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帰国準備中にアタシを襲ったHDD不調 [PC,IT]

 一つ前の記事であるフロリダへの旅の後、チャールストンとサバナへの最後の旅、そしてグレートスモーキーマウンテンズとアシュビルへの最後の旅をして、アメリカ生活最後の日を迎えました。

 フロリダへの旅の記事から2週間の間、更新が途絶えていたのは、引越の準備で忙しかったせいもありますが、バックアップに使ってい外付けのHDDが大不調となり、そのバックアップ対応にすっかり時間を取られてしまっていたのが大きな理由です。不調の症状は、まずフォルダやファイル一覧が表示されるのが異常に遅くなったこと。そして読み出しや、コピーに長時間要するようになったことです。とくにコピーにかかる時間は凄まじく、80GB程度を他のHDDにコピーしようとすると、所要時間が7日間とか出てしまうくらい。ディスクユーティリティーで検査をしても異常はなく、修復をかけても状況は変わりませんでした。おそらく間もなくお陀仏の予兆。

 そのHDDはバックアップ万一の場合には無くなってもいいやというようなファイルの保管場所ではあったのですが、やはりできれば救いたいので、新しく外付けHDDをもう一台調達し、ファイルのコピーにトライしました。フォルダごとではなく、ファイルを一つずつコピーしたほうが、トータルでは短時間で出来ることがわかり、せっせと作業。それに引越の慌ただしさも加わり、ブログの更新などまるで手が付けられなかったのです。しかし結局全てはコピーできぬまま、その古いハードディスクも荷物として段ボールに詰め日本へ送りました。輸送中に完全に壊れてしまう可能性も大きいのですけど。

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 アメリカで使っていたiMac新旧2台もHDDと同様に船便で日本に輸送中。到着まで約2ヶ月かかります。それらが手元に届くまでのほぼ2ヶ月間はメインマシンが無い(T_T)。こうなることは分かっていたので、新iMacの購入を帰国まで待ちたかったのですが、あまりにも旧iMacの動きが緩慢になってしまったので、やむを得ず在米中に導入せざるを得なかったのです。旧マシンだけでもエアで輸送しちゃおうかと思ったのですが、振動と衝撃で不調をだめ押しして死んじゃう可能性もありそうなので両方とも船にしました。今、日本にあるのは懐かしのG4あとは手荷物で持ってきたVAIOノート。これはそこそこ能力はあるのですが、すでに液晶はイカレており(ってか、接触不良っぽい)、ときおり画面に白い線が現れてしまうような状態です。今はそのVAIOを単体モニタに繋いでこのブログを執筆中ブログを書くくらいならなんとかなるものの、画像処理などはとてもやる気がしないので、しばらくFlickrへの投稿などはお休みします。


最初で最後のファーストクラスの旅 [アメリカ生活]

 約3年のアメリカ生活を終えて4月23日に日本に帰国しました。アメリカの田舎に慣れた目には日本のオフィスや住宅は過密に映り、狭い道はあまりにも窮屈。これからまたここに住むのかと思うと少々うんざりするというのも正直な気持ちです。でも、きっとすぐに慣れるのでしょう。生活が楽なのは確かです。なんといったって日本語が通じますから。今日は市役所に転入届をし、印鑑登録をして、車を購入するための印鑑証明を準備しました。在外選挙人登録証も返却。

 私にはまだ車がありません。だから異動はかみさんの車で。とにかく、この地ではアメリカの田舎同様、車がないと生活不能。今は特にこれといって欲しい車はないのですが、少し調べたところでは「フォレスター」がいいなとちょっと思っています。いつ手に入れられるか・・・それまでは超不自由です。

 さて、話は少し戻って、今回のシカゴから成田へのフライト。ANAの011便。座席は01Aでした。早い話が・・・ファーストクラスです。ビジネスクラスからアップグレードしたのです。自費でファーストクラスのチケットなど買えるはずもなく、もしもマイルが貯められたとしても、そもそもビジネスクラスのチケットを購入する機会がないでしょうから、おそらく「ファーストクラス」に乗れたのは、今回が最初で最後だと思います。

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座席の横にサイドテーブルがあるのがビジネスとの大きな違いです。
窓際の席でも窓からシートまではかなり離れていて
乗り出さない限り窓の外はほとんど見えません。
そういうことをする座席じゃないってことでしょうね(笑)

 ファーストクラスの楽しみ方は実に悩ましいんですよね。せっかくのファーストだから、その快適性を存分に利用して寝たい気もしますが、すっかり寝てしまって、起きたらもう成田だったってことになったらあまりにも残念

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 画面がデカイ。

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そこはかとなく漂う高級感(^^;

 

 ファーストクラスの乗客はたった4人でガラガラでした。4人の席はファーストクラスルームの4隅なので目には入らず、お互いの存在が気になることはありませんでした。キャビンアテンダントさんはビジネスクラス以上に何度も声をかけてきます。目の前が部屋を仕切るカーテンなので、急に現れるからちょっとびっくりします。

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 座席機能チェック中・・・なるほどなるほど

 興味津々で座席の機能や収納場所をあれこれチェックし、足下にある薄い引き出しを見つけて開けていたら、「よくその引き出しを見つけられまたね」などと言われたり、食事をX10で撮影してたら、「食事されているところをお撮りしましょうか」などと言われたり、なかなか恥ずかしい状況でした。

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薄い引き出し。
ノートパソコンなどを入れるのに使えるようです。
でも、入れたままお忘れになる方も・・・・ ですよね。
だから使わないようにします。
 
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眼鏡を入れるところもあるんですよ・・・と。
これは使えます。
 
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ヘッドフォンはSONYのノイズキャンセル。
これが収納できるボックスも壁にありました。
 

 「ファーストクラスなんてもう二度と乗れないと思う」とキャビンアテンダントさんに言ったら「そう仰らないで、またのご利用を・・・」と返されました。そう言われたって、絶対二度と乗り(れ)ませんって。

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トイレはファーストクラスルームの前に二つ。ほとんど貸し切りに近くて、使用中かどうか気にする必要がないのがよかったです。

到着してから降りるのも早い、荷物も最初に出てきます。快適ですけどやはり二度と乗れないでしょう。


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フロリダへの旅 ファイナルーディトナビーチ [アメリカ観光]

 オーランドでは、ココア・ビーチ(Cocoa Beach)というところに泊まりました。ええ折角なのでビーチを・・・。 ただし、もともと天気はよろしくないという予報でしたので、コストセービングで、海岸沿いでないホテルを選択しております。ビーチは東向きですから、とにかく朝は行ってみる・・・わけでございます。

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Cocoa Beach

 実をいうと、3年間のアメリカ生活でサボったのは朝夕の撮影でした。泊まりがけの旅行のとき以外はほとんど朝夕の撮影はしなかったのです。だから年にほんの数回です。日本だと15分、30分、60分走れば、ほぼ「鉄板」の撮影地が存在していましたし・・・ってか、そもそも自宅の窓から十分なクオリティーの撮影が可能だったので、朝夕がむしろ主要な撮影時間帯だったのですが、こちらでは「とりあえずあそこに行ってみよう」という場所を見つけられずに終わりました。大風景を期待すると、やはり5時間、4時間のドライブは必須です。もちろん早く出掛ければ撮れたんです。それに近所でも朝夕の風景は撮れるんです。農場もありますし、湖もありますし・・・。広い農場や庭園の中に大きな邸宅がある、まるでプランテーションみたいなところもあって、朝や夕方の光に凄く映えているときもあったんですが、その家の前に車を止めて、写真撮るってのもなんだかな・・・ってことで、撮影には至りませんでした。そういう住宅だけを撮り集めても結構な作品群にはなりそうな気はします。

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Cocoa Beach

 話が脱線しました。

 とりあえず朝はちょろっと撮って撮影終了。

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ワニもいる Cocoa Beach

 午前中、ケネディー宇宙センターを見学したあと、ディトナ・ビーチDaytona Beachへ向かいます。またビーチかい!!

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ディトナビーチ

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ディトナビーチ

 ディトナって名前は「自動車レース」で耳にすることがあって、その手の博物館もあります。ですが、今回はビーチへいきます。ディトナ・ビーチは車が入れるビーチとして有名なのです。一度走ってみたかったのですよ。有料でして、何箇所かある入口で入場料$5を払うと車でビーチに入れます。道路の通行料というよりビーチの入場料って感じ。ビーチドライブの制限速度は10マイル

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ビーチドライブ

 ビーチは、既に完全に「」です。ノンビリ目の保養をしながら30分ほど走り、観光終了。水着のお姉ちゃんとかずっと見ていたいんですけど、時間が無いんです。オーランドの空港までまでは1時間くらい。フライトは夕方7時。レンタカーも返さなきゃいけないので5時半くらいには着きたい。ということで4時にディトナビーチを後にしました。

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目の保養にならないものも多く見られるので注意が必要です。

 オーランド国際空港を利用するのは初めてでした。なので勝手が分かりません。レンターカーをどこに返したらいいのか・・・。どこの空港にも、レンタカー・リターンという看板が分かり易いところにあって、たいていそれに従っていけば返却場所にたどり着けるのですが、それがよくわからないんです。途中まで表示があったんですが・・・あれ? どこかで表示を見逃したようです。うーむ、一同空港を出て、再トライ。今度は、看板を見つけることが出来、成功。レンタカーを 借りたところと別の空港に返すというのもなかなか緊張するものです。

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空港の中にホテルが・・・

 オーランド空港はテーマパーク・ワールドのゲートウエーらしい空港でした。ディズニーユニバーサルスタジオサンリオ宇宙センターなどのギフトショップがずらりと並んでいます。空港の中にはホテルもあります。探検していたら迷子になりそう。

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そんなこんなでノロノロしていたので、ゲートに到着したのは搭乗開始寸前でした。

タグ:フロリダ
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フロリダへの旅9ーケネディ宇宙センター [アメリカ観光]

 ブルー・エンジェルスの撮影が惨敗だったので、3日目はちょっと悩んだんです。リベンジでサンダーバーズを撮ろうか・・。

 もともと3日目はケネディー・宇宙センター(Kennedy Space Centerを見学する予定を立てていました。天気予報でも天気は芳しくなさそうだったので、「屋内」をメインにと思ったのです。でも実は、サンダーバーズの飛ぶエアショーの会場は、ケネディー宇宙センターの・・・・ほぼ隣なんです。

 11時過ぎには宇宙センター着・・・という、目標で出発しました。北の方ほど天気が悪いという予報なのですが、北に向けて走っても、それほど悪くないんですよね。雨なら諦めも早いんですけれど、
うーん、これならエアショーも撮れるかも
という邪念がふつふつと・・・・

 今日、エアショーを撮って、ケネディーにいけなくても、翌日行こうと思えばいけるんです。

迷っているうちに・・目の前に、
エアショーはこちらの看板発見!!

ひぃー!! どうしよう!!!

結局、看板をスルーして直進!

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ビジターコンプレックス入口

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ビジター・コンプレックス・チケット売り場

 ケネディー宇宙センターは大きな施設です。見学できるのはその一部。まずはビジターコンプレックス(Visitor Complex)でチケットを購入します。ここがロケットパークIMAXシアターいくつかの展示施設アトラクション、そしてレストランギフトショップがある宇宙センターの観光の中心。

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ロケットパーク

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アポロ11号の飛行士たちがサターンロケットに乗り込む際に歩いたブリッジ

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おっ、日本がセンターだべ。

 現在、スペースシャトル・アトランティスを展示する巨大な施設が建設中今年の夏にはオープン予定です。行きたかったなぁ・・・・。

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建設中のアトランティス展示施設

 日本語のオーディオガイドがあったので借りました。オフィシャルギフトブックも日本語版があります。

 ここを基点にいくつかのツアーが設定されています。基本入場料に含まれているツアーが、サターンロケットなどアポロ計画を中心とした機材や資料が展示されているアポロ/サターンVセンターApollo/Saturn V Center)までいくツアー。レンタルしたオーディオガイドにはLC39発射展望台の解説も含まれていました。以前はそこもツアーのコースに入っていたようです。その他有料ツアーとして、発射台見学ツアーロケット組み立て工場見学ツアーコントロールセンター見学ツアーなどがありました。

 シャトル計画は終わりましたが、この宇宙センターからは、今も、民間のロケットが打ち上げられています。もちろん、ロケット発射の日は特別プログラムとなるのでしょう。

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バスツアーの列

 とりあえず無料ツアーへということで、バス乗り場へ行って見たのですけれど、もの凄い人でした。チケット売場でも結構並んだので、駐車場に車を止めてから、バスに乗るまで2時間くらいかかってしまったかもしれません。

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車窓から写真を・・・

 バスの中からは、ロケット組み立て工場やコントロールセンターなどの建物を外からだけですが見ることが出来ます。それら点在する施設以外のところは、草原や湿地帯、ワニや野鳥が戯れる野生の王国。「あの樹の上にイーグルの巣があります」なんて、バスのガイドさんが説明してくれます。

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アポロ/サターンVセンターの入り口
扉の前で待たされます。

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ようやく扉が開くと
ここでオリエンテーション

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で、アポロ発車シーンを体験
窓がビリビリ鳴って臨場感満点

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アポロ/サターンVセンター内部
カフェもありました・・ムーン・ロック・カフェ

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発射台の上部(右)

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多彩な展示物

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触れる月の石

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 アポロ/サターンVセンターを見学中・・・風雨が強まってきました。・・・なに、トルネード警報ですと? 扉は閉められ、バスの運行はストップ・・・我々は施設の中に缶詰です。扉から雨が侵入してきます。

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雨が・・・

 警報が解除されたら解除されたで、殆どの人が帰りのバスに殺到。またも大混雑。エアショーのほうはどうなったのか・・・何れにしろずぶ濡れ必至で、行かなくて正解。そんなこんなで時間を使ってしまい、ビジターセンターに戻ってきてからは、シャトルの打ち上げシミュレーション体験(Shuttle Launch Experience)をするのが精一杯。

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ギフトショップ

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精巧なモデルは・・欲しくなっちゃうね



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本日の見学終わり・・


 ところが消化不良のあたくしはなんと翌日、再びここに・・・

 実はチケットをしげしげと眺めてみると、有効期限が結構長いんですよ。「ひょっとして、これで明日も入れるんじゃね?」と思ったんです。国立公園なんかはそうなんです。一週間出入り自由なんです。ならば、もう一度行って、有料ツアーに参加してみようと。

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こんなことやってました

 チケット売場で「発射台へのツアーに参加したいんだけど・・・」と聞いてみると、OK。10:40スタートのツアーが予約できました。でも、このツアーに参加するには基本入場チケットも必要です。
昨日買ったチケットがあるんだけど使えるのかな?
すると
昨日は入場したのか?
と、
一回入場したよ。
と、答えると、
ならば、このままでは使えない、あなたは年間パスにアップグレードする必要がある。
と。

えっ、なんと、このチケットは一回出たら終わりなのか。軽くめまいはしたものの、ここまで来ちゃったのだから、お願いするしかありません。$16くらいだったでしょうか・・・さほど高額でもなかったですし。

じゃぁこのチケットを持って、向こうのカスタマーセンターへ行って、写真を撮って、年間パスを作ってもらいなさい

えええっ、そんなに面倒くさいのか

でもいい記念にはなるな・・・と、年間パスを作成。
ひゃぁ、やったぁ・・これで一年間何度でも来れるわぁ〜・・・・って、おまえ来月日本に帰るだろ!!

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ロケット組立棟

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発射台説明ちう

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ここまで近づきます

 昨日とはうって変わった雲ひとつ無い晴天の下、ロケット発射台を見学し、昨日見れなかったいくつかの展示パビリオンを見て回って、ケネディー宇宙センターの観光を終えました。iMaxは見る時間がありませんでした。ふたつ上映していたうちのひとつは、ハンツビルで見たやつだったし、まぁいいやと。で、さらに6マイルほど離れたところにもうひとつ別の見学施設があるのですが、時間がなかったのでそっちはパスです。

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フロリダへの旅8ーオーバーシーズ・ハイウェー [アメリカ観光]

エアショーが終わり、次の目的地は「オーランド」なのですが、車では6時間くらいかかります。
そこで、マイアミ付近で一泊する計画をたてました。

特に目的のない中継点です。なのでホテルもお値段で選んでいます。

そこまで、US1号線オーバーシーズ・ハイウェー(Overseas Hwy)の旅です。

休憩無しでずんずん走ってしまうと、日没前に本土に入っちゃうので、ところどころで車を止めて、海やら橋やら眺めていきます。

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Bahia Honda 橋

道路はほとんど片側一車線ですので、左右の見通しもとても良い

と言っても、海は海でして・・・ただの海なんです。もっというと水面なんです。

アメリカで一番美しいハイウェー」だと言われても、海なんですよ。海しか見えないんですよ。

両側が海である「橋」なら、フロリダでもどこでも、風景は基本的に同じなんですよね。

そんなのは、分かっていたんですけど。

もう一度言っておきます・・・「海です」。

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有名なセブンマイル・ブリッジ
左が現在の橋、右が旧橋

あの「美しい」というのは、きっと、上空から眺めた時のことを言うんだと思うんですね。
青い海の上に、小さな島々を繋ぎながら、ゆるくカーブした一筋の道路が走る・・・・

ノースカロライナのハッテラス海岸でもそれは感じました。
上空から撮った写真がAAAの雑誌とかに紹介されていたんです、それがまたものすごく綺麗なの。
でも、実際に走るとそうでもないんです。
海は海ですから。

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本土に入るちょっと前に、日没となりました。

タグ:フロリダ
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フロリダへの旅7 今回の機材 [カメラ&写真]

 一連の旅行記の記事の中で、いつもアクセス数が一番多いのが、この「今回の撮影機材」なんです。面白がっていただけているのか、検索でヒットし易いだけなのか、分かりませんが、そうなんですよ。

で、今回の機材。

 ポイントのひとつはAir Showです。

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α65 + 70-300mmF4-5.6 G

 あと、現地への移動が「飛行機」だということです。
 で、現地での移動はレンタカー

 キーウエストでは日没後の撮影も想定、海岸では、日の出や日没の太陽を撮るかもしれない

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EOS5DmarkIII  EF16-35mm F2.8L

 ケネディー宇宙センターでは、展示物の撮影や、展示環境の撮影をするはずだよねと。

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EOS5DmarkIII  EF16-35mm F2.8L

そんな前提のもと機材を選びます。

α65と70-300mmF4-5.6Gレンズ
 これは外せません。
 エアショーの飛行演技に対応するスペシャルセットです。
 α65のサイズはAPSサイズ、そしてmax10コマ/秒(ただしmax1秒間)の連写性能を誇ります。

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α65 + 70-300mmF4-5.6 G

 70-300のGレンズは逆光にもそこそこ強いレンズですので日の出、日没の太陽にも対応できます。もちろん標準ズームツァイスの16-80mmも携行します。

最小機材ならこれだけでOKなのですが、欲張ります。

EOS5DmarkIII
 レンズはEF16-35mmF2.8EF24-105mmF4の2本。
 エアショーでも標準・広角での撮影はEOS5DmarkIIIが担当します。

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EOS5DmarkIII  EF24-105mmF4L

 もし高倍率ズームをもっているならボディーは一台でいいと思います。てか、今後もエアショー撮るなら、あたしは高倍率ズームを買ったかもしれません。実際買おうと思いました。被写体ブレを抑えるために若干ISO感度を上げることが必要になるかもしれませんが、明るいレンズがどうしても必要だということはありません。歪曲収差もほぼ関係ないですし、周辺の画質も光量もさほど気にならない・・・てか、落ちたほうがいいくらい。今の高倍率ズームならシャープネスやコントラストはきっと十分でしょう。

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α65 + 70-300mmF4-5.6 G

 EOS系の望遠系の交換レンズは持って行きません。移動手段が全て車なら持って行くんですが、フライトでの移動では荷物は最小限にしたいのです。夜の酒場や、博物館の内部の撮影は広角-中望遠で十分なはずです。

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EOS5DmarkIII  EF24-105mmF4L

 三脚は一応持って行きました。夜明け前の海岸で、長時間露出なんかしちゃったりするかもね・・・と思ったからです。でも使いませんでした。最近は気軽にばんばん感度上げちゃって、テキトーです。

 あとはFUJIFILMのX10

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まさかのシーンに・・
FUJIFILM X10

 ブロアブラシとか、レンズクリーナーも忘れずに持っていきます。いつもこれを忘れるんです

 バッグは、ナショジオのザックW5070と、ドンケのショルダーF4AF。今回は、現地で歩いて撮影に出る時に、ボディーを2台持つことは想定しませんでした(私がこのように言う場合X10は勘定にいれてません)。F4AFが町歩き用です。エアショーの時だけはボディー2台体制でしたので、W5070担いで会場に入りました。フライトの際は、これに全機材を入れて機内に持ち込みますF4AFはスーツケースの中に入れて預けてしまいます。デルタでは荷物を預けると$25かかるので、機内持込可能なギリギリのサイズのキャスター式のカメラバッグを買おうかなといつも思うんですが、フライトの時しか使い道がなさそうなんで買ってません。他のシーンで使うことが想像つかない。それに今使っている小型のスーツケースは、ちょうどマンフロ#190が入るので具合がいいんです。

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α65 + 70-300mmF4-5.6 G

 画像ファイルはメディアから毎日ノートPCまたは画像ビューア兼ストレージにコピーします。画像ビューアはかなり昔に買ったEPSONのものです。でも、容量が40GBなんですわ。手持ちの一番容量の大きいSDは32GBですから、もう殆ど役にはたちません。これでもストレージとして役立っていた昔が懐かしい・・・。結局SDカードはノートにコピー。CFカードはEPSONのストレージにコピーという使い分けに落ち着きました。十分の容量のメディアを持っていけばいいのですけれど、普段はそんなに沢山必要ないので、あまり手持ちが無いんです。メディアの空きが足りなくなれば、ノートやストレージにコピー済みのファイルは消してしまいますが、最終的に自宅のHDDに保存するまでは可能な限りメディア内に残すようにしています。万一という場合がありますからね。「ファイルは2箇所に保存」が基準です。

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EOS5DmarkIII  EF16-35mm F2.8L

 カードは連写が必要なシーンではデータ転送が早いカード、ムービー撮影の場合は容量の大きいカードとか使い分けています。ただテストしてみても、そうは変わらないんですよね。連写した画像は一旦バッファに記録されるので、それが一杯になってから再び撮影できるまでの時間に影響が出るわけですが、その時間が多少変わったって、ほとんどの場合、撮影には影響ないかなって感じ。まっ、気休めですかね。画素が比較的少なく、JPEG撮影が基本のX10用には古い2GB(いまだに使っているんです)を入れるとか、機種によっても使い分けます。

 カードの容量に空きあり/空き無しの区別はどうしているかというと、カードを収納するケースに入れる向きでやっています。具体的にはこれから使うカードは表を前に、使用済みの(中身を消しちゃいけない)カードは裏を前にして入れるんです。そう・・・シノゴでフイルムフォルダーの遮光板の向きで、未撮影/撮影済を区別していたのと同じです(ってマニアックすぎる喩えでよけいにわからんな)

フロリダへの旅6ーブルー・エンジェルス at Key West [アメリカ観光]

 二日目・・・えっと、本日は、「ブルー・エンジェルス」でっす。

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 いやはや、恥ずかしながら・・・なんでこの週末にフロリダかって、これに絡めたかったというのが理由です。少し前の記事に書きましたが、あたくし、もうすぐ日本に送還されることになっているのでございまして、もうブルーエンジェルスもサンダーバーズもたぶん二度と撮れないのですのよ。もう一度撮りたい「ブルー・エンジェルス」!!

 すみませーん、おこちゃまで(爆)

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 実は、この週末、キーウエストではブルーエンジェルスオーランドではサンダーバーズなのですわ。なんと十分ハシゴが可能なの。もちろん、両方ともに行くつもりはないんですけれど、万一どっちかが中止になっても、どっちかは撮れるという保険付き。

 本日は晴天・・・ってか、予報で晴天の日を、エアショーと、オーバーシーズ・ハイウェーを走る日に当てたんです。ええ、行き当たりばったりでも、こういう計画だけはキッチリしてるんです。ギリギリまで天気予報見ながら予定組むもんで、フライトや宿の手配がギリギリになるってことなんです。本当は、青空バックのサンダーバーズが撮りたかったんですけれど、今週末はオーランドは天気悪いことが分かっていたので、こっちにしたんです。

 一日、エアショー会場にいると暑いので、「ブルー・エンジェルス」の演技の2時間くらい前に現地に着くことにして、それまでは再びキーウエストのオールドタウンを観光。他にもビーチとかアメリカ最南端のモニュメントとか、観光ポイントはいくつかあるんですけれど、そっちはパスしちゃいました。天使の演技は2時半からなので・・・12時にはオールドタウンを出発。会場は、キーウエストの隣の隣の島にある海軍航空基地(Naval AirStasion)です。

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 目の前はキューバ時代が時代なら・・・ここはアメリカの軍事上の最前線。キューバ危機は1962年でした。
視点を変えると、フロリダ半島からゆるいカーブを描いて、西南に伸びるKeysの島々は、アメリカ本土を守る防衛ラインにもみえます。おそらく今でもここは重要な軍事拠点のひとつなのだと思います。

 まさかの工事通行止めで、大きく迂回をさせられましたが、橋を渡って隣の隣の島へ・・・。橋からもアクロバット飛行をしている機体が見えました。遠くからみると、かなり広い範囲を飛んでいるのだなということが分かります。近くで見るのとはまた違う味わい。

 会場への入り口もよくわからず・・・一度通り過ぎてUターンするという時間ロス。分かりにくいんだよねぇ・・・。それでもなんとか会場へ・・・。機体の展示には見るべきモノはほとんど無く、まずは撮影場所確保を急ぐことに・・・・。

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皆様"my椅子"持参

 かなり混雑しています。おそらく、ブルーエンジェルズの演技の時間になると、さらに人が増えるはずです。

アクロバット飛行の演技

 6機の青い天使F18ホーネットが並んでいる場所の正面は有料の特別席になっていて、そこが結構広いんです。あたしはお金払って無いので、並んでいる機体を撮るには、その境界ギリギリの位置にいかなくてはなりません。で、有料席の左横に回り込み、椅子を持ち込んで座って見ている"ばぁちゃん"連中のすぐ後ろに場所を確保しました。このままばぁちゃんが立たなければ、ほぼ最前列と言っていい場所です。よっしゃぁ・・・と。

ヘリコプターの演技

 ところがです、なんと"ばぁちゃん"は立っちゃうんです。一人はカメラを手にして、バチバチ撮る。でもコンデジだからきっと撮れてないんです。でも撮るんです。他の曲芸飛行の時に立つのは写真のばぁちゃんだけだったんだけど、ブルーエンジェルズの演技が始まると、そのほかの"ばぁちゃん"も全員立っちゃった

 飛行演技を撮るだけなら、ずっと後方に下がったっていいんですよ。それはそれで、会場の雰囲気も合わせて撮れるというメリットがあるんです。ところがスタート前の演技(これもまた見逃せないのです)を見よう、撮ろうと思うと前に出なくちゃいけない。ただ最前列で無くても、頭越しに撮るとかで、それは撮れないことはないんです。

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スタートアップの様子は後方からでは見えないので、ついつい前に出てしまう。

 でも飛行演技になると違うんです。上空での演技だから、最前列にいる必要は無いだろうと思うでしょ。そうじゃないんです。クロスとかカリプソパスとかという、観客に横から見てもらいたい演技っていうのは、かなり低空飛行でやるんです。なので前に人がいると撮れないんです。最前列じゃないとダメなんです。

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こういう絵ならどの位置でも撮影可能

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このような演技は比較的低空で

 静止しているものなら、前の人の頭と頭の隙間から覗くようにすれば、なんとか撮れるんですけれど、なにせ相手は高速で動いているものですから、遠くにいるときから機体をファインダーで捉えて、そして捉え続けながらカメラを振っていかないと結局シュートの瞬間に機体を捉えられないんです。で、振っている最中に、前の人の頭で一瞬機体が隠れてしまうと、もう追えないんです。ファインダーから頭が無くなった時にはもう機体は居ない・・・どこ、どこ?ってことになっちゃう。機体は目の前を水平移動しているわけじゃなくて、距離も、高さも変わります。だからカメラを単純に横に振っているだけでは対応ができないんです。

 後方に下がろうにも・・・振り向くとビッシリと「人・・人・・人」
身動きが取れません。

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 役に立つかもしれないと考えたのが、ライブビュー撮影です。もちろん普通の一眼レフのライブビュー撮影ではレスポンスが遅すぎて、おそらく役に立ちません。しかし私の機材は、ファインダーでの撮影とレスポンスが全く変わらずにライブビュー撮影ができるSONYのαなのです。腕を延ばしカメラを上に持ち上げれば、前列のばぁちゃんの頭越しになんなく流し撮りが可能です。原理的には可能なんです。もしかするとSONYのαって、この撮影のために、いま考えられる最高の機能を持ったカメラなのではないだろうか・・・と、このときはマジにそう思いました

 ですが、ですが、ですが・・・・、遠くにいる機体は、数十センチ離れた背面モニター上で全く確認できないんです。そう、あたしの視力では見えないんですよ。メッチャ晴れててまぶしくて、画面そのものが見え難いってのもある。見えないんだから追えるはずがない。接近して大きくなれば、モニター上でも機体を捕らえる事ができるんですが、そのときはもう「あっ!!」って一瞬ですから・・・飛行方向を予測しながら、位置や高さを微調整して画面に収めるなんて不可能なんです。

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失敗例

もちろん、レンズの画角を広くすれば機体は小さくなってしまうものの撮影は比較的容易です。でもそれはプライドが許さないじゃないですか←どんなプライドだよ!!()。そんなのを撮りに来たんじゃないぞと。  

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撮影にほぼ成功したクロスはこれだけ・・歩留まり悪すぎ

惨敗・・・でした。

飛行機撮影の素人が300mmレンズ(撮像素子はAPSサイズ)で、頭上にカメラ上げて、高速で動く物体を捉えながら撮影しようというのが無理があるのかも・・・(^^;。

教訓・・・二列目じゃだめなんです
   最前列じゃなきゃダメなんです。(古っ!)

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フロリダへの旅5ー沈む夕日を見ながら [アメリカ観光]

夕方は、再びオールドタウン方面へ。
とってもいい感じです。

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夕日でも見っかぁと思って、マロリースクエア方面へ。
すると、ものすごく賑わってます

なんだろうと思ってみると、大道芸

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ずらーっと・・・何人くらいいたんでしょうかね。結構いましたよ。
夕日をバックに、歌やジャグリング

名物なんでしょうね・・・きっと(^^;

海に沈む夕日をバックにってところがいいですよね。

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と言っても、なかなか上手くは撮れないんですけど。
おーい、太陽が沈むまでに始めてくれ〜 みたいな(^^;

ライブをやっているパブも多くて楽しそうでした。
お酒飲む人なら、音楽好きな人なら・・それこそ朝まで楽しめるんじゃないでしょうか。
アメリカン、バケーションですな。

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あたしは、宿でくれたチケットを参考に、レストラン探索。

ここやな・・・すげー混んどるがな・・・
30分くらい待ってもらわないと・・・

じゃ、いいや。
待っても良かったんですけど、値段を見ちゃったら、ちょっと引いたんで(笑)
どうしても、ここで食べなきゃいけないってものでもない。

宿のおっちゃんによるマインドコントロールで、すっかりシーフードを食べるつもりになっていたんですが、まぁなんでもいいかと思い直し、宿に比較的近い場所にあったボロい・・いや、渋いレストランに入ってみました。

マインドコントロールはすっかり解けていたんで、ステーキを注文。

ところが、来てびっくり。

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全部、「そのまんま」やんか。

肉、焼いただけ。芋、まるごと。ブロッコリー・・・

いやはやワイルドっていうか、ダイナミックっていうか、
久々にアメリカを感じました。

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フロリダへの旅4−キーウエストでのお宿は・・・ [アメリカ観光]

散歩のあと、荷物を引きずって本日の宿「Heron House Court」へ。
いわゆるB&B、民宿ですな。

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お宿の入り口

鍵閉まってるし・・・。ブザー押しても誰も出てこないし・・・

しばらくすると外から宿の主人が登場。

車は無いのか?
車は公共駐車場において来たよ
そうか、そりゃぁよかった、それが安全な方法だ、うちには駐車場はぜーんぜんないからね!!

って、威張るか、そこ!!

 鍵を渡されました・

名前は・・・・HIRO
はーい、HIROようこそ〜
 僕の名前はRoman、会えて嬉しいよ、よろしく〜

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ロビー 朝食もここで

それではまず、中を説明するからね。
まずは鍵だ・・・それが、部屋の鍵で、そっちが玄関の鍵。」
開けられるかどうか、やってみて。」
OK!!
この鍵は裏庭から外に出るのドアも共通だ。」
で、ここ、裏庭へ出るドアには鍵はかけない・・。」

はぁ・・・

で、こっちがプールだ。」

このあたりが一番居心地がいいところだ・・

やたら話しまくるこのオヤジ。で、ちょっと"あっち系"っぽいのよね(爆)。

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次ぎは周辺を説明するから外に出て。」

へっ、外?

まず右、あの信号があるだろ、その手前の道を左折して2ブロックいくとコンビニがある。飲み物とかサンドイッチとか、そういうものはそこで買えるから。で、左へ3ブロック行くとレストランがあって・・・・・

って、あああ・・・もうわからへんがな。

次ぎは反対、左を向いて・・・その先左折して2ブロック行くとパン屋がある、そこのパンは美味い。」

もぉ、いいです・・・もぉ、勘弁してください。
英語分からんもんで、地図くれたほうが嬉しいんだけど。

明日はいつここを出るのかな?
たぶん9時ごろかな
おぅ、そんなに早いのか、そんなんじゃキーウエストを全然楽しめないじゃないか。」
休暇は長くないから、そんなに長くはここにいれないんだ。」
なんと、そんなバケーションは短すぎる!

ほっとけや!!
きっと皆さん、こんなところまで来ちゃったら、何日か滞在するんでしょうねぇ〜。

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今日の夜はどうするの・・・
あ、あの・・オールド・タウンの方へ・・・ちょっと・・・

うん、そうか、デュバル・ストリートへいくのだな。
 で、お前は今夜、きっとシーフードを食べるんだろうが

 って、おまえが決めるか!!

これをあげます
と封筒を出して、中に入っているカードを一枚ずつ説明しだす

このレストラン・・・ドリンク件、ワインが一杯無料です。」
こちらのカフェも
これはね・・・
「・・・・・」
全部、僕のサインが書いてあるからね。朝まで楽しめるよ。

あたしは寝ますって・・。

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さて、じゃぁ、部屋を案内しようか・・

やっとだ・・・

この部屋です。」

えっ、あれ、おっちゃん、部屋の鍵・・あかへんで
鍵回らん。

うん?  これはなかなか難しいんだよ

よっ、こりゃ、それっ、ほっ、開いた。

なんじゃそりゃ。
あれこれ、やたら話すより、まず鍵直せや!!

まぁ、こういう宿もたまにはええか・・いつも、チェーンホテルじゃ味気ないですからね。

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部屋の様子

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部屋の様子



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フロリダへの旅3ーヘミングウェーの家を訪ねて [アメリカ観光]

 以前は、旅の前には下調べ・・・なんてことをやっていたんですが、最近はほぼ「行き当たりバッタリ」なんです。行くところを決めて宿などを手配するだけで精一杯という有様。それでも今回は「地球の歩き方 フロリダ」という有難い日本語のガイドブックがあるので、まぁなんとかなるだろうと。

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トロピカル・アイランド

 ただね、結局、行ってみたいところって、ヘミングウェーのお屋敷くらいしかないんですよ、てことなので、きっとそっちの方だろうと思える方向へぷらぷらと、歩くことにしました。それにしても暑い・・・当然のことながら皆、半袖です。完全に夏太陽の光は燦々。日焼け止め、塗ってこればよかった・・。

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渋く、こんな風に撮ったりもする

 古い建造物が自然な感じで残されているこの町の佇まいは嫌いではありません。あちらをパチリ、こちらをパチリとついつい夢中でやっているうちに、どこを歩いているかわからなくなってしまいます。あっ、灯台、そうだヘミングウェーの家は確か灯台博物館の道路を挟んで向かい側だったな。

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ヘミングウェーの家

 ヘミングウェーErnest Miller Hemingway、1899 - 1961

 彼は二度目の妻と32歳から41歳までの約8年間を、ここで過ごしたのだそうです。それは、ちょうど作家として油の乗り切った時期に当たっており、この家で多くの小説が執筆されました

 へミングウェーっていっても、あたしはたぶん「老人と海」しか読んだ事が無いんじゃないかと思いますね。確か小学校だか中学校のときの課題図書かなにかだったんじゃないですかねぇ・・・記憶はほとんどありません。失礼ながら、あたしの中では開高健とキャラがダブってよくわからなくなっております。オーパ!!

 入り口にある受付で入場料を払います。噂どおり・・・猫があたりをウロウロ。受付のおばさんの肩に乗ったりしてる。彼らはヘミングウェーが飼っていた猫の子孫で、当時から指が6本あるので有名なのだそうです。

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ベッドの上の猫

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椅子の上の猫

 母屋以外に、奥にも彼が書斎にしていた建物があり、横にはプールがあり、そして庭全体はうっそうとした木々に覆われているという、結構ワイルドな空間です。花も沢山咲いていました。

 ここはいわゆるハウスツアーとしてガイドに引率されて観光するシステムではなく、自由に家の中に入って見学できます。もちろん定期的にガイドツアーもあって、ポイント毎に説明を聞きながら見学することもできます。横目で見ていましたが、説明するポイントも多く、説明も長く、恐ろしく時間がかかりそうでした。

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プールサイドでのガイドさんの説明

 英語分からんもんね状態のアタクシは、勝手に見学です。
 彼のベッドにも・・・彼の書斎の椅子にも、猫が寝ていました。
 歴代の猫のお墓も。

 気持ちのいい空間だったので、ずいぶんと長居してしまいました。


 ヘミングウェーの家を出た後は、オーデュボンの家へ。

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オーデュポンの家

 オーデュボン (John James Audubon 1785-1851)というのは、アメリカ合衆国の画家・鳥類研究家で、。北アメリカの鳥類を自然の生息環境の中で写実的に描いた博物画で有名な人です。いやぁ・・・恥ずかしながら知りませんでした・・・(^^; でも、ですね、絵を見たら、あっ、なんか見た事あるかもしれない・・・なんて思った。

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 希少な大型本『Birds of America(アメリカの鳥類)』は、2010年に、サザビーズのオークションで印刷された書籍としては当時世界最高額の732万1250ポンドでで落札されているんです。これ以前の最高額もやっぱり『Birds of America』。スゲーっ

 ペリーが江戸へやってきたとき、お土産に持ってきたアメリカ文明の記念品のひとつにも、この図鑑がふくまれていたそうです。

 ひとつ知識が増えたわ(^^)

 家の中には調度品の他、彼の作品も展示されていました。

 複製画でも買って来たかったけれど、フライトだと邪魔な荷物になっちゃうんで止めました。

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もう少しだけ・・ [アメリカ生活]

 ブログタイトルを変えました。GW前には日本に戻ります。タイトル通り、あともう少しだけこちらにいます

 ここのところ休日はかなり過密日程でお出かけをしていたのは、そんな理由もあったのでございます。
 
 ここ数日間は、プライベートのiPhoneのアカウント解約、カードの解約、銀行の変更、住所変更、荷物のまとめなど、普段と違うあれやこれやで、忙しい日々を過ごしております。

 このブログはアメリカ在住期間中のブログという位置づけでしたので、帰国後更新は徐々に少なくなり、最終的には放置されると思います。

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 このブログも、twitterもFacebookも、「なんちゃって写真家」としてのあたしのものなのですが、住まざるを得ないところは、もうひとつのあたしのほうに依存してしまうのですよね。

 本来は、住みたいところに住み、そこに住んで、やりたいことをやるために、どう収入を確保していくか・・・という考え方が、理想なのでありますけれど、それができないところが、「なんちゃって写真家」の「なんちゃって」である所以なのです

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Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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