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スライドボックスからひと掴みスキャン [カメラ&写真]

 日本でフイルムスキャンを数百枚やってきました。今回取り込んだのはほとんど35mmフイルム。主には山の写真です。何らかの形でどこかに出せればいいな〜と思って思案中。flickr に日本の国立公園とか・・・追加するかな。

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南岳付近より槍ヶ岳

 日本にあるスキャン用の機材は2台。35mmフイルム専用(APSもできるが)のスキャナーが、2002年発売の、ミノルタDiMAGE Scan Dual III 。解像力は2820dp。これは私にとって2代目のスキャナーで、この前は同じくミノルタのクイックスキャン35というのを使っていました。もう10年というのか、まだ10年というのか・・・いずれにしても、既にフイルムの使用をほぼ止めてしまった現在から振り返ると隔世の感があります。

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白馬岳の朝

 ブローニーやシノゴも取り込めるフラッドベッドスキャナーがエプソンのGT-X900。これはたぶん2006年発売ですね。こちらのほうが最高解像度は高いのですが、解像度を上げたところで、無駄に時間と容量を使うだけのような気がするので、35mmなら2400dpiブローニーやシノゴの場合は800dpiを基本にしています。シノゴやブローニーフイルムでポスターサイズ以上に印刷しようとする場合はこれ以上の解像度にすることもありますが、私の場合はたいていこれで十分です。

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ナナカマド紅葉(涸沢)

 35mmフイルムをちょこちょことスキャンする場合はDiMAGE Scanを使うことが多いです。しかしマウントされた35mmフィルムなら12コマ、スリーブなら4本を同時にセットできるGT-X900は、数があるときはやはり便利です。ゴミ取り機能をONにして、12コマをスキャンすると、30分くらいはかかるものの、その間、完全に手は離れます。この時間はPCの能力にも依存するはずなので、本当の実力はもっと高いかもしれません。

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極彩色フィルム「フォルティア」で撮影した写真を発見
元フイルムは「6×7」 by PENTAX67

 一枚一枚、真剣に条件を調整していると作業時間がかかりすぎるので、実際にそのデータを使うときに画像調整することを前提に、取り込み時の調整はラフにして16 bitsでスキャンしてtiffフォーマットで保存。なので画像データは50MB/枚程度になります。

 PC2台でそれぞれを稼動させれば、一時間で35コマくらいはいけそうなのですが、そんなには頑張らず、スキャンを仕掛けて他事をやってて、気がついたら「終わってらぁ」って感じで、のんびりです。

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種池山荘付近の紅葉

 イマドキのフラッドベッドスキャナーにはまだフイルムスキャナ機能なんてついているのかしら。いずれにしろフイルムとともに、この手のスキャナーは市場から姿を消していくのでしょう。私ももうほとんどフイルムでは写真を撮らないのですが、デジタル化していないフイルムがまだ沢山手元にあります。なので、これらのロートル機材には今後も働いてもらわなければなりません。ときどき頑張ってね。

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カメラ与太話 [カメラ&写真]

フォトキナシーズンということもあって、カメラの新製品がいくつか発表されています。

SONYからは35mmフルサイズCMOS+35mm固定焦点レンズ搭載のコンデジDSC-RX1フルサイズEVF一眼α99、さらには35mmフルサイズビデオカメラなどが発表されています。残るのは噂されていた、NEXの35mmフルサイズ版ですが、これはどうなんでしょね。今回は見送りということなのでしょうか、それとも企画そのものがないのか。

写真ファンカメラ愛好家にとっては、このようなラインアップの拡充はとてもうれしい事なのですが、開発、発売する企業にとってはどうなのか、と老婆心ながら心配になってしまいます。高価格機は価格が維持でき、そこそこの数が売れればその開発費も含めて採算性は合うとは想像しますが。そこそこの数ってどのくらいなのか・・などと、そんなことが気になってしかたがありません(^^;

私の記憶が確かなら、SONYの一眼・・・その前身のミノルタ時代から、いわゆるプロ用と言われるNikon,Canonのフラグシップモデル同等クラスのセールスで成功したことは一度もないんですよね。もっともデジイチの場合は、そこよりも一ランク下のEOS5DやD800クラスがターゲットなのではありますけど、それでも厳しい感じは否めない。

いち早くEVF化をして他社と差別化、それはいい・・・というか、それしかないし、自社技術の優位性を活かしてカメラ開発を進めると必然的にこうなるというのは理解できるし拍手もするんですけども、それで、いままでとはうってかわって爆発的に売れるなんてことはきっとないでしょう。

製品を拡充し、レンズを増やしていくロードマップを見るたびに、逆に事業としては先細っていく感じにみえて仕方ありません

Nikonは、D800から画素と機能を落としたフルサイズ一眼レフD600を発表。。Canonでいえば、いまも販売が継続されている旧EOS5Dmark2に相当するクラスということになるのでしょうか。そのCanonもEOS5Dmark2を置きかえるとみられるEOS6Dを準備中との噂があります。

Nikonは上級機D800で高画素化Canonは上級機EOS5Dmark3で高感度特性を向上を指向5年ほど前、高画素化を追い求めていたCanonに対して、画素を押さえながらも圧倒的な高感度画質を誇るNikonD3を投入して世間を驚かせたのがNikon。この逆転現象が興味深いです。また、CanonはEOS3Dという超高画素機を準備中との噂もあり、目が離せません。

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写真は本文とは関係ありません

さて新製品といえば、AppleがiPhone5を発表。もはやスマートフォンとしての機能はほとんどのユーザが満足いくものとなっていて、アナリストからはそろそろ失速するのではないかという声も聞こえてきますが、それでも、さほど新しいモノを欲しがるタイプではないアタクシでも欲しくなってしまう「5」ですから、やはりまたそれなりの人気にはなるのでしょう。ここに来て、サムソン、Googleとの決別も加速、こちらのほうの動向も見逃せません。


 フイルムの話題としては「富士フイルムが映画フイルムから撤退」というニュースがありました。撮影用、上映用のフイルム生産を終了。3月には国内最大手の映写機メーカーだった日本電子光学工業が破産しているんだそうですね。「まぁ、そうでしょうね」と言うより他は無い(T_T)

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SONY α65のインプレッション [カメラ&写真]

 情熱大陸篠山紀信の激写半世紀」を見ました。御歳71歳にして元気一杯のトップランナーです。私が写真を始めた頃は「激写」の紀信として一斉を風靡してました。当時、紀信さんが使っていたカメラは、プロとしちゃ珍しいミノルタでした。かつてはミノルタもX-1というプロスペックフラッグシップをラインナップしていたのですが、それ以降は断絶。紀信さんはX700とか使ってました。「あ~カメラは何でもいいのや~」と貧乏学生に自信を持たせてくれる写真家でした。あたしのカメラもX700でしたんで。

 振り返って見れば、百恵さんの時代から現在まで、いつも「芸能」の一番旬場所に、紀信さんがいたような気がします。自分でシコシコなにか考え、新しいモノを作り上げる芸術家ではなくて、ひたすら「今」と並走して撮り続けてきた写真家。ポートレートなのだけど、ずらーっと並べると報道写真のようにも見えます。

 で、いささか強引な展開ですが、かつてのミノルタは今はSONYに受け継がれておりまして、SONYのαといえば、今、巷ではα99だとかフルサイズ。ミラーレスだとかの噂で持ちきりです。そんな中ではありますが、ちょっと発売から月日が経ったカメラα65のインプレッションをお送りします。

 日曜日に、α65に慣れることと、その実力テストも兼ねて動物園に出かけてきました。カメラテストには定番ともいえる動物園。期待通り沢山の写真が撮れました。前日の屋根付橋の撮影とも合わせ、α65を実際に使ってみての感想を少々。ただし、ふんだんに搭載されている機能はさほど使っていません。まずは普通の撮影がスムーズに出来るようになるのが第一なので。

 もちろん、そこそこのカメラである事は当たり前ですから、まぁ、そこそこ当たり前に使えます。その上で、やはり普通の一眼レフ(α65は一眼レフではなくEVF搭載の、いわゆるミラーレスに近いカメラです)や、上級機に比べて気になってしまったところなどを少し紹介します。

 外見は前にも書きましたけど、それほどチープではなくまずまずかと思います。グリップもボディーの大きさに対して大きめなので、ボディーが小さ過ぎてホールディングしにくいということはほとんどないのではないでしょうか。70-300mmのGレンズを装着したままカメラ握ってブラブラ歩いていましたが持ちにくさは全く感じませんでした。

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70-300mmF4.5-5.6G SSM  ISO800 f5.6 1/80sec

 EVF・・・見え方が違う、違和感があるというのは当たり前で、事前にお店で何度も覗いて確認したので言及しません。実際に撮影して見て「あれっ?」と思った事を一つ。 そもそもファインダーで見えている画像が現実よりも少し遅れています。なのでシャッターのタイムラグ以上に早めにレリーズしてあげなければいけません。これはまぁmsオーダーの話しなのでたいしたことはありません、問題は連写中です。この場合、表示される映像は、その時点の映像ではなく、直前に撮影された画像なので、時間遅れがかなりあります。要するに撮影中はライブビューとは言えない状態になるんです。これにはかなりの違和感を感じるので、特に動体撮影ではかなりの慣れを必要とするところではないでしょうか。

 背面液晶は一応はバリアングルなんですけど、下側にヒンジと回転軸があるタイプなので、通常位置から最初のアクションで液晶が下を向きます。ハイポジションで撮影する場合は素早く準備ができるんですけど。ローポジションの場合は180度回転させなきゃいけないので面倒くさい。それよりむしろ、ちょっと上向きに傾ける(⊿なふうに)ってのが出来ない。あと、縦位置の場合は完全に下に開いた状態から回転させるので三脚を使った場合には使えない・・・。もちろん承知していたことで、どうしても使わなきゃいけないときなんてないからいいんですけど、期待しているとショック受けるかも。ある意味、α77、65の差別点としては適切なんだろうと思います。

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DT16-80mm F3.5-4.5ZA ISO100  f5.0 1/100sec   
ローポジションで撮るってことがアタクシは結構多いんです。

 また、連写(10コマ/秒)は2秒も持たないので、シャターを切るのが早すぎると、いざシャッターチャンスというタイミングで写真が撮れない・・・というハメに陥ることがあります。メディアに書き込み終わるまで、撮影はかなり制限されるので・・・結構、きついです。航空ショーやスポーツ撮影で使える事を期待していましたけど、厳しいかもしれません。ただ今回使ったメディアは今までコンパクトカメラに使っていた安物、書き込みの早いメディアを用意してまたテストをしてみます。
 
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70-300mmF4.5-5.6G SSM ISO1000 f5.6 1/320sec
歩くのは遅いがクチパクパクは結構早かったりするのだ。

 AFフレームの移動や、露出補正の2アクション操作には慣れてはきたけれど、やはりサブダイヤルやスティックによる操作に比べるとまどろっこしい。エントリー機ってのは、たいていこんなもんなのでしょうか。これはコストに影響する部分なので若干の面倒くささは仕方ないですね。

 α77→65のスペックダウンで削られたISOオート設定での上限/下限設定。これも事前に認識して諦めてはいたものの、オートにしておくと、ちょっとしたことで1600まで上がってしまうのはちょっと勘弁・・・って感じです。望遠レンズではまだそこそこ速いシャッターが切れるのに感度が上限の1600まで上がってしまう。今回も昼間の屋外だというのにISO1600まで上がってしまったケースがありました。これにはちょっとびっくりです。図らずも高感度画質確認用のサンプルが得られたということになりますが。本当はISOオートはたとえスナップであっても800アタリで上限設定したいのですよね~。ここはコストとは全然関係なく、単純にソフトウエアでわざと差を付けちゃってる部分なんで、できたら上限設定入れて欲しい・・・下限設定はいらんから。

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70-300mmF4.5-5.6G SSM  ISO1000  f5.6 1/250sec
まだ1/250secでシャッターが切れるというのにISO1000まで上がっちゃうのよね。

 段階露出が「±2/3」までというリミッターもソフトウエアでα77と差を付けられた項目ですけど、「HDR素材撮影を諦める」という決断でとりあえず納得はしています。もちろん気が変わってα77と同等にしてくれれば嬉しいですけど。

 あと、一眼レフでは撮影後に撮影した画像が数秒表示される設定が標準なんですが、それが出来ないんですよね。いや、正確にはそういう設定はできるんだけれども、それが表示されている間、ライブビューが出来なくなって次の撮影に支障が出るので、実質「出来ない」のです。確認するにはプレビューボタンを押さなきゃいけない。ちょこっとだけ不便かなぁ。

 オートHDRも試しました。標準設定のオートではさほど効果は体感できず、かえってDレンジオプティマイザーのほうが暗部を持ち上げる結果になっていたりもしました。SONYのコンデジではいかにもHDRってところまで補正していたような気がしますが、αではやや控えめな設定なのでしょうか。
 
 他の特殊撮影モードもおいおい試してみます。実はまだ何ができるのか分かってなかったりもします(^^;
 24MPの高解像度は私には必要なく、ひたすら容量食い過ぎるだけ・・・みたいな感じもしていますので、(サイズ)Mモードでの使い勝手も確認しておこうかなと思ってます。EOS5Dm2よりも気軽にバシバシ撮りがちなので、16GBのメモリーがあっという間に一杯になっちゃいます。

α65とヨドバシカメラ [カメラ&写真]

 ヨドバシに注文したα65は、帰国した時にはもう自宅に届いていました。お店に並んでいるのを見ていたときには、ずいぶん小さく感じていたのですけれど、一台だけを手にするとそれほど小さいとは感じません。見た目だってそれほど貧相ではないですし、小さすぎて持ちづらいなんてこともないのでまずは合格点です。

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 α65 オートHDR使用

 さっそく上野にも持っていき実践投入。前の記事の仏像はこれで撮ったものです。操作に自信がなかったので取説をカバンの中に忍ばせていきましたが、それが必要なシーンはありませんでした。少し戸惑ったのは、いわゆる機能設定が、サイズや画質、ブレ防止などを設定するための左上のメニューボタンと、AFモードや、測光モード、エフェクトなどを設定するモニター右横のファンクションボタンの二つに分かれていることでした。覚えて慣れてしまえばどうということは無いのでしょう。

 ただ操作性はこれまで使っていたα700と比べて大幅に落ちています。露出補正や、ブレ防止のON/OFFという、極めて使用頻度の高い操作に手間がかかるのです。ブレ防止などはメニューから選択して・・・というまだるっこさ。もちろん高機能とはいえα65はエントリークラスの機種なので、操作性が多少犠牲になることは覚悟していましたが、想像以上かも。ただ使いにくいシーンに、あえてαを持ち出す必要もないので、「捨てちゃえ」みたいなことにはなりませんけどね。

 上野の博物館を出た後、秋葉原のヨドバシにも寄って来ました。中級機以上のカメラを触れる機会がアメリカではないので、大型カメラ店訪問は日本帰国時には絶対外せないイベントとなっています。D800に想像していた以上の重厚感を感じ、EOS5Dmark3はまぁそれなりで、X-pro1のデカサに改めて驚き、OM-Dに少し萌えました・・・はい。OM-Dは良くできてますねぇ・・・機能、ルックス問題なし、欲しくなりましたが、今のお値段では無理。でも、「良いカメラは高い」で、いいと思います。

 今まであまり気にしてなかったんですけど、カメラ売り場のフロアにいる店員さんってほとんどメーカーからのヘルパーさんなんですね。昔っからそうだっけ、いつもそうなんだっけ?。

「どのカメラがお勧めでしょう」
「いえ、それは一概には言えない、お客様の使用目的によりますので」
などと説明しておりました。

そうなんですよね~。
あれだけ機種がたくさんあるとお勧めカメラを絞るのも大変。
最終的にはルックス・・見た目だとアタシは思います。


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α65を注文しました [カメラ&写真]

SONYの一眼レフもどき、α65をヨドバシに注文しました。

いつもの通りヨドバシで。
不人気機種故か、北米とほぼ同じ値段で、日本語表示もされるんでお得感はあります。

もちろんもっと安いところはあるんですけど、何かあると面倒くさいから。
もう「いつもの」です。

それでね、面白い事に、ズームレンズとのセットがボディー単体より700円安いんです。
お店で買ったんだったら、その場でレンズを売ってしまうところです。

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引退間近なSONY α700
最近ではエアショー、大リーグ撮影などに主力機として活躍

α65は中級機α77のスペックダウンモデルで、ちょっと残念なところもあります。
ただそれは価格相応の差をつけるためには仕方ないのでしょう。
ですが、「小型なこと」にそれを凌駕する魅力を感じました

小型が欲しいのならなぜNFXではダメなのか・・・
それは一眼レフに近い操作性が必要だったからです。

ずいぶん迷いましたが、やはり一眼レフ相当の操作性は必要と判断しました。

α65ならば、サブ機として相応しい小型ボディーでありながら、バリアングル液晶、超短時間高速連写というようなメイン機「EOS5D系」では不可能な機能が補完できる・・・まさに絶妙なバランスかなと。

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EOS-M [カメラ&写真]

キヤノンからミラーレス一眼が発表になった。
まぁざっと見る限りスペックも概観も普通のカメラで、とくに欲しいとも思わない。
まずはひと安心である。

ミラーレスは、そのスタイルが購入動機に大いに影響するカメラで、自分自身にとってはさほど実用的なものではない、と言うのが今の私の認識である。そんなこともあってEOS-Mには全く魅力を感じないさほどは売れないんじゃないか・・・と思うがどうだろう。携帯性を重視するならレンズ固定式の高級コンデジのほうが遥かに実用性が高い

来月日本に行ったときα65でも買おうかしらという気持ちが少しだけ・・まだ・・ある。発表から1年経過した・・それも、なんとなく不人気なカメラなのではあるが、老朽化したα700の代替には遜色は無い。むしろ小型で、バリアングル液晶がついてて、動画が撮れて、GPSも付いてることのメリットは大きい。実は週末もBestBuyでα57とα65を比較してきたのだ。その結果、価格差よりも性能、品質差のほうが大きく、買うならα65ということに決定。

フルサイズのα99も8月末に発表されるとの噂も聞いているが興味は無い。SONYは主にスナップ用。気軽に持ち歩けて、素速い操作ができて、かつどんな被写体、状況にも対応できるというのが、必要条件。小型であらねば意味は無いのである。今持っているα700もサブとしてはやや大きすぎるくらいだ(購入したときはメインカメラとして買ったから・・・)。NSXも検討したが、これは使いづらさゆえにNG。素速い操作をしづらいのである。

αなぜ日本で買うのかと言うと、SONYの場合、海外仕様は日本語表示が出ないからというのが理由の一つだ。それでも実際には困る事は少ないので、安ければこちらで買ってもいいのだが、それほどの価格差でなければやはり日本で買いたい。ヨドバシで73,600円で7,360ポイント。価格com最安値は62,499円。 一方B$HではA65は$818(最近一気に下がった)とアメリカのほうが微妙に安い。

α700の処分も悩む。店頭購入ならそのお店に下取ってもらえばいいが、通販で買ってしまうと別途売りにいかなければならぬ。どうせ二束三文だろうからどうでもいいのだが。

あと三脚を真面目に使うことが多くなってきたので3way雲台を買いたい。ベルボンのNewタイプが、まだこっちでは売っていないのだ。

さらに、ショルダーのカメラバック・・・大、小、さらに小は持っているんだけど中が無い。小なんかEOS5Dじゃ使えないほど小さい。α700でようやく使える。α65なら十分。 
今は5Dでも使える中くらいのサイズのショルダーが欲しい。自然写真家から街の写真家に転向した今、ザックじゃ都合の悪いケースも結構多いのである。カメラバックの類は日本で買うわけじゃなくて、ヨドバシあたりで実物を確認して、アメリカで買う。安いから。アメリカで買えないフォックスファイヤーのザックなんかを日本で買いたいんだけど、嵩張るからたぶん買わない。

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高倍率デジカメ [カメラ&写真]

高倍率ズームデジカメって、基本的には興味の対象外で、全くウォッチしていなかったんですが、キタムラさんのブログで紹介されているのをたまたま見て、すっかり進化しているのに驚きました。廉価一眼に押されて一時は絶滅危惧種に指定されていたようにも思うんですが、地道に新化を遂げていたようです。

紹介されていたのはNikon coolpix P510。光学ズーム域は35mm換算で24-1000mmのなんと42倍! え~っ!! 望遠1000mmもさることながら、広角側を24mm相当まできっちり確保しているのが評価できます。それとあの、赤いボディがいい・・・正直ちょっとクラっときました、クラっと。

広角側F3も一眼レフ用のズームレンズと比べて暗くないし(むしろ明るい)、1000mのF5.9も同様。しかしそれにしても、1000mmって手持ちで撮れるの?って気もしますが、被写体をフレームの中に収めておくだけでも一苦労なんじゃないかという気がします。

1/2.3型裏面照射型CMOSの画素数は16メガ、連写は7コマ/秒、ファインダーは電子ビューファインダー、液晶モニターはチルト可。もちろんGPS付き。

自分のスタイルとしてこれ持ち歩いてスナップとかはないんだと思うんですが、用途によっては強力な武器にはなりますよね。悪くないです。これが4万円程度で買えちゃっていいんでしょうか。製造業が悲しくなっちゃう。

1000mm相当まではいらないから、もう少し高画質を、という貴兄には2/3インチEXR CMOS搭載のFUJIFILM X-S1でしょうか。こっちは少しばかり値が張りますが。

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超高画質コンデジ [カメラ&写真]

 SONYから1インチサイズのCMOSを搭載したコンデジが発売されました。「DSC-RX100」。有効画素数は、「そんなにいらねぇだろう」と思うくらいの2,020万画素Canonは今春、1.5型の大型CMOS搭載のコンデジ「PowerShot G1 X」を出していて、一部で人気が出ているのは知っていました。さらに遡れば、FUJIFILMのX100とか、シグマのDPシリーズなど、一眼クラスサイズのセンサーを搭載したコンデジは既にいくつか市場にでています。

 ただ、スタイルにとことん拘ったX100を別とすれば、これらの超高画質コンデジ達はあまり外見がパットしないという特徴があるなぁと思っていました。そもそもコンデジのフラグシップって、「性能がよければいいでしょう」という感じで、スタイルにさほど拘っていないような気がするのです。よく言えば質実剛健。いわゆるミラーレスレンズ交換式カメラが、なんとなくスタイルで売ってる感じがするのと対照的です。

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FUJIFILM X10で撮影

 今回のDSC-RX100は・・・ちょっとソニーらしくないデザインかも。好き嫌いが極端に分かれるかもしれませんが個性的ではありますね。両端の曲面がライカっぽいなと感じてしまいます。めちゃめちゃ好きなデザインとは言いませんが、「PowerShot G1 X」と比べれば断然イイ。FUJIのX10買ってなかったらこれにしたかも。

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FUJIFILM X10での撮影
ピント合うのが遅いので、こんなこともしょっちゅう。

 レンズは35ミリ換算28~100mm相当F1.8-4.9)の3.6倍ズーム。28mm相当でのF値は1.8。望遠側はやや残念な感じですが、28mmだけ見れば単焦点レンズ並。あたくしとしては「PowerShot G1 X」もそうなんですが、広角側は24mmから欲しいなぁというのが、個人的な要望。あと4mmが設計上難しいのだろうなぁ・・・たぶん。寄れるのは広角側だけということで、マクロ撮影に関しては割り切っている感じですね。

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FUJIFILM X10での撮影
これはMFでわざとピントを外しました。
コンデジでもこういう操作はできるんだけど手間はかかりますね。

 ミラーレスの人気に隠れて、超高画質コンデジは爆発的人気・・・にはなっていないような気はしていましたが・・・ひょっとすると静かに認知されつつあるのかもしれません。アタクシの場合、いわゆるミラーレス一眼に感じてる魅力って、ノスタルジックなスタイルと、様々なオールドレンズに対応できるという2点で、、一般的な実用性からはちょっと離れたところなんですね。だから未だに買えてないんです。いまレンズ交換式一般に飛びついているユーザーも、「あっ、ホントはレンズ交換なんて自分には必要ないんだった」ってことに気がついて、超高画質コンデジのほうに流れてもおかしくないかもしれません。

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NYお散歩カメラ [カメラ&写真]

今回のNY行に携行したカメラはFUJIFILM X10EOS5Dmk2。EOSのレンズは16-35mm/F2.824-105mm/F4の2本。実はX10だけにしようかなとも思っていたくらいで、X10がメインEOSがサブという位置づけである。

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FUJIFILM X10

今回、基本は観光。街歩きなならまだしも、美術館などに入るにはカメラバックやザックは鬱陶しい。X10なら小さなショルダーバッグやウエストバッグだけで行動ができる。画質や、広角域の不足は気にはなるが、被写体や撮影方法をカメラの特徴に合わせればいいやという考えである。

実際、ニューヨーク1日目、2日目も日中はX10しか携行しなかったスナップカメラとしてのX10の弱点はレスポンスである。電源入りから起動まで、また自動で電源が切れてからシャッター長押しで復帰するまでの時間が長いのである。これは結構・・決定的な感じ・・・である。そしてさらにAFの遅さ。さらに迷う。2日目の夕方からメインをEOSにしたのだが、改めて一眼レフのレスポンスの良さを再認識した。

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FUJIFILM X10

X10はレンズ鏡筒部分がズームリングになっており、これがスイッチも兼ねている。これ、ズームは電動で構わないから、鏡筒部分にピントリングを付けてくれたらもっとスナップに適応するカメラになったであろう。MFでさくっとピントを合わせて撮影が可能になるからだ。

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EOS5Dmk2 EF16-35mm/F2.8 L USM

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効果絶大!デジタルレンズオプティマイザ [カメラ&写真]

CanonのRaw現像ソフト「Digital Photo Professional」の新機能、デジタルレンズオプティマイザレンズの光学特性に合わせてその影響を補正するのですが、効果が絶大だということで各所で話題になっています。

ということで、ダメダメレンズであるEF16-35mmF2.8 L USMで試してみました。
このレンズほんとにダメダメで、高額レンズのくせに色収差出まくり、周辺ボケボケなんですわ。デジタル化して顕在化したんじゃなくて、フイルム時代でもダメだったんです(^^;

それでも買い換える余裕無く、しばらくは稼働率もそれほど高くはなかったんですが、最近では夜の盛り場やビルのスナップに活躍中です。F2.8の明るさがいいんですね。

今回試すのはZIONで撮影した風景。

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左上隅の青空バックの雲、そして左下隅の草むらをサンプリングして比較。

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雲の縁の変化を見ると、見事に色収差が消えているのが分かると思います。もちろん草むらの解像度も向上。まさに生まれ変わった感じがします。

全ての画像に対してこの補正をするわけではないですけど、ここ一番の画像には使うことになりそうです。

実は今まで「Digital Photo Professional」って一度も使ったこと無かったんですよね(^^;;

レンズ、ボディー、ソフトウエア・・・メーカーによる囲い込み戦略、成功!!
ってな感じね。


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久しぶりにBest Buyに [カメラ&写真]

 こないだ久しぶりに電気屋さん・・・BestBuyに行ったんですけど、電子書籍リーダーがすっかり広いスペースを確保しちゃってて驚きました。電子書籍リーダーって前からここで売ってたっけ? あれあれあれ??? って感じ。 「nook」の躍進ぶりが目立ちます・・・KindleFireはお店の入口正面に鎮座。

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 カメラはなぜか、α65の箱がガラスケースの中に山積み。大攻勢かけてるつもりなのかも。サンプルもあったので、はじめてファインダーを覗いてみました。昨年ヨドバシで覗いたα77と仕様は同じはずなのですが、なぜが妙にギラギラして違和感が・・・。あとで思ったのですが、おそらく部屋の照度が低いせいで、肉眼とEVFで見る映像とのギャッが大きく感じられたのではないかと・・。ヨドバシ・・というか日本の店舗は明るいからね。

 シャッターを切ると一眼レフではないことを思い知らされます。音はもう完璧にコンパクトカメラですね・・・連写なんてササササササササという音がするだけ

 それでも常用のお手軽カメラとしては私には許容範囲です。というより基本性能はお手軽カメラにしちゃ高すぎ。それゆえに、「ISO感度オートのときに感度上下限を設定できない。」「露出ブラケットの設定可能幅が狭すぎてHDR用には使えない」という、結構致命的な欠点が余計に気になってしまい買えないのですよα77にあって、α65に無い機能で、私が欲しいのはこの二つだけ。両方ともハードは関係なく、おそらくはコストには何の影響も無い機能です。高級機と中級機に対して、こういうキーになる機能で差をつけるというのは、ある意味巧いともいえますが、購入意思のあるヒトビトにとっては、この2つの機能を得るために3万数千円と、コンパクト差を犠牲にするのかと思うと悔しいところです。

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航空ショー with EOS5Dmk2 [カメラ&写真]

 前回、一眼レフはα700の一台体制でしたが、今回はEOS5Dmk2も加えた2台。一眼二台をぶら下げている人は滅多にいないので、ちょっと恥ずかしかったですね。レンズはα(APSサイズ)16-80mm70-300mm8mm魚眼の3本EOS(フルサイズ)16-35mm70-300mmの2本。実際には標準ズームの画角での撮影はコンデジのFUJIFILM X10でカバーしてしまったため、αの16-80mmは使用しませんでした。8mm魚眼も有効には使えなかったので、実質的にはαのレンズは70-300mmだけ。主たる使用目的は・・・APSサイズ、低画素での撮影によるデータ容量の節約・・・だけかな(^^; ジェット機の編隊アクロバット飛行以外の撮影では、α700でもなんら性能不足は感じないのですが、荷物になるので、たぶん次回の航空ショー撮影からはレギュラー落ちとなるでしょう。もっともその時まで私の機材の中で現役維持ができているかどうかは不明です。 

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 前回の航空ショーで実感したのが、広角レンズの必要性でした。地上展示機体をちょっと面白く撮るには広角レンズが有効だってことです。前回は広角ズームを持っていかなかったんですよね~。これで撮影の幅が広がると思います。HDR撮影も有効だと思います。「面白く撮る」という目的以外に、機体全部を一枚の画像に収めるという目的のためにもソコソコの広角レンズが役立つのでは・・と思います。飛行機マニア、ミリタリーおたくの方々にとっても広角レンズは必携でしょう。

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 さらなる面白さを狙って魚眼レンズも持って行きました。輸送機などのデカイ機体を正面直近からデフォルメして撮ったら面白いかなぁとか思ったのです。しかし、レンズ交換が面倒だったこともあり、有効に使うことができませんでした。お勧め度は低いですね。
 
 今回、Thunderbirdsは、100%EOS5Dmk2で撮影しました。レンズはタムロンSP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD。EOS5Dmk2は連写性能こそ若干α700に劣るのだけど、先週実感したα700のAF機能のレベルの低さと、前半の展示飛行でEOS5Dmk2を実際に使ってみた感触から、Thunderbirdsの撮影にはEOS5Dmk2のほうがベターと判断したのです。AFセッティングは使ったことの無いAIサーボ。そしてAFボタン押しでAFをストップさせる設定に。たとえば、機体を小さく、それも画面の隅に配置する引きの画面では、AFボタンでAFをストップさせてから素早く構図を変えて撮影・・・みたいなっ操作をすることになります。このような場合は、フォーカスはほぼ無限大になってくれていればそれでいいので。先週、α700はAFがメロメロで、途中から全撮影をMFに切り替えてしまったのですが、今回のEOS5Dmk2はこの設定で最後まで撮影しました。ISOは、少しでも早いシャッターが切れるように400に固定。記録データはデータ書き込み時間節約のため、RAWのみ。それでも連写は数枚で鈍くなっちゃいますね。書き込み早さを最優先にするならおそらくはJPEG記録だけにするのがきっと一番いいのでしょう。。

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カリプソパス・・上側の5番機がこのままの状態で下の6番機を追い越します。

 SONYのα700、CANONのEOS5Dmk2。両者とも4年ほど前の機種です。普段、私はフォーカスを合わせ難い・・というか、すぐ合わせられないと撮影不能・・・というような被写体をほとんど追うことがありません。なので、AF性能をシビアに意識したことがあまりなかったのですが、今回、撮り比べた結果は、「鈍重と評されるEOS5Dmk2とはいっても約半額のα700には負けませんよ。」ということなのかもしれません。万能機として多くのフォトグラファーに愛されてきた機種だけのことはありますよ。あ~もうちょっと望遠のレンズ欲しいかも・・EOS

 慣れてきた交差の撮影。ただ今回は曇り空のため遠くからやってくる機体の姿が捕らえづらく、の「5番機、6番機のクロス〜」みたいな場内放送を聞き逃さずに彼方を睨んで待つという作業が必要でした。あたしの「英語力」と「航空用語力」では「聞き逃さない」ということ自体、既にハードルがめちゃくちゃ高い(^^;。 

20120506-IMG_1588.jpg
交差・・もちろんトリミングはしてあります。このサイズでフルフレームで捕らえるのは・・無理(^^;

それでも右側から来た機体を一旦フレームに捕らえられさえすれば、このくらいの絵を撮るのは楽勝です(偉くなったもんだ)。ただ、ISO感度を400に上げて、シャッター速度を1/3200secにしても左から飛んでくる機体はぶれてしまいます。2機の位置関係は結果勝負。今回はわずかに遅かった。達人ならこの微妙なレリーズタイミングをコントロールできるのかもしれませんが、あたしにとっては神のみぞ知る・・・の領域です。

 曇り空・・・背景は雲・・・そんなときには当然それを活かす絵づくりを考えます。ただし相手の位置はコントロールできず、しかもどう来るのかも分かっていない、自分の位置もさほど自由にならない。たとえ、そうであっても、雲の位置やコントラストは常に意識しておくのですよ。「ここに今黒い雲があるなぁ、あっちには雲の切れ間があるよねぇ」ってね。そんでもって「黒い雲を活かせるのはこういう絵じゃないかなぁ」とか、いくつかイメージだけはする。そしてそのイメージに現実が近づいたら、そのイメージを実際に絵にするために動く。あとは時間勝負瞬発力です。撮影が成功するかどうかは、そういう瞬間的に引き出せるイメージされた絵」をどれだけ自分の中に持っているかが大事なような気がするんですよね。

20120506-S0013869.jpg

街角スナップとかそんなのでも、現実を目の前にした瞬間に、自分の中に持っていた「イメージ」が引き出されて、「よしっ、これでいこう」って瞬間的に意志決定しているような気がしています。もちろん意識しちゃいないんですけど。イメージは具体的な映像じゃないこともあります・・・ただ「漠然とこんな感じ」・・・というような。予め自分の中に持っていない絵は普通は撮れないんです。もちろんイメージしてないものが偶然撮れることもあって、それはそれで面白いんだけども。


今日の言葉
 「晴の日は青空の絵を、曇の日には雲の絵を・・・みつを」
   って、みつをさん、そんなの書いていてねぇし。

なんかいろいろ書いたけど、昨今 イメージ通りの絵は、フォトショップでどうとでも作れてしまうのだよなぁ・・・これがまた。

タグ:航空ショー

Air Show 見聞録 Part4 大失敗編(センサーのゴミ) [カメラ&写真]

 今回は大失敗をやらかしました。撮像素子(センサー)に付着したゴミデカイのが3箇所。気が付いたのが、最後のブルーインパルスの演技の直前。その前まで・・・ということで撮影枚数は膨大。・・・・ええっと・・・・700枚くらいかな??。

DSC00623.jpg
でかいゴミが3カ所に
300mm F5.6

 迂闊でした。ノースカロライナの交通博物館で先週撮影した写真をあとでよくよく確認したところ、実はそこにも写ってたんです。ほとんどX10で撮影し、ブログなどで使った写真もほとんどそれだったので、α700で撮影した写真を意識して確認することがなかったので見落としました。前回の撮影結果をしっかり確認しなかった、さらに撮影前のゴミチェックもしなかった・・・怠慢以外のナニモノでもありません反省

 デジ一眼ではセンサーに付着するゴミは避けられません。これはもう必ず出ます。レンズ交換は必ずしますし、一眼レフはセンサーの前にシャッターとか、ミラーとか、稼動部が多いので、そこからも結構発塵しますしね。ゴミの混入はレンズ交換のときだけ気をつければいいというわけではありません。レンズ側にゴミがついてりゃ装着したあとにカメラ側に落ちますんでね。もう、レンズなんてゴミだらけだから・・・ってそんなのは俺のだけ?

 今回は3箇所、大きさが同じくらいの・・・それも極めて大きなゴミが3箇所。流石にこんなのは初めてでした。思えば交通博物館で久々に50mm/F1.4のレンズを使ったんですね。おそらくそのレンズが汚れていたんだと思います。そこから落ちたんじゃないかな。

DSC00932.jpg
絞り込むとゴミはくっきり、そして細かいゴミも見えてきます
300mm F20

 「センサーに付着するゴミ」と一般的には言われることが多いのですが、付着するところは撮像素子がある面ではなくて、その手前にあるローパスフィルターの表面です(ローパスフィルターが無いというカメラもありますが、きっと一枚くらいはなんか板があるんでしょう)。焦点面からちょいと離れているので、絞りが浅いとボケます。ある程度以下の小さなゴミは全く見えなくなります。逆に絞り込むと、細かいゴミまでくっきりと見えてきちゃって落胆が激しくなります。「センサーゴミの悪影響を防ぐもっとも有効な手段は絞り込まないこと」なのです。「青空を写さないこと!」とも言われることがあります(^^; 実際には細かいゴミはプリントしちゃえば見えなくなっちゃいます、ただしデジタルデータを納品する場合には、気がつかれて汚いと言われるかもしれません。ゴミもでかくなると当然画像への影響は避けられません。くっきり大きいゴミは小さなプリントでもわかってしまうでしょう。絞りが浅い場合は濃度は薄くはなりますが、めっちゃデカくなるので、かえって処理が困難になるケースも多いです。あへあへ・・・。

 今回は、シャッター速度を稼ぐために、絞りは開放か、半段絞りくらいで撮影したものがほとんどでした。なのでカメラのモニターでは目立たないくらい薄いんですが、逆に影響範囲が広い。PCのモニターでピクセル等倍にすると直径20mmを軽く超えるほどです。幸い画面のほとんどが空なんで、完全に空にあたってくれていれば修正は極めて容易。ただ機体に絡む場合は修正が面倒です。翌日も同じプログラムでショーが行われるので、リベンジを・・・と一瞬は思ったんですけど、アトランタのホテルを予約してあるし、帰りが遅くなるのは嫌だし・・・ということで断念。自らの修正技術を信じて・・・(爆)。で、結局・・・次週、サウスカロライナで行われるAir Showチケットを購入・・・そっちでリベンジを。今度はサンダーバーズだぜ!!

 いくら修正が可能だといっても、基本は、なんといっても撮影前のゴミチェックです。真っ白な無地の壁とか、空とか、そんなところを絞りを目いっぱい絞ってチャッチャと撮影する。シャッター速度は気にする必要がない(ぶれてもいい)から思いっきり絞る。フォーカスも合わせる必要はなくて、むしろぼかしちゃう。グレーや白の車のボディーとかね・・そんなものを使ったこともあります。ぼかせばチェックするのに十分なほどには均一になりますからね。森の中とかは適当なものがなくて困るかもしれません。無地の紙とか用意しとくのかな?。実際にはゴミが気にならない絵の場合が多いですけど。で、撮影した画像の全体を表示させてチェックします。これで見えなければ、普通は(絞り込んで均一なものを撮影するようなことをするのでなければ)大丈夫だと思います。そのあと必要に応じて、画面を拡大して、隅からずーっとスキャンするようにみていきます。PCがあればそのモニターで見るのがBestだけど、現場では難しいでしょうからね。ゴミを見つけたらブロアーなどで取り除く。それ以上のことをやるかどうかはリスク判断ですね。あまり環境のよくない現場でどこまでやるか、というね。失敗して余計ゴミ入れたり、センサーを傷つけちゃうこともあるわけだから。

 あたしだって失敗しちゃいかん写真の撮影の前には必ずゴミチェックをするんです。で、万一のときに備えてブロアーはちゃんと持っていく。今回のように機材を最小限に絞ったときでもブロアーだけは忘れないえらい!!)。ブロアーでも撮れなかったときに備えて代替のカメラを持っていく・・・こともある。まぁ、そのくらいのことは考えるんですが、今はただもうぼんやりと適当に写真を撮るだけの状況になっちゃってるんで・・・こんなもんです(爆)  こういうのってEVFだと絶対気がつくんでしょうねぇ・・・これってメリットでかくないっすか。SONYのαの場合、動かないミラーが障害物としてシャッターの前に存在するというのも実はメリットのような気はしてるんですよ。動かないからそれ自身からの発塵も少ない。当然ミラーが汚れることで画質に悪影響を及ぼす確率は高まるんだけど、ローパスフィルターにゴミをつけるよりはマシですから。

 いくつか、クリーニングキットを買いましたけど、結局使うのはブロアーくらいですね、現場でも、家でも。ペタペタくっつけるというやつもあるようですけど、効果のあるのはやはりwet方式のようです。メーカーに送ってクリーニングしてもらうというのはいい手なんですが、日本でも面倒に感じることをこっちでやる気にはなりません。α700は昨年日本に帰ったとき、サービスセンターに持ち込んでクリーニングをしてもらいました。秋葉原でのお買い物のついでに・・という感じで。そんなことでもないとメーカーにクリーニングを頼むことは無いですね。いつかセンサーゴミを気にしなくてもいい日が来るのだろうか・・

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メンフィスへの旅「今回の機材」 [カメラ&写真]

恒例〜、「今回の機材」(メンフィス編)。

今回はスナップ中心なので、主力機はFUJIFILM X10です。

20120407-DSCF2666.jpg
FUJIFILM X10でのスナップ。フイルムシミュレーション「ベルビア」で。

一眼はEOS 5Dmark2。X10は広角側が35mm換算で28mmまでしかないので、基本的には16-35mm/F2.8を装着して広角でのスナップをフォローします。また博物館の中の様子を説明的に撮影するときにも重宝します。

20120406-IMG_0945.jpg
EOS5Dmark2 with 16-35mm/F2.8L USM

本来、これだけで十分なんですが、今回は車なので荷物の制限がないので、α700も携行。レンズは夜のスナップ用の50mm/F1.4、さらに対角魚眼でスナップに挑戦。ざっとこんなところです。

20120407-DSC00017.jpg
α700 with 50mm/F1.4
やっぱりちょっと長すぎるんで、活用の場面はさほど多くない。

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α700 with fish eye 8mm
実際に撮影しているとき、モニターでは今一に思えたのですが
結果を見てみると、そこそこいけてます。
もうちょっと沢山撮れば良かった。


タグ:メンフィス
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妄想 for the Next generation Camera [カメラ&写真]

Siriだとか、しゃべってコンシェルだとか、音声入力、認識技術が上がっているのだなぁと感じていたのと、最近のカメラの高機能化について考えていたら、急に妄想してしまったので・・・忘れないように書き留めておきます(なんじゃそりゃ)。

これからカメラはどこに行くのか・・・

 高画素化、高画質化、高感度化、高速連写、ブレ防止、などという基本機能の向上に加え、顔認識、自動パノラマ画像生成、自動HDR画像生成などの、処理技術の搭載、そして向上。初心者向けとして搭載されていると思われるシーン別撮影モードにしたって、沢山ありすぎちゃってもう機能としては常人には使いきれないところまで来てしまったというのが実情なんじゃないかと思うんですね。

 これね、もうちょっと画像認識画像解析機能を強化して、さらにできれば音声認識機能を追加しちゃったりなんかして、インタラクティブにカメラとやり取りして撮影できる機能を搭載してみたらどうなのか・・・と。

シーン1:白い教会の前での女子ポートレート・・・・

カメラ「ずいぶんと明暗差が大きい被写体ですね」
撮影者「白い建物の前のポートレートなんだ」
カメラ「右の暗い部分が人物ですね。そこを適性露出にしないと」
撮影者「うん」
カメラ「背景を白く飛ばすハイキートーンにしますか。それとも補助光でストロボ当てますか?。それともHDRにしますか?」
撮影者「うーん」
カメラ「とりあえずハイキートーンで撮ってみましょう」
撮影者「綺麗だね。もっと明るくしてもいいかもしれないな。」
カメラ「では、もうすこし明るめに撮ります。いかがですか」
撮影者「うん、綺麗だ」
カメラ「撮影された画像を解析しました。暗部と明部のバランスを考えると、ハイキートーンの場合もう少し背景の白い部分を増やしたほうがいいと考えるのですが、いかがでしょう?」
撮影者「そうなんだ、もうちょっとカメラを上に向けたいんだけど、木の枝が入ってしまって汚くなるんだ」
カメラ「それはフォトショップで消せるかもしれません。とりあえず、その構図でも撮影しておくことをお勧めします」
撮影者「そうするよ」
撮影者「そうだ、背景が教会であることがわかる写真も欲しいな」
カメラ「では、HDRで撮ってみましょう。露光設定はあなたがやりますか?わたしがやりますか?」
撮影者「まかせるよ」
カメラ「三脚を持っているなら使ってください。ブレ防止はOFFにしてください」
撮影者「準備できたよ」
カメラ「3枚撮影します」
           みたいな・・・

このくらいのこと・・・既に出来そうな気がします。

 全部オートに任せるのではなく、インタラクティブであることがポイントです。もっとも一年みっちりこのカメラ使ったら、アシストは要らなくなるような気もしますが。

 ときどき設定ミスするんですよ。ISO感度が高感度のままになってるのに気がつかずに、日中の風景撮っちゃうとか。絞りとシャッタースピードちゃんとチェックすりゃ気がつきそうなものなんですが、あれっ何か変だな?と一瞬思うだけでそのまま撮っちゃったりするんです。そんなとき、「高感度設定のままでいいの?と一言言ってもらいたいという思いは実際にあります。とはいえホントにしゃべったらウザイかも・・ですが。

まぁ流石に、上に書いたような撮影アシスト機能は要らないし、そんなカメラ欲しくもないんですが、でも作ってはみたい(爆)

プロフォトグラフファー監修の「○○先生の撮影アシスト機能」が有料でダウンロードできて、それ風の(爆)撮影アシストが受けられる。写真家本人の声でといきたいんだけど、録音大変だからいいや。合成音声でそれっぽく近づけることにしよう。でもって、先着100面様に限り、実際に写真を送ることで添削も受けられる(2点まで)特典つき・・と。

撮影者「渓流です・・先生の作品「流」みたいに撮るにはどうしたらいいのでしょうか」
カメラ(アシストby諏訪先生)「長時間露光をしなくてはなりません。NDフィルターを装着して下さい。そしてカメラを三脚に取り付けてください。」
撮影者「あ、そうなんだ、実はNDフィルターは持っていないんです
カメラ(アシストby諏訪先生)「それでは撮影できません。次の機会にしましょう。そのときに備えてNDフィルターを購入してください。ヨドバシ.comのサイトに移動して、今お使いのレンズのフィルター口径のNDフィルターをお探しします。ありました。カートに商品を入れますか?

購入をアシストした写真家にもお金が入る仕組みにしましょう。
どうだ!!

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自己洗脳ちう ー α77とα65とあれっ? [カメラ&写真]

えっと自己洗脳のための独り言が続きます。

Sonyのシステムカメラは、あたくしきっとEOS 5Dmark3と併用になるのですよね。
(いつの間にそんな話になっとるんや

だからその前提で考え直してみようと、5Dm3の仕様をチェック

センサーサイズは当然フルサイズ。これがα77,65との決定的な違い。

画素数約2230万・・・ここだけはキャラが被る。

ISO感度、オートで 100~12800、マニュアルで100~25600、拡張で102400。αはmaxでも16000だからね。これはもう、どえりゃぁ差。実際には画質を比較してみなけりゃいけないけど、5Dm3に、2EV以上のアドバンテージはあるんだろうなと思ってる。

測距点61点クロス測距点:最大41点)、α77の比じゃないですね。だけどさぁ、結局自分がピントを合わせたいところには測距点が無いんだよね。そのこと自体は変わっとらん。α65の役不足感が引き立つけど・・・こればっかりは価格に比例するのも仕方ないか。

表現の幅を広げる±5段の露出補正って・・・あはは、そんなに使いませんってば。

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5Dm3ではHDR撮影機能がずいぶん強化されていいるんですね。もう一般的になった、ということなのでしょう。露光変化の設定幅は、自動、±1、±2、±3と多彩。合成したHDR画像だけでなく、撮影した3枚の画像とも保存可能。α77では露出差レベルを1.0-6.0EV間で1.0EVごとに設定できると書いてあるので、機能的には勝るかもしれないけど、そこまでは要らないね。あえていえばα77の12コマ/秒なら動体のHDRの可能性がより広がる・・ということくらいかな。

多重露出撮影・・・加算、加算平均、比較(明)、比較(暗)って、しかしカメラの中で普通これやりますかね(^^;

シャッター速度・・・1/8000~1/60秒(シーンインテリジェントオートモード)、 2台のカメラに1/8000secはいらないね。

高速連続撮影、最高約6コマ/秒。ここだね、5Dm3が劣るのは。でもm2からは高速化、もちろん一般的な撮影なら問題無し。連写したい場合にはαを使う。α77の12コマ/秒ならベストだけど、α65の10コマ/秒でも誤差範囲でOK。

5Dm3の背面モニター動かない(笑) 正当派はそれでええ。可動式モニターを使いたいときにはαを使う。α77の3軸なら言うこと無いのは確かだけど、α65でも我慢できるだろ、きっと。 5Dm3のメニュー表示言語は・・・English, German, French, Dutch, Danish, Portuguese, Finnish, Italian, Norwegian, Swedish, Spanish, Greek, Russian, Polish, Czech, Hungarian, Romanian, Ukraine, Turkish, Arabic, Thai, Simplified/Traditional Chinese, Korean, Japanese、よっしゃ。SONYは相変わらず日本語ないんだろうな。ったく、ユーザー不在の仕様だよ。

大きさ
約152.0(幅)×116.4(高さ)×76.4(奥行)mm
約950g(CIPAガイドラインによる)/約860g(本体のみ)
これはほぼ5Dm2と一緒ですね、わずかに大きい。

α77  142×104×80.9mm  
α65  132×97.5×80.7mm
α77の大きさってα700とほぼ同じなんです。実はα100から700に変えた時、α100でちょうど良かったバッグがキツくなっちゃって閉口したんですよ。とはいえ最近のエントリーモデルはちょっと小さすぎるような気もして。α65ならちょうど良いサイズなんじゃないかなと思ってるんです。

実際、大きさに差があったほうが使い分けという意味ではいいわけですよ、ねっ、ねっ、ねっ
α65と5Dm2は幅と高さでそれぞれ20mmの差、これはいいよね。これでこそAPSサイズであることの価値がある、ねっ、ねっ、ねっ
 なに同意を求めとんねん(^^;

実はこの文章は自分をα65で納得させようと思って書いとるんよ。
α65を買おう。ミノルタ「7」マニアとしてはちょっと悲しい選択ではあるけれど。

EOS 5Dmark3は$3,499.00 (B&H)でした・・。
5Dmark2どこで売ろ。どちらかというとサブカメラっぽかったから、めっちゃ綺麗ぞよ。

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いまだ迷える子羊状態 α77とα65 [カメラ&写真]

主力の一眼レフの一つとして使っているSony α700。1200万画素でしかも高感度適性もショボイというのでは、流石にいまどきの一眼としてどうなの・・・という感じになっております。

α77を買いそびれ、その後、「動作がもっさり」だとかなんとかいう評判を聞いて買う気が消失気味。
もっともまだこちらでは品薄状態で、B&Hでは入荷待ち、でもAmazonではin stock

いまどき、APS-Cサイズのシステムカメラとして、図体のデカイモデルを買うのはどうなのよという思いもあり、NEX7かはたまたNEX5Nか、という選択肢も考えはしたものの
スペック的には好ましい(抑え気味の画素で高感度適性向上)NEX5Nは、デカイ一眼用レンズを使うにはいまひとつ望遠ズ-ムのフォールディングなどかなり厳しそう。といって外付けEVFなんか買うようじゃ、NEX7より高くなっちゃいそう
NEX7はいいんだけど普段使いようにEマウントの標準ズーム付きを買って、さらにマウントコンバーターとか買うとα77より高くなっちゃうのが問題。

もっとも経済的なのがα65でお茶を濁すという代替案
α57が低画素、高感度センサーだったなら選択肢だったんだけど、ただの廉価カメラだったのでパス。

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んじゃ、α77と65の違いってどうなのよ・・・

ボディー材質、マグネシウム合金とプラの差。その結果(だけではないが)約100gの重量差。まぁどうでもええか。

連写、A77の12コマ/秒に対し、A65は10コマ/秒。ただし連続撮影枚数が両者とも17枚で、連写可能時間はA65が勝るので互角か。

シャッター速度、A77はは1/8000秒。A65は1/4000秒と1段分の違い。こんな高速シャッター使わないのでどうでもいいや。

感度、最大はどちらも16000。高画素追求モデルだから高感度適性がショボイのは仕方が無い。画質は同じと思われるのに、ISO AUTOの上限がA77は12800で、A65が1600と異なる理由が不明。ISO AUTOで1600を超える感度に設定することなんかないよ。だから関係ない。A77には拡張ISO50がある。NDフィルター忘れたときに救いになるか・・。忘れなければたぶん関係無し。

オートフォーカス機能。A77は19点のうち11点がクロスセンサーで、A65は15点のうち3点がクロスセンサー。クロスセンサー以外ではピント検出できないケースが多いから、これは使い勝手に大きく影響する。あと、α65は「ダイレクトマニュアルフォーカス」が無い。α700にはあるが、私の場合はMFするときにはMFに切り替えちゃうから無くても構わない。ボディー側でワンタッチで切替えられれば可。

露出補正、A77:±5EV(1/3EVステップ、1/2EVステップ 切り替え可)、A65:±3.0EV(1/3EVステップ)。±3.0EVで十分。ただし、A77:1枚撮影/連続撮影、ずらし量:1/3、1/2、2/3、2.0、3.0EVステップ、3/5枚(2.0EV、3.0EVは3枚のみ)選択可、A65:1枚撮影/連続撮影、ずらし量:1/3、2/3ステップ、3枚。実はこれが私にとってのα77のキラーファンクションなんですよ。高速連写機能とも合わせHDR用の素材作成にベストなカメラになっている。NEX7の仕様もこれについてはA65と同じ。

ファインダー、どちらも235万ドット相当、XGA有機ELファインダーで同じ。 これがA57だと144万ドットにがっくりと落ちるんですよね。この部分でもA57は却下。

液晶モニター、解像力は大きさとも同等。α77は3軸チルトで自由度が大きい。自分撮りでもするので無ければ、チルトできるだけでも大助かり。だからα65でも十分。あと、α77には上面パネルが有り。これは設定を確認したりするのにもしかすると便利なのかもしれないが必須じゃない。

内蔵フラッシュ A77:ガイドナンバー12、16mmレンズの画角をカバー。A65:ガイドナンバー10、18mmレンズの画角をカバー。差は有るけど、内蔵フラッシュはオマケと考えれば問題なし。

他には、クリエイティブスタイルの種類の差などもあるようだが、無いと割り切れば済む話なのでA65でも問題無し。

というようなことで、私にとっては連続露出ずらし撮影機能」のアドバンテージが最大のポイント。こんなのなぁ・・・ソフト側の機能なんだから、なんとかA65に入らんもんかね(笑)ただ、やっぱり絶対必要なものじゃぁないんです。ほとんどのケースは2/3EVステップ3枚で間に合いますし、そうでない場合は手作業で露出をシフトさせればいいんですから。この機能の付与に、A77とA65の差額$500を払えるかどうか・・・
逆にこれによって軽量・コンパクト性を犠牲にして良いか・・・ちゅうことやね。

この手の記事を書くときってのは、自分を説得するために書くんだけど・・・今回は結論が難しいです。
もちろんタイの洪水がなければ、A77間違いなく買ってましたが・・・

こちらでの価格。B&HでもAmazonでも同じ。
 A65 $900                         
 A77 $1400   

不人気カメラの価格がすぐに下がる日本にくらべて、アメリカでは割高感を感じるんですいよね~
日本で買って輸入したほうが安かったりして。

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Flickrへの画像アップ作業 [カメラ&写真]

画像一個仕上げるのに、どうしても十分以上はかかっちゃうんですよ。
マシン(iMac2008)がトロイのもあるんだけど、あたしのほうがもっとトロくて。

一時間かけても数枚なのよね~。

まぁ、駄作を沢山アップするより、
少なくてもクオリティーの高い画像だけをアップした方が
いいことは分かっているんだけど・・・
HDの肥やしにするだけじゃぁしょうもないやと思ってついつい・・・。

昔はワリとJPEG派だったんですけど、最近はRAW
おかげでHDが埋まっていく速度が半端でない。

これ以上の画素数アップって・・・もう、やめてくれ~ な感じです。

ただFlickrには上手い人がとんでもなく多くて、いろいろ見て回ると、もうガックシな気分。写真そのものに内容が十分あればいいんだけど、あたしの写真なんか空っぽだから、もうストレートじゃ勝負できないわけですよ。もうね、見ていただいてナンボの世界ですから。

Photoshop Lightroomで前処理してから
 PhotoshopCS5に回して・・・さらにいじる
                魔球の世界。

最近、ペンタブレットの利用頻度も高くなりました。

もうちょっと技術スキルを上げないとあかんよなぁ~と最近特にそう感じてます。

何よりも、到達目標を自分で上げないとあかんのですね。
はっきりいって、今は適当なとこで妥協しとるから。
そういう性格だからしゃーないですが(と開き直る)。

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Flickr [カメラ&写真]

最近、ようやく、写真撮影のペースが戻ってまいりました。

最近、写真を撮らなかった分、若干時間がございまして
Flickrにかなりたくさん画像をアップしました

こちらでございますね↓

ここ2年ほどのアメリカ国内の写真が中心です。

最新作も出来るだけ・・・と、努力中です。

いちおう
 あたしの写真展示のメインは今"Flickr"です。

仕事の出来栄えはそちらをごらん頂き・・・
             お仕事下さい・・・
                                                 みたいな。

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今日、庭にて・・・

このブログも、Flickrも、ある意味Facebookもですね、
まぁ、それで関心を持ってもらって、何かのお仕事に繋がればいいなと、
そういうつもりでやってるんです。

とはいえ、今お仕事しちゃうと、納税が混乱しちゃいそうなので、積極的にやりたくは無く(笑)
忘れられないように、更新しとく・・・って感じですね。



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FUJIFILM X10のフィルター径 [カメラ&写真]

 

昨年はトータル1万7千カット(Photoshop Lightroomでカウントされている数)も取ったのに、今年はまだ100カットも撮ってない


1年の20%近くが過ぎたのに、撮った写真は昨年の0.6%未満・・・って、


どんなけスランプぅ~・・・みたいな。

 

X10に慣れるために、サバナあたりに出掛けようかなとも思ったんですが、結局は出掛けずじまいでした。

買い物には連れだしたんだけど、しょうもないカットをほんの2、3枚。

 

X10、なんとなくファインダー覗いて撮ってました。でもファインダーだと、ピントがどうあってるかもわからなかったりして、ちょっと不安。ちゃんと撮るときはやっぱり液晶画面で確認ですね。

 

X10で残念なところはレンズ回り。ON/OFFスイッチ兼ズームリングの動きがチープな部分はあきらめるとして、気になるのはレンズ先端です。

 

レンズキャップは、単純に鏡筒に被せるタイプです。このキャップも紐で本体と繋がっているわけでは無く、外せばどこへでも転がっていってしまう。一眼レフならあたりまえのそんなことも、コンデジではどうなの?と思ってしまう最近のあたし。もちろん。クラシックデザインのカメラと割り切れば、当然の割り切りなんですが。

 

ならば、フィルターを常時取りつけて、レンズを保護しておこうと考えるのは当然の成行き。

 

レンズ先端には、純正のレンズフードを取り付けるためのネジが切ってあります。

そこにフィルターを取り付ければOK・・・のはず

 

で、調べてみたら・・・発売当初ずいぶん話題になったようで、口コミ投稿を中心にたくさん記事が出てきました。

 

で、わかった事は・・・

 

レンズ先端のネジ径 40.3mm・・って・・・はぃ???  

ピッチも7.5mmと超特殊らしい。

 

なんやそれ・・・

 

フィルターを取り付けるためには、アダプターリング部とフード部の2つの部品で構成されたX10専用レンズフードなるものを購入し、そのアダプターリングを使用して市販のφ52mmフィルターを利用するという超まだるっこしい方法が正解。なんじゃそれ・・・です。私はフードは持ち歩きの邪魔になるだろうと考えて買ってません。私の場合、外したり着けたりしてると必ず無くすんですね。だったら最初から付けないぞ、と。

 

40.5mmのフィルターなら割と一般的に売ってます

なんで0.2mm小さくする必要があるのか・・・

あたしには全くわかりません。

直径0.2mmですよ。200ミクロンだよ。

 

機能上もデザイン上もそんな必然性は無いと思います。

 

想定外のやたらなものを、レンズ先端に取りつけてもらいたくない・・・純正のフードを一つでも沢山売りたいぞ・・ということくらいしか理由は思い浮かびません。レンズに直接取り付けられる純正のフィルター・・きっと5千円くらいでも売れるんじゃないかと思うので、出してみたらよかったのに。

 


TX10 - T = X10 ?? [カメラ&写真]

今日、Cyber-shot TX-10に使っていたSDカードの存在を確かめてみたところ、手元にあるはずのSDカードは全て家の中にあることが判明。気まぐれに持ち出して、出先で無くしたという可能性が限りなく0に。ますますTX-10の行方不明の原因がわからなくなりました

もう一回家捜ししてみるか・・・でもし尽くしたしなぁ・・。

テーブルから落ちて、ゴミ箱の中に偶然入り、そのまま捨てた・・・というストーリーで納得しようかなぁ。

お前の、なくしたカメラはこれかえ~

あぁ〜 神様ぁ

DSC00203.jpg

そ、そうでございます(^O^)

な、なんだか、
    Tの字が抜けているような気がしますが、
                X10で間違いございませぬ(^_-)

あ~ありがたい、ありがたい。m(_ _)m


ってなわけで、USPの集配所にB&Hからのお荷物を取りに行ってきました。

USPは3回配達してくれるんですが、基本的に配達してくれる時間は家に居ない。土曜日は配達してくれない。

3回目の配達も成功しないと自動的に集配所留め置きになります。
webサイトから、「集配所にピックアップしにいくから留めておいて」と、配達をストップしてもらうことも出来ます。配達に出ちゃうとピックアップできないですからね。

集配所はウチから結構近いんです、だからここを使ってくれるととっても便利。
事務所が開いている時間が平日の9:00~12:30とちょっと短いのが難点だけど。

名前を言っただけで、即荷物が出てきました
ID見なくていいのかよ!! 
ピックアップの際にはPhotoIDを用意してって書いてあるのにさ・・・

よく、ちゃんと届くと思いますよ・・・こんなんで。

実際無くなることも多いらしいですけどね。


さて、さて、でへへへへ

ガサもでかいですが、ずっしりと重いですね。
これぞカメラという感じ。コンデジの域を超えてますな。

ファインダーも・・・これならファインダー覗いて撮ろうという気になる出来です。

ズームリング兼ON/OFFスイッチの若干の動きの悪さは承知の上でしたので、それは我慢。

あ~日本語があります
日本のアメリカのフェブサイトに掲載されていた言語仕様に違いが有ったので、もしかしたら日本語は無いのかも・・・と思ってたんですが、よかった、良かった。もしかすると純日本仕様とは若干表記が違うのかもしれませんが、それでも助かります。SONYなんかは、国際バージョンには日本語がありませんからね。「逆輸入対策みたいなセコイことやってんじゃねぇよ」と吼えたくなります。FUJIFILMえらいぞ~(褒めるほどのことではないけど)

ストラップ 金具・・・ふ〜ん、最近は傷つかないように、こんな気を使うんですね。

まだ、使い方あまり分かってませんが、とりあえず「写せること」だけは確認。

人気のカメラですし、インプレなど腐るほど書かれているので、今後もとくに詳しくは書かないと思います。

よしっ、今週末からもっくんになります
             ↑なれませんって・・

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迷いまくってどれにも手が出ない [カメラ&写真]

今使っているコンデジ、Cyber-shot TX10は、一般撮影用に使うにはやはり画質、操作性いずれも厳しいので、それなりのコンデジを持ちたいとは思っているんです。FUJIFILMX10はその候補の一つでございまして、どうしようかなと今グズグズしているところです(笑)

でもね~ミラーレスも、欲しいんですよ。欲張りよねぇ~
X-Pro1は価格的に絶対無理だよねってことで、型オチのPENでいいやと思っていたところ、Mマウントレンズをつけた「X-Pro1」が異常に格好良いので、悶絶している今日この頃。高感度画質もなかなかよねぇ〜。

ただ現時点では、一眼レフをEOSとαの2システム併用していることもあって、なかなかミラーレスを使わなければいけない状況が思い浮かばないというのも現実なんです。ミラーレスが必要なケースは、ずばり、一眼じゃデカ過ぎて持っていけない、行きたくないケース。将来的には今の2系列のうち1系列をミラーレスに置き換えるんだろうなと、おぼろげには思ってるんですね。置き換えるならα系、だからミラーレスはNEXで、というのが極自然な成り行き。ただ、初期投資はマウントアダプター含めて結構かかるんだよね。

迷いまくってどれにも手が出ない状況~


思い出のフイルムカメラシリーズ [カメラ&写真]

 

ブログの更新をずっとサボって

こんな企画を、facebookのほうでやってました。

 

懐かしのフイルムカメラシリーズ。

 

 

TOYO.jpg

 

 

私が戦力として使ってきたカメラ達を、撮影した写真&思い出話とともに紹介する企画です。早い話が年寄りの世タ話です。facebookアカウントが無くても見ることが出来るようなので、ここにそのリンクを貼っておきますね。

 

TOYO FIELD 45AII"

PLAUBEL makina67

Minolta SRT101

MINOLTA X700

CANON T-90

RICOH GR1s

Canon F-1

Canon EOS-1

MINOLTA α707si

Minolta AUTOCORD

Canon New F-1

Canon EOS3

PENTAX 67


99072505.jpg

リンクを貼ったのはいいのですが、facebookのIDは戸籍上の名前なんで、ちょっと違和感があるんですよね。この企画、BlueRidgeWalkerの名前でやってるfacebookページのほうでやれば良かったんだけど・・・最初は気まぐれでやりはじめただけだったんで・・・ちょっと失敗です。

 

 

401011803.jpg

 


X-Pro1が日本国内でも発表 [カメラ&写真]

FUJIFILMミラーレスシステムカメラX-Pro1が日本国内でも発表になりましたね。

いいと思うんですよ。

ミラーレスは一台持って置きたいんですよ。

う~ん、でもね~

139.5(幅)×81.8(高さ)×42.5(奥行)mm、重量が約450g 
ミラーレスとしては・・・デカイですよね。

価格もお高いし。¥150,000 

ファインダーもマニアック過ぎるし。

シャッターボタンと、シャッター速度ダイヤルと露出補正ダイヤルの佇まいには涙が出そうですが、冷静に考えれば必要はないですし。

あたしには、ここまでの高性能もいらない。

なんです、なんです、そーなんです。

それに、たぶんこれ、単焦点レンズを取り付けることになるんですよね。
最初に発売される3本も単焦点。

35mm判換算27mm相当の「フジノンレンズ XF18mmF2 R」とかを買うことになるんだろうけど、¥54,800 (税込)。合わせて約20万円。

それでもね、使用目的は限られるわけで・・・・。

あたし自身には有り得ません・・・基本、貧乏人なので。

皆様どうぞお買い求め下さい。

とても良いカメラだと思います。

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画像処理 [カメラ&写真]

今時当然の話ですが、私がFlickrなどにアップしている画像は、撮影された画像をそのままリサイズして出しているわけではありません。一般にはレタッチ、画像処理などといわれるなんらかの処理を施してから、アップしているものがほとんどです。逆にいうと、そのような処理をする前提で撮影していると言ってもいいかもしれません。

フイルム時代は、後工程が決まっているリバーサルカラーでの撮影では「作品は現場で仕上げる」ものでしたが、今や現場での撮影は、素材としてのデータを収集するものというような感覚に変わってきています。HDR処理を前提にした撮影などはとくにそう。それがいいことなのか、悪いことなのかよくわかりませんが・・・現実にはそう(-_-)

画像処理で、絵がどう変わるのか・・・あまりご存じない方もいるかもしれないので、ご紹介します。
これはかなり極端な例ですけどね。

その1
 これはLas Vegasからグランドキャニオンへのフライトツアーで撮影したモノです。窓側に座って居なかったこともあり、記録程度にコンデジで撮った写真はスカスカのぼんやり画像(左)なのですがPhotoshopのplug-in "Topaz Adjust"というソフトウエアを使って処理をすると、右のような画像に。 これなら鑑賞に堪えるとぞと判断し、Flickrにもアップしています。

384866_231407093602205_100001987498377_537058_999869100_n.jpg


その2
 これはLas VegasのHotel "ベラージオ"のXmasシーズンの飾り付け。米国では公共の場所での"Xmas"と銘打ったイベントや飾り付けをすることはかなり減ってきているようで、Las Vegasのホテルでも、これだけ派手な飾り付けをするホテルは今は珍しいらしいです。左の写真は、このホテルでのナイトショーを見に行ったついでにちょろっとスナップしたもの。これを後処理できらびやかに見えるように修正しています。
これはトーンを調整した画像に"Topaz Adjust"処理。さらにレイヤーを使ってライト部分に輝きを付与して仕上げています。噴水が消えてしまっているのにはあとで気がつきました・・・失敗(^^;

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コダックの危機 [カメラ&写真]

コダックが、ニューヨーク証券取引所から上場廃止の警告を受けたと言うニュース。そして、それに引き続き、破産申請の準備に入ったというニュースが年明け早々飛び込んで来ました。昨今、報道されている状況からこれらは時間の問題であることは明らかでしたから、いまさら驚きはしませんが、写真、映画の世界で一時代を築いたコダックですから、感慨深いものはあります。

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ジョージ・イーストマン・ハウス@ニューヨーク州ロチェスター
  コダック創設者のお屋敷、内部は写真博物館になっています。
残念ながらこのときは時間が無くて入らなかった。
  日本には小西六兵衛住宅なんてのは残ってないよねぇ・・たぶん。

コダックは銀塩フイルム時代、写真産業、そして映画産業を代表する企業でした。別の観点では、日本がアメリカに憧れた1950~70年代、まさに、そのアメリカ文化を代表する企業の一つとして我々にインパクトを与えてきたのではないでしょうか・・リアルタイムでは知らないけどね(^^; 

私も写真を始めた頃(1980年代初め)に使っていたフイルムも、同社のコダクロームであり、エクタクロームでした。
当時、富士のリバーサルフイルムはまだ「駄目」でしたから。

世界の写真業界・・・フイルムの売り上げは、1990年代にピークを迎えるんですよ。そこから10年で1/10・・・さらにそれ以下になってしまうという世界。

御存知の通り、感光材料というのは設備産業でして、大きな特殊な生産設備が必要なんですな。数量ピークに対応できる生産設備を持った状態で、それがあっという間に要らなくなってしまった。

そんな状況の中、2004年から2006年にかけて、大手写真用感光材料メーカーが相次いで写真事業から撤退します。

 アグファ
  2004年 別会社アグフアフォトを設立しフィルム部門を売却。
  2005年 アグフアフォト破産
  アグファ・ゲバルト本体は印刷機材、医療機器、マイクロフィルム、
  ポリエステルなどを製造する企業として存続中。
  写真関係もブランド名だけは残っており、カメラやモノクロフイルム、
  印画紙などが販売されている。

 イルフォード
  2004年 破産
  2005年 ハーマン・テクノロジーとして再編。
       インクジェット生産部門を王子製紙グループが買収。
       →2010年にParadigm Global Partners LLPに売却。
  モノクロフイルム・印画紙等生産中
 
 コニカ
  2003年 ミノルタと経営統合
  2006年 全ての写真関連分野から撤退
       写真関連事業を大日本印刷(DNP)に売却
       2009年フイルム生産から撤退。

これ以外にも、ブランド名だけを残し、生産からは撤退したメーカーもあります。

この時期を乗り越えた2社(富士コダック)は、2006年にあいついで「写真事業を存続します」という内容のメッセージを市場に向けて出しました。といいながらもその年、「富士写真フイルム」は持株会社制への移行に伴って、社名を「富士フイルム」に変更しています。写真事業は存続したけれど、社名から「写真」を外したわけです(^^;

需要の激減は、生き残った会社が容易に残存者利益を得られると言うような生易しいものではなかったということは、コダックの現状を見れば明らかです。会社を存続する道は、速やかに従来の写真関連事業が無くても成り立つ構造に変革し、写真事業を捨てるか、もしくは少なくともトントンを維持すべく縮小(=経費削減)していく以外にはなかったでしょう。 富士が社名から「写真」を外したのも、その覚悟の現れ。

ただ、写真事業が無くても成り立つ構造に変革するのは実際は難しいんですよ。生産設備だけでなく、関連企業も含め、それに関わる巨大な組織まで抱えていますから。デジタルも同じ「写真」なのでうが、インフラもビジネスモデルも違う。それに、事業モデルをデジタルにマッチさせたところで、得られる利益はたかが知れてるんですな。銀塩フイルムの夢のような収益には遠く及ばない。だからなおさら難しい。何か写真事業に取って代わるような利益を生み出すための新たな発明やイノベーションが生まれないとね。富士には良いタイミングでそれがあった。

P1110883.jpg
コダック本社@ニューヨーク州ロチェスター
ロチェスターという町はニューヨーク州といっても内陸側で、
シティーからはかなり離れてます。

適用申請が準備されているといわれている米連邦破産法11章日本の民事再生法に相当するものなので、今すぐに生産、販売が停止することはないと思いますが、どのような再建計画を建てるか・・・ですよね。普通に考えれば、写真事業を切っちゃうのですが、売却しようと思っても、いまさら買い手はいないだろうし。分離してもアグファフォトと同じ運命になるだけでしょうしね。

まともなカラー感材を作れるのは今やコダックと富士だけ、あとはコダックの息がかかったラッキー(中国)かな。 その他メーカーでもトイカメラならぬトイフイルムレベルのものなら作れるのでしょうが・・・。 

でもこれからの時代、それでもいいのかもしれません。 

さてさてこれからどうなりますか。

タグ:Kodak
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フォトライブラリー [カメラ&写真]

ようやく、グランドサークルの写真をフォトライブラリーで販売し始めました。
まだ・・・全く売れておりません。

あそこにアップしてある写真で、一番の稼ぎ頭は
「八ヶ岳・赤岳と富士山」です。
8回売れてます。ほとんどがMサイズなので金額もトップ。

次は
 「大井川鐵道を走るSL C11 」で、5回。
これもMサイズのほうが多い。Mサイズだと印刷用だと思うのですが、何に使ってくれているのでしょうかね。

青木が原の樹海のダウンロードも多いです。4回。
これは全てSサイズ。Sサイズってのは640×480なのでweb上で使うのだと思います。特に優れている写真ではないので、たぶん他の青木が原の写真より安い(Sサイズ100円)から選択されているのでしょう。

しょうもないラベンダーの写真もなぜか4回。
これもたぶんSサイズを100円にしているからでしょうね。
Mサイズも1枚売れてはいますけど。

別山から望む夏の剱岳も4回。
これもSサイズ100円のせいなのかなぁ。

3回売れているのが
富士山関係
山並の向こうに聳える富士山

朝の精進湖から日の出と富士山

軍艦島全景

シカゴ・ウィリスタワー(旧シアーズタワー)

木のテーブルの上で眠そうな猫
こんなの何に使うのだろうかね。

今まではSサイズ100円にしていたんですが、最近登録している画像は、販売価格を上げちゃってます。アメリカの国立公園の写真って、みんな値付けが高いんですよ。Sサイズ(640×480くらい)1500円なんてのもある。もちろん国内の写真もこの価格のものがあるんだろうけれど、そもそも数が多いので目立たないのでしょうね。ならば500円で十分優位性があるだろうと、まっ、そういうことで。フォトライブラリー側に上前を撥ねられるので、あたしの取り分はもっと少ないですけどね。

IMG_9288.jpg
@Zoo ATLANTA

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写真の整理 in Japan [カメラ&写真]

日本でほとんど無為な1週間を過ごしていました。
外に出かける足もなく・・・自宅蟄居状態(^^;

こんなに写真撮らない休みの日々ってあり得なかった。

やっておったのは、室内の片付け、補修、写真関係の整理、片付け、さらに、日本のTV番組録画転送装置のセッティング、およびLAN,PC関係セッティング見直し。そのほか家の各所の掃除などもやりたかったのですが、手が回らず。

写真関係の整理はこんな感じね。

 2010〜現在までの画像ファイルのNAS(日本)へのバックアップコピー。
  NASへのコピーはめっちゃ時間かかるんです。
  しかも途中で止まってばかり(T_T)
  ついに1TのNASがフル。
  遊休品の500MBのHDをNASに繋いでやりくり。
  もちろんこちらはRAIDでないので、discが逝かれたら
  おじゃんですが。

20111123-DSC01618.jpg
 
 北米ハードディスクにコピーされていない画像の探索とコピー。
      以前全部コピーしたつもりなんですが、途中で止まってばかりだったので
  コピーし残しが多発してたんです。これがまた結構な作業。

 没写真ポジ原版廃却。
  一切合切捨てても特に影響はなかったんですが、
  未練がましく見てしまう(爆)
  15から16kgくらいは捨てましたかね。

20111122-DSC01558.jpg

 箱から一掴みスキャン。
  35mm,ブローニー,シノゴすべて対象にスキャン大会。
  解像度をそこそこ高く設定したので、
  これも恐ろしく時間が・・・。

20111123-DSC01599.jpg
左がEPSON GT-X900  右が35mmフィルム専用のミノルタQuickScan

  もっと古い写真のスキャンなんかもしたかったんですがね。
  無理。

img128.jpg
石巻線 女川駅
35mm エクタクローム (1982年)

img222.jpg
戸隠高原鏡池
ブローニー・ベルビア


 保管フイルム、機材除湿剤交換。
  毎年恒例行事。


藤原新也「書行無常展」@3331Arts Chiyoda [カメラ&写真]

ソニーのサービスセンター(秋葉原)でセンサークリーニングの終わったα77を受け取った後、中央通りの西側にある、3331Arts Chiyodaという旧練成中学校の建物を改修したギャラリーへ。

DSC01435.jpg

ここでは今、藤原新也書行無常展を開催中。

藤原新也の写真

日本各地、中国、インドなどへ旅し、現地で即興で大書きを敢行したのだそうです。そして同時に撮影も。この書行プロジェクトそのものは「プレーボーイ」の連載企画。生きるエネルギーだのなんだの、もっともらしいことを言いながらも、基本は面白がってやってる話っぽい。それはそれでOK。ただ、これに偶然にも震災禍の日本の取材が加わったことで、作品群としての厚みと意味が増したのではないかと思います。今回の展示も震災関連の作品が1/3くらい。

写真は中判デジカメなのだそうで。プリントは超大サイズのインクジェット。
そんな現代の装置での写真ですが、藤原新也氏の独特のトーンがしっかり再現されておりました。
これも写真と同様、大判の「書」の展示とも相まって、迫力は満点です。

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秋葉原ーセンサークリーニングとヨドバシカメラ [カメラ&写真]

昨日は江戸へ。

目的の一つは、α700のセンサークリーニング。SO今、特別に汚れで困っているというわけではないのですが、普段はブロアーで飛ばすくらいの掃除しかできないので、日本に帰ったついでにサービスセンターに持ち込んで一度きちんと掃除してもらおうと思ったのです。

クリーニングを頼んだのは初めて。それにメーカーのサービスセンターなるものに出かけたのも初めてです。田舎に住んでいると修理やメンテはカメラ店経由か、もしくはメーカーに宅急便で送付でお願いするしかないので縁がないんです。

本当はEOSのほうもやりたいのですが、二台持ってくるのは嵩張るので、今回は一台だけ。アメリカでも、カメラをサービスセンターに送れば、クリーニングはやってくれるようですが、おっくうでなかなかやる気にはなりません

ソニーのカスタマーサービス秋葉原山手線の秋葉原と御徒町のちょうど真ん中あたりにあります。サービスセンターは他の場所にもありますが、秋葉原ってのは何かと便利なんで(^^; 10時にカメラを預けたところ所要時間は一時間とのこと。昼過ぎに取りにくることにしてヨドバシカメラへ

DSC01408.jpg
秋葉原

アメリカの田舎では高級なカメラを実際に見ることができないので、日本への帰国は貴重な機会。というか、そのためだけに日本旅行してもいいくらいです。恵まれた国です日本は・・・ほんとに。

この日の主目的は、α77そしてX10の実物チェック。

α77
EVFの出来具合が気になっていましたが、これなら使えそうかなぁというレベルではありました。やはりピントの確認が少々不安なのと、撮影動作直後にカメラを振ると処理が追いつかないのかカクカクした動きになるのが気になりました。それでもデメリットよりもメリットのほうがやはり大きそう。第一にファインダーの大きさ。そして実際に写る画像がモニターできるということ絞り込みボタンを押すと明るいまま、被写界深度の深い画像を見ることができるというのは、分かっていても新鮮な驚きではあります。センサーに付着したゴミのチェックにも使えそうです。傾きインジケーターも便利そう。露出のインジケーターが「-5」から「+5」まであるのもいいですね。

すばらしいカメラなのですが現在在庫切れで入荷は未定という状態。あたりを見回してみるとそんな表示がされているカメラがたくさんタイの洪水の影響はかなり深刻です。

X10
ずまずの質感、重量感。そしてそれによる高級感。いいんじゃないでしょうか(^^)  透視ファインダーは望遠側でやや滲みがでるのが残念。スイッチを兼ねているズームリングの動きがギクシャクしてしまうのもちょっと残念。それらをのぞけばいい感じ。ちゃんと構えて撮りたくなるコンデジってちょっとほかには無いと思います。もっとも、ほとんどのコンデジはファインダーが無いので、そもそも構えられませんが。

DSC01400.jpg

その他、初めて見たカメラとしては、PENTAX-Q。面白いなとは思うのだけれど、印象はおもちゃで、さほど売り上げが伸びないというのも宜なるかなと思いました。

あとはRICOHのGXRがやたらに置いてありましたライカMマウント用のユニットが発売されたのを機に、再評価されているこのカメラ。今が旬なのでしょうか。デジカメには珍しい大器晩成型(笑)

私自身は買わなくてはならないものはさほど無く、センサークリーニングキットを2種類(「ゴミを樹脂に付着させるタイプ」のクリーナーと「ウェットタイプ」)と、その他少々。クリーニングキットは結構高いんですよね。自分でサービスセンター持ち込める環境なら、買いませんわ。

DSC01438.jpg

午後一時頃、サービスセンターに戻って、クリーニングの終わったα700をピックアップ。

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Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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