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初めてのAMTRAK [アメリカ観光]

 金曜日夜11時、定刻より少し遅れて銀色の巨体がやってきた。AMTRAKの長距離列車。すでに乗車を待つ客は待合室の外に出て待っている。ホームは・・・無い!!

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 鉄ちゃんではないものの、一度は乗りたかったAMTRAK。自宅からほぼ1時間のところにあるGreenville駅には、一日2回このAMTRAK、New York⇔New Orleans間2203.2kmを約30時間で結ぶCRESCENT号がやってくる。そう、1日たった1往復。ここにやってくる旅客列車はこれだけである。

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 Greenvilleは、New YorkとNew Orleansのほぼ真ん中にあり、どちらもへもおよそ15時間。New York行きは22時58分発。New Orleans行きは5時1分発。すなわち、New York行きは夜中に出て、翌日の昼過ぎにNew York着、帰りは午後早く出て、早朝に帰り着くことになるのだ。そう、夜を移動時間に使えるこの列車は意外に便利なのである。しかもいきなりマディソンスクエアガーデンの地下にあるペンシルベニア駅に着くというのがいい。ちなみにWashington D.C.には9時45分頃に着く。逆にNew Orleansに行く場合には、行きも帰りも朝出発して、夜到着することになる。よほどの鉄ちゃんでない限り辛そうだ。

 Greenvilleの駅はノーフォーク・サザン鉄道の貨物ヤードの間借り。しかし結構小綺麗な専用の待合室があり、駅員もいる。もちろんこの駅員は列車が来る時間帯しかいないので昼間は無人だ。

 インターネットで予約した旨を駅員に告げ、チケットを受け取る。飛行機のように荷物を預けることもできるが、そこそこの大きさの荷物であればキャリー・オンも可能だ。

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 CRESCENT(三日月)はニューオリンズの別称。基本編成は機関車P42重連に、貨物車、乗務員用寝台車、寝台車2両、食堂車、ラウンジカー、そしてコーチと呼ばれる座席車4両の計10両が連なる。いずれもAMTRAKの発足以前に作られた古い車両らしい。

 AMTRAKは予約が必要でもちろん定員はあるのだが、基本的には自由席で、チケットには座席番号の記載がない。これは帰りに始発のNew Yorkから乗って分かったことだが、始発駅で乗った場合には自由に座ることができる。ただ、途中から乗った場合は、乗務員から数字が書かれた紙を渡され、その番号の席に座ることになる。そして乗車後、車掌がチケットをチェックし、行き先を書いた紙を座席の上に挟み込む。GREENVILLE発車時点ではガラガラに見えるのこの車両も実は満席なのだ。

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コーチクラスの座席はかなりゆったり。日本のグリーン車に近い。途中で車掌による枕の配給・・・。流石に満席になると辛いが、一度降りてしまえば二度とその席にヒトは乗ってこないので(たぶん)、車掌さんの差し込んでいった行き先を書いた紙と一緒に、空いた席に移動することが出来る。


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効果絶大!デジタルレンズオプティマイザ [カメラ&写真]

CanonのRaw現像ソフト「Digital Photo Professional」の新機能、デジタルレンズオプティマイザレンズの光学特性に合わせてその影響を補正するのですが、効果が絶大だということで各所で話題になっています。

ということで、ダメダメレンズであるEF16-35mmF2.8 L USMで試してみました。
このレンズほんとにダメダメで、高額レンズのくせに色収差出まくり、周辺ボケボケなんですわ。デジタル化して顕在化したんじゃなくて、フイルム時代でもダメだったんです(^^;

それでも買い換える余裕無く、しばらくは稼働率もそれほど高くはなかったんですが、最近では夜の盛り場やビルのスナップに活躍中です。F2.8の明るさがいいんですね。

今回試すのはZIONで撮影した風景。

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左上隅の青空バックの雲、そして左下隅の草むらをサンプリングして比較。

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雲の縁の変化を見ると、見事に色収差が消えているのが分かると思います。もちろん草むらの解像度も向上。まさに生まれ変わった感じがします。

全ての画像に対してこの補正をするわけではないですけど、ここ一番の画像には使うことになりそうです。

実は今まで「Digital Photo Professional」って一度も使ったこと無かったんですよね(^^;;

レンズ、ボディー、ソフトウエア・・・メーカーによる囲い込み戦略、成功!!
ってな感じね。


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アメリカから日本の空を見る [ひとりごと]

ただいま日本時間で月曜朝7時。

金環日食をUSTREAMで鑑賞中です。
欠けはじめ・・・ぎりぎり見えています。

skypeにはめざましTVが写ってる・・・かみさんは太陽出てこないかまた外に見に行った(^^;;
経済効果が100億円以上あったとか。たまにはこういうイベントもいいですね。

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さてこれから梅雨、そして夏
日本・・・今年は暑いんでしょうかね。

少なくとも関西はとっても暑い夏になりそうで・・・(^^;

電気が足りないからどうのこうの・・・工夫しなきゃいけないって・・
事故も問題も起こってないのに、発電所を動かすなと勝手にわめいて、自分で足りなくしといてなんやねん・・・よくわかりませんが。

ドイツは脱原発ができてどうして日本は出来ん・・とか言うヒトもいるけど、ドイツは昔からそういうことになってて、それを前倒ししただけで・・しかも事故のあと止めたのは老朽化した7基だけで、原発を止めたわけじゃない。
再稼動には関係の無い話。

動かしゃええがな・・・と思ってるんですがね。

安全対策がお粗末なのは承知の上・・・本当は問題だと思いますけどね。免震なんとか棟がないとか、崖が崩れそうだけど大丈夫か・・・とか(^^; なぜそれでひとまず十分と判断した根拠は知りたいとは思いますけど。しかしまぁ、いままでそれでやっとったんだからさ。

今反対してる人は、安全対策がどうとか関係なく反対してる人が多いような気がするんですよね~。なんかこう・・「原発止めることが目的」・・・みたいな感じよね。「原発止まってれば満足よ~」みたいに見える。ほんとにどうかは知らない。あたしにゃ、そう見えるっつぅだけですけど。

脱原発と原発再稼動は本来別の話で。今、無駄に化石燃料輸入して、多額の金を海外に流出させつづけるより、将来のエネルギーに関する技術開発を、そのお金を使ってしたほうがよっぽどいいような・・。

浜岡の原発も、住民投票を求める署名が始まっているとか。ただ不安なだけで、特に大きな落ち度のない企業に何兆円もの損失を出させるような判断をしていいものなのだろうかと思いますよね。そりゃ、地域独占で旨い汁をこれまで吸ってきたってことはあるにしても、だから制裁していいって話にはならないでしょう。もし判断を住民投票に委ねるなら、稼動した場合としない場合のリスク評価をしっかりして冷静な判断ができるような準備をするべきだと思う。

個人的には原発依存度がもともと低かった中電は他のエネルギーへの転換を積極的に進めるリーダーになったほうがいいんじゃないかなとは思うのだけどね。そういう姿勢が見えてこないというのにはちょっと不満はある。しがらみは見え隠れはするね。自然エネルギーへの転換を積極的に図ったら、富士、富士宮あたりは中電から電気買えるようにしちゃうんじゃない。もっとも富士市は今も富士川以西は、中電だけど。うちも中電からにしたいなぁ・・・富士山爆発したら、当分東電から電気来そうもないし(笑)

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久しぶりにBest Buyに [カメラ&写真]

 こないだ久しぶりに電気屋さん・・・BestBuyに行ったんですけど、電子書籍リーダーがすっかり広いスペースを確保しちゃってて驚きました。電子書籍リーダーって前からここで売ってたっけ? あれあれあれ??? って感じ。 「nook」の躍進ぶりが目立ちます・・・KindleFireはお店の入口正面に鎮座。

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 カメラはなぜか、α65の箱がガラスケースの中に山積み。大攻勢かけてるつもりなのかも。サンプルもあったので、はじめてファインダーを覗いてみました。昨年ヨドバシで覗いたα77と仕様は同じはずなのですが、なぜが妙にギラギラして違和感が・・・。あとで思ったのですが、おそらく部屋の照度が低いせいで、肉眼とEVFで見る映像とのギャッが大きく感じられたのではないかと・・。ヨドバシ・・というか日本の店舗は明るいからね。

 シャッターを切ると一眼レフではないことを思い知らされます。音はもう完璧にコンパクトカメラですね・・・連写なんてササササササササという音がするだけ

 それでも常用のお手軽カメラとしては私には許容範囲です。というより基本性能はお手軽カメラにしちゃ高すぎ。それゆえに、「ISO感度オートのときに感度上下限を設定できない。」「露出ブラケットの設定可能幅が狭すぎてHDR用には使えない」という、結構致命的な欠点が余計に気になってしまい買えないのですよα77にあって、α65に無い機能で、私が欲しいのはこの二つだけ。両方ともハードは関係なく、おそらくはコストには何の影響も無い機能です。高級機と中級機に対して、こういうキーになる機能で差をつけるというのは、ある意味巧いともいえますが、購入意思のあるヒトビトにとっては、この2つの機能を得るために3万数千円と、コンパクト差を犠牲にするのかと思うと悔しいところです。

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グーグル・ドライブ [PC,IT]

mobile me代替としてGoogle Driveを使い始めました。

あたしの使用目的

その1
 かみさんとのファイル共有・・・
 遠距離単身赴任なもんで。
 実際、そんなたいしたものは無いんですけど。

その2
 外出先でiPhoneなどで見たい資料の格納
  例でいうとですね・・・
   慣れていないカメラの取説。
   iPhoneでわざわざメーカーのHPから
   ダウンロードするっちゅうのは手間かかるから。

  あとね、パスポートとかVISAとか免許証のコピーとか。
  使うことあるんですよ。
  なんかで突然SNSのNo.記入しなくちゃいけなくなって
  あわてたりすることがあるから。
  もちろんクレジットカードのコピーとかは入れません。
  パスワードリストなんかも入れたいのだけど、
  流石にそういうのは怖い。

  その他、もろもろの資料。
   要するにたいしたものじゃないんですけど。

その3
 作った資料のPC→PC受け渡し
   メールで投げるよりはスマートってことで。

それだけ・・・

 ファイル毎、あるいはフォルダ毎に、アクセス権設定可能。ただし相手がgoogleアカウントを持っていることが必要。かみさんのgoogleアカウントも勝手に作りました。かみさんは、「クリックしたら、これをインストールしろ、あれをやれと、いろいろ出てきて、分からなくなっちゃった、もうダメ!! 」ということなので、実際に使えるかは???

 フル機能を使うにはwebベースで使用しなければならないようなのですが、Mac用のソフトウエアをインストールすると、グーグルドライブをあたかも普通のドライブのようにFinderに表示することが出来ます。少なくともこれまでのMobile meなみには使えそうです。もちろん機能はそれよりかなり高いのでしょう。Webで検索すると「使い方」なんていうページが出てくるんですけど、その画像見るとグーグル・ドライブのページの表示が日本語なんですよね。私のはデフォルトで英語なんだけど、どこで変えるんだっけっか???。 あまり困ってないから真剣に調べてません。

 一方のiCloudは、iPhone撮影画像の自動転送と、iPhoneで書いたメモの自分のメールアドレスへの自動転送が便利なくらいで、今のところ大きなメリットは感じていません。いや「iPhone撮影画像の自動転送」だけでも十分に便利かな。うん、便利に違いない。無料のサービスなんだから十分。文句言っちゃいけないですね。

あと、mobile meの消滅に伴い、そこの中にあるウェブサイトが6月末で消滅します。
なぁむぅあみぃだぁぶぅつぅ

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実はメインサイトを格納してあるifuaku.com.そこにメチャメチャスペースあるんで移動させりゃいいんですけど、古いコンテンツにわざわざ手をかけるのは面倒くさい。写真、動画を登録できるサイトがこれだけ出来ちゃうと、個人のwebサイトスペースなんてもう使いようがないですよね。どうしようかしらんらんらん

航空ショー with EOS5Dmk2 [カメラ&写真]

 前回、一眼レフはα700の一台体制でしたが、今回はEOS5Dmk2も加えた2台。一眼二台をぶら下げている人は滅多にいないので、ちょっと恥ずかしかったですね。レンズはα(APSサイズ)16-80mm70-300mm8mm魚眼の3本EOS(フルサイズ)16-35mm70-300mmの2本。実際には標準ズームの画角での撮影はコンデジのFUJIFILM X10でカバーしてしまったため、αの16-80mmは使用しませんでした。8mm魚眼も有効には使えなかったので、実質的にはαのレンズは70-300mmだけ。主たる使用目的は・・・APSサイズ、低画素での撮影によるデータ容量の節約・・・だけかな(^^; ジェット機の編隊アクロバット飛行以外の撮影では、α700でもなんら性能不足は感じないのですが、荷物になるので、たぶん次回の航空ショー撮影からはレギュラー落ちとなるでしょう。もっともその時まで私の機材の中で現役維持ができているかどうかは不明です。 

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 前回の航空ショーで実感したのが、広角レンズの必要性でした。地上展示機体をちょっと面白く撮るには広角レンズが有効だってことです。前回は広角ズームを持っていかなかったんですよね~。これで撮影の幅が広がると思います。HDR撮影も有効だと思います。「面白く撮る」という目的以外に、機体全部を一枚の画像に収めるという目的のためにもソコソコの広角レンズが役立つのでは・・と思います。飛行機マニア、ミリタリーおたくの方々にとっても広角レンズは必携でしょう。

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 さらなる面白さを狙って魚眼レンズも持って行きました。輸送機などのデカイ機体を正面直近からデフォルメして撮ったら面白いかなぁとか思ったのです。しかし、レンズ交換が面倒だったこともあり、有効に使うことができませんでした。お勧め度は低いですね。
 
 今回、Thunderbirdsは、100%EOS5Dmk2で撮影しました。レンズはタムロンSP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD。EOS5Dmk2は連写性能こそ若干α700に劣るのだけど、先週実感したα700のAF機能のレベルの低さと、前半の展示飛行でEOS5Dmk2を実際に使ってみた感触から、Thunderbirdsの撮影にはEOS5Dmk2のほうがベターと判断したのです。AFセッティングは使ったことの無いAIサーボ。そしてAFボタン押しでAFをストップさせる設定に。たとえば、機体を小さく、それも画面の隅に配置する引きの画面では、AFボタンでAFをストップさせてから素早く構図を変えて撮影・・・みたいなっ操作をすることになります。このような場合は、フォーカスはほぼ無限大になってくれていればそれでいいので。先週、α700はAFがメロメロで、途中から全撮影をMFに切り替えてしまったのですが、今回のEOS5Dmk2はこの設定で最後まで撮影しました。ISOは、少しでも早いシャッターが切れるように400に固定。記録データはデータ書き込み時間節約のため、RAWのみ。それでも連写は数枚で鈍くなっちゃいますね。書き込み早さを最優先にするならおそらくはJPEG記録だけにするのがきっと一番いいのでしょう。。

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カリプソパス・・上側の5番機がこのままの状態で下の6番機を追い越します。

 SONYのα700、CANONのEOS5Dmk2。両者とも4年ほど前の機種です。普段、私はフォーカスを合わせ難い・・というか、すぐ合わせられないと撮影不能・・・というような被写体をほとんど追うことがありません。なので、AF性能をシビアに意識したことがあまりなかったのですが、今回、撮り比べた結果は、「鈍重と評されるEOS5Dmk2とはいっても約半額のα700には負けませんよ。」ということなのかもしれません。万能機として多くのフォトグラファーに愛されてきた機種だけのことはありますよ。あ~もうちょっと望遠のレンズ欲しいかも・・EOS

 慣れてきた交差の撮影。ただ今回は曇り空のため遠くからやってくる機体の姿が捕らえづらく、の「5番機、6番機のクロス〜」みたいな場内放送を聞き逃さずに彼方を睨んで待つという作業が必要でした。あたしの「英語力」と「航空用語力」では「聞き逃さない」ということ自体、既にハードルがめちゃくちゃ高い(^^;。 

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交差・・もちろんトリミングはしてあります。このサイズでフルフレームで捕らえるのは・・無理(^^;

それでも右側から来た機体を一旦フレームに捕らえられさえすれば、このくらいの絵を撮るのは楽勝です(偉くなったもんだ)。ただ、ISO感度を400に上げて、シャッター速度を1/3200secにしても左から飛んでくる機体はぶれてしまいます。2機の位置関係は結果勝負。今回はわずかに遅かった。達人ならこの微妙なレリーズタイミングをコントロールできるのかもしれませんが、あたしにとっては神のみぞ知る・・・の領域です。

 曇り空・・・背景は雲・・・そんなときには当然それを活かす絵づくりを考えます。ただし相手の位置はコントロールできず、しかもどう来るのかも分かっていない、自分の位置もさほど自由にならない。たとえ、そうであっても、雲の位置やコントラストは常に意識しておくのですよ。「ここに今黒い雲があるなぁ、あっちには雲の切れ間があるよねぇ」ってね。そんでもって「黒い雲を活かせるのはこういう絵じゃないかなぁ」とか、いくつかイメージだけはする。そしてそのイメージに現実が近づいたら、そのイメージを実際に絵にするために動く。あとは時間勝負瞬発力です。撮影が成功するかどうかは、そういう瞬間的に引き出せるイメージされた絵」をどれだけ自分の中に持っているかが大事なような気がするんですよね。

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街角スナップとかそんなのでも、現実を目の前にした瞬間に、自分の中に持っていた「イメージ」が引き出されて、「よしっ、これでいこう」って瞬間的に意志決定しているような気がしています。もちろん意識しちゃいないんですけど。イメージは具体的な映像じゃないこともあります・・・ただ「漠然とこんな感じ」・・・というような。予め自分の中に持っていない絵は普通は撮れないんです。もちろんイメージしてないものが偶然撮れることもあって、それはそれで面白いんだけども。


今日の言葉
 「晴の日は青空の絵を、曇の日には雲の絵を・・・みつを」
   って、みつをさん、そんなの書いていてねぇし。

なんかいろいろ書いたけど、昨今 イメージ通りの絵は、フォトショップでどうとでも作れてしまうのだよなぁ・・・これがまた。

タグ:航空ショー

航空ショー再び 「SHAW AIR EXPO」 [アメリカ観光]

 サウスカロライナ州のちょうど真ん中あたりにあるショー空軍基地今回のAIR EXPOと名付けられた航空ショーの会場です。おそらくAir Showが行われる空軍基地としては、ここが自宅から一番近いはずです。

 前日の予報では日中の降水確率は20~30%。雨のケースも想定して「テントがあり」と書いてあった特別スペースの入場券を予め予約しておきました。「昼食付き」もあったのですが、それはすでにsold-outだったので席だけ。基地への入場料は基本的には無料です。結局、コロンビアまでは空は青かったのですが、基地に近づくにつれどんよりと・・結構重苦しい雲行きとなりました。。結局一日この調子で、時折雨もパラパラ。帰り、コロンビアに戻ってきたころには、晴れていたので、基地の周辺だけ局地的に天候が悪かっただけかもしれません(T_T)

 開門は7時半、飛行展示は11時から。先週のジョージアのAir Showでは飛行展示の時間割が分刻みで公開されていたのですが、本日は内容だけの表示でタイムスケジュールは出ていません。9時前に現地到着。腹ごしらえで朝マック。久々にモーニングプレートを。基地の前だってこともあり、制服の女性が何人か買出しに来てました。。

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 基地の入り口では「Air Show?」と聞かれ、「このまま行って」と言われただけ
 ところどころに人が立って、「向こうだよ」と手で示すのと、「GENERAL PARKING」という看板が立ててあるので、迷うことなく基地内の広大な臨時駐車スペースへ。そしてそこからバスで会場までGo!。

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 軍のIDカードを持っている人は、どこからでも入場できるようなのですが、一般客は屋内展示会場の入り口のセキュリティーを通ります。さほど厳しいわけでもなく、一般的な検査です。

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 屋内展示は結構充実、流石にAir EXPOと名付けられていることはありますわ。飛行機だけじゃなく、航空機に搭載するミサイルの展示、機関銃の展示。触れるし、持てるし、覗けるし・・・。でもって空軍バンドも演奏中。そんなノリです。たぶん先週のジョージアでは屋内展示ってほとんど無かったんじゃないかな・・・もしかすると私が気がつかなかっただけかもしれないけど。

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屋内展示場ではバンド演奏も

 そうこうしているうちに、飛行展示が始まったようで、爆音が・・・。なんかパチパチやっとる・・。

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 飛行展示の撮影は、やはり青空バックが嬉しいです背景がどんより曇では撮影意欲がさほど湧かない・・二度目なので飽きたちというのもちょっとあり・・・地上展示をあちこち見てました。 先週の反省から、今回は地上展示撮影用に広角ズームを持ってきました。たとえば、こんな感じに撮れます。

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広角レンズでの作例

魚眼も持ってきましたが・・・これはやり過ぎのようで、必要ないですね。

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 飛行展示は・・・この人が凄かった。いやーあたし乗ってたらすぐにチビッて失神すると思う。ビデオで撮れば良かった。

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 スポンサーのGEICOの名を冠した編隊アクロバット飛行隊「GEICO Skytypers」。

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 「皆、カメラの用意はいいかい!」 みたいな放送とともに・・こんなショーも。

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 ここでもジェットカー登場。T-33と競争して僅差で敗北。併走しているところを一画面に捕らえきれませんでした。残念。

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 F-16の高速飛行。わずかにVapor cone発生。残念ながら一瞬ドカッと出た瞬間を撮り逃しました。
 
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 で、シメはもちろんGメン75・・・

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Thunderbirds

じゃなくて、Thunderbirds(サンダーバーズ)。先週のブルー・エンジェルズでは、飛行前の地上演技が十分に見れなかったのですが、この日は堪能。もういいや(爆)

 アクロバットショーのメニューは、天候によって異なります。おそらくこの日の演技は晴の日のとは違っていたはず。急上昇する演技がなかったんじゃないかな・・・確か。

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サンダーバーズの演技

 先週は青空に青い機体で見づらかったのですが、今回は曇り空に白い機体でこれまた見づらい。そもそも雲のため視界が無いので、機体が突然出てくるような感じでかなり反応が遅れてしまうのですます。場内放送では「何番機のダレソレが左からやってきて○○○飛行します。」と言ってはくれるんだけど、確かには分からず・・・(^^; もっぱら公式記録係のビデオカメラの方向を確認しながらの撮影でした。

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最後はサンダーバーズ・パイロットのサイン会

タグ:航空ショー
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我が町の鉄道博物館?? [アメリカ生活]

 本日は晴れというのにほとんど動かず・・・買い物のついでに我が町の鉄道博物館ともいえる「RAILROAD HISTROCAL CENTER」をのぞいてきました。以前から存在は知っていたのでが、訪れるのは初めて。だってね、夏期の土曜日の午後しかやっていないのだよ。いつでも来れるけど、なかなか来れない施設ってわけです。

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てっきりこれがMuseumの建物だとばかり思ってたんだけど・・・
(もちろん昔はそうだったのしょう)

 小さいけどそこそこ立派な建物があるので、そこが展示室なのかとずっと思っていたのですが、近づいてみたら扉はCLOSE。脇から裏手に入ります鬱蒼としたということばがピッタリの雰囲気の庭の中に・・・小さな小屋が、その前でおじさんが手招きします。入館料を払おうと財布を出したら、「入館料は無しで寄付だけ」と言われました。僅かな展示物とショップ。気前よく$5入れちゃったけど、入れ過ぎだったかしら。

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ここが入り口、奥に見える小屋が展示室

 サウスカロライナ州グリーンウッド。今はもう旅客列車は走ってはいません。しかし昔の路線図をみると町から放射状に線路が延びています。そしてこのあたり、最盛期には、なんと6つの会社の路線が入り乱れていたそうです。しかし、1968年にはこの町から旅客列車は全て姿を消してしまいました。なんと半世紀近く前の話です

 展示車両はその、鬱蒼とした庭のなかに、まさに古色蒼然とした感じで置かれています。機関車は一台。1906年、ボールドウィン製のミカド型蒸気機関車。No.19

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 ちなみに形式名である「ミカド型のミカドはもちろん日本語の「帝」車軸配置2-8-2(先輪1軸、動輪4軸、従輪1軸)形の機関車のことを差します。当時、ボールドウィン社には日本から機関車(後の国鉄9700形)の発注がされており、そのときに採用された車軸配置が2-8-2であったことから、これ形式を「ミカド型」と命名したのだとのこと。アメリカではメジャーな形式であり、蒸気機関車の展示ではあちこちで「MIKADO」と書かれた表示板を見かけます。日本の蒸気機関車の代名詞(であった?)D51も「ミカド型」です。

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なかなかに豪華な車内

 古い食堂車や座席車(coach)、寝台車などの展示もありました。外から見るより中はひどくない・・・(^^;

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いい感じ・・・とってもいい感じ・・・古色蒼然・・萌え
 
 お母さんに連れられてきた少年が蒸気機関車の運転席に座り、何度も何度も鐘を鳴らしている姿が印象的でした。蒸気機関車が好きなのはアメリカの少年も同じなのですね・・・たとえ動いているところを見たことがなくても。

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Air Show 見聞録 Part5 総括 [アメリカ観光]

 はじめてのエアショー体験。日本だと「航空ショー」っていうんですね、あるいは「航空祭」とか。実はこんな単語も知らないくらいに興味が無かったんですが、観客も含め被写体も豊富だし、飛行機そのものの撮影チャンスも多いし、変化にも富んでるしってことで、写真にはとっても向いていると思いました。いい経験でした。だってね、たった半日の取材でブログ5本目だよ。なんか戦闘機の本とか、技が解説されているDVDとか買ってしまいそうです。

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肉だるま・・・(^^;

 写真が趣味の方、別に飛行機は好きじゃないよという方でも、あるいは女性の方でも、近くでイベントが開催されることがあったらお出かけになってみることをお勧めします。たぶんAPSサイズの一眼レフにキットの望遠レンズ、あるいは高倍率ズームという組み合わせがあれば、誰にでも十分撮影が楽しめると思います。

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妊婦かっ

ところで鉄道オタは「」「鉄ちゃん」とかいうんだけど、
飛行機オタって通称なんていうんですか? 

 「アルミちゃん?」 って、材質じゃねぇよ・・・ 
 じゃぁ
 「とびさん」・・それじゃ鳶さんじゃねぇか

でも、ボッカズボンにヨンニッパってのも何か格好いいぞ
       ・・・この場合はNikonだな、似合うのは。

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 日本の航空ショーに関する記事をいくつか見てみました。通ってる方、いらっしゃるんですねぇ~ってか、日本でもずいぶんたくさん航空ショーってやってんだなと改めて思ったのね。何も知らないんだなぁ~あたし。写真見たり記事みたりすると、日本の航空ショーはずいぶん混むようですね、「展示機の見学に長蛇の列」とかさ。こっちだとせいぜい「ブタの尻尾」ですから。

それにしてもさ、
 なんだかんだ言って皆好きなんじゃないですか戦闘機

だったらあなた、
  もっと沖縄の基地引き受けてあげなさいよ!!(爆)

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 さて、空軍基地を離れ、土曜の夜はアトランタ近郊のノークロスという街のHoliday Innに泊まりました。基地からは車で2時間近く離れているのだけれど、このあたりが日本食材店やレストラン、あと韓国系スーパーマーケットに近くて便利なのです。あと居酒屋、カラオケにも・・・行かないけどさ。ここはHoliday Innの中でもちょっと安め、AAA(日本のJAFのようなもの)会員レートで$60。もっと安いホテルはいくらもあるんだけど、プライオリティークラブのポイントが$1毎に10ポイント・・・10泊で一回無料・・・まぁ1割引みたいな感じかな。ひどくハズレることもないし、一応ブレックファースト付きだしってことで、とりあえず泊まるだけって目的のときには、Holiday Innを利用しちゃうことが最近多いです。日本食レストランで食事してからチェックインしたので、9時を少し回っており、どうやら最後のチェックイン客だった様子。カウンターに行ったら、こっちから名前を言う前にカードキーが出てきちゃいました。もちろんID見せないと渡しちゃくれませんが。こういうところは妙にフレンドリーなところがありますね。カメラマンベストを着たままスーパーに買い物にいったら、「今日は釣りだったの?」とおねぇちゃんに聞かれちゃったことがありますし、朝早くガソリンスタンド(いわゆるコンビニです)に寄ったら「こんなに早くどこ行くんだい?」とか聞かれるし・・・。日本じゃ常連客、顔見知りじゃなければ、客にそんな声かけないですからね。

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 ホテルは比較的快適でした。ブレックファーストが不味いのはもう仕方ないのであきらめてます。日曜日の予定は買い物して戻るだけだったので、ホテルをチェックアウトしてから少しだけ町を探検してみました。線路脇に公園のマークがあったのでおそらくそこが旧市街だと判断し、ナビの行き先に登録してGo・・・アタリでした。昔の駅舎がカフェレストランになっていたり、整備された公園では太極拳をしている人がいたり、階段でトレーニングしている人がいたり。ビーチバレーのコートまであってびっくり。これ初めて見たかも。カフェはもう営業していて、入りたかったのだけれど、あいにくホテルのまずいブレックファーストでお腹いっぱい状態・・・ちょっと気持ち悪い・・・だったので断念。

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タグ:航空ショー
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Air Show 見聞録 Part4 大失敗編(センサーのゴミ) [カメラ&写真]

 今回は大失敗をやらかしました。撮像素子(センサー)に付着したゴミデカイのが3箇所。気が付いたのが、最後のブルーインパルスの演技の直前。その前まで・・・ということで撮影枚数は膨大。・・・・ええっと・・・・700枚くらいかな??。

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でかいゴミが3カ所に
300mm F5.6

 迂闊でした。ノースカロライナの交通博物館で先週撮影した写真をあとでよくよく確認したところ、実はそこにも写ってたんです。ほとんどX10で撮影し、ブログなどで使った写真もほとんどそれだったので、α700で撮影した写真を意識して確認することがなかったので見落としました。前回の撮影結果をしっかり確認しなかった、さらに撮影前のゴミチェックもしなかった・・・怠慢以外のナニモノでもありません反省

 デジ一眼ではセンサーに付着するゴミは避けられません。これはもう必ず出ます。レンズ交換は必ずしますし、一眼レフはセンサーの前にシャッターとか、ミラーとか、稼動部が多いので、そこからも結構発塵しますしね。ゴミの混入はレンズ交換のときだけ気をつければいいというわけではありません。レンズ側にゴミがついてりゃ装着したあとにカメラ側に落ちますんでね。もう、レンズなんてゴミだらけだから・・・ってそんなのは俺のだけ?

 今回は3箇所、大きさが同じくらいの・・・それも極めて大きなゴミが3箇所。流石にこんなのは初めてでした。思えば交通博物館で久々に50mm/F1.4のレンズを使ったんですね。おそらくそのレンズが汚れていたんだと思います。そこから落ちたんじゃないかな。

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絞り込むとゴミはくっきり、そして細かいゴミも見えてきます
300mm F20

 「センサーに付着するゴミ」と一般的には言われることが多いのですが、付着するところは撮像素子がある面ではなくて、その手前にあるローパスフィルターの表面です(ローパスフィルターが無いというカメラもありますが、きっと一枚くらいはなんか板があるんでしょう)。焦点面からちょいと離れているので、絞りが浅いとボケます。ある程度以下の小さなゴミは全く見えなくなります。逆に絞り込むと、細かいゴミまでくっきりと見えてきちゃって落胆が激しくなります。「センサーゴミの悪影響を防ぐもっとも有効な手段は絞り込まないこと」なのです。「青空を写さないこと!」とも言われることがあります(^^; 実際には細かいゴミはプリントしちゃえば見えなくなっちゃいます、ただしデジタルデータを納品する場合には、気がつかれて汚いと言われるかもしれません。ゴミもでかくなると当然画像への影響は避けられません。くっきり大きいゴミは小さなプリントでもわかってしまうでしょう。絞りが浅い場合は濃度は薄くはなりますが、めっちゃデカくなるので、かえって処理が困難になるケースも多いです。あへあへ・・・。

 今回は、シャッター速度を稼ぐために、絞りは開放か、半段絞りくらいで撮影したものがほとんどでした。なのでカメラのモニターでは目立たないくらい薄いんですが、逆に影響範囲が広い。PCのモニターでピクセル等倍にすると直径20mmを軽く超えるほどです。幸い画面のほとんどが空なんで、完全に空にあたってくれていれば修正は極めて容易。ただ機体に絡む場合は修正が面倒です。翌日も同じプログラムでショーが行われるので、リベンジを・・・と一瞬は思ったんですけど、アトランタのホテルを予約してあるし、帰りが遅くなるのは嫌だし・・・ということで断念。自らの修正技術を信じて・・・(爆)。で、結局・・・次週、サウスカロライナで行われるAir Showチケットを購入・・・そっちでリベンジを。今度はサンダーバーズだぜ!!

 いくら修正が可能だといっても、基本は、なんといっても撮影前のゴミチェックです。真っ白な無地の壁とか、空とか、そんなところを絞りを目いっぱい絞ってチャッチャと撮影する。シャッター速度は気にする必要がない(ぶれてもいい)から思いっきり絞る。フォーカスも合わせる必要はなくて、むしろぼかしちゃう。グレーや白の車のボディーとかね・・そんなものを使ったこともあります。ぼかせばチェックするのに十分なほどには均一になりますからね。森の中とかは適当なものがなくて困るかもしれません。無地の紙とか用意しとくのかな?。実際にはゴミが気にならない絵の場合が多いですけど。で、撮影した画像の全体を表示させてチェックします。これで見えなければ、普通は(絞り込んで均一なものを撮影するようなことをするのでなければ)大丈夫だと思います。そのあと必要に応じて、画面を拡大して、隅からずーっとスキャンするようにみていきます。PCがあればそのモニターで見るのがBestだけど、現場では難しいでしょうからね。ゴミを見つけたらブロアーなどで取り除く。それ以上のことをやるかどうかはリスク判断ですね。あまり環境のよくない現場でどこまでやるか、というね。失敗して余計ゴミ入れたり、センサーを傷つけちゃうこともあるわけだから。

 あたしだって失敗しちゃいかん写真の撮影の前には必ずゴミチェックをするんです。で、万一のときに備えてブロアーはちゃんと持っていく。今回のように機材を最小限に絞ったときでもブロアーだけは忘れないえらい!!)。ブロアーでも撮れなかったときに備えて代替のカメラを持っていく・・・こともある。まぁ、そのくらいのことは考えるんですが、今はただもうぼんやりと適当に写真を撮るだけの状況になっちゃってるんで・・・こんなもんです(爆)  こういうのってEVFだと絶対気がつくんでしょうねぇ・・・これってメリットでかくないっすか。SONYのαの場合、動かないミラーが障害物としてシャッターの前に存在するというのも実はメリットのような気はしてるんですよ。動かないからそれ自身からの発塵も少ない。当然ミラーが汚れることで画質に悪影響を及ぼす確率は高まるんだけど、ローパスフィルターにゴミをつけるよりはマシですから。

 いくつか、クリーニングキットを買いましたけど、結局使うのはブロアーくらいですね、現場でも、家でも。ペタペタくっつけるというやつもあるようですけど、効果のあるのはやはりwet方式のようです。メーカーに送ってクリーニングしてもらうというのはいい手なんですが、日本でも面倒に感じることをこっちでやる気にはなりません。α700は昨年日本に帰ったとき、サービスセンターに持ち込んでクリーニングをしてもらいました。秋葉原でのお買い物のついでに・・という感じで。そんなことでもないとメーカーにクリーニングを頼むことは無いですね。いつかセンサーゴミを気にしなくてもいい日が来るのだろうか・・

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Air Show見聞録 Part3 ”展示飛行を撮る” [アメリカ観光]

初めてのAir Show 素人の素人の為の撮影メモ

持って行った機材は70-300mmを装着した一眼レフα700と、コンデジのFUJIFILM X10です。もちろん一眼レフは飛行演技撮影用コンデジはスナップ用完全なる分業体制。マニアの場合チーム飛行での「技」全体を捕らえたいと考え、広角レンズで演技を撮影することもしばしばあるようです。たぶんそれは動画のほうが適しているのしょうね。私のようなシロートは技の難易度や希少度はあまり関係なくとりあえずは見栄えのいい絵が欲しいぞ・・ということなので、基本は望遠系のレンズを使います。

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オフィシャル・フォトグラファーかな?

EOS-5Dmark2にしなかったのは連写機能が劣ることと、望遠画角が稼げないからです。もっともAPSサイズのα700の絵と、5Dm2から絵を切り出したAPSサイズの絵にはさほどの違いが無いので画角そのものはたいした理由ではありません。ただ手持ちの70-300mmのズームレンズの性能はαのレンズのほうが優秀(EOS用はタムロンのちょっと安いレンズなので)。どっちかというとそれが理由ですかね。

高倍率ズームと言う選択肢も当然あるでしょう。場合によってはかなりの武器になるような気がします。残念ながら私は今、所有していません

フォーカスはマニュアルで・・・またはカメラを選ぶ(^^;
 カメラにもよるとは思うのですが・・・少なくともα700では、AFで追いきれませんでした。これはα700のAF性能の低さゆえなのかもしれません。空に抜けちゃうことが多いのです。空に飛行機ってのはかなりの髙コントラストで決してAFに対して不利な条件とは思えないんですが、それが駄目なんです。で、一旦フォーカスが外してしまうと再び合うまでにはかなりの時間を要して・・・さようなら・・・です。CanonやNikon、またはSONYでも新しい機種であれば、それなりに合ってくれるのかもしれません。ただ・・・今のところはマニュアルで合わせた方が安心としかいえない状況です。

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 スモークは実際の飛行ではもちろん出す必要の無いものですが・・・アクロバット飛行をを盛り上げるツールとしてはかかせないものです。スモークと機体を格好いい形で配置させて・・・と、あれこれ考えるのですが、なかなか難しいです。

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 PLフィルターはどうしようかなぁ・・・と少し悩みました。デジタルにしてからPLフィルターの使用率がかなり落ちています。青空に関してはあとでどうにでもなるさ・・・なんて思って。この場合もPL使わないでシャッター速度を稼いだほうが○だろうなと思います。たぶんね。

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今の時代、
青空の色はあとでどうにでもなりますから・・・(^^;

 なぜかこの手の構図での撮影でピント外しを多発させてしまいました。撮影時フォーカスはマニュアルに設定しており、意識としてはほぼ無限遠のつもりでいたんですが・・・・。いまだ原因がわかりません。AFに切り替えて軌跡の白煙にピントを合わせちゃうと言うのもいい手かも。

 目の前を横切るようにまっすぐ飛ぶ機体を捕らえるのは難しくありません。一応遠方から機体をファインダーで捕らえながらそのまま流して撮りはしますが、1/1000以上の早いシャッター速度をキープすれば、私のように流し撮りが下手糞な人でも、機体がぶれちゃうことはありません。ただですね・・・複数機の演技の場合、機体との距離が近いと、ちょうど目の前にきたときに画面からはみ出しちゃいますので要注意です(^^;  まぁ、それはそれで迫力はあるともいえますが。

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 難しいのは、交差・・ですね。どうやって撮ろうかと考えちゃいました

 最初は交差しそうな位置にあらかじめカメラを向けておいて連写したんです。ただどこで交差するのかわからないので、安全を見て広い範囲を撮影することになって、機体がちっちゃくなっちゃう。

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予測撮影・・・交差
小さっ!

 あまりに迫力がないので手段を変えました。右から来る機体をファインダー内で捕らえながら、左目で左からの機体を確認。で、交差する寸前で連写をかけてみました。これならある程度、機体を大きく写せます。連写が鈍くて・・・2機とも写っていたのは一枚だけでした・・速っ!。

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シャッター速度 1/1250秒。
右から来た機体に合わせてカメラを振っているので左から来た機体は大きくぶれてしまう。
それ以前に・・・ピントが甘い(^^;;

 ただこれだと、絶対左から来る機体がぶれちゃうんですよね。カメラから見ると2倍の速さで動いていることになりますから。それを避けるには、もっと早いシャッター速度にすべきなのか、それとも機体が交差する瞬間はカメラを止めなきゃいけないのか・・・宿題です。

 どっちにしても、あまりフレーミングを気にしないで、広めに撮ってあとでトリミングというほうが平均点は間違いなく高いです。確実に撮りたいと思ったらそのほうがいい。そういう意味では5Dmk2のほうが良かったかなぁとも思いました。

タグ:航空ショー
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Air Show見聞録 Part2 ”こんなヒコーキが飛んでたぞ”の巻 [アメリカ観光]

 前の記事にも書きましたが、今回のエアショーの出しものは、航空機の展示飛行ショーの2本立て。

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風が強くてすぐ乱れちゃうね
Aを書きおわったときにはもう「US」は無くなってました。

スケジュール表によるとゲートは午前10時に開いて、閉門は6時ショーは11時15分から始まり、最後のブルーエンジェルスの演技が終わったのが4時でした。ブルーエンジェルスの演技が終わると、一斉に皆出口に向かい。ピストン輸送バスが超混みになります。1時間くらい待たないと乗れないなんてことになりかねないので、いっそのこと閉門ギリギリまで場内でのんびりするというのも一つの手かなと思いました。演技が始まっちゃうと、そっちを見るから、展示機体のほうには目がいかないんですよね。だったら演技が終わってから見たほうがいいのかなと。

演技のほうは結構多彩

1930年代に作られた複葉機 PT-17 Gary Rower、第二次世界大戦でも活躍した P-51 Mustang などの懐かしい機体も登場。プロペラ機というのはやはり味わいがあります

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PT-17 Gary Rower

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P-51 Mustang

 C-47 Skytrainからは、「D-day」を彷彿させるようなパラシュート降下を実演

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C-47 Skytrain
キャパもこれで降りたのか・・・と、ちょっと感慨
・・・で、「ちょっとピンボケ」。

 Ace Maker T-33 練習機での演技。

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Ace Maker T-33

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Ace Maker T-33

 FAK-55・・これは曲技飛行用に開発された機体なんだそうです。2機による見応えのある演技。

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とりゃ〜っ!!
って気合いだけじゃできないわな。

 比較的新しい戦闘機もちゃんと登場します。ステルス戦闘機 F22 Raptor

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F22 Raptor

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Mustangとのランデブーも。

 あとはコント仕立ての曲芸飛行あり、意味不明の出し物あり。

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 前の記事でも紹介したジェットスクールバス・・・パンフレットによるとF-4に積まれたジェットエンジンで42,000馬力だそうです。367mphまで出ると書いてありますが、場内放送では500mphって言ってたような・・・わからんけど。ジェットトイレに至っては、笑えるどころか・・・寒い。

 日本のエアショー、航空祭というのはどういうものなのでしょうか。地上展示とブルーインパルスの演技という点では似てますけど、さすがにジェットエンジンのスクールバスやトイレは走らんよね。

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背中にF15

 多彩な出し物とは言え流石に3時間、4時間となるとつらいものがあります。観客のほとんどは折り畳み椅子持参。当然だわな。ただ、写真屋としては、一旦キープした最前列を放棄して休憩するわけにもいかず・・・ただひたすら・・・立って待つ修行日焼け止め忘れた、買ってない・・・ほんと、それらは必携。

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いいなぁこれ

 お待ちかね、本日のメインイベント、ブルーエンジェルスの登場です!!。これはもう別格で、パイロットが乗り込むところからすでにセレモニー。もちろん一人一人紹介もされます。それまで持参した椅子に座ってのんびりくつろいでいたアメリカ人一変・・・いきなり総立ち、やんやの喝采。写真撮る、手を降る、叫ぶ・・・

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やんや、やんやの大歓声

 先の記事にも書きましたが、ブルーエンジェルス(Blue Angels)アメリカ海軍所属のアクロバット飛行隊です。現在の本拠地はフロリダ州のペンサコーラ海軍航空隊基地。ペンサコーラって、きれいな海岸なのよ、いちど行ってみたい・・というのはおいといて。もともとは、第二次世界大戦終結時に、「大衆の海軍航空兵力への関心を維持しておく事」を意図して、チェスター・ニミッツ提督の指示で、1946年4月24日に組織されたそうです。要するに広報活動部隊っちゅうことね。毎週どこかを飛んでる感じ。

 現在使用している機体は「F/A-18C/D ホーネット

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4機編隊飛行

 チームは6機で構成。1番機から4番機までは編隊の演技が主。5番機・6番機がソロを担当し、至近距離での交差飛行などもこの2機の担当。6機そろっての演技もあり・・・というのは、日本のブルーインパルスとほぼ同じみたいです。見たことないんですが、Wikiのブルーインパルスの項にそう書いてあったので。

 そうそう、ライトブルーとホワイトの日本のブルーインパルスのデザインはさわやかでいいですね。このブルーエンジェルスの青一色に黄色のラインのデザインはあまり好きじゃないです。だってさ、青空に全面濃い青の機体じゃ映えないじゃないですか・・・ステルスじゃないんだからさ。

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青空に溶けちまうぜ

 演目というかについてはたくさんあるみたいなんですが、ヒコーキに関してシロートのあたくしにはまるで区別がつきません。ええ、フィギュアのジャンプの種類といっしょです(爆)

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これがやばそうな技だってことくらいは分かる(^^;


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Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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