間は一ヶ月なんですが、一旦見始めるとその後は48時間しか見られないんですよね。期限が来るとiTunesの中から消えちゃいます(T_T)。基本的に「一回見るだけ」という設定なんでしょう。それにしちゃ、レンタル価格高いなぁ・・・と思わないではありません。

視聴期限の設定ってのはいわゆる「DRM」ってやつで設定されています。もちろんこれは、時間制限のほかに、再生回数とか、ファイルコピー制限とか、録画制限とか多くのタイプの保護が可能です。これが無いと、無制限にコピーが出来て、違法な複製品が氾濫して、正規の権利を持つ者が不利益を蒙るからなんですね。アナルグ時代はコピーすればするほど品質が劣化したんですが、デジタルの場合コピーされたものも品質は全く同じ。だから有料でデジタル配信されるコンテンツにはDRMである程度の制限をかけてあるものが多い。

てな仕組みになってはいるんですが、実際には・・・・簡単にコピーして無期限再生出来ちゃうというのが実態です(^^; でも、たぶん自分が購入したものをコピーして無期限再生出来ちゃうようにするそのこと自体は違法でもなんでもないはずなんです。ただ、もしかしたらiTunesの契約書にDRM解除しちゃいかんとか、コピーしちゃいかんとか書いてあるかもしれないんで(全然読んでません)、もしそうだとしたら、契約違反にはなりますけどね。もちろん、そういでなくても、それを人に配布したり、売ったりするのはまずい。

あたくしは、「M4V Converter Plus for Mac」を使っております。これはDRMを解除するのではなく、M4VファイルをDRMが使われていないmovファイルに変換するものです。なので画質は若干低下します。ダウンロードで$49でした。日本語のサイトでは6000円とかしていたので、ドルのほうが安いです。海外サイトで買っても日本語表示はされるので全く支障なし。ビミョーな商品なので、おおっぴらにお勧めするようなものではないですが、必要であればお試し下さい・・・ということで。

現実逃避シリーズ・・・パートいくつだっけ? [映画の話]

ロードオブ・ザ・リングが思いっきり期待はずれだったので、反動で「スケバン刑事」を見てしまいました(爆)・・・・なんで反動でこうなるんだか意味不明ですが、荒唐無稽な おバカな活劇としてはこっちのほうが私は楽しめます(低レベルな人間なものですから)。

「スケバン刑事」ってTVでやってたときは知ってましたが、映画もあったんですね。

スケバン刑事(1985年) 
スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説(1985-1986年) 
スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇(1986-1987年) 

で、1987年に、II の後日談的な位置づけの映画版、1988年に同様にIIIの映画版。

今回見たのはこの2本 ←2本もかい!!
時間も1時間半とロードオブザリングの約半分。2本で1本分!!

TV版は実は見たことがありません。それでもその時代を過ごした人間の常識として、初代麻宮サキが斉藤由貴、2代目が南野陽子、3代目が浅香唯・・ということまでは知ってます。もちろん、ヨーヨー投げるってのも・・・ 

知識はその程度(^^;

それを今になってなんで見るんだ・・・って、
そこはまぁ昭和時代を振返るって位置づけで・・(^^;  

それと、先日、南野陽子結婚っていうニュースを、ちらりとwebの片隅で見たのも、気持ちをちょっと後押ししました。


スケバン刑事(1987年 東映・フジテレビ)
 このシリーズから3人組になったってことを始めて知りました。他の二人は吉沢秋絵相楽ハル子。映画の中では3代目の浅香唯も登場します。最後には中村由真、大西結花も。

 吉沢秋絵ってオニャンコクラブのなかでのスケバン刑事のオーディションで選らばれたんですってね。本当は2代目麻宮サキ役の予定だったんだそうで。相楽ハル子もこれがほぼデビュー作に近い感じ? 
 
 死んじゃう男性生徒役には、
  坂上忍、杉本哲太・・・若い
  ・・・けど老けてる・・・40代に見える(爆)

 敵の大将・・・伊布雅刀。

 最後の戦闘に向かうシーン、陸に上がってウエットスーツをサクッと脱いで、全員セーラー服(それが戦闘服なんですね)姿で、横一線に並んで歩くんですが、まるで大江戸捜査網。パカッと開いて旭日章(桜の代紋)が出るヨーヨー(水戸黄門+銭形平次)といい、かなり時代劇影響大かも


スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲(1988年 東映・フジテレビ)
 こっちのほうは3人組みだってことは当時から知ってました(^^)。 三代目麻宮サキは浅香唯。 そして、大西結花中村由真。斉藤、南野が、TV版スケバン刑事がデビュー作なのに対して、彼女の場合は、デビュー後1年以上、売れない時代があっての採用。 僅かな記憶ですが、デビュー直後くらいにカメラ雑誌CAPAのグラビアに写真が載っていたことがあって、「こりゃまたかわいい子だな」と思ったことを覚えています。とくに話題になることもなく、しばらく経って・・・スケバン刑事だって・・・(^^; その後アイドルへの階段を一気に駆け上がったのはご存知の通り。

 先輩二人の場合、役柄が基本的にタレント本人のキャラと正反対で、啖呵の台詞もたどたどしく、いかにも無理して頑張っちゃってます風だった(そのあたりがまた人気の要素だったのかもと想像)のに対して、彼女の場合、役柄にすっかりハマってる感じで、勢いがあります。目力も先輩2人より強力なんじゃないですかね。

ちょっとwebで調べたところでは、映画はTV版とはかなり設定に相違があるようです。
どうも・・・風間三姉妹弱すぎ・・・らしい。

そういや映画では、忍者であるはずの荻原流行が学生刑事というショボイ敵に簡単に殺されちゃうし、由真はすぐにつかまっちゃって、終始縛られっぱなしだし。

そもそもタイトルと違って風間三姉妹、全然逆襲してねぇし・・・。


さて、その後のスケバン達を、追って見ました・・・(爆)。

斉藤由貴さん、南野陽子さん、って、脱アイドル以降、それほど目だってた記憶がないんですけど、改めて調べて見ると、割とコンスタントに仕事をされているんですね。芸能人としては成功したうちに入るんじゃないのかな。

吉沢秋絵 
 1991年に引退 早っ!!
 結婚されて現在は海外在住なのだそうです。

相楽ハル子
 アメリカ人男性と結婚 現在は海外在住。
 実は私、彼女がモデルの「MOTHERS」ていう写真集持ってるんです。
 彼女の写真だから買ったってわけでもないんですけど、なんとなく。

浅香唯
 1994年に休業。ちょうどそのとき 荒木経惟撮影の写真集が出るということで話題になりました。緊縛かヘアヌードかってことでずいぶん騒がれましたが、出たのは普通の写真集。写真集のタイトルが「FAKE LOVE」って・・・まさにFAKEだった(笑)。 脱がせ屋高須と、天才アラーキーをもってして脱がせられなかった・・・らしいっすね。

1997年8月活動再開。最近バラエティーとかで時々見かけます(と言っても、1年以上日本のTV番組見て無いので、それ以前って話ですが)。40過ぎてると思うんですが、相変わらず「かわいい」という表現が使えちゃうくらい、変わらん感じですね。

中村由真
 バツイチの後、アメリカで出来ちゃった再婚。アメリカ在住。なぜか多い海外在住組。芸能界引退したってわけではなさそう。
  
大西結花
 所属事務所倒産、借金返済ヌードとかで話題になったっけ。
 斉藤、南野に比べれば出演作ははるかに少ないですが、女優を続けているんですね。

てなわけで、まとめると
 40歳芸能関係仕事継続率 71% (引退1、休業中1)
 海外在住率       43%
 ヌード写真集出版率  43% (たぶん)

そういえば、2006年に松浦あやも、スケバン刑事やってるんですよね。
あややの、ヌード写真集出版率 43%ってことで(爆) 
   ↑ これだけ書いてオチがこれか!!

でも、麻宮サキ役は誰も脱いでないんですよね。
   じゃぁ、おおにしけんじ君のヌードで我慢!!

それにしても麻宮サキが三代とも、40才を超えてそこそこ当時の雰囲気を保ったまま活躍されているというのは立派です。
めでたしめでたし・・・何が??

ああ、昭和のアイドルに思いをはせる今日この頃
        現実逃避も極まった感有(T_T)

ロードオブザリング [映画の話]

現実逃避映画鑑賞

ロード・オブ・ザ・リング
って名前をよく聞ていたんで、
どんな映画なんだろうと思って見てみました。

そしたら・・・とんでもない糞映画でした。

信じられないほどつまらない(爆) 

しかも長い(3時間くらい)、


でもって3時間も見させておいて、
最後に何の区切りもつかずに「つづく・・・」で終わる。

一体何なんだこれは


たぶん、私が物語の世界に入り込めなかったんでしょう。

クワイエットルームにようこそ(2007年) [映画の話]

古い映画ばっかり見てたんで、ちょっと毛色を変えて、「クワイエットルームにようこそ(2007年)」ってのを。
全然予備知識無しの状態で適当に選択。
女子専用の精神病院の閉鎖病棟を舞台にした映画です。

松尾スズキ原作、監督。
原作は芥川賞候補にもなったそうです。

松尾スズキさんってのは、最近、結構有名なんですかね。
全然知らなくって・・・いろいろ知らないなぁ〜俺。

主演は、内田有紀
あと、宮藤官九郎、蒼井優、大竹しのぶ、りょう・・・などなど。

いやぁ・・・なかなか面白かった。
内田有紀さんて、良い女優さんになってますねぇ〜
アイドルとしてデビューした当時はそこそこ売れたんでしょうが、私には2流アイドル的なイメージでしか記憶に残ってませんでいsた。
もっとも女優としてみたのは、「北の国から2002遺言」くらいで、そのときも、あら?意外とちゃんとした女優さんなのだって思いましたけど。一時つかこうへん劇団に入ったのと、結婚、離婚を経て、人生色々で成長もしたんですかね・・・な〜んて、普通のことを言ってみたりする(笑)

この映画では、まさに人生色々を背負っちゃって、かつ自分の潜在意識を自分でも解ってない人の役なんで、まさにピタリとはまった感じですな。

野性の証明(1978年角川映画) [映画の話]

先日見た「人間の証明」に引き続き、今回は「野性の証明(1978年)」を・・・・

覚えていたのは、キャッチコピーの
男はタフで なければ生きていけない。やさしくなければ生きていく資格がない。
と町田義人が歌った主題歌
 ♪男は誰も皆、無口な兵士。笑って死ねる人生それさえあればいい。

そして薬師丸ひろ子のデビュー作であった・・・ということくらい。

あらすじ含め、あとはほとんど憶からぶっ飛んでいました。情けないことです。TV版の林隆三と浅茅陽子は僅かに記憶に残っていたものの、高倉健の味沢岳史はまったく覚えていないんですよね・・・うーん、見てないのかも・・・と思うのですが、ただ、映画の中で覚えているようなシーンもあるんですよね〜。

これも原作は「人間の証明」と同じく森村誠一。映画化にあたり、かなりストーリーは変えられているそうです。これも「人間の証明」と同じ。どちらも原作を読んだことがないので、ぜひ読んでみたいと思います。そういえば当時、角川映画のキャッチコピーに「読んでから見るか、見てから読むか」ってのがありましたっけ。見てから、何十年も経って、忘れてからもう一回見て、忘れないうちに読むか・・・と、3度楽しめそうです。

さて主役である味沢岳史を演じる高倉健、1931年(昭和6年)生まれということなので、当時は40代後半。1975年頃まではヤクザ映画への出演がほとんどでしたから、堅気の役ををやりはじめて数作品目ってことになりますね。か本作品にも、元上官で最後に対決することになる皆川役の松方弘樹、そのまんまヤクザ役の梅宮辰夫など、ヤクザ映画時代に一緒に出ていた役者が出演しています。

健さんももう80歳。ここ数年お姿を拝見することが無かったのですが、ウェブでは「もしかすると活動を再開するのでは?」という噂もあるようです。

長井頼子役の薬師丸ひろ子。当時この映画では彼女が一番の話題だったと思います。確かオーディションで選ばれたんでしたよね。今、改めて見てみれば・・・「ああ、大人の目線からみればかわいいかな・・」とは感じます。が・・・あまり好きなタイプではなかったので、当時も話題に乗れませんでした(笑)。個性が結構強いタイプに見えたので、「あまりいろいろな役をやれる女優さんにはなれないだろうなぁ〜、そんなに長くは活躍しないだろう。」なんて感じていた記憶があります。しゃべり方もちょっと変だったし(笑)。一時、安全地帯に入ったりして(笑)、見かけなくなったこともありましたけど、最近もご活躍ですよね〜。なかなか良いキャラクターだななんて思っております。


五番町夕霧楼(1980年松竹) [映画の話]

若干、痛みが和らいだかなぁというところ。
本日もちょいと買い物に出たくらいで安静にしておりました・・・でもって映画鑑賞。

松坂慶子版の五番町夕霧楼。これもねぇ、鬼龍院花子と同じく、題名だけ知ってる映画でした。

この手の映画は、女優の濡れ場だけが話題になる風潮が当時はありまして・・・そういう記憶しかないんだよねぇ・・・。実際に見てみるとテーマは至って真面目。五番町夕霧楼は、超がつくほどの純愛映画でした。

最後、金閣寺・・・映画の中では金閣とは言ってなかったですが・・・に奥田瑛二が放火するシーンには、事前知識がなかったので驚きました。寺の坊主が金閣寺に放火するというのは、そういう事件が実際にあったようです。

松坂慶子はちょうどこの頃が絶頂期だったかも。結婚されてから一時期、表舞台から姿を消した時期もありましたが、最近はまた映画にTVもバラエティーにCMにとかなりの活躍ですよね。ちょっと太ったいまの松坂おばさんも、なかなか可愛げがあっていいかな。


鬼龍院花子の生涯(1982年東映) [映画の話]

懐かしの日本映画シリーズ・・・
というか、私が当時見逃しちゃったり、見たけど忘れちゃったりした映画の確認みたいなことになっちゃってますけど・・・現実逃避かも・・・・
で、今回見たのは「鬼龍院花子の生涯」。

夏目雅子のヌードシーンが話題になったことは記憶にありますが、実際に映画はみていませんでした。なので、鬼龍院花子役が夏目雅子なんだと思っていました。実際はそうではなくて、四国の侠客、鬼龍院政五郎こと鬼政の実子、花子の生涯を、夏目雅子演じる鬼政の養子、松恵の視点で描いたのが、「鬼龍院花子の生涯」なんですね。

映画は宮尾登美子の原作にかなり手を加えて短くしているので、映画では「鬼龍院花子の生涯」というよりも、鬼政と松恵の生き様が主に描かれています。あくまでも筋を通す生き方。

いやぁ・・・これは良い映画ですわ。仲代達矢・・・あれだけの存在感で凄みのある役を演じられる役者は、最近いないような気がしますね。昨年TVで「鬼龍院花子の生涯」をやったんだそうですが、鬼政が高橋英樹、松恵は観月ありさだったとか。還暦を過ぎた役者に鬼政を演じさせなければいけないなんて、日本の役者も層が薄くなったものです。

ところで、この鬼政、四国の興行界を握った実在の人物がモデルらしいです。本名は森田良吉。実際は「鬼龍院政五郎」ではなく「鬼頭良之助」と名乗ったとのこと。う〜ん、ちょっと親近感を感じます。山口組初代組長の山口春吉とは兄弟分。

人間の証明(角川映画1977年) [映画の話]

寝ていたら多少は体が良くなるかもと思い、本日は安静に・・・

人間の証明(角川映画1977)をみてしまいました。
私が中学生、高校生くらいのときかな、角川映画ってのが飛ぶ鳥を落とす勢いで、本も売れて、映画も流行って、TVドラマ化もされて、主題歌も売れて、女優も売れた・・・という。

「人間の証明」はその代表作のひとつ。森村誠一が、映画化を前提に角川春樹から依頼されて執筆したものだということですが、大ヒットしましたねぇ・・・。

でも、ほとんど内容を忘れてしまっていました。覚えていたのは「ストーハー」というdying messageと、「おかあさん、ぼくのあの帽子どうしたでしょうね・・・」という西条八十の詩、そして大ヒットしたジョー山中の「人間の証明のテーマ」だけ。

松田優作が刑事役だったとか、冒頭で殺されるジョニーヘイワード役がジョー山中だったってことも記憶にありませんでした。映画を見始めて、いきなりもう、「あれ〜ジョー山中じゃん!!」って驚いたりして(^^;

麦わら帽子に想いを込め、母を求めて日本に来たジョニーヘイワード自身が「おかあさん、あなたは覚えてますか、あなたが買ってくれた古い麦わら帽子、僕はその帽子を霧の峡谷に飛ばして無くしてしまった・・・ 」という西条八十の詩を英訳したテーマ曲を歌ってたってた・・・ってことに今頃気がついたってことです。

もしかしたら映画版のほうはきちんと見てなかったのかもしれないなぁ・・・
見たのは翌年のTV版のほうだけだったかも(^^;
でもちょっと記憶にあるシーンもあるんだよなぁ・・・
     人間の記憶というのはかくも曖昧なモノです。

見終わっての感想ですが、「人間の証明」という重いタイトルと、内容が一致しないなぁということが一番かな。このあたりが、映画の内容を忘れてしまっていた原因の一つになっているような気がするんですよ。Wikipediaによると原作とラストが違っているということなので、そのせいもあるかもしれませんが、意味深なタイトルはひとまず忘れて娯楽作品として見るのがとりあえずは○でしょう。

角川春樹や深作欣二、原作の森村誠一などもカメオ出演。小川宏ショーが登場したり、フジテレビの露木さんが本人役で登場するところも懐かしく、楽しめました。

さらにもうひとつ・・・重要な地名として登場する霧積は実在の場所ですけど、ロケ地には白馬村とか小谷村も使われていました。これが私にとってはまた懐かしい。ジョニーヘイワードが子供だった頃の回想シーンのロケ地は栂池自然園。よくみたら、DVDのパッケージの写真が栂池自然園でした(^^;。ラストシーンのダイヤモンド三角山のみられるロケ地は、私は行ったことがありませんが、小谷村の紙すき牧場というところのようです。

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栂池自然園

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さよなら銀河鉄道999 [映画の話]

銀河鉄道999・・・引き続き、続編の「さよなら銀河鉄道999(1981年)」なるものも見てしまいました。タイトルからして、二匹目のドジョウ・・・と言う感じで、安易さが露呈しています(笑)。設定も無理矢理感たっぷり。やはり一作目に比べると興行成績もいまいちだったようです。

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999はSFアニメと言っていいと思うのですが、SF映画として同時期に公開されたのが、SF映画の金字塔「スターウォーズ」です。第一作目の公開が1977年。2作目「帝国の逆襲」が1980年、「ジェダイの復讐」が1983年。

さよなら銀河鉄道999には、鉄郎の敵役の一人として機械化人・黒騎士ファウストという人物が登場します。これが、スターウォーズのダース・ベイダーによく似ているのです。Wikipediaには、デザインに関してはやはりダース・ベイダーを参考にしたというエピソードが書かれていました。で、さらにこの黒騎士ファウストが鉄郎の父であったと設定も、スターウォーズと全く一緒なのです。スターウォーズでその秘密が明かされた「帝国の逆襲」の公開が1980年5月公開、「さよなら・・・」の公開が1981年8月1日とすると、それもパクッたのかどうかは微妙なところでしょう。Wikipediaには「偶然」と書いてありましたが。

スターウォーズの成功の一つはあのライトセーバーを考えついたことですよね〜。それによって人と人との一対一の対決というのが生きてきます。父と子の対決に、子が父を乗り越えるという意味を持たせることが出来ているんですよね〜。もちろん、あれは日本の「サムライ」映画を参考にして考えられたモノです。999では武器が銃なので、同じテーマを語ろうとはしているようですが、そのあたりがちょっと残念なことになっていました。



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銀河鉄道999 [映画の話]

銀河鉄道999をiTunesでレンタルして見ました。

1978年の映画です。いやぁもう30年以上前の映画なんですね。
あまりの年月の経ち様に狼狽えてしまいます。

な〜んて書きましたが、あたくし実は「銀河鉄道999」を見たことがなかったんです。私は1963年生まれなので、そこそこ「その世代」なんですけど、見たことが一度もない。

もちろんタイトルはよく承知しておりまして、原作が松本零士だということもよく知っておりまして、鉄郎の顔も、メーテルの顔も知っておりまして、ゴダイゴの歌も歌えるんですが、映画は見たこと無く、あらすじも知らない・・・(^^;

私、小学生の頃、もうアニメや子供向けの番組を見るのは止めようと決めた記憶があるんです。実際にウルトラマンはタロウ、仮面ライダーはV3までしか記憶がありません。そもそもマンガの雑誌も買ったことがなかったくらいだったんで、その手の番組から離脱することになんの抵抗感も無かったのでしょう。今調べてみると、このふたつの番組が終わったのが1974年の春。要するに私には1974年以降の、子供向け番組、アニメの記憶がまるで無いわけです。宇宙戦艦ヤマトもTV放送が1974年、映画が1977年。TVでの映画放映で見た記憶はなんとなくあるけれど、きっとリアルタイムでは見てない気がする。

我々世代だと、ガンダムってのが人気あったりするんですよ。
でも機動戦士ガンダムが始まったのは1979年・・・だからあたしは知らない。

実際には大学時代だけアニメをまた見たんで、ドクタースランプとか、うる星やつらとか、北斗の拳とか、みゆき、タッチなんかは実はリアルタイムで見てます。ルパン3世はパート3でした。で、そのアトはまた知らない。

話を「999」に戻します・・・冒頭から・・・なんとまぁ、ジェットストリーム(城逹也)。しょ・・・昭和だ・・・

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ありし日の急行「銀河」

1970年代のアニメってこんなんだったっけ・・・と思っちゃいますよね。いかにも古めかしい絵で・・・アニメーションの動きも・・・手書きっぽさというか、なんというのか。今はCGで描くんでしょうから、まさに隔世の感。

30年の年月は確かに経っているな・・・と実感。

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チェ・ゲバラ [映画の話]

ガソリンの価格が$3/Gに近づいてきました。
中東がきな臭い雰囲気になっているのが影響しているのでしょうかね。
もっとも先月出かけたシカゴでは、確か$3.5/Gを超えていたように思ったので、それに比べれば当地はかなりマシな方です。

そのエジプト争乱、デモの呼びかけなどの情報伝達に、FacebookやTwitterが大きな役割を果たしたとか。日本では普及がイマイチのFacebookですが、今映画で話題になっていることもあるし、なんやかんやで話題を集めて今年は日本でも一気にブレイクするでしょう。アメリカでは企業でも個人でもFacebookは当たり前・・・の世界になっている感じです。世界で6億人が登録しているんだそうですね・・って書いているウチに7億人になっているかも。

今回はFacebookやTwitterで正しい情報が伝わったのかもしれませんが、意図的に歪んだ情報も流せるわけですよね。世論を誘導するための研究も今後されるのでしょう。う〜ん、どんな時代になっていくのでしょうか。

最近、iTunesでチェ・ゲバラの映画を2本レンタルして見ました。
「チェ28歳の革命」と「チェ39歳別れの手紙」

革命家「チェ・ゲバラ」を出来るだけ事実を忠実に描こうとした作品です(たぶん)。実のところ、キューバ革命で活躍した「チェ・ゲバラ」として名前は知っていたんですが、実際どういう人だったのかをよく知らなかったんです。しかしまぁキューバも近いことですし、ちょっと知っておきたいなと思ったのが映画を見た動機でした。

映画としては・・・面白いものではありません。「チェ28歳の革命」のほうは、革命が成功して終わるのでまだマシですが、「チェ39歳別れの手紙」はゲリラ部隊が壊滅に向かっていく話なので終始重苦しさ、やるせなさが漂います。
 「チェ・ゲバラ」はいまだにカリスマ的な人気があって、中半神格化されている地域もあるほどなんですよね。もちろん反米のシンボルとしての意味合いは解りますが、この2本の映画を見ただけでは、なぜそこまでの人気があるのか腑に落ちるまではいきませんでした。

キューバ革命では確かに英雄でしたが、「チェ39歳別れの手紙」で描かれているボリビアの戦闘は、市民の協力も得られず、どう考えても負け戦という状況に追い込まれているにもかかわらず。自分独自の理想を追求するあまり仲間を道連れに破滅に向かって突き進んでいるようにしか見えなかったですね。当時FacebookやTwitterがあれば、状況も把握でき、もっと世論を動かして戦局を打破することができたのかもしれませんが。

 ゲバラは写真撮影の趣味があって、ニコンSを愛用していたこともあるようです。映画の中でもカメラを触っている場面が少し出てきました。機種は確かめませんでしたが・・・ニコンは友人に譲って、最後はキエフを持っていたようなので、それだったかかも。

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BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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