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グランドサークルの旅11 朝のブライスキャニオン [アメリカ観光]

朝早く起きたので、ロッジの外に出て空を眺めてみると満天の星。
リムまで行って星でも撮るかなぁとは一瞬思ったのですが・・・一瞬だけでした(笑)

朝は、定番?のサンライズ・ポイントへ。

展望台は人でいっぱいになりそうなので、ちょっと離れた場所に三脚を立てて待機。
そんな人が何人かいます。

夜が明ける前は満天の星空だったのに、今は雲多し。
日の出もちょっと残念な状態でした・・・まぁ日の出はどこでも同じようなものだからいいや。

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朝のサンライズポイント

ハイカーはもう歩き始めています。

私は少し人の少なくなった展望台に移動して雲の上に太陽が顔を出すまで待機。
そしてようやく姿を現した朝日に照らされたHoodooを撮影。

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サンライズポイント


撮影終了したときにはもう8時を回っていました。もともとの予定は、日の出撮影のあと、サンセットポイントまで移動、ナバホトレイルを2時間ほどかけて歩き、10時半にはブライスキャニオンを出て、モニュメントバレーに向かうというものでした。今日はこのあと340マイル、6時間以上の長距離ドライブが控えているのです。

しかし、前日到着が遅かったため、展望ポイントにほとんど行っていないのですね。
うーん、やっぱりレインボーポイントまでは行ってみたいよね
                         ・・・と予定変更。

遅~い車の後ろについてしまい、イライラしながらレインボーポイントに到着。

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レインボーポイントから北を望む

往復1時間を費やし、さらにブライスポイントにも寄って、もう9時半過ぎ。

ホテルをチェックアウトしてから本来の計画であるナバホ・ループ・トレイル(Navajo Loop Trail)に向かいます。起点はサンセット・ポイント

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サンセット ポイント


Hoodooの間につけられた九十九折のトレイルをぐんぐん下り、ウォール街と呼ばれる岩の隙間を通ります。

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広角ズーム、魚眼レンズの出番ですよ〜(笑)

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気が急いておりまして、一瞬で判断してパカパカ撮るみたいな感じのヤッツケ仕事になっちゃいました。時間に余裕があれば、もっと工夫した写真が撮れたような気もします。でもやはりトレイル歩き&撮影は変化に富んでいて楽しいです。個人的にはここでは展望ポイントを沢山訪れるよりも、出来るだけ沢山トレイルを歩いたほうが良いかなぁと思います。

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歩きながら撮っちゃってますね

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神が創った庭ですな・・

ブライスのトレイルは 行きはよいよい帰りは辛い!!

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道整備中・・・この人がHoodooを創ったんじゃないと思います(笑)

あ~もう12時だがや。

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グランドサークルの旅10 ブライスキャニオンの展望ポイント [アメリカ観光]

ブライスキャニオン国立公園内にたくさんある展望ポイントのうち、私が訪れたポイントをざっとご紹介します。

サンライズ・ポイント (Sunrise Point) 

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 公園のゲートを入って最初にある展望ポイント。ここを、なぜサンライズポイントというのかは良くわからないが、ロッジからも比較的近いので、早朝に訪れてみた。残念ながら東の空には雲があって、日の出そのものは見ることが出来なかったが、その雲の上に太陽が出てくるまで待機して、朝日に照らされた朝のAmphitheaterを撮影。Queen's Garden Trailを歩くハイカーの姿も見える。

 
サンセット・ポイント(Sunset Point)

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 なぜサンセットポイントと言うのかわからないが・・・ナバホループトレイルの起点になっているので、最後に訪問。尖塔群(Hoodoo)が間近に見えるという点では、いい展望台かな。夕景は、手前の土柱が日陰にならない時間帯に撮りたいな。

 
インスピレーション・ポイント (Inspiration Point) 

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 ガイドブックやWeb情報で評判が良かったのがここ。サンセットポイントなどが見下ろせる高さにあるので、気分がいいことは確か。ということは見下ろす形の撮影になるということ。Upperポイント以外ではやや手前の岩がうるさいかも。

 
ブライス・ポイント (Bryce Point) 

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 ナバホトレイルを歩く前に、見るだけ見たという感じなので印象が・・・(^^;

 
シープクリークスワンプキャニオン

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 インスピレーション・ポイントの夕景を撮る前にちょこっと立ち寄った。

 
レインボーポイント(Rainbow Point)

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 公園の一番南奥の展望台。標高は2778m。冬季は通行止めとなる。
 公園入り口から28kmほどあるので、行って帰ってくるだけで小一時間はかかる。
 ここまで来るなら、途中のナチュラルブリッジ(Natural Bridge)にも寄るべし。

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Natural Bridge

公園の入り口からレインボーポイントまで、道路の左右は概ね針葉樹の森になっている。時期的には「黄葉」なのだが、そんな様子はほとんど見られなかった。崖に白樺がポツリポツリと・・・という感じ。南に車を走らせると、広い範囲で立ち枯れており、荒涼とした風景となっていた。落雷での火事でもなさそうだし、アブラムシか何かかなぁ・・・ちょっとわかりません。

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グランドサークルの旅9 ブライスキャニオン国立公園について [アメリカ観光]

Bryce」という名前は私にとっては3D景観作成ソフトウエアの名前として強く印象に残っています。

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Bryce2作例 燕岳の印象

昔、KPT Bryce」という3D景観作成用ソフトを使っていたのです。レンダリングにアリゾナの山とか確かそんな選択があって、赤い地層の線の入った妙にリアルな岩山の絵ができるのです。あと絶壁の岩山とか。そしてそれに木や草をちょぼちょぼと生やすことができる。でも逆に日本的な山の風景は全然できない。なんだか現実離れした風景だよなぁ・・・と、そのときは思っていました。

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Bryce2作例 黒部峡谷 

その懐かしい風景が(笑)・・・今現実に目の前に展開しています

ザイオンの山もいつか見た風景でした・・・

これかぁ・・・ という感覚。

またさらに「Bryce」には平坦な地形を隆起させ、そして侵食させて地形を作るという機能がついていました

普通に溝が深く掘れていくモードももありましたが、
(剣山のような)針状に侵食させるモードも持っていました。

なんじゃこりゃ・・こんなのあり得んがや
                                  ・・・と、その時は思ってました(^^;

あったんですね・・・現実に・・・(@o@)

ブライス・キャニオン」 
    ソフトウエアの名前はここからとられていたのでした。

  全然知りませんでした(^^;
            だって興味なかったんだもん。

ちなみに「ブライス」というのはここに最初に定住した方の名前なのだそうです。

ブライス・キャニオン国立公園Bryce Canyon National Park)の入り口は公園の北側。ゲートでは入場料を支払わなければいけません。チケットは一週間有効。ちなみに、いくつかの国立公園で有効な年間パスがあるようです。$80だったのかな。今回はこのパスが有効なゲートを4箇所通過しましたが、結局ザイオンは無料だったので、今回の旅に限れば、年間パスを買わないほうが正解でした。でも1年以内にまた行くとしたら・・・(^^;

ゲート横にビジターセンターがあります。ここから30 km弱の車道が南に向かって伸びています(南側は冬季は閉鎖されるらしいです)。ゲートの内側、公園の中の宿泊施設はブライスキャニオンロッジだけ。あとはキャンプ場。ゲートの外側には、ザイオンと違って数は少ないですが、一般の宿泊施設、レストラン、食料品を売っているお店などがあります。この公園は自家用車の規制が無く、ロッジもゲートからそれほど離れた場所にあるわけではないので、、むしろゲートの外側のホテルのほうが便利がいいかもしれません。ロッジのディナーは予約が必要で、予約していなかった私は、結局食料調達のためにここに戻ってきました。

「ブライス・キャニオン」と一般的に呼ばれているのですが、地形としてはここはキャニオン(谷)ではありません。川で侵食された谷ではないのですね。正確には断層でできた崖の頭部浸食。カシミールで鳥瞰図を画いてみました。データーはスペースシャトル地形データを使用しています。

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カシミールで描いたブライス・キャニオン

ここの特徴的な構造は、自然の円形劇場(Amphitheater)とも呼ばれています。円形劇場の中に林立する土柱。これは「尖塔(Hoodoo)」と呼ばれます。この特異な景観は風、水、氷によって、比較的最近(最近って言っても1500万年くらい前ですが)堆積してできた岩が浸食され形成されたものです。これらのHoodooは堆積岩の種類によって赤、橙、白などさまざまな色をしており、それが見事な景観にさらに変化をもたらしています

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ブライス・ポイントから見下ろすAmphitheater

ブライスキャニオンでは、これらの景観を侵食された崖の縁から見下ろす形で鑑賞することになります。崖は海抜 2,400 m から 2,700 m。ザイオンやグランドキャニオンに比べて高地にあります。崖は概ね東向き。Amphitheaterを見渡せる多くの展望台が設置されており、いくつかの展望台を結ぶリム沿いのトレイルもあります

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朝日をうけて黄金色に輝くAmphitheater サンライズポイント

私が訪れた展望ポイントは、サンライズ・ポイント、サンセット・ポイント、インスピレーション・ポイント、ブライス・ポイント、レインボー・ポイント。崖沿いのトレイルはほとんど歩きませんでした。写真的には展望ポイントで撮れば十分・・・という判断(^^; もちろん時間があれば歩きたかったけど。

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ナバホループトレイル

Hoodooの間を歩くことができるトレイルコースもいくつかあります。これは少し歩けばガラリと景観が変わる訳ですから、必ずひとつは歩いておきたいところです。わたしは手軽なナバホループというトレイルを歩きました。300マイル以上のロングドライブを控え、それ以上時間が無かったのです。残念。

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I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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