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カウントダウンの旅3・・・戦艦アラバマ記念公園 [アメリカ観光]

 モービルの街の近くに戦艦アラバマ記念公園(USS Alabama Battleship Memorial Park)があります。

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戦艦アラバマと屋外展示

 これまで軍艦としては、チャールストンの「空母ヨークタウン」、ウィルミントンの「戦艦ノースカロライナ」(ノースカロライナ級)、ノーフォークの「戦艦ウィスコンシン」(アイオワ級)を見学してきましたが、この公園に保存されているアラバマはサウスダコタ級の戦艦で、作られた順でいうと、ノースカロライナ級とアイオワ級の間に位置する戦艦です。あたしのような素人がどれを見たって同じなのですが。でも・・・やっぱ、細身で大型の「ウィスコンシン」が一番格好よかったです。

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戦艦アラバマ

 「アラバマ」は機関室から砲弾ラック、居住空間まで、ほとんどの部分が見学できます。これまで見た中ですと、「戦艦ノースカロライナ」「空母ヨークタウン」は、ほとんどの部分が見学できましたが、「ウィスコンシン」はほんの一部だけでした。

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アラバマ内の歯科室

 この記念公園には、戦艦アラバマ以外に、潜水艦も保存されています。ガトー級潜水艦 USS Drum SS-228 。太平洋戦線で輝かしい戦績(T_T)を挙げた潜水艦です。艦内に哨戒の記録が見られるようになっていました。Wikipedia(日本版)にも艦歴が詳細に出ています。2度のハリケーンで大きく損傷し、現在は陸上での展示。当時乗組員だったという方が中で解説をしていました。

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Drum内 元乗組員の方の解説

 エアクラフト・パビリオンも併設されており、各種機体が展示されています。面白いところでは、A-12 というCIA向けに開発された偵察機。真っ黒な機体が当時の記事とともに展示されていました。

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エアクラフト・パビリオン

 ヨークタウンの中にもあり、一度乗って見たかった「フライトシミュレーション」。外で見てると人が入っている箱が油圧でゆっさゆっさと動いて面白いんです。で・・・意を決して乗って見ました。で、個人的な見解を書いておきますけど、「これ乗る価値無いです」、対して体に衝撃もかからないし、Gもかからないし、とってもつまらない。

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フライトシミュレーション

 あとは屋外に戦車。

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M48パットン

 朝鮮戦争、ベトナム戦争の記念碑などもありました。

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あんた誰?

 公園としての総合的な楽しさではチャールストンのパトリオット・ポイントと同等レベルでしょうか。楽しい・・・といっていいのかどうか、ちょっとアレですけど。ノーフォークは現役の軍艦が沢山みられるクルーズがあるんで、それはそれでまた別の楽しさがあります。


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カウントダウンの旅2・・・モービル(アラバマ州)ダウンタウン散歩 [アメリカ観光]

 モービル(Mobil)までは自宅から約7時間半。出発したのは11時頃。時差が1時間あるのでノンストップで走って到着は午後5時です。とはいえ腹が減るので途中で休憩&食事をして、到着したのは6時過ぎでした。

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閑散としたダウンタウン

 ホテルはダウンタウンの中にあるHoliday inn。早速食事をしようと、もっとも賑やかだと思われる通りにでかけたのですが、恐ろしいほどに閑散としています。お店の中からは音楽が流れてくるのですが、人がいない・・・・。なんとも寂しいところだと思いながら少し歩き、オネェサンがギター抱えてカントリーを歌っているメキシコ系のお店に入って夕食にしました。

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一旦ホテルに帰り11時頃に出直したら、街は大賑わい・・・みんなどこかで食事してからこのダウンタウンにやってくるのでしょうか。この通りが賑わうのは夜9時過ぎ頃からだったようです。

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ライトアップされたビルを派手目に調整(爆)

 ちなみにモービルは、「アラバマ州南部のメキシコ湾に面する都市で、州内では唯一海港を持つ都市である。油田によって発展した町で、石油化学工業が盛ん。また、製紙、繊維、アルミニウム工業などが発達している。

一方で、近郊のガルフコースト一帯は白砂の海岸が広がり、穴場のビーチリゾートにもなっている。沿岸は新鮮な海の幸が豊富で、シュリンプを始め、クラブオイスターなどの料理が名物。フォレスト・ガンプの舞台となったことでも知られ、以後は観光都市として注目を浴びるようになった。」(Wikipediaより

ということで(手抜き)。ダウンタウンには規模は小さいものの古い町並みが残り、ニューオリンズと同じく「Mardi grasマルディグラ)」も開かれるそうです。

 

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 ダウンタウンの古い町並みとビル

翌朝は、朝飯前に少し郊外をドライブ。ホテルで朝食をとったあと、要塞跡にあるウェルカム・センターに。
 
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要塞

ウェルカムセンターのおっちゃんは外でなにやら土方仕事をしており、用があったら呼んでくれと。要塞をちと見学。外に出ようとしたとき、後ろから呼び止められます「2枚渡す紙があるからちょっとまて」と。渡す紙とはダウンタウンに残る古い建物の解説がかかれたマップ郊外のドライブマップでした。ありがとさんです。それを見ながらダウンタウンをちょっとばかりお散歩

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Historic town

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縁台将棋ならぬベンチ・チェス

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カウントダウンの旅・・・旅の計画 [アメリカ観光]

 ニューイヤーのカウントダウンが派手に行われる都市のホテル宿泊料金はスポット的に高くなります。会場の近くともなればなおさら。マンハッタンなんぞとても泊まれない料金です。もともと急に思い立ってもなかなか空きがないでしょうが。

 最終的にニューオリンズに行くことを決めたのは、カウントダウンの2週間ほど前でした。すでに有名どころのホテルは予約不可。おそらく比較的お値打ちなホテルは真っ先に埋まってしまったと思われ、今開いているお値打ちっぽいホテルは、なんらかの「訳あり」なのかなぁ、とある程度の覚悟はしました。

 フレンチクオーターから少し離れると少しは空きはあって、その中から安くはないもののなんとか宿を選び確保しました。「コットン・エクスチェンジ ホテル (Cotton Exchange Hotel)」。このホテルが面している通りは、1ブロック半歩いてカナルストリートの横断歩道を渡ると、そのままバーボンストリートというかなり便利な場所に位置しています。ホテルの名前からも想像できるとおり古い建物のようですが、ホテルの名前は入り口部分の屋根につけられた布?(あれはなんというのでしょうか)に書かれていただけだったので、ひょっとするとこの名前になったのは最近なのかもしれません。あまり知られていないので空いていたのかも

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 それにしても安くは無いので3泊もするわけにはいきません。31日の夜だけをニューオリンズで泊まり、その前の2泊は途中で泊まることにしました。1泊目はアラバマ州のモービル古いながらもオールドタウン要塞痕があり、近くに戦艦アラバマの記念公園もあります。オールドタウンへのアクセスが良い、ダウンタウンのホリデーインを予約。2泊目は、ニューオリンズにほど近いスライデル(slidell)。ここはもう、翌日早くニューオリンズに入れるようにというだけでの選択です。

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サンフランシスコへの旅6ークリスマスイブの夜は更けて [アメリカ観光]

 ヨセミテから帰った、クリスマスイブの夜。ホテルで一旦身軽になり、再び夜の町へ・・・。

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サンフランシスコで一番の寿司屋と言われるSANRAKUも8時半まで営業

 イブの夜はお店は早仕舞いだと思っていたのですが、8時を過ぎても街は賑やかでした。ユニオンスクエアの前のmacysもまだやっていました。ここまで都会だと、それほど心配することはないのですね。考えて見れば、キリスト教の人ばかりでもないわけで、そりゃそうかな・・と。

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ユニオンスクエア

 夜もまた、ケーブルカーに乗車。完全にチケットの元はとっております。まぁチケットなければ乗らないだけだけですけどね。前の記事で紹介したケーブルカーのグリップを操作している中国系のおっちゃん。人のカメラを目ざとくみつけて、それは何だと聞いてきます。「7Dか?」と。「5Dだよ」と私。「2?、3?」って、そこまで聞くか。「そのレンズは何?」。「そうかそのボディとレンズだけで○○百ドルだよなぁ」と。 一緒に乗っていた乗客までなぜか頷きますwww

 あのさぁ、この夜中に、人の機材の値段を大きな声で公表するの止めてほしいだけどさ・・・めっちゃアブナイやんか!!  そんなこんなでイブの夜は更けていく〜。

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あ〜

 翌日の朝、雨は降っていなかったので、アラモスクエアという公園にでかけました。ここは小高い丘になっていて、立ち並ぶビクトリアンハウス(これらが有名らしい・・)ごしに遠くに高層ビル街も遠望できます。適当なレンズを持ってなかったので撮らなかったけれど、近所の人が犬を遊ばせている光景がまた良かった・・・。ホテルから公園まではバスで往復したのですが、乗客は中国人とヒスパニック、インド人もいたかな・・あと日本人一名ねwww 白人はいませんでした。クリスマスだからね。朝からバスには乗るようなことはないのでしょう。

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 3泊4日、なんとも慌しいサンフランシスコの旅でした。サンフランシスコは北米大陸では最も日本に近い都市。古くから多くの日本人が訪れ、移住し、生活した街です。サンフランシスコのあるカリフォリニア州そのものが、全米で最も日本との関係が深い州でしょう(ハワイはちと特殊なので除く)。Wikipediaには日本の都市と姉妹都市になっているカリフォルニア州の一覧が出ていますがこれがまた凄い数です。これだけ広く、深く関わり合っているということなのでしょう。

 日本からのツアーもたくさんあって安いので、ひょっとするとアメリカの東海岸からはるばる出かけるよりも、日本発のツアーで出かけたほうが安いのかもしれないなぁとも思いモチベーションはイマイチでしたが、いざ日本に帰ってしまうと腰が重くなってなかなか出かけられないので、今回出かけたのはよかったかなと思います。市内は雨でしたが、まぁそれも良しです。

 もし今度来ることがあればレンタカーを借りて郊外の安いホテルに泊まり、街の中心から少し離れたゴールデン・ゲート・ブリッジや、郊外の自然公園なども訪れたいですね。もしくは100%ヨセミテ滞在か。

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サンフランシスコへの旅5ーヨセミテ日帰り観光 [アメリカ観光]

 サンフランシスコ3日目はヨセミテです。あの有名なヨセミテです。アンセルアダムスの写真で有名なヨセミテです・・・と舞い上がってみるwww

 今回はJTBルックでいくヨセミテ1日ツアーを2週間くらい前に予約しました。天気は野となれ山となれ・・・と。

 ヨセミテはサンフランシスコから車で約3時間半くらい。1日ツアーというのは4時間かけてヨセミテバレー内に入り、1時間ほどの休憩を挟んで車で周遊コースを回って帰ってくるというものです。だから「行った」「見た」だけの観光なんですね。普通はバレー内に何泊か滞在しないとヨセミテの良さは分からないといわれます。

 もちろんJTBには1泊ツアーもあります。ほぼ毎日ツアーバスを運行していて、日帰りのツアーのお客さんはずっと同じバスに乗り、現地宿泊の場合は途中で降ろされ、帰るときに、その日の日帰りツアーのバスに途中から乗るというようなシステムのようです。だから何泊の設定でも可能なのだと思われます。バレー内はシャトルバスが運行されているのでレンタカー無しでもなんとかなりますから、公園内の周遊観光が必要ない場合でもこのツアーシステムに乗っかるのは、結構よい手かもしれません。

 実のところ、ヨセミテ1泊ツアーも考えたんです。ただね・・そうすると当然のことながら高い。でもって、天候の安定しない冬、その2日間が雪で視界がなかったら・・・と考えてとちょっと二の足を踏んだんです。市内観光と違って悪天候だとほとんど何も出来ない。サンフランシスコまで行ってヨセミテで雪に閉じ込められて帰ってきましたというのではコストパフォーマンスが悪過ぎてあまりにも悔やまれます・・・保険として、せめて1日は市内観光に当てるのがベター・・そう判断して日帰りにしたんです。ということで、天候が悪いことは織り込み済みだったのですが、この日は予想以上の晴天でした。到着、出発日を含めて4日間中、この日だけが晴天だったのです。

 ヨセミテ観光は、5月、6月ごろがベストだとされています。夏は雨があまり降りません。夏も中盤になると名物の滝の水量が落ちて見栄えがよくなくなるようです。私もベストシーズンなら2泊か3泊したでしょう。ただ、なかなかバレーの中やバレーに近いホテルは取れないみたいですけど。

 ツアーのミニバスが最寄のホテルにピックアップしに来てくれます。カールトンホテルは指定ホテルに入ってなかったので、私は歩いて5分少々のホリディーインでピックアップしてもらいました。ここで私を含め2人ピックアップ。この日のお客さんは9人。私以外はたぶん20代(かな)。アメリカ在住が少なくとも4名。カナダが1名、沖縄2名。あとの男性2人は1泊コースで途中で分かれちゃたこともあり未確認。6名以上なら黒字だとのことでした。前日は18人だったそうですが、ヨセミテは大雪で視界がほとんど無かったそうです。今朝のサンフランシスコは、昨日の雨が嘘のような雲ひとつ無い晴天です。

 ガイドさんは運転も兼任でした。男性、60歳くらいなのかな。バレー内も車での周遊なので12時間以上運転しっぱなしになりますから、ガイドとの兼任はかなりの重労働だと思われます。ところがこれがまた・・・出発してからすぐ・・・喋りっぱなしなんです。

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ちらりと見えたゴールデン・ゲート・ブリッジ

 お客さんのピックアップを終えると、バスはサンフランシスコを出てサンフランシスコ-オークランド・ベイブリッジを呼ばれる吊橋を渡ります。左手には赤いゴールデン・ゲート・ブリッジが小さく見えました。1936年に建設されたベイブリッジは1989年の地震で一部崩壊したのだとガイド氏が解説。老朽化も著しいので、隣には新しい橋が建設中。しかし中国の建設会社が受注したので、地元では新しい橋は、現在の橋よりも危険になると言われています・・・とのこと。全然ジョークに聞こえないwww

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途中休憩

 サンフランシスコの町の話、カリフォルニア州についての話、そしてアメリカの文化、スポーツ事情、経済、大統領選・・・シリコンバレーが近づけばその話、モデスト(Modesto)を通るときは、ここ出身のジョージルーカスの話、日本とアメリカの違い、ジョン万次郎の話、アメリカで気をつけなければならないこと・・・などなど いやはや、話題が豊富すぎるwww。プロだなと思いました。このトークなら雪で視界の無かった前日のグループもツアーの半額分くらいは満足したのではないでしょうか。そんなオンステージ。

ガイドさんの語った注意点、豆知識をひとつふたつ紹介。

その1:アメリカでは、レストランの支払い時にチップを加えるのが普通だが、サンフランシスコのアジア系のレストランではあまりにもアジア人がチップを払わないために、サービス料込みで請求してくるところがあるので、支払い時は明細をしっかりチェックすること。
これは全然知らなかったので、ホテルに帰ってから前日に食べた日本食レストランの明細書を確認してみました。サービス料は含まれていないようにみえました、ふぅ。皆様ご注意ください。

その2:アメリカには公衆トイレが少ない。ならばもモヨオシタときにはどうするか。そういう場合は「飲食店のトイレを借りる」のだそうです。何も食べなくても良いとのこと。「飲食店はトイレだけの使用もさせなければいけない」という法律があるのだそうです。飲食店業界全体として、食べさせるのだから、出させなければならない・・・らしい。でもですよ、南部のお店では、お客さん以外のレストルームの使用は禁止。ノー・パブリック・レストルームと書かれていることが良くあるんですよね。これは一部の州の州法かもしれません。

 さて、続きまして、カリフォルニア州の基礎知識。面積は423,970 km²で全米3位。最高の標高地点(ホイットニー山)と最低の地点(デスバレー)があります。意外な事に面積のおよそ40%は森林。人口は4千万人弱で全米1位。ロサンゼルス、サンフランシスコ・ベイエリアなどのアメリカでも有数の大都市圏を抱える一方、全米の野菜の70%を生産する農業州の側面も持ちます。野菜は3毛作くらいやるようです。ワインも有名ですよね。だからぶどう畑も多い、ふと横を見ると道沿いにはアーモンドの果樹園が続いてました。きっと春は花が綺麗でしょう(ももと同じような花が咲きます)。夏は天気予報が不要なほど晴天が続きますが、それに比べて冬は降水量が多い。ヨセミテを初めとしたシェラネバダ山脈の雪解け水を灌漑に使うことで農業が発展。それに対してネバダ州は水が無いので農業ができず、観光客から直接キャッシュを頂くシステムが発展した・・・と、ガイド氏(カジノのことね)。

 R99をマーセド(Merced)まで、そこからR140に入ります。ヨセミテにはR140以外に2本ルートがあるようですが、冬に使えるのはこのルートだけのようです。マリポサ(Mariposa)でシャケ弁当を受取ります・・・お昼前ではありますがバレー内で弁当を食べるのは時間がもったいないので、すぐに食べてしまいました(ガイドさん推奨行動)

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弁当

 ヨセミテに近づけば、今度は国立公園世界遺産に関する話が始まります。北米の国立公園、ワン・ツゥ・スリーは、ヨセミテイエローストーングランドキャニオン。 世界遺産指定のワン・ツゥ・スリーも同じですと紹介。ちなみに、ヨセミテの国立公園に指定は1890年(第1号はイエローストーン)、ユネスコの世界遺産(自然遺産)登録は1984年。

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車は梓川に沿って上高地へ向かって走ります・・・・あれ、違った?
いや、ほんとうにそんな感じなんですよ。
もっとも今の時期のじゃ上高地あたりじゃ木々は落葉し、雪も積もっているのに対し、常緑樹が主体のこのヨセミテでは冬でも濃い緑・・・というのが大きく異なりますが、雰囲気は上高地です。

 川や氷河によって侵食されてできた渓谷、同じ渓谷でもアリゾナやユタでは赤色の岩の山ばかりですけど、ヨセミテは緑の山。ハーフドームやエルキャピタンという岩ばかりクローズアップされるので、そのイメージが強いのですが、それはあくまで屏風岩であって、主体は「緑豊かな自然」なんですね。だから生態系の宝庫とも言われる。古くからその生態系の保護を進めてきたヨセミテですけれど、ヒグマなどは既に絶滅してしまったようです。今いる熊は、グレートスモーキーと同じクロクマ。

 ヨセミテは数日いないと良さは分かりません。ガイド氏曰く、私もヨセミテに出会って人生観が変わった。それまでは自分の意思ですべてどうとでもできると思っていたが、そうではないことがわかった。結婚したら、自分の要求は50%しか実現できないことがあたりまえだということに、ようやく気がついたwww らしいです。今では妻と仲よくお茶を飲めるようになったのもヨセミテのおかげだと・・・、最初の米人妻とは1年半で別れたけど・・・だって。今の奥さんは日本人らしいです。

 喋るだけではありません。あなたは、今回、「旅」でサンフランシスコに来ましたか、それとも「旅行」で来ましたかと、客に問いかけたりします。「旅行」は帰るところがある、帰るところのないのが「旅」である・・と。どこかで聞いたようなネタではありますが、自説をとうとうと語ります。あたしはむしろ具体的な場所としての明確な目標が無いのが「旅」のような気がしていますけどね。旅と呼ばれるもののほとんどは帰って来るはずで、帰ってこないのは人生という旅と、死出の旅くらいでしょう。

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トンネルビューからの展望

 さて、いよいよヨセミテ国立公園に入ります。お金取られます・・・・(もちろんこれはツアー代金に含まれてますので我々は直接払いません)。バレー内は車で周遊できるのですが、もちろんこれは生態系に悪影響をもたらします。夏は大渋滞らしく、排気ガスで視界がぼんやりしちゃうくらい。ゲートの通過に40分以上かかったこともあるそうで、ツアーで予定している1時間の休憩時間が0どころかマイナスになってしまうこともあったそう。当局としても車を減らしたいという意思はあるようでシャトルバスの利用を推奨しています。そしてゲートでは「人」だけではなく、「車」に対しても入場料が徴収されます。もちろん大型車ほど高額。そんなことよりシーズン中はマイカー規制すればいいと思うんですが、どうなんでしょうか。

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ブライダルベール滝


 さて、ヨセミテ国立公園について、基本事項をウィキペディアでちょっとおさらい。

ヨセミテ国立公園はシエラネバダ山脈の西山麓にあり、面積は3,080km²。 何千もの湖沼、2600kmの渓流、1,300kmのハイキング・トレイル、560kmの道路がある。年間350万人以上が訪れるが、そのほとんどが集まるのは公園全体の1パーセントにも満たないヨセミテ渓谷(約18平方キロメートル)に集中する。

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ヨセミテ滝

 一方の上高地。中部山岳国立公園の面積は1,743km²。訪問客は年間1000万人以上。うち、上高地は200万人超かな。上高地の開山期間:4月末〜11月中旬であることを考慮すると混雑ぶりは似たようなものかもしれません。 渓谷の規模は上高地は幅が狭く、ちと小さい。もちろん河童橋から先は一般車通行止め。というか、シーズン中はマイカー規制でそもそも一般車は入れませんが。

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エルキャピタン

 もうちょっと比較。ヨセミテバレーの標高はおよそ1200m(上高地は1500m)、アンセルアダムスの写真で有名な「ハーフドーム」の標高は2,693 m(奥穂高岳は3190m)。平山ユージがノーズ・ルートの最速登攀記録を持つ「エルキャピタン」の谷床からの高さは約1000メートル。イメージが伝わったでしょうか。そもそも上高地をよく知らない人は、わけわからない喩え話ですみません。

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 バレー内はこの日チェーン規制でした。チェーンをしていないとパークレンジャーが飛んできます。バレー内では、トンネルビュー、ブライダルベール滝、エルキャピタン、ヨセミテ滝などを5〜10分間下車しながら観光しました。その間もガイド氏は調子の悪いチェーンをつけ直したりしていて大変です。

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 雪晴れのヨセミテには大満足こんな日には狙ってもなかなか来れるものではありません。ラッキーでした。もちろん朝焼けが見られればさらによかったですけどね。そこまでは・・・ね。

 有名なグレイシャーポイント(Glacier Point)への道路は冬季閉鎖なので冬には訪れることができません。バレー内をひとめぐり、ロッジで一時間弱の休憩をして、一路サンフランシスコに戻ります。途中、In-N-Out Burgerという、最近西海岸で勢力を延ばしているハンバーガー屋さんに立ち寄ってバーガーを購入、これを夕食にしました。今日はクリスマス・イブ。市内の飲食店も早仕舞いするでしょうから。

 7時を過ぎ、もうすっかり夜。ベイブリッジから見えたフィナンシャル・ディストリクトの夜景がとても綺麗でした。

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サンフランシスコへの旅4ーケーブルカー博物館 [アメリカ観光]

 今回サンフランシスコ市内で是非とも行こうと思っていたところがありました。それはケーブルカー博物館。というか、サンフランシスコって、坂が多いってこととケーブルカーがあることしか知らなかったってだけなんですけどね。このように行き先が決まっている場合はiPhoneでルート検索してGo!です。

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 ケーブルカー博物館という名前がついており、確かに展示物もあるのですが、実はここはサンフランシスコの3系統のケーブルカー全てのケーブルを動かしている動力基地なんです。

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サンフランシスコのケーブルカーの仕組みを説明しますね。
まずレールがあります・・・そりゃ当たり前です・・・でもケーブルは見えないんです。ケーブルは地面の下にあるんです。2本のレールの間にスリットがあり、その下にケーブルが通っています。ケーブルは常に動いているので、シャリシャリ、カラカラといつも音がしているんです。これが結構うるさい。

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グリップ

車のほうには、スリットの中にあるケーブルを掴んだり離したりする装置(グリップ)があり、それを操作することによってケーブルカーは動いたり止まったりします。

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これがグリップ

ケーブルはどでかいプーリーで動かされていて、なかなかの迫力でした。

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パウエル駅での方向転換

ケーブルカーに関してもうひとつの見所はパウエルでの方向転換です。転写台に載せて、ぐるっと回すんですが、これが・・・人力なんです。回すのも、押すのも。動画も撮りましたのでお楽しみください。途中から斜めになっちゃった・・・。

動画です


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サンフランシスコへの旅3ーぶらり途中下車の旅 [アメリカ観光]

 まずはサンフランシスコ名物ケーブルカーに乗ってみることにしました。ケーブルカーは移動手段であり、かつ観光アトラクションでもあります。一回$6はちと高いですよね。ケーブルカー4回乗ったら3日間パスポートの料金を超えちゃいます。そういう意味でもチケット売り場が近くにあるこのパウエルはケーブルカー乗り初めのステーションとしてお勧めです。パスポートがもうちょっとあちこちで買えると便利なのだけど。

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 乗車したのは、Powell-Mason Cable Car Lineはパウエルを出てからユニオン・スクエアUnion Square)を通り、フィッシャーマンズ・ワーフFISHRMANS WHARF)までいく人気路線。サンフランシスコでも一番の繁華街を通ります。急坂を登りきり、少し下り始めたところで「チャイナタウン」とのアナウンス。
おひょいさん、ちょっと降りてみましょう
ということで「ぶらり途中下車の旅」。

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Chinatown

北米最大のこの中華街は面積3.5km2、10万人を超す中国人が暮らしているそうです。全く調べていないので、写真で良く見るゲートがどこにあるのかもわからず、ただ買い物でごった返す八百屋の前を通り抜けただけでございました。感想-人口密度すごっ。

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痛いトラック

この後、行き先のあては無く、雨脚はさらに強さを増してきました。昨日急遽購入した傘をさしながらのブラブラ歩き、上着は防水なのですが、防水カバーを忘れてきたザックがぐっしょり。さすがに中まで水が染みるということはないものの、少しは雨から庇おうと、ついにフロントザックスタイルを敢行。まさかアメリカの都会を、フロントザックで歩くことになるとは思いませんでした。知っている人には見られたくない姿です・・・日本では絶対やらないwww。

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フロントザックの上にX10乗っけて歩いていたら、
なにかの拍子にシャッターが切れたようです。

中華街をいつのまにか抜けて・・・さらに少し歩くとバスがやってきたので乗車。海の近くまで乗って下車・・・

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ビジターセンターと道路を挟んだ反対側にあるマリンタイム・ストア

あれ? こんなところに、ナショナル・パークのマークがありますねぇ、おひょいさん、ちょっと入ってみましょうか

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サンフランシスコ国立海洋歴史公園ビジターセンター

ここは、San Francisco Maritime National Historical Parkサンフランシスコ国立海洋歴史公園)のビジターセンター。どうやらフィッシャーマンズ・ワーフからの西側の地区に、National Historical Parkとして管理されている公園、施設がいくつか点在しているようです。ビジターセンターでは港町としてのサンフランシスコの歴史が紹介されていました。その他、とても全部は回れませんので、ビジターセンターの近くにあった船の展示を、雨の中、見てきました(有料)。

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 帰ってから、この公園のホームページを再確認したのですが、写真を見ると、なんとゴールデン・ゲート・ブリッジが見えているではないですか。そんなの見えたっけ? 風雨に絶えるのに精一杯で、まるで見ようとしなかったか、それとも悪天候でみえなかったか・・・残念!

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カニいっぱい

 フィッシャーマンズ・ワーフのシーフードレストランでお昼。蟹がヤマのように積まれていたのに影響されて、クラブ・ケーキなるものを食したのですが、イマイチ・・・ちと失敗。

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FISHRMANS WHARF PIER39

 サンフランスシスコ随一の観光名所アルカトラズ島の監獄跡らしいことだけは一応事前知識として知っていたので、その乗り場のある場所までブラブラ散歩しました。ちょうどまもなく船の出港の様子だったので、事前予約が必要なことは知っていましたが、一応「チケットある?」と聞いてみました。「買えるのは1月2日の分からね」と言われましたwww 人気です!やはりこの手のアトラクションは、ぶらり途中下車の旅には不向きのようです。

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FISHRMANS WHARF PIER39

ということで、muni メトロに乗車、どこへ行くのかと思ったらパウエル駅に戻りましたとさ。ちゃんちゃん。

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muni metro
Historic-F Lineの車両たち


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サンフランシスコへの旅2ー勝手にミステリーMUNI [アメリカ観光]

 2日目は朝から本格的な雨徒歩での市内散策は無理!な状況。こうなるともう移動は公共交通機関に頼らざるを得ないので、「MUNIパスポート」という乗り降り自由のフリーパスポートを購入すべく、、まずビジターセンターに寄ることにしました。

 ビジターセンターは街のほぼ中心「Powell」にあります。ホテルからは歩いていける距離。到着してそこに書いてある営業時間を見ると日曜日は9時からと。あと10分ほど。
 ところが・・・9時になっても開きません

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 日曜日は9時から・・・えっ、10月までは・・・って、
 11月からは・・・? 書いてないし(爆)。
 11月からは日曜日はお休みだったんです。 
 じゃぁフリーチケットはどこで買えばいいんじゃいと辺りを見渡すと
 「チケット」の文字が・・・。
 おお、あそこだ・・・無事、チケットと地図をゲットです。

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 サンフランシスコには様々な公共交通機関があります。有名なのが歴史あるあの「ケーブルカー(CABLE CAR)」です。これは3路線あります。

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Cable Car

 そして、もうひとつのレトロ感溢れる乗り物が「ミュニメトロ(MUNI METRO)」。使われている車両は世界各国から集められているそうです。

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MUNI METRO

 そして最も足として便利なのが市内を縦横無尽に走る「ミュニバス(MUNI BUS)」。


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MUNI BUS

 昨日利用した列車「BART」も行き先によっては有効です。MUNIとケーブルカーは、MUNIパスポートで乗車が出来ます。1日券:$14、3日券:$21、7日券:$27。バスは$2、ケーブルカーは$6。一回ごとにお金を払って乗ってもいいのですが、バスではお釣りが出ないので$1札を大量に用意しなければならず結構大変なのですね。だからトントンだなと思ったらパスポートを買っておいた方がbetter。私は3日券を購入しました。本来は、昨日、何をおいても真っ先に観光案内所に行きチケットを買うべきでした。チケット販売所があってよかったです。

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MUNIパスポート
私は3日券を購入しました。
自分で使用する日を削って使うのです。

 チケットさえあれば無敵です。たまたま来たトロリーに乗り、気が向いたら降りればいい。自分の今の居場所はiPhoneの地図で確かめられます。そして、帰りたくなったら、あるいはどこか特定の場所へ行きたくなったら、経路検索してその指示に従えばいいのです。そんな「勝手にミステリーMUNI」の旅の始まり。もちろん日本のようにどこへ行っても安全というわけではないので、それなりの気は使いますけどね。

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サンフランシスコへの旅1ーサンフランシスコへ [アメリカ観光]

 サンフランシスコ3泊4日で行ってきました。4日間とは言っても、日本からハワイへ行くほどの時間がかかりますので、実質3日弱というところです。

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旅支度

 クリスマス連休、どこに行こうかと迷ったんです。これまで2回はラスベガス。1回はかみさんを連れて近場のサバナ&チャールストン。クリスマスらしい風情が味わえるところがいいなぁとは思いましたが、ニューヨーク・シティーとかだとお金かかりすぎるし。いろいろ考えた挙句、なんとなく都会っぽく、歴史的風情もありそうなサンフランシスコにしたんです。でもね、「ありそうな」ってだけで、何があるんだか知りもしない坂が多いことと、ケーブルカーが有名なことしか知らない(爆)

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サンフランシスコ到着。長旅お疲れ様でした。

 そのままろくに調べもせずに、アトランタからの直行便に乗りました。最近は旅の計画もいいかげんです。サンフランシスコ国際空港・・・荷物を回収し・・・さて・・・えっと・・・市内にはどうやって行くのだろ。 ここはサクッとiPhoneで経路検索・・・えっ、15分も歩いてなんかに乗れってか?! 舐め切った私にサンフランシスコの最初の洗礼です。

 いやいや、市内へアクセスするBARTという乗り物があるはずなのですよ・・・掲示されている地図を確認すると、国際便ターミナルの近くにBARTの乗り場があります。空港の各ターミナルを結ぶAir Trainなるものがあるらしいぞ。でもなんか乗り場が遠い・・・人通りの少ない通路から、駐車場を抜けて、エレベーターで上へ・・・そこがAir Trainの乗り場でした。

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BARTのホーム

 無事にBARTに乗り換え市内に向かいます。チェックインにはまだ早いのですがとりあえずホテルに。チェックインの時間まで荷物を預かってもらおうと思ったのですが、もう部屋に入れるということで、そのままチェックイン。ちょうどお昼。

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 ホテルの名前はCarlton。もちろんRitz-Carltonではございません。ただのCarlton。ちょっと古めのホテルです。ノブビルの南、街の中心から少し離れてはいますが、ユニオン・スクエアまではブラブラ歩いていける距離。

 実はこの日は雨の予報で心配していたのですが、空港の滑走路は濡れていたものの、今はすっかり青空が広がっています。これなら午後一杯、散策が楽しめそう。まずは腹ごしらえと言うことで、ホテルから徒歩で15分ほどの場所にある日本人街(Japan Town)に出かけてみました。

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 この日本人街というのが予想以上に凄かった。3ブロックほどがほぼ日本。レストラン、スーパー、本屋、ダイソーまでありました。日本からの旅行者にとっては何の興味もないでしょうが、米国在住日本人にとってはありがたい環境です。

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大阪城もありました

 昼食を食べてから、ゴールデン・ゲート公園まで歩くつもりだったのですが、あっという間に天候が激変外は雨。傘は無い・・・。

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コンサートも・・・

 雨は少し小降りになりましたが、流石にこの天候で1時間以上も歩く気にはならないので、トロリーバスに乗って、ゴールデン・ゲート公園Golden Gate Park方面へ。

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Golden Gate Park

 公園では降ったり止んだりの雨の中、なんとなく日本庭園を見たりして、再び日本人街へ戻り、夕食もそこで済ませてホテルへ。なんだか日本に観光に来たみたい

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今年最後の紅葉狩りになりました

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チョット変なところもあるけれど、まずまずの庭園


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クリスマス連休はSan Franciscoへ [アメリカ観光]

クリスマスの連休サンフランシスコに行くんですよ。

4連休による「旅に出かけなきゃいかんという強迫観念」に押しつぶされるように決めたサンフランシスコ行き。フライトとホテルは予約したものの、さてサンフランシスコって何があるんでしたっけ???状態っす。

坂が多くて、ケーブルカーが走ってる・・・
        そのくらいか・・・知識は(^^;;

 1日はヨセミテ行くんですよ。市内のお店や施設がきっとお休みになるクリスマスの日にそれを当ててあるの。面倒だから日帰りのツアーです(日本語)。冬は行動が限定されるから泊まりで行かなくてもいいやと思ったんです。割高のクリスマス・シーズンはなおさら宿泊のコストパフォーマンスが悪いし。日帰りツアーの料金$160でした。レンタカー+ガス代くらい。いつか訪れるときの下見みたいな感覚です。2度目の機会は実際にはないかもしれないけど、それならそれで「行ったことあるぞ」というアリバイ作りにはなりますからね。

 それはいいんだけど、問題は丸1日あるサンフランシスコ。もちろん市内観光ツアーなんてのもあるけど流石にそれは・・って感じがしてます。

 パシフックハイツ付近、チャイナタウンアラモスクエアあたりを散歩して飯食って、ノブビルのグレース大聖堂とか見て、あとはロンバードストリートを見ておくくらいなんでしょうか。気になる企画展が開催されているのなら、「サンフランシスコ近代美術館」って手もあるんですが、特になさそう。

時間があったらアルカトラズ島ですかねぇ・・・監獄のあった。

カメラ、コンデジだけでいいかもしれない。
クリスマスのイルミネーションが特に綺麗なところはあるのかしら・・・。

と、だいたいこんな曖昧な感じで出かけてしまう・・・最近。

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NBA初体験 [アメリカ観光]

 土曜日はアトランタフィリップス・アリーナ(Philips Arena)NBAのゲームを見に行きました。BaseballAmerican footballを見たので、ここはもうBasketballも行くしかないと。

 Philips Arenaを本拠地にするのは、アトランタ・ホークスAtlanta Hawks)です。今シーズンはここまで14勝6敗というまずまずの成績で、サウスイースト5チーム中の2位です。この日はウエスタンのゴールデンステイト・ウォリアーズとの対戦。

 Philips Arenaは、水族館やWorld of Coca-Colaなどの観光施設が集まっている、オリンピック公園の近く、CNNセンターの裏手にあります。この周辺は駐車場も多く、駐車に不便はしません。オリンピック公園に面したCNNセンターの中にも入り口があるので、アクセスはなかなか便利。

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 試合は夜7時から。早めに到着してブラブラしていても、ここなら退屈はしません。というか、アトランタ観光のあと、夜ゲームを見て、今の時期ならそのあとクリスマス・イルミネーションのオリンピック公園を散歩して帰るというのがベストかも。もっともアタシみたいに一人じゃどうしようもありませんが。

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選手入場のパフォーマンス

 席はほぼ一番後ろ。安いので(^^;   カメラはコンデジのFUJI X10だけ。流石にバスケットは高い遠くの位置からを撮ってもねぇ・・・と思ったので。一応、webサイトによるとプロフェッショナルじゃないカメラは持ち込みOKということになっています。

 安い席は結構いっぱいでしたが、(値段が)高い席はガラガラ。予約サイトではほぼ満席だったので、年間予約席とかそういうのなんでしょうね。盛り上がらねぇなぁって感じ

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向こう側に見えるお値段の高い席・・・ガラガラ

 試合はホークスの大負けでした。115:93。3ポイントシュートがまるで入らず。着実に店を積み重ねていくウォリアーズに差を付けられ、追いつこうとさらに3ポイントシュートを狙いに行っても、まだ入らず・・・みたいな。おまけにフリースローの成功率もビックリするくらい低かった。

FG成功率       49.5% : 36.9%
3Pシュート成功率 41.7% : 19.2%
フリースロー成功率 87.5% : 72.2%

見てる方が辛いわ!!

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試合前、ハーフタイム、タイムアウトの際に行われるイベントは多彩でした。
子供、大人、あるいはマスコットのダンスやチアリーダーの演技。
観客を引きずり出してのゲームやらクイズ
ハーフコートからのシュートチャレンジとかね。

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この姿にもかかわらず、かなりキレのあるDanceを披露してました

中でもひときわ盛り上がっていたのが、KISS CAMです、カメラが観客の中のカップルを写すんですね。写るとキスしなきゃいけないということらしく、そこでブチュッ〜と。若いカップルから、老人カップルまでですね・・・写します。打ち合わせ無しなんでしょうねぇ・・これ。愛人連れていくのは不可ってことだ。

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こんな感じですわ。

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ディープキス

最後は選手のツーショット写してましたが・・・もしかしてあっち系?

そんなことで、NBA初体験は出来たモノの、今ひとつ盛り上がらず帰ってきました。

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サンタフェへの旅の後の道草・・アトランタ HIGH 美術館 [アメリカ観光]

 最近は記憶力の低下が甚だしく、ついこの間の出来事なのに、ほとんど思い出せないってことが頻繁にあります(爆)。なので、このブログも私の脳の代用として旅の記憶を残すという位置づけが、最近は以前にもまして大きくなっています。自分の記事を読んで「ふーん、そうだったのか」なんてことを思ってしまう今日この頃。かなりアブナイです。サンタフェへの旅はほぼ2週間前の出来事を書いているわけですが・・思い出すのはこのくらいが限界かもしれません。既にどの話がどの教会のだったか・・・すっかり混乱しているくらいですから。

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ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港

 自分の記憶のためとはいえ、他人に読んでいただいて、少しでも参考になったのなら、なおのこと嬉しいので、そんなときは出来ればコメントなど頂ければ幸いです。記事を見返すと誤字脱字、表記のミスなどを自分でもたくさん見つけるのですが、修正する余力もなく、そのままになっている部分がずいぶん多いです。読み難い部分もあると思いますがなにとぞご容赦下さい。

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High Museum of Art

 さて、ニューメキシコからひとっ飛び、到着したアトランタの空港を出たのが12時頃でした。折角のアトランタなので、少し寄り道。ダウンタウンの北にあるハイ美術館へ。

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美術館のギフトショップにて

 何回か訪れてはいるのですが、今回は大統領選の写真(昔のね)が展示されているということで寄って見たのです。 その展示はプリントサイズも小さく、数もそれほど多くなく、ブッシュ父ばっかりだったり・・・と、たいしたことはなく、他の展示も含めてぼんやりと一通り見て歩きました。あれ〜? 杉本博司さんの作品って常設されてたっけ??? と新たな気づきも。

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美術館のギフトショップにて

 来年の夏に、今年、日本で話題になったフェルメールの真珠の首飾りの少女が、ここに来るみたいです。あたしは、たまたま日本で見ましたが、きっとここは日本よりは混まないんでしょうね。

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美術館のギフトショップにて

タグ:アトランタ
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サンタフェへの旅11(最終回) ー慌ただしく帰り支度 [アメリカ観光]

 アルバカーキには、他にも興味深い博物館とか美術館があります。ネイティブ・アメリカンと昔の文化に関するものが多いですけれど、熱気球が有名なようで、それに関する博物館もあるようです。ぺトログリフのある丘からは熱気球が見えていました。世界一長いらしいロープウェーなんてのもあります。行こうかどうか迷いましたが今回はパス。今回は・・って、次回はたぶんないですけどね。あと、このあたりUFO見たとかの話も結構多くて、ビジターセンターのおっちゃんも、そんなことをなにやら話してました。
 
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熱気球浮かぶアルバカーキ

 今日はアルバカーキ空港に近いホテルに宿泊します。明日の朝のフライトが6時15分と超早いので、空港の近くに泊まらざるを得ませんでした。まずはホテルにチェックイン、でもってレンタカー・センターに車を返しにいきます。レンタカー・センターからホテルまでは歩いても10分くらいなので、徒歩で戻り。レンタカーを返しに行くから迎えに来て欲しいとホテルに頼めば、対応してくれたような気もしますが、どうなんでしょうか。レンタカーセンターのシャトルバスに乗って、ホテルの近くで降ろしてもらうことも考えたんですけど、ちょうどシャトルバスがいなかったんで、歩きはじめてしまいました。 レンタカーセンターのシャトルバスで空港まで行って、ホテルのシャトルバスでそこに迎えに来てもらうという面倒な手段もありますが。そこまでするなら歩いたほうが早いかな・・・と、そんな感じ。

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 ホテルに戻って明日の朝の、シャトルバスを予約。夕食に出る「足」は既に失ってしまったので、ホテルのレストランでピザを注文。丸々一枚来ちゃうので、朝も兼用。あとは朝ちゃんと起きるだけです。

 翌日、早朝のアルバカーキ空港はかなりの混雑で、ちょいと早めのつもりで5時に予約したシャトルバスでちょうど良かった感じでした。自動チェックイン機から出てきたチケットに「席はゲートで確認してください」とあり、どうやら満員のため席調整をしている模様。ダブルブッキングということであれば、あたしはには一便遅らせたっていいくらいの余裕はあったんですが、ゲートで受け取ったチケットは、ちょっといいエコノミークラス(シートのクッションがちょっといい)にアップグレードされていました。ラッキーです。

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朝のフライトならではの光景

 アトランタまでの空の旅。寝ている方も多いので、シャッターはほとんど閉めていたのですが、ときおり開けてちらちら覗いていたところでは、3時間のフライト中、ほとんど眼下に雲がないという状態でした。まぁどうでもいいことですけども。

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風車(わかりますかね?)の並ぶ大地

 空港が混んでいたようで、時間調整のため空港を通り過ぎ、ストーンマウンテンあたりまで飛んでUターン。おかげさまで上空からのストーンマウンテンを撮影することができました。

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ストーンマウンテン(アトランタ)

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サンタフェへの旅10ーアルバカーキで江戸時代の絵文字を見る [アメリカ観光]

 アルバカーキの町の近くにペトログリフ・ナショナル・モニュメント(Petroglyph National Monument)があります。ペトログリフというのは岩石や洞窟内部の壁面に意匠、文字が刻まれた彫刻のこと。ナシュナル・モニュメントとして保護されている区域には、火山岩に刻まれたペトログリフ(絵文字)がなんと1万7千も残っているらしいです。

 これらのペトログリフが刻まれたのは400から700年前だそうです・・って、たいして古くねぇじゃねぇかよ(爆)。ペトログリフと聞くと古代をイメージしてしまうのですが、新しいものは江戸時代のものですよって言われちゃうと、アリガタミが無いというか、拍子抜けしちゃいます。700年前だって日本は室町時代くらい、イタリアではルネサンス時代の初期です。それだけ当時、世界の中で文化の差があったってことなのでしょう。 絵を刻んだのはネイティブアメリカンと初期のスペイン人入植者おいおいスペイン人、お前らも一緒になってこんな絵を書いていたのかよ!! と驚きますが、スペイン人にとっては、これらの絵文字が前衛芸術にみえたのかもしれず、ひょっとすると、当時は「ゆるきゃら」がブームだった可能性もありそうです・・ほんとか。

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 公園のほぼ中心にビジターセンターが設けられています。しかしその周辺にはペトログリフはありません。ビジターセンターの近くにはトレイルが設定されているんですが、そこにはペトログリフは無いのです。

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 実は、ビジターセンターから少し離れたいくつかの渓谷にペトログリフ群があるのです。4箇所の渓谷にトレイルが設定されており、まず訪問者はこのビジターセンターに立ち寄り、レンジャーの説明を聞いて、地図を貰い、好みのトレイルを選んで訪れるという仕組みになっています。もちろん場所を知っていればイキナリ渓谷に向かってもOk。

 もう日没までさほど余裕がありません、なのでビジターセンターから最も近く、トレイルも短そうな「Boca Negra Canyon」に行ってみることにしました。標識も出ており、とくに迷うこともなく現地に到着。ゲートがあって、閉園時間になると閉められてしまうようです。今の次期、閉園は5時。あと1時間もありません、急がなければ!!

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 残照に映えるペトログリフ。江戸時代のですが(笑)・・・絵にはなります。

 それにしても・・・ペトログリフ・・・ありすぎだろ、という感じは否めません。あっちこっちに書きまくりです。ポツ、ポツと点在するというより、あるところにはかたまってある、という印象です。なんだったんでしょうかね、ここ。屋外落書き場?

 「あと、10ミナッ〜ツ」とレンジャーの声が響きます。切り上げます。

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サンタフェへの旅9ーさらばサンタフェ [アメリカ観光]

 土曜日のプラザ周辺は観光客でとても賑やかでした

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プラザ

 工芸品や、ジュエリー、アート作品を売る露天商がたくさん出ています。自分、もしくは家族、一族の誰かが作ったものを、ここで売っているというケースが多いようです。結構な人だかりでした。

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 最近は凄いですよね。床に布切れを敷いて品物並べているだけの商いでもVISAのマークが表示されてますからね。カード情報、決済情報を端末から無線で飛ばすんでしょう。見かけは旧態依然としてますけれど、きちんとハイテクは導入されています。

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 もちろん、カード決済できないお店もありますので、この手のところで買い物をしようと思うなら現金を用意しておいたほうがいいと思います。私、財布にほとんど現金がなくなってたので、ATMで$200ほど引き出しました。たいていATMって$20札しか出てこない・・・そう思い込んでいたんですが、なんと・・・50ドル札が出てきたんです。実はあたくし50ドル札見たのは初めてです。

 実際、最初は$50札が含まれているなんて思わなかったんですよ。全部20ドル札だと思ってて、露店で買い物して引き出したばかりのお札の中から一枚渡したんです・・・「こんなに貰っていいの?」と言われて初めて気がついた(^^;  それが50ドル札だったってわけです。いやはやATMから50ドル札が出てくるなんて驚きです。思い込みはよくありません。油断できないサンタ・フェです。

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 ニューメキシコ美術館New Mexico Museum of Art を1時間ほど見学してから、アルバカーキに向けて出発。往路はインターステイトを利用しましたが、帰りはターコイス街道を利用しました。「ターコイズ」というのはトルコ石のことで、この付近では古くからよく産出され、いまでもお土産にはこの石を用いた装飾品が多いです。この道は、国の「歴史シーニック街道」にも指定されています。

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セリオス

 セリオス村(Cerrillos)というのがこの街道の途中にあります。鉱山が栄えたときには賑わったらしいですが、今は閑散。未舗装路と残された古い建物の様子は、一見廃墟、あるいは西部劇のセットのようにも見えました。実際に映画のロケに使われたこともあったようです。しかし比較的新しげな建物を観察すると、村の雰囲気を壊さないようにされてはいるものの、そこそこ立派なものであることも分かります。わざとこの雰囲気を作ってる・・・ようにも見えました。ショップやミュージアムもあるのですが、外見を見ただけで寄ってはきませんでした。

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セリオス

 さらにアルバカーキ側に少し走るとマドリッド(Madrid)という町があります。かつて炭鉱で賑わった町なのだそうで、炭鉱の見学もできるらしいです。道の両側には食べ物屋や土産物屋、ギャラリーなどがずらりと並び、ちょうとお昼時だったこともあって大賑わい。食事をしようかな・・・とも思ったんですが、結局車を止めることなくスルーしちゃいました。

 マドリッドを過ぎると、アルバカーキに近づくまで、延々と、街もなく、ガソリンスタンドも無く、丘陵地をアップダウンする道が続きます・・・・

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 ガソリンがちょっと心配に・・・(^^;  ガソリン代前払いでレンタカーを借りているので、出来るだけ空っぽにして返したいから、ちょっとしか入れてないんです・・・そろそろと思ったときにスタンドが無いと超困る(爆)


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サンタフェへの旅8・・・問題を抱えた礼拝堂の話 [アメリカ観光]

 4日目のサンタ・フェです

 今日は昼にはサンタ・フェを発ち、アルバカーキに向かう予定です。これが最後とも思うとなんだか名残惜しく、夜明け前にアメリカ最古の教会といわれるサンミゲル教会(San Miguel Mission)へ行ってちょっと撮影写真家たるもの、本来こういう時間から仕事しにゃいかんのですが、今回はずっとサボっておりました。今回の旅で初めて三脚使っちゃった。 

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1610年にスペイン人によって建てられたそうです。

 この教会の横には、アメリカ最古の家とされている建物があります。なにがどう最古なのかよくわかりませんが、とにかく最古らしいです。

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アメリカ最古の家らしい・・・

 ホテルに戻って朝食をとり、チェックアウトしてから再び街へ。サンタ・フェは4日目になりますが、これまで市街中心部を歩いたのは夕刻から夜で、昼間に歩くのは実は今日が初めてです。

 まずロレットチャペル(Loretto Chapel)へ・・・ここは「奇跡の階段」と呼ばれる螺旋階段が有名なんです。この階段の奇跡は、砂とは違って、階段を登ると病気が治るというわけではなく、礼拝堂に設置されている「柱が無い螺旋階段」が奇跡の構造物だ・・・てことらしいです。

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ロレットチャペル

 150年ほど前、教会がこの礼拝堂を建てたとき、2階に上がるための階段が設計されなかった・・・らしいのです。設計し忘れたのか、梯子で昇ればいいと思ったのか。2階は聖歌隊が歌う場所なんですが、とにかく階段が無いんだから、聖歌隊の皆さんはたいへんです。

 どうしようかと困っって、大工であった聖ヨセフにお祈りしたんだそうで、そもそもこんな単純な物理的な問題をお祈りしてどうこうしようなんてこと自体、どうかと思うんですが。するとですよ、どこからともなく老人がやってきたらしいんですね。「聖ヨセフの化身」??

 ここから、ビフォー・アフターのBGMを頭の中で流して読んでくださいな ♪

 ここはサンタ・フェにある、とある小さな教会の素敵な礼拝堂。しかしこの礼拝堂はとても大きな問題を抱えていました。なんと2階に上がる階段がないのです。聖歌隊のみなさんは、いつも梯子を使って昇り降り、いまに足を踏み外して大怪我をするに違いありません。

 「ええ、そうなの、いつも梯子を使って上り下りしているわ。いつか足を踏みはずすんじゃないかと思ってひやひやしているの
階段があればなぁっていつも思ってるのよ!

 そこで今回の登場する匠は「聖ヨセフの化身」。彼は、どんな空間にでも素敵な階段を創ってしまうという卓越した技量の持ち主。そんな彼のことを人は階段の魔術師と呼びます

今回、教会が用意した予算は・・・・ありません。
                  ないのかよ!!

匠は、この小さな礼拝堂の大きな問題をどうやって解決しようというのでしょうか・・・。

匠はたった一人で作業に取り掛かりました。

 なんということでしょう!!!

 匠は金属の釘を1本も使わず、木材だけで、支柱の無い見事な螺旋階段を作ってしまったのです

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左後ろに見えるのが奇跡の螺旋階段です

いや〜、うっそ〜! うちの礼拝堂じゃないみたい!!
これからは、梯子で昇り降りしなくていいのね、嬉しいわ!!

                                                  ほんまかいな

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 完成当時は手すりもなく(左下に見えているのが当時の写真)、かなり揺れて怖かったそうです。でも壊れない・・・柔構造ってことでしょうかね。応力集中を避ければ、折れないかもしれないけど、基本は板の組み合わせだから、スプリングのようにビョンビョンしてしまいそう。通常は開放されていませんが、結婚式のときなどには使われているようです。

 螺旋階段を見てから、奥にお土産屋さんがあるので、そこに入り・・ずっと奥に行くと、あらあら・・・ホテル内のショッピングモールに出てしまいました。なんということでしょう、実はこの教会、ホテルと繋がっているんです。いわゆるホテルに付属している教会・・・みたいな感じにもみえます。階段のおかげで、こんなに有名になって、大きくなっちゃった教会。やはり奇跡かも。

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てなわけで、ビフォー・アフターなお話でしたっ!!!

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サンタフェへの旅6ー奇跡の砂・・・チマヨ教会 [アメリカ観光]

 タオスからサンタ・フェに戻る途中、チマヨという小さな町によりました。町というより村、集落と表現したほうがふさわしいかもしれません。ただ、ここには有名な教会があるのです。「サントラリオ・デ・チマヨ(Santuario de Chimayo)」。年間数十万人の人が訪れると言うから驚きです。どうやら「奇跡の砂」というもので有名なようなんですね。砂が湧き出ていて、その砂を、体の悪いところにつけて擦ると、怪我や病気が治るという・・・ありがちといえば、ありがちな・・・。

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 小さな村なんで、そんな有名な教会ならすぐに見つかるだろうと、およその村の位置だけをナビに打ち込んでGo。日は西に傾きだし、日没寸前。できれば夕照のチマヨ教会なんて絵を撮りたいかも・・なんて思いながら車を走らせます。ここらあたりが村のはずなんだが・・・ナビが示した場所は、あまりの田舎で、集落らしきものもありゃしない

やばーい

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 適当に見当をつけて、さらに走ると「Santuario de Chimayo」と書かれた標識を発見。やれやれと標識に従って細い道に入ります。狭いところなのかな・・・とも一瞬思いましたが、さすがは年間数十万人が訪れるというだけのことはあり、広い駐車場が完備されております。

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ただ、残念なことに日は落ちちゃいました
背後の丘にはまだ残照が当たっているものの、教会は陰の中です。

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見学可能時間は5時まで、あと僅かってことのようで、とりあえず中に入ってさらっと見学
砂は持ち帰ることができるシステムのようです・・・
湧いてるから無くならないらしいです・・・教会沈んじゃうんじゃね?

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サンタフェへの旅5ー世界遺産、タオス・プエブロへ [アメリカ観光]

 プエブロ(Pueblo)というのは、メキシコ北部からアメリカ合衆国の南西部にかけて、特にニューメキシコ州やアリゾナ州に残るネイティブ・アメリカンの伝統的な共同体、集落のこと。そして、そこに住む人々はプエブロ・インディアンとかプエブロ族と呼ばれます。

 プエブロは各地に点在していて、そのいくつかは観光地としても紹介され、見学ができるようになっています。なかでも有名なのがユネスコの世界遺産に登録されている「タオス・プエブロ(Taos Pueblo)」で、アドビ煉瓦で作られた複数階の巨大な集合住宅・・・長屋?が有名です。

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この建物が有名です

 これらが建設されたのは西暦1000年から1450年の間だといわれ、今も人々はそこで生活しています。日本で言えば、同じく世界遺産の白川郷の合掌造り集落みたいなものですね。

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この教会もよく写真で紹介されてます。
ブエブロの人々の宗教はスペインによってもたらされたキリスト教です。
この教会はニューメキシコが合衆国の領土になってから作られたものだそうです。

 サンタ・フェからタオスまでは約70マイル、1時間半ほどの行程です。実は相当走ってから、財布を忘れたことに気がつきホテルまで戻ったので・・・めっちゃ時間ロスしました。ほんまあほですね。タオスの手前、リオグランデ川に沿って走る道はなかなか風光明媚で、思わず車を止めて撮影を楽しみたくなります。

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リオグランデ川

 小さなタオスの街を過ぎて、さらに北へいくと、ようやくタオス・プエブロです。観光客は、保存集落に入る前にまず入場料を払います。大人は$10写真を撮影する場合にはCamera Fee」が別途必要です。これはカメラ一台毎に必要だそうで、スマートフォンなどもカメラに含まれるとのことです。一台につき$6。もちろんこの金額は個人的な写真の場合で、商業的写真の場合には別途お金が必要・・・と。

 お金払ったから何でも撮って良いというわけではなく、あくまで住人の方には敬意を払って・・・と書いてありました。こういう仕組みのところは初めてでしたが、良い試みなんじゃないかなと思います。写真家ってのは土産物をろくに買わず、地元に金を落さない輩が比較的多いですから(自戒?

 ということでカメラにはこんなものをぶら下げることになります。ここでは5Dmark2一台。

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 プエブロや保存されている集合住宅について、詳しく説明する看板が設置されているわけでも、ましてや資料館があるわけではありません(たぶん何も無かったと思う)。なので、なにかしらの知識を得るためには、20分毎に実施されているガイドツアーに参加する必要があります。あたしはどうせ聞いたってよくわからないので、参加はせずに建物の前でなにやら説明しているのに、ときおり聞き耳を・・・

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旧教会(墓地)の前での地元ガイドによる解説
ここに最初の教会(スペイン時代の)があったらしいです。

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釜と建物が繋がっていて、パンを焼くと部屋の中も暖かい・・・らしい
というようなことはガイドさんの説明を聞かないと気がつかない場合もあるので、
できれば話を聞いた方がいいみたいです(^^;

 観光客が歩ける道沿いにある建物はほぼ土産物屋になっています。「趣がない」といえなくもないですけど、仕方ないことですよね。産業はそれしかないんですから。売り物はネイティブアメリカンの工芸品やジュエリーの類が主で、どこも似たりよったりです。売り場=工房となっているとことも多かったですね。材料もそこに転がっていますし、作ってる本人から買えるわけですから、信頼できる感じはしました。

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それはじいちゃんが作ってるんだ・・という板・・机にするのかしら。
模様を彫って石を埋め込んでいるんですね〜

「おいでおいで」をされて店に入ると、「お前はコリアンか」と、「ちゃいますよ、ジャパニーズでんがな」と答えると、「おおそうかそうか」と言って、店の隅に置いてある、かなり痛んだ雑誌を指さします。「んっ?」と見ると、タオス・プエブロが大々的に紹介されている「monoマガジン」のガイドブック。ほっほ〜そうなのか、こんなに詳しく紹介されてんのか。

「かぁちゃんがつくっただよ」という、工芸品などを一通りみさせて頂いて、「じゃぁね」と(爆)

あたくし小心者なので何も買わずに「写真撮らせて〜」なんて厚かましいことを言うことが出来ないんです。

一応、少しはモノを買ってから、「撮っていい?」と。
たいていは、どうぞどうぞと言ってくれるみたいですよ・・はい。

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 訪れている観光客をざっと見渡すと、白人、ヒスパニック、アジア系・・・黒人は少なかったと思います。アジア系ではどこにでも大量にいる中国人がここではちょっと控えめで、日本人比率が比較的高いような気がしました。まっ、なんとなくそんな気がしただけですけど。日本人は特に世界遺産が好きな国民のような気がしますね。それもなんとなく・・・ですけど。

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生活感を感じる光景も若干・・

下の写真のおじさんからも、自作の工芸品を購入。

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品物を包みながら
ありがとう。僕のウェブサイトはここだからね、またよろしく・・
なんていう台詞。
古代を髣髴とさせるようなプエブロの中にあって、この違和感のある響きがなんともアレです・・(^^;  伝統を守っているといっても、やはり人は現代を生きているのですよね。

 この情報化社会、建物など、形あるモノは守れても、文化の継承、とくに言葉の継承などには、かなりの難しさがあるようです。ちなみにプエブロ・インディアンはいくつかの言語を話すグループに分かれており、このタオスのプエブロでは「ティワ語」が話されます。でも普通の暮らしで使われる言語は英語です。

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古い建物を日々直しながら・・・なんでしょうね。

 集落入り口の近くにあったアートショップに飾られていた作品も秀逸でした。絵画ではあるんですけれど、星空の下のプエブロ、雪のプエブロ・・・実際に見てみたいなぁという気分にさせられました。

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サンタフェへの旅4ーバンデリア・ナショナル・モニュメント [アメリカ観光]

 
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サンタ・フェの朝

 22日はサンクスギビング・デー。Xmasほどではないものの、観光施設や各種のお店はお休みが多いので、注意が必要です。そこで、しっかり営業していることが確認できた「バンデリア・ナショナル・モニュメント(Bandelier National Monument )」に出かけることにしました。

 「ナショナル・モニュメント」は国定公園と訳されることが多く、いわゆる「ナショナル・パーク」より規模が小さい、いわば格下の自然および史跡公園が指定されているようです。

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ロス・アラモスから山へ・・

 サンタフェからは1時間程度、原爆の故郷ロス・アラモス(Los Alamos)」の西側の山に目指す「バンデリア・ナショナル・モニュメント」はあります。

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右下の谷の中に住居跡があります

 ここは、ネイティブ・アメリカンのかつての住居跡。いわゆる遺跡です。この付近の高原は160万年前と140万年前の二回にわたる噴火で形成されており、その火山性凝灰岩でできた崖に住人達は大きな穴をあけ住居にしたのです。1150年 から1550年 頃まで人が住んでいたそうです。

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ループ・トレイル

 ナショナル・モニュメント指定されている範囲は33,000エーカーと広大ですが、まずは遺跡観光のためのいくつかのトレイルコース拠点となっているビジターセンターへ向かいます。車での公園入場料は$12。公園入り口にも料金徴収所はありましたが、そこには人がおらず、ビジターセンターで支払うシステムになっていました。

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住居跡へ梯子を登って見学@ループ・トレイル

 もっとも一般的なのが、ループコース。これで主要部分はほとんど見て回れるようで、ほとんどの人がここを歩きます。所要時間は1時間から1時間半くらいでしょうか。その他のトレイルはもっとずっと長く、見学と言うよりむしろハイキング。そういうわけなので、私もループコースを。

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住居跡@ループ・トレイル

 サンタ・フェに戻る途中、ナショナル・モニュメント飛び地になっているTsankawiトレイルの入り口をたまたま見つけてしまったので、そこも一回りしてみました。どうということはないトレイルでしたが、遺跡と広大な風景を同時に楽しめるトレイルはひょっとしたら贅沢なのかもしれません。

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Tsankawi トレイル

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Tsankawi トレイル

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サンタフェへの旅3ーサンタ・フェ到着 [アメリカ観光]

 心配が的中し、サンタフェ近くの屋外ミュージアムが冬季休業中だったので、サンタフェで宿泊するホテル「Sage inn」には3時頃に到着してしまいました。こんなことならアルバカーキでミュージアムひとつ入ってこれば良かったかも・・と後悔するもあとの祭り。もちろんホテルに荷物を置いて即出かければ、サンタフェのミュージアム見学の時間はあったのですが、早起きのせいもあり、一旦ベッドに横になったとたんに動けなくなってしまい・・・1時間くらい・・・そのまま。「こんなんじゃ、いかーん」と我に返り街へ。

 Sage innはサンタフェ観光の中心地からはわずかに離れており、プラザまでは歩いて20分弱。その分ちょっとお値段安め。で、2night get 1night free なもんだから、3泊すればさらに安い。セリリョス・ロードを挟んだ向かい側には「サンタ・フェ・レールヤード・パーク」で、隣は「ホール・フーズ・マーケット」です。

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サンタ・フェ レールヤード・パーク
営業休止中・・・経営やばいのか??

 オールドタウンに向かって適当に歩いて偶然見つけてふらっと入ったのが、「Monroe Gallery」という写真のギャラリー。どうやら、私は意識とは無関係にこの手のギャラリーに惹かれるようで、事前知識があるわけでもないのに、ふらっと入っちゃうんですね。

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Monroe Gallery

 普通の写真ギャラリーかな〜と思いながら、よく見ていくと・・・凄い写真がたくさん(@o@)

 外からも見える手前のギャラリーでは、ちょうどケネディー一家どちらかというと奥様メインのの写真・・を絶賛展示中。しかしもっと凄いのが、奥のスペースで、そこには超有名な歴史的写真が無造作に値札とともにぶら下げられていたのでした。

たとえば・・・

モハメド・アリ対ソニー・リストン
 倒れているソニー・リストンの横で、ドヤ顔で仁王立ちするアリの写真

ヘミングウェーの肖像写真
 最もよく見かける2銭切手の乃木希典みたいな肖像写真
 (って、喩えが分からない?)

マリリン・モンロー
 良く見る写真だったけど、どれだったか忘れた。

キング牧師
 警官に拘束されるところの写真。
 日本では馴染みの無い写真かもしれませんが、
 キング牧師関連の資料館いくと、たぶん必ず紹介されている写真。

パリのホテルのベッドの上で枕投げをするビートルズの写真 
 これはコンビアの美術館でやったロック写真展でも見ました。

サイゴンの処刑
 べトコンが射殺される瞬間の写真。
 ピュリッツァ賞受賞作品。

硫黄島・摺鉢山の星条旗
 有名なあの写真です・・・ピュリッツァ賞受賞作品。
 これが一番高かったはずです・・・約$18,000
 それでもニューオリンズで売っていた、
 アンセルアダムスの写真よりはずっと安いですけどね。
 他のはこの半額くらいだったかな。

と、こんなのが、数十枚ぶら下がってたんです。


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ギャラリーを出た後は、ウインドーを覗きながら街を散策。昼飯の量が多すぎたためか、お腹が空かないので、夕食はケーキだけ(爆)。男一人旅なら普通は酒場に潜入するところなのでしょうがあたしは酒飲まないから、よほどじゃないとバーとかには入らないのです
 
 ということで、
夜はカフェでケーキだぜいキュートだろう?

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サンタフェへの旅2ーアルバカーキへ [アメリカ観光]

 ニューメキシコの玄関口であるアルバカーキ(Albuquerque)にはアトランタからデルタの直行便が出ています。お値段は1stopの他のフライトのほうが安いのですが、多少高くても、一日潰れてしまう1stopより直行のほうがええわという判断で、これにしました。アトランタ発8時15分で、10時前にはアルバカーキの空港に着きます(時差で2時間戻るので)。4時前に家を出るシンドイ行程にはなりますが、これだと現地でほぼ1日使えてお得感があります。帰りはアルバカーキ発6時15分。やっぱり早起きが必要ですが、これをたとえば10時発、12時発にしたところで、結局、現地で取材に使える時間はほとんどないので同じこと。もちろん夜明けの風景を撮る予定が無ければですけどね。
 
 さて、ここのところ、フライトのトラブルはあまりなかったのですが、今回はアトランタ発のフライトでちょっとしたトラブルに見舞われました。一旦乗りこんだ機体から降ろされ、別のゲートの別の機体に乗り換え。どうやらトコロテン式に使用機材の変更をした模様です。アトランタはデルタのハブ空港で、機体は豊富にあるから、そんなことが出来るのでしょう。これが帰りのフライトだったらキャンセルだったかもしれません。でも、この手の案内って、たいてい騒々しい中で○×※△×※と喋られるので、何を言っているのか私にはよくわからないんです。実に不安(^^;。

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皆様爆睡中

 席はかなり余裕があって、3列シートには私一人。横向いて足を延ばしてリラックスできました。この時間を利用してガイドブックの読み込み開始・・・今頃かい!!。最近はたいていそんな感じです(^^;

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もうすぐアルバカーキ
見えているのは世界最長のロープーウェイがあるサンディア山脈かな

 そんなこんなで、予定より2時間半くらい遅れてアルバカーキに到着です。荒野の中に巨大な都市があるという風情は東南部の風景とは全く違います。承知のこととはいえ、インパクトはありますね。

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オールドタウンにて

 レンタカー貸し出し所は空港から少し離れたところにあって、空港からはシャトルバスでアクセスするシステムでした。いつものハーツ・レンタカーで、今回はチープなカローラを。AAA(日本でいうとJAFね)レートで4日間、$122.36。車両の保険とガソリン満タン分前払いを含めると$293.19。

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オールドタウンにて

 まずはアルバカーキのオールドタウンに向かうことにします。

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オールドタウンにある教会

 本来なら午前中に着いたはずなので、オールドタウンにあるミュージアムをひとつくらい片付けとくつもりだったのですが、それは飛ばすことにしました。さらっとオールドタウンを眺め、昼食はメキシカン。で、終わり! みたいな観光。サンタフェの手前にある、ネイティブ・アメリカンの昔の暮らしを再現したミュージアムに寄るためにアルバカーキを早めに引き上げたかったのです。ただ冬季はお休みの可能性があるのでチト心配。

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空ペットボトルでツリーを制作中でした

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サンタフェへの旅1ーアルバカーキへサンクス・ギビングにはサンタ・フェに [アメリカ観光]

 サンクスギビングの連休を利用して、ニューメキシコ州サンタ・フェ(Santa Fe)という町に行ってきました。サンタ・フェというと、こちらではメキシカン料理の店の名前によく使われておりますが、日本ではかつて篠山紀信撮影による宮沢りえ写真集のタイトルとして世間を賑わせました。撮影はここ「サンタ・フェ」で行われたそうです。

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サンタ・フェ

 それはさておき、まずニューメキシコ州ってどこよってことですが・・・メキシコというくらいですから、メキシコに隣接しています。南のほうだから暖かいだろうと思うとさにあらず、標高が高いので結構気温は低めです。
 ちなみにメキシコに隣接している州は西海岸側からカリフォルニア州、アリゾナ州、ニュー・メキシコ州、テキサス州で、いずれも一時期はメキシコだったこともある地域です。そんなわけで、メキシコ、スペインの影響が強く、建物だけを見ても、東部とは全く違っていて、まるで別の国に来たようです。もちろん街中の表記は英語なのですけれど、町の名前はほとんどスペイン風。人種もヒスパニックがとても多い。スペイン語を話す人も非常に多い。

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サンタ・フェ

 多くのネイティブ・アメリカン部族の保留地があり、それが観光資源ともなっています。州都が今回訪れたサンタ・フェ。1607年にスペイン人が建設した、アメリカの宝石とも呼ばれている美しい町です。

 一方でこのあたりは、アメリカの核兵器開発と原子力産業の中枢としての側面ももっており、日本に投下された原爆も、サンタフェの近くにあるロスアラモスの研究所で開発され、この地で採掘されたウラニウムを使って作られました。

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サンタ・フェ

 そんなニューメキシコ。今回の旅はあちこち車で走り回るのではなく、サンタ・フェに連泊して周辺をぶらっとするスタイルにしました。サンタ・フェでは"2 night get 1 night free"というセールをやっているホテルをwebで発見して予約。もちろん3泊。街の中心まで歩いていける距離のホテルとしてはかなりお得感アリでした。サンタ・フェにアクセスするための空港は、便数が多いアルバカーキの空港を利用します。アルバカーキからサンタフェまではおよそ60マイル、1時間ちょいです。

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アルバカーキ

訪れたところは下記の通り。

 アルバカーキ
   オールド・タウン
   ペトログリフ・ナショナル・モニュメント
   ミニ・トレイルを一箇所。

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ペトログリフ

 サンタ・フェ
   オールド・タウン
     プラザ、サンミゲル教会、セントフランシス教会、
     ロレット・チャペル、サンタフェ鉄道(営業休止中)
     ニューメキシコ美術館
     街中のギャラリーの冷やかし・・・などなど
 
 バンデリア・ナショナル・モニュメント(ロスアラモス)
   先住インディアン居住跡です。
   ショート・トレイルを2コース。
 
 タオスプエブロ(タオス)
   世界遺産にも指定されているネイティブアメリカンの白川郷。

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タオスプエブロ

 チマヨ教会(チマヨ)
   
 ターコイス街道(車で走っただけですが)
   セリオス村・・・とか。

冬季クローズドのところもあり、日が短いこともあってあまり多くは見れませんでしたが、異文化体験としてはなかなかでした。

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NFL カージナルズ vs ファルコンズ [アメリカ観光]

グレートスモーキー・マウンテン鉄道チャタヌーガ・チュウ・チュウ鉄三昧の後は、アトランタジョージア・ドームへ。チャタヌーガからアトランタまでは2時間とちょっとのドライブです。

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ジョージアドームで行われるのは、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ) アリゾナ・カージナルズ vs アトランタ・ファルコンズ。前回観戦したノースカロライナ、シャーロットのバンク・オブ・アメリカ・スタジアムは屋外競技場でしたが、アトランタは室内「ドーム」です。

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ゲーム前
お父さんがコドモ達に説明中?

で、ちょっとカメラの話なんですが、これがいつも悩むんですよ。どの程度の機材までなら許されるのかって。

パンサーズのホーム、シャーロットのスタジアムではこうでした。
"Small still cameras are permitted in the stadium. Video cameras are not permitted per NFL rules. Tripods or any other similar equipment that couldbe a tripping hazard are also not allowed. "

Small still camerasって・・・・曖昧 (^^;
三脚はあかん。たぶん一脚もダメなんじゃないかな〜。傘がだめだったから。

ジョージアドームのサイトにはこう書かれていました。

"For most events Small personal cameras are allowed. "
やはりね、「Small personal cameras」なんです、許されているのは。

"Professional cameras and cameras with interchangeable lens are prohibited. "
プロフェッショナルカメラはだめです。
で、レンズ交換式カメラもだめだって。

"Lens must not exceed 6 and camera bag must not be larger than 8 ½ wide x 13" long x 5" deep. "
でもですよ、この文にはレンズは6本を越えちゃダメって書いてあるような気がするんですよ。
レンズ交換式カメラがダメで、レンズ6本OKってことは、カメラ6台までOK?
本数じゃなければ「6」って何? 焦点距離じゃないし。もしかすると、構成レンズの枚数??? 3群4枚の単焦点レンズはOKだけど、13群16枚のズームはNGとか・・・なわけないでしょ。

意味が分からないので、ここは都合よく前文の「レンズ交換式カメラがダメ」ってのを無視して、レンズ6本までOKを信用して勝負。で、大きなカメラバッグはだめってことだから、ロウプロの一番小さなショルダーを。

ちなみにビデオカメラは基本的に持ち込み禁止になってます。

ドッキドキのセキュリティーチェック(爆)

それはカメラバッグですね。開けてください」と。
レンズ出してください」と。

こんなんですけど(SONYの70-300mmのGレンズ)」

これは置いてかなきゃいけないですかね??

  どうやら許容されたらしい \(^o^)/

たぶんですよ、すげぇレンズじゃなければきっと良いんじゃないかなと。
スペックが同じでも、白いやつとかはヤバイかもしんない。

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選手入場のたびにファイヤー!! 派手

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試合開始前のイベント
この写真をFUJI X10で撮ったとき、後の席のおばさんが液晶画面を見て
「あら、あなたの写真、いい写真ね!!」だって。
そりゃどうも!!

今回の席は、前回観戦時に「あの辺に座ってみたいなぁ」と思って見ていたエンドライン側2列目(流石に最前列は取れなかった)です。全体の動きがちと分かりづらいという難点はありますが、良い席です・・・そりゃそうだ。お仕事カメラマンがデカイレンズを持って、すぐ目の前で撮ってるんですが、ポジションは同じでも、使うレンズの差はやはり出てしまいます。Web上でそれらの写真をチェックすると、後ろの選手の姿が少しボケてくれるだけで、見栄えがずいぶんと違う。高いレンズを使う必然性はやはりあるのですよ。カメラマンの中にはチープなレンズだけで撮っている人もいました。あれはなんだったのでしょう。

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今回は圧倒的にキヤノンが優勢のようでした

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もちろんニコン派もフル装備で頑張る

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えっ? あんた誰?

試合のほうは、前回のパンサーズのゲームに比べると展開が地味で、迫力にはやや欠けましたが、それでも逆転でホームチームが勝つという展開。なぜか私が観戦したゲームはメジャー・リーグもNFLもホームチームが勝つんですよね。
   
    1QT 2QT 3QT 4QT
ARI  13   3   0  3       19
ATL  0   16   0  7       23

1'stQTはファルコンズにミスが目立ち、カージナルズがタッチダウンと2回のフィールドゴールで計13点。なんだダメジャンの雰囲気でした。

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いや~ん

2'stQT、ファルコンズはフィールドゴールで3点、タッチダウンで6+1点、さらにフィールドゴールで3点追加し同点。残り37秒でカージナルズがフィールドゴールを決めるも、すぐにファルコンズも、フィールドゴールで同点。ここでハーフタイム。

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ファルコンズがタッチダウンで得点すると旗持って走る

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近い・・・(爆)

3'stQT:互いに得点無し。

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このあと、このケダモノはお姉さんを襲ってました

4'stQT:カージナルズがフィールドゴールで3点、再びリードするも、残り6:42秒でファルコンズがタッチダウン成功で6+1点ではじめてリードします。終盤はカージナルズの猛攻。4点差はフィールドゴールでは同点に出来ない点数なので、カージナルズとしてはタッチダウンを狙いに行くしかない展開なんですね。最後はファルコンズの防戦を客席総立ちの応援で、試合終了。盛り上がったっす。

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試合終盤は総立ち

ファルコンズは25日も勝ったからこれで10勝1敗・・・この日のゲームを見る限りあまり強そうじゃないんですが、なぜか好調です。

調べて見たら、ファルコンズのチアリーダーには日本人の方がいらっしゃるんですね。大石理絵さん。探しにいけば良かったな〜。

そう思って一応撮影画像をチェックしてみたところ、しっかり写ってました(爆)

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たぶん、右の方だと思われます

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満足して家路につくヒトビト

タグ:NFL
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ホテル チャタヌーガ・チュウ・チュウで、What happened? [アメリカ観光]

 ブライソンシティーの鉄道ミュージアムを見学した後、74号線を走ってチャタヌーガへ。時間に余裕が無く道草は出来なかったのですが、この道、新緑や紅葉の時期はさぞかし・・・と思われる良い道でした。ところどころに駐車スペースが設けられているのもGood。

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チャタヌーガ・チュウ・チュウとは、
シンシナティ・サザン鉄道が1880年に運行を開始した、
シンシナティ発チャタヌーガ行きの旅客列車の愛称である。

 チャタヌーガまで足を伸ばすことにしたのは、チャタヌーガ・チューチュー(Chattanooga Choo Choo)というホテルの、客車を改造して作られた「トレイン・ルーム」が土曜日にも関わらず奇跡的に予約できたからです。チャタヌーガには3年前に出かけていて、一通りの観光をしています。(そのときの記事はこちら) そのときもこのホテルに宿泊したのですが、部屋は普の建物の中。一度トレインルームに泊まってみたいなぁ・・・とずっと思っていたのです。

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かつての駅舎を利用したホテルのロビー

 ホテルに到着して、もとは駅舎であった立派なレンガ造りの建物の中にあるフロントへ。私が名前を告げると、フロントのお姉さんは、ちょっと待って、と奥に引っ込んでしまいました。嫌な予感・・・

案の定、戻ってきて言うには

トレインルームには泊まれない。アップグレードした別の部屋を用意するからそれでよいか?」と。
トレインルームじゃなきゃ意味無いじゃん・・・
とはいえ泊まらずに帰るってわけにもいかないので仕方なく了解。

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ホームに並ぶ客車。これらがトレインルーム。

 このホテルには、トレイン・ルームのほかに、ホテルとして3つの建物があります。カードキーを渡されて、私が向かった建物は、No.3。これって3年前と同じ建物じゃないか、意味ねぇ・・・・

 
さらに悪いことには、キーを差し込んでも鍵が開かない_| ̄|○
なんやこれ!
荷物を車に戻し、そしてフロントまで戻って・・・
 なにせ建物No.3ですからね・・・それも3階、ずいぶんと距離があるんです。

カードキーを作り直してもらって、再び部屋へ。

でも、やっぱり開かない_| ̄|○

ガチャガチャやっていると中から人が(@o@)?!。女性2人。
まさかそういうサービスであるわけがないので(どんなサービスやねん)、再びフロントへ・・・(だからさ、遠いんだっての!!)。

 開かない鍵を渡されたのは、これまでにも1度か2度あったけれど、すでに人が泊まっている部屋の鍵を渡されたのは初めてでした。

 「あのさぁ、この部屋番号3017で間違いないよね」
「そうですね~3017ですね~」
人が居るんだけどさ!!
 
また奥へ引っ込みまして・・・ぐちゃぐちゃ、ガサゴソ。
 
「では『4008』で・・お部屋の場所は・・・」
「No.3の建物の4階だろ、言われんでも分かるわ!!」

私が聞き取れなかっただけかもしれないけれど、謝ってる感じはしませんでした
$20ドル分のディスカウントチケットを黙って渡されただけです。
 
言うだろ普通、「申し訳ありません」って。
以前、開かない鍵を渡してくれたおばちゃんは「アイムソーリー」くらい言ったけどな・・。

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で、ようやくたどり着いた部屋は無用に広い(-_-)

           ・・・・いらんわ、こんなスペース。

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 夕食は、食堂車へ・・・意外と人気が無いようで(^^;、空いてました。

狭いこともあり、とってもアットホームな雰囲気でお勧めです。

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すっかり落ち着いちゃって勢いでデザートまで注文してましいました。お勧めだというチョコレートケーキを・・・。

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でかっ!! 甘いものには強い私ですが、すでにお腹一杯状態だったこともあり・・・食べ切れませんでした。

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グレート・スモーキー・マウンテン鉄道 [アメリカ観光]

 先週土曜日、グレート・スモーキー山脈の南麓で運営されている観光鉄道グレート・スモーキー・マウンテン鉄道(Great Smoky Mountain Railway)」に乗ってきました。

 鉄道全盛時代は、ここも貨物や旅客を運ぶ路線だったのですが、モータリゼーションの波を受け1948年に旅客輸送、その後貨物輸送も廃止されました。そのかつての線路の一部を使い、古い車両を集め、観光列車として走らせているというわけです。観光列車が走り始めたのは1988年。かつては地元の企業が運営していたようなのですが、今はコロラドのドランゴで蒸気機関車による観光鉄道列車を走らせている「アメリカンヘリテージ鉄道」という会社が運営しています。蒸気機関車とディーゼル機関車が並んで描かれているマークから想像できるように、数年前までは蒸気機関車も走らせていたらしいですが、今はディーゼル機関車だけです。おそら整備、修繕する資金が無いのでしょう。

 観光鉄道の基地となっているのは、チェロキーの西にあるブライソン・シティー(Bryson City )という古風な町。町自体がこの鉄道アトラクションの一部になっている感じさえします。駐車場・・・$5。あら・・鉄道利用者からも取るのね(^^;

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ブライソン・シティに停車中の列車

「紅葉の秋」がベストシーズンなので、本当はその頃か、もしくは新緑の季節に乗りたっかたのですけれど、いろいろあって乗りそびれ、晩秋というか、初冬というか・・・中途半端な今の季節に乗車することになってしまいました。幾つかのバリエーションがあるようなのですが、私が乗ったのはTuckasegee川沿いにディルスボロ(Dillsboro)まで往復する32マイルの旅。 折り返し点のディルスボロでは1時間とちょっと停車します。

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チケット売り場

 予約表のプリントをチケット売り場で見せると、乗車チケットと飲み物用のタンブラーがもらえます。これにコーラやコーヒーなどをセルフで入れるシステム。汲みにいったらコーヒーは空でしたけど。

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クラウンクラスの車両

 発車30分前に乗車開始。私はちょっと座席の良いクラウンクラスを選択。この他に、食事が出来るテーブルがついたファーストクラスと、安いコーチクラスがあります。

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ファーストクラスの車両

 季節によっては、オープンエアーの車両が選べるのですが、今の時期はオープンエアーの座席は選択できないようでした(たぶん寒いから)。しかし実際にはオープンエアーの車両が一両連結されていて、どこのクラスの人もそこに立ち入ることが出来るようになっていました。コーチクラスのチケットにしておいて、実際はオープンエアーの車両にずっといるというのが、アタシのような人にはどうやらベストの選択だったようです。

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オープン・エアーの車両

観光ポイントでは車内放送があります。
「このへんがチェロキーのマザータウンだったところです・・・云々」ってのと、
「ここが、映画「逃亡者」のロケがあったところ。ハリソンフォードと、トミー・リー・ジョーンズがどうのこうの・・・」ってのしか覚えてません・・・っつうか、分からなかった(爆)

 土産物や、ハンバーガーやホットドッグなどを売っている車両もあって、どのクラスの乗客でも利用できます。そこに行かなくても、ガイドブックやDVDの押し売りがやってきます。意外と買う人が多くて驚きます。

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お約束の写真撮影ももちろんあって、それぞれの座席にカメラマンがやってきます。アタシは買う気がないのでソッポ向いていたらスルーされました。実は切符の鋏み入れの車掌にもスルーされました(爆)。俺は透明人間かい!! 撮影後カメラマンは車内でしこしこプリント仕上げ。下車前に渡さなきゃいけないからね。

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 ブライソン・シティーを11時に出発した列車は、ディルスボロに12時半頃に到着します。そこは、かつて使われていたらしい売店などが閉鎖されていたりしてやや寂れ感が漂っていました。ディルスボロはhas more than 50shops, restaurants and more to enjoy.と書いてあったのですけれど、土産物屋はあるものの、食事に入りたくなるようなところがなかったので・・・(一応レストランはある)、往路の車内で昼飯を済ますというのが正解だと思います。

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ディルスボロ

 ノスタルジーに依存する観光は、時の流れによる客の減少は避けられません。その中で、鉄道という巨大な施設を維持していくのは大変なことだと思われますが、ただのアトラクションとしてだけでなく、歴史遺産の保存という側面もあるので、長く運営が続いて欲しいものだと思います。

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体を乗り出すと危険です

とはいえ「グレート・スモーキー・マウンテン鉄道はお勧めのアトラクションですか?」と聞かれたら、ちょっと返答に困ってしまうアタクシではあります。

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鉄道ミュージアム

 ブライソンシティーには鉄道ミュージアムがあります。鉄道模型の博物館。何ゲージっていうんだろう、ずいぶん大きなサイズの模型がずらり。もちろんジオラマの中をブンブン走ってます。ここはお勧めです(爆)

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入場料金は鉄道乗車料金に含まれています。ミュージアム単独での入場にはいくらかの入場料が要るはずです。誰もチケットのチェックをしてませんでしたけどね・・(^^;

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流してみました・・
 

映画・逃亡者


タグ:映画 鉄道
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紅葉真っ盛りのチムニーロック州立公園 [アメリカ観光]

 先週末の日曜日にノースカロライナの州立公園のひとつである、チムニーロック(Chimney Rock)公園に行ってきました。去年は10月22日に出かけたのですけれど、紅葉はさっぱり。ということで今年はリベンジです。ハリケーンが東海岸沖を通過中でして、天候は今ひとつなのですが、僅かの晴れを期待してGo.

 このチムニーロック公園は、岩山を中心とした自然公園で、アシュビルの南東、自宅からは2時間ほどのところにあります。シンボルはチムニー=煙突の形をした岩で、そのテッペンには星条旗が立ち、いかにもアメリカンな光景が展開しています。以前は民間所有の公園だったそうですが、州に売却され、2007年に州立公園に指定されました。ここは映画のロケ地にも使われたことがあるそうです。

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 まずチムニー・ロックに登り、その後、チムニーロックを見下ろす展望台を経由して、山の上まで登る。そして一旦下ってハイキングコースを辿ってヒッコリー・ナット滝を見に行くというのが、手っ取り早い観光コース。これには半日あれば十分です。

 公園のオープンは8時半。しかし入場したのは9時半頃。いや実はSDカードを家に忘れてしまい、近くの町までもどっ買ってきたんで、遅くなっちゃったんです。ゲートを通って山道を道なりに登っていくと、やがて料金所。入場料金は$15です。料金所を抜けたところに広い駐車場があります。下からのハイキングを楽しむとき、あるいは上の駐車場が一杯だとここに止めるのでしょうが、この時間だとまだ人の出は少なく、チムニー・ロックの直下まで車で行けます。そこからだと岩はもう目の前。車はまだ20台もないくらいでした。天気はさほど期待していなかったのですが、青空が広がってきて、いい感じに・・。紅葉も時期的にはベストと言っていい状態です。来週にはもうすっかり終わってるでしょう。

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チムニーロック

 隣に車を停めたひとり旅らしい若い?女性が、写真を撮って欲しいというので、チムニーロックと遠景の山をバックにそれぞれ一枚づつ。彼女のカメラは広角側に余裕のないチープなコンデジだったので、後ろに聳えるチムニーロックを入れ込んで撮るのはちょっと大変。もうちょっと下がって〜とかなんとか、なんだか昔風のことをやっちゃいました

 さて、まずはチムニーロックへ。エレベーターでも登ることができるのですが、ここは一応「」で。ところが20段くらい登るともう足がとてつもなく疲れるという情けない状況。息も切れちゃうし。岩の上で休憩してから、さらに山道を登ります。

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定番の位置からChimneyRockを見下ろす

 上に2箇所ほど、チムニーロックをいい感じで見下ろせる場所があるのです。そこから先は、山の上までいけるものの、登ったところでとくに面白い景色が見られるわけでもない。だからチムニーロックを上から撮ったら、そこでももう降りちゃおうと思ってたんです。でも、さっきの彼女も上に行ったしな、上からどんどん人が降りてくるし、ここで引き返したらちょっとみっともないなどという無駄なプライドが頭をもたげ(そんな、プライド云々する山じゃないですけど)・・・というか、引き返すきっかけを失い、ズルズルと上まで行っちゃいました。

あ〜また会いましたね
と彼女。

下で写真を撮ってくれと言ったくらいだから、きっとここでも撮りたいんだろう。
「同じ人になんども頼むのも悪いかな」と思ってるかもしれん・・・と想像して、
写真撮ってあげるよん
とこっちから。

こんどはコンデジに加えて、iPhoneも渡されました・・・・
コンデジよりiPhoneのほうが性能がいいような気もしますね(^^;

今日は紅葉を見るにはベストですよ、ホント最高

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南側の山々のほうが紅葉の進行が早い

昨年は、まだ山はまだ「緑」といってもいい色でした。ところが、南に向かう峠道沿いは紅葉が真っ盛りだった記憶があります。改めて眺めてみると、そのあたりはもうすでに紅葉は終わり、葉を落した木々が目だっています。Chimney Rockが標高は高いけど紅葉がなぜかちょっと遅めなんですね。

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山頂からの展望

「滝、行きます?」
「この下のですよね。行きますよ。」
「あたしも、行くつもりなんです」
「んじゃ、また滝で会いましょう」

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あんまり、あたし人と話すことないで、こうやって人と言葉を交わすのは珍しいことです。英語が苦手だってのもモチロンあるんですけど、日本でもあまり話しませんからね。たまには、こういうのも楽しいモノです。

一旦車に戻って、滝撮影用に三脚をもって、再びトレイルへ。
ハイキングと呼ぶほどの距離はありません。20分くらいかな、滝まで。

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ヒッコリー・ナット滝

で、滝でもまた、iPhoneで記念写真・・・と。
あたしのカメラで撮って、メールで送ってあげたほうが良かったかもなぁ・・と思いましたが、ま、ええか。

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ヒッコリー・ナット滝 魚眼で


午後は、サウスカロライナ側のシーザーズヘッド(Caears Head)州立公園にに寄りました。しかし、近づいた頃にはにわかに空が暗くなってきて・・雨。ちょこちょこっと撮って切り上げです。

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 帰り際に見かけた、カメラを持ったデカイ女性。確かな記憶ではないんですが、以前にも見かけたような気がするんですよね〜。東南部じゃ珍しくもない体型なんで人違いかもしれませんが・・・。カメラをチェックしたところ、持っていたのはD800(ストラップで確認)。えっ、うっそぉ〜、ただの写真好きのでぶとちゃうやんか、とちょっとびっくり。

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こんど会ったら声掛けてみよ。
こっちの人って、やたら人のカメラ褒めるんですよ。
D800は褒めがいあるから

タグ:紅葉
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アパラチアン山脈とブルーリッジ山脈 [アメリカ観光]

 私の自然写真フィールド概要紹介の第一弾。まずはざっくりと、アパラチアン山脈について簡単に紹介します。

 私が主に自然写真のフィールドとしている山域はアパラチアン山脈南部の一部です。アパラチアン山脈そのものは北端のカナダニューファンドランド島から南端はアラバマ州の真ん中あたりまで、長さ2,600km。幅は最大部分で480km(何れもwikipediaによる)あるという長大な山脈です。このスケールはざっくり日本の本州全部くらいのイメージでしょうか。いわゆる古期造山帯に属しており、2億年以上に渡る侵食を受けた山の標高は低く、ほとんどが1000m程度で、最高峰のミッチェル山(ノースカロライナ州)ですら標高は2,037mです。

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 トレイル好きなら「アパラチアン・トレイル」をご存知でしょう。ジョージア州からメイン州まで、14州にまたがる約3500kmのショナル・シーニック・トレイル(National Scenic Trail)である「アパラチアン・トレイル」がこの大山脈を縦断して設けられています。このトレイルについては、ここでは詳しく紹介しませんが、「アパラチアン・トレイル」に興味がある方はぜひ、加藤 則芳著メインの森をめざして-アパラチアン・トレイル3500キロを歩く」をお読みになることをお勧めします。

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テネシーとノースカロライナの州境を行くアパラチアントレイル

 このアパラチアン山脈の南部、ジョージア州から、北東方向にノースカロライナ州、テネシー州、バージニア州、メリーランド州を経て、ペンシルベニア州に至る主稜山脈ブルーリッジ山脈と呼びます。私のハンドルネーム「Blue Ridge Walker」はもちろんはここから取ったものです。さらに南西側の一部は、グレート・スモーキー山脈と呼ばれ国立公園にも指定されています。一方、北側にはシェナンドー国立公園があります。

 この山域にはブルーリッジ・パークウェイと名づけられた約755kmの山岳観光道路が作られており、南のグレート・スモーキー山脈国立公園と、北のシェナンドー国立公園を結んでいます。この山岳観光道路は、最高峰のミッチェル山の傍を通っており、山頂直下まで容易にアクセスできます。

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ブルーリッジ・パークウェー

実はこのブルーリッジ山脈は日本人にもとても馴染み深い歌に登場します。

Almost heaven, west virginia
Blue Ridge Mountains
Shenandoah river
Life is old there
Older than the trees
Younger than the mountains
Growin' like a breeze growin'

Country roads, take me home
To the place I belong
West virginia, mountain momma
Take me home, country roads

山よりは若いが、樹よりも古い、とっても古臭い生活をしている「ど田舎」と言ってますよね(^^; 今日でも貧困の問題を抱えている地域が多くあるようです。

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ピスガ山@Blue Ridge Parkway [アメリカ観光]

 10月7日のローン高原から、先週末のグレートスモーキーまで3週末連続のアパラチアン紅葉取材。先週末が一番の好天でした。グレート・スモーキー山脈の稜線上ではもう、ほとんど葉が落ちた状態。日曜日にニュー・ファウンド・ギャップロードを走ったときには、南斜面に当たるノースカロライナ側では、まだ黄色い葉が多くの樹に残っている状態なのに対して、北斜面のテネシー側では、ほとんど落ちてしまっている・・・そんな状況でした。

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Blue Ridge Parkway

と、書いても、普通の日本人には土地観ないから、さっぱりなんですよね。

 これを信州に置き換えて書くと・・・
聖高原から、先週末の蓼科高原まで、3週末連続の中信高原紅葉取材。先週末が一番の好天でした。稜線上ではもう、ほとんど葉が落ちた状態。日曜日に和田峠を走ったときには、南斜面に当たる、諏訪側では、まだ黄色い葉が多くの樹に残っている状態なのに対して、北斜面の佐久側では、ほとんど落ちてしまっている・・・そんな状況でした。」みたいな感じですかねぇ・・・。喩えが渋すぎてこれまたわからないかもしれませんが・・・(^^; スケール感は2倍、標高は同じくらい・・・むしろ低いくらいかもしれません。意外とたいしたことないんです。

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 ただ、私がフィールドとしているこの山域はアパラチアン山脈南部のほんの一部でして。アパラチアン山脈そのものは北端のカナダニューファンドランド島から南端はアラバマ州の真ん中あたりまで、長さ2,600km。幅は最大部分で480km(何れもwikipediaによる)あるという長大な山脈です。

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 今の私のフィールドであるこのアパラチアン南部の概要を、一度ざっくり紹介したいと思ってはいるんですが、なかなか出来ないでいます・・・時間が無いというのももちろんですが、実は私自身が十分な土地観や知識を得てないってのも大きな理由です。山の名前が全然わからないんです。山座同定をする気にならない・・・そう、どれも同じようにみえて山座同定する気にも、覚える気にもならないんですよ。思い入れが持てないというのが正直な気持ちなんです。

 かみさんと一緒に信州にいくと、「あれは何山、むこうは何岳で・・・」と説明するんだけれど、かみさんには「よくわかるね〜、でもわたしには全部同じに見える」とか言われちゃうんですよね。でも、ここに来て、その気持ちが分かるようになりました。思い入れがないと全部同じに見えるんですよね。

 もう少し山を歩けると、思い入れも出来るような気もするんですが、行くだけで疲れてしまう現実に阻まれているのが現状です。

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ピスガ山トレイルにて

 土曜日はBlue Ridge Parkway沿いにあるピスガ山Mt.Pisgsh)とその周辺をうろうろしていました。往復わずか2.6マイルくらいではありますが、久々に山道を歩行。山頂で眺めを楽しんでいたら、なんと日本語が聞こえてくるじゃありませんか。見れば日本人女性の2人連れでした。秋の良い日に、ここにハイキングというのは、近くに住んでいれば、普通の休日の過ごし方なので珍しいことではないのですが、やっぱり日本語を聞くと驚きます。このおばさん達の話によれば、もう一人日本人がいたそうです。それほど超人気のポピュラーな山です。

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ピスガ山頂展望台

 Pisgshとはもともと、高原とか山の上とかいう意味があるようで、ピスガ山とはなんとも奇妙な名前です。日本語でいうと「丸山」っていう感じでしょか。「丸」にも山っていう意味がありますからね。あとは「高原山」とか。決して大きくはないのですが、ぽっこり盛り上がっているので、ランドマークになることは確かです。実はPisgah National Forestといういわゆる国有保養林が、ピスガ山の南側と、逆にアシュビルの北方のブルーリッジ山脈のほうに分かれて存在しているんですが、この保養林の名前である「Pisgah」が、Pisgah山から来ているのか、一般的な高原と言う意味のPisgahなのか、私は知りません。

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登山口の駐車場から見たピスガ山


 また、この山の周辺は、1800年代後半、ビルトモアエステートを作った実業家ジョージ·ワシントン·ヴァンダービルトが購入した数千エーカーの土地の一部で、ヴァンダービルトは、家族や友人のためのプライベート狩猟の避暑地としてここを使ったそうです。

 ピガス山頂からの展望はとてもよく同じような山がたくさん・・・(-_-)。

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ピガス山頂からのPanorama

先々週は現地で一泊したのですが、そうそう何度も宿泊できるほどの予算はありません。一旦帰宅し、再度日曜の朝に出直し(土曜日に買い物がしたかったという理由もあったのですがね)。往復6時間の苦行です。

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紅葉@New Found Gap Road [アメリカ観光]

 日曜の朝往復6時間の苦行の末再びBlue Ridge Parkway。

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朝の撮影風景

 この日は、先週見つけた東側に展望が開けているBalsam Mauntain Roadの駐車場で、日の出撮影をすることにしました。

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 ちょっと出発にもたついたカメラのバッテリーを忘れてきたことに気がついて取りに帰った-ので、現地に到着したときには、すでに明るく日の出直前。太陽は手前にある山からでしたが、夏ならもっと状況は良さそうです。しかし、このことを夏まで覚えておけるかどうかが問題

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 ちなみに最近、現地で日の出の方向を調べるにはAPPアプリLightTracを使っています。iPhoneのコンパスとの併用です。もちろんカシミールを使えば事前にシミュレートも可能なのですが、そのような面倒なことはやらずにたいていは出たとこ勝負ですね。

 Blue Ridge ParkwayからNew Found Gap Roadへ。オコナルフティーOconaluftee)のビジターセンター近くの草原ではエルクが食事中で、多くの観光客が車を止めて撮影していました。私も撮りたかったのですが、ちょっと急ぎの用事があってそれどころでは・・・・朝の撮影で冷えすぎまして・・・お腹の調子が(爆)

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Mountain Farm Museum

 コンデジX10だけ持って、かつてこの山の麓で使われていた建物が復元されているMountain Farm Museumをブラブラ。朝の光が心地よいです。

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 ちょうど1週間ぶりのニュー・ファウンド・ギャプ・ロード先週の日曜日は霞んでいた山も今日はクッキリです。紅葉はかなり進み、稜線では完全に紅葉は終わり、山腹でも南斜面が多いノースカロライナ側はまだ黄色い葉が枝に残っているものの、峠を越えたテネシー側では葉が落ちきった樹が目立ちました。もう冬がそこまで迫ってきているようです。

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正面がNew Found Gap RoadからGreat Smoky Mountains の最高峰
Clingmans Dome

 シュガーランドSugarlands)のビジターセンターからはケーズ・コーブ側に向かい。リトル・リバー(Little River)に沿って少し走りました。秋の渓流風景を少しだけ撮影

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Little River

来週はケーズコーブを・・・なんて考えているんだけど、もう冬になっちゃってるかもしれません

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 そう言えばナシュナル・ジオグラフィックで、こんなニュースが出てました。「干ばつの影響で紅葉は色鮮やか、米国」。
そうかなぁ・・・・。

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霧と紅葉・・・グレート・スモーキー山脈国立公園 [アメリカ観光]

 2時半ごろ目が覚め、風呂。のろいWI-FIと格闘している間に朝に。

 早朝撮影後にホテルに戻るのも面倒だからもうチェックアウトしちゃうことにしました。6時にホテル発。星は見えてはいますが、雲は多そうです。でも一応、グレート・スモーキーズ・マウンテンズの最高峰「クリングマン・ドーム(Clingmans Dome)を目指してGo!
 ドームの駐車場に到着。周りは、。 撤退!!
 昨日は青空だったニューファウンド峠も、・・・

 濃霧は稜線付近だけで、少し下れば視界は開けます濃すぎる霧は困りものですが、そこそこの霧は写真撮影にとって、好ましい条件でもあります。

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 あちらこちらに車を停めて、色づいた木々を撮影。ひとしきり撮影を終えても、山の上の雲は晴れません。

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天気は下り坂との予報もあるので、山歩きは止めました。実は山歩きを止めたのにはもう一つ理由があるのです。「ホテルに地図とガイドブックを忘れてきた!」のです。 なので、一旦ホテルに戻る事にしました(^^;  10時を過ぎ、登ってくる車はかなり増えてきました。入り口付近ではもう大渋滞。ホテルに戻ったら二度と、山には入れなさそうです。

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ガイドブックと地図は部屋の中で見つかりました。ええ、昨夜撃沈したベッドの上に・・・。(まだ掃除がされていなかった)

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カッコエエ

 再び、メチャ混みのニューファウンド・ギャップ・ロードには戻る気にはなりません国立公園の東側に沿って迂回するルートで帰還を開始します。I40に合流する前にフット・ヒルズ・パークウェーFoot Hills Parkway)という道路を初めて走りました。ここで、また一つ発見この道の途中にある駐車スペースからの展望がすこぶる良いんですわ

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α65 スイングパノラマ機能で撮影@Foot Hills Parkway

 グレートスモーキー・マウンテンズの東面の展望。ちょうどよい光線状態だったこともあり、山襞のディテールがよく分かります展望解説板が無いのがまことに残念です。是非一度雪のスモーキーを、ここから撮ってみたいと思います。

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おしゃべりな年寄り達、手持ちぶさたな娘達・・なぜ裸足か?

 あとはもう、ひたすら帰還。途中から雨もパラパラ。いろいろあったけど、まずまずだったかも・・・と、一応納得して取材完了。

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Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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