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Roan Highlands [アメリカ観光]

 frickrで書き込みしてくれた人の写真を見に行ったら、ノースカロライナ在住で、結構似たような場所をフィールドにしている人でした。シャクナゲ一杯の山の写真があって、場所を調べたら家から3時間強の高原そのうち出かけてみようらなと思った翌日にもう出かけちゃいました

 行きは少し遠回りでBlue Ridge Parkway経由で。Mt.Mitchellなどにも寄りながらボチボチと行きます。赤紫のカトーバシャクナゲの花はもう終わってしまいましたが、白いシャクナゲはパークウエー沿いでちょうどピーク。日の出は撮れなかったけれど、朝早い日が差し込むパークウェーがいい感じに撮れました。観光写真としてはまずまずか。

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Blue Ridge Parkway

 さて初めての山、Roan Highlands方面に向かいます。GPSでのウェイポイントのセットをOregon450にしかしていなかったので、カーナビをそれ交換して再出発。ブルー リッジ パークウェーから離れ州道80号線を北上。ここは初めての道です。人口密度が超低そうなのに、ウォルマート・スーパーセンターがあるのにちょっとびっくり。

 261号線に入ると周囲はいよいよ山村っぽくなります。そして道は曲がりくねりながら山を登ります。しばらく行くと、カーナビに「アパラチン・トレイルを右へ」という表示が・・・・それ入れませんって。ノースカロライナとテネシーの州境、アパラチアントレイルが道路と交差するCarvers Gapに駐車スペースがあり、そこに車を止めました。いい場所です。なだらかな山は草原状になっており、シャクナゲの樹が点在。残念ながらいまはもう花はないですが。花期は6月初旬のようです。

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Jane BaldからCarvers Gap方面を望む

 このような山頂、稜線に草原が広がる山は日本にはとても多いのですが、こちらでみたのは初めてです。日本の場合山頂が熊笹に覆われている場合と、草原の場合があって、後者の場合、霧が峰のように放牧に使われた結果、そのような植生になったというところも多いのですが、ここも鉄線に囲われたところに羊が飼われていたので、もしかすると古くから放牧とかに使われていたのかもしれません。

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右奥の山がGrassy Ridge Bald
「草のハゲ山」みたいな意味か・・・

 登山道はアパラチアン・トレイルの一部です。私は9時30頃に駐車場発。写真を撮りながら歩いて、適当なところで引き返しました。たいていはGrassy Ridge Baldという山の上まで行くようです。降りるときに結構沢山の人とすれ違いました。老若男女はもちろん、犬連れの人がとても多かった。人気の山なのでしょうね。

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 で、確かにいい感じ・・ではあるのですが、日本の山には遠く及ばず・・というのが私の評価です。
シャクナゲの花の時期はかなり素晴らしいことは想像できます・・・が、それ以外が無い感じ。日本の場合、たとえばレンゲツツジが有名で他の季節は見向きもされないよう思われる甘利山でも、、実際には秋までいろんな種類の花が咲いてとても楽しいのです。どうやらそれが無いみたいなんですよね・・・・もちろん一回行っただけで断定はできないのですが。アタクシ的には、オマケして甘利山、千頭星山と同等レベルに認定します。ホント、霧ヶ峰なんて夢のようですよん。

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荷物背負わされてます

タグ:Roan Highlands
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久しぶりの朝日 [ひとりごと]

 ブログにあちこちに出かけた話を書くもんだから、私がお出かけ大好きなアクティブな人だと勘違いされるかたもおられるかもしれませんが、そうではありません。ブログの記事は1日の話を3つにも4つにも分けて書いてますから、記事の数ほどでかけているわけじゃぁないんです。

 あたくしは基本的には出不精面倒くさがり何もしたくない人なんです。信用してもらえないかもしれませんがそうなんです。何年か前、短期間ホスピスに何回か行ったのですが、ああ、ここでのんびり1ヶ月のんびり過ごしてとっとと死んじゃいたい・・・とちょっと思ったくらい、何もしたくない人なんです。

 夏は暑すぎて、まずます出かける気力が失せるというのがこちらに来てからの私のパターンですが今年はどうでしょう。

 さて本日は比較的地近場・・・といっても片道1時間弱かかる湖畔で朝日を。朝日を撮るなんて久しぶりだよん。

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 日本は大飯原発も再稼動の準備に入ったということで、この夏の危機はやや軽減して一安心・・・って、思ったら首相官邸周辺でデモやってたんですね。まぁ今の情勢ではそれくらいはやって正常かも。近くに居たら写真撮りに行ったな・・・参加じゃなくてwww

 消費税増税もすっかり政局絡みの話しになっちゃって、なにやってんだか。小沢さん離党って・・・反対はいいんだけど、だから何をどうやるんだって具体的話を聞いたことがないんですよね。どっかで言ってるのかしら。マニュフェストに違反するっつっても、もうあれもこれも「すみません、出来ませんでした、ごめんなさい」状態なんだからさ。いまさらそんなこと言ったってってなによ、って感じだな。

 国民に信を問うというのが正論だけど、問われても投票する先がないので困ったもの。消去法で第三極ってことになるのかもしれないけれど、期待できるかもしれないと思って素人さん(民主党)に投票した結果がこれだったんだから、それも怖いですよね〜。と他人事のようなことを言っていてもなにも変わりませんが

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高倍率デジカメ [カメラ&写真]

高倍率ズームデジカメって、基本的には興味の対象外で、全くウォッチしていなかったんですが、キタムラさんのブログで紹介されているのをたまたま見て、すっかり進化しているのに驚きました。廉価一眼に押されて一時は絶滅危惧種に指定されていたようにも思うんですが、地道に新化を遂げていたようです。

紹介されていたのはNikon coolpix P510。光学ズーム域は35mm換算で24-1000mmのなんと42倍! え~っ!! 望遠1000mmもさることながら、広角側を24mm相当まできっちり確保しているのが評価できます。それとあの、赤いボディがいい・・・正直ちょっとクラっときました、クラっと。

広角側F3も一眼レフ用のズームレンズと比べて暗くないし(むしろ明るい)、1000mのF5.9も同様。しかしそれにしても、1000mmって手持ちで撮れるの?って気もしますが、被写体をフレームの中に収めておくだけでも一苦労なんじゃないかという気がします。

1/2.3型裏面照射型CMOSの画素数は16メガ、連写は7コマ/秒、ファインダーは電子ビューファインダー、液晶モニターはチルト可。もちろんGPS付き。

自分のスタイルとしてこれ持ち歩いてスナップとかはないんだと思うんですが、用途によっては強力な武器にはなりますよね。悪くないです。これが4万円程度で買えちゃっていいんでしょうか。製造業が悲しくなっちゃう。

1000mm相当まではいらないから、もう少し高画質を、という貴兄には2/3インチEXR CMOS搭載のFUJIFILM X-S1でしょうか。こっちは少しばかり値が張りますが。

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ステート・パークとナショナル・フォレスト [アメリカ観光]

 先週日曜日はサウスカロライナとノースカロライナの州境付近を徘徊してきました。

 このあたり州立公園が密集してあります。サウスカロライナ側には、シーザーズ・ヘッド州立公園 (Caesars Head State Park) 、ジョーンズ・ギャップ州立公園(Jones Gap State Park)、テーブル・ロック州立公園(Table Rock State Park)、オコニー州立公園(Oconee State Park)、デビルフォーク州立公園 (DEVILS FORK STATE PARK)、ケオーウィー・トックサウェイ州立公園(Keowee-Toxaway State Park)などなど。そしてそれに隣接するノースカロライナ側にもサウスマウンテン州立公園(South Mountain State Park)、峡谷州立公園(Gorges State Park )などがあります。

 さらにノース側には上記の州立公園の他、ピスガ(Pisgah)、ナンタハラ(Nantahala)という二つのナショナル・フォレストもあります。国立なのですが、国立公園(内務省の国立公園局が所管)とは異なり、こちらは米国農務省森林局の管轄です。日本語でいうと国有自然休養林という感じなのでしょうか。またこの付近はブルーリッジ・パークウェー(これは国立公園局が所管)が最も南側を走る地域であり、ノースの州立公園やこれらのナショナル・フォレストの近くをかすめていきます。

 グレート・スモーキーやブルー・リッジ山脈まで行こうとすると片道3時間コースになってしまうのですが、州境近辺なら2時間から2時間半。これまでも時折でかけていますが、先日は、Gorges State ParkPisgah National forest付近を偵察してきました。

 Gorges State Parkは開発中の州立公園で、ビジターセンターはまだ建設中で入れませんでした。パーキングエリアの休憩所やトイレはピッカピカです。「Gorges」は峡谷という意味です。「canyon」はデカイ峡谷。「Gorges」はちっちゃいやつですね。駐車場を起点に滝見台にアクセスできるトレイルがいくつか整備されています。その一つ、とっても短いトレイルを少しだけ歩いてました。

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表示も真新しい
@Gorges State Park

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こんな施設も・・・まだピッカピカ
@Gorges State Park

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湖などが眺められる展望台なのですが
ちょっと残念な感じ・・・鉄塔
@Gorges State Park

 Pisgah National forestでは立派なビジターセンターを見つけたのでまずそこに立ち寄ってみました。国立公園のビジターセンターが自然景観や環境、生態系、あるいは開発の歴史などに重点を置いた展示なのに比べ、こちらは、サイクリングや釣り、ハイキング、キャンプなどのリクリエーションに関する展示が大半を占めていました。やはりナショナルパークとは位置づけがずいぶんと違うのでしょう。このあたりも滝で有名。ビジターセンターから北に少し走ったところにあるLooking Glass Fallsを眺めてきました。

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Pisgah National forestのビジターセンター

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Looking Glass Falls@Pisgah National forest

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超高画質コンデジ [カメラ&写真]

 SONYから1インチサイズのCMOSを搭載したコンデジが発売されました。「DSC-RX100」。有効画素数は、「そんなにいらねぇだろう」と思うくらいの2,020万画素Canonは今春、1.5型の大型CMOS搭載のコンデジ「PowerShot G1 X」を出していて、一部で人気が出ているのは知っていました。さらに遡れば、FUJIFILMのX100とか、シグマのDPシリーズなど、一眼クラスサイズのセンサーを搭載したコンデジは既にいくつか市場にでています。

 ただ、スタイルにとことん拘ったX100を別とすれば、これらの超高画質コンデジ達はあまり外見がパットしないという特徴があるなぁと思っていました。そもそもコンデジのフラグシップって、「性能がよければいいでしょう」という感じで、スタイルにさほど拘っていないような気がするのです。よく言えば質実剛健。いわゆるミラーレスレンズ交換式カメラが、なんとなくスタイルで売ってる感じがするのと対照的です。

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FUJIFILM X10で撮影

 今回のDSC-RX100は・・・ちょっとソニーらしくないデザインかも。好き嫌いが極端に分かれるかもしれませんが個性的ではありますね。両端の曲面がライカっぽいなと感じてしまいます。めちゃめちゃ好きなデザインとは言いませんが、「PowerShot G1 X」と比べれば断然イイ。FUJIのX10買ってなかったらこれにしたかも。

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FUJIFILM X10での撮影
ピント合うのが遅いので、こんなこともしょっちゅう。

 レンズは35ミリ換算28~100mm相当F1.8-4.9)の3.6倍ズーム。28mm相当でのF値は1.8。望遠側はやや残念な感じですが、28mmだけ見れば単焦点レンズ並。あたくしとしては「PowerShot G1 X」もそうなんですが、広角側は24mmから欲しいなぁというのが、個人的な要望。あと4mmが設計上難しいのだろうなぁ・・・たぶん。寄れるのは広角側だけということで、マクロ撮影に関しては割り切っている感じですね。

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FUJIFILM X10での撮影
これはMFでわざとピントを外しました。
コンデジでもこういう操作はできるんだけど手間はかかりますね。

 ミラーレスの人気に隠れて、超高画質コンデジは爆発的人気・・・にはなっていないような気はしていましたが・・・ひょっとすると静かに認知されつつあるのかもしれません。アタクシの場合、いわゆるミラーレス一眼に感じてる魅力って、ノスタルジックなスタイルと、様々なオールドレンズに対応できるという2点で、、一般的な実用性からはちょっと離れたところなんですね。だから未だに買えてないんです。いまレンズ交換式一般に飛びついているユーザーも、「あっ、ホントはレンズ交換なんて自分には必要ないんだった」ってことに気がついて、超高画質コンデジのほうに流れてもおかしくないかもしれません。

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シャクナゲの季節 [アメリカ観光]

 ニューヨーク編をようやく書き終え、疲れてしまってブログ更新をしばらく休んでました。というか、写真のほうを少し調整しながら、flickrにアップしておりました。ブログに掲載したものと同じ写真もありますが、かなり手を加えて別の写真になっているものもあります。興味がありましたらごらん下さい。

サムネイル画面はこちらです。

こちらではスライドショーでごらんになれます。

 さてJune・・・6月、アパラチアン山脈南部は石楠花の季節です。毎年(といっても昨年からですが)、この時期はお花見にでかけます。

 まず最初に、稜線付近を走るブルーリッジ・パークウェー沿いで目立つのが、鮮やかな赤紫カトーバ・シャクナゲCatawba Rhododendron)。日本でいうとアズマシャクナゲのような感じでしょうか。この写真は、アシュビルからグレートスモーキー方面に向かう途中のBlackBalsam付近で撮影したものです。同じくブルーリッジ・パークウェー、アシュビルとMt.ミッチェルの間にあるCraggy Gardens付近もこの花で有名で、最盛期はトレイルが花のトンネルになります。

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Catawba Rhododendron

 少し標高の低いところに咲くのが、白い石楠花。こちらはハクサンシャクナゲ風。ただし樹高はそれよりも高めです。Giant Rhododendronとか、Rhododendron maximumなど、いろいろ名前があるようで、こちらでは一般的にシャクナゲというとこの種のモノをいうのかもしれません。

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Giant Rhododendron

 日本ではカリミアとかアメリカシャクナゲと呼ばれるこの花も有名です。こちらではマウンテンローレルMountain Laurel)という呼び名が一般的なようです。ローレルとは月桂樹のことなので、「マウンテンローレル」は「山月桂樹」という意味になります。しかしシャクナゲはツツジ科、月桂樹はクスノキ科で全く違う種類の植物。実際にはマウンテンローレルはシャクナゲの仲間です。この花、つぼみの形がアポロチョコみたいな形をしていてなかなか可愛い。

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Mountain Laurel

 アパラチアン山脈南部の森の様子は日本とそっくりです。「わざわざアメリカまで出かけてまで見に来る風景では無いぜ」ということなのか(笑)、日本ではあまり紹介されません。それはたぶん賢明な判断でしょう。

 昨年買った加藤則芳さんのアパラチアン本をようやく読み初めて、今半分くらいのところです。加藤さんがアパラチアン・トレイルをスルーハイクしたの2005年。今、加藤さんはALSで体がほとんど動かない状態なのですが、ALSを発症される前からあまり体調はよくなかったようで、当時も自分の体と戦いながら歩いておられたのだな・・ということが伝わってきます。強靭な体なのかなというイメージとはずいぶん違ってました。そうは言っても歩く早さはずいぶん速いですけど(^^;


Flickr写真ページのご紹介

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五番街のマリーへ [アメリカ観光]

 最終日、クレセント号のペン駅発時間は午後2時15分。十分とはいえないものの、まだ観光に使う時間はある。自由の女神観光のクルーズにでも行ってこようかとも思ったのだが、写真的には散歩の方が楽しかろうと考え、目的地を制約せずにぶらぶら散歩することにした。ホテルのチェックアウトは10時なので、先にチェックアウトして荷物だけをフロントに預かってもらう。これで1時頃までは手ぶらで散歩ができる。EF16-35mm/F2.8mmを装着したEOS5Dmk2を手に、まず五番街を北へ

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5th Ave.

五番街を歩くと、ついついマリーの家を探してしまうのは、きっと「あらフィフ」以上に違いない。しかし五番街と一言にいっても、南はワシントン・スクエアから北はハーレムのずっと北まであるわけで、五番街に行ったからといって、そうそう簡単にマリーの家を訪ねて、どんな暮らしをしているか見てくるわけにはいかないのである。

高橋真梨子さんも還暦をとうに過ぎまして・・・
時の過ぎるのは早いモノでございますね。

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セント・パトリック教会

 初日に訪れたロックフェラーセンター。昼間はやはりずいぶんと印象が違う。ここにあるのは、最近はやりの凝ったデザインのビルとは違い、質実剛健、マシカクで重量感溢れるビル群である。まるで「」だ。

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ロックフェラー・センター

 結局マリーの家は見つからず(爆)、再びタイムズ・スクエア方面へ

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Times Square

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正面のディスプレーに自分が映っているのである・・・・
アルタ前か・・・ここは!!

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なぜか山ガール
やっぱり、ここは新宿ではないのか!!

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USは一眼レフ所持率がとても高い。
女性でも普通に持つ。
真ん中の女性、荷物の半分がカメラ・・・(^^;

南へ向かい、かねてから覗いてみたかったB&Hのショップへ。通販で有名なカメラショップのリアル店舗である。

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 しかしたどり着いたショップはお休みであった。日曜日休みであることは知っていたのだが・・・祝日も休みなのであった・・・考えてみればそうだよねってことで、何も確認しないで来る自分が悪い。

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ブライアント・パーク

 突然、中途半端に時間が空いてしまい、売店でティーなど買い、休憩。

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マディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)
ペンシルベニア・ステーションはこの地下にある。

 ホテルで荷物を受け取ってからペン駅に入ったのが1時過ぎ。正面のでかい掲示板に、クレセント号On Timeとあるのを確認する。ここにはレストランやファストフードの店が結構あって食べるものには不自由しない。アムトラック乗客は専用の待合室を使えるので、そこでしばらく休憩。「今から改札始めますよ」アナウンスがあったらホームへの入口に並んで改札を受ける仕組みだ。聞き逃したら大変だと若干緊張するが、多くの人が乗車するのでまずそういうことは無さそうである。

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ペンシルベニア・ステーション

 ニューヨークを出て1,2時間経ったころだっただろうか。ディナーの予約に車掌が回ってきた。迷うことなく予約。5時45分からだったかな・・。日本でも食堂車など利用した記憶がないので、もしかしたら初めての食堂車体験だったかもしれない。AMTRACKなんとかという、ステーキのセットメニューを頼んだ。サラダとパンがついて$25。想像していたより安くて味もよかった。あまり過剰な期待をしないほうが世の中幸せに過ごせるのだよ

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おまけ
 Fifth Avenue 別アレンジの英語バーション があったので貼り付けときます。


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ブロードウエーとミュージカル [アメリカ観光]

 ニューヨークの「ブロード・ウェー」というと、即「ミュージカル」を連想するのだが、実際の「ブロード・ウェー」はマンハッタンを南北に走る通りの名前だ。実際に劇場などが集中しているのは、タイムズスクエアの周辺のごく一部である。

 マンハッタンの道路は御存知の通り格子状に作られていて、南北に走る道をAvenue東西に走る道をStreetという。そしてAvenueは東から、Streetは南からそれぞれ追い番が付けられている。その整然とした格子状の区画の中に、一本異彩を放つ道路が存在する。それが「ブロード・ウェー」。そう・・・この道路は、14stにあるユニオンスクエアからセントラルパークの南西の隅にあるコロンバスサークルにかけて、ちょうどニューヨークのど真ん中を斜めに突っ切っているのだ。

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BROADWAY にて

 マンハッタンに格子状の道路を基本とする都市計画が立てられたのは19世紀初頭。ブロードウエーはそれ以前からある古い道が残されたものなのだそうだ。なぜこの道路だけが残されたのか知らない。しかし、これによって街並みに変化が生まれ、ニューヨークの街によりいっそう魅力を与えているのは確かだろう。たとえば三角形ビルで有名なフラットアイアンビルディング(Flatiron Building)はブロードウエーと5Avと22St.とが交差する地点にある。そしてかの有名なタイムズスクエアというのは、ブロードウエーが7Av.と42St.と交差する付近一帯を言う。

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Times Square

ニューヨークにもブロードウェーにも興味の無かったアタクシメは、実はこんなことも今までまるで知らなかったのだ。それが物知り顔でこんなことを書いたりするのだから、百聞は一見に如かずとはよく言ったものである。

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こんな人ももちろんいる

 今夜のミュージカルのチケットはすでに事前に購入済みだ。ロングラン公演されている有名なものを見る手ももちろんあったのだが、英語がよく分からんちんには、ストーリーをよく知っている物語のほうが楽しめる。そんなわけで、「SISTER ACT」をチョイスした。有名な映画をミュージカル化したものだ。日本語のタイトルは「天使にラブソングを」。ブロードウエーでは、2011年から公演が始まった比較的新しいもので、映画で主演したウーピー・ゴールドバーグもプロディースに携わっている。

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Discount ticket屋さん

 タイムズスクエアーのど真ん中に安売りチケット売り場があった。ここで安く売られているものの中から選択すれば、たぶん相当安上がりだろう。「Sister Act」 50%引き・・・・あらあら(^^;

 写真を撮っていたら飯を食う時間がなくなり、結局マクドナルドに・・・・(-_-) なにもタイムズスクエアでマックを食わんでも・・と思わないでもないが、まぁいいか。

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Times SquareでMacを・・・(T_T)

 SISTER ACTが公演されているブロードウエー劇場はタイムズスクエアのちょい北にある。席は決まっているので早めに入る必要はないのだが、開場と同時にどんどん人が入っていく。外に居てもたいしてやることはないからか。

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 ミュージカルの内容は御存知のストーリ。あらすじは概ね映画と同じである。驚いたのがシスターの配役で、役者はもちろん映画とは違うのだが、それぞれのキャラクター・・体型や表情の作り方など・・が、映画とそっくりなのだ。流石に主役のデロリスはWhoopi Goldbergほどには強烈ではないけれど。

 映画と違うところは、デロリスを匿う警官のキャラ。明日のスターを夢見る妙なキャラクターで、警官→トラボルタ(風?)→警官の早替わりは見モノ。そして最後にはデロリスと好い仲に・・・。 あとは終盤の山場、映画ではデロリスがさらわれ、それを奪還しにシスターたちがリノに乗りんでカジノでドタバタの追い駆けっこを繰り広げるのだが、ミュージカル版ではギャングの子分がシスターの格好をして修道院に侵入、デロリスを殺しにくるという設定になっている。

 劇中で使われる歌はすべてオリジナルとのことで、映画で使われている歌は一つも使われない。そのあたり映画ファンにはちょっとアレっ?と感じることもあるかもしれない。そしてさらにラストではシスターの衣装がありえないほど派手になり、もう教会だったことも、シスターだったことも忘れてしまうくらいだ。そのあたりがミュージカルならではといえよう。

 そして、噂を聞いて修道院を訪れた法王の前で歌を披露するシーン、法王役はなんとずっと舞台の下で音楽を指揮していた指揮者で、いつの間にか白い帽子を被ってゆっくり拍手しているので大爆笑。

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ミュージカルが跳ね、そしてBroadwayの夜は更けていく・・・

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ニューヨーク近代美術館(MoMA) [アメリカ観光]


 ここは19世紀後半からの美術作品をコレクションし展示している美術館である。絵画・彫刻、建築・デザイン、ドローイング、そして写真の展示もあり盛りだくさん。

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The starry nightですね。ゴッホ。

 オーディオガイド(日本語あり)は無料でレンタルが可能。IDカードを預けて借りることになっているのだが、確かパスポートはダメと書かれていたので日本からの観光客の場合はどうするのだろう。スマートフォンでWiFiでアクセスしてオーディオガイドを聞くこともできるようなのだが、試してないので実際にどうやるのか、日本語があるのかなどは知らない(^^;  さて、このオーディオガイド、ほとんど日本語化されているのだが、ときおり英語のままになっているものもあり、なかなかお茶目だ。

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ピカソの絵はかなり沢山


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写真は、まずマン・レイ

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日本人作家の作品群
東松照明氏、秋山亮二氏の作品など・・・

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こんなんも

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うーん、なんだこれ。

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家具など、工業製品も多く展示。
車はこれだけだった。

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中庭で憩うヒトビト・・・

じっくり見れば、いくら時間があっても足りないわけだが、お疲れモードなのと、デジカメの電池が切れたので4時過ぎには引き上げてホテルに帰還。

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途中紀伊國屋に立ち寄り・・・

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地下鉄の話 [アメリカ観光]

 ハーレムの教会でゴスペルを聞いた後、再び地下鉄。A・B・C・Dラインの125St.駅からダウンタウン方面に向かう電車に乗った・・・などと書くと、滞在二日目、すっかり地下鉄を乗りこなしているなと感じるであろうが、実はそんなことは全くない。分からないことばっかりだ。

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125St.駅

 ということで、ここでちょっと地下鉄のお話。ニューヨークには沢山の地下鉄路線がある。数字で1〜7、アルファベットでA〜・・・たくさん。一部は同じ線を走り、途中から行き先が分かれるというものも多い。上でA・B・C・Dラインと書いたのは、4つの路線が同じところを走っているという意味。なので同じ乗り場であっても行き先が違う列車がやってくるので要注意なのだ。そしてもう一つ注意。各駅停車のLocalと主要駅にしか止まらないExpressがある。だから、目的地は隣の駅だからどの電車でもいいやと思って飛び乗ると、偉い目に遭うのだ
 ・・・そうです、やっちゃいました!

 降りるつもりだった駅は72St。しかし電車は125stを出発してから、116St. Cathedral Pkwy、103St. 、96St. 、86Stと次々と通過、そして無情にも72stも通過してしまった。停車した次の59St.で、逆方向のLocalに乗って72Stへ。たいした時間ロスではなかったのだが、結構焦る。

 ちなみに、地下鉄はメトロカードを買って乗る。1回分のチケット、チャージも可能なプリペイド式のカード、1日乗り放題のカードがある(らしい・・しまった、気がつかなかった!)ので、適当なものを購入する。私は$10のカードを買って、二日目に再チャージした。まだちょっと残ってる。地下鉄はたいてい南北に走っているので、行き先に関しては、Uptown(北行)かDowntown(南行)かを確認するだけでよく、とっても簡単である。もちろん例外有り。

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車両の中でパフォーマンス開始

 車両の中でパフォーマンスを始める若者もいる。ちょうど間違って乗ったExpressの中でマイケルジャクソン的なダンスが始まった。私は離れた場所にいたので、チップは入れなかったけど。

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 さて、72Stの年季の入った階段から地上へ、由緒ありそうな建物のすぐ横に出た。建物の名前は「ダコタ・アパート(Dakota Apartment)」。ここは、ジョン・レノンオノ・ヨーコと住んでいたマンションなのだ。1980年12月8日、ジョン・レノンが射殺されたのもこの建物の前だそうだ。

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Dakota Apartment

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Strawberry Fields
このモザイクはオノ・ヨーコさんのデザインによるものだそうだ。

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ジョンを偲ぶ曲を奏でる・・

 ダコタ・アパートからセントラルパークへ、ストロベリーフィールズを通って、公園内をコロンバス・サークルまで散歩。そこから7th Aveへ出て、工事中のカーネギー・ホールの前を通り、次の目的地であるニューヨーク近代美術館(MoMA)へと向かった。

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Central Park


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ハーレムでゴスペルを・・ [アメリカ観光]

 ハーレムの黒人教会では、日曜の礼拝でゴスペルが歌われる。NYへ行ったら、これだけはどうしても聴きに行きたいなと思っていた。選んだのは「グレーター・レフュージ・テンプル教会Greater Refuge Temple)」。観光客も受け入れてくれることで、よく知られた教会である。

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ハーレム125stにあるH&M
ポスターのモデルは全員黒人。マネキンを全部真っ黒だった。

 地下鉄2・3ラインを125stで降りて、教会へ向かう。ハーレムというと治安が悪く怖いイメージがあるが、最近はかなり改善されてきているようだ。昼間の125stは観光客も多く賑やかで、危険を感じることは無かった。

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Greater Refuge Temple

 教会の前にはもう観光客の列が出来ていたので、迷うことはなくすぐ分かった。写真はダメなことは心得ているので、ショルダーバッグの中にしまう。白い衣装、あるいは着飾った黒人信者の方が次々とやってきて教会の中に入っていく。

 11時頃になって観光客が中に案内された。二階席。すでにツアー客と思われる客で2階席がかなり埋まっていた。 牧師さんの説教はすでに終盤にさしかかっており野太い声で「ハレルーヤ」を連呼中。

そしてが始まる・・。

右手にはドラム、ベース・・・信者、観光客とも手拍子・・・ノリノリである。
歌はけして上手いとは言わないが、大音量で、迫力は満点。

一段落したところで・・・DONATIONの器が回ってくる。$5投入・・・(^^;

You Tubeを探したら動画があったので御紹介。



 12時過ぎ、教会を出て、125stを西へ。アポロシアターの前を通り地下鉄A・B・C・Dラインの125st駅へ。

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 今回の私のハーレム訪問は125stと、Greater Refuge Templeだけ。機会があったら別の教会にも行ってみたい。

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NYお散歩カメラ [カメラ&写真]

今回のNY行に携行したカメラはFUJIFILM X10EOS5Dmk2。EOSのレンズは16-35mm/F2.824-105mm/F4の2本。実はX10だけにしようかなとも思っていたくらいで、X10がメインEOSがサブという位置づけである。

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FUJIFILM X10

今回、基本は観光。街歩きなならまだしも、美術館などに入るにはカメラバックやザックは鬱陶しい。X10なら小さなショルダーバッグやウエストバッグだけで行動ができる。画質や、広角域の不足は気にはなるが、被写体や撮影方法をカメラの特徴に合わせればいいやという考えである。

実際、ニューヨーク1日目、2日目も日中はX10しか携行しなかったスナップカメラとしてのX10の弱点はレスポンスである。電源入りから起動まで、また自動で電源が切れてからシャッター長押しで復帰するまでの時間が長いのである。これは結構・・決定的な感じ・・・である。そしてさらにAFの遅さ。さらに迷う。2日目の夕方からメインをEOSにしたのだが、改めて一眼レフのレスポンスの良さを再認識した。

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FUJIFILM X10

X10はレンズ鏡筒部分がズームリングになっており、これがスイッチも兼ねている。これ、ズームは電動で構わないから、鏡筒部分にピントリングを付けてくれたらもっとスナップに適応するカメラになったであろう。MFでさくっとピントを合わせて撮影が可能になるからだ。

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EOS5Dmk2 EF16-35mm/F2.8 L USM

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エンパイヤ・ステート・ビル [アメリカ観光]

 ゴスペルをぜひ聴きたいと思っていた。ガイドブックなどで調べるとメジャーなのはハーレムにある教会なのだそうで、観光客も気軽に訪れることが出来るらしい。日曜日の午前中、ゴスペルが始まるのはだいたい11時頃である。

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朝まで降っていた雨は止んだ・・・さて。

 さて、それまでの間どうするか。博物館は早いところでも開館は10時。朝、立ち寄ることは出来ない。実はこんな場合にピッタリなアトラクションがあるのだ・・・それはエンパイヤ・ステート・ビルディング(the Empire State Building)。ここは8時からスタート。しかもホテルからはすぐである。

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 入場したときにはすでに8時を過ぎており、チケット売り場にはすでに多くの人の列。ただCityPassを持っていればワープが可能だ。さらにオーディオガイド(日本語)も無料。オーディオガイドでは、エンパイヤステートビルの歴史の詳しい解説と、展望台から見える眺望の説明を聞くことができる。

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City Passを持っているとこの列をワープできる

「エンパイア・ステート・ビル」。高さ381m102階、当時高さ世界一のこのビルの竣工は世界大恐慌中の1931年。なんと着工から僅か1年2ヶ月足らずで完成したそうである。信じられない早さ。驚異の突貫工事だ。建設にあたっては1階あたり1人の死亡を予想していたそうだが、実際には2人だったそうだ。1931年というと今から約80年前、昭和6年である。当時、あまりの高さに強度が心配されたこともあったようだが、未だに健在。それにしても当時のアメリカの技術力にはまったく恐れ入る。1945年にはB-29が79階に突っ込むという事故が起こったが、建物自体への損害は比較的少なく、事故後2日で営業を再開したそうだ。

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1972年に高さ世界一の座を譲ったものの、今でも世界で一番有名なビルと言ってもよいのではないだろうか。1972年にこのビルの高さを抜いたのがWTCのノースタワー。2001年9月11日以降はこのエンパイヤ・ステート・ビルが再びニューヨークで一番高いビルになっている。

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エレベーター順番待ち・・・
ナルシスな・・・自分撮り・・思わず撮った私が写ってたりして・・・怖っ

展示室を抜けて、エレベーターに並ぶ。
80階で乗り換えて86階の展望台へ。

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展望台はこんな感じ

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右手にあるビルが、エンパイヤ・ステートビルができるまで
世界一の高さだったクライスラービル

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正面にロックフェラービル
左奥の緑地がセントラルパーク。

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南側の展望
手前の三角形のビル(フラットアイアン・ビル)の右側の通りが五番街
左に向かう道がブロードウェー
奥に見えるのがロウワーマンハッタンのビル群
ひときわ高いのが再建中のWTCビル

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さらに上、102階の展望室へは追加料金が必要。
電波塔に使われていたWTCノースタワーが911で崩壊したため、
いまはここにテレビ各局の電波塔が集約されている。


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Top of the Rock ー ロックフェラー・センター・展望台 [アメリカ観光]

 美術館を閉館直前に出ると、あたりはスッカリ暗くなっていた。しかし時間を有効に使いたいアタクシには、今日さらにもう一仕事あるのだ。夜12時までやっているアトラクションが存在する・・・のである。それはトップ・オブ・ザ・ロックTop of the Rock・・・ロックフェラー・センター(Rockefeller Center)の展望台である。

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夜9時・・閉館直前のメトロポリタン美術館

 Lexington Ave. 51 Stで地下鉄を降りて西へ。途中、逆方向に歩いていたアジア人(俺もか・・)に「ロックフェラー・センター」はどこかと訪ねられた(^^;   「逆です・・・逆。」 ロックフェラーほどのビルでも見えないほどビルが多いのだ。

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見えました・・・あれがロックフェラー・センター・ビル

 CityPassと引き替えに、時間が指定されたチケットをもらう。10時40分。1時間少々時間を潰さなければならい。実はThe Metの前で食べたホットドッグ以外、マンハッタンに着いてから何も食べていないので、実は腹が空いているのだが、ビルの中の食事の出来そうなお店はすでに閉店。開いているのは、アイスクリーム屋さん・・・・。ええい、仕方がない、夕飯はアイスだ!! ということで、バナナに3種類のアイスが乗った、およそ1000カロリーを腹に入れた(爆) 一人旅の食生活はこんなものである。

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展望台に到着

 展望台・・・南側にはエンパイヤステート・ビルディングが近い。というか夜なので・・・しっかり分かるのはそれくらいである。灯りもそれほど多くなく・・・「すばらしい夜景」と感動するほどでもない。夜景を楽しむなら、おそらくは平日の日没からくらいがいいのであろう。夏の日没時間は遅すぎるから、冬の日没。それならまだオフィスにも灯りがつき、賑やかな夜景が楽しめると思う。今回は、ただ来ただけ・・・。カメラもX10しか持ってきてないので、撮った写真もこの程度・・・これでも何枚か撮ったなかで、ぶれの少ないマシなやつである。

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お約束・・・のエンパイヤ・ステートビルディング

 見学を終えて、徒歩でホテルに帰還。12時を過ぎていたが、いまだ人通りは絶えず、危険な感じもしなかった。昔に比べニューヨークはずいぶん安全な街になったらしい、以前は地下鉄も危ないといわれていたはずだ。人通りの多い通りなら、今はこの時間でも大丈夫なのであろう。

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メトロポリタン美術館 [アメリカ観光]

 ニューヨーク着が土曜日の午後2時、2泊して。ニューヨーク発が月曜日の午後2時。マンハッタンにいられる時間は2日間。ミュージアムは、見学に時間がかかるうえに、たいてい5時頃には終わってしまうので、かなり効率の悪いアトラクションといえる。しかし天下のメトロポリタン美術館The Metropolitan Museum of Art  略称The Met)くらいは見ておきたいと欲張りな気持ちもあり、どうしたものかと考えていた。ところが開館時間をよく見てみると、なんと金曜、土曜は21時まで開いているではないか。この時間を使わない手はない

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 市役所前からThe Metに近いLexington Ave.86st駅までは、地下鉄1本である。入館したのは・・・午後5時。閉館まであと4時間。

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メトロポリタン美術館前

 ここで、入場券の代わりに、ニューヨークシティーパスNEW YORK City Pass)を購入した。これはメトロポリタン美術館を初めとして、いくつかのアトラクションのチケットがセットになったもので、お値段は$89。$164分のチケットということなのだが、対象のアトラクション全てに行く予定は無いので、得になるかどうかは微妙なところ。買おうかどうか迷っていたのだが、思い切って買ってしまった。

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入り口ホール

 $5でオーディオガイドが借りられる。日本語版もあったので借りることにした。通常は$7だが、金曜、土曜の5時以降は$5
日本語版はsmallなのよ。それでもいい?
と聞かれたが、いくら内容が充実していても英語版が理解できるはずもなく、迷うことなく日本語版を選択するアタクシ。ではどのくらいスモールなのか・・・というと、1階部分の案内が約90分、そして2階部分の案内が同じく90分・・・・それ聞きながら回るだけで、もう閉館時間になっちゃうんですけど・・・・(^^;;;  フルバージョンは、さらにいくつかの個別の作品に対する説明が追加されているはず・・・聞くだけで、どんなけ時間がかかるのやら。

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まずはエジプト美術から

エジプトから中国に飛び、アメリカ文化、ギリシャ、メソポタミヤ、そしてヨーロッパの絵画、世界中の時間旅行。

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ここはアメリカン・ウイング広場と呼ばれている場所。
建物の中に建物があるが、その向こうがアメリカンウイングで、
アメリカ美術が展示されている。

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武器・甲冑の展示
ヨーロッパの武具はもちろん、日本の武具も充実・・・どうですか? 日本の鎧の印象は。

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ここはヨーロッパ・スカルプチャー・コート
ヨーロッパ彫刻の展示スペースであるここは以前は屋外だった。
見ての通り、右の建物は博物館の入り口そのものだ。
そんな博物館の発展、増設の歴史に思いを巡らせるのも楽しい
(オーディオガイドにも解説がある)

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こちらは、ギリシャ・ローマ美術の展示スペース。
広い展示室で皆思い思いに時間を過ごす。

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ギリシャ・スカルプチャー・コート
ここは昔カフェテリアだったらしい

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2階にある日本美術の展示スペース
まずは仏像・・・展示、ライティングにも結構凝ってる。
縄文式土器から屏風まで幅広い展示だ。

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これは獅子神さまなのかしらん?

宗教もあちらこちらに飛ぶ・・・

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仏教的なモノ・・・

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キリスト教的なモノ

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そしてイスラム
ちゃんとメッカのほうを向いているのどうかは知らない。

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気がつくとオセアニア

17 〜19世紀のヨーロッパ絵画の充実度はこの美術館の魅力の一つ。展示は2階にあり、すでに相当くたびれた(^^;
よろよろと、有名どころを見て回る。有名どころ・・と言っても多すぎる。

レンブラントにフェルメール、ゴヤ、ゴーギャン、セザンヌ、ゴッホに、マネ、モネ、ルノワール・・・

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フェルメールもゆったり鑑賞(^^)

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ここまで近づくとなんだか分からなくなっちゃうよね・・・とか話しながら鑑賞中・・かな?

狭いながら写真の展示も

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ヌード特集。
まずはアービング・ペンから。

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ちょっとエグ過ぎる写真が展示

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見ての通り立体視ビューワなのだが、
中は下半身裸のふくよかな女性が椅子に座って自慰している写真。
う〜ん、流石はメトロポリタン ????
 
 
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近代、現代の作品も多く収蔵、展示されているのであった。

閉館10分前くらいに外へ。

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ロウアー・マンハッタンのお散歩 [アメリカ観光]

初めてのニューヨーク。とは言っても、どうしても行きたいというところがあったわけではなく、お上りさん的にまずは観光。しかしながら、ただ観光と言っても。ニューヨークって「地球の歩き方」で一冊分あって、いったいどこへ行ったら良いのやら、さっぱりである。

有名なのは「自由の女神」なのだが、スタチュークルーズで島まで往復するのは面倒だし時間もかかりそう・・・、博物館も行きたいけど、でかすぎてちょっと見るだけでも半日くらいはかかりそう・・・、などとあれこれ思い悩んでしまう。

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BatteryPark

でも、一応「女神」は見ておかないとねぇ・・・ということで、地下鉄でマンハッタンの南端、バッテリーパーク(Battery Park)へ。「あっ、見えた見えた・・・

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BatteryParkから自由の女神を望む。これでヨシとしよう。

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Battery Parkにて

バッテリーパークから再建中のワールドトレードセンターを見ながら北へ向かう

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立派な教会が目に入った。トリニティー教会(Trinity Church)である。ここはニューヨークで最古の歴史を持つ教会らしい。中に入って少し見学。

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Trinity Church

ここから、東へ延びる通りがかの有名なウォール街であるのだが、今回はお散歩をパスしてまっすぐ北へ。

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ブルックス・ブラザーズビル。

多くのヒトビトが憩うリバティー公園(Liberty Park)のある交差点を左に折れるとWTCは目の前である。左手にトリビュート・WTCビジターセンターなるものがあった。ウォーキングツアーが実施されており、おそらくこのビジターセンターで申し込むのであろう・・あまりに人が多すぎて 見学する気もおきず、人混みだけ見ただけでパス。まぁ、雰囲気さえ分かればあたしは満足なのだ。

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GROUND ZERO 付近

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市庁舎公園

再び北に向かうと、右手に大きな公園があり、その向こうに市庁舎が見える。市庁舎から東に向かうとかの有名なブルックリン橋(Brooklyn Bridge)。橋の一部は市庁舎前公園の端からも見える。沢山のヒトが橋のウォーキングを楽しんでいる様子。これも遠くから見るだけで・・・。

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市庁舎付近からブルックリン橋を望む

ロウアー・マンハッタン(Lower Manhattan)の散歩はこれで終わり。私は再び地下鉄へ。


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初めてのNEW YORK、ペン駅到着 [アメリカ観光]

サウスカロライナ州からノースカロライナ州へ、バージニア州に入り夜が明けた。列車はかなり寂しい・・というか、かなりの森の中を走る。時折可愛い駅舎が登場して心和むこともあるが、流石に退屈だ。

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ラウンジカーで軽食を食べながら休憩

Greenvilleから11時間、ワシントンD.C.着。機関車増設のため、20分くらいだろうか・・停車。ここからはAMTRAK専用線に入る。ワシントンD.C.駅を出た列車は今までとはうって変わったようなハイスピードで走り出した。

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ワシントンD.C.駅

右手遠方にひときわ高いエンパイヤ・ステート・ビルディングを見ながら、列車は速度を落とし地下へ・・・そしてニューヨークはマンハッタン、マディソン・スクエア・ガーデンの地下にある、ペンシルベニア駅に予定より随分早く到着した。

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ペンシルベニア駅

とりあえずニューヨークの街に立って、数十歩歩いたところでの印象は・・・「ああ、東京だね」。で、まずはHOTELへ。予約したホテルは「Hampton Inn New York - 35th Street - Empire State Building」駅から歩いて行けるところというのを最優先にして選択した。荷物から早く解放されるし、帰りも列車の時間ぎりぎりまでフロントに荷物を預けておくという手が使えるからだ。フライトではこれは出来ないので、列車ならでは。

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NEW YORK

さて、ホテルの場所はエンパイヤ・ステート・ビルが目印になるはずなのだが、ビルが沢山ありすぎて見えない(^^; 地図を引っ張り出して自分の位置を把握し、ホテル到着は午後2時ちょうど。check-in Timeは3時なので、ちょっと早すぎたかなと思いつつも訪ねたところ、今掃除するから待ってて・・・と。一応聞いてみるモノである。

午後・・・まだずいぶん時間がある。

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Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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