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航空ショー with EOS5Dmk2 [カメラ&写真]

 前回、一眼レフはα700の一台体制でしたが、今回はEOS5Dmk2も加えた2台。一眼二台をぶら下げている人は滅多にいないので、ちょっと恥ずかしかったですね。レンズはα(APSサイズ)16-80mm70-300mm8mm魚眼の3本EOS(フルサイズ)16-35mm70-300mmの2本。実際には標準ズームの画角での撮影はコンデジのFUJIFILM X10でカバーしてしまったため、αの16-80mmは使用しませんでした。8mm魚眼も有効には使えなかったので、実質的にはαのレンズは70-300mmだけ。主たる使用目的は・・・APSサイズ、低画素での撮影によるデータ容量の節約・・・だけかな(^^; ジェット機の編隊アクロバット飛行以外の撮影では、α700でもなんら性能不足は感じないのですが、荷物になるので、たぶん次回の航空ショー撮影からはレギュラー落ちとなるでしょう。もっともその時まで私の機材の中で現役維持ができているかどうかは不明です。 

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 前回の航空ショーで実感したのが、広角レンズの必要性でした。地上展示機体をちょっと面白く撮るには広角レンズが有効だってことです。前回は広角ズームを持っていかなかったんですよね~。これで撮影の幅が広がると思います。HDR撮影も有効だと思います。「面白く撮る」という目的以外に、機体全部を一枚の画像に収めるという目的のためにもソコソコの広角レンズが役立つのでは・・と思います。飛行機マニア、ミリタリーおたくの方々にとっても広角レンズは必携でしょう。

IMG_1191.jpg


 さらなる面白さを狙って魚眼レンズも持って行きました。輸送機などのデカイ機体を正面直近からデフォルメして撮ったら面白いかなぁとか思ったのです。しかし、レンズ交換が面倒だったこともあり、有効に使うことができませんでした。お勧め度は低いですね。
 
 今回、Thunderbirdsは、100%EOS5Dmk2で撮影しました。レンズはタムロンSP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD。EOS5Dmk2は連写性能こそ若干α700に劣るのだけど、先週実感したα700のAF機能のレベルの低さと、前半の展示飛行でEOS5Dmk2を実際に使ってみた感触から、Thunderbirdsの撮影にはEOS5Dmk2のほうがベターと判断したのです。AFセッティングは使ったことの無いAIサーボ。そしてAFボタン押しでAFをストップさせる設定に。たとえば、機体を小さく、それも画面の隅に配置する引きの画面では、AFボタンでAFをストップさせてから素早く構図を変えて撮影・・・みたいなっ操作をすることになります。このような場合は、フォーカスはほぼ無限大になってくれていればそれでいいので。先週、α700はAFがメロメロで、途中から全撮影をMFに切り替えてしまったのですが、今回のEOS5Dmk2はこの設定で最後まで撮影しました。ISOは、少しでも早いシャッターが切れるように400に固定。記録データはデータ書き込み時間節約のため、RAWのみ。それでも連写は数枚で鈍くなっちゃいますね。書き込み早さを最優先にするならおそらくはJPEG記録だけにするのがきっと一番いいのでしょう。。

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カリプソパス・・上側の5番機がこのままの状態で下の6番機を追い越します。

 SONYのα700、CANONのEOS5Dmk2。両者とも4年ほど前の機種です。普段、私はフォーカスを合わせ難い・・というか、すぐ合わせられないと撮影不能・・・というような被写体をほとんど追うことがありません。なので、AF性能をシビアに意識したことがあまりなかったのですが、今回、撮り比べた結果は、「鈍重と評されるEOS5Dmk2とはいっても約半額のα700には負けませんよ。」ということなのかもしれません。万能機として多くのフォトグラファーに愛されてきた機種だけのことはありますよ。あ~もうちょっと望遠のレンズ欲しいかも・・EOS

 慣れてきた交差の撮影。ただ今回は曇り空のため遠くからやってくる機体の姿が捕らえづらく、の「5番機、6番機のクロス〜」みたいな場内放送を聞き逃さずに彼方を睨んで待つという作業が必要でした。あたしの「英語力」と「航空用語力」では「聞き逃さない」ということ自体、既にハードルがめちゃくちゃ高い(^^;。 

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交差・・もちろんトリミングはしてあります。このサイズでフルフレームで捕らえるのは・・無理(^^;

それでも右側から来た機体を一旦フレームに捕らえられさえすれば、このくらいの絵を撮るのは楽勝です(偉くなったもんだ)。ただ、ISO感度を400に上げて、シャッター速度を1/3200secにしても左から飛んでくる機体はぶれてしまいます。2機の位置関係は結果勝負。今回はわずかに遅かった。達人ならこの微妙なレリーズタイミングをコントロールできるのかもしれませんが、あたしにとっては神のみぞ知る・・・の領域です。

 曇り空・・・背景は雲・・・そんなときには当然それを活かす絵づくりを考えます。ただし相手の位置はコントロールできず、しかもどう来るのかも分かっていない、自分の位置もさほど自由にならない。たとえ、そうであっても、雲の位置やコントラストは常に意識しておくのですよ。「ここに今黒い雲があるなぁ、あっちには雲の切れ間があるよねぇ」ってね。そんでもって「黒い雲を活かせるのはこういう絵じゃないかなぁ」とか、いくつかイメージだけはする。そしてそのイメージに現実が近づいたら、そのイメージを実際に絵にするために動く。あとは時間勝負瞬発力です。撮影が成功するかどうかは、そういう瞬間的に引き出せるイメージされた絵」をどれだけ自分の中に持っているかが大事なような気がするんですよね。

20120506-S0013869.jpg

街角スナップとかそんなのでも、現実を目の前にした瞬間に、自分の中に持っていた「イメージ」が引き出されて、「よしっ、これでいこう」って瞬間的に意志決定しているような気がしています。もちろん意識しちゃいないんですけど。イメージは具体的な映像じゃないこともあります・・・ただ「漠然とこんな感じ」・・・というような。予め自分の中に持っていない絵は普通は撮れないんです。もちろんイメージしてないものが偶然撮れることもあって、それはそれで面白いんだけども。


今日の言葉
 「晴の日は青空の絵を、曇の日には雲の絵を・・・みつを」
   って、みつをさん、そんなの書いていてねぇし。

なんかいろいろ書いたけど、昨今 イメージ通りの絵は、フォトショップでどうとでも作れてしまうのだよなぁ・・・これがまた。

タグ:航空ショー
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