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人間の証明(角川映画1977年) [映画の話]

寝ていたら多少は体が良くなるかもと思い、本日は安静に・・・

人間の証明(角川映画1977)をみてしまいました。
私が中学生、高校生くらいのときかな、角川映画ってのが飛ぶ鳥を落とす勢いで、本も売れて、映画も流行って、TVドラマ化もされて、主題歌も売れて、女優も売れた・・・という。

「人間の証明」はその代表作のひとつ。森村誠一が、映画化を前提に角川春樹から依頼されて執筆したものだということですが、大ヒットしましたねぇ・・・。

でも、ほとんど内容を忘れてしまっていました。覚えていたのは「ストーハー」というdying messageと、「おかあさん、ぼくのあの帽子どうしたでしょうね・・・」という西条八十の詩、そして大ヒットしたジョー山中の「人間の証明のテーマ」だけ。

松田優作が刑事役だったとか、冒頭で殺されるジョニーヘイワード役がジョー山中だったってことも記憶にありませんでした。映画を見始めて、いきなりもう、「あれ〜ジョー山中じゃん!!」って驚いたりして(^^;

麦わら帽子に想いを込め、母を求めて日本に来たジョニーヘイワード自身が「おかあさん、あなたは覚えてますか、あなたが買ってくれた古い麦わら帽子、僕はその帽子を霧の峡谷に飛ばして無くしてしまった・・・ 」という西条八十の詩を英訳したテーマ曲を歌ってたってた・・・ってことに今頃気がついたってことです。

もしかしたら映画版のほうはきちんと見てなかったのかもしれないなぁ・・・
見たのは翌年のTV版のほうだけだったかも(^^;
でもちょっと記憶にあるシーンもあるんだよなぁ・・・
     人間の記憶というのはかくも曖昧なモノです。

見終わっての感想ですが、「人間の証明」という重いタイトルと、内容が一致しないなぁということが一番かな。このあたりが、映画の内容を忘れてしまっていた原因の一つになっているような気がするんですよ。Wikipediaによると原作とラストが違っているということなので、そのせいもあるかもしれませんが、意味深なタイトルはひとまず忘れて娯楽作品として見るのがとりあえずは○でしょう。

角川春樹や深作欣二、原作の森村誠一などもカメオ出演。小川宏ショーが登場したり、フジテレビの露木さんが本人役で登場するところも懐かしく、楽しめました。

さらにもうひとつ・・・重要な地名として登場する霧積は実在の場所ですけど、ロケ地には白馬村とか小谷村も使われていました。これが私にとってはまた懐かしい。ジョニーヘイワードが子供だった頃の回想シーンのロケ地は栂池自然園。よくみたら、DVDのパッケージの写真が栂池自然園でした(^^;。ラストシーンのダイヤモンド三角山のみられるロケ地は、私は行ったことがありませんが、小谷村の紙すき牧場というところのようです。

tugaike.jpg
栂池自然園

タグ:映画
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