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シャクナゲの季節 [アメリカ観光]

 ニューヨーク編をようやく書き終え、疲れてしまってブログ更新をしばらく休んでました。というか、写真のほうを少し調整しながら、flickrにアップしておりました。ブログに掲載したものと同じ写真もありますが、かなり手を加えて別の写真になっているものもあります。興味がありましたらごらん下さい。

サムネイル画面はこちらです。

こちらではスライドショーでごらんになれます。

 さてJune・・・6月、アパラチアン山脈南部は石楠花の季節です。毎年(といっても昨年からですが)、この時期はお花見にでかけます。

 まず最初に、稜線付近を走るブルーリッジ・パークウェー沿いで目立つのが、鮮やかな赤紫カトーバ・シャクナゲCatawba Rhododendron)。日本でいうとアズマシャクナゲのような感じでしょうか。この写真は、アシュビルからグレートスモーキー方面に向かう途中のBlackBalsam付近で撮影したものです。同じくブルーリッジ・パークウェー、アシュビルとMt.ミッチェルの間にあるCraggy Gardens付近もこの花で有名で、最盛期はトレイルが花のトンネルになります。

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Catawba Rhododendron

 少し標高の低いところに咲くのが、白い石楠花。こちらはハクサンシャクナゲ風。ただし樹高はそれよりも高めです。Giant Rhododendronとか、Rhododendron maximumなど、いろいろ名前があるようで、こちらでは一般的にシャクナゲというとこの種のモノをいうのかもしれません。

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Giant Rhododendron

 日本ではカリミアとかアメリカシャクナゲと呼ばれるこの花も有名です。こちらではマウンテンローレルMountain Laurel)という呼び名が一般的なようです。ローレルとは月桂樹のことなので、「マウンテンローレル」は「山月桂樹」という意味になります。しかしシャクナゲはツツジ科、月桂樹はクスノキ科で全く違う種類の植物。実際にはマウンテンローレルはシャクナゲの仲間です。この花、つぼみの形がアポロチョコみたいな形をしていてなかなか可愛い。

20110604-IMG_5781.jpg
Mountain Laurel

 アパラチアン山脈南部の森の様子は日本とそっくりです。「わざわざアメリカまで出かけてまで見に来る風景では無いぜ」ということなのか(笑)、日本ではあまり紹介されません。それはたぶん賢明な判断でしょう。

 昨年買った加藤則芳さんのアパラチアン本をようやく読み初めて、今半分くらいのところです。加藤さんがアパラチアン・トレイルをスルーハイクしたの2005年。今、加藤さんはALSで体がほとんど動かない状態なのですが、ALSを発症される前からあまり体調はよくなかったようで、当時も自分の体と戦いながら歩いておられたのだな・・ということが伝わってきます。強靭な体なのかなというイメージとはずいぶん違ってました。そうは言っても歩く早さはずいぶん速いですけど(^^;


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Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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