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サンタフェへの旅10ーアルバカーキで江戸時代の絵文字を見る [アメリカ観光]

 アルバカーキの町の近くにペトログリフ・ナショナル・モニュメント(Petroglyph National Monument)があります。ペトログリフというのは岩石や洞窟内部の壁面に意匠、文字が刻まれた彫刻のこと。ナシュナル・モニュメントとして保護されている区域には、火山岩に刻まれたペトログリフ(絵文字)がなんと1万7千も残っているらしいです。

 これらのペトログリフが刻まれたのは400から700年前だそうです・・って、たいして古くねぇじゃねぇかよ(爆)。ペトログリフと聞くと古代をイメージしてしまうのですが、新しいものは江戸時代のものですよって言われちゃうと、アリガタミが無いというか、拍子抜けしちゃいます。700年前だって日本は室町時代くらい、イタリアではルネサンス時代の初期です。それだけ当時、世界の中で文化の差があったってことなのでしょう。 絵を刻んだのはネイティブアメリカンと初期のスペイン人入植者おいおいスペイン人、お前らも一緒になってこんな絵を書いていたのかよ!! と驚きますが、スペイン人にとっては、これらの絵文字が前衛芸術にみえたのかもしれず、ひょっとすると、当時は「ゆるきゃら」がブームだった可能性もありそうです・・ほんとか。

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 公園のほぼ中心にビジターセンターが設けられています。しかしその周辺にはペトログリフはありません。ビジターセンターの近くにはトレイルが設定されているんですが、そこにはペトログリフは無いのです。

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 実は、ビジターセンターから少し離れたいくつかの渓谷にペトログリフ群があるのです。4箇所の渓谷にトレイルが設定されており、まず訪問者はこのビジターセンターに立ち寄り、レンジャーの説明を聞いて、地図を貰い、好みのトレイルを選んで訪れるという仕組みになっています。もちろん場所を知っていればイキナリ渓谷に向かってもOk。

 もう日没までさほど余裕がありません、なのでビジターセンターから最も近く、トレイルも短そうな「Boca Negra Canyon」に行ってみることにしました。標識も出ており、とくに迷うこともなく現地に到着。ゲートがあって、閉園時間になると閉められてしまうようです。今の次期、閉園は5時。あと1時間もありません、急がなければ!!

20121124-DSC06955.jpg

 残照に映えるペトログリフ。江戸時代のですが(笑)・・・絵にはなります。

 それにしても・・・ペトログリフ・・・ありすぎだろ、という感じは否めません。あっちこっちに書きまくりです。ポツ、ポツと点在するというより、あるところにはかたまってある、という印象です。なんだったんでしょうかね、ここ。屋外落書き場?

 「あと、10ミナッ〜ツ」とレンジャーの声が響きます。切り上げます。

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