SSブログ

チェ・ゲバラ [映画の話]

ガソリンの価格が$3/Gに近づいてきました。
中東がきな臭い雰囲気になっているのが影響しているのでしょうかね。
もっとも先月出かけたシカゴでは、確か$3.5/Gを超えていたように思ったので、それに比べれば当地はかなりマシな方です。

そのエジプト争乱、デモの呼びかけなどの情報伝達に、FacebookやTwitterが大きな役割を果たしたとか。日本では普及がイマイチのFacebookですが、今映画で話題になっていることもあるし、なんやかんやで話題を集めて今年は日本でも一気にブレイクするでしょう。アメリカでは企業でも個人でもFacebookは当たり前・・・の世界になっている感じです。世界で6億人が登録しているんだそうですね・・って書いているウチに7億人になっているかも。

今回はFacebookやTwitterで正しい情報が伝わったのかもしれませんが、意図的に歪んだ情報も流せるわけですよね。世論を誘導するための研究も今後されるのでしょう。う〜ん、どんな時代になっていくのでしょうか。

最近、iTunesでチェ・ゲバラの映画を2本レンタルして見ました。
「チェ28歳の革命」と「チェ39歳別れの手紙」

革命家「チェ・ゲバラ」を出来るだけ事実を忠実に描こうとした作品です(たぶん)。実のところ、キューバ革命で活躍した「チェ・ゲバラ」として名前は知っていたんですが、実際どういう人だったのかをよく知らなかったんです。しかしまぁキューバも近いことですし、ちょっと知っておきたいなと思ったのが映画を見た動機でした。

映画としては・・・面白いものではありません。「チェ28歳の革命」のほうは、革命が成功して終わるのでまだマシですが、「チェ39歳別れの手紙」はゲリラ部隊が壊滅に向かっていく話なので終始重苦しさ、やるせなさが漂います。
 「チェ・ゲバラ」はいまだにカリスマ的な人気があって、中半神格化されている地域もあるほどなんですよね。もちろん反米のシンボルとしての意味合いは解りますが、この2本の映画を見ただけでは、なぜそこまでの人気があるのか腑に落ちるまではいきませんでした。

キューバ革命では確かに英雄でしたが、「チェ39歳別れの手紙」で描かれているボリビアの戦闘は、市民の協力も得られず、どう考えても負け戦という状況に追い込まれているにもかかわらず。自分独自の理想を追求するあまり仲間を道連れに破滅に向かって突き進んでいるようにしか見えなかったですね。当時FacebookやTwitterがあれば、状況も把握でき、もっと世論を動かして戦局を打破することができたのかもしれませんが。

 ゲバラは写真撮影の趣味があって、ニコンSを愛用していたこともあるようです。映画の中でもカメラを触っている場面が少し出てきました。機種は確かめませんでしたが・・・ニコンは友人に譲って、最後はキエフを持っていたようなので、それだったかかも。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。