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Top of the Rock ー ロックフェラー・センター・展望台 [アメリカ観光]

 美術館を閉館直前に出ると、あたりはスッカリ暗くなっていた。しかし時間を有効に使いたいアタクシには、今日さらにもう一仕事あるのだ。夜12時までやっているアトラクションが存在する・・・のである。それはトップ・オブ・ザ・ロックTop of the Rock・・・ロックフェラー・センター(Rockefeller Center)の展望台である。

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夜9時・・閉館直前のメトロポリタン美術館

 Lexington Ave. 51 Stで地下鉄を降りて西へ。途中、逆方向に歩いていたアジア人(俺もか・・)に「ロックフェラー・センター」はどこかと訪ねられた(^^;   「逆です・・・逆。」 ロックフェラーほどのビルでも見えないほどビルが多いのだ。

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見えました・・・あれがロックフェラー・センター・ビル

 CityPassと引き替えに、時間が指定されたチケットをもらう。10時40分。1時間少々時間を潰さなければならい。実はThe Metの前で食べたホットドッグ以外、マンハッタンに着いてから何も食べていないので、実は腹が空いているのだが、ビルの中の食事の出来そうなお店はすでに閉店。開いているのは、アイスクリーム屋さん・・・・。ええい、仕方がない、夕飯はアイスだ!! ということで、バナナに3種類のアイスが乗った、およそ1000カロリーを腹に入れた(爆) 一人旅の食生活はこんなものである。

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展望台に到着

 展望台・・・南側にはエンパイヤステート・ビルディングが近い。というか夜なので・・・しっかり分かるのはそれくらいである。灯りもそれほど多くなく・・・「すばらしい夜景」と感動するほどでもない。夜景を楽しむなら、おそらくは平日の日没からくらいがいいのであろう。夏の日没時間は遅すぎるから、冬の日没。それならまだオフィスにも灯りがつき、賑やかな夜景が楽しめると思う。今回は、ただ来ただけ・・・。カメラもX10しか持ってきてないので、撮った写真もこの程度・・・これでも何枚か撮ったなかで、ぶれの少ないマシなやつである。

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お約束・・・のエンパイヤ・ステートビルディング

 見学を終えて、徒歩でホテルに帰還。12時を過ぎていたが、いまだ人通りは絶えず、危険な感じもしなかった。昔に比べニューヨークはずいぶん安全な街になったらしい、以前は地下鉄も危ないといわれていたはずだ。人通りの多い通りなら、今はこの時間でも大丈夫なのであろう。

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メトロポリタン美術館 [アメリカ観光]

 ニューヨーク着が土曜日の午後2時、2泊して。ニューヨーク発が月曜日の午後2時。マンハッタンにいられる時間は2日間。ミュージアムは、見学に時間がかかるうえに、たいてい5時頃には終わってしまうので、かなり効率の悪いアトラクションといえる。しかし天下のメトロポリタン美術館The Metropolitan Museum of Art  略称The Met)くらいは見ておきたいと欲張りな気持ちもあり、どうしたものかと考えていた。ところが開館時間をよく見てみると、なんと金曜、土曜は21時まで開いているではないか。この時間を使わない手はない

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 市役所前からThe Metに近いLexington Ave.86st駅までは、地下鉄1本である。入館したのは・・・午後5時。閉館まであと4時間。

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メトロポリタン美術館前

 ここで、入場券の代わりに、ニューヨークシティーパスNEW YORK City Pass)を購入した。これはメトロポリタン美術館を初めとして、いくつかのアトラクションのチケットがセットになったもので、お値段は$89。$164分のチケットということなのだが、対象のアトラクション全てに行く予定は無いので、得になるかどうかは微妙なところ。買おうかどうか迷っていたのだが、思い切って買ってしまった。

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入り口ホール

 $5でオーディオガイドが借りられる。日本語版もあったので借りることにした。通常は$7だが、金曜、土曜の5時以降は$5
日本語版はsmallなのよ。それでもいい?
と聞かれたが、いくら内容が充実していても英語版が理解できるはずもなく、迷うことなく日本語版を選択するアタクシ。ではどのくらいスモールなのか・・・というと、1階部分の案内が約90分、そして2階部分の案内が同じく90分・・・・それ聞きながら回るだけで、もう閉館時間になっちゃうんですけど・・・・(^^;;;  フルバージョンは、さらにいくつかの個別の作品に対する説明が追加されているはず・・・聞くだけで、どんなけ時間がかかるのやら。

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まずはエジプト美術から

エジプトから中国に飛び、アメリカ文化、ギリシャ、メソポタミヤ、そしてヨーロッパの絵画、世界中の時間旅行。

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ここはアメリカン・ウイング広場と呼ばれている場所。
建物の中に建物があるが、その向こうがアメリカンウイングで、
アメリカ美術が展示されている。

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武器・甲冑の展示
ヨーロッパの武具はもちろん、日本の武具も充実・・・どうですか? 日本の鎧の印象は。

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ここはヨーロッパ・スカルプチャー・コート
ヨーロッパ彫刻の展示スペースであるここは以前は屋外だった。
見ての通り、右の建物は博物館の入り口そのものだ。
そんな博物館の発展、増設の歴史に思いを巡らせるのも楽しい
(オーディオガイドにも解説がある)

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こちらは、ギリシャ・ローマ美術の展示スペース。
広い展示室で皆思い思いに時間を過ごす。

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ギリシャ・スカルプチャー・コート
ここは昔カフェテリアだったらしい

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2階にある日本美術の展示スペース
まずは仏像・・・展示、ライティングにも結構凝ってる。
縄文式土器から屏風まで幅広い展示だ。

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これは獅子神さまなのかしらん?

宗教もあちらこちらに飛ぶ・・・

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仏教的なモノ・・・

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キリスト教的なモノ

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そしてイスラム
ちゃんとメッカのほうを向いているのどうかは知らない。

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気がつくとオセアニア

17 〜19世紀のヨーロッパ絵画の充実度はこの美術館の魅力の一つ。展示は2階にあり、すでに相当くたびれた(^^;
よろよろと、有名どころを見て回る。有名どころ・・と言っても多すぎる。

レンブラントにフェルメール、ゴヤ、ゴーギャン、セザンヌ、ゴッホに、マネ、モネ、ルノワール・・・

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フェルメールもゆったり鑑賞(^^)

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ここまで近づくとなんだか分からなくなっちゃうよね・・・とか話しながら鑑賞中・・かな?

狭いながら写真の展示も

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ヌード特集。
まずはアービング・ペンから。

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ちょっとエグ過ぎる写真が展示

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見ての通り立体視ビューワなのだが、
中は下半身裸のふくよかな女性が椅子に座って自慰している写真。
う〜ん、流石はメトロポリタン ????
 
 
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近代、現代の作品も多く収蔵、展示されているのであった。

閉館10分前くらいに外へ。

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ロウアー・マンハッタンのお散歩 [アメリカ観光]

初めてのニューヨーク。とは言っても、どうしても行きたいというところがあったわけではなく、お上りさん的にまずは観光。しかしながら、ただ観光と言っても。ニューヨークって「地球の歩き方」で一冊分あって、いったいどこへ行ったら良いのやら、さっぱりである。

有名なのは「自由の女神」なのだが、スタチュークルーズで島まで往復するのは面倒だし時間もかかりそう・・・、博物館も行きたいけど、でかすぎてちょっと見るだけでも半日くらいはかかりそう・・・、などとあれこれ思い悩んでしまう。

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BatteryPark

でも、一応「女神」は見ておかないとねぇ・・・ということで、地下鉄でマンハッタンの南端、バッテリーパーク(Battery Park)へ。「あっ、見えた見えた・・・

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BatteryParkから自由の女神を望む。これでヨシとしよう。

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Battery Parkにて

バッテリーパークから再建中のワールドトレードセンターを見ながら北へ向かう

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立派な教会が目に入った。トリニティー教会(Trinity Church)である。ここはニューヨークで最古の歴史を持つ教会らしい。中に入って少し見学。

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Trinity Church

ここから、東へ延びる通りがかの有名なウォール街であるのだが、今回はお散歩をパスしてまっすぐ北へ。

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ブルックス・ブラザーズビル。

多くのヒトビトが憩うリバティー公園(Liberty Park)のある交差点を左に折れるとWTCは目の前である。左手にトリビュート・WTCビジターセンターなるものがあった。ウォーキングツアーが実施されており、おそらくこのビジターセンターで申し込むのであろう・・あまりに人が多すぎて 見学する気もおきず、人混みだけ見ただけでパス。まぁ、雰囲気さえ分かればあたしは満足なのだ。

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GROUND ZERO 付近

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市庁舎公園

再び北に向かうと、右手に大きな公園があり、その向こうに市庁舎が見える。市庁舎から東に向かうとかの有名なブルックリン橋(Brooklyn Bridge)。橋の一部は市庁舎前公園の端からも見える。沢山のヒトが橋のウォーキングを楽しんでいる様子。これも遠くから見るだけで・・・。

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市庁舎付近からブルックリン橋を望む

ロウアー・マンハッタン(Lower Manhattan)の散歩はこれで終わり。私は再び地下鉄へ。


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初めてのNEW YORK、ペン駅到着 [アメリカ観光]

サウスカロライナ州からノースカロライナ州へ、バージニア州に入り夜が明けた。列車はかなり寂しい・・というか、かなりの森の中を走る。時折可愛い駅舎が登場して心和むこともあるが、流石に退屈だ。

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ラウンジカーで軽食を食べながら休憩

Greenvilleから11時間、ワシントンD.C.着。機関車増設のため、20分くらいだろうか・・停車。ここからはAMTRAK専用線に入る。ワシントンD.C.駅を出た列車は今までとはうって変わったようなハイスピードで走り出した。

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ワシントンD.C.駅

右手遠方にひときわ高いエンパイヤ・ステート・ビルディングを見ながら、列車は速度を落とし地下へ・・・そしてニューヨークはマンハッタン、マディソン・スクエア・ガーデンの地下にある、ペンシルベニア駅に予定より随分早く到着した。

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ペンシルベニア駅

とりあえずニューヨークの街に立って、数十歩歩いたところでの印象は・・・「ああ、東京だね」。で、まずはHOTELへ。予約したホテルは「Hampton Inn New York - 35th Street - Empire State Building」駅から歩いて行けるところというのを最優先にして選択した。荷物から早く解放されるし、帰りも列車の時間ぎりぎりまでフロントに荷物を預けておくという手が使えるからだ。フライトではこれは出来ないので、列車ならでは。

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NEW YORK

さて、ホテルの場所はエンパイヤ・ステート・ビルが目印になるはずなのだが、ビルが沢山ありすぎて見えない(^^; 地図を引っ張り出して自分の位置を把握し、ホテル到着は午後2時ちょうど。check-in Timeは3時なので、ちょっと早すぎたかなと思いつつも訪ねたところ、今掃除するから待ってて・・・と。一応聞いてみるモノである。

午後・・・まだずいぶん時間がある。

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初めてのAMTRAK [アメリカ観光]

 金曜日夜11時、定刻より少し遅れて銀色の巨体がやってきた。AMTRAKの長距離列車。すでに乗車を待つ客は待合室の外に出て待っている。ホームは・・・無い!!

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 鉄ちゃんではないものの、一度は乗りたかったAMTRAK。自宅からほぼ1時間のところにあるGreenville駅には、一日2回このAMTRAK、New York⇔New Orleans間2203.2kmを約30時間で結ぶCRESCENT号がやってくる。そう、1日たった1往復。ここにやってくる旅客列車はこれだけである。

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 Greenvilleは、New YorkとNew Orleansのほぼ真ん中にあり、どちらもへもおよそ15時間。New York行きは22時58分発。New Orleans行きは5時1分発。すなわち、New York行きは夜中に出て、翌日の昼過ぎにNew York着、帰りは午後早く出て、早朝に帰り着くことになるのだ。そう、夜を移動時間に使えるこの列車は意外に便利なのである。しかもいきなりマディソンスクエアガーデンの地下にあるペンシルベニア駅に着くというのがいい。ちなみにWashington D.C.には9時45分頃に着く。逆にNew Orleansに行く場合には、行きも帰りも朝出発して、夜到着することになる。よほどの鉄ちゃんでない限り辛そうだ。

 Greenvilleの駅はノーフォーク・サザン鉄道の貨物ヤードの間借り。しかし結構小綺麗な専用の待合室があり、駅員もいる。もちろんこの駅員は列車が来る時間帯しかいないので昼間は無人だ。

 インターネットで予約した旨を駅員に告げ、チケットを受け取る。飛行機のように荷物を預けることもできるが、そこそこの大きさの荷物であればキャリー・オンも可能だ。

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 CRESCENT(三日月)はニューオリンズの別称。基本編成は機関車P42重連に、貨物車、乗務員用寝台車、寝台車2両、食堂車、ラウンジカー、そしてコーチと呼ばれる座席車4両の計10両が連なる。いずれもAMTRAKの発足以前に作られた古い車両らしい。

 AMTRAKは予約が必要でもちろん定員はあるのだが、基本的には自由席で、チケットには座席番号の記載がない。これは帰りに始発のNew Yorkから乗って分かったことだが、始発駅で乗った場合には自由に座ることができる。ただ、途中から乗った場合は、乗務員から数字が書かれた紙を渡され、その番号の席に座ることになる。そして乗車後、車掌がチケットをチェックし、行き先を書いた紙を座席の上に挟み込む。GREENVILLE発車時点ではガラガラに見えるのこの車両も実は満席なのだ。

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コーチクラスの座席はかなりゆったり。日本のグリーン車に近い。途中で車掌による枕の配給・・・。流石に満席になると辛いが、一度降りてしまえば二度とその席にヒトは乗ってこないので(たぶん)、車掌さんの差し込んでいった行き先を書いた紙と一緒に、空いた席に移動することが出来る。


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航空ショー再び 「SHAW AIR EXPO」 [アメリカ観光]

 サウスカロライナ州のちょうど真ん中あたりにあるショー空軍基地今回のAIR EXPOと名付けられた航空ショーの会場です。おそらくAir Showが行われる空軍基地としては、ここが自宅から一番近いはずです。

 前日の予報では日中の降水確率は20~30%。雨のケースも想定して「テントがあり」と書いてあった特別スペースの入場券を予め予約しておきました。「昼食付き」もあったのですが、それはすでにsold-outだったので席だけ。基地への入場料は基本的には無料です。結局、コロンビアまでは空は青かったのですが、基地に近づくにつれどんよりと・・結構重苦しい雲行きとなりました。。結局一日この調子で、時折雨もパラパラ。帰り、コロンビアに戻ってきたころには、晴れていたので、基地の周辺だけ局地的に天候が悪かっただけかもしれません(T_T)

 開門は7時半、飛行展示は11時から。先週のジョージアのAir Showでは飛行展示の時間割が分刻みで公開されていたのですが、本日は内容だけの表示でタイムスケジュールは出ていません。9時前に現地到着。腹ごしらえで朝マック。久々にモーニングプレートを。基地の前だってこともあり、制服の女性が何人か買出しに来てました。。

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 基地の入り口では「Air Show?」と聞かれ、「このまま行って」と言われただけ
 ところどころに人が立って、「向こうだよ」と手で示すのと、「GENERAL PARKING」という看板が立ててあるので、迷うことなく基地内の広大な臨時駐車スペースへ。そしてそこからバスで会場までGo!。

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 軍のIDカードを持っている人は、どこからでも入場できるようなのですが、一般客は屋内展示会場の入り口のセキュリティーを通ります。さほど厳しいわけでもなく、一般的な検査です。

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 屋内展示は結構充実、流石にAir EXPOと名付けられていることはありますわ。飛行機だけじゃなく、航空機に搭載するミサイルの展示、機関銃の展示。触れるし、持てるし、覗けるし・・・。でもって空軍バンドも演奏中。そんなノリです。たぶん先週のジョージアでは屋内展示ってほとんど無かったんじゃないかな・・・もしかすると私が気がつかなかっただけかもしれないけど。

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屋内展示場ではバンド演奏も

 そうこうしているうちに、飛行展示が始まったようで、爆音が・・・。なんかパチパチやっとる・・。

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 飛行展示の撮影は、やはり青空バックが嬉しいです背景がどんより曇では撮影意欲がさほど湧かない・・二度目なので飽きたちというのもちょっとあり・・・地上展示をあちこち見てました。 先週の反省から、今回は地上展示撮影用に広角ズームを持ってきました。たとえば、こんな感じに撮れます。

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広角レンズでの作例

魚眼も持ってきましたが・・・これはやり過ぎのようで、必要ないですね。

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 飛行展示は・・・この人が凄かった。いやーあたし乗ってたらすぐにチビッて失神すると思う。ビデオで撮れば良かった。

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 スポンサーのGEICOの名を冠した編隊アクロバット飛行隊「GEICO Skytypers」。

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 「皆、カメラの用意はいいかい!」 みたいな放送とともに・・こんなショーも。

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 ここでもジェットカー登場。T-33と競争して僅差で敗北。併走しているところを一画面に捕らえきれませんでした。残念。

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 F-16の高速飛行。わずかにVapor cone発生。残念ながら一瞬ドカッと出た瞬間を撮り逃しました。
 
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 で、シメはもちろんGメン75・・・

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Thunderbirds

じゃなくて、Thunderbirds(サンダーバーズ)。先週のブルー・エンジェルズでは、飛行前の地上演技が十分に見れなかったのですが、この日は堪能。もういいや(爆)

 アクロバットショーのメニューは、天候によって異なります。おそらくこの日の演技は晴の日のとは違っていたはず。急上昇する演技がなかったんじゃないかな・・・確か。

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サンダーバーズの演技

 先週は青空に青い機体で見づらかったのですが、今回は曇り空に白い機体でこれまた見づらい。そもそも雲のため視界が無いので、機体が突然出てくるような感じでかなり反応が遅れてしまうのですます。場内放送では「何番機のダレソレが左からやってきて○○○飛行します。」と言ってはくれるんだけど、確かには分からず・・・(^^; もっぱら公式記録係のビデオカメラの方向を確認しながらの撮影でした。

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最後はサンダーバーズ・パイロットのサイン会

タグ:航空ショー
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Air Show 見聞録 Part5 総括 [アメリカ観光]

 はじめてのエアショー体験。日本だと「航空ショー」っていうんですね、あるいは「航空祭」とか。実はこんな単語も知らないくらいに興味が無かったんですが、観客も含め被写体も豊富だし、飛行機そのものの撮影チャンスも多いし、変化にも富んでるしってことで、写真にはとっても向いていると思いました。いい経験でした。だってね、たった半日の取材でブログ5本目だよ。なんか戦闘機の本とか、技が解説されているDVDとか買ってしまいそうです。

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肉だるま・・・(^^;

 写真が趣味の方、別に飛行機は好きじゃないよという方でも、あるいは女性の方でも、近くでイベントが開催されることがあったらお出かけになってみることをお勧めします。たぶんAPSサイズの一眼レフにキットの望遠レンズ、あるいは高倍率ズームという組み合わせがあれば、誰にでも十分撮影が楽しめると思います。

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妊婦かっ

ところで鉄道オタは「」「鉄ちゃん」とかいうんだけど、
飛行機オタって通称なんていうんですか? 

 「アルミちゃん?」 って、材質じゃねぇよ・・・ 
 じゃぁ
 「とびさん」・・それじゃ鳶さんじゃねぇか

でも、ボッカズボンにヨンニッパってのも何か格好いいぞ
       ・・・この場合はNikonだな、似合うのは。

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 日本の航空ショーに関する記事をいくつか見てみました。通ってる方、いらっしゃるんですねぇ~ってか、日本でもずいぶんたくさん航空ショーってやってんだなと改めて思ったのね。何も知らないんだなぁ~あたし。写真見たり記事みたりすると、日本の航空ショーはずいぶん混むようですね、「展示機の見学に長蛇の列」とかさ。こっちだとせいぜい「ブタの尻尾」ですから。

それにしてもさ、
 なんだかんだ言って皆好きなんじゃないですか戦闘機

だったらあなた、
  もっと沖縄の基地引き受けてあげなさいよ!!(爆)

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 さて、空軍基地を離れ、土曜の夜はアトランタ近郊のノークロスという街のHoliday Innに泊まりました。基地からは車で2時間近く離れているのだけれど、このあたりが日本食材店やレストラン、あと韓国系スーパーマーケットに近くて便利なのです。あと居酒屋、カラオケにも・・・行かないけどさ。ここはHoliday Innの中でもちょっと安め、AAA(日本のJAFのようなもの)会員レートで$60。もっと安いホテルはいくらもあるんだけど、プライオリティークラブのポイントが$1毎に10ポイント・・・10泊で一回無料・・・まぁ1割引みたいな感じかな。ひどくハズレることもないし、一応ブレックファースト付きだしってことで、とりあえず泊まるだけって目的のときには、Holiday Innを利用しちゃうことが最近多いです。日本食レストランで食事してからチェックインしたので、9時を少し回っており、どうやら最後のチェックイン客だった様子。カウンターに行ったら、こっちから名前を言う前にカードキーが出てきちゃいました。もちろんID見せないと渡しちゃくれませんが。こういうところは妙にフレンドリーなところがありますね。カメラマンベストを着たままスーパーに買い物にいったら、「今日は釣りだったの?」とおねぇちゃんに聞かれちゃったことがありますし、朝早くガソリンスタンド(いわゆるコンビニです)に寄ったら「こんなに早くどこ行くんだい?」とか聞かれるし・・・。日本じゃ常連客、顔見知りじゃなければ、客にそんな声かけないですからね。

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 ホテルは比較的快適でした。ブレックファーストが不味いのはもう仕方ないのであきらめてます。日曜日の予定は買い物して戻るだけだったので、ホテルをチェックアウトしてから少しだけ町を探検してみました。線路脇に公園のマークがあったのでおそらくそこが旧市街だと判断し、ナビの行き先に登録してGo・・・アタリでした。昔の駅舎がカフェレストランになっていたり、整備された公園では太極拳をしている人がいたり、階段でトレーニングしている人がいたり。ビーチバレーのコートまであってびっくり。これ初めて見たかも。カフェはもう営業していて、入りたかったのだけれど、あいにくホテルのまずいブレックファーストでお腹いっぱい状態・・・ちょっと気持ち悪い・・・だったので断念。

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Air Show見聞録 Part3 ”展示飛行を撮る” [アメリカ観光]

初めてのAir Show 素人の素人の為の撮影メモ

持って行った機材は70-300mmを装着した一眼レフα700と、コンデジのFUJIFILM X10です。もちろん一眼レフは飛行演技撮影用コンデジはスナップ用完全なる分業体制。マニアの場合チーム飛行での「技」全体を捕らえたいと考え、広角レンズで演技を撮影することもしばしばあるようです。たぶんそれは動画のほうが適しているのしょうね。私のようなシロートは技の難易度や希少度はあまり関係なくとりあえずは見栄えのいい絵が欲しいぞ・・ということなので、基本は望遠系のレンズを使います。

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オフィシャル・フォトグラファーかな?

EOS-5Dmark2にしなかったのは連写機能が劣ることと、望遠画角が稼げないからです。もっともAPSサイズのα700の絵と、5Dm2から絵を切り出したAPSサイズの絵にはさほどの違いが無いので画角そのものはたいした理由ではありません。ただ手持ちの70-300mmのズームレンズの性能はαのレンズのほうが優秀(EOS用はタムロンのちょっと安いレンズなので)。どっちかというとそれが理由ですかね。

高倍率ズームと言う選択肢も当然あるでしょう。場合によってはかなりの武器になるような気がします。残念ながら私は今、所有していません

フォーカスはマニュアルで・・・またはカメラを選ぶ(^^;
 カメラにもよるとは思うのですが・・・少なくともα700では、AFで追いきれませんでした。これはα700のAF性能の低さゆえなのかもしれません。空に抜けちゃうことが多いのです。空に飛行機ってのはかなりの髙コントラストで決してAFに対して不利な条件とは思えないんですが、それが駄目なんです。で、一旦フォーカスが外してしまうと再び合うまでにはかなりの時間を要して・・・さようなら・・・です。CanonやNikon、またはSONYでも新しい機種であれば、それなりに合ってくれるのかもしれません。ただ・・・今のところはマニュアルで合わせた方が安心としかいえない状況です。

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 スモークは実際の飛行ではもちろん出す必要の無いものですが・・・アクロバット飛行をを盛り上げるツールとしてはかかせないものです。スモークと機体を格好いい形で配置させて・・・と、あれこれ考えるのですが、なかなか難しいです。

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 PLフィルターはどうしようかなぁ・・・と少し悩みました。デジタルにしてからPLフィルターの使用率がかなり落ちています。青空に関してはあとでどうにでもなるさ・・・なんて思って。この場合もPL使わないでシャッター速度を稼いだほうが○だろうなと思います。たぶんね。

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今の時代、
青空の色はあとでどうにでもなりますから・・・(^^;

 なぜかこの手の構図での撮影でピント外しを多発させてしまいました。撮影時フォーカスはマニュアルに設定しており、意識としてはほぼ無限遠のつもりでいたんですが・・・・。いまだ原因がわかりません。AFに切り替えて軌跡の白煙にピントを合わせちゃうと言うのもいい手かも。

 目の前を横切るようにまっすぐ飛ぶ機体を捕らえるのは難しくありません。一応遠方から機体をファインダーで捕らえながらそのまま流して撮りはしますが、1/1000以上の早いシャッター速度をキープすれば、私のように流し撮りが下手糞な人でも、機体がぶれちゃうことはありません。ただですね・・・複数機の演技の場合、機体との距離が近いと、ちょうど目の前にきたときに画面からはみ出しちゃいますので要注意です(^^;  まぁ、それはそれで迫力はあるともいえますが。

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 難しいのは、交差・・ですね。どうやって撮ろうかと考えちゃいました

 最初は交差しそうな位置にあらかじめカメラを向けておいて連写したんです。ただどこで交差するのかわからないので、安全を見て広い範囲を撮影することになって、機体がちっちゃくなっちゃう。

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予測撮影・・・交差
小さっ!

 あまりに迫力がないので手段を変えました。右から来る機体をファインダー内で捕らえながら、左目で左からの機体を確認。で、交差する寸前で連写をかけてみました。これならある程度、機体を大きく写せます。連写が鈍くて・・・2機とも写っていたのは一枚だけでした・・速っ!。

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シャッター速度 1/1250秒。
右から来た機体に合わせてカメラを振っているので左から来た機体は大きくぶれてしまう。
それ以前に・・・ピントが甘い(^^;;

 ただこれだと、絶対左から来る機体がぶれちゃうんですよね。カメラから見ると2倍の速さで動いていることになりますから。それを避けるには、もっと早いシャッター速度にすべきなのか、それとも機体が交差する瞬間はカメラを止めなきゃいけないのか・・・宿題です。

 どっちにしても、あまりフレーミングを気にしないで、広めに撮ってあとでトリミングというほうが平均点は間違いなく高いです。確実に撮りたいと思ったらそのほうがいい。そういう意味では5Dmk2のほうが良かったかなぁとも思いました。

タグ:航空ショー
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Air Show見聞録 Part2 ”こんなヒコーキが飛んでたぞ”の巻 [アメリカ観光]

 前の記事にも書きましたが、今回のエアショーの出しものは、航空機の展示飛行ショーの2本立て。

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風が強くてすぐ乱れちゃうね
Aを書きおわったときにはもう「US」は無くなってました。

スケジュール表によるとゲートは午前10時に開いて、閉門は6時ショーは11時15分から始まり、最後のブルーエンジェルスの演技が終わったのが4時でした。ブルーエンジェルスの演技が終わると、一斉に皆出口に向かい。ピストン輸送バスが超混みになります。1時間くらい待たないと乗れないなんてことになりかねないので、いっそのこと閉門ギリギリまで場内でのんびりするというのも一つの手かなと思いました。演技が始まっちゃうと、そっちを見るから、展示機体のほうには目がいかないんですよね。だったら演技が終わってから見たほうがいいのかなと。

演技のほうは結構多彩

1930年代に作られた複葉機 PT-17 Gary Rower、第二次世界大戦でも活躍した P-51 Mustang などの懐かしい機体も登場。プロペラ機というのはやはり味わいがあります

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PT-17 Gary Rower

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P-51 Mustang

 C-47 Skytrainからは、「D-day」を彷彿させるようなパラシュート降下を実演

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C-47 Skytrain
キャパもこれで降りたのか・・・と、ちょっと感慨
・・・で、「ちょっとピンボケ」。

 Ace Maker T-33 練習機での演技。

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Ace Maker T-33

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Ace Maker T-33

 FAK-55・・これは曲技飛行用に開発された機体なんだそうです。2機による見応えのある演技。

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とりゃ〜っ!!
って気合いだけじゃできないわな。

 比較的新しい戦闘機もちゃんと登場します。ステルス戦闘機 F22 Raptor

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F22 Raptor

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Mustangとのランデブーも。

 あとはコント仕立ての曲芸飛行あり、意味不明の出し物あり。

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 前の記事でも紹介したジェットスクールバス・・・パンフレットによるとF-4に積まれたジェットエンジンで42,000馬力だそうです。367mphまで出ると書いてありますが、場内放送では500mphって言ってたような・・・わからんけど。ジェットトイレに至っては、笑えるどころか・・・寒い。

 日本のエアショー、航空祭というのはどういうものなのでしょうか。地上展示とブルーインパルスの演技という点では似てますけど、さすがにジェットエンジンのスクールバスやトイレは走らんよね。

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背中にF15

 多彩な出し物とは言え流石に3時間、4時間となるとつらいものがあります。観客のほとんどは折り畳み椅子持参。当然だわな。ただ、写真屋としては、一旦キープした最前列を放棄して休憩するわけにもいかず・・・ただひたすら・・・立って待つ修行日焼け止め忘れた、買ってない・・・ほんと、それらは必携。

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いいなぁこれ

 お待ちかね、本日のメインイベント、ブルーエンジェルスの登場です!!。これはもう別格で、パイロットが乗り込むところからすでにセレモニー。もちろん一人一人紹介もされます。それまで持参した椅子に座ってのんびりくつろいでいたアメリカ人一変・・・いきなり総立ち、やんやの喝采。写真撮る、手を降る、叫ぶ・・・

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やんや、やんやの大歓声

 先の記事にも書きましたが、ブルーエンジェルス(Blue Angels)アメリカ海軍所属のアクロバット飛行隊です。現在の本拠地はフロリダ州のペンサコーラ海軍航空隊基地。ペンサコーラって、きれいな海岸なのよ、いちど行ってみたい・・というのはおいといて。もともとは、第二次世界大戦終結時に、「大衆の海軍航空兵力への関心を維持しておく事」を意図して、チェスター・ニミッツ提督の指示で、1946年4月24日に組織されたそうです。要するに広報活動部隊っちゅうことね。毎週どこかを飛んでる感じ。

 現在使用している機体は「F/A-18C/D ホーネット

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4機編隊飛行

 チームは6機で構成。1番機から4番機までは編隊の演技が主。5番機・6番機がソロを担当し、至近距離での交差飛行などもこの2機の担当。6機そろっての演技もあり・・・というのは、日本のブルーインパルスとほぼ同じみたいです。見たことないんですが、Wikiのブルーインパルスの項にそう書いてあったので。

 そうそう、ライトブルーとホワイトの日本のブルーインパルスのデザインはさわやかでいいですね。このブルーエンジェルスの青一色に黄色のラインのデザインはあまり好きじゃないです。だってさ、青空に全面濃い青の機体じゃ映えないじゃないですか・・・ステルスじゃないんだからさ。

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青空に溶けちまうぜ

 演目というかについてはたくさんあるみたいなんですが、ヒコーキに関してシロートのあたくしにはまるで区別がつきません。ええ、フィギュアのジャンプの種類といっしょです(爆)

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これがやばそうな技だってことくらいは分かる(^^;


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ブルーエンジェルス [アメリカ観光]

 週末、Air Showなるものを見にジョージア州のロビンズ空軍基地まで行ってきました。「Warner Robins AFB Air Show」Air Showってのは、アクロバット飛行とかあるアレです。日本も含めあたくしにとっては初体験。ロビンズ空軍基地は自宅から比較的近くて、車で3時間程度、桜祭りで有名なメーコンのちょい南。飛行機も軍関係もたいそうな素人なので今一よくわかっていないのではありますが、とりあえず行ってみよう・・・ということで。

 Air Showってのは別に珍しいモノでもなんでもないんです。毎週毎週あちこちでやってます

 ちなみに2012年のスケジュールこんな感じです。

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ブルーエンジェルス

今週は、FloridaでLauderdale Air Show なるものもやってたんです。目玉のアクロバット飛行チームは、RobinsがBlue Angels(ブルーエンジェルズ)で、Lauderdaleが Thunderbirds(サンダーバーズ)

来週はブルーエンジェルズはノースカロライナサンダーバーズはサウスカロライナで飛びます。

ブルーエンジェルズUS海軍のアクロバット飛行チームで、
                                    機体はF/A-18C/D ホーネット
サンダーバーズUS空軍のアクロバット飛行チームで、
                                                         機体はF-16C

まっ、そんなところが基礎の基礎の基礎知識。それ以上は知らん(爆)

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press席の皆さんはこんな感じでした。
この程度しか報道関係者がいないという・・・その程度のショーです(笑)

 まず、基地のホームページで情報収集。スケジュールの他、Air ShowのパンフレットのPDFがアップされていたのでダウンロード。問題はまず駐車場。基地内(On Base)、基地外(Off Base)とがあり、On BaseはIDがどうのこうのと書いてあったので、あまり深く考えずにOff Base Parkingに止めることにしました。基地へはバスがピストン輸送をするらしい。一応なんとなく駐車場の場所は記憶したが、きっと現地には「駐車場こっち」みたいな表示が出ていてすぐにわかるだろうと、正確な位置のカーナビへの登録をサボった・・これが間違い。

 現地にはほとんどAirShowに関する表示無し。もちろん「駐車場こっち」みたいな表示は皆無。プリントアウトしてあった地図を見ながら、Off Base Parkingへ。Off Base Parkingも3カ所あり、帰りのバスはどう乗ったらいいいのか、詳細は不明・・まぁなんとかなるでしょう、きっと。たくさん人いるしさ。

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 ピストン輸送に使われていたのはスクールバスでした。これアメリカではたまに見られますね。普通のことなのかな。当然のことながら乗車の前に手荷物検査あり。撮影対象も決まっているので、今回は撮影装備は最小限70-300mmズーム付きのα700スナップ用にFUJIFILM X10。基本的にそんなけ。

 今回のAirShowは無料。基本的には軍の広報活動の一環ということなのでしょうか。他のAirShowの情報を見てみると入場料を取るところもあり、詳しいことはわかりません。無料のイベントなので、駐車場の案内とかしっかり出ていなくても仕方がないのかなと、一応は納得。

 会場に到着し中に入場。まず目に飛び込んできたのはDelta757-200、そしてFedExのA300輸送機。軍だけじゃなくて民間機を紹介するイベントでもあるんですね。もちろん軍用機の展示もたくさんあり、多くの機体は内部も見学できるようになっています。ふむふむ、こういうイベントなのか・・・。

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空中給油・輸送機 KC-135 STRATOTANKER内

 飛行ショーは、シメが目玉のブルーエンジェルスのアクロバット飛行ショーでありましてその前に古いプロペラ機でのアクロバット飛行や、ショーがいくつか行われます。

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プロペラ機は味があっていい。

 多くの観客は椅子持参見る気まんまんでフェンス際に陣取る人たちと、展示されている機体の翼の影の下に陣取る環境重視の人たちと・・・さまざま。いずれにしろ11時過ぎから4時近くまで、炎天下5時間・・・痺れます。来てから気がつく日焼け止め・・・やばい・・・焼ける。必須ですよ、日焼け止め

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皆さん慣れたものでして・・椅子持参です。

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環境重視派・・・でもこれ、少しづつ移動しなきゃいけないと思うけど・・・


 私は滑走路内への進入路になっているフェンスのない一角に立ってイベントを鑑賞。イベントは地上で行われるものも多いので、最前列が有利です。ところが、ブルーエンジェルスのショーが始まる直前、その進入路もフェンスが閉められることになり、その際ちょっと位置取りを誤って最前列確保に失敗。最前列でなければ、混雑する前列よりも、むしろスペースに余裕がありカメラを振り回しやすい後方に下がったほうが有利なので、一気に後方に移動です。

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世界一速い ジェット・スクールバス
プロペラ機との競争もやりました。

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世界最速のジェットトイレ・・・意味不明

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飛行機を奪われて・・・お〜い待てぇ〜
というような、笑いを取るショーも。

 実は、飛んでいる飛行機に、まじめに撮影しようと思ってレンズを向けたのは初めてでした。もちろん空港とかで、スナップ的に撮影するというのはあったわけですが、まさに飛行している機体を捕らえるということはしたことが無かった飛行機撮影、超初心者・・・(^^;

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二機が逆さになってるの・・・肉眼では見逃しそう(^^;

 Air Showで撮影された格好いい写真はいくつか見た記憶があるのではありますが・・・どんな写真だったかも思いだせないくらいに、これまで興味がなかった・・・という・・・だめじゃん(^^;   仕方ないわ、ということで・・・適当に撮影してきましたとさ(^^;

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一瞬買いたくはなるものの、あまりにもチャチなので容易に思いとどまれます。

タグ:航空ショー
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交通博物館@ノースカロライナ [アメリカ観光]

 昨日は、ノースカロライナ州シャーロットとグリーンズボロの中間あたりにある「The North Carolina Transportation Museum」まで出かけてきました。その名前の通り、いわゆる交通博物館なので、展示は自動車、航空、船舶も含むのですが、もともとSouthern Railway Company'sの修理整備工場だったとことに作られていることもあって、展示、アトラクションとも、鉄道が中心です。

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 これまでATLANTA近郊にある東南部鉄道博物館SAVANNAHのRoundhouseに行きましたが、どちらも朽ち果て感が強かったんですよね。その点、Northのここはそれらよりかなりしっかりと管理、整備できているように見えました。もちろんATLANTAもSAVANNAHもそれなりに味があるんですけどね。

 まずは入り口にあるVisitor information Centerでチケットを買います。地図はこっちね。

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 入場料は$5。「Ride」込みだと$10です。$5で古い客車に乗ることができるんです。これで構内を15分ほど走ります。乗り場はinformation Centerのすぐ横。昨日はSouthern Railway FP7 #6133という機関車が客車を牽引していました。ひょっとすると時々変わるのかもしれません。

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 小さな蒸気機関車が牽引する列車にも乗れます。こちらのRideは無料。乗車地点は異なりますが、走る距離は客車列車と同じです。

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中はこんな感じです。

 鉄道に関する展示の目玉はRoundhouse。その中にいくつかの車両が展示されています。軍のHospital carとか、郵便車、そして蒸気機関車、ディーゼル機関車。どうやら実際に動かせる機関車もいくつかあるようでした。

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Roundhouse 団体客がターンテーブル体験中

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Hospital car
この車両を回収、修復したときの記録写真がありましたが、
ほぼ朽ち果てていましたね。
昔を懐かしんで古い文化財を保存しようという機運が盛り上がってきたのは
それほど古い話ではないようです。

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奥の赤紫色の機関車がE3 1939年GM製
手前はPiedmont and Northern Boxcab #5103 1913年GM製

 下の機関車はかつてNorfolk Southernという鉄道会社で運行されていた長距離特急列車「Southern Crescent」を引いたE-8 #6900です。「Southen Crescent」の文字が見えます。

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 この列車はニューヨークとニューオリンズを結んでいました。アメリカで最後まで残った2つの民間運営の長距離旅客列車のひとつだったようです。1979年にNorfolk Southernによるオペレーションは終了しましたが、名称が「Crescent」に変更されて、Amtrakのオペレーションで今も運行されています。夏までにはこれに乗って一度ニューヨークに行くつもりです。最寄り駅(といっても自宅から1時間くらい)のから直通でマンハッタンのマジソン・スクエア・ガーデンに着くというのも、なんだかちょっといい感じです。時間はかかるけど。

 車の展示はこんな感じ、お約束のT型Fordとか。

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航空機の展示は、これもまたお約束のWright Flyer。ライト兄弟が開発した飛行機の復元模型です。彼らが初めて有人動力飛行に成功したのがノースカロライナ州だったのです。

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ヒストリック・コスプレ大会 [アメリカ観光]

 先週末は、Ninety-six Historic Siteに出かけてきました。恒例のイベントの日・・だったのです。Historic コスプレと個人的は呼んでおります。ここは独立戦争の史跡、砦跡ですが、その頃からある集落であったということで、当時の暮らしを再現するような催しなのです。初めて出かけた昨年のことは、あまりよく覚えていないのですが、今年のほうがプログラムの内容が多いような気がしました。

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この方は去年もいらっしゃいました。
いい音色を奏でるんですわ。

 サーカス(いわゆる手品の大道芸)、マーチバンドなんていうのは、去年は無かったような。

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 チェロキー民族(インディアンね)のブースも、去年は無かったと思います。

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 武器のデモンストレーションは、今年は鉄砲だけ。キャノン砲は無し。

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 歴史的衣装の皆さんはそれぞれいい味出してるんだな。

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じいちゃんも

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ばぁちゃんも

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鍛冶屋さんも

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あいかわらず美少女狩りも・・・

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ときには死刑も執行中
お父さんが児童虐待で告発されるといけないので「目隠し」を入れてみました。

 面白かったのは、インディアンの武器の解説とデモンストレーションでした。

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 かなり年を召された方が解説してくれたのですが、工夫の数々が興味深い。で、その解説の後にデモンストレーション。吹き矢、そして梃子の原理を利用した投槍(みたいなの)。力の無さそうなじいちゃんなんですが、力をうまく伝え、増幅させる機能を持った武器は、かなりの飛距離、破壊力を見せていました。やるなぁじいさん、いや、チェロキー。

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ビジターセンターでは講演会もいくつか企画されていました。
迂闊にも席に座ったところ、それが始まってしまい、出るに出られなくなってしまいました。30分で終わるのかなと思ったら1時間も・・・拷問(T_T)

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 なんだかチェロキーに感化されて、翌日の日曜日はチェロキーに。いや本当は、ハイキングにいくつもりだったんだけど思いがけず、パークウェーが通行止めでして(あとで調べたらこの日まで)、その辺うろうろしおて帰ってきたという・・・お粗末ぶり。3時間もかけていくならちゃんと調べなさいよ・・ということなんですが、あはは。

タグ:歴史
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夜のストリート徘徊再び at Saturday Night [アメリカ観光]

 再びMemphisDowntown BealeStreetへ。

 昨夜はホテルの駐車場に停めっぱなし(これが$25とメチャ高。市内の屋外駐車場にオーバーナイトで停めたほうがもちろん安い。もしかすると無防備な屋外駐車場だと夜中になんかされちゃう可能性もあるのかも)でしたので、駐車場の心配はしなくて良かったのですが、この日はまず車を停める場所を探すのが最初の仕事

 ビールストリート周辺に駐車場はいくつかあります。有人、無人、路上・・・たいていは有料です。$10、11時過ぎると$12、オーバーナイトは$15とか。ビールストリートから離れるほど安いですかね、$5とか。昨日の経験から、それほど苦労せずにビールストリート近くに停められるであろうと踏んでいたのですがサタデーナイトはそうはいきませんでしたいっぱぁ~い

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夕暮れのWelcome Center
この前の駐車場は、WelcomeCenter訪問者なら無料だから、
最初はまずここに寄るのがいいかも。
ミシシッピー川沿いの歩道を少し散歩も出来る。

 ちょっと離れた、たとえばウェルカムセンター近くの駐車場なんかは一台も車がとまってないくらいガラガラなんだけど、夜中に長距離歩いて車まで戻るというのにちょいと不安もナキニシモアラズ(一応あたしだって警戒はするのよ、だって女の子だもん ←マツコかよっ)なので、ビールストリートに隣接した駐車場でしばらく空き待ちしました。

有人の駐車場を除いて、お金を払うシステムはかなりルーズです。中でも一番すごかったのがこのタイプ↓。

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 この駐車場は利用しなかったんだけど、これを撮るために思わず立ち寄っちゃったくらい(笑)。はたしてこんなんでお金を入れてくれる人がいるのでしょうか。どこかで監視している可能性はあるけど、かなり人の良心に頼ったシステムです。

 私が利用した駐車場は機械でカード決済ができるところだったんですけど、これがまたいつまでたっても通信中で処理が進まない。悪いなぁと思いつつ、途中でキャンセルしちゃいました。あのね現金をあまりもってなかったのさ・・あたし。誠意を見せて2回トライしました。しかも11時過ぎまでの料金払ってあげようとした。でも・・・ごめん

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お馴染みの馬車 結構派手・・シンデレラ気分?

 たぶん、止め逃げしてもほとんどの場合、お咎めを受ける可能性は極めて少ないと思われますが、きちんと払いましょう。なにせアメリカでは神様が見てますからね、神様が。たしか日本でもミニチュアの鳥居を置くのが立小便抑制に効果あるんだって聞いたな。はい、どうでもいい話でした。

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 いやはや、それにしてもサタデーナイトは人の数がすごかった。(前にも書いたが)

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 人と一緒にいるのはそんなに好きじゃないし、人ごみも好きじゃないんだけど、フォトグラファーとしては人ごみも、猥雑さも、怪しさも、皆好きなのね。ここをさ、何往復もするんですよ。それがたぶん普通の観光客と違うところなんだろうね。ああこの人の雰囲気よさそう・・・と思って後つけたりシャッターチャンスを狙って、あさっての方向いて暫く待ったりなんかして・・・。傍から見たら、たぶんかなり怪しいだろうねぇ。さしずめ孤独なハイエナというところ。いや雑踏の中の孤独なハンターとでも言っておこうかな。ちょとは格好いい?

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怪しいものです、すみません(__)

 実はね、博物館とかグレイスランドとかの観光では、フォトグラファーとしてはほとんど仕事はできないんです。撮影許可にはなっていたって、写したものは、あくまでその施設の紹介用としてしか使えないわけで。そういう写真をお金もらって請負っているわけじゃないですからね。このブログ、あるいはfacebookに載せるためだけの写真撮影なの。むしろストリートの徘徊のほうがフォトグラファーとしては主目的なんです。ただストリートの写真のほうも不特定多数の人が写っちゃってるんで、これもまた売ったりして手の届かないところで広く使われちゃうのは支障があるから、お金になる仕事用には避けてる。まぁボチボチと狭い範囲で公開するくらいはええやろ・・と思ってるってのが実情です。

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左四つ・・・いや、もろ差し・・もとい・・・Kiss!!

 風景写真やネイチャーフォトってのは気楽でよかった・・。たとえ夜中に長時間露出撮影(うわっ、こっれってなんだかいやらしくないですか?)しても花咲耶姫はモデル料要求してこなかったし。

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路上パフォーマンス回転中

 今回、大失敗は動画でした。初めてX10でストリート動画を撮ってみたんです。昨日は電池が終わってしまってできなかったので二日目の今日が初。 フォーカスをマニュアル、固定にすべきでした。AFが迷ってしまって絵がめちゃくちゃになっちゃった。あと、ストリートの幅が広いので、どうしても視線(カメラの方向)の動きが早くなりがち。もう少しゆっくりと動かさないといけない。これは撮ってるときにすでにわかってはいたんだけど、思った以上にだめでした。

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トロリーの駅

 デジカメ動画でやるのと、動画専用の小型カメラを体のどこかに固定して撮るのとどちらがいいのかなぁ・・。まぁ滅多に撮ること無いんでデジカメで十分ではあるんだけど、そのデメリットは、動画撮影中に、静止画撮影できないこと。動画撮影用のカメラを手で持っちゃってるからね。動画専用の小型カメラなら左肩とか腰に固定して動画撮影しながら、それとは別に静止画が撮れる。だからストリートの往復回数が1回減らせる(笑)。胸に固定すると、静止画撮影するときに前がふさがっちゃう。頭だとちょっと目立ち過ぎて、パンチ食らうかも(爆)

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 最後にちょっとグレイスランドネタに戻ります

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 これグレイスランド内にあるエルビス専門のサテライト放送局なんです。
こちらに来て買った車に、サテライト放送受信システムがついていて、1年間無料で聞けたんです。ディーラの人にそれを説明してもらったときに言われたのが「エルヴィス専門のラジオ局だってあるんだ」でした。チャンネル19。「メンフィスからお届けしてま~す」っていつもやってる。200局くらいあるなかで、彼が紹介されたのがこのチャンネル。もちろん1アーティスト専門のチャンネルはこれだけです。エルヴィスにはまだそのくらいの力・・というか需要があるんですね

 メンフィスからの帰りは、チャンネル19を聞きながら・・・ずっとじゃないけどね、9時間かかるから、ずっとは無理さ。

 で、メンフィスへの旅・・・終わりです。
 

X10によるBealeStreet徘徊動画(失敗作)を見る


タグ:メンフィス
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エルヴィスまみれのホテル Days Inn Memphis at Graceland [アメリカ観光]

いやぁグレイスランド編、渾身の執筆で疲れました(爆)

さて、本日のお宿はこのグレイスランドの隣にある
ここがまたエルビスまみれのホテルでとても楽しい。

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フロントロビーはこんな感じで。

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部屋はこんな感じです。

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でもって、エルビス出演の映画が24時間流されていて、各部屋で無料で見られます。

プールはこんな形をしています。

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前にも書きましたが、私はエルビスのファンでも、ロック好きでも、ブルース好きでも、ましてやアメリカかぶれでもありません。が、お勧めです。せっかく、ここに来たのなら、この手のホテルに泊まるに限ると私は思ってます。プールに入るわけでも、映画を見るわけでもないんだけどね。

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近くには、ファミレスやら、ピザ屋やら、その他ファストフードのお店が結構ありまして、さほど食事には苦労しないと思います。

でも、あたくしは再び夕暮れそして、
              夜のビールストリートを撮りに 
                   Let go back  to the downtown !

タグ:メンフィス
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プレスリー邸 "グレイスランド"へ [アメリカ観光]

 エルヴィスが約20年間暮らしたグレイスランド (Graceland) はメンフィス郊外のダウンタウンから約12マイル、エルヴィス・プレスリー通り3764にあります。1982年から一般公開が開始され、世界で最も訪問者数が多い私邸としてギネスに登録されているそうです。2006年には、小泉純一郎が、ブッシュ大統領とともにここを訪れました。

 邸宅の通りを挟んで向かい側に、駐車場といくつかの観光施設、ホテルなどがあり、訪問客はまず、そこにあるチケットセンターでチケットを購入し、シャトルバスに乗って邸宅を見学しに行く・・という仕組みになっています。

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チケット売り場には日本語の表示も

 いわゆる邸宅以外にも、彼のプライベートジェットとか車の展示館などがあり、それらの見学もセットにしたチケットが販売されています。

 マンション・ツアー
   いわゆるハウスツアーのみ(墓地含む)/$31

 プラチナ・ツアー
   マンションツアーに加えて、プライベートジェット、
   彼の所有した自動車の博物館などのチケットがセットになっています/$35

 エルビスVIPツアー
   VIPのための特別展示が見られるチケットらしいです/$70

 プラチナチケットはマンションツアーより4ドル高いだけなので、これがお勧めですかね「AAA」で10%割引が効きます。オーディオツアーは各国語に対応(HPによると英語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、日本語、ポルトガル語、オランダ語に対応)しており、たぶん「どこから来たの?」と聞かれると思います。

 シャトルバスの乗り場で、オーディオガイド用のヘッドフォンを渡されます。「日本語に変えて~」と、渡してくれた人に頼みました。どこかをヒョイヒョイと押して設定を変更してくれましたが、操作の詳細は不明。このオーディオガイド用の機材は、ロックン・ソール博物館も公民権博物館もまったく同じものでしたので、もしもそれらが各国語に対応していれば、同じ操作で切り替えられるはず。web探せば、どこかに操作方法が載っているかも・・・です。

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ヘッドフォンを装着しツアーの開始

 シャトルバスに乗り込む前に写真を撮られます。これもこの手の施設では恒例。最近ではNo.が記入されたカードを渡されてあとでwebから購入する仕組みになっているところも多いのですが、ここではバスが戻ってくるあたりでプリントしたものを並べて売ってました。近寄らなかったのでいくらなんだか不明。かぁちゃんと一緒のときは買うときもありますが、一人の場合はたいていスルーします。

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中庭側から見た邸宅・・・最初正面入り口から入るのですけど、
そちらからは撮り忘れました(^^;

 シャトルバスといっても、道路を挟んだ反対側に渡るだけのことですから、あっという間です。邸宅に到着したらオーディオガイドに従いながら各々で見学することになります。同じバスで来た人と、また同じバスで戻らなければならないということもないようなので(たぶんね・・もしかすると混んでるときは指定されるのかもしんない)時間の許す限り見学していられます。オーディオガイドは全般の説明と、展示物そのものに対する詳細説明の二本立てで、全部聞いていたらものすごく時間がかかる・・・というのは、他の博物館と同様です。

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小泉さんがなんか歌ってたジャングルルーム

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彼の生前、ラケットボール・コートだった部屋には、
ステージ衣装が飾られ、コンサートの映像が流されていました。

写真撮影は禁止ではありません。それもまたうれしいですね。

最後にエルビスが眠るお墓を通り、ツアーは終了。シャトルバスに乗って戻ります。

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 ハウスツアーから戻ってから、ちょいと軽食をとって、車の博物館、飛行機、その他の特別展示を見学しました。


まず、エルヴィス自動車博物館

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これがかの有名な、エルヴィスが母にプレゼントしたという
ピンクのキャディラック

さらには

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田舎暮らしには欠かせないトラクター

まで(^^)


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ピンクキャデラックはやはり目玉らしく、
ここのミュージアムショップではピンクのデザインの品物が目立ってました。


これがプライベートジェットのリサ・マリー号(コンベア880)

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あたしがときどき利用するグリーンビルから
シカゴやワシントンに飛ぶ機体より大きいです。

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機内はこんな感じ

 もう一機、小型のハウンド・ドッグII(ロッキード・ジェットスター)も展示されています。中ものぞけます。

 2012年は、エルヴィス没後35周年に当たるということで、それを記念して二つの特別展示がされています。

 ICONThe Influence of Elvis Presley

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エルヴィスの影響を受けた、今日の音楽界、
その他のジャンルの有名人が所有する衣装などの展示。

 Elvis On Tour Exhibit

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   1972年に公開されたドキュメンタリー映画
   「エルヴィス・オン・ツアー」に関する展示、ビデオの上映。
   「エルヴィス・オン・ツアー」は、映画出演のため
   しばらく中断していたコンサートツアーを再開する際に作られた
   ドキュメント映画です。調べてみたらiTunsで配信されていたので、
   復習も兼ねて帰ってきてからレンタルしてしまいました(^^;

 VIPツアーではもう一つ「Elvis…Through His Daughter’s Eyes)」という展示が見られるそうです。

 それぞれの施設には、いわゆるミュージアムショップが併設されていて、土産物の洪水です。もともとグレイスランドは、維持費のかかる邸宅を保存するために博物館として公開を始めたという経緯もあるので、グッズの売り上げも重要な収入源なのでしょう。

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 そのようななグッズを眺める(買う?)行為も含めてここは1日中エルビスに浸っていられる夢の国です。

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 見学時間に関しては、ロック好きでもエルヴィスファンでもない私の感覚で、プラチナ・ツアーで半日(最低3時間くらい)はみておいた方がいいんじゃないかなぁと思います。私は13時ちょっと前に入って、閉館17時の少し前までいました。食事時間込みで。

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 Wikiによれば、2005年に、エルヴィスの遺産相続人であったリサ・マリー・プレスリーは、彼女の父の遺産のビジネス部分の85%を売却。グレイスランドのマネージメントも、エンターテイメント会社であるCKX社に委託したのだそうです。CKX会長のボブ・シラーマンはグレイスランドをディズニー・ランドまたはユニバーサル・スタジオのような国際的な観光テーマパークに変えると発表。彼は周辺の土地をかなり買い占めたようです。

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 おそらく2006年以前と今では、グレイスランドはかなり変化しているのではないでしょうか。シラーマンの最終目的は、訪問客により多くの時間とお金を使ってもらうため「完全なファンとしての経験」ができるようにするということ。いまの活況を見る限りそれはある程度、実現しつつあるようにみえます。

しかし、エルヴィスも過去の人。彼の人気に頼っているだけでは訪問客の数を維持することは困難なような気がします。今後も多くの訪問者を継続的に引きつけていくためには、彼がミュージックやエンターテイメントの世界で果たした役割にスポットを当て、リスペクトしつつ、コンテンツの幅を広げていくことも必要なのかもしれません。

小泉さんグレイスランド訪問のニュース映像など


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エルヴィス・プレスリー@メンフィス [アメリカ観光]

 エルヴィス・プレスリー(Elvis Aron Presley)が急逝したのは、1977年のことでした。最近でも、ホイットニー・ヒューストン、マイケル・ジャクソンなど、壮年期のアーティストの急逝が大きなニュースになりましたが、当時、エルヴィスの急逝も大きく報道されたことを記憶しています。亡くなった年齢は、ホイットニーが48歳マイケルは50歳。それでも十分若いのですが、エルヴィスは、もっとずっと若く、享年42私の中のエルヴィスは濃いもみあげと胸毛の暑苦しいおっさん」」のイメージで長年の間固定されていたので、後年これを知ったときには意外な若さに驚きました。もちろん、当時の私にとってみれば「親」の年代ですから、確かに「おっさん」だったことには違いありませんが。

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Welcome Centerに、まるでケンシロウのようにスクッと立つElvis
iPhoneで撮ってinstagramで仕上げた写真の出来が結局一番よかった(^^;

 1年ほど前、コロンビア(サウスカロライナの州都です)で、ロックミュージシャンをテーマにした写真展(巡回展)が開催されてたんです。そこには、後にビッグにになるアーティストの若かりし頃の写真が数多く展示されていました。もちろん若いエルヴィスも。それは「可愛男の子」でした。ちょっとたれ目ちゃんで、ちょっと弱そうで・・・そして肌なんかツルツルに見えて(笑) そうかぁ、きっと、このルックスでまず人気が出たんだなぁ・・・って、私の中での認識が少し変わりました。

 1935年、エルヴィスが生まれたのはミシシッピ州テュペロ。その後、一家はテネシー州メンフィスに転居しました。そして1957年にメンフィス郊外のグレイスランドに移り、1977年にここで亡くなります。終生この地を離れなかったのですね。そして今もこの敷地内にある墓地に眠っています。まさにメンフィスのスター。

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ビールストリートの近くにも、こんな像が立ってます
すみません・・・絵を作りすぎました(^^;

 かつて・・・吉幾三の吉幾三としての初シングルにして初ヒット曲に「俺は田舎のプレスリー」というのがありましたが、エルヴィス本人も実は生涯南部の田舎モノだったのかもしれません。コンサートの映像などではときおり「南部ではこんなものがあって、こんなふうに言うんだ」なんていう南部ネタを話す部分がみられます。また、エルビスは最初は「The Hillbilly Cat(田舎者の猫)」という名前で歌手活動を始めたとwikiに書いてありました。うーん、これは本当に吉幾三と似たようなものだったような気もしてきましたね。調べてみたら、「俺は田舎のプレスリー」は1977年11月25日発売。エルビスが亡くなった3ヵ月後です。そうだったんだ・・・・。

 さて、気を取り直しまして(笑)、世界の大スターメンフィスの大スターエルヴィス・プレスリー。その観光の目玉・・・いやファンにとってはまさに聖地ともいえる場所。それがエルヴィスが住み、そして今も眠るグレイスランド (Graceland)です。

その紹介は、この次に・・・って、次かよ!!

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兵のどもが夢の跡 [アメリカ観光]

朝のビール・ストリート
兵のどもが夢の跡、いっせいに掃除

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この時間帯、結構危険(笑)なんですよね。

なにがって、お金の無い、家の無い方々も比較的多くたむろなさっておりまして・・・

朝食なぞををお探しになられていらっしゃるというね・・・(^^;

夜なんかよりも、この時間帯のほうが声をかけられやすいんじゃないかな。
そもそもそれ以外の人が少ないから。

良くしゃべるんです・・・どこから来たとか、案内してやるとか、
自分の身の上まで話始めますから・・・で、結局、飯代が無いのだと。

もしも絵になる方だったらCan I take your picture? なんですが、
絵になる人に限って、話しかけてくれることは無いですね。

もっとも絵になるような方は汚すぎて、話しかけられたくないというのも本音としてはありますが・・
また、話しかける勇気もこちら側にない・・と。

はい、散歩です。

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国立公民権博物館(National Civil Rights Museum) [アメリカ観光]

メンフィス二日目、朝の散歩はリバーサイドまで。ちょうどミシシッピ川の対岸に満月が沈むところでした。折しも貨物を積んだ船が通りかかったので、バランスが良くなったところを見計らってパチリ。

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FUJIFILM X10

朝食はホテル内のレストランのバフェで。高級ホテルの割にはリーズナブルなお値段だと思いきや、オレンジジュースが別料金(T_T) ハメられました。結局$20くらいになっちゃった。

ホテルのチェックアウト時間は11時なので、ギブソンが9時から開いていれば、ホテルに荷物と車を置いたまま、十分行って帰ってこれるのですが、土曜日の工場ツアーは11時かららしく、その計画は断念。ホテルをチェックアウトしてから9時から開館している国立公民権博物館(National Civil Rights Museum)にまず出撃。

国立公民権博物館はモーテルを改装して作られた博物館です。実はもともとあったこのモーテル・・「ロレインモーテル(Lorraine Motel)」がアフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者「キング牧師」の最期の地なのです。メンフィスで遊説活動中であったキング牧師は、1968年4月4日の夕方5時頃、306号室の前のバルコニーで狙撃され亡くなりました。39歳・・・若っ。バルコニーには花輪が掛けられ、夕食に出かけるため迎えに来ていた友人たちの車も、当時を再現するように置かれています。部屋の中は博物館の中から見学できるようになっています。

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国立公民権博物館(National Civil Rights Museum)

Adult $13.00。
まずビデオを見ます・・(どこでも同じですね)。展示室への入り口でオーディオガイド用のヘッドフォンを渡されます。「オーディオガイドで日本語のものが用意されている」と書かれている記事もあるのですが、英語だけ・・・と言われたので、たぶんそうです。これも全部聞いていると、メッチャ時間かかると思います。で、飛ばすとどこだかわかんなくなっちゃったりする。

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黒人差別のバス、再現。
前の席に座ると「黒人は後の席へいけ」と運転手に怒られます(^^;

黒人差別の歴史、公民権運動の歴史が時代を追って展示されています。リトルロックのセントラル高校事件バスボイコット運動「フリーダム・ライダー」の爆破されたバスメンフィスのゴミ収集組合が待遇改善を求めるストライキなど、かなり大規模で、迫力のある展示も多いです。最後は、当時を忠実に復元したキング牧師の宿泊した部屋をガラス越しに見学して終わり。

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I am a Man

で、終わりと思ったら実はまだありまして、キング牧師を狙撃した建物。そこもまた展示室になっているのです。一旦外へ出てそちらに向かいます。こちらは、犯人とされた男についての展示が主。

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後の建物が犯人がキング牧師を狙撃するために使った建物。
中央下に見える入り口から入ります。

当時は単独犯として処理されましたが、どうやら国家権力も絡んだ陰謀もあったようですね。そんな展示もされています。

ここを見終わったらギブソンへなんて思っていたんですが、相当時間を使ってしまい断念。

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こんな写真がシャレで撮れるくらいにはなった・・・ということか(--;


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以前書かれた記事には、館内撮影禁止と紹介されているものが多いのですが、
今はこんな表示がされています。
on our social media pagesって書いてあるけど、ブログでもいいやろ・・と(^^;
展示物によっては、「撮影禁止」になっているものもあります。
撮っちゃいますけどね(爆)

You Tubeにアップされていた動画を紹介


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ビール・ストリート@メンフィス [アメリカ観光]

Beale Street(ビール・ストリート)のご紹介・・・と言っても、ガイドブックにも他のサイトにもたくさん紹介されているんで、とくに詳しくは書きません。写真はflickrにもアップしてあります。興味があればご覧下さい。

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「ブルースの父」と呼ばれるW.C.ハンディの像
彼の生家がビールストリートの近くにあります

Rock'n Seoul Museumを出て、まだ夕暮れまでには時間があったので、ビール・ストリートを抜け、リバーサイドまで歩きました。サバナのようにリバーサイドに店などがあるわけではありません。ただただ、ミシシッピー川を眺めて歩けるだけです。ときおりランナーとすれ違ったり、抜かされたり。夕日を浴びてトロリーが走ります。いい風情。

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EOS5Dmark2 with 24-105mmF4 IS USM


さて、夕暮れを迎え、ビール・ストリートの撮影はこれからです。実はお腹がかなり空いていたのだけれど、この時間帯、フォトグラファーには食事などに時間を使う暇はないのです。食べられません、欲しがりません、マジックアワーが終わるまで・・・

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EOS-5Dmark2に初代EF16-35mmF2.8USMをつけて。
出来の悪いレンズなので新型に買い換えたいのだが、先立つものがない。

ブルースのふるさと「ビール・ストリート」・・ライブ・ハウスや土産物屋がひしめくこの通りは、メンフィスを代表する観光資源です。しかし、おそらくブルースが生まれた50年代は、酒、ギャンブル、売春にまみれたいかがわしい歓楽街だったのでしょう。おそらくその活力がブルースを生んだのだと思います。

で、ご多分に漏れず、いかがわしさが一掃されて・・・衰退(^^;

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これは対角魚眼レンズでの撮影。カメラはα700。
撮影中はどこまで写っているのか全くわかっていない(^^;

今は観光地として再開発された「ビール・ストリート」です。通りの長さは2ブロック。その間は車乗り入れ禁止の歩行者天国状態になっており、入り口はパトカーで封鎖。通りにも警官がごっそり居ます。似たような環境のニューオリンズのバーボンストリートには、それでもかなり「いかがわしさ」が残っているのですが、私が見た範囲内ではこのビールストリートには「いかがわしさ」は微塵も感じられませんでした。いかがわしさを求める方には「バーボンストリート」のほうがお勧めです。

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入り口はパトカーで封鎖

ようやく完全に暗くなったので食事。BB king Cafeでライブを聴きながら。ちょうどここが、前の記事で紹介した写真家の事務所があったところだったようです。

実は、翌日、土曜日の夜にも、この通りを徘徊しました。
土曜の夜は・・・レベルがちゃいます。ものすごい人の数でした。ゆっくりとライブを楽しみたいなら、土曜日を避けた方がいいけど、喧噪を味わいたければ土曜日がいいです。車を止める場所を探すのがちょっと大変かもしれないけども。

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ごった返す Saturday Night
X10を頭上に掲げての撮影


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ロックン・ソウル・ミュージアム [アメリカ観光]

ホテルはPeabodyという、ダウンタウンにある比較的お高いホテルを予約しました。高すぎて2泊は無理なんで・・・一泊のみ。なんでもここは、「The Peabody Ducks march」というのが有名なんだそうです。ホテルの上の階で飼育されているアヒルが、エレベーターを使って朝11時にホテルロビーに出勤し、5時に戻るんですが、大げさに赤いじゅうたんを敷いちゃって、口上を述べたりして、演出するんです。ダックが歩くのは噴水からエレベーターまでのほんの短い距離で、全然たいしたことはありません。でもその時間、ホテルのロビーはめっちゃ混雑します。

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ホテルにチェックインしたあと再び外にでて、7時まで開いているRock'n Seoul Museum(ロックン・ソウル・ミュージアム)へ。
ビールストリートの目と鼻の先、ギブソンの工場の向かい側にあります。もともとは、今、ギブソンがある場所にあったようですね。運営は有名な「ハード・ロック・カフェ」。スミソニアン博物館の協力も得て開設されたらしいです。

7時まで開いていてくれる博物館はホント貴重です。5時までとかが普通なんですね。で、朝は9時から。日曜日は午後だけとか、休みとか・・そんなところも多いんです。

最初に短いVTRを見ます。私が入ったときちょうどそれが始まったところでした。チケットを購入すると、オーディオガイド用のヘッドセットを渡され、中へ入れと・・・。慌ただしかったんで、日本語があるかどうかを尋ねませんでした。あとでどこだかのwebサイトを見たら「ある」と書いてありましたが・・・切り替えできたのかも。

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 展示室へ・・・最初は奴隷の話からはじまります。どこの、なんの歴史博物館でもだいたいそうなんですよね。最初は同じ(^^;  奴隷の仕事歌がブルースのルーツ。そんでもって昔の市民の生活・・・ラジオとか・・・でかっ!! 、ジュークボックスとか・・・写真、楽器、衣装・・・もろもろの展示。

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展示室の各所に番号が記載してあり、その番号を打ち込むと解説が聞けます。これ、かなりあるんで、全部聞いていたらめっちゃ時間がかかります。アメリカ人も全部は聞いていないようでした・・・だよね(^^;

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そうそう、音楽も聴けるんです。そのオーディオガイドで・・・。

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また、多くのウエブサイトにこのミュージアムは館内の写真撮影が禁止と書いてあるのですが、フラッシュ禁止、ビデオ禁止に変わっていたようです・・・・だったような・・・たぶん、きっと。

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地元で活躍した写真家の紹介などもされてました。どうしてもこの手の展示に目がいってしまいます。写真の学校を作った方らしいです。

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サン・スタジオ [アメリカ観光]

サンスタジオ (Sun Studio)1950年にオープンしたレコーディングスタジオロックの草分け的スタジオであり、プレスリーが最初にレコーディングをしたスタジオ、そして最初に契約したスタジオです。

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サンスタジオ

今はアメリカ合衆国国家歴史登録財アメリカ合衆国国定歴史建造物などに指定され、多くの観光客が訪れます。ツアー料金は$12古い機材や楽器、写真が展示されている2階と、スタジオを見学します。

駐車場は建物の裏にあります。入り口を入るととても狭い部屋の中は、cafeと土産物売り場になっていいます。ツアーのチケットはcashierで。土産物売り場の奥からツアーはスタートするので、指定された時間になったらそこで待ちます。ツアーの案内は若いお姉さんでした。

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店内の様子

まずは2階から、展示品を前にお姉さんがいろいろと説明してくれます。これがまた珍しいくらいのとっても聞き取りやすい英語。ただですね・・そもそもあたし英語の単語の意味をろくに知らないのでよくわからないんですよ(爆)。まぁ、あれです、サンスタジオの歴史。囚人によるグループがあったとか、おもろいミュージシャンがおったとか、そんな話を織り交ぜながらですね。

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当時の機材として「Memphis Recording Studio」のイルミネーション

あと、もちろんエルビスがスタジオを訪れ、サン・スタジオの創業者サム・フィリップスの秘書マリオン・ケイスカーにその才能を見いだされた時の話。エルビスはここで4ドルを払いレコーディングをしたそうです。当時のスタジオの名称は「メンフィス・レコーディング・サービス」。もともと才能に恵まれながらも資金がなくレコーディングできないというミュージシャンたちのために開設されたスタジオだったようです。話だけではなくて、途中でこのスタジオでレコーディングされた曲を流したり、なかなか変化に富んだ解説でした。

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ブルース界の巨人、B.B.Kingのサインの書かれた椅子

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やはり目玉はエルビス

次に階段を降りてスタジオへぼろい・・・(^^; 
さすがは歴史的建造物です。

ここでは、壁に展示されている写真を見ながら、そしてまた曲を流しながら解説。

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ただ、その曲を聴いてノリノリなのは解説のお姉さんだけで、ツアーのお客さんは意外なほどノリが良くなかったです。

これがエルビスがレコーディングした当時使っていたマイクよ〜。触ってみてもいいわ〜」で、ツアーは終了。
あとは三々五々こんな感じでした。

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rock'n'roll!!


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ロックとソウル発祥の地、メンフィスへ [アメリカ観光]

 先週の金曜日がGood Fridayで休日であることを、その週の月曜日に気がつき、あわてて決めた行き先はテネシー州メンフィス。Good Fridayは公的祝日ではないのですが、当地では休日です。そのかわりPresident's DayとかColumbus Dayとかは休みではありません。Good Fridayの翌週はSpring Breakで学校がお休みです。

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Tennessee Welcome Center

 さて、メンフィス。音楽に詳しい方ならすぐにピンと来ると思います。ロック、ソウル発祥の地。ロックの帝王、今は亡きエルビス・プレスリーのホームタウンでもあります。ギターのGibsonもここです。なんでも忌野清志郎がメンフィス名誉市民ならしいです。ソロのセカンドアルバムのタイトルが「メンフィス」なんですね。で、ここでレコーディングされたらしいです。数年前、中島みかも名誉市民になったんだそうです。随分と名誉市民を安売りしてるんだなぁ・・・(^^;

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Welcome CenterではB.B.Kingもお出迎え

 でも私は2年前までこの町の名前すら知りませんでした。音楽は好きなんですけど、それほど造詣が深いわけではないんです。日本に住んでいて、たとえば800km離れた町に、ある有名ロックスターの記念館があったとして出掛けるかと言われれば・・・きっとわざわざは出かけません。なにかのついでならともかく・・ですがね。でも、広いアメリカ・・・我が家から800km圏内の見所は・・・なんて探しても限られちゃうんです。たとえば東京に住んでいたら、きっと一生東京から出なくても観光地に不自由しないんじゃないか(ちょっと表現が大げさだけど)と思うけど、アメリカ南部じゃそうはいかないのです(それでもアメリカ人はあまり旅行しないみたいですが)

さて・・・と、にわか仕込みの薀蓄を語りましょう・・・短めに(爆)

黒人音楽をその源流とするブルースジャズ。これらの音楽はミシシッピー川を北上するようにアメリカ大陸に広がります。ミシシッピー川の下流にある町がジャズ発祥の地とされるニューオリンズ。中流のテネシー州にメンフィス、さらに上流のミズーリ州にセントルイスと、ミュージックシーンに重要な役割を果たした有名な都市があります。さらに北には大都市シカゴ。シカゴジャズ、シカゴブルースなんてのも有名ですよね。

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Memphis Rock “n” Soul Museum

 一方、西欧・北欧・東欧系の移民が持ち込んだ音楽が東海岸から内陸に浸透、東部、南部の地元の音楽の影響を受けながら発展したというルーツを持つのがカントリー・ミュージックです。このカントリー・ミュージックの聖地とされているのが、メンフィスと同じくテネシー州のナシュビルです。メンフィスからは東に200マイルほど。昨年訪れたナシュビルにあるカントリー音楽の殿堂には「エルビス」の展示もありました。彼が広めたロックはカントリーが進化した一形態ということなのです。

南から黒人のジャズ、リズム・アンド・ブルース東から白人のカントリー、ウエスタン親潮と黒潮がぶつかり合うように、このテネシー州でこれらの音楽が融合し、新しい音楽が生まれ、発展したのは地勢上の必然だったのかもしれません。

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Sun Studios

King of rock'n'roll、Elvis・Presleyはこの地、メンフィスにあるサンレコードからデビュー。彼は、有名になったあともこの地に住み続けました。郊外にある邸宅「グレイスランド」には墓地もあり、今も多くのファンが訪れる大観光地になっています。

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グレイスランド内にあるエルビスの墓地

 この他、音楽関連の見所としては、メンフィスのダウンタウンにあるBeale Street(ビールストリート)。ライブハウスの密集するこのストリートはメンフィス観光の中心と言ってもいいでしょう。近くには、Memphis Rock “n” Soul Museum(メンフィス・ロックン・ソウル博物館)、ツアーで見学できるGibson Guitar Factoryがあります。ダウンタウンからは少し離れますが、Sun Studios(サン・スタジオ)、Stax・Studioを再現して同じ場所に建設されたStax Museum of American Soul Musicアメリカン ソール ミュージック博物館)などもファンには見逃せない観光地です。

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夕暮れのBeale Street

 音楽以外で忘れてはならないのが、この町がマーチン・ルーサーキング牧師が暗殺された地であるということです。殺害現場であるホテルは改装されてThe National Civil Rights Museum(国立公民権博物館)となっています。

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The National Civil Rights Museum
正面2階の部屋のドアの前でKing牧師は狙撃され倒れた。
夕方5時、友人たちが車で迎えに来た状況が再現されている。

 ダウンタウンにはクラシックな路面電車も走り、良い雰囲気です。それだけでも一日撮っていられそう

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市内を走るtrolley

1日目
早朝自宅を出て2時過ぎにメンフィス着。テネシーウェルカムセンターに寄ってから、ダウンタウンからは少し離れたサンスタジオへ。ツアーで見学してから、ちょいと奮発したダウンタウンの高級ホテルにチェックイン。5時からのダックマーチにギリギリ間に合いました。その後、午後7時まで開いているロックン・ソウル博物館を見学。ミシシッピー川の対岸に沈む夕日を見ながら、リバーサイドストリートを少し歩き、ビールストリートへ。

2日目
朝、リバーサイドストリートダウンタウンを少し散歩。ホテルに戻ってバフェで朝食。チェックアウトしてから国立公民権博物館へ。午後は全部グレースランド。グレースランドの横のホテルに宿泊。夜は再びビールストリートへ。

3日目
8時発。ひたすら帰路。アトランタで買い物と夕食。

もう一日欲しかったですね・・・路面電車含む市内のスナップをもう少し。そして、ギブソンの工場。アメリカン ソール ミュージック博物館にも行けたでしょう。

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Gibson の工場

タグ:メンフィス
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新緑のテーブルロック・マウンテン [アメリカ観光]

今朝は、そこそこの天気だったのですが朝は出かけず、6時30分からの女子サッカーの中継を見てしまいました(^^;

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えっと・・・これはハーフタイムに撮影。(自宅前)

TV観戦後、ノースカロライナとの州境に近いTable Rock Mountain州立公園を目指します。当地から2時間弱。麓のあたりの新緑が狙いでした。上まで登るつもりは無し。去年登ったしね。

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Lake Oolenoy の湖畔にあるVisitor Centerにて、
FUJI X10 での360°スイングパノラマにトライ。
Goodだけど、360°ってちょっと大変。

歩いたのはPinnacle Mountain Trailのショートカットループコース。一周1マイルちょいくらいの短いトレイルです。写真撮りながら・・・NDフィルタなども多用したから随分時間を使って・・・2時間くらいかけたでしょうかね。そんな感じ。

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ND400を使って・・・

新緑の進み具合はほぼ予想通りの状況でしたが、麓のあたりは針葉樹が多く、新緑としてはいまいちだったかな。早めに来て少し上まで登るというのが、きっと写真的には最善手だったでしょう。出遅れたのが悔やまれますが・・・まぁいいや。

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初夏の日差しだね
まぶしい

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こんなところでは、広角で空を仰ぎたくなる

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気がつけば足下にも・・・花。
やるじゃないかアイリス・オーヤマ
じゃなくて"Dwarf Crested Iris"かな
ちっこいアヤメ


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ツツジ満開のマグノリア・プランテーション@Charleston [アメリカ観光]

先週の土曜日にチャールストンに出掛けました。

先々週のサバナの紹介でも書きましたが、南部の海岸沿いでは、今、ツツジの花真っ盛りです。もう散り初めといってもいいくいらいかな。日曜日に出掛けたGrleenvillでは、まだ咲き始めというところでした。この間、直線距離にして約200マイル、南北約140マイル=220kmという位置関係。日本でいうと、東京-福島とか、それくらいでしょうか。

目的地は、昨年も4月始めに訪れたマグノリア・プランテーション(Magnolia Plantation)。
入り口から車道を進むと、駐車場に誘導されます。閑散期には誘導の人はいないのですが、この時期、常設の駐車場はすぐに満車になってしまうので、臨時の駐車スペースへの誘導が必要になるんです。そのための誘導。

予想通りgood conditionでした。
やや、花に精彩がなくなっているものの、散った感じもなかなかいい。熟女の趣き・・かな??(爆)

天候は、雨のち晴れときどき曇まれに雨、雷・・・こちらもなかなか多彩で趣のある天候でした。写真屋さんにとっては、こういうのがいいのですよ、ピーカンよりは。

本日の主力はEOS5Dmark2。主力レンズは予算不足でケチったタムロン70-300mm。このレンズ、安物ですが、手持ちのフィーリングはそれほど悪くありません。ブレ防止がグッと効いてカシッと止まる感じが気持ちが良いです。雨上がりの水滴が、いい味出してたので、マクロレンズを持ってこなかったことをちょっと後悔しながらのお散歩になりました。

昨年同様、カメラマンは多かったです。ツツジのGarden・・いわゆる定番なんでしょうね。

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リバーサルフィルムっぽく露出を抑えて濃厚な色を出してみました。

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前ボケ・・・あまり上手くいかない。
花もちょっと痛み気味だね。

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後ろボケ・・・ポイントはボケた色の配置かな。
成功しているとは言い難いが・・。

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ハイキートーンで一枚
花だけにしたほうがいいね、枝とか葉っぱが汚い。

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水を見たらこの発想。長時間露出による「流れ」の表現
白く流れているのは藤の花びらです。
ただし、ここは池なので、風でしか動かない。
ND400を使って約30秒の露光。

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実際はこんな感じ・・・ぜんぜん綺麗じゃないっす(^^;

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HDR

などと、様々なテクニックを繰り出してみました。
もちろん、帰ってからMacの中で炸裂させる技もあるのですが、いずれにしろ現場ではその後処理も想定しながらデーター採取するのでありますよ。それがデジタル時代の写真の撮り方です。自分自身、意識して変えたというわけではないのですけれど、銀塩時代とはやはり意識が変わってしまいました。するすると時代に流されるあたくしでございます。

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「あれ、生きてるの?」 「うーん、よくわからないけど・・・」
「動いたよね」「うん、目が開いたね」
などと話しながら。


Magnolia Plantationでは基本料金「ベーシック」と、ハウスツアー、ボートツアーなどのオプション料金が別になっています。だからたいていは「ベーシック」で済ませちゃう。でも今日はスワンプ・ガーデンの入場料も払いました。水鳥の楽園。ちょうど今、巣作りのシーズンみたいです。

残念ながら、あたしは鳥・・・詳しくない(^^;

すれ違う人から、
「あなたのそのテレフォトレンズで見てくれない?、あれ、○○だよねぇ・・」
とか言われても、わからん。日本語でもわからん鳥の名前が、英語でわかるわけない!!

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おっちゃんが、オリンパスE5を三脚に据え、こやつ↑を狙ってました。
やっぱりUSAでもネーチャーはオリンパスなんだろか。
なんか話してくれたけど、よーわからんかった・・・いつもそんなんやね(^^;

木道をちょっと歩くと、表示板があって、そこのさっきの水鳥の写真がありました。
その名前はグレート・ブルー・ヘロン・・・
    んっ?ヘロンヘロンと言えばあれだ
飛ぉびぃたぁ~てぇ~ヘェロン、銀色ぉ~のぉそぉらぁに♪」 
                  by tatsuro yamashita。 

要するにアメリカ版、でかいアオサギですな。

ですが、ヘロンは飛び立つ気配無く・・・
銀色の空からは雨が・・・ 

 銀のぉ、雨が降ぅるぅ~♪ って、歌はええっちゅうねん。
  どうでもいいけど、古っ。

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他にも結構多くの鳥がいて、もう少し天候が安定していたら長居したいところだったんですが、適当なところで引き上げです。

その後、チャールストンのダウンタウンまで足を伸ばしました。ところが思いっきりサンダーストーム真っ最中。人々右往左往。ところで、にわか雨に右往左往の図ってのは写真になるよねぇ・・・今まで撮ったことがあまりなく、今回も車の中だったんで撮れなかったんだけど。チャールストンみたく人が外をワンサカ歩いている街がいいですよね。こういう仕事に防水カメラがいるんよね。

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Charleston

Flickrでマグノリア・プランテーションの近くにある、ミドルトン・プレイス(こちらもプランテーション)の写真を見つけました。やはりアザレアが綺麗です。訪れたことがないんですが、今度ぜひ行ってみようと思います。

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メーコン桜祭り [アメリカ観光]

本日はジョージア州メーコン(MACON)の桜祭りにいってまいりました。

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住宅の玄関にはサクラ色のリーフが飾られてます

       ↑桜祭りのウェブサイトへのLink
でございます。

会期は今月16日から25日まで。

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サクラは住宅街の中

公式ウェブサイトによりますと、メーコンには30万本以上の吉野桜(ソメイヨシノ)があるのだそうです。

ええっと、その歴史はですね・・・
今を遡ること六十有余年・・・1949 年のこと。

William A. Fickling, Sr .という不動産会社のおっさんが、自宅のbackyardでそのサクラの木を発見しました。
えっ?なんだって?

そのおっさんは、の木何の木、気になる木♪
とみんなに尋ねたのですが、
だーれも知らない木ですから♪
てな感じだったようです。

ところが、1952年に出張でワシントンDCへ行ったときに、同じ木を見つけた
おおっ!! これじゃねぇか!!・・と。
タイミング良すぎだろ、ほんとかよ。

で、その桜の増やし方を覚えて、育てた

その後、企業の協力もあり、まず1973年に500本のサクラが植えられたと。

その後も毎年多くのサクラが植えられて・・
今もFickling Family財団が毎年何千本という数のサクラを寄付し続けている・・・と、
ざっとそんなお話のようです。

でさ、なんでバックヤードにサクラがあったんだよ!!!

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郵便受け、玄関、庭先などに、デコレーション

桜祭りは、今年で30周年ということらしいです。

パレードやら、出店移動遊園地熱気球など、いろいろなイベントがあります。

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Central City Park会場

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移動遊園地@Central City Park

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こんな競技会も@Central City Park
後ピン・・(T_T)

ただ、桜並木というのは、会場付近には存在せず、かなり離れた住宅地の中にあります。

今日は、最初にその桜並木をちょっと見て、そんでもって、移動遊園地のあるCentral City Parkを覗いてきました。サクラは「ちょうど!!」と言っていいくらい。大きな個体は満開で、若い木はまだ五分以下な感じでしたが、今日の気温はおそらく30℃近くあったでしょうから、きっとあっという間に終わっちゃうでしょう。そうそう藤の花も沢山咲いてました。日本で言うと、4月の一ヶ月間が1週間くらいに凝縮されちゃったような感じですね。それほどまでに冬から夏に移行する速度は速いです。

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メーコンではゴミ箱もサクラ色

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サバナ with BD-1 [アメリカ観光]

先週末、久々のサバナ

驚くほど暖かで、ストリートの中央分離帯のツツジはもう満開
初夏だっけ・・・と思うほどでした。

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いつも使っている歴史博物館の前の駐車場に車を止め、フォールディングバイクを降ろします。
この駐車場は広くてしかも空いているのでお気に入り。イベントのない時は、確か無料なはずですが、この日はフォーサイス公園でのファーマーズ・マーケットやらウォーキングイベントやらいろいろあったようで、有料。帰りに出口で払ったのは6ドルだったかな。

思えば昨年の5月、ここでバイクを降ろし、組み立てようとしたらチェーンが外れ、なんと工具が無いと直せない状態になってしまったのでした。そこで自転車をあきらめ、車でチョコチョコと街中をめぐっていたら、歩道の角にタイヤを当ててパンクさせてしまったという、なんとも苦い記憶がよみがえります。その後、自転車も出しそびれ・・・実を言えば、車に積んだのはそれ以来なんです。

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私の自転車・・フォールディングバイクというのは、BD-1。いちおうドイツのメーカーの自転車です。変速機はもちろんシマノ。この自転車、結構、高額なんです。サバナのようなヨーロピアンスタイルの古都には、同じフォールディングバイクでもBROMPTONのほうが似合うと思うんですが、まさかこんなところを走ることになるとは思わなかったので仕方が無い。とりあえず我慢です。

このバイク、結構目に止まるみたいです。

フォーサイス公園では、
おーいちょっとちょっと
と、二人連れのおっさんに呼び止められました。
おもしろいの乗ってるな、折りたためるんだろ
「そう、ここと、ここが外れて・・・このくらいになるの」
いくらなんだこれ
「えっ~・・・っと」
・・・・・
「Two・・・」
200ドルか?
そんなに安いわけがないじゃないか、いくらだ?
「About Two Thousand dollars・・・」
どっひゃー
 って、吉本みたいに、おっちゃんずっこけてるし・・

そのほかにも
クールだな!
とか、いかにもアメリカっぽいご感想を、何度か投げかけられました。

そんなに目立つということは、盗難には気をつけないといけないな・・・と思った次第。

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フォーサイス公園

フォーサイス公園から、リバーストリートまで、歩くと結構疲れるのですが、自転車ならまったく気になりません。機動力と言う意味では3倍、4倍・・それ以上。ただ写真撮影の効率からいうと、若干は落ちる注意力、観察力も落ちる。その辺のバランスを考えて使うか使わないかを選択するようでしょうね。でも使える、使える。

バイクがクールなのに、それに乗ってるおっさんが禿げ散らかしたダサいアジア人じゃサマにならないので、ちょっとスタイルも考えたいと思います。ファッションというほどでもないですけど、あまりみっともなくないように・・・。

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セントパトリックディの時期は、噴水の水の色が緑色になるらしいです。
気色悪いんですけど・・・こういうセンスなの???

サバナの写真はこちらにも

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Martin Luther King, Jr. Day と Gone With the Wind [アメリカ観光]

1月の第3月曜、16日は、"Martin Luther King, Jr. Day"でお休みでした。

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア。
I Have a Dream”の演説で有名な、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者
彼が生まれたのは1929年1月15日。

アメリカで個人名を関した祝日は、Columbus DayとこのMartin Luther King, Jr. Day。Columbus Dayはコロンブスというよりも(白人による)アメリカ発見の記念日なので、純粋に個人に関する祝日はこの"Martin Luther King, Jr. Day"だけです。

アフリカン・アメリカンに対する、少々異常な配慮・・というような気がしないでもないですが・・・(^^;

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ビジターセンター

ジョージア州アトランタには生家が残ります、そこは国立史跡に指定され、夫人とともに眠るお墓もその側にあります。

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マーティン・ルーサー・キング・ジュニア氏 生家

そんなわけで、ということもないのですが、先週の土日(14,15日)はアトランタに出かけてきました。

立ち寄ったのは、このキング牧師の生家を中心とする公園と、Road to Tara Museum、そしてストーンマウンテン。Road to Tara Museumは「風とともに去りぬ」に関する小さな博物館。ストーンマウンテンは世界最大の花崗岩の一枚岩であり標高513mの山。この山の名前は、件のキング牧師の演説の中にも出てきますね。

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キング牧師の生家は前にも1月に訪れたことがあったのですが、この記念日からは少し外れていたのと、かなり遅い時間だったこともあって、観光客の姿はそれほどありませんでした。今回は14日に訪問。混んでました。たぶんこの3連休が一番混む週末なのでしょう。トランタにおいては、日本に通用する・・・知名度のある人の(^^;・・観光地だと思いますので、アトランタに来られたときには立ち寄られると良いと思います。ビジターセンターは入場無料。生家のツアーの申し込みはビジターセンターで。周辺一帯の整備も行われているようで、消防署?資料館みたいなのもありました。

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お墓


「風とともに去りぬ」の舞台の一つアトランタには、これに関する3つのMUSEUMがあります。

アトランタ市の中心地付近にある”マーガレット・ミッチェル・ハウス記念館
アトランタ市の北、マリエッタという町にある"マリエッタ風と共に去りぬ博物館"

そして、もうひとつが、今回初めて訪れた"Road to Tara Museum" これはアトランタ市の南、ジョーンズボロという町にあります。ここ、Jonesboroはタラのモデルになったとされている町です。

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JONESBOROのビジターセンターも兼ねている "Road to Tara Museum"
もとは鉄道の駅だったと思われます。

小さな博物館だということでさほど期待していなかったのですが、衣装など映画関連の展示がかなり充実。意外とよかったです。日本人観光客も多いようで、日本語パンフレットが用意されていました。文盲の身としてはたいへんありがたい。もし出かけたれた際には、受付でそれがあるかどうか尋ねてみてください。

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展示室内部の様子です。狭いんですが・・・展示物びっしりです。

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こんな展示も

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JONESBOROの史跡ツアーなんてのも企画されておりました。


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お正月 [アメリカ観光]

皆様は、どのようなお正月をお過ごしになりましたか。

私は時間差攻撃で、日本の年末の番組などを見て過ごしました。最近は日本のTV漬けです。

年明けTV番組表を見てびっくりしました
テレビ静岡(フジテレビ系列)では2日と3日、「マルモのおきて」一挙放送・・・なんですよ。一日6時間以上、二日間ですわ。時間帯はちょうど箱根駅伝にぶつける感じで・・・手抜きなのか、英断なのか・・・

視聴率稼げない番組をお金かけて作るよりは、再放送のほうがいいのかもしれませんね。でも、せめて全体で4時間くらいに編集できないものでしょうか。NHKの大河みたいにさ。

おかげさまで、振り付けを覚えてしまいそうです・・・
  ♪まるまるもりもり・・・って、
     見てるのかい!!(爆)

追いついたぞ日本に、遅いか(^^;

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話は戻って年末。

赴任してまだ2年目なのに、アメリカでの年越しは3回目です。これまで(アメリカの)暦どおりの休みしか取れなかったのですが、今年は有給休暇を、クリスマス休暇に+1、年末に+2、くっつけてみました。5連休、2連発。こんなに休んだのは初めて・・・休みすぎ・・・です。もっとも、日本でも9連休という人がいるんでしょうから、それと比べれば大して変わりませんが。

くっつけた年末の休みには1泊2日でチャールストンへ。
自分はなんども出掛けている町ですが、今回は旧奴隷市場ブーンホール・プランテーションパトリオット・ポイント(空母ヨークタウン)、サムター要塞にご案内の旅です。

それぞれの観光地に関する情報は、以前ブログに書いたのでそっちを参考に。

ブーンホールプランテーション(2年前の記事)

パトリオットポイント(2年前の記事)

旧奴隷市場博物館(2年前の記事)

サムター要塞(2年前の記事)

チャールストン ダウンタウン散歩(2年前の記事)


旧奴隷市場、ブーンホール・プランテーションは奴隷繋がり、パトリオット・ポイントとサムター砦が戦繋がり、と、ツアーコンダクターとしては、いちおうテーマも絞ってあるのですよん。

旧奴隷市場は文章一杯の展示が主なので、ちょっと難解(^^;。

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ブーンホール・プランテーションの奴隷小屋の中の展示

ブーンホール・プランテーションはハウスツアーの長すぎるお喋りがちと不評。

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ブーンホール・プランテーション

パトリオット・ポイント(退役した空母を公開、内部を見学できる)は、どうやらおばんさんでも面白いようでしたね。やっぱり観光ポイントとして鉄板だなここ・・・空母だけに(^^;

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空母ヨークタウン@パトリオット・ポイント 

サムター砦は予め歴史知識を得ておかないとちと苦しい感じ。
現物としては大砲と崩れたレンガ壁しかないのでねぇ・・・。
かみさんの感想・・「軍艦島のほうが良かった。」って、そりゃそうでしょう、比較にならんわさ。

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サムター要塞

そうそう、このサムター砦へのツアー(砦は島なので、船のツアーに参加しなければならないの)で、写真一家を見かけました
お父さん、お母さん、息子、娘、4人全員三脚持ち!! 凄っ
  日本ではそんな家族見たことない。
   そもそも家族4人で写真撮ってるってのもないよねぇ・・・。
     あたし、三脚なんか持ち歩かんもん・・・。

あ、そうそ、パトリオット・ポイントでだったかなぁ・・・
  オリンパスOM-1(たぶん)持ちを見ました。これも凄っ

やるなぁUSA。

改装が完全に完了したシティーマーケットにも寄りました。
以前あった怪しい雰囲気は一掃白を基調とした明るいマーケットに変貌・・・・なんか残念

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シティーマーケット

その怪しいお店で買いたいものがいくつかあったのになぁ~
どこか別の場所で営業しているんでしょうか。

こんど一人で出掛けた時に探して見ようと思います。

30日に家に帰り、大晦日から正月にかけては、家で静かにしてました。
あっ、元旦に寿司食いにいったか・・・そんなけ。

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カジノ@Vegas [アメリカ観光]

Las Vegasといえばギャンブル・・カジノなのですが、Las Vegasシリーズの記事のなかでは、それに一言も触れませんでした。カジノはあまりにも有名ですのでね、あえて書かなくても・・と思った次第。カジノ以外にもいろいろとありますよということで、記事を読んでいただければ幸いです。

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@Luxor

さて一応今回の戦績ですが・・・マイナスです(笑)。プラスで終わるのは、たぶん比較的容易なんです。とにかく、少ししかやらなきゃいいんですよ。そしたら、かなりの確率でプラスで終わることができます。ただし僅かなプラスですけど。

不勉強なので、一般的なスロットマシンがどのような確率で当たりが来るのか知らないのですが、たとえばルーレットだと、平均すれば期待値は36/38なんですね(0と00があるので)。だからやり続ければ続けるほど、お金は減ることになっている。ただルーレットの場合、平均の期待値が1をちょっと下回る程度で、しかも当たる確率が高いかけ方(赤/黒とか奇数/偶数とか)が可能ので、一度は所持金が最初の投資金額を上回る可能性が高いんです。だから、そこで止めれば損はしないわけです。今までの経験上、それはほぼ間違いないです。たいてい最初の1.5倍くらいにはなるのよ。でも、止められないんだよね〜。で、少し減って来ちゃうと、もういいや全部使っちゃえって、適当に賭けて終わっちゃう。まぁスリルを楽しむための遊技代だね。

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@New York New York

タグ:ラスベガス
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Las Vegas_1 ラスベガスに行ってきました [アメリカ観光]

 クリスマス休暇はラスベガスに行ってきました。1日休暇をプラスして4泊5日。

 22日にアトランタからベガスへ。
 23日にショッピング関連
 24日はグランドキャニオンツアー
 25日は予備日
 26日に戻り

 というスケジュール。

 私にとっては2回目。かみさんを連れては始めてのベガスです。

 もちろんカメラは持っていきますし、写真の撮影もしますけど、連れのある旅では、それは2の次、3の次。そんなわけで、取材成果はございませんので悪しからず。

 えっと、普通に順番に記載すると、読むときに後ろの記事から読んでいくことになりますんで、6つの記事を逆順アップしております。

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@ベラージオ

2年前のラスベガスの旅の記事はこちら

タグ:ラスベガス
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Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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