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映画「明日の記憶」(2006年東映) [映画の話]

映画 「明日の記憶」を見ました。

若年性アルツハイマー症に侵された49歳の広告代理店の部長が、妻とともに病と向きあう姿を描いた作品です。

見始めたとき・・・「ああ、やっぱり見るのを止めようかな」と思ってしまいました(^^;
一見して「救い」はないんですよ、症状はどんどん進んでいくだけですから。

身に詰まされるというか・・・
あれ、今の自分と症状一緒やないけ・・・とすごく辛くいや~な感じになります(^^;

う~ん、たぶん、来年の今頃は、自分が誰かわからなくなっているんだろうなぁ・・・(-_-)

というわけで、「皆様お世話になりました」と予め言っておきます。

そして今のうちに生きてる記録として精々ブログを一生懸命更新することにしますわ\(^o^)/


主演、そしてエグゼクティブ・プロデューサーが渡辺謙

意外にも映画としてはこれが初主演だったのだそうですね。
たまたま原作を読んで感動し、映画化に動いたということらしいです。

何に感動するんですかねぇ・・・こういうの
成功する、達成する、プロジェクトX型の感動じゃないのだけれど。

どんどん壊れていく、負けて行きますから・・・

ただねぇ・・・やりきった者にだけ、負ける、壊れていく美しさがあるのかなぁとも思ったりもします。
これが最初から壊れてる人だったら、まるで感動しないもんねぇ。

うーん、やばいなやばいぞ 


ほぼ日のHPで、当時、この映画に対する対談が掲載されていました

渡辺謙さんと糸井さんのメール対談
渡辺さんはアメリカ。たぶん「硫黄島からの手紙」の撮影されている頃だったのでしょう。奇しくも、それも負けの映画。そういえばあの「ラストサムライ」も負けの映画でしたね。

監督の堤幸彦さんと糸井さんとの対談
トリックとか、20世紀少年なんかを撮ってる監督さんです。
すべて順撮りで進めて、撮り進めながら謙さんと考え、映画を創っていったそうです。

そして奥様役を演じた樋口可南子さんと糸井さんとの対談
ご存知の通り樋口可南子さんのご本名は糸井可南子さんでして、樋口可南子さん半分、糸井可南子さん半分の対談。夫婦の感じも伝わってきて、おもろい夫婦対談になってました。

樋口さんって、若い頃は、結構色物というか激しい役を演じられてた印象が私には強く残ってるんですよ。さらに、我々写真に関わっちゃってたモノにとっては、ヘアヌードブームの先駆けとなった写真集by篠山紀信も強く記憶に残ってる。もちろん、ここ数年ではソフトバンクモバイルの「白戸家」の奥様役なども定着していて昔のイメージは全然無いんですけど、それでも私は昔の印象が拭い去れずにいて、正直言ってあまり好きな女優さんではなかったんです。でも、この対談ではいい夫婦な感じが垣間見えて、印象がだいぶ変わりました(^^)

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BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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