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サンフランシスコへの旅2ー勝手にミステリーMUNI [アメリカ観光]

 2日目は朝から本格的な雨徒歩での市内散策は無理!な状況。こうなるともう移動は公共交通機関に頼らざるを得ないので、「MUNIパスポート」という乗り降り自由のフリーパスポートを購入すべく、、まずビジターセンターに寄ることにしました。

 ビジターセンターは街のほぼ中心「Powell」にあります。ホテルからは歩いていける距離。到着してそこに書いてある営業時間を見ると日曜日は9時からと。あと10分ほど。
 ところが・・・9時になっても開きません

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 日曜日は9時から・・・えっ、10月までは・・・って、
 11月からは・・・? 書いてないし(爆)。
 11月からは日曜日はお休みだったんです。 
 じゃぁフリーチケットはどこで買えばいいんじゃいと辺りを見渡すと
 「チケット」の文字が・・・。
 おお、あそこだ・・・無事、チケットと地図をゲットです。

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 サンフランシスコには様々な公共交通機関があります。有名なのが歴史あるあの「ケーブルカー(CABLE CAR)」です。これは3路線あります。

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Cable Car

 そして、もうひとつのレトロ感溢れる乗り物が「ミュニメトロ(MUNI METRO)」。使われている車両は世界各国から集められているそうです。

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MUNI METRO

 そして最も足として便利なのが市内を縦横無尽に走る「ミュニバス(MUNI BUS)」。


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MUNI BUS

 昨日利用した列車「BART」も行き先によっては有効です。MUNIとケーブルカーは、MUNIパスポートで乗車が出来ます。1日券:$14、3日券:$21、7日券:$27。バスは$2、ケーブルカーは$6。一回ごとにお金を払って乗ってもいいのですが、バスではお釣りが出ないので$1札を大量に用意しなければならず結構大変なのですね。だからトントンだなと思ったらパスポートを買っておいた方がbetter。私は3日券を購入しました。本来は、昨日、何をおいても真っ先に観光案内所に行きチケットを買うべきでした。チケット販売所があってよかったです。

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MUNIパスポート
私は3日券を購入しました。
自分で使用する日を削って使うのです。

 チケットさえあれば無敵です。たまたま来たトロリーに乗り、気が向いたら降りればいい。自分の今の居場所はiPhoneの地図で確かめられます。そして、帰りたくなったら、あるいはどこか特定の場所へ行きたくなったら、経路検索してその指示に従えばいいのです。そんな「勝手にミステリーMUNI」の旅の始まり。もちろん日本のようにどこへ行っても安全というわけではないので、それなりの気は使いますけどね。

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サンフランシスコへの旅1ーサンフランシスコへ [アメリカ観光]

 サンフランシスコ3泊4日で行ってきました。4日間とは言っても、日本からハワイへ行くほどの時間がかかりますので、実質3日弱というところです。

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旅支度

 クリスマス連休、どこに行こうかと迷ったんです。これまで2回はラスベガス。1回はかみさんを連れて近場のサバナ&チャールストン。クリスマスらしい風情が味わえるところがいいなぁとは思いましたが、ニューヨーク・シティーとかだとお金かかりすぎるし。いろいろ考えた挙句、なんとなく都会っぽく、歴史的風情もありそうなサンフランシスコにしたんです。でもね、「ありそうな」ってだけで、何があるんだか知りもしない坂が多いことと、ケーブルカーが有名なことしか知らない(爆)

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サンフランシスコ到着。長旅お疲れ様でした。

 そのままろくに調べもせずに、アトランタからの直行便に乗りました。最近は旅の計画もいいかげんです。サンフランシスコ国際空港・・・荷物を回収し・・・さて・・・えっと・・・市内にはどうやって行くのだろ。 ここはサクッとiPhoneで経路検索・・・えっ、15分も歩いてなんかに乗れってか?! 舐め切った私にサンフランシスコの最初の洗礼です。

 いやいや、市内へアクセスするBARTという乗り物があるはずなのですよ・・・掲示されている地図を確認すると、国際便ターミナルの近くにBARTの乗り場があります。空港の各ターミナルを結ぶAir Trainなるものがあるらしいぞ。でもなんか乗り場が遠い・・・人通りの少ない通路から、駐車場を抜けて、エレベーターで上へ・・・そこがAir Trainの乗り場でした。

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BARTのホーム

 無事にBARTに乗り換え市内に向かいます。チェックインにはまだ早いのですがとりあえずホテルに。チェックインの時間まで荷物を預かってもらおうと思ったのですが、もう部屋に入れるということで、そのままチェックイン。ちょうどお昼。

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 ホテルの名前はCarlton。もちろんRitz-Carltonではございません。ただのCarlton。ちょっと古めのホテルです。ノブビルの南、街の中心から少し離れてはいますが、ユニオン・スクエアまではブラブラ歩いていける距離。

 実はこの日は雨の予報で心配していたのですが、空港の滑走路は濡れていたものの、今はすっかり青空が広がっています。これなら午後一杯、散策が楽しめそう。まずは腹ごしらえと言うことで、ホテルから徒歩で15分ほどの場所にある日本人街(Japan Town)に出かけてみました。

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 この日本人街というのが予想以上に凄かった。3ブロックほどがほぼ日本。レストラン、スーパー、本屋、ダイソーまでありました。日本からの旅行者にとっては何の興味もないでしょうが、米国在住日本人にとってはありがたい環境です。

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大阪城もありました

 昼食を食べてから、ゴールデン・ゲート公園まで歩くつもりだったのですが、あっという間に天候が激変外は雨。傘は無い・・・。

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コンサートも・・・

 雨は少し小降りになりましたが、流石にこの天候で1時間以上も歩く気にはならないので、トロリーバスに乗って、ゴールデン・ゲート公園Golden Gate Park方面へ。

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Golden Gate Park

 公園では降ったり止んだりの雨の中、なんとなく日本庭園を見たりして、再び日本人街へ戻り、夕食もそこで済ませてホテルへ。なんだか日本に観光に来たみたい

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今年最後の紅葉狩りになりました

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チョット変なところもあるけれど、まずまずの庭園


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バシャデリック・ジャパン [カメラ&写真]

  そうそう、こないだfacebookでバシャデリック・ジャパンなるものが紹介されており、ふーむ、やはりこういうものが出てきたか・・・と、感慨に耽りました。素敵な写真が撮れる写真スポット世界中の人とシェアするサービス被写体、場所から撮影ポイントが検索できるとのこと。カメラにGPSが搭載されていることが普通になり、写真共有サイトやSNSにアップされている画像データに位置情報が付与されていることが普通になってきました。タグから被写体、場所をピックアップして撮影ポイントを探るなどということは、既にかなり出来るようになってはいると思うのですが、バシャデリックはその部分に特化したシステムであり、サービスだということなのでしょう。「特に風景写真好きな人にはたまらないサービスになるはずです。」と書かれていまして、確かにその通りなんだと思います。

 私がかつて撮影していた富士山写真の分野?はまさに情報戦でした。富士山写真の出来栄えはテクニックじゃなくて情報と行動力によって決まるんです(爆)。場所だけじゃなくて、季節と気象条件も複雑に絡んで、今日、何時に、どこにいれば一番いいかというのが決まるんで、携帯電話やインターネットが普及してからはライブカメラを活用したり、仲間同士で現地情報をやり取りして撮影する方も多くなりました。

 好撮影地だと多くの人に認められた場所は定番」と呼ばれるんですね。もちろん定番は季節によって変わります。あるコンテストでまだあまり知られていない撮影地の写真が上位入選したりすると、翌年はそこにカメラマンが殺到、数年後には定番撮影地に昇格というような形で、定番が増えていくんですよ・・(^^; 

 バシャデリック・ジャパン。キャッチフレーズは素敵な写真は正しい写真スポットから」なのだそうです。この「○○な○○は正しい○○から」ってよく聞いたことあるフレーズのような気がしてるんですが、なんでしたっけね、まるで思い出せません。CEOは山村さんという日本人ですけど、会社自体は米国にあるようです。

 成功するかどうかは、データーである写真の質を維持できるかどうかでしょう。一般ユーザーの画像がデータになってしまうようだと、しょうもない写真ばかりが検索されて役に立たないですからね。画像の他に季節とか天候とか撮影のポイントとか・・・そんな情報も必要なんだろうなぁと思います。

 と、ここまで書きましたが、私は「素敵な写真は正しい写真スポットから」ってのはメッチャ嫌いな言葉です・・・というか意味が分からん。「正しいスポット」ってのは何なんだ・・・と。スポットじゃなくてエリアくらいだったら分かるんです。「この辺りがいいよ」というね。スポットと言われるとかなり違和感を感じる。

 確かに私も定番っぽい見栄えのいい写真を撮っちゃうんですよね〜折角だから押さえておかなくっちゃと思っちゃうんですよ。で、その写真は極めて狭いスポットからしか撮れないってことも確かに多いんです。 ただねぇ〜本当はそんなどこにでもある写真を撮ることよりも、自分で発見した何かを撮ることに集中したほうがいいと思ってはいるんです。いや、めちゃくちゃ好条件で、現地で売っているポストカードなどよりはるかに良い絵が撮れると判断した場合にはその限りではないんですけれどね。ただ一般的には、被写体も撮影地も自由で良い。自分で発見したしたほうが楽しい意外性があったほうが楽しい。昔は今のように情報がふんだんになかったので、地形図と地名情報だけから風景を想像してバイクを走らせたこともありました。それが楽しかった。

 とはいえ定番写真は質がよければ売れる可能性が高いので、折角撮影できる機会があるのなら商業的にはキチンと押さえて撮影しておいたほうがよく、効率よく撮影地を決められるパシャデリックを利用するのは良い方法。さすがはMBAを取得したCEO(爆)、「売れる写真は、正しいスポットから」っていうキャッチフレーズなら納得です。

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アトランタのクリスマスイルミネーション [アメリカ生活]

 アトランタ、フィリップス・アリーナでのNBAの試合が終わった後、オリンピック公園をぶらり。クリスマス・イルミネーションがきらめいており、9時を過ぎてはいましたが、家族連れ、友達同士、カップルなどでけっこうな賑わい。アトランタは都会なのでビルの明かりもそこそこにあり、そこそこに綺麗。でもこれから3時間かけて帰らなきゃいけないので、そこそこで引き揚げです。

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 MLB、N'FL、NBA、そしてNASCARアメリカで人気のプロスポーツを昨年から今年にかけて観戦体験しました。日本ではスポーツ観戦に行くことなどなかったんですが、なんなんでしょうね。折角アメリカにいるから、今のうちにという思いと、あとは独身・・・じゃない、単身赴任の気楽さってのがあるんでしょう。

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 私の記憶が確かなら、日本で最後にプロスポーツを見たのはおそらく小学生のときです。中日球場。中日ドラゴンズ。星野仙一全盛期。対戦相手はすっかり忘れましたが、友達と見に行きました。高校野球は高校時代に見に行きましたけどね・・・見に行ったというか・・・演奏しに行ったんですけど。大相撲の本場所を見に行ったのもたぶん小学生時代です・・・輪湖時代。もしかしたらその後、本場所を一回くらいは見に行ったかもしれません。本場所じゃなければ20年くらい前に一回行ったかな。まぁそんなもんなんです。

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 ここの駐在員は、マスターズを見に行く人が多いんです。オーガスタが近いので。入場券は早く申し込まなくてはいけなくて、しかも抽選だったりするので、気が向いたからほいっ、って出かけるわけに行かないんですね。これはきっと、あたしが行く事はたぶんないでしょう。

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 写真も今は雑多なものを撮っていますけれど、写真を始めて間もなく撮影対象をいわゆる自然風景とか草花に絞ってしまったこともあって、いろんな種類のものを撮ってはいないんですよね。いわゆる「写真少年」みたいな時期が短かったんです。だから、今それをやっている感じはある。これはアメリカに住んだことによるものじゃなくて、きっとデジタル化の恩恵なんです。デジタルの気楽さ、敷居の低さっていうのは凄くあって・・・たとえばフイルム時代はスポーツ写真なんか、ちゃんと撮れる確率が低すぎて、なかなか取り組めませんでした撮影修行のために金かかりすぎちゃう。いまは沢山撮ってもコストは変わりませんし、トリミングも楽だし。いい時代です。

 本年、1〜3月に近年まれに見る低迷を記録していた撮影ショット数ですが、この年末、振り返って見れば過去最高のショット数になっておりました。25,000ショットをもっともエアショー、野球、アメフトなど無駄な連写をする機会が多かったのがひとつの要因。そんなのをRAWで撮ったりしているんで無駄なことこの上ない。使い道のない画像を捨てる作業がまるで出来ていないのが問題ですわ。ずっとこのままハードディスクの肥やしなんでしょうねぇ。


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クリスマス連休はSan Franciscoへ [アメリカ観光]

クリスマスの連休サンフランシスコに行くんですよ。

4連休による「旅に出かけなきゃいかんという強迫観念」に押しつぶされるように決めたサンフランシスコ行き。フライトとホテルは予約したものの、さてサンフランシスコって何があるんでしたっけ???状態っす。

坂が多くて、ケーブルカーが走ってる・・・
        そのくらいか・・・知識は(^^;;

 1日はヨセミテ行くんですよ。市内のお店や施設がきっとお休みになるクリスマスの日にそれを当ててあるの。面倒だから日帰りのツアーです(日本語)。冬は行動が限定されるから泊まりで行かなくてもいいやと思ったんです。割高のクリスマス・シーズンはなおさら宿泊のコストパフォーマンスが悪いし。日帰りツアーの料金$160でした。レンタカー+ガス代くらい。いつか訪れるときの下見みたいな感覚です。2度目の機会は実際にはないかもしれないけど、それならそれで「行ったことあるぞ」というアリバイ作りにはなりますからね。

 それはいいんだけど、問題は丸1日あるサンフランシスコ。もちろん市内観光ツアーなんてのもあるけど流石にそれは・・って感じがしてます。

 パシフックハイツ付近、チャイナタウンアラモスクエアあたりを散歩して飯食って、ノブビルのグレース大聖堂とか見て、あとはロンバードストリートを見ておくくらいなんでしょうか。気になる企画展が開催されているのなら、「サンフランシスコ近代美術館」って手もあるんですが、特になさそう。

時間があったらアルカトラズ島ですかねぇ・・・監獄のあった。

カメラ、コンデジだけでいいかもしれない。
クリスマスのイルミネーションが特に綺麗なところはあるのかしら・・・。

と、だいたいこんな曖昧な感じで出かけてしまう・・・最近。

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クリスマスカード日本到着 [アメリカ生活]

クリスマスカード年賀状日本に到着したみたいです。

毎度、アイデア不足で申し訳ございません。

白基調にしちゃう?・・・とか、折り曲げるタイプにしちゃう?・・・とか
イロイロ考えるんですが、
結局押し迫ってああいうのになっちゃいます。

ドメスティック向けも、文字をハッピーホリデーズに変えただけで、同じ絵柄にしちゃいました。

土曜日の午前中に郵便局に預けたので、到着までおよそ一週間

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実際のXmasCardとは全く異なります

話はころりと変わりますけれど、先般の選挙、郵便での投票は投票日必着だったから、金曜日の朝には出さなきゃいけなかったってことです。領事館から送られてきた在外投票の説明によると、
1)登録されている選挙管理委員会に、請求書および選挙人証を送付する。
2)選挙管理委員会から送られてきた投票用紙に記入し、国内投票日の投票所閉鎖時刻までに選挙管理委員会に届くように郵送する。
そうなんですけど、これって間に合うんだっけ(^^;;

公示が12月4日。7日出さなきゃ間に合わないかもですね。投票用紙ってそれまでに送ってくれたんでしょうか。いずれにしろ、そんなに早く決められそうもなかったですわ。公示後も各政党のトークは微妙に変化してたし・・・と、棄権を正当化したりして。

自民圧勝にみえる選挙結果でしたが、自民の絶対得票数は惨敗だった前回よりも少なかったらしいですね、民主党が負けただけというのが正しい見方なのでしょう。予想通りとはいえ民主は負けすぎ。3年前のあのマニュフェストにはモトモト賛成しかねていたし、本当にそれをやっちゃったら大変と思っていたアタクシにとっては、野田さんは近年の総理の中ではかなりマトモにみえていましたが。

さて、勇ましい安倍自民党で、日本はどう進むのか。
「みっともない憲法を変えるのだ」となんだか張り切ってますね。
日本が「押し付けられた憲法によって戦争が出来ない国」を卒業するのには反対するわけじゃありませんが、「自らの意思で戦争をしない国」であり続けたいと思いますね。ただ、そういう意図を持っていたとしても、憲法改定は周辺国あるいは世界に警戒されるのでしょうけど。

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NBA初体験 [アメリカ観光]

 土曜日はアトランタフィリップス・アリーナ(Philips Arena)NBAのゲームを見に行きました。BaseballAmerican footballを見たので、ここはもうBasketballも行くしかないと。

 Philips Arenaを本拠地にするのは、アトランタ・ホークスAtlanta Hawks)です。今シーズンはここまで14勝6敗というまずまずの成績で、サウスイースト5チーム中の2位です。この日はウエスタンのゴールデンステイト・ウォリアーズとの対戦。

 Philips Arenaは、水族館やWorld of Coca-Colaなどの観光施設が集まっている、オリンピック公園の近く、CNNセンターの裏手にあります。この周辺は駐車場も多く、駐車に不便はしません。オリンピック公園に面したCNNセンターの中にも入り口があるので、アクセスはなかなか便利。

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 試合は夜7時から。早めに到着してブラブラしていても、ここなら退屈はしません。というか、アトランタ観光のあと、夜ゲームを見て、今の時期ならそのあとクリスマス・イルミネーションのオリンピック公園を散歩して帰るというのがベストかも。もっともアタシみたいに一人じゃどうしようもありませんが。

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選手入場のパフォーマンス

 席はほぼ一番後ろ。安いので(^^;   カメラはコンデジのFUJI X10だけ。流石にバスケットは高い遠くの位置からを撮ってもねぇ・・・と思ったので。一応、webサイトによるとプロフェッショナルじゃないカメラは持ち込みOKということになっています。

 安い席は結構いっぱいでしたが、(値段が)高い席はガラガラ。予約サイトではほぼ満席だったので、年間予約席とかそういうのなんでしょうね。盛り上がらねぇなぁって感じ

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向こう側に見えるお値段の高い席・・・ガラガラ

 試合はホークスの大負けでした。115:93。3ポイントシュートがまるで入らず。着実に店を積み重ねていくウォリアーズに差を付けられ、追いつこうとさらに3ポイントシュートを狙いに行っても、まだ入らず・・・みたいな。おまけにフリースローの成功率もビックリするくらい低かった。

FG成功率       49.5% : 36.9%
3Pシュート成功率 41.7% : 19.2%
フリースロー成功率 87.5% : 72.2%

見てる方が辛いわ!!

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試合前、ハーフタイム、タイムアウトの際に行われるイベントは多彩でした。
子供、大人、あるいはマスコットのダンスやチアリーダーの演技。
観客を引きずり出してのゲームやらクイズ
ハーフコートからのシュートチャレンジとかね。

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この姿にもかかわらず、かなりキレのあるDanceを披露してました

中でもひときわ盛り上がっていたのが、KISS CAMです、カメラが観客の中のカップルを写すんですね。写るとキスしなきゃいけないということらしく、そこでブチュッ〜と。若いカップルから、老人カップルまでですね・・・写します。打ち合わせ無しなんでしょうねぇ・・これ。愛人連れていくのは不可ってことだ。

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こんな感じですわ。

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ディープキス

最後は選手のツーショット写してましたが・・・もしかしてあっち系?

そんなことで、NBA初体験は出来たモノの、今ひとつ盛り上がらず帰ってきました。

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ホリデーシーズン [アメリカ生活]

 サンクスギビング・デー(の翌日からかな?)から元旦までをアメリカではホリデー・シーズンと呼びます。たいていは11月末にサンクスギビングで4連休12月末にクリスマスで4連休、そして元旦が休日・・・と、お休みが続きます。さらに1月にはキング牧師の記念日もあるので、そこでも3連休です。(州によって休日には違いがあるので、どこでも同じとは限りませんが)

 サンクスギビングやクリスマスは家で家族と過ごすという習慣もあり、お店や観光地もお休みになってしまうところが多く、計画を立てる際には注意が必要ですが、自主的に休みを取らなくても4連休というのは、アメリカでは普通この2回しかないので、長めの旅をするには貴重な機会ではあります。

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Walt Disney World

 昨年と一昨年は、かみさんが来ていたので、ディズニーワールド(フロリダ)やラスベガス(ネバダ)&グランドキャニオン(アリゾナ)、あるいは近場のチャールストン(サウスカロライナ)やサバナ(ジョージア)などに行きましたが、一人だと一人で・・・また悩みます。

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Las Vegas

 冬なので、冬山が好きスキーが好き・・なんていう人以外は、「冬だからこそ行きたい」という場所がなかなか無いんですよね。あえて言えば、クリスマスのイルミネーションが綺麗なところに行こうかな・・・くらいでしょうか。それとて、どこが綺麗なのやら分からないですし、クリスマスの「鉄板」と思われるNYシティーは金かかるだろうなぁ・・・なんて計画を立てる前に無視するのでなかなか候補があがってきません。

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SAVANNAH

 いっそカナダへオーロラをとか、逆にカリブへ・・とも考えるのですが、いまいちモチベーションが・・・というところです。西の方は日本からツアーで行くのとさほどコストが変わらないんですよねぇ・・・。そんなことも頭をよぎります。

 なんてことを言いながら、実はもうクリスマスの4連休は決めておりまして(日本から飛んだほうがコストが安いかもしれない西海岸です)、フライトもホテルも予約済み。正月は1日か2日休暇を入れて連休にして、どこかに行こうと思っていますが、ここのところちょっと費用のかかる旅が続いたので、節約の旅になるかもです。

 連休に出費が嵩むため普通の週末は家でじっとしている今日この頃

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クイックシュー反対!! [カメラ&写真]

最近、クイックシューって混乱してませんか?

メーカーによって仕様が異なるっていうのは昔からなんだけど、最近「DIN規格」なんてのが出てますよね。

こないだ、ベルボンの「PHD-52Q」というヤツを買ったんです。
そしたらこれが「DIN規格」。
昔のベルボンの規格とは違う。

クイックシューなんていらないんだけど、最近の比較的小型の雲台ってクイックシュー一体型ばかりになっちゃってて、シンプルな雲台が選べないんですよ。少なくともB&Hには適当な選択肢が無かったの。だから仕方なく買ったわけ。

今、移行の過渡期なのかもしれないけど、とっても面倒な状況になってるような気がする。

あたしの手元には、
 自由雲台がスリックの独自規格のクイックシュー一体型
 3Way雲台がベルボンのDIN規格のクイックシュー一体型
 あちこちに転がっている単体のクイックシューがベルボンの旧規格
 日本には、かなり昔のマンフロットクイックシュー一体型3way雲台

なんと、一つとして同じモノが無い(爆)

もう滅多に三脚使わないんだから
 クイックシューなんかいらねぇっての

それにさぁ、ガッチリ固定したいときは、クイックシュー使わないという選択肢も残したいし、クイックシューのプレート無くしただけで三脚撮影続行できなくなる状況ってのもありえねぇし。(実際は意外と無くさないんだけどね)

長く使えるモデルにして欲しいぜ・・
  と切に願う今日この頃でございましたとさ。

マットで隠してあった荷物 [アメリカ生活]

 日曜日、玄関を開けたら、玄関マットがズレていて、その下に荷物がありました。UPSが配達した荷物です。B&Hに注文してあった三脚の雲台です。

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 家への出入りは屋内の駐車場の中のドアからで、普通は玄関を使わないんですね。ネットでお買い物をした場合には、届きそうな日に、荷物もしくは張り紙をチェックするんですが、今回は入荷してから出荷ということになっていたので、時間がかかったのです。水曜日にあった出荷のお知らせのメールには気がつきませんでした(^^;

 UPSでは安いものだと、こんな配達のされかたをします。発送者が受取人のサインを求めている高額の商品の場合は置きっ放しはせず、3回まで配達してくれます。しかし、あたしの場合、絶対受け取れないので、玄関に貼られた紙を持ってUPSの配送センターまで出かけて受け取ることになります。窓口が開いているのは平日、それも9時から12時半ととても短いのですが、家から近いんで受け取りは比較的楽です。

 郵便局(USPS)の小包の場合は、安くても置き去りにはされなかったような気がします。配達は原則1回。郵便局は土曜日も営業しているので受け取りは楽。

 DHLで配達されると困るんです。「居なかったから持ち帰ったが、いつ配達したらいい?」と連絡があるものの、昼間に家に居ることが出来ない。配送センターは、うちから1時間以上かかるグリーンビルの空港の近くにあって受取にいくのは大変。日本のAMAZONNに注文した書籍が以前これで配達され閉口しました。


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すみません棄権しちゃいました [アメリカ生活]

 結局選挙は行きませんでした領事館での投票は土曜日までだったのです。経験してみたかったのですが・・・往復6時間はかかるんですよね〜。そこまでのモチベーションは湧きませんでした。もちろん投票日までに日本に届くように郵送するという手もあるようですけど・・・さぼりました。今はインターネットとかあるんでまだ良いですけど、それがなかった昔は、公示から投票まで一週間では誰が立候補しているのか知ることすら難しかったでしょうねぇ。もう、ここまできたんだから・・・インターネットで投票できるようにしてくれないですかね。今の投票所だって別に本人確認しているわけじゃないんだし。多少の成りすましがあったって大勢に影響ないような気がします。

 それにしてもいつにもまして今回は悩みますよね・・・投票したい政党がなくて。もっとも前回もそうでしたがね。

 それほどニュースをチェックしているわけではないですけど、第3極などとちやほやされたいくつかの政党も、自己崩壊しちゃっているようですね。もともとバラバラのものを、応急処置でくっつけただけだから、崩壊するのも当たり前ですけど。当選後にはきっとバラバラになるんでしょう。今回事前調査で少なくとも比較第一党にはなると予想されている自民党も、おそらく消去法で選択された結果じゃないのかなぁ。最近の党首の言動や発言だけを見ていると一番懲らしめたいはずの民主党の党首が一番マトモに見えるのが困ったものです。自民は石破さんのほうが好きだったんだけどなぁ・・普通のことを、溜めて溜めて、引っ張って引っ張って、瞬きしないでゆっくり話すwww

 ひとつの政党を選ぶっていうのは難しいですよね。その政策全部に賛成できるなんてことはほぼあり得ない。前回の選挙では、民主党のマニュフェストは賛成できないし実現も不可能だろうけど、自民を懲らしめたいからとりあえず民主党に入れたという人が多かったのじゃないかなと思ってます。だから今のような状況になることは大体予想はついていたんですよね。ただもちろん、震災でさらに酷いことになっちゃったというのは想定外だったですけど。

 今は、少しでも悪くないと思うほうに自分の持ち点100%を投入するしかないんですが、これ、持ち点10を配分して投票できるようにしたらどうなるのかと思いますよね。たとえば政党3つまでに配分して投票できると。 自民に5、民主に3、維新に2とかさ。インターネット投票にしたら可能でしょうねぇ〜。そうすると10点入れてくれる人が多そうな公明、共産あたりがちょっぴり躍進しちゃう?(爆)

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クリスマス・カード発送 [アメリカ生活]

 先週はクリスマスカードを製作し土曜日午前中に発送。水曜日の夜からインクジェットで画像の印刷をはじめようとしたらインク切れ。買い置きしておいた色と違う色が無くなっちゃったので、金曜の夜に購入補充してプリント再開

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ほとんどのInkが切れそうだったので、全色入り買っちゃいました。

 今回使った画像は2枚だけ、上半分がNew York CityのTimes Square、下がLas VegasのVenetian Hotel前からの夜景です。すっきりさせたかったのですが、例年のようにゴチャゴチャしていまいました。文字はMerry Christmasと Happy New Yearを両方入れます。文字の部分だけ元画像をちょっと暗くします。レイヤーで薄い透明な黒を重ねるんです。

 ちょとしたコメントも入れますが、これは複数タイプ用意して使い分けます。何年も会ってない人に「お世話になりました」ではオカシイですから。さらに裏面に住所と名前と電話番号を印刷したシールを貼る。このシールもホリデーシーズンバージョン。

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封筒の裏にもシール

 プリントサイズは4x6。日本のハガキとほぼ同じ大きさ、欧米では最も一般的な写真サイズです。しかしこのサイズのプリントが具合良く収まる封筒がこちらにはほとんど売っておらず洋2号というサイズの封筒を、このために日本で調達してきています。

 宛名は、AppleのワープロソフトPageを使って、アドレス帳のデータを直接封筒に差し込み印刷。これ、ときどきプリンタに入れる向きを間違えて大量のNGを出したりするんです。今回も一回間違えて・・・十数枚NG。日本からの調達品なので、そういうことがあるといきなり大ピンチに陥ります。

 宛先を印刷した封筒に、コメントを変えたいくつかのタイプのプリントを入れ分けていきます。見直しチェックはしないので、間違ってしまったらごめんなさい・・・です。

 さらに・・・一部の人にはスペシャルのコメントを書いたシールを裏にもう一枚貼ります。もしくは、小さな紙にコメントを書いて入れます。ネット関係の知り合いの人にはそこまでしません(爆)ホントはカード自体も出す必要もないんでしょうが・・・プリントした写真を見せる機会がほかにないので、住所が分かっている人には送ってます。

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郵便局で切手を買って、その場で貼って出してきます。
切手は裏のノリをしめらせるタイプではなく
剥離紙付のシールになってます。

基本は、一年前に年賀状を貰った人にほぼ機械的に出しています(そうじゃないのもありますが)。なので年々順調に減っています。めでたしめでたし。

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土曜日の郵便局は混んでいる

 アメリカ国内向けのカード製作にはまだ手が付いていません。郵便局には20日までに出せと書いてありました。

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封筒ありました。


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サンタフェへの旅の後の道草・・アトランタ HIGH 美術館 [アメリカ観光]

 最近は記憶力の低下が甚だしく、ついこの間の出来事なのに、ほとんど思い出せないってことが頻繁にあります(爆)。なので、このブログも私の脳の代用として旅の記憶を残すという位置づけが、最近は以前にもまして大きくなっています。自分の記事を読んで「ふーん、そうだったのか」なんてことを思ってしまう今日この頃。かなりアブナイです。サンタフェへの旅はほぼ2週間前の出来事を書いているわけですが・・思い出すのはこのくらいが限界かもしれません。既にどの話がどの教会のだったか・・・すっかり混乱しているくらいですから。

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ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港

 自分の記憶のためとはいえ、他人に読んでいただいて、少しでも参考になったのなら、なおのこと嬉しいので、そんなときは出来ればコメントなど頂ければ幸いです。記事を見返すと誤字脱字、表記のミスなどを自分でもたくさん見つけるのですが、修正する余力もなく、そのままになっている部分がずいぶん多いです。読み難い部分もあると思いますがなにとぞご容赦下さい。

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High Museum of Art

 さて、ニューメキシコからひとっ飛び、到着したアトランタの空港を出たのが12時頃でした。折角のアトランタなので、少し寄り道。ダウンタウンの北にあるハイ美術館へ。

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美術館のギフトショップにて

 何回か訪れてはいるのですが、今回は大統領選の写真(昔のね)が展示されているということで寄って見たのです。 その展示はプリントサイズも小さく、数もそれほど多くなく、ブッシュ父ばっかりだったり・・・と、たいしたことはなく、他の展示も含めてぼんやりと一通り見て歩きました。あれ〜? 杉本博司さんの作品って常設されてたっけ??? と新たな気づきも。

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美術館のギフトショップにて

 来年の夏に、今年、日本で話題になったフェルメールの真珠の首飾りの少女が、ここに来るみたいです。あたしは、たまたま日本で見ましたが、きっとここは日本よりは混まないんでしょうね。

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美術館のギフトショップにて

タグ:アトランタ
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サンタフェへの旅11(最終回) ー慌ただしく帰り支度 [アメリカ観光]

 アルバカーキには、他にも興味深い博物館とか美術館があります。ネイティブ・アメリカンと昔の文化に関するものが多いですけれど、熱気球が有名なようで、それに関する博物館もあるようです。ぺトログリフのある丘からは熱気球が見えていました。世界一長いらしいロープウェーなんてのもあります。行こうかどうか迷いましたが今回はパス。今回は・・って、次回はたぶんないですけどね。あと、このあたりUFO見たとかの話も結構多くて、ビジターセンターのおっちゃんも、そんなことをなにやら話してました。
 
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熱気球浮かぶアルバカーキ

 今日はアルバカーキ空港に近いホテルに宿泊します。明日の朝のフライトが6時15分と超早いので、空港の近くに泊まらざるを得ませんでした。まずはホテルにチェックイン、でもってレンタカー・センターに車を返しにいきます。レンタカー・センターからホテルまでは歩いても10分くらいなので、徒歩で戻り。レンタカーを返しに行くから迎えに来て欲しいとホテルに頼めば、対応してくれたような気もしますが、どうなんでしょうか。レンタカーセンターのシャトルバスに乗って、ホテルの近くで降ろしてもらうことも考えたんですけど、ちょうどシャトルバスがいなかったんで、歩きはじめてしまいました。 レンタカーセンターのシャトルバスで空港まで行って、ホテルのシャトルバスでそこに迎えに来てもらうという面倒な手段もありますが。そこまでするなら歩いたほうが早いかな・・・と、そんな感じ。

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 ホテルに戻って明日の朝の、シャトルバスを予約。夕食に出る「足」は既に失ってしまったので、ホテルのレストランでピザを注文。丸々一枚来ちゃうので、朝も兼用。あとは朝ちゃんと起きるだけです。

 翌日、早朝のアルバカーキ空港はかなりの混雑で、ちょいと早めのつもりで5時に予約したシャトルバスでちょうど良かった感じでした。自動チェックイン機から出てきたチケットに「席はゲートで確認してください」とあり、どうやら満員のため席調整をしている模様。ダブルブッキングということであれば、あたしはには一便遅らせたっていいくらいの余裕はあったんですが、ゲートで受け取ったチケットは、ちょっといいエコノミークラス(シートのクッションがちょっといい)にアップグレードされていました。ラッキーです。

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朝のフライトならではの光景

 アトランタまでの空の旅。寝ている方も多いので、シャッターはほとんど閉めていたのですが、ときおり開けてちらちら覗いていたところでは、3時間のフライト中、ほとんど眼下に雲がないという状態でした。まぁどうでもいいことですけども。

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風車(わかりますかね?)の並ぶ大地

 空港が混んでいたようで、時間調整のため空港を通り過ぎ、ストーンマウンテンあたりまで飛んでUターン。おかげさまで上空からのストーンマウンテンを撮影することができました。

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ストーンマウンテン(アトランタ)

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サンタフェへの旅10ーアルバカーキで江戸時代の絵文字を見る [アメリカ観光]

 アルバカーキの町の近くにペトログリフ・ナショナル・モニュメント(Petroglyph National Monument)があります。ペトログリフというのは岩石や洞窟内部の壁面に意匠、文字が刻まれた彫刻のこと。ナシュナル・モニュメントとして保護されている区域には、火山岩に刻まれたペトログリフ(絵文字)がなんと1万7千も残っているらしいです。

 これらのペトログリフが刻まれたのは400から700年前だそうです・・って、たいして古くねぇじゃねぇかよ(爆)。ペトログリフと聞くと古代をイメージしてしまうのですが、新しいものは江戸時代のものですよって言われちゃうと、アリガタミが無いというか、拍子抜けしちゃいます。700年前だって日本は室町時代くらい、イタリアではルネサンス時代の初期です。それだけ当時、世界の中で文化の差があったってことなのでしょう。 絵を刻んだのはネイティブアメリカンと初期のスペイン人入植者おいおいスペイン人、お前らも一緒になってこんな絵を書いていたのかよ!! と驚きますが、スペイン人にとっては、これらの絵文字が前衛芸術にみえたのかもしれず、ひょっとすると、当時は「ゆるきゃら」がブームだった可能性もありそうです・・ほんとか。

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 公園のほぼ中心にビジターセンターが設けられています。しかしその周辺にはペトログリフはありません。ビジターセンターの近くにはトレイルが設定されているんですが、そこにはペトログリフは無いのです。

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 実は、ビジターセンターから少し離れたいくつかの渓谷にペトログリフ群があるのです。4箇所の渓谷にトレイルが設定されており、まず訪問者はこのビジターセンターに立ち寄り、レンジャーの説明を聞いて、地図を貰い、好みのトレイルを選んで訪れるという仕組みになっています。もちろん場所を知っていればイキナリ渓谷に向かってもOk。

 もう日没までさほど余裕がありません、なのでビジターセンターから最も近く、トレイルも短そうな「Boca Negra Canyon」に行ってみることにしました。標識も出ており、とくに迷うこともなく現地に到着。ゲートがあって、閉園時間になると閉められてしまうようです。今の次期、閉園は5時。あと1時間もありません、急がなければ!!

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 残照に映えるペトログリフ。江戸時代のですが(笑)・・・絵にはなります。

 それにしても・・・ペトログリフ・・・ありすぎだろ、という感じは否めません。あっちこっちに書きまくりです。ポツ、ポツと点在するというより、あるところにはかたまってある、という印象です。なんだったんでしょうかね、ここ。屋外落書き場?

 「あと、10ミナッ〜ツ」とレンジャーの声が響きます。切り上げます。

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サンタフェへの旅9ーさらばサンタフェ [アメリカ観光]

 土曜日のプラザ周辺は観光客でとても賑やかでした

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プラザ

 工芸品や、ジュエリー、アート作品を売る露天商がたくさん出ています。自分、もしくは家族、一族の誰かが作ったものを、ここで売っているというケースが多いようです。結構な人だかりでした。

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 最近は凄いですよね。床に布切れを敷いて品物並べているだけの商いでもVISAのマークが表示されてますからね。カード情報、決済情報を端末から無線で飛ばすんでしょう。見かけは旧態依然としてますけれど、きちんとハイテクは導入されています。

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 もちろん、カード決済できないお店もありますので、この手のところで買い物をしようと思うなら現金を用意しておいたほうがいいと思います。私、財布にほとんど現金がなくなってたので、ATMで$200ほど引き出しました。たいていATMって$20札しか出てこない・・・そう思い込んでいたんですが、なんと・・・50ドル札が出てきたんです。実はあたくし50ドル札見たのは初めてです。

 実際、最初は$50札が含まれているなんて思わなかったんですよ。全部20ドル札だと思ってて、露店で買い物して引き出したばかりのお札の中から一枚渡したんです・・・「こんなに貰っていいの?」と言われて初めて気がついた(^^;  それが50ドル札だったってわけです。いやはやATMから50ドル札が出てくるなんて驚きです。思い込みはよくありません。油断できないサンタ・フェです。

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 ニューメキシコ美術館New Mexico Museum of Art を1時間ほど見学してから、アルバカーキに向けて出発。往路はインターステイトを利用しましたが、帰りはターコイス街道を利用しました。「ターコイズ」というのはトルコ石のことで、この付近では古くからよく産出され、いまでもお土産にはこの石を用いた装飾品が多いです。この道は、国の「歴史シーニック街道」にも指定されています。

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セリオス

 セリオス村(Cerrillos)というのがこの街道の途中にあります。鉱山が栄えたときには賑わったらしいですが、今は閑散。未舗装路と残された古い建物の様子は、一見廃墟、あるいは西部劇のセットのようにも見えました。実際に映画のロケに使われたこともあったようです。しかし比較的新しげな建物を観察すると、村の雰囲気を壊さないようにされてはいるものの、そこそこ立派なものであることも分かります。わざとこの雰囲気を作ってる・・・ようにも見えました。ショップやミュージアムもあるのですが、外見を見ただけで寄ってはきませんでした。

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セリオス

 さらにアルバカーキ側に少し走るとマドリッド(Madrid)という町があります。かつて炭鉱で賑わった町なのだそうで、炭鉱の見学もできるらしいです。道の両側には食べ物屋や土産物屋、ギャラリーなどがずらりと並び、ちょうとお昼時だったこともあって大賑わい。食事をしようかな・・・とも思ったんですが、結局車を止めることなくスルーしちゃいました。

 マドリッドを過ぎると、アルバカーキに近づくまで、延々と、街もなく、ガソリンスタンドも無く、丘陵地をアップダウンする道が続きます・・・・

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 ガソリンがちょっと心配に・・・(^^;  ガソリン代前払いでレンタカーを借りているので、出来るだけ空っぽにして返したいから、ちょっとしか入れてないんです・・・そろそろと思ったときにスタンドが無いと超困る(爆)


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サンタフェへの旅8・・・問題を抱えた礼拝堂の話 [アメリカ観光]

 4日目のサンタ・フェです

 今日は昼にはサンタ・フェを発ち、アルバカーキに向かう予定です。これが最後とも思うとなんだか名残惜しく、夜明け前にアメリカ最古の教会といわれるサンミゲル教会(San Miguel Mission)へ行ってちょっと撮影写真家たるもの、本来こういう時間から仕事しにゃいかんのですが、今回はずっとサボっておりました。今回の旅で初めて三脚使っちゃった。 

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1610年にスペイン人によって建てられたそうです。

 この教会の横には、アメリカ最古の家とされている建物があります。なにがどう最古なのかよくわかりませんが、とにかく最古らしいです。

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アメリカ最古の家らしい・・・

 ホテルに戻って朝食をとり、チェックアウトしてから再び街へ。サンタ・フェは4日目になりますが、これまで市街中心部を歩いたのは夕刻から夜で、昼間に歩くのは実は今日が初めてです。

 まずロレットチャペル(Loretto Chapel)へ・・・ここは「奇跡の階段」と呼ばれる螺旋階段が有名なんです。この階段の奇跡は、砂とは違って、階段を登ると病気が治るというわけではなく、礼拝堂に設置されている「柱が無い螺旋階段」が奇跡の構造物だ・・・てことらしいです。

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ロレットチャペル

 150年ほど前、教会がこの礼拝堂を建てたとき、2階に上がるための階段が設計されなかった・・・らしいのです。設計し忘れたのか、梯子で昇ればいいと思ったのか。2階は聖歌隊が歌う場所なんですが、とにかく階段が無いんだから、聖歌隊の皆さんはたいへんです。

 どうしようかと困っって、大工であった聖ヨセフにお祈りしたんだそうで、そもそもこんな単純な物理的な問題をお祈りしてどうこうしようなんてこと自体、どうかと思うんですが。するとですよ、どこからともなく老人がやってきたらしいんですね。「聖ヨセフの化身」??

 ここから、ビフォー・アフターのBGMを頭の中で流して読んでくださいな ♪

 ここはサンタ・フェにある、とある小さな教会の素敵な礼拝堂。しかしこの礼拝堂はとても大きな問題を抱えていました。なんと2階に上がる階段がないのです。聖歌隊のみなさんは、いつも梯子を使って昇り降り、いまに足を踏み外して大怪我をするに違いありません。

 「ええ、そうなの、いつも梯子を使って上り下りしているわ。いつか足を踏みはずすんじゃないかと思ってひやひやしているの
階段があればなぁっていつも思ってるのよ!

 そこで今回の登場する匠は「聖ヨセフの化身」。彼は、どんな空間にでも素敵な階段を創ってしまうという卓越した技量の持ち主。そんな彼のことを人は階段の魔術師と呼びます

今回、教会が用意した予算は・・・・ありません。
                  ないのかよ!!

匠は、この小さな礼拝堂の大きな問題をどうやって解決しようというのでしょうか・・・。

匠はたった一人で作業に取り掛かりました。

 なんということでしょう!!!

 匠は金属の釘を1本も使わず、木材だけで、支柱の無い見事な螺旋階段を作ってしまったのです

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左後ろに見えるのが奇跡の螺旋階段です

いや〜、うっそ〜! うちの礼拝堂じゃないみたい!!
これからは、梯子で昇り降りしなくていいのね、嬉しいわ!!

                                                  ほんまかいな

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 完成当時は手すりもなく(左下に見えているのが当時の写真)、かなり揺れて怖かったそうです。でも壊れない・・・柔構造ってことでしょうかね。応力集中を避ければ、折れないかもしれないけど、基本は板の組み合わせだから、スプリングのようにビョンビョンしてしまいそう。通常は開放されていませんが、結婚式のときなどには使われているようです。

 螺旋階段を見てから、奥にお土産屋さんがあるので、そこに入り・・ずっと奥に行くと、あらあら・・・ホテル内のショッピングモールに出てしまいました。なんということでしょう、実はこの教会、ホテルと繋がっているんです。いわゆるホテルに付属している教会・・・みたいな感じにもみえます。階段のおかげで、こんなに有名になって、大きくなっちゃった教会。やはり奇跡かも。

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てなわけで、ビフォー・アフターなお話でしたっ!!!

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サンタフェへの旅7ー旅の機材 [アメリカ生活]

 サンクス・ギビング・ディの夜は、閉店のお店も多く、人出もそれほど多くはなかったのですが、翌日・・・金曜日の夜はうってかわって賑やかでした。

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 ホテルに一旦戻って歩いて街に出ると30分くらいはロスしてしまうので、直接街に入り駐車場に車を止めて、金曜の夜は8時まで開館しているミュージアムなどを覗こうと思っていたんです。でも駐車する場所がない、道路はモチロン、駐車場も満員。道路は渋滞、人は一杯。結局ホテルに戻ってから出直した・・・というお粗末な結果。

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 街の中心にある「プラザ」では、クリスマスのイルミネーションが全開。ミニコンサートみたいなのも開催中。うわぁ、なんやこれ・・状態。街は完全にクリスマスモード。こんな楽しい状況の中、流石にミュージアムなど入っていられないので、ずっとプラザ付近をうろうろ。

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 コンサートも終わり、少しだけ落ち着きを取り戻した街を散歩。今日はお店も遅くまで開いている。もう8時だというのにギャラリーもまだ開いてる。

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 ホテルに帰る途中、近くのスポーツ・カフェつぅうか、バーっつうか、そんなところでサラダとタコスの軽めの夕食。実は昨夜はサンクスギビング、ディナー・・・なんてのを食べてしまいまして・・・そうそう毎日ヘビーなものを食ってらんないですからね。

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  今回の旅に持って行った機材をまだ紹介していないことに気がつきましたので、ここで紹介しておきます。「今回の機材」っていうタイトルの記事が、いつも一番閲覧数多かったりするんですよね〜。たいてい内容はとくに無いんです。

 メインカメラはSONY α65です。レンズはツァイスの16-80mmの標準ズームBowerの8mm魚眼。そんなけ・・・です。オールドタウンでのスナップ、遺跡の紹介写真などが撮影目的なんで望遠レンズは要らないんです。

 これだけの機材で旅に出かけられたらほんとうに幸せなのですが、残念ながら煩悩は断ち切れないものでして、EOSシステムも持っていきました。5Dmark2に、EF16-35mm/F2.8EF24-105mm/F4の2本のLレンズ、そしてタムロン70-300mm。見かけはこちらのほうがメインに見えるでしょうが、実際にはタオス・プエブロと、夜の街のスナップしか出番がありませんでした。

 それでも「5Dmark2でなければ」というシーンはやはりあるわけでして、α65が5Dmark2にとって替わってしまったというわけではないのです。むしろα65の導入で役割を奪われてしまったのが、FUJIFILM X10でした。今回も持ってはいったものの、ほとんど出番なし。チルト可能な背面液晶による常時ライブビューという、コンデジとほぼ同じスタイルで撮影が出来、しかもレスポンスが早いα65は、コンデジ以上に取り扱い易いのです。まさにオール・ラウンダー。ちょっとした記録画像もα65で撮ってしまうのですよ。もちろん「一眼レフ形状」が邪魔になるケースもあって、そういう場合はX10を持ち出しはしますけれど。

 バッグはナショジオのザックタイプと、ロウプロの小型のショルダーを使いわけます。カメラ一台で街を歩くときはショルダーです。山道などを歩くときはザックタイプ。フライトでは主用機材はザックに入れて手荷物に。ショルダーは小物を詰めて、スーツケースの中に入れます。大きめのスーツケースは4泊程度の旅ではガラガラなので、このロウプロのショルダーは隙間を埋めるクッション材の役割も果たしてくれています。三脚もスーツケースの中へ


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サンタフェへの旅6ー奇跡の砂・・・チマヨ教会 [アメリカ観光]

 タオスからサンタ・フェに戻る途中、チマヨという小さな町によりました。町というより村、集落と表現したほうがふさわしいかもしれません。ただ、ここには有名な教会があるのです。「サントラリオ・デ・チマヨ(Santuario de Chimayo)」。年間数十万人の人が訪れると言うから驚きです。どうやら「奇跡の砂」というもので有名なようなんですね。砂が湧き出ていて、その砂を、体の悪いところにつけて擦ると、怪我や病気が治るという・・・ありがちといえば、ありがちな・・・。

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 小さな村なんで、そんな有名な教会ならすぐに見つかるだろうと、およその村の位置だけをナビに打ち込んでGo。日は西に傾きだし、日没寸前。できれば夕照のチマヨ教会なんて絵を撮りたいかも・・なんて思いながら車を走らせます。ここらあたりが村のはずなんだが・・・ナビが示した場所は、あまりの田舎で、集落らしきものもありゃしない

やばーい

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 適当に見当をつけて、さらに走ると「Santuario de Chimayo」と書かれた標識を発見。やれやれと標識に従って細い道に入ります。狭いところなのかな・・・とも一瞬思いましたが、さすがは年間数十万人が訪れるというだけのことはあり、広い駐車場が完備されております。

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ただ、残念なことに日は落ちちゃいました
背後の丘にはまだ残照が当たっているものの、教会は陰の中です。

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見学可能時間は5時まで、あと僅かってことのようで、とりあえず中に入ってさらっと見学
砂は持ち帰ることができるシステムのようです・・・
湧いてるから無くならないらしいです・・・教会沈んじゃうんじゃね?

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サンタフェへの旅5ー世界遺産、タオス・プエブロへ [アメリカ観光]

 プエブロ(Pueblo)というのは、メキシコ北部からアメリカ合衆国の南西部にかけて、特にニューメキシコ州やアリゾナ州に残るネイティブ・アメリカンの伝統的な共同体、集落のこと。そして、そこに住む人々はプエブロ・インディアンとかプエブロ族と呼ばれます。

 プエブロは各地に点在していて、そのいくつかは観光地としても紹介され、見学ができるようになっています。なかでも有名なのがユネスコの世界遺産に登録されている「タオス・プエブロ(Taos Pueblo)」で、アドビ煉瓦で作られた複数階の巨大な集合住宅・・・長屋?が有名です。

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この建物が有名です

 これらが建設されたのは西暦1000年から1450年の間だといわれ、今も人々はそこで生活しています。日本で言えば、同じく世界遺産の白川郷の合掌造り集落みたいなものですね。

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この教会もよく写真で紹介されてます。
ブエブロの人々の宗教はスペインによってもたらされたキリスト教です。
この教会はニューメキシコが合衆国の領土になってから作られたものだそうです。

 サンタ・フェからタオスまでは約70マイル、1時間半ほどの行程です。実は相当走ってから、財布を忘れたことに気がつきホテルまで戻ったので・・・めっちゃ時間ロスしました。ほんまあほですね。タオスの手前、リオグランデ川に沿って走る道はなかなか風光明媚で、思わず車を止めて撮影を楽しみたくなります。

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リオグランデ川

 小さなタオスの街を過ぎて、さらに北へいくと、ようやくタオス・プエブロです。観光客は、保存集落に入る前にまず入場料を払います。大人は$10写真を撮影する場合にはCamera Fee」が別途必要です。これはカメラ一台毎に必要だそうで、スマートフォンなどもカメラに含まれるとのことです。一台につき$6。もちろんこの金額は個人的な写真の場合で、商業的写真の場合には別途お金が必要・・・と。

 お金払ったから何でも撮って良いというわけではなく、あくまで住人の方には敬意を払って・・・と書いてありました。こういう仕組みのところは初めてでしたが、良い試みなんじゃないかなと思います。写真家ってのは土産物をろくに買わず、地元に金を落さない輩が比較的多いですから(自戒?

 ということでカメラにはこんなものをぶら下げることになります。ここでは5Dmark2一台。

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 プエブロや保存されている集合住宅について、詳しく説明する看板が設置されているわけでも、ましてや資料館があるわけではありません(たぶん何も無かったと思う)。なので、なにかしらの知識を得るためには、20分毎に実施されているガイドツアーに参加する必要があります。あたしはどうせ聞いたってよくわからないので、参加はせずに建物の前でなにやら説明しているのに、ときおり聞き耳を・・・

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旧教会(墓地)の前での地元ガイドによる解説
ここに最初の教会(スペイン時代の)があったらしいです。

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釜と建物が繋がっていて、パンを焼くと部屋の中も暖かい・・・らしい
というようなことはガイドさんの説明を聞かないと気がつかない場合もあるので、
できれば話を聞いた方がいいみたいです(^^;

 観光客が歩ける道沿いにある建物はほぼ土産物屋になっています。「趣がない」といえなくもないですけど、仕方ないことですよね。産業はそれしかないんですから。売り物はネイティブアメリカンの工芸品やジュエリーの類が主で、どこも似たりよったりです。売り場=工房となっているとことも多かったですね。材料もそこに転がっていますし、作ってる本人から買えるわけですから、信頼できる感じはしました。

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それはじいちゃんが作ってるんだ・・という板・・机にするのかしら。
模様を彫って石を埋め込んでいるんですね〜

「おいでおいで」をされて店に入ると、「お前はコリアンか」と、「ちゃいますよ、ジャパニーズでんがな」と答えると、「おおそうかそうか」と言って、店の隅に置いてある、かなり痛んだ雑誌を指さします。「んっ?」と見ると、タオス・プエブロが大々的に紹介されている「monoマガジン」のガイドブック。ほっほ〜そうなのか、こんなに詳しく紹介されてんのか。

「かぁちゃんがつくっただよ」という、工芸品などを一通りみさせて頂いて、「じゃぁね」と(爆)

あたくし小心者なので何も買わずに「写真撮らせて〜」なんて厚かましいことを言うことが出来ないんです。

一応、少しはモノを買ってから、「撮っていい?」と。
たいていは、どうぞどうぞと言ってくれるみたいですよ・・はい。

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 訪れている観光客をざっと見渡すと、白人、ヒスパニック、アジア系・・・黒人は少なかったと思います。アジア系ではどこにでも大量にいる中国人がここではちょっと控えめで、日本人比率が比較的高いような気がしました。まっ、なんとなくそんな気がしただけですけど。日本人は特に世界遺産が好きな国民のような気がしますね。それもなんとなく・・・ですけど。

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生活感を感じる光景も若干・・

下の写真のおじさんからも、自作の工芸品を購入。

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品物を包みながら
ありがとう。僕のウェブサイトはここだからね、またよろしく・・
なんていう台詞。
古代を髣髴とさせるようなプエブロの中にあって、この違和感のある響きがなんともアレです・・(^^;  伝統を守っているといっても、やはり人は現代を生きているのですよね。

 この情報化社会、建物など、形あるモノは守れても、文化の継承、とくに言葉の継承などには、かなりの難しさがあるようです。ちなみにプエブロ・インディアンはいくつかの言語を話すグループに分かれており、このタオスのプエブロでは「ティワ語」が話されます。でも普通の暮らしで使われる言語は英語です。

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古い建物を日々直しながら・・・なんでしょうね。

 集落入り口の近くにあったアートショップに飾られていた作品も秀逸でした。絵画ではあるんですけれど、星空の下のプエブロ、雪のプエブロ・・・実際に見てみたいなぁという気分にさせられました。

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サンタフェへの旅4ーバンデリア・ナショナル・モニュメント [アメリカ観光]

 
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サンタ・フェの朝

 22日はサンクスギビング・デー。Xmasほどではないものの、観光施設や各種のお店はお休みが多いので、注意が必要です。そこで、しっかり営業していることが確認できた「バンデリア・ナショナル・モニュメント(Bandelier National Monument )」に出かけることにしました。

 「ナショナル・モニュメント」は国定公園と訳されることが多く、いわゆる「ナショナル・パーク」より規模が小さい、いわば格下の自然および史跡公園が指定されているようです。

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ロス・アラモスから山へ・・

 サンタフェからは1時間程度、原爆の故郷ロス・アラモス(Los Alamos)」の西側の山に目指す「バンデリア・ナショナル・モニュメント」はあります。

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右下の谷の中に住居跡があります

 ここは、ネイティブ・アメリカンのかつての住居跡。いわゆる遺跡です。この付近の高原は160万年前と140万年前の二回にわたる噴火で形成されており、その火山性凝灰岩でできた崖に住人達は大きな穴をあけ住居にしたのです。1150年 から1550年 頃まで人が住んでいたそうです。

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ループ・トレイル

 ナショナル・モニュメント指定されている範囲は33,000エーカーと広大ですが、まずは遺跡観光のためのいくつかのトレイルコース拠点となっているビジターセンターへ向かいます。車での公園入場料は$12。公園入り口にも料金徴収所はありましたが、そこには人がおらず、ビジターセンターで支払うシステムになっていました。

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住居跡へ梯子を登って見学@ループ・トレイル

 もっとも一般的なのが、ループコース。これで主要部分はほとんど見て回れるようで、ほとんどの人がここを歩きます。所要時間は1時間から1時間半くらいでしょうか。その他のトレイルはもっとずっと長く、見学と言うよりむしろハイキング。そういうわけなので、私もループコースを。

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住居跡@ループ・トレイル

 サンタ・フェに戻る途中、ナショナル・モニュメント飛び地になっているTsankawiトレイルの入り口をたまたま見つけてしまったので、そこも一回りしてみました。どうということはないトレイルでしたが、遺跡と広大な風景を同時に楽しめるトレイルはひょっとしたら贅沢なのかもしれません。

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Tsankawi トレイル

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Tsankawi トレイル

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Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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