SSブログ

フロリダへの旅6ーブルー・エンジェルス at Key West [アメリカ観光]

 二日目・・・えっと、本日は、「ブルー・エンジェルス」でっす。

20130323-DSC00660.jpg

 いやはや、恥ずかしながら・・・なんでこの週末にフロリダかって、これに絡めたかったというのが理由です。少し前の記事に書きましたが、あたくし、もうすぐ日本に送還されることになっているのでございまして、もうブルーエンジェルスもサンダーバーズもたぶん二度と撮れないのですのよ。もう一度撮りたい「ブルー・エンジェルス」!!

 すみませーん、おこちゃまで(爆)

20120323-DSCF9475.jpg

 実は、この週末、キーウエストではブルーエンジェルスオーランドではサンダーバーズなのですわ。なんと十分ハシゴが可能なの。もちろん、両方ともに行くつもりはないんですけれど、万一どっちかが中止になっても、どっちかは撮れるという保険付き。

 本日は晴天・・・ってか、予報で晴天の日を、エアショーと、オーバーシーズ・ハイウェーを走る日に当てたんです。ええ、行き当たりばったりでも、こういう計画だけはキッチリしてるんです。ギリギリまで天気予報見ながら予定組むもんで、フライトや宿の手配がギリギリになるってことなんです。本当は、青空バックのサンダーバーズが撮りたかったんですけれど、今週末はオーランドは天気悪いことが分かっていたので、こっちにしたんです。

 一日、エアショー会場にいると暑いので、「ブルー・エンジェルス」の演技の2時間くらい前に現地に着くことにして、それまでは再びキーウエストのオールドタウンを観光。他にもビーチとかアメリカ最南端のモニュメントとか、観光ポイントはいくつかあるんですけれど、そっちはパスしちゃいました。天使の演技は2時半からなので・・・12時にはオールドタウンを出発。会場は、キーウエストの隣の隣の島にある海軍航空基地(Naval AirStasion)です。

20130323-4Q1A9247.jpg

 目の前はキューバ時代が時代なら・・・ここはアメリカの軍事上の最前線。キューバ危機は1962年でした。
視点を変えると、フロリダ半島からゆるいカーブを描いて、西南に伸びるKeysの島々は、アメリカ本土を守る防衛ラインにもみえます。おそらく今でもここは重要な軍事拠点のひとつなのだと思います。

 まさかの工事通行止めで、大きく迂回をさせられましたが、橋を渡って隣の隣の島へ・・・。橋からもアクロバット飛行をしている機体が見えました。遠くからみると、かなり広い範囲を飛んでいるのだなということが分かります。近くで見るのとはまた違う味わい。

 会場への入り口もよくわからず・・・一度通り過ぎてUターンするという時間ロス。分かりにくいんだよねぇ・・・。それでもなんとか会場へ・・・。機体の展示には見るべきモノはほとんど無く、まずは撮影場所確保を急ぐことに・・・・。

20120323-DSCF9485.jpg
皆様"my椅子"持参

 かなり混雑しています。おそらく、ブルーエンジェルズの演技の時間になると、さらに人が増えるはずです。

アクロバット飛行の演技

 6機の青い天使F18ホーネットが並んでいる場所の正面は有料の特別席になっていて、そこが結構広いんです。あたしはお金払って無いので、並んでいる機体を撮るには、その境界ギリギリの位置にいかなくてはなりません。で、有料席の左横に回り込み、椅子を持ち込んで座って見ている"ばぁちゃん"連中のすぐ後ろに場所を確保しました。このままばぁちゃんが立たなければ、ほぼ最前列と言っていい場所です。よっしゃぁ・・・と。

ヘリコプターの演技

 ところがです、なんと"ばぁちゃん"は立っちゃうんです。一人はカメラを手にして、バチバチ撮る。でもコンデジだからきっと撮れてないんです。でも撮るんです。他の曲芸飛行の時に立つのは写真のばぁちゃんだけだったんだけど、ブルーエンジェルズの演技が始まると、そのほかの"ばぁちゃん"も全員立っちゃった

 飛行演技を撮るだけなら、ずっと後方に下がったっていいんですよ。それはそれで、会場の雰囲気も合わせて撮れるというメリットがあるんです。ところがスタート前の演技(これもまた見逃せないのです)を見よう、撮ろうと思うと前に出なくちゃいけない。ただ最前列で無くても、頭越しに撮るとかで、それは撮れないことはないんです。

20130323-DSC00702-Edit.jpg
スタートアップの様子は後方からでは見えないので、ついつい前に出てしまう。

 でも飛行演技になると違うんです。上空での演技だから、最前列にいる必要は無いだろうと思うでしょ。そうじゃないんです。クロスとかカリプソパスとかという、観客に横から見てもらいたい演技っていうのは、かなり低空飛行でやるんです。なので前に人がいると撮れないんです。最前列じゃないとダメなんです。

20130323-DSC01008.jpg
こういう絵ならどの位置でも撮影可能

20130323-DSC00912.jpg
このような演技は比較的低空で

 静止しているものなら、前の人の頭と頭の隙間から覗くようにすれば、なんとか撮れるんですけれど、なにせ相手は高速で動いているものですから、遠くにいるときから機体をファインダーで捉えて、そして捉え続けながらカメラを振っていかないと結局シュートの瞬間に機体を捉えられないんです。で、振っている最中に、前の人の頭で一瞬機体が隠れてしまうと、もう追えないんです。ファインダーから頭が無くなった時にはもう機体は居ない・・・どこ、どこ?ってことになっちゃう。機体は目の前を水平移動しているわけじゃなくて、距離も、高さも変わります。だからカメラを単純に横に振っているだけでは対応ができないんです。

 後方に下がろうにも・・・振り向くとビッシリと「人・・人・・人」
身動きが取れません。

20130323-4Q1A9261.jpg

 役に立つかもしれないと考えたのが、ライブビュー撮影です。もちろん普通の一眼レフのライブビュー撮影ではレスポンスが遅すぎて、おそらく役に立ちません。しかし私の機材は、ファインダーでの撮影とレスポンスが全く変わらずにライブビュー撮影ができるSONYのαなのです。腕を延ばしカメラを上に持ち上げれば、前列のばぁちゃんの頭越しになんなく流し撮りが可能です。原理的には可能なんです。もしかするとSONYのαって、この撮影のために、いま考えられる最高の機能を持ったカメラなのではないだろうか・・・と、このときはマジにそう思いました

 ですが、ですが、ですが・・・・、遠くにいる機体は、数十センチ離れた背面モニター上で全く確認できないんです。そう、あたしの視力では見えないんですよ。メッチャ晴れててまぶしくて、画面そのものが見え難いってのもある。見えないんだから追えるはずがない。接近して大きくなれば、モニター上でも機体を捕らえる事ができるんですが、そのときはもう「あっ!!」って一瞬ですから・・・飛行方向を予測しながら、位置や高さを微調整して画面に収めるなんて不可能なんです。

DSC01231-Edit.jpg
失敗例

もちろん、レンズの画角を広くすれば機体は小さくなってしまうものの撮影は比較的容易です。でもそれはプライドが許さないじゃないですか←どんなプライドだよ!!()。そんなのを撮りに来たんじゃないぞと。  

20130323-DSC01122.jpg
撮影にほぼ成功したクロスはこれだけ・・歩留まり悪すぎ

惨敗・・・でした。

飛行機撮影の素人が300mmレンズ(撮像素子はAPSサイズ)で、頭上にカメラ上げて、高速で動く物体を捉えながら撮影しようというのが無理があるのかも・・・(^^;。

教訓・・・二列目じゃだめなんです
   最前列じゃなきゃダメなんです。(古っ!)

20130323-DSC01185-Edit.jpg

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 2

かわ

カメラ裏面の画面を近くでわかりやすくする方法として、タブレットとかにデジカメの画面を映し出すアプリがあるんですが、片手にタブレット、片手にカメラじゃ、ちょっと撮影は無理ですかね^^;
by かわ (2013-04-05 19:05) 

BlueRidgeWalker

アプリとかなんとかだと、そもそも時間遅れが出ちゃって使い物にならないと思いますが、別のモニターにそのまま出力させれば可能性はあると思います。ただし、モニターをカメラごと体に固定するとかしないと流し撮りは無理でしょうね。
by BlueRidgeWalker (2013-04-06 09:49) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。