よくある歓楽街・・・ギャトリンバーグ [アメリカ観光]
ギャトリンバーグでのホテルはレッド・ルーフという、街の中心からは少し外れたところにあるホテルです。遠いと言っても歩いてはいける距離。実は出発の前日にホテルを探した結果、ここくらいしか見当たらなかったのです。
「こんなピークの日に、空きがあるホテルなんて・・・」と、実のところちょっと心配はしたんです。どこかの予約サイトに投稿されていた口コミが、汚い、ひどいと、ひどい書かれようだったんですよ。でも、古く、ぼろいながらも、そこそこで、ホッとしました。ちゃんと火の着く暖炉もありました。種火もちゃんとついていてビックリです。
ホテルの部屋にあった暖炉
ただし、コーヒーメーカーの中に前の人が使った、豆のパックが残っていたという問題はありました。いちいちそんなことでビックリも怒ったりもしませんが、流石にこんなことは初めてでしたね。
楽しいウィンドー
さて夕食。ギャトリンバーグの中心街は大歓楽街となっております。人も沢山いますが、車もメチャメチャ渋滞しているので、再び車で出かける気にはなりません。歩いていけるところに適当なレストランはないかと探しますが、見当たりません。探しているうちに中心街の方まで来てしまいました。でも意外と食べるところがないんです。結局、いつかと同じようにwendy'sへ。大きなポスターで紹介されていた新商品らしいメニューを注文してみましたが、綺麗な写真とは全然ちゃうものが来ました。まぁそんなものですが。
名画鑑賞中?
オールド写真館
昔の衣装を着せてもらって撮影。
セピア色の写真が出来上がるといった趣向の、こっちにはよくある写真館。
明日は山を歩ける準備はしてきています。でもちょっと天気は怪しい。早朝撮影もどうしようか悩みます。コース選定のためベッドに寝転がりガイドブックと地図を眺めながら・・・そのまま撃沈。
ホテルへの帰り道、こんな店を発見
ここにすれば良かった・・・
カラオケもあるし・・・って歌えねぇだろ
紅葉を求めて・・・Blue Ridge ParkwayからGreat Smoky Mountainsへ [アメリカ観光]
紅葉は間違いなくグレート・スモーキー・マウンテンズ(Great Smoky Mountains)に到達していることを確信したので、10/13-14の二日間でブルー・リッジ・パークウェー(Blue Ridge Parkway)のクラギー(Craggy)付近と、グレート・スモーキー・マウンテンズ(Great Smoky Mountains)、両方まとめて出かけました。一旦自宅に戻るのは面倒ですから、グレート・スモーキーのテネシー州側、ギャトリンバーグ(Gatlinburg)に宿を取りました。自宅から往復することを考えると、往復6時間、ざっと300マイルの節約でしょうか。金額では宿代のほうが嵩むものの、ゆっくりできるメリットはやはり大きいです。
Blue Ridge Parkway Craggy付近
夜明け前にたどり着いたクラギーは・・・・雲多くいまひとつ。上に登って夜明けを待つほどの状況じゃないなと判断して、車の中でウトウト。気がついたら、すっかり明るくなった駐車場にはかなり車が増えていて、皆、上に登っている様子です。意外と来るもんなんだなぁと感心して、私ものんびりよろよろと登りました。ひとしきり撮影して下山したときには、既に他の車は一台も無くなってた・・。
Blue Ridge Parkway Craggy付近
右手に見えるのが「Blue Ridge Parkway」
北から雲が迫ってきていて、アパラチアン山脈の最高峰マウント・ミッチェル(Mt.Mitchell)あたりは、さらに良くなさそうな状況。紅葉と滝を取りたい場所もあったのですが、陽の光の無い状況で、敢えて紅葉を撮りにいくこともなかろうと北に行くことは断念してさっさと南下。
Balsam Mountainにあった、国立公園の標識
Great Smoky Mountains NationalPark/Blue Ridge Parkway
裏表で表示(名称)が異なる国立公園の標識というのも珍しいのではなかろうか
グレートスモーキーマウンテンズ国立公園を目指し、ブルーリッジパークウェーをオコナルフィー(Oconaluftee)のビジターセンター方面に向けて走っている途中、普段は入らない道がなんとなく気になって右折しました。バルサム・マウンテン(Balsam Mountain)に入る道です。こんな余裕の気持ちが湧くのが宿を取ったメリットでしょうか。途中、展望の良い場所があってなかなかグッドでした。展望ポイントから先にもさらに道は続いていたので、そのまま奥まで走ってみることにしました。
未舗装路入り口 Cherokeeまで28mile
一方通行
終点っぽいところはUターンしやすいように道路が作られていましたが、一方通行の未舗装路がまだその先に続いています。来た道を戻るのは能がないし、カーナビによると、最終的にはオコナルフィーのビジターセンター付近に出るらしいので、その道へと突入することにしました。カーナビにでた表示は15マイル先を左折・・・って、この未舗装路、15マイルもあるのかよとちょっとゲンナリしましたが、あたしのJeep君もたまにはこういうところを走りたいだろうとどんどん行きます。どっちみちOne Wayなんで、いくっきゃないのですが。
秋色と行っても赤はほとんどなく、ほぼ黄色一色の森でしたが、まずまずの風景。道路状況は結構良くて、30マイルくらいでは十分走れます。先行する車を何台か抜きました(というか、避けてくれるので・・・)。
One-wayの部分を走り終わると、橋を渡り、右側に渓流を見ながらの走りに変わります。ここが結構イイ。新しい撮影ポイント発見!です。釣り人の姿もちらほら。そして最終的には、国立公園のチェロキー(Cherokee)側の位置口オコナルフティ(Oconaluftee)のビジターセンター手前で、ニュー・ファウンド・ギャップ・ロード(New Found Gap Road)に接続します。
New Found Gap Road
紅葉の山、道路を撮りながらぼちぼちとニュー・ファウンド・ギャップを目指し走ります。人出はそれなりにありましたが、峠までは、それほどひどい混みようというほどではありませんでした。酷かったのはテネシー側に降りようとしたときです。大渋滞・・というかもうピクリとも動かない。少し前に、ポリスと救急車両がケタタマシイ音を出して走って行っのが気になります。事故渋滞なのでしょうか。対向車線からは時折車がやってくるもののこっちはビクともしない。皆、運転手だけを車に残して歩き出したり、外で遊んだり・・。諦めてUターンして、ノース側に戻る車もありましたが、私の場合、この道を下ったところの町のホテルを予約してあるのでその選択が出来ません。宿を予約した事を少し後悔し始めました。
大渋滞
ボチボチ紅葉を撮りながら下る計画は脆くも崩れ去り、へろへろになってホテルに到着したのは6時近くでした。こんなことなら、いっそのこと日暮れまで上にいたほうが良かったのかもしれません。
アパラチアン山脈を南下する秋・・・ローン高原の草紅葉 [アメリカ観光]
アパラチアン山脈南部の今年の紅葉は、少なくとも私が知っている去年、一昨年の紅葉よりは早いのでは・・・と感じています。
私の撮影フィールドは、グレート・スモーキー・マウンテンズ国立公園(Great Smoky Mountains National Park)と、その北東に続くブルーリッジ・パークウェー(Blue Ridge Parkway)の、グランドファーザー・マウンテン(Grandfather Mountain)あたりまで。
10月6日に、ブルーリッジ・パークウェーの東にある、アパラチアン・トレイルの通る山稜、ローン高原(Roan Highland)、13〜14日に、ブルーリッジ・パークウェーのクラギー(Craggy)付近、そしてグレートスモーキーマウンテンズ国立公園のニューファウンド・ギャップ・ロード(New Found Gap Road)沿いに撮影に出かけてきました。グレートスモーキーでは、ちょいと山にも登ってこようと思っていたのですが、天気がいまひとつだったので断念。
ローン高原にはアパラチアン・トレイル(Appalachian trail)が通っています。尾根上は樹林帯ではなく草原になっており、開放感に溢れています。アパラチアン南部でこういう場所は少ないんじゃないでしょうか。草原にはシャクナゲが点在しており、初夏には一面、赤紫の花で埋まります・・・と言っても、その時期に来た事がないので体感しておらず、来シーズンに是非、と考えています。
Carvers峠
私の自宅からは約3時間。テネシーとノースカロライナの州境でもあるCarvers峠がトレイル・ヘッドで、駐車場とトイレがあります。
朝の光を利用して草紅葉を撮ろうという期待で来たのですが、稜線は完全に霧の中でした。折角来たので、少しは歩いてみようと、ブラブラ歩き出したところ、徐々に霧は晴れ、スポットライトがアチコチに当たりだすと言う、光線としてはなかなかグッドな状況に。
犬連れのハイカーがかなりいました
ちょっとだけのつもりが、ずいぶん長居をしてしまいました。
下山後、グランドファーザーマウンテンまで足を伸ばしましたが、入り口が超混み、大渋滞だったのでUターンして帰って来ました。ここには、ちょうど去年の同じ時期にも来ていて、少し稜線を歩いています。グランドファーザーマウンテンはとにかく混むので、朝早めにゲートを入ってしまうというのがポイントです。
帰途、Linvill 滝に寄りました
はじめてのNFL [アメリカ観光]
日曜日にNFLのゲームを見に行ってきました。えぇ、アメフトです。あめりかんふっとぼーる。アメリカ文化観察の一環としての取り組みではありますが、実はゲームのTV中継も見た事はなく・・・ルールも知らんという不埒な状態。付け焼刃でなんとなくルールと試合運びの雰囲気を頭に入れて出かけました。
見に出かけたのはシャーロットにあるスタジアム。ホームチームはカロライナ・パンサーズで、相手はニューオリンズ・セインツ。どっちもさほど強くない(^^;
それでも、さすがアメリカ随一の人気スポーツ、比較的街中にあるスタジアムまでの道路は延々と渋滞。駐車場は周辺のイベント用駐車場が特別(高い)価格で提供されまして・・・、遠いところは$20、スタジアムに近いほど$25、$30と高くなる仕組み。渋滞してるので、遠くて安いところに車を入れて歩いたほうが早そうでした。
ちょうど試合の時間帯「雨」の予想だったのですが、雨対策をしている人は多くなく、みなさんTシャツ(もちろんパンサーズの)と膝までのパンツという、USA人民服。あちこちからポンチョは5ドルだよ~との売り声が響きます。
傘は持ち込めないんですよね。荷物検査のゲートの前に沢山捨ててありました(置いてあるのかな?)。まだ袋から出してないような新品の傘まで。運がよければ帰りに持って帰れるんでしょうが、もし帰り大雨なら早い者勝ちで取られてしまいそうです。あたしは以前チェロッキーの野外劇を観劇したときに、やっぱり5ドル買った熊の絵柄のビニールポンチョを持参。これで$2.5/回となり減価償却完了(笑)。どこかでもちょっと丈夫なものを買っておくことにします。実際は雨はときどきパラパラとは来ましたが、なんとか持ちこたえたという天気状況でした。かえって涼しくてよかったかも。
スタジアムの周辺にはグッズ屋さんが出店を出していました。今回何も買わなかったんだけど、やっぱりホームチームのデザインのものを何か身に付けていったほうが、周りに溶け込みやすいような気はします。次回はそうしよう。周辺にはダフ屋さんもチケット片手にうろうろしています。
スタジアムへの入場も大渋滞でした。自分の席に一番近いゲートまで行って並んだんですけど、めっちゃ待たされました。前の方の様子が分からず状況も不明。そのうちに国歌は始まっちゃうし、空軍機は飛んじゃうし、場内からは歓声が聞こえて来ちゃうし・・・・できるだけ早めに行ったほうがいいようです。開始2時間以上前にはスタジアムに着いていたほうがいいんじゃないかな。
荷物検査は目視でさらっと、そのあとハンディの金属検知機でボディーをさらっと確認。持ち込み禁止物品がいろいろ書いてありましたけど、字がちっちゃくてよく読めなかった。カメラは大丈夫。実際、ほとんどの人はほぼ手ぶらです。
スタジアムの中には軽食を買えるところがずいぶんたくさんあって、早めに入ってもある程度時間を潰せそうでした。もう試合が始まっちゃってるので、スタジアム探検はせず自分の席へ・・・。安い席なので、上の方・・・結構登ります・・・ふぅ。こりゃあ試合途中で何か買いに行くときは大変だぞと思ったんですが、上の階にも、ちゃんと軽食売り場はありました。
えくすきゅーずみで、自分の席まで。フィールドまでは遠いけど・・・全体の様子、ゲームの流れが把握しやすいから初心者にはいいかもしれないですね。
カメラを出すと、隣のおっちゃんに、いいカメラだとか、そのレンズで大きく撮れるのかとかいろいろ話しかけられます。ほかにカメラなんぞ持ち込んでる人はまずおりません。
地元チームがタッチダウンしたときには握手したり、ハイタッチしたり忙しい。カメラは邪魔。あたしは流石に地元アメリカ人のように盛り上がれないので、「お前楽しんでる?」と聞かれたりもします。「楽しんでる人を観察しに来たんです・・あたし」とは答えなかったけど(^^;
場内放送でNAKAMURAなんてコールがあって、あれっ? 日本人選手がいるなんて情報はなかったなぁと思って、後で調べたらお父さんが日本人の日系人のようでした。お父さんも、おかぁさんも柔道の黒帯だって。
ゲームは結構いい展開の末、27対35で、ホームチーム、パンサーズの勝利に終わり。再びハイタッチの嵐。パンサーズはこれが今期レギュラーシーズン初勝利(まだ2戦目で、今一勝一敗)。現在地区内4チーム中の3位です。
いままでTV観戦もしたことがなかったんですが、面白さは分かりました。人気があるのは理解ができます。一方で人気の理由がさっぱり分からんのがNASCARですわ。
そうそう7月に観戦した大リーグ。Nリーグ東地区のジョージア州のアトランタブレーブスは、同地区1位のナショナルズに3連勝。3位とは10ゲーム以上あるので同地区2位はほぼ確定なのかな。ワイルドカード争いではトップだけど。3位まではゲーム差1と緊迫。
オフェンスの選手一人一人がディフェンスの選手をそれぞれブロック。そしてRBがボールを持ってその間を抜けていく。ボールを持たないプレーヤーがこれほど重責を担うボールゲームはないでしょうね。 アメフトは格闘技とボールゲームが渾然一体となったスポーツ。
ビッグプレーには、タッチダウン以上の盛り上がりを見せます。この日も70ヤードのランニングを見せたQBに、場内は総立ちの声援でした。そんな時は広角で客席を撮りたいのですが、この日の機材はα65と、標準ズーム&広角ズーム。高倍率ズームが欲しくなる瞬間です。いつも携帯しているX10は雨を想定して車の中。
ホームチームのタッチダウンシーンを撮るため、ゴールライン裏に集結したフォトグラファー。
スチルは正面が多いが、ビデオはコーナー付近から撮ることが多いようです。
Canonのレンズは白いので目立つが、数はNikon優勢かな?
タグ:スポーツ観戦
リバーバンク動物園 [アメリカ観光]
テスト撮影に利用した動物園の話。
ここはサウスカロライナの州都コロンビアにある動物園で、訪れたのは2回目。「ガーデンズ」とあるくらいなので、植物園もどきもあって一日のんびりできるんですが、今回は約2時間、動物園側を回っただけで16GB、テスト撮影としてはもうおなか一杯でした。予備のカードの持ち合わせもなくて、動画テストをする余裕も無し。
まずは象。望遠レンズでクローズアップしてシワシワの皮膚の質感を強調して・・・とアリがちな表現にトライしてみます。最終的にはモノクロ化も想定しながらの撮影。目にキャッチライトが入ってくれ〜と願いながら、動く象を追っていくわけです。でも、睫毛長くてなかなか目がみえないんだよね、ぞーさん。
似たような質感のガラパゴズ・ゾウガメ。重量感も出したいところです。頭部と甲羅に直射日光があたっていたので、亀の正面に回って撮ってみました。べた光線だとイマイチでしょうが、こういうライティングだと立体感が出ます。AFの設定がオートになっていたので、なかなか亀の顔にピントが合わず閉口。この撮影が終わってからメニューを探し、マニュアル設定に変更。撮りながら現場で操作方法を覚えていくのがアタクシ流です・・はい。
ここね、コアラがいるんですよ。前回は葉っぱに隠れるような形で寝ていたんで、ろくに撮れなかったんですが、ラッキーなことに、この日は葉っぱの無いところで睡眠中。
ここのコアラ舎には屋内に二区画、屋外に1区画の展示場所があります。屋内の2区画には1頭づつ。屋外には親子2頭がいました。屋内の展示場にはガラスなどの仕切りはなく、目の前でコアラが見られます。人が来れば騒々しいですし、非常識にもストロボを発光させる輩もいるので、どう考えても落ち着かない場所だと思うのですが、気にすることなく爆睡しているんですよね。えらいもんです。粘っていたら、一度なんかの拍子に目を覚ましまして、手をごそごそ動かしましたが、一つ大きなあくびをしてうつむいたら、もうそのまま・・ぐぅぅぅ〜。もう一度動いてくれたら動画を撮ろうとさらに粘ったんですが、根負け。
親子のいる屋外展示場は室内からだとガラス越しなのですが、屋外からは金網越しになります。網はかなり粗いので写真撮影には支障がありません。こちらも粘っていたら小コアラが目を覚ましました。私が起こしたわけじゃありませんからね・・・念のため。
カンガルーは人間が檻の中に入って見ます。
家畜のコーナーも。
マディソン郡の橋みたいな橋 [アメリカ観光]
空港のロビーの壁に屋根付き橋(Covered Bridge)の写真が掛かっていました。ええ、あのマディソン郡の橋に出てくるような橋のことです。
気になってどこにあるのかwebで調べて場所を特定。どうやら、CAMPBELL's COVERED BRIDGEと呼ばれている橋のよう。この橋は1909年に造られたもので、長さ 38feet、幅 12feet。あのRoseman Bridgeよりかなり短い橋ですが、この近辺には古い屋根付き橋はもうこれしか残っていないらしいです。
さっそく土曜日に出かけてきました。かなり有名なものらしく、歴史的建造物に指定され、周辺は公園として整備されていました。これからさらに整備がなされるそうです。
橋ではウエディングドレスを着た女性を撮影中。廃墟っぽい背景って被写体映えるんですよね〜。帰ってからさらに調べてみたら、Rising Sun Studios社ってとことろがブライダル写真を撮影しているって書いてありました。
見学客もひっきりなしに来ていました。けっこうな人気スポット(^^)
おばさんとのアバンチュールなどあるわけもなく、あっちから、こっちから、内側から、下から、上から、いろいろ撮って帰ってきました。秋も紅葉が綺麗っぽい。そ頃、また撮りに来るかもしれません。
歴史的建造物ではなさそうですが、近くにもう一つ屋根付き橋があったので、ついでに撮ってきました。
個人所有の橋みたいでした
この夏最後の海 [アメリカ観光]
ウィルミントンで泊まり、翌日はどこにもよらずに真っ直ぐ帰ろうかとも思ったのですが、時間に余裕があるので、ウィルミントンから近いカロライナ・ビーチへ。
このあたりは比較的新しく開発されたところなのか、ビーチ沿いにはパステルカラーの綺麗な建物が並んでおり、明るい感じです。
パブリック駐車場
ところどころにメーター式のパブリック駐車場(10min,25セントだったかな)があって、そこからビーチにアクセスすることができます。10分間だけ写真撮りました。で、帰宅。夏の海はひとまずこれで最後ですね。
Carolina Beach
Downtown@Wilmington [アメリカ観光]
オリンピックが終わり・・・なんだかとっても寂しくなってしまいました。
(別にTV見て応援していたわけじゃないんだけど)
日本はお盆休みWeekに突入。
観光地やアクセス道路は大混雑しているのでしょうかねぇ・・・。
Wilmingtonにて
先週末は天気がよければシャーロットにNFLの試合(PRESEASON マッチってのがもうやってるんですよ)を見にいっちゃったりなんかしてみようかとも思っていたんですが。体の調子も天気の調子も思わしくないので自重して家に篭っていました。だったらいろいろ仕事が捗るはずなんですが、一向に進まず、自己嫌悪に苛まれるばかりです。
先々週の旅の話がまだ終わってなかったので、まだ書きます。
ウィルミントン(Wilmington)のダウンタウンはCape Fear川沿いにあります。対岸から戦艦を撮っておこうというのが主目的ではあったのですが、少し町も歩いてみました。レンガ造りの建物や、教会の尖塔が目立つ、好ましい佇まいの街でした。
この手の街ではお馴染みのバスや馬車による市内ツアーも、チャールストンやサバナほどの規模ではないものの、一応はあるようです。
土曜日の夕方ということで、結構人多し。
実はここでアタクシ大失敗というか、大損をしでかしたのであります。
路上駐車のパーキングメータに入れる小銭が無かったので、駐車場を利用したのです。一日$5、と短時間の駐車ではちょっと高めのお値段のところです。支払いは駐車場の中に料金箱が設置されていて、自分が止めた番号のところにお札を入れる仕組みです。ところが$5札が手元にありません。ということで、一旦街に出て、買い物でお金を崩し、戻って来てから$5札を料金箱にねじ込みました。
気がついたのはホテルに戻ってからでした。車のワイパーに赤い封筒が挟んである。
あっと思って、中を見ると、「料金無払い駐車だから、$25払え」と・・・・。
30日を過ぎると$50だと・・・。
いやいやいや・・・・抗議したい場合は云々とか書いてあるが、それもまた面倒。
「$5払ったぞ」という証明も出来ないし。
結局$25を払いました・・・参った・・・
駐車場の料金箱にねじ込んだ$5と併せて$30、
実際はカード支払い手数料コミで$31。
$5払わなければよかった(T_T)
ママー、わたしはパパとママのどっちに似るの?
あれ、どっかで誰かが見ているか、結構な頻度で見回るのでしょうね。で、ポストをチェックして、そこにお金が入っていないのを見つけると、車をチェックして制裁金の請求書を挟む。
「あのさー、だったら最初から駐車場に居て、金受け取って、釣りをくれよ!!」
と言いたいところですけれど・・・。
それとも「お金を崩してから払うのでちょっと待ってて」という張り紙を、車にしておけばいいのでしょうか・・・。
さくっと撮ったつもりでも視線を受けてしまっていますね(^^;
修行がたりないな。
このアイスクリーム屋さんで私もアイスを買い、また太りました。
以前メンフィスで、やっぱり同じような駐車場で、そのときはカードが使える支払機が置いてあったのですが、何回かトライしてもその機械が受けつけてくれず、やむなく支払わずに出てきてしまったことがあります。幸い、そのときは請求書が挟まれておらず、そんなものかと、今回はちょっと甘く見てしまったのは確かです。皆様も御注意を・・・・。出かけるときは小銭の用意は必須です、ハイ。
戦艦ノースカロライナ@Wilmington [アメリカ観光]
マートルビーチのホテルをチェックアウトしたのは10時半頃でした。そこから海岸線を北へ・・・ノースカロライナのウィルミントン(Wilmington)を目指します。
後部甲板、主砲:16インチ砲
第二次ロンドン条約の締結を見越して14インチ砲を搭載する予定だったが、
日本が締結を拒否したため、急遽変更したもの
ウィルミントン訪問の目的は、第一に戦艦ノースカロライナ・・・またかよ!! まぁ、置いてあるものは見たいじゃないですか。保存コストはかなりかかると思うのですが、USでは軍艦の保存がとても盛んです。ここいらあたりの南部の州だけでみても、バージニア州に戦艦ウィスコンシン、ノースカロライナ州に戦艦ノースカロライナ、サウスカロライナ州に空母ヨークタウン、アラバマ州に戦艦アラバマ・・・。
Vought OS2U Kingfisher
操舵室
ノースカロライナ級戦艦ノースカロライナ (USS North Carolina, BB-55) は太平洋戦争開戦前、ロンドン海軍軍縮条約が解かれることに伴い起工された船で、全長:222m、全幅:33m、排水量:35,000トン。主砲は16インチ砲。全長:270m、全幅:33.m、排水量:45,000トンのウィスコンシン(アラバマ級)よりも小さな戦艦です。太平洋戦争では主に空母エンタープライズの護衛、前衛として活躍。退役後1961年から、ここウィルミントンにて展示されています。
砲弾室
ここは先に紹介したノーフォークの戦艦ウィスコンシンとは違い、アンダーデッキも十分に見学できます。機関室や、レーダー室、砲撃コントロール室?、砲弾貯蔵庫のほか、船員達が生活するための施設などいろいろ。ただ、楽しさはパトリオットポイント空母のほうが上かもしれません・・・・。広さが違いますものね。おまけ?に戦闘機の展示もされているので見所も多いし・・・素人感想です。
機関室
戦艦が置かれているのは、ケープフィア川を挟んだダウンタウンの反対側です。なんでこんなところに置いたんだ・・・という意図が、船を見学しているときは全く分からないのですが、ダウンタウン側へいくとそれが理解できます。ダウンタウンのケープフィア川沿いには遊歩道が設置されており、そこが市民の憩いのスポットになっているのです。戦艦はそこから一番きれいに見える様に置かれているというわけです。戦艦見学に行かれた方、忘れずにダウンタウン側からも見てください。
ちなみに、この遊歩道、地元では有数のデートスポットなのだと思われます。男性が女性に告白をして指輪を渡しているところに遭遇しました。ほかにも何組か仲のよさそうなカップルが夕暮れの遊歩道で○○していました。
ケープフィア川の夕暮れ
水鳥の楽園・ハンティントンビーチ州立公園 [アメリカ観光]
ひとしきり早朝撮影を楽しんだあと、昨日のマートルビーチ州立公園よりさらに西にあるもうひとつの州立公園、「ハンティントンビーチ州立公園(Huntington Beach State Park)」 まで足を伸ばしてみることにしました。
ここは先日購入した、ナショナルジオグラフィックのガイドブック「State Park」で知りました。役にたってよかった(^^) 入場料はここも$5。マートルビーチは純粋に「ビーチ」という雰囲気でしたが、こちらはやや趣を異にします。ビーチはもちろんあるのですが、森林、塩湿地、淡水のラグーンなどもあって、多くの野鳥の生息地となっているのです。Webサイトによれば、ここは東海岸の中でも有数のバードウォッチングサイトなんだとか。
ゲートを過ぎるとすぐにラグーンが現れ、水鳥一杯・・・カメラマン一杯・・・あらぁ〜ほっとする風景〜みたいな。ここなら思い切り一眼レフも望遠レンズも振り回せそうです。むしろ望遠レンズの長さが足りな~い、かも。
散歩しながら少し撮影しましたが、すでに8時を過ぎており・・・暑い・・・暑すぎ。ここは季節と時間を少し研究して、再び訪れようと思っています。自宅からは4時間・・超かな・・・頻繁に訪れるにはちとキツイけど。
マートルビーチ@サウスカロライナ [アメリカ観光]
先月、滅多に行かない海辺にでかけまして、意外と写真が撮れるなぁという感触に調子に乗り・・また出かけてきました。以前なら「こんな夏のバリバリのシーズンに海なんか行ってどうすんねん」という感じなのですが、まぁ・・アメリカの海辺の夏の混雑というのは、どのくらいのものなのかなという観察です。
出かけた先はサウスカロライナ州随一の庶民派?ビーチ、マートル・ビーチです。このブログに登場する地名は日本ではあまり馴染みの無いと思うので、位置の想像がつかないんじゃ無いかと思いますが、いちおう説明しますと、フロリダ半島が伊豆半島だとすると、ちょうど湘南あたりになります(爆)。江ノ島はございません。ただしマイアミからマートル・ビーチは1100kmほど。一方、下田から湘南海岸までは130kmくらいだと思うので、1ケタくらいスケール感は違います。
いずれにしろ、おっさん一人でってのは何とも場違いなのですが、ねぇ・・・まぁいいか。
いつもどおり・・・出かける直前にホテル探し。ギリギリなので既に選択肢は少なかったのですが、ビーチに隣接するホテルを予約。$200くらい・・・高っ(^^; 一応海は少しみえる部屋でした。さもないホテルなのに高いというのはシーズン中ゆえ仕方が無い・・。$300,400は普通って感じでしょうか。
どの範囲をマートルビーチと称するのか正確には知りませんが、さすがSC随一の観光地のことはあって、数々のアトラクション施設が立ち並び、ショーなどもかなり多く開催されています。もちろんアウトレット・ショッピングモールなども揃ってます。ただ私は事前の下調べもせず、なにより街の探索をするほどの元気が無かったので、ホテル隣接のビーチと、西側にあるマートルビーチ州立公園をうろついただけでした。
ホテル隣接のビーチ。砂浜は東西に長~く続いていて、端は見えません。人出はそこそこ。たぶんこれが「混んでいる」というレベルなのでしょう。 実は日本のビーチがどのくらいの人でなのかの実感が無いので・・・なんとも比較しがたいですが、少なくとも芋を洗うようなと形容されるような混雑ではありません。たとえ望遠レンズの圧縮効果を用いたとしても、混雑を表現できる絵にはできない・・・かな、くらいの混雑です。なんだそりゃ。
ホテル前のビーチ
風景、波だけを撮るというのはあまりなくて、やはり人や人と風景と絡める撮影が主。おもしろそうな獲物、失礼、被写体を執拗に追ったりして、怪しまれたり、通報されたりするとマズイので、適度なスタンスと、撮影インターバルを心がけての撮影(^^;。声をかけるのも変だし・・・。
マートルビーチ州立公園
ここは釣スペース
ママ・・・漁?(°0°)
ホテルから離れ、マートルビーチ州立公園(Myrtle Beach State Park)
へ。ここは入園料$5のパブリック・ビーチ。森を抜けていく感じが見の松原っぽい・・・。日帰り客やビーチから遠いホテルを利用する人はこういうところが便利がいいのでしょう。気がつくとサンダーストームを予感させる、真っ黒な雲が迫っています・・・明るいビーチとの対照が写真的には絶好な感じでしたけど、それを活かしうまく撮れたでしょうか。
暗雲垂れ込めるマートル・ビーチ
陽が沈む頃、再びホテルの前のビーチに出て撮影。昼間は一眼レフを振り回すのがなんだか憚られてコンデジX10だけで撮っていましたが、この時間帯は闇に紛れて一眼レフです・・・って、紛れる必要はないんですがね。青い光の時間帯、スローシャッターで波の動きを撮ってみたらどんな感じかな・・・という実験です。いい形に撮るためにはフレーミングもレリーズタイミングも難しく、なかなかうまくいかなかったですが・・・。何枚かは素材として使える絵が撮れたかも・・・というところで、すっかり暗くなり撮影は終了。
夕暮れのビーチで波の撮影
朝はお約束どおり・・・夜明け前から浜辺へ。スローシャッターでホテルと海の組み合わせ。
日の出の時間が近づくと、思ったより多くの人が浜辺にでてきました。ランニングする人もいるし、自転車で走る人もいる。一眼レフを持っているひとも少数ながら居ます。もちろん海の中に三脚ぶったてて撮ってるのはアタシだけでしたが。さて夏の朝のビーチの感じが撮れたでしょうか。
Soco Falls と Carl Sandburg Home National Historic Site [アメリカ観光]
先週末はノースカロライナに滝を1本だけ・・・ほんとうは3本候補にしてたんだけれども、混んでたりしてスルーして・・・結局、Soco Fallsという滝だけを撮ってきました。ここはCherokeeと Maggie Valleyの中間あたり、一応チェロキーインディアン保留地の区域内なのかな。Blue Ridge Parkwayからのアクセスも容易です。観光道路としても割とメジャーな道路沿いに滝への降り口はあるのですが、ノースカロライナの滝を紹介したwebページ に「表示がないから簡単に見逃す」とある通り、そこには、小さな表示と、狭い駐車スペースしかありません。一回、通り過ぎてしまい、あっ、あそこだと気がついてUターンして到着です。
滝の紹介はこちらです。
道路から滝へのアクセスはかなり急で、滑りやすくもあり、大きなアメリカ人はかなり難儀をしていました。
この滝はtwin で小さいながらも見栄えもまずまず。本格的カメラマンはいませんでしたが、おばさんが、息子(たぶん)にサポートしてもらって足場の悪いところを歩きながら一眼レフで熱心に写真を撮っていました。三脚を使った方がいいのになぁ〜とお節介なことを思ったりもしましたが・・・(^^;
間近から全体を捕らえるには超広角レンズが吉。でも近づくと結構なsplashで、前玉が直ぐに水滴だらけ。タオルを持って行かずちょっと失敗です。初夏の、もうちょっと水量の多きときにまた来ようかなぁと思います。
めっちゃいいというわけではないですが、チェロキー方面観光ついでに立ち寄るスポットとしてはそこそこお勧めですわ。
この滝に行く途中、行きがけに「カール・サンドバーグ・ハウス・ナショナル・ヒストリック・サイト(Carl Sandburg Home National Historic Site)」に寄ってみました。
これがハウス
展示物はほとんど無い(^^;
カール・サンドバーグ(1878-1967)さんというのはイリノイ州生まれの詩人、小説家、思想家で、晩年をノースカロライナで過ごしたようです。自宅が国立史跡に指定されるほどなので、きっとたいした人なのでしょう(^^ 公民権運動に影響を与えたとか、そんな感じかも。
Willis Jeep 1962
Greatest story ever toldという映画の脚本を手伝った?お礼として
貰ったと書いてありました。
家畜小屋にはヤギもいたりして、ノンビリ気分で楽しめます。
ネコもいました。
ついでに、いつもスルーしてしまうグレートスモーキーマウンテンズ国立公園のOconaluftee VisitorCenterの近くにあるMingus Mill にも寄ってきました。まずまずの風情。霧の朝なんかもいいかもなぁ・・・。
初めての大リーグ観戦@アトランタ [アメリカ観光]
突然思い立って、アトランタのターナー・フィールド(Turner Field)に、アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)vsニューヨーク・メッツ(New York Mets)を見に行ってきました。
ターナーフィールド
突然とは言っても、折角アメリカにいるのだから、NFL(アメリカンフットボール)・MLB(野球)・NBA(バスケットボール)・NHL(アイスホッケー)は一度でいいから見に行きたいなぁと思ってはいたので、その一貫と言えば一貫です。
ただアタクシ、特にスポーツ好きでもなんでもなく、メジャーリーグにもほぼ興味は無いので(笑)、きっかけを掴みそこねていたというわけです。日本にいたときだって、プロスポーツをライブで見たのは、野球と相撲くらい。何れも40年近く前の話です。なかなかその気にならないというのも無理からぬところなのです。
センターより内野席側を眺める
さて当地から地域的に一番近いチームがジョージア州アトランタのアトランタ・ブレーブスです。今の成績を調べてみるとナ・リーグ東地区の2位。まずまずじゃないですか。というか、これが例年通りの状況みたいです。で、週末は同リーグ3位のメッツとの3連戦が、ホーム、アトランタ・ターナー・フィールドで組まれていることが分かりました。しかも土曜日は試合開始が午後4時5分と早く宿泊の必要もなさそうです。両チームともに現在日本人選手を擁しないところがちょっと寂しいところではありますが、特に他の予定も無いし、ちょうどアトランタに買い出しにも行きたかったとことだしと観戦決定。
チケットはブレーブスのホームページで入手しました。「チケット購入」をクリックすると座席表が出てきます。空いている座席が示されるので、適当な場所を選択して購入するという仕組みです。$35の外野席から、$100以上のバックネット裏まで料金はさまざま。最初は安い外野席にするつもりでいたのですが、なんとなく欲が出てきて内野席を物色、出来るだけ前列で通路側・・・・空いている席をクリック。購入したのは3塁側、メッツのダッグアウトのすぐ後ろあたりの席です。駐車場も同じサイトで予約できました。チケットは自分で印刷して持参。
午前中に車のオイル交換などしていたので、出発が遅く、球場近くに到達したのが試合開始30分くらい前。ただ、そこから駐車場までが予想を超える大渋滞。予約した駐車場になかなかたどり着かないのです。その前にいくつも駐車場はあって客引きなどしているのに・・・・予約したほうが$5ほどは安く済むのですが、予約しほうがいいのか悪いのかは状況次第ですね。
簡単なセキュリティーチェックを受けて入場。席についたときには2回表が終わり既にメッツが一点先行していました。席について周りを見回すと、コンパクトカメラで写真撮っている人はいても、長玉付けて一眼レフを振り回しているような人はいません。しかし折角なので振り回します。ちょっと邪魔?
3塁側ダックアウト裏っていうのは、結果として撮影には良い席でした。ピッチャーはほとんど右投げだったので、顔がこちらに向いてくれます。で、バッターは左打ちが多いので、これもまた顔がこちらに向いてくれるんです。しかもターナー・フィールドは、午後は3塁側から陽が陰るので、これもまたGood。
それにしても凄い試合でした。あまりに凄かったんで内容を書きます。ここを読んでる皆様にはどうでもいいことですが、私が忘れちゃうんでその記憶の助けのためです。
先発投手はブレーブスがハンソン、メッツがディッキー
ブレーブス先発 ハンソン
2回表 2塁打で出塁した4番デービスを7番トーリが2塁打で返してメッツ1点先取。
2塁打を放つメッツ トーリ
2回裏 5番フリーマン、6番マキャンが連続安打、7番アグラが四球を選んでブレーブスに満塁のチャンス。そこで8番ヒンスキーが二塁打を放ち2点、さらに1番ボーンの安打で1点。この回、一挙3得点でブレーブスが逆転。
メッツ先発 ディッキー
ちょっとバックネット裏まで散歩
自分の席でないところであまり撮ってると注意される(^^;
4回表 メッツ先頭打者4番デービスが本塁打で1点を返すと、続く5番マーフィーも安打。そして6番ニーウェンハイスが四球を選んで1,2塁。7番トーリのセンターフライでマーフィーは3塁へ進塁。それをトーリスの安打でホームに帰し、この回2点目。メッツは同点に追いつき試合は振り出しに戻ります。このあとディッキーの犠打で走者は2、3塁とチャンスが続きましたが、1番テハダがセンターライナーに倒れ、ここまで。
5回裏、ブレーブスは1番からの攻撃。1番ボーンが左邪飛で倒れたあと、2番ブラードがセンター前に安打。続く3番ヘイワードの当たりはレフト前にフラフラと上がり、それを Jordany Valdespinがスライディングキャッチ。球はすぐさま内野に返り、一塁へ送球されダブルプレー、3アウトチェンジ。メッツの選手たちはダックアウトに引き上げか・・・あれあれあれ?? 審判がフィールド内で協議を始めました。判定が直ぐに訂正され、「今のは安打」に。ここで飛び出したのがメッツ監督のテリー·コリンズ。審判に執拗に抗議して、何を言ったのかは知らないが「退場!!」。コリンズ監督は日本のオリックスでも監督経験があり、監督就任から初退場までの日本プロ野球最速記録を持っているそうです。
メッツ テリー·コリンズ監督、退場
1,2塁となった走者は3番ジョーンズの二塁ゴロの間にそれぞれ進塁して2,3塁。それを5番フリーマンが帰して2点。再びブレーブスが2点リードします。ブレーブス・ファンはヤンヤの喝采。隣のメッツおじさんは、かなり不機嫌、かなり荒れ気味。
これで流れは決まったな・・・と思ったのですが、6回表にメッツが反撃。これがまた凄かった。なんと、7番トーリーから2番バルデスビンまで5連続安打で3点奪取し逆転。ブレーブスのピッチャーはハンソンからダービン、さらにアビランへと交代。
隣のメッツおじさん、先ほどとはうって変わってご機嫌。右前方のメッツファン若者数名も、大声で叫びながら盛り上がります。
6回裏、メッツのピッチャーはJ Edgin。ダイアズには四球を与えたもののあとの3人は三振。
メッツ2番手 J Edgin
7回表、ブレーブスのピッチャーはマルティネスに交代。メッツは打者3人で攻撃終了。
7回にはブレーブスの応援タイム。オネェサン?が前に出てきてパーフォーマンスをします。ブレーブスの応援は、場内に流れる曲に乗って空手チョップのように腕を振るポーズ(トマホーク・チョップと言うそうです)を、繰り返すというものです。アイテムは赤い斧(トマホーク)で、場内の掲示板に斧のマークが出たらこの応援をするのです。もちろん数少ないメッツ・ファンはブーイングで反撃します。
メッツおじさん、ブーイングで孤軍奮闘
7回裏、メッツのピッチャーはラウチに交代。大応援の甲斐なくブレーブスは打者3人で攻撃終了。
マウンドが影に入ってきたので、意識的にハイキーで撮ってみました
7回裏登板の メッツ ラウチ
今度はスポットライト気味になったので、
その自然のライティングを生かして撮ってみました。
8回表登板のブレーブス バルバロ
8回表、メッツの攻撃。トリースに2塁打のあと、ピッチャーはマルティネスからバルバロに交代。しかしテハダに適時打を許し、トーリスがホームに帰って1点追加。メッツが2点差にリードを広げます。
8回裏、ブレーブスの攻撃は残り2回。しかし2点差となっても観客のブレーブスへの応援は変わりません。6番マキャンがこの回から登板したバーダックから四球を選んで出塁。ピッチャーがベアトに交代するも、7番アグラがヒット。同点のランナー出塁に場内の応援は一段とヒートアップします。
メッツ ピッチャー交代
同点のランナーを1塁に背負いながら投げるメッツ パーネル投手
しかし代打として送り込まれたバストルニッキーは三振。メッツのピッチャーがパーネルに交代。代打Jフランシスコも三振。代打攻勢が外れ、走者1,2塁のまま2アウト。ブレーブスの反撃もここまでか・・・と思っていたところ、ここからブレーブス3連続安打で3点奪取。アンビリーバボー!! 再再逆転!! 場内大歓声。隣のメッツおじさんは、まさかの放心状態。
同点のランナー アグラ
さて9回表、メッツ最後の攻撃。ブレーブスは勝利の方程式通り、クローザーのキンブレルが登場。球場の大モニターには炎に包まれたキンブレルの映像が流れ、ファイヤーマン登場を盛り上げます。
燃えすぎ・・・
電光掲示板には赤い斧が表示され「オー、オッオー、オー、オッオ」と応援はもう絶好調。
場内総立ち
キンブレルは昨年からクローザーに定着、ブレーブスの投手最速で通算100奪三振を記録、昨シーズンは46セーブを挙げてメジャーの年間新人最多セーブを記録しナ・リーグの最多セーブに輝くとともに新人王も受賞したという、ブレーブスにとっての絶対的ストッパーです。
ブレーブスの若き守護神 クレイブ・キンブレル
期待通り、キンブレルは4番からの攻撃を3者連続空振り三振に切って捨て(カッコイイ)ゲームセット。
宴の後?
ハッテラス灯台@アウターバンクス [アメリカ観光]
キル・デビル・ヒルズからアウターバンクスをさらに南へ。ハッテラス海岸に向かいます。すぐに、本土に向かうUS64号線と、アウターバンクスをそのまま進むNC12号線のジャンクション。ここから先アウターバンクスは陸から大きく離れ大西洋に突き出すように延びています。アウターバンクスの砂州は全て陸地で繋がっているわけではなく一部は海で隔てられて島になっており、それが橋で繋がっています。海岸はCape Hatteras National Seashoreとして指定され、そのランドマークとなっているのがハッテラス灯台(Cape Hatteras lighthouses)なのです。
アウターバックスの貸別荘
砂州の真ん中あたりを走る12号線を直進。この道はケープ・ハッテラス・ナショナル・パーク・ロードとも呼ばれます。左右に砂の丘が見えますが、海はあまり見えません。オレゴン・インレット橋を渡ると砂州の幅はますます狭くなります。道の両側どころどころにレンタルハウスが立ち並んでいます。長い休暇をここで楽しむのか、それとも夏の間借りて、気の向いたときに仲間と泊まるのでしょうか。いずれにしても優雅なサマー・バケーションですね。幅の狭い長い砂州で、標高の高い場所も建物もなく、もちろん内陸にエスケープする道もありません。船が無ければ数十分あったとしても逃げられないはずです。津波が来たらイチコロですが、まぁそのときはそのときなのでしょう。目指すハッテラス灯台までは1時間くらいかかります。
ハッテラス灯台
ハッテラス岬(Cape Hatteras)はアウターバンクスが大西洋側に突き出した突端のようなところにあります。この沖の海は、ラブラドール海流とメキシコ湾流がぶつかり合い大西洋の海の難所として知られ、過去には多くの座礁・沈没事故が起こりました。その対策として、1803年に、まず32メートルの高さの灯台が作られましたが、低すぎて十分な役割を果たせず、その後、改めてレンガ造りの新灯台が63メートルの高さで建造されたそうです。これが今のハッテラス灯台。この灯台は今でもアメリカで最も背の高い灯台として知られています。
左の建物の中が資料展示室になっている
ただオリジナルの位置はもっと海寄りにあり、侵食によって海岸すれすれになってしまったために、1999年に870メートル内陸にずるずるとズリ動かしました。この一台プロジェクトの記録映画が灯台横にある資料館で上映されていました。
灯台は螺旋階段で上の展望台まで上ることができます。入場は有料ですが、他に高い建造物も山もないこのあたりでは、アウターバンクスの展望を楽しめるのはココくらいしかないので、上ってみるべきかなぁと思います。まぁそれだけっちゃぁそれだけですが。実はアウターバンクスはGoogleマップやGoogle Earthなんかで見ると凄くきれいです。興味のある方はぜひご覧になって下さい。位置は(35.250946,-75.528946)です。ただし実際に行くとそうでもない・・・ということなんですけどね。
灯台上部からの展望
この先にも2つ有名な灯台があるのですが私はこのハッテラスだけで引き上げです。
もう出来上がってる貸別荘のヒトビト
ホテル裏のビーチ
ホテルはキル・デビル・ヒルズにあるDaysInn。ホテルの裏はビーチになっていてロケーションは最高。ただし値段は高く(Tax込みで200を超えました)、部屋もかなり残念でした。ちょっと臭うし虫も飛んじゃってるし。まぁこんなところだから仕方がないのでしょう。
隣には相撲部屋も・・・違います
夕食は土産物屋も兼ねているようなローカルなレストランへ。ここは結構当たり。サーロインステーキとサラダバーを注文し、そこそこ栄養が補給できました。それに前日のロブスター・カルボナーラより安かった。
最終日は8時間のドライブで帰宅。トータル走行距離は約1200マイル(約1900km)。
ライト兄弟国立記念碑@キル・デビル・ヒルズ [アメリカ観光]
朝食の後、さらにホテルでゆっくりして、出発したのは・・・9時過ぎだったでしょうか。
チェサピーク・エキスプレス・ウェーと言う有料道路を走ります。16マイル。$6.00(週末料金)だったでしょうか。エキスプレスじゃなくてエキスペンシブな感じですが。
この道路は快調に走ったものの、そのあとがいけない。渋滞でノロノロになってしまいました。対向車線はガラガラです。ビーチに出かける車の渋滞ということなのでしょう。アルベマール湾にかかるライト・メモリアル橋(ライト兄弟記念橋ですな)を渡るまでこの渋滞は続きました。橋を渡り、キル・デビル・ヒルズ(Kill Devill Hills)方面(右)とカローラ(Carolla)方面(左)への分岐を右折すると一気に渋滞は一気に解消。今度は対向車線が渋滞です。どうやらアウターバンクスの北側カローラ方面に出かける観光客が多いということのようです。キル・デビル・ヒルズや、ハッテラス方面はさほどは混まない。とにかく夏は場所によってはこのような観光客渋滞に巻き込まれる(って自分もその観光客の一人なんですが)ので要注意です。
この渋滞でおそらく1時間以上ロスしました。本来ならホテルからライト兄弟記念碑まで2時間はかからないはずなんです。それが約3時間かかってもう12時過ぎ。朝、もうちょっと早く出ればよかったと反省。
丘の上に立つ記念碑
ライト兄弟初飛行の地は国立史跡になっていて、記念碑とビジターセンターがあります。ライト兄弟が研究開発とテスト飛行のため滞在した建物も復元されています。史跡公園への入場は有料。
この中で寝泊まりしながら研究と実験を続けた
ビジターセンターには、まず1901年に先行してテストした動力無しのいわゆるグライダー、そして1903年に動力を備えた空気より重い航空機として始めて飛行に成功した「ライトフライヤー号」の復元機が展示されています。私がビジターセンターに入ったとき、ちょうどその前でレンジャーの方が初飛行の様子を説明しているところでした。
1903年12月17日、ライトフライヤー号の試験飛行。1回目、パイロットは弟のオーヴィル・ライト。飛行時間12秒で120feet、2回目、パイロットは兄のウィルバー・ライト。飛行時間12秒 175feet、3回目、オーヴィル。飛行時間15秒で200feet、そして4回目、ウィルバー。59秒mで852feet飛んで、クラッシュ。「空気よりも重い飛行機械は、不可能である」言われていた当時、この飛行実験の成功が飛行機の時代を切り開く偉大な一歩になったのですね。
風洞
ビジターセンターには、彼らが実験に使った風洞、工具、実際に使ったエンジンの一部など、さまざまな関連資料が展示されています。
屋外には離陸した地点が示され、1回目から4回目まで、到達した距離のところにそれぞれ碑が立っています。実際のスケールで示すというこの見せ方が、広大な土地を展示のために残しておけるアメリカらしいところです。おそらく日本だと碑が一つ建って終わりでしょう。
4回目の飛行、パイロットはウィルバー、59秒mで852feet
飛行実験にこの場所を選んだのは、飛行に有利な強風が安定して吹くからなのだとか。今は回りに樹が茂っていますが、当時ここは砂丘。テスト飛行をする彼らの目の前には海が広がっていたはずで、彼らの思いはその海の向こうまで飛んでいたことでしょう。
記念碑の建つ丘からテスト飛行場を望む
改めて考えてみると初飛行の成功ってわずか100年ちょっと前なんですよね。今の飛行機を見ているとちょっと信じられないくらいです。ライト飛行の初飛行の後の歴史を見てみると、1909年にはフランス機が英仏海峡を横断、同年アメリカでは巡洋艦からの離発着に成功。1913年には飛行艇が出来、定期旅客路線が運航されます。第一次大戦ではまず偵察機として導入、その後爆撃機、戦闘機も誕生します。そして1939年から始まった第二次世界大戦では既に飛行機が戦闘の主役に。ライト兄弟の初飛行から僅か40年で、制空権の奪取が世界的な戦争の勝利の鍵となる時代になっちゃったわけ。戦争が絡んだせいもありますが、改めて技術の進歩は早いものだなと感じます。
ライト兄弟の記念碑・・・と言っちゃうと、なんでもない史跡公園に思えますが、心の持ちようによっていろんな感慨に耽れるところではあります。
オーシャン・ビュー・ビーチ・パーク@Norfolk [アメリカ観光]
2日目の予定はノーフォークを出て南下、ライト兄弟記念公園(Wright Brothers National Memorial)まで2時間弱、そこからハッテラス岬(Cape Hatteras National Seashore)までの往復は2時間半くらい。移動時間は5時間弱くらいだろうとの読みです。次の宿泊はライト兄弟記念公園近くのホテル。
それほど早く出発する必要がないので、朝飯前に日の出撮影をしようと思い立ち、ホテルから6マイルほどのところにあるオーシャン・ビュー・ビーチ・パーク(Ocean View Beach Park)という小さな海岸公園へ・・・ってそこを目指して出かけたように書いてますが、もともと調べてあったわけではなく、取り敢えず海岸沿いを走ればどっか写真が撮れるところがあるんじゃないかと思って出かけて、たまたま見つけただけです。毎度毎度の行き当たりばったり。
海岸には何人かがたむろしていました。地元の人っぽかったですね。地元の人のための公共海岸って感じなのでしょうか。朝から宴会やるモードで準備をし始めているような人もいました。webサイトによると、どうやらここでジャズフェスティバルも開かれるようです。
ひとり撮影遊びをしたあと、ホテルに帰還。Hampton Innは朝食付なので、朝はホテルで食べなきゃ損ですからネ。
夕暮れの戦艦@Norfolk [アメリカ観光]
日が傾き始めた海岸沿いの遊歩道を戦艦を眺めながら少し散歩。この時間はなんでも綺麗に撮れるんですよね。
EOS5Dmark2 EF24-105mmF4L IS USM
水兵に恋しちゃいけねぇぜ、あばよ。
今回の旅のお供は、メインカメラがEOS5Dmark2 。レンズはEF24-105mmF4L IS USM、EF16-35mm F2.8L USM、そしてタムロンの70-300mmでした。サブカメラはFUJIFILMのX10。特殊なレンズでの撮影をするつもりがなかったので、SONY α700は自宅待機です。最近は先発落ちが多いんですよね。
EOS5Dmark2 EF24-105mmF4L IS USM
ひとしきり撮影を楽しんだ後・・・どっかで夕食を取らねば・・・ってことで、ホテル近くにあった、Ruby Tuesday へ。
どこにでもあるチェーン店なのですが利用したことはなく、実はこれが初めてのトライでした。
あまり腹は減っていないので、パスタくらいで・・とメニューを眺め、ロブスターのカルボナーラというやや怪しげな組み合わせのパスタを注文してみました。アメリカのパスタって、たいていふにゃふにゃのくちゃくちゃでマズイのだけれど、まぁ食べられないことはないだろうと・・・・。不味(-_-)# しかも高いし。でも、今後のためにちょっとこの手のレストランで食べられるメニューを確保しおいたほうがいいかなと思っていて、あと一回だけはトライしてみようと思っています。
FUJIFILM X10
軽くストロボを発光させて撮影
記録、記憶の助けのための撮影はこの手のカメラに限ります
宿泊先のHampton Inn Norfolk-Naval Baseに戻ったのは10時頃だったかな。
¥12,018▼
海軍基地クルーズ@Norfolk [アメリカ観光]
ホテルを出て、三度、NAUTICUSへ。軍港を見学するクルーズ(Victory Rover NAVAL BASE Cruises)は海(というか正確には川かも)に向かって博物館の左側、公園の端のデッキから出ます。乗船時に、簡単な荷物検査。普通のセキュリティチェックに比べるとかなり緩いチェックでしたが、あまり激しい望遠レンズなんぞを持っているとチェックされるのかもしれません。どうなんでしょうか。私は5Dmark2に標準ズーム。
モンテレー(USS Monterey, CG-61)
タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の15番艦
ちょっと隠して改造中?
ちょっと腹減ったし、喉も渇いたので、レモネードとチップスを船内で買ってから展望のいい2Fデッキへ。17時半に出航。一旦船は海軍基地とは逆方向に向かいます。南へ、エリザベス川を遡っていきます。そこには造船所のドッグがいくつかあり、軍艦がメンテ、改装中でした。そこあたりをぐるっと見学した後、船は反転して海軍基地方面へ。基地は海側にあるのです。
手前はオーク・ヒル(USS Oak Hill, LSD-51)
ハーパーズ・フェリー級ドック型揚陸艦の3番艦
奥はアシュランド(USS Ashland, LSD-48)
ホイッドビー・アイランド級ドック型揚陸艦の8番艦
写真屋としては座っていられないので・・・立ちで撮影。隣でニコンの連写の音が・・・メッチャ連写しとる、あれかね・・・HDRかね。よくわかりませんが。もちろんノーフォークは商用船の港でもあるので、コンテナ船なんかも見られます。船内放送では、そこもキッチリ解説してました。
右は Patuxent (USNS T-AO-201) 給油艦です。
左はメサ・ヴェルデ (USS Mesa Verde, LPD-19)
サン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦
ノーフォーク海軍基地(Naval Station Norfolk)は、アメリカ海軍最大の基地で、アメリカ統合戦力軍、アメリカ艦隊総軍、アメリカ海兵隊総軍、統合戦力軍特殊作戦軍団、および北大西洋条約機構(NATO)の変革連合軍が司令部を置いており、14の桟橋、11の格納庫があるそうです(wikipediaによる)。時間があったらGoogleマップやGoogle Earthで基地を見ていただくと面白いと思います。
左はサミュエル・B・ロバーツ (USS Samuel B. Roberts, FFG-58)
オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートの48番艦
右はオスカー・オースチン (USS Oscar Austin, DDG-79)
アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の29番艦
レーダーたくさん積んだいわゆるイージス艦がやはり目立ちますね。船内放送ではエキスペンシブを連発していました。
ペリリュー (USS Peleliu, LHA-5)
タラワ級強襲揚陸艦の5番艦
船内には解説が流れます、一応聞きますが、そもそも前提知識が何もないのでよくわかりません。そもそも船の名前なんか言われたって記憶できはずもない。しかし世の中便利になりまして、艦に描かれているNo.でweb検索すればその船が何かを調べられるんですよね。インターネットの無かった昔じゃできなかったことです。
キアサージ (USS Kearsarge, LHD-3)
ワスプ級強襲揚陸艦の3番艦
USNS William McLean (T-AKE-12)
ルイス・アンド・クラーク級貨物弾薬補給艦
ジョージ・H・W・ブッシュ (USS George H. W. Bush, CVN-77)
アニミッツ級航空母艦第10番艦(最終艦)
湾の一番外側の桟橋に巨大な空母が停泊。ジョージ・H・W・ブッシュ。ブッシュ父の名前が付けられたアニミッツ級航空母です。ここで船内放送は終わり、船は速度を上げてNAUTICUSに戻ります。
戦艦ウィスコンシン@Norfolk [アメリカ観光]
「NAUTICUS」に戻り博物館見学。よく分からない博物館でして、いわゆる貨物輸送のための港湾の施設、機能に関する説明があるなと思って歩いていくと、大砲の展示が出てきたり、サメのなんちゃら・・・とかいう展示があったり、津波の紹介があったりします。まぁ実際の目玉は海軍ミュージアム(Hampton Roads Naval Museum)と、戦艦ウィスコンシンのなのでしょう。
海軍ミュージアムはさらっと見ちゃったんで、詳しくお伝えできない・・・っつうか、もともと前提としての知識ないし、英語読めないし、無理!! 検索していたら、私の少し前に、ノーフォークに入った日本人のブログを見つけましたので、リンクを貼り付けておきます。ここ(リンク切れは御容赦下さい)。いやぁ勉強になるなぁ・・・。
海軍ミュージアム
戦艦ウィスコンシンのデッキには、館内2Fから橋を通って行きます。USS Wisconsin, BB-64。アイオワ級戦艦の4番艦。1943年12月7日進水。1944年4月16日就役、主に太平洋戦争、朝鮮戦争で活躍。1991年9月30日退役。ちなみにアイオワ級戦艦3番艦は降伏文書が調印されたミズーリ(USS Missouri, BB-63)です。これもハワイ真珠湾で公開されています。4番艦がアラバマ (USS Alabama, BB-60) 、こちらはアラバマ州モービルで公開。同じタイプの戦艦でさえ、こんなにやたら保存、公開されてるという・・・さすがミリタリーの国USA。もちろん他の形式の戦艦も・・・たとえばノースカロライナ州のウィルミントンではノースカロライナ級戦艦、ノースカロライナ (USS North Carolina, BB-55) 。モービル、ウィルミントンは車で片道1日圏内なのでそのうち行くでしょう。サウスカロライナ州チャールストン、パトリオット・ポイントで公開されている空母ヨークタウンは見学済み。最初は1回、2回目はかみさんを案内。男の子だけが楽しいのかと思ったらそうでもなく、かみさんもかなり楽しかったいう感想でした。こちらに古い記事が。ミリタリーお宅でなくても、この手の観光スポットを旅行に組み込むと面白いと思います。
人間と大きさを比べてくださいな
見学はほぼ外側からだけで、中には僅かしか入れません。食堂とトイレと士官室とか、そのくらいだったかな。パトリオット・ポイントのヨークタウンは、ほぼ全部といってくらい見学できるので、それに比べると物足りません。ただ大砲の迫力は空母では体験できないので
これは一見の価値ありです。
戦艦は前方をダウンタウンに向けて係留
主砲もビルに向けて・・
ひとまず見学終了。ダウンタウンのホテルは高いので、今日は少し離れた場所、17時半からのクルーズで見学する海軍基地の近くのHamton Innを予約してあります。17時半からのクルーズは2時間かかり、そのあと食事したりするとホテルへの到着がめっちゃ遅くなるので、先にチェックインを済ませることにしました。ホテルの近くが基地の入り口がありました。どうやら基地も見学ツアー(バス)というものを用意しているようです。
マッカーサー記念館@Norfolk [アメリカ観光]
ノーフォーク到着は12時半頃でした。自宅を出たのが4時20分頃、約460マイル、ほぼ8時間のドライブということになります。戦艦ウィスコンシンが展示されているのは「NAUTICUS」という名前の国立海洋センター、そしてその横から軍港クルーズ船「Victory Rover NAVAL BASE Cruises」が出るということだけは調べてきました。デカイ軍艦が係留されているんで、NAUTICUSの場所はすぐ分かりましたが・・・えっと、駐車場は・・・と(^^; 田舎モノなので、この手の博物館には広大な駐車場が併設されているものだと思い込んでいましたのですが、ここは街中なんで、それがないんですよね。どうやら、近くの有料パーキングを利用しろということのようで。そんなことで、クルクル回っちゃって時間ロス。
Downtownから見た戦艦ウィスコンシン
お目当ての軍港クルーズは11時、14時、そして17時半の一日3回の出航。わたしは17時半のチケットを購入。料金はクルーズだけだと$20。NauticusとのCombo Ticket だと$28。17時半までに、マッカーサー記念館と、NAUTICUS内の海軍博物館、戦艦ウィスコンシンの見学などをすませるつもり。
市内にはこんな小綺麗な電車が走ってました
マッカーサー記念館(Mac Arthur Memorial Museum)はNAUTICUSから歩いて10分もかからないところにあるので、まずそこに向かいます。いや、実はここも事前に場所を調べる時間がなく、ここの着いてからiPhoneの地図で確認したら近かった・・・というだけのことでして・・・・、計画を立てているようでいて、実態はこんな行き当たりバッタリ。
記念館の建物は「旧ノーフォーク市庁舎」(国家歴史登録財)。その前に立つのはもちろん「ダグラス・マッカーサー元帥」。建物の右手にビジターセンターが改築中。本来その中に入るギフトショップやシアターは記念館の裏手でテンポラリーに営業中でした。
入り口でどこから来た?と声をかけられたので、一応Japanと答えておきました。料金は?というと、基本無料で寄付だけということ。ほぉ~。さて、記念館の中にはいるとまずマッカーサー夫妻の墓。
そして1F、2Fに関連資料がぎっしり。無料とはいえ、かなり見ごたえのある博物館となっています。土曜日であることもあって、かなり見学者は多かったです。
ノーフォークはマッカーサーの母親の出身地、その縁でここに記念館が設置されたようです。マッカーサーの生い立ちの展示では彼の先祖はネイティブアメリカンと戦っていた・・・との記述。そこからかい!! 父親は南北戦争時の軍人。
幼少期、軍での経歴、そしてもちろんハイライトは太平洋戦争で、それには大きなスペースが割かれていました。アメリカ軍のフィリピンでの防戦、撤退、反攻・・・。
そして東京湾にいた戦艦ミズーリ上において調印された降伏文書(原寸大コピー?)の展示もありました。
そしてCHQ最高司令官の時代。さらに朝鮮戦争・・・。
あまり積極的に彼について調べたこともなかったので、改めて彼の足跡を認識できたという点で見学の意義はあったかな。もちろん展示の英語を読んで理解できたわけでもなんでもなく、これで興味を持って改めて調べるきっかけになったというだけのことですが。
裏のギフトショップには、降伏文書の縮小コピーもお土産として売ってました。太平洋戦争を経験した退役軍人さんだったら買いそうですが・・・。「ここの品は、全部10%引きで、TAXフリーよ」とおばさんに言われましたが、結局何も買わずに出てきました。
東海岸への旅 [アメリカ観光]
7月4日はUSAの独立記念日で祝日・・いわゆるお休みでした。USAの祝日(National Holiday)はほとんどが第○月曜日というように連休になるように設定されるのですが、この独立記念日はきっかり7月4日のまま動きません。今年は水曜日。月火、あるいは木金のどちらかを休めば5連休。ちょうど子供も夏休み期間中なので、ここで長い休暇を取る人も多いです。
私は残念ながら5連休と言うわけにはいかず、金曜日だけ休んで3連休。貴重な三連休ということで、恒例の長距離遠征に。いつ休めるか直前まで決められなかったので、フライトの予約はせず。適当にぶらっと車で出かけられるところ限定。 車で2泊3日ということだと、片道350〜500マイルというところが射程距離になります。それより近い場合は日帰りとか1泊とか、普通の週末で行けますからね。今回は東海岸に目を付けました。いままで、いわゆる海岸沿いってほとんど行ってなかったんです。
ノースカロライナの東海岸には二つの国立史跡、公園があります。ひとつは、人類初の動力飛行に成功したライト兄弟の記念公園(Wright Brothers National Memorial)、そしてもうひとつがハッテラス岬(Cape Hatteras National Seashore)。ランドマークは岬に立つUSAで一番高い灯台。このあたりには「アウターバンクス」と呼ばれる大西洋に突き出た砂州は極めて特徴のある地形でも有名で、一度行って見たいと思っていたところでもありました。ということで、この二ヶ所に立ち寄ることを前提に計画を立案。
Wright Brothers National Memorial
ただこの二つ、国立公園とはいえ、今一つインパクトに欠けるのです。なにせ1000マイルを超えるドライブをして出かけるわけですからね。これに何を組み合わせるかがもうひとつの問題です。
ライト兄弟の記念碑から北へ車で1時間半程度、州境を超えてバージニア州に入ったところにノーフォーク(Norfolk)という大きな都市があります。で、ここにUSA最大の海軍基地(NAVAL STATION NORFOLK)があるのですよ。ダウンタウンにある海洋博物館「NAUTICUS」には退役した戦艦ウィスコンシン(Battleship Wisconsin)が展示されており、そこから軍港を見学するクルーズ(Victory Rover NAVAL BASE Cruises)が出ています。
Battleship Wisconsin
さらに博物館の近くには、マッカーサー記念館(The MacArthur Memorial)も。ミリタリー・マニアではないあたくしでも、ここはもう行くしかないと・・・。
The MacArthur Memorial
もし4泊5日の休みが取れたなら、さらに北、ウィリアムズバーグのコロニアル・ウィリアムズバーグにまで足を伸ばしたかったのです。そうすればかなり充実度は増したはずなのですが、3日間ではこの程度が精一杯。それでもノーフォーク・ミリタリー観光、ライト兄弟の記念碑、アウターバンクスとハッテラス灯台の3本柱ならまずまずでしょう。
この日程を決めたのは出発前日の夜。それから宿を探してみたところ、空きが無く、かなり選択肢が少ない。ハッテラス近辺では適当なホテルを見つけることが出来ず、ライト兄弟記念碑近くのDays Innをなんとか確保。ただし料金はメッチャ高い。サマーバケーションシーズンのビーチだから仕方ないんだけど。
Roan Highlands [アメリカ観光]
frickrで書き込みしてくれた人の写真を見に行ったら、ノースカロライナ在住で、結構似たような場所をフィールドにしている人でした。シャクナゲ一杯の山の写真があって、場所を調べたら家から3時間強の高原。そのうち出かけてみようらなと思った翌日にもう出かけちゃいました。
行きは少し遠回りでBlue Ridge Parkway経由で。Mt.Mitchellなどにも寄りながらボチボチと行きます。赤紫のカトーバシャクナゲの花はもう終わってしまいましたが、白いシャクナゲはパークウエー沿いでちょうどピーク。日の出は撮れなかったけれど、朝早い日が差し込むパークウェーがいい感じに撮れました。観光写真としてはまずまずか。
Blue Ridge Parkway
さて初めての山、Roan Highlands方面に向かいます。GPSでのウェイポイントのセットをOregon450にしかしていなかったので、カーナビをそれ交換して再出発。ブルー リッジ パークウェーから離れ州道80号線を北上。ここは初めての道です。人口密度が超低そうなのに、ウォルマート・スーパーセンターがあるのにちょっとびっくり。
261号線に入ると周囲はいよいよ山村っぽくなります。そして道は曲がりくねりながら山を登ります。しばらく行くと、カーナビに「アパラチン・トレイルを右へ」という表示が・・・・それ入れませんって。ノースカロライナとテネシーの州境、アパラチアントレイルが道路と交差するCarvers Gapに駐車スペースがあり、そこに車を止めました。いい場所です。なだらかな山は草原状になっており、シャクナゲの樹が点在。残念ながらいまはもう花はないですが。花期は6月初旬のようです。
Jane BaldからCarvers Gap方面を望む
このような山頂、稜線に草原が広がる山は日本にはとても多いのですが、こちらでみたのは初めてです。日本の場合山頂が熊笹に覆われている場合と、草原の場合があって、後者の場合、霧が峰のように放牧に使われた結果、そのような植生になったというところも多いのですが、ここも鉄線に囲われたところに羊が飼われていたので、もしかすると古くから放牧とかに使われていたのかもしれません。
右奥の山がGrassy Ridge Bald
「草のハゲ山」みたいな意味か・・・
登山道はアパラチアン・トレイルの一部です。私は9時30頃に駐車場発。写真を撮りながら歩いて、適当なところで引き返しました。たいていはGrassy Ridge Baldという山の上まで行くようです。降りるときに結構沢山の人とすれ違いました。老若男女はもちろん、犬連れの人がとても多かった。人気の山なのでしょうね。
で、確かにいい感じ・・ではあるのですが、日本の山には遠く及ばず・・というのが私の評価です。
シャクナゲの花の時期はかなり素晴らしいことは想像できます・・・が、それ以外が無い感じ。日本の場合、たとえばレンゲツツジが有名で他の季節は見向きもされないよう思われる甘利山でも、、実際には秋までいろんな種類の花が咲いてとても楽しいのです。どうやらそれが無いみたいなんですよね・・・・もちろん一回行っただけで断定はできないのですが。アタクシ的には、オマケして甘利山、千頭星山と同等レベルに認定します。ホント、霧ヶ峰なんて夢のようですよん。
荷物背負わされてます
ステート・パークとナショナル・フォレスト [アメリカ観光]
先週日曜日はサウスカロライナとノースカロライナの州境付近を徘徊してきました。
このあたり州立公園が密集してあります。サウスカロライナ側には、シーザーズ・ヘッド州立公園 (Caesars Head State Park) 、ジョーンズ・ギャップ州立公園(Jones Gap State Park)、テーブル・ロック州立公園(Table Rock State Park)、オコニー州立公園(Oconee State Park)、デビルフォーク州立公園 (DEVILS FORK STATE PARK)、ケオーウィー・トックサウェイ州立公園(Keowee-Toxaway State Park)などなど。そしてそれに隣接するノースカロライナ側にもサウスマウンテン州立公園(South Mountain State Park)、峡谷州立公園(Gorges State Park )などがあります。
さらにノース側には上記の州立公園の他、ピスガ(Pisgah)、ナンタハラ(Nantahala)という二つのナショナル・フォレストもあります。国立なのですが、国立公園(内務省の国立公園局が所管)とは異なり、こちらは米国農務省森林局の管轄です。日本語でいうと国有自然休養林という感じなのでしょうか。またこの付近はブルーリッジ・パークウェー(これは国立公園局が所管)が最も南側を走る地域であり、ノースの州立公園やこれらのナショナル・フォレストの近くをかすめていきます。
グレート・スモーキーやブルー・リッジ山脈まで行こうとすると片道3時間コースになってしまうのですが、州境近辺なら2時間から2時間半。これまでも時折でかけていますが、先日は、Gorges State ParkとPisgah National forest付近を偵察してきました。
Gorges State Parkは開発中の州立公園で、ビジターセンターはまだ建設中で入れませんでした。パーキングエリアの休憩所やトイレはピッカピカです。「Gorges」は峡谷という意味です。「canyon」はデカイ峡谷。「Gorges」はちっちゃいやつですね。駐車場を起点に滝見台にアクセスできるトレイルがいくつか整備されています。その一つ、とっても短いトレイルを少しだけ歩いてました。
表示も真新しい
@Gorges State Park
湖などが眺められる展望台なのですが
ちょっと残念な感じ・・・鉄塔
@Gorges State Park
Pisgah National forestでは立派なビジターセンターを見つけたのでまずそこに立ち寄ってみました。国立公園のビジターセンターが自然景観や環境、生態系、あるいは開発の歴史などに重点を置いた展示なのに比べ、こちらは、サイクリングや釣り、ハイキング、キャンプなどのリクリエーションに関する展示が大半を占めていました。やはりナショナルパークとは位置づけがずいぶんと違うのでしょう。このあたりも滝で有名。ビジターセンターから北に少し走ったところにあるLooking Glass Fallsを眺めてきました。
Pisgah National forestのビジターセンター
Looking Glass Falls@Pisgah National forest
シャクナゲの季節 [アメリカ観光]
ニューヨーク編をようやく書き終え、疲れてしまってブログ更新をしばらく休んでました。というか、写真のほうを少し調整しながら、flickrにアップしておりました。ブログに掲載したものと同じ写真もありますが、かなり手を加えて別の写真になっているものもあります。興味がありましたらごらん下さい。
サムネイル画面はこちらです。
こちらではスライドショーでごらんになれます。
さてJune・・・6月、アパラチアン山脈南部は石楠花の季節です。毎年(といっても昨年からですが)、この時期はお花見にでかけます。
まず最初に、稜線付近を走るブルーリッジ・パークウェー沿いで目立つのが、鮮やかな赤紫のカトーバ・シャクナゲ(Catawba Rhododendron)。日本でいうとアズマシャクナゲのような感じでしょうか。この写真は、アシュビルからグレートスモーキー方面に向かう途中のBlackBalsam付近で撮影したものです。同じくブルーリッジ・パークウェー、アシュビルとMt.ミッチェルの間にあるCraggy Gardens付近もこの花で有名で、最盛期はトレイルが花のトンネルになります。
Catawba Rhododendron
少し標高の低いところに咲くのが、白い石楠花。こちらはハクサンシャクナゲ風。ただし樹高はそれよりも高めです。Giant Rhododendronとか、Rhododendron maximumなど、いろいろ名前があるようで、こちらでは一般的にシャクナゲというとこの種のモノをいうのかもしれません。
Giant Rhododendron
日本ではカリミアとかアメリカシャクナゲと呼ばれるこの花も有名です。こちらではマウンテンローレル(Mountain Laurel)という呼び名が一般的なようです。ローレルとは月桂樹のことなので、「マウンテンローレル」は「山月桂樹」という意味になります。しかしシャクナゲはツツジ科、月桂樹はクスノキ科で全く違う種類の植物。実際にはマウンテンローレルはシャクナゲの仲間です。この花、つぼみの形がアポロチョコみたいな形をしていてなかなか可愛い。
Mountain Laurel
アパラチアン山脈南部の森の様子は日本とそっくりです。「わざわざアメリカまで出かけてまで見に来る風景では無いぜ」ということなのか(笑)、日本ではあまり紹介されません。それはたぶん賢明な判断でしょう。
昨年買った加藤則芳さんのアパラチアン本をようやく読み初めて、今半分くらいのところです。加藤さんがアパラチアン・トレイルをスルーハイクしたの2005年。今、加藤さんはALSで体がほとんど動かない状態なのですが、ALSを発症される前からあまり体調はよくなかったようで、当時も自分の体と戦いながら歩いておられたのだな・・ということが伝わってきます。強靭な体なのかなというイメージとはずいぶん違ってました。そうは言っても歩く早さはずいぶん速いですけど(^^;
Flickr写真ページのご紹介
五番街のマリーへ [アメリカ観光]
最終日、クレセント号のペン駅発時間は午後2時15分。十分とはいえないものの、まだ観光に使う時間はある。自由の女神観光のクルーズにでも行ってこようかとも思ったのだが、写真的には散歩の方が楽しかろうと考え、目的地を制約せずにぶらぶら散歩することにした。ホテルのチェックアウトは10時なので、先にチェックアウトして荷物だけをフロントに預かってもらう。これで1時頃までは手ぶらで散歩ができる。EF16-35mm/F2.8mmを装着したEOS5Dmk2を手に、まず五番街を北へ。
5th Ave.
五番街を歩くと、ついついマリーの家を探してしまうのは、きっと「あらフィフ」以上に違いない。しかし五番街と一言にいっても、南はワシントン・スクエアから北はハーレムのずっと北まであるわけで、五番街に行ったからといって、そうそう簡単にマリーの家を訪ねて、どんな暮らしをしているか見てくるわけにはいかないのである。
高橋真梨子さんも還暦をとうに過ぎまして・・・
時の過ぎるのは早いモノでございますね。
セント・パトリック教会
初日に訪れたロックフェラーセンター。昼間はやはりずいぶんと印象が違う。ここにあるのは、最近はやりの凝ったデザインのビルとは違い、質実剛健、マシカクで重量感溢れるビル群である。まるで「山」だ。
ロックフェラー・センター
結局マリーの家は見つからず(爆)、再びタイムズ・スクエア方面へ
Times Square
南へ向かい、かねてから覗いてみたかったB&Hのショップへ。通販で有名なカメラショップのリアル店舗である。
しかしたどり着いたショップはお休みであった。日曜日休みであることは知っていたのだが・・・祝日も休みなのであった・・・考えてみればそうだよねってことで、何も確認しないで来る自分が悪い。
ブライアント・パーク
突然、中途半端に時間が空いてしまい、売店でティーなど買い、休憩。
ホテルで荷物を受け取ってからペン駅に入ったのが1時過ぎ。正面のでかい掲示板に、クレセント号On Timeとあるのを確認する。ここにはレストランやファストフードの店が結構あって食べるものには不自由しない。アムトラック乗客は専用の待合室を使えるので、そこでしばらく休憩。「今から改札始めますよ」アナウンスがあったらホームへの入口に並んで改札を受ける仕組みだ。聞き逃したら大変だと若干緊張するが、多くの人が乗車するのでまずそういうことは無さそうである。
ペンシルベニア・ステーション
ニューヨークを出て1,2時間経ったころだっただろうか。ディナーの予約に車掌が回ってきた。迷うことなく予約。5時45分からだったかな・・。日本でも食堂車など利用した記憶がないので、もしかしたら初めての食堂車体験だったかもしれない。AMTRACKなんとかという、ステーキのセットメニューを頼んだ。サラダとパンがついて$25。想像していたより安くて味もよかった。あまり過剰な期待をしないほうが世の中幸せに過ごせるのだよ。
おまけ
Fifth Avenue 別アレンジの英語バーション があったので貼り付けときます。
タグ:ニューヨーク
ブロードウエーとミュージカル [アメリカ観光]
ニューヨークの「ブロード・ウェー」というと、即「ミュージカル」を連想するのだが、実際の「ブロード・ウェー」はマンハッタンを南北に走る通りの名前だ。実際に劇場などが集中しているのは、タイムズスクエアの周辺のごく一部である。
マンハッタンの道路は御存知の通り格子状に作られていて、南北に走る道をAvenue、東西に走る道をStreetという。そしてAvenueは東から、Streetは南からそれぞれ追い番が付けられている。その整然とした格子状の区画の中に、一本異彩を放つ道路が存在する。それが「ブロード・ウェー」。そう・・・この道路は、14stにあるユニオンスクエアからセントラルパークの南西の隅にあるコロンバスサークルにかけて、ちょうどニューヨークのど真ん中を斜めに突っ切っているのだ。
BROADWAY にて
マンハッタンに格子状の道路を基本とする都市計画が立てられたのは19世紀初頭。ブロードウエーはそれ以前からある古い道が残されたものなのだそうだ。なぜこの道路だけが残されたのか知らない。しかし、これによって街並みに変化が生まれ、ニューヨークの街によりいっそう魅力を与えているのは確かだろう。たとえば三角形ビルで有名なフラットアイアンビルディング(Flatiron Building)はブロードウエーと5Avと22St.とが交差する地点にある。そしてかの有名なタイムズスクエアというのは、ブロードウエーが7Av.と42St.と交差する付近一帯を言う。
Times Square
ニューヨークにもブロードウェーにも興味の無かったアタクシメは、実はこんなことも今までまるで知らなかったのだ。それが物知り顔でこんなことを書いたりするのだから、百聞は一見に如かずとはよく言ったものである。
こんな人ももちろんいる
今夜のミュージカルのチケットはすでに事前に購入済みだ。ロングラン公演されている有名なものを見る手ももちろんあったのだが、英語がよく分からんちんには、ストーリーをよく知っている物語のほうが楽しめる。そんなわけで、「SISTER ACT」をチョイスした。有名な映画をミュージカル化したものだ。日本語のタイトルは「天使にラブソングを」。ブロードウエーでは、2011年から公演が始まった比較的新しいもので、映画で主演したウーピー・ゴールドバーグもプロディースに携わっている。
Discount ticket屋さん
タイムズスクエアーのど真ん中に安売りチケット売り場があった。ここで安く売られているものの中から選択すれば、たぶん相当安上がりだろう。「Sister Act」 50%引き・・・・あらあら(^^;
写真を撮っていたら飯を食う時間がなくなり、結局マクドナルドに・・・・(-_-) なにもタイムズスクエアでマックを食わんでも・・と思わないでもないが、まぁいいか。
Times SquareでMacを・・・(T_T)
SISTER ACTが公演されているブロードウエー劇場はタイムズスクエアのちょい北にある。席は決まっているので早めに入る必要はないのだが、開場と同時にどんどん人が入っていく。外に居てもたいしてやることはないからか。
ミュージカルの内容は御存知のストーリ。あらすじは概ね映画と同じである。驚いたのがシスターの配役で、役者はもちろん映画とは違うのだが、それぞれのキャラクター・・体型や表情の作り方など・・が、映画とそっくりなのだ。流石に主役のデロリスはWhoopi Goldbergほどには強烈ではないけれど。
映画と違うところは、デロリスを匿う警官のキャラ。明日のスターを夢見る妙なキャラクターで、警官→トラボルタ(風?)→警官の早替わりは見モノ。そして最後にはデロリスと好い仲に・・・。 あとは終盤の山場、映画ではデロリスがさらわれ、それを奪還しにシスターたちがリノに乗りんでカジノでドタバタの追い駆けっこを繰り広げるのだが、ミュージカル版ではギャングの子分がシスターの格好をして修道院に侵入、デロリスを殺しにくるという設定になっている。
劇中で使われる歌はすべてオリジナルとのことで、映画で使われている歌は一つも使われない。そのあたり映画ファンにはちょっとアレっ?と感じることもあるかもしれない。そしてさらにラストではシスターの衣装がありえないほど派手になり、もう教会だったことも、シスターだったことも忘れてしまうくらいだ。そのあたりがミュージカルならではといえよう。
そして、噂を聞いて修道院を訪れた法王の前で歌を披露するシーン、法王役はなんとずっと舞台の下で音楽を指揮していた指揮者で、いつの間にか白い帽子を被ってゆっくり拍手しているので大爆笑。
ミュージカルが跳ね、そしてBroadwayの夜は更けていく・・・
タグ:ニューヨーク
ニューヨーク近代美術館(MoMA) [アメリカ観光]
ここは19世紀後半からの美術作品をコレクションし展示している美術館である。絵画・彫刻、建築・デザイン、ドローイング、そして写真の展示もあり盛りだくさん。
The starry nightですね。ゴッホ。
オーディオガイド(日本語あり)は無料でレンタルが可能。IDカードを預けて借りることになっているのだが、確かパスポートはダメと書かれていたので日本からの観光客の場合はどうするのだろう。スマートフォンでWiFiでアクセスしてオーディオガイドを聞くこともできるようなのだが、試してないので実際にどうやるのか、日本語があるのかなどは知らない(^^; さて、このオーディオガイド、ほとんど日本語化されているのだが、ときおり英語のままになっているものもあり、なかなかお茶目だ。
ピカソの絵はかなり沢山
写真は、まずマン・レイ
日本人作家の作品群
東松照明氏、秋山亮二氏の作品など・・・
タグ:ニューヨーク
地下鉄の話 [アメリカ観光]
ハーレムの教会でゴスペルを聞いた後、再び地下鉄。A・B・C・Dラインの125St.駅からダウンタウン方面に向かう電車に乗った・・・などと書くと、滞在二日目、すっかり地下鉄を乗りこなしているなと感じるであろうが、実はそんなことは全くない。分からないことばっかりだ。
125St.駅
ということで、ここでちょっと地下鉄のお話。ニューヨークには沢山の地下鉄路線がある。数字で1〜7、アルファベットでA〜・・・たくさん。一部は同じ線を走り、途中から行き先が分かれるというものも多い。上でA・B・C・Dラインと書いたのは、4つの路線が同じところを走っているという意味。なので同じ乗り場であっても行き先が違う列車がやってくるので要注意なのだ。そしてもう一つ注意。各駅停車のLocalと主要駅にしか止まらないExpressがある。だから、目的地は隣の駅だからどの電車でもいいやと思って飛び乗ると、偉い目に遭うのだ。
・・・そうです、やっちゃいました!
降りるつもりだった駅は72St。しかし電車は125stを出発してから、116St. Cathedral Pkwy、103St. 、96St. 、86Stと次々と通過、そして無情にも72stも通過してしまった。停車した次の59St.で、逆方向のLocalに乗って72Stへ。たいした時間ロスではなかったのだが、結構焦る。
ちなみに、地下鉄はメトロカードを買って乗る。1回分のチケット、チャージも可能なプリペイド式のカード、1日乗り放題のカードがある(らしい・・しまった、気がつかなかった!)ので、適当なものを購入する。私は$10のカードを買って、二日目に再チャージした。まだちょっと残ってる。地下鉄はたいてい南北に走っているので、行き先に関しては、Uptown(北行)かDowntown(南行)かを確認するだけでよく、とっても簡単である。もちろん例外有り。
車両の中でパフォーマンス開始
車両の中でパフォーマンスを始める若者もいる。ちょうど間違って乗ったExpressの中でマイケルジャクソン的なダンスが始まった。私は離れた場所にいたので、チップは入れなかったけど。
さて、72Stの年季の入った階段から地上へ、由緒ありそうな建物のすぐ横に出た。建物の名前は「ダコタ・アパート(Dakota Apartment)」。ここは、ジョン・レノンがオノ・ヨーコと住んでいたマンションなのだ。1980年12月8日、ジョン・レノンが射殺されたのもこの建物の前だそうだ。
Dakota Apartment
ダコタ・アパートからセントラルパークへ、ストロベリーフィールズを通って、公園内をコロンバス・サークルまで散歩。そこから7th Aveへ出て、工事中のカーネギー・ホールの前を通り、次の目的地であるニューヨーク近代美術館(MoMA)へと向かった。
Central Park
タグ:ニューヨーク
ハーレムでゴスペルを・・ [アメリカ観光]
ハーレムの黒人教会では、日曜の礼拝でゴスペルが歌われる。NYへ行ったら、これだけはどうしても聴きに行きたいなと思っていた。選んだのは「グレーター・レフュージ・テンプル教会(Greater Refuge Temple)」。観光客も受け入れてくれることで、よく知られた教会である。
ハーレム125stにあるH&M
ポスターのモデルは全員黒人。マネキンを全部真っ黒だった。
地下鉄2・3ラインを125stで降りて、教会へ向かう。ハーレムというと治安が悪く怖いイメージがあるが、最近はかなり改善されてきているようだ。昼間の125stは観光客も多く賑やかで、危険を感じることは無かった。
Greater Refuge Temple
教会の前にはもう観光客の列が出来ていたので、迷うことはなくすぐ分かった。写真はダメなことは心得ているので、ショルダーバッグの中にしまう。白い衣装、あるいは着飾った黒人信者の方が次々とやってきて教会の中に入っていく。
11時頃になって観光客が中に案内された。二階席。すでにツアー客と思われる客で2階席がかなり埋まっていた。 牧師さんの説教はすでに終盤にさしかかっており野太い声で「ハレルーヤ」を連呼中。
そして歌が始まる・・。
右手にはドラム、ベース・・・信者、観光客とも手拍子・・・ノリノリである。
歌はけして上手いとは言わないが、大音量で、迫力は満点。
一段落したところで・・・DONATIONの器が回ってくる。$5投入・・・(^^;
You Tubeを探したら動画があったので御紹介。
12時過ぎ、教会を出て、125stを西へ。アポロシアターの前を通り地下鉄A・B・C・Dラインの125st駅へ。
今回の私のハーレム訪問は125stと、Greater Refuge Templeだけ。機会があったら別の教会にも行ってみたい。
タグ:ニューヨーク
エンパイヤ・ステート・ビル [アメリカ観光]
ゴスペルをぜひ聴きたいと思っていた。ガイドブックなどで調べるとメジャーなのはハーレムにある教会なのだそうで、観光客も気軽に訪れることが出来るらしい。日曜日の午前中、ゴスペルが始まるのはだいたい11時頃である。
朝まで降っていた雨は止んだ・・・さて。
さて、それまでの間どうするか。博物館は早いところでも開館は10時。朝、立ち寄ることは出来ない。実はこんな場合にピッタリなアトラクションがあるのだ・・・それはエンパイヤ・ステート・ビルディング(the Empire State Building)。ここは8時からスタート。しかもホテルからはすぐである。
入場したときにはすでに8時を過ぎており、チケット売り場にはすでに多くの人の列。ただCityPassを持っていればワープが可能だ。さらにオーディオガイド(日本語)も無料。オーディオガイドでは、エンパイヤステートビルの歴史の詳しい解説と、展望台から見える眺望の説明を聞くことができる。
City Passを持っているとこの列をワープできる
「エンパイア・ステート・ビル」。高さ381m、102階、当時高さ世界一のこのビルの竣工は世界大恐慌中の1931年。なんと着工から僅か1年2ヶ月足らずで完成したそうである。信じられない早さ。驚異の突貫工事だ。建設にあたっては1階あたり1人の死亡を予想していたそうだが、実際には2人だったそうだ。1931年というと今から約80年前、昭和6年である。当時、あまりの高さに強度が心配されたこともあったようだが、未だに健在。それにしても当時のアメリカの技術力にはまったく恐れ入る。1945年にはB-29が79階に突っ込むという事故が起こったが、建物自体への損害は比較的少なく、事故後2日で営業を再開したそうだ。
1972年に高さ世界一の座を譲ったものの、今でも世界で一番有名なビルと言ってもよいのではないだろうか。1972年にこのビルの高さを抜いたのがWTCのノースタワー。2001年9月11日以降はこのエンパイヤ・ステート・ビルが再びニューヨークで一番高いビルになっている。
エレベーター順番待ち・・・
ナルシスな・・・自分撮り・・思わず撮った私が写ってたりして・・・怖っ
正面にロックフェラービル群
左奥の緑地がセントラルパーク。
南側の展望
手前の三角形のビル(フラットアイアン・ビル)の右側の通りが五番街
左に向かう道がブロードウェー。
奥に見えるのがロウワーマンハッタンのビル群。
ひときわ高いのが再建中のWTCビル。
タグ:ニューヨーク
Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.
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BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記