SSブログ

フロリダへの旅9ーケネディ宇宙センター [アメリカ観光]

 ブルー・エンジェルスの撮影が惨敗だったので、3日目はちょっと悩んだんです。リベンジでサンダーバーズを撮ろうか・・。

 もともと3日目はケネディー・宇宙センター(Kennedy Space Centerを見学する予定を立てていました。天気予報でも天気は芳しくなさそうだったので、「屋内」をメインにと思ったのです。でも実は、サンダーバーズの飛ぶエアショーの会場は、ケネディー宇宙センターの・・・・ほぼ隣なんです。

 11時過ぎには宇宙センター着・・・という、目標で出発しました。北の方ほど天気が悪いという予報なのですが、北に向けて走っても、それほど悪くないんですよね。雨なら諦めも早いんですけれど、
うーん、これならエアショーも撮れるかも
という邪念がふつふつと・・・・

 今日、エアショーを撮って、ケネディーにいけなくても、翌日行こうと思えばいけるんです。

迷っているうちに・・目の前に、
エアショーはこちらの看板発見!!

ひぃー!! どうしよう!!!

結局、看板をスルーして直進!

20130325-4Q1A9681.jpg
ビジターコンプレックス入口

20120324-DSCF9516.jpg
ビジター・コンプレックス・チケット売り場

 ケネディー宇宙センターは大きな施設です。見学できるのはその一部。まずはビジターコンプレックス(Visitor Complex)でチケットを購入します。ここがロケットパークIMAXシアターいくつかの展示施設アトラクション、そしてレストランギフトショップがある宇宙センターの観光の中心。

20130324-4Q1A9479.jpg
ロケットパーク

20130324-4Q1A9451.jpg
アポロ11号の飛行士たちがサターンロケットに乗り込む際に歩いたブリッジ

20130324-4Q1A9309.jpg
おっ、日本がセンターだべ。

 現在、スペースシャトル・アトランティスを展示する巨大な施設が建設中今年の夏にはオープン予定です。行きたかったなぁ・・・・。

20130325-4Q1A9771.jpg
建設中のアトランティス展示施設

 日本語のオーディオガイドがあったので借りました。オフィシャルギフトブックも日本語版があります。

 ここを基点にいくつかのツアーが設定されています。基本入場料に含まれているツアーが、サターンロケットなどアポロ計画を中心とした機材や資料が展示されているアポロ/サターンVセンターApollo/Saturn V Center)までいくツアー。レンタルしたオーディオガイドにはLC39発射展望台の解説も含まれていました。以前はそこもツアーのコースに入っていたようです。その他有料ツアーとして、発射台見学ツアーロケット組み立て工場見学ツアーコントロールセンター見学ツアーなどがありました。

 シャトル計画は終わりましたが、この宇宙センターからは、今も、民間のロケットが打ち上げられています。もちろん、ロケット発射の日は特別プログラムとなるのでしょう。

20120324-DSCF9522.jpg
バスツアーの列

 とりあえず無料ツアーへということで、バス乗り場へ行って見たのですけれど、もの凄い人でした。チケット売場でも結構並んだので、駐車場に車を止めてから、バスに乗るまで2時間くらいかかってしまったかもしれません。

20130324-4Q1A9325.jpg
車窓から写真を・・・

 バスの中からは、ロケット組み立て工場やコントロールセンターなどの建物を外からだけですが見ることが出来ます。それら点在する施設以外のところは、草原や湿地帯、ワニや野鳥が戯れる野生の王国。「あの樹の上にイーグルの巣があります」なんて、バスのガイドさんが説明してくれます。

20130324-4Q1A9329.jpg
アポロ/サターンVセンターの入り口
扉の前で待たされます。

20130324-4Q1A9333.jpg
ようやく扉が開くと
ここでオリエンテーション

20130324-4Q1A9348.jpg
で、アポロ発車シーンを体験
窓がビリビリ鳴って臨場感満点

20130324-4Q1A9369.jpg
アポロ/サターンVセンター内部
カフェもありました・・ムーン・ロック・カフェ

20130324-4Q1A9393.jpg
発射台の上部(右)

20130324-4Q1A9413.jpg
多彩な展示物

20130324-4Q1A9396.jpg
触れる月の石

20130324-4Q1A9377.jpg

 アポロ/サターンVセンターを見学中・・・風雨が強まってきました。・・・なに、トルネード警報ですと? 扉は閉められ、バスの運行はストップ・・・我々は施設の中に缶詰です。扉から雨が侵入してきます。

20130324-4Q1A9385.jpg
雨が・・・

 警報が解除されたら解除されたで、殆どの人が帰りのバスに殺到。またも大混雑。エアショーのほうはどうなったのか・・・何れにしろずぶ濡れ必至で、行かなくて正解。そんなこんなで時間を使ってしまい、ビジターセンターに戻ってきてからは、シャトルの打ち上げシミュレーション体験(Shuttle Launch Experience)をするのが精一杯。

20130324-4Q1A9435.jpg
ギフトショップ

20130324-4Q1A9434.jpg
精巧なモデルは・・欲しくなっちゃうね



20130324-4Q1A9491.jpg

本日の見学終わり・・


 ところが消化不良のあたくしはなんと翌日、再びここに・・・

 実はチケットをしげしげと眺めてみると、有効期限が結構長いんですよ。「ひょっとして、これで明日も入れるんじゃね?」と思ったんです。国立公園なんかはそうなんです。一週間出入り自由なんです。ならば、もう一度行って、有料ツアーに参加してみようと。

20130325-4Q1A9684.jpg
こんなことやってました

 チケット売場で「発射台へのツアーに参加したいんだけど・・・」と聞いてみると、OK。10:40スタートのツアーが予約できました。でも、このツアーに参加するには基本入場チケットも必要です。
昨日買ったチケットがあるんだけど使えるのかな?
すると
昨日は入場したのか?
と、
一回入場したよ。
と、答えると、
ならば、このままでは使えない、あなたは年間パスにアップグレードする必要がある。
と。

えっ、なんと、このチケットは一回出たら終わりなのか。軽くめまいはしたものの、ここまで来ちゃったのだから、お願いするしかありません。$16くらいだったでしょうか・・・さほど高額でもなかったですし。

じゃぁこのチケットを持って、向こうのカスタマーセンターへ行って、写真を撮って、年間パスを作ってもらいなさい

えええっ、そんなに面倒くさいのか

でもいい記念にはなるな・・・と、年間パスを作成。
ひゃぁ、やったぁ・・これで一年間何度でも来れるわぁ〜・・・・って、おまえ来月日本に帰るだろ!!

20130325-4Q1A9769.jpg
ロケット組立棟

20130325-4Q1A9719.jpg
発射台説明ちう

20130325-4Q1A9732.jpg
ここまで近づきます

 昨日とはうって変わった雲ひとつ無い晴天の下、ロケット発射台を見学し、昨日見れなかったいくつかの展示パビリオンを見て回って、ケネディー宇宙センターの観光を終えました。iMaxは見る時間がありませんでした。ふたつ上映していたうちのひとつは、ハンツビルで見たやつだったし、まぁいいやと。で、さらに6マイルほど離れたところにもうひとつ別の見学施設があるのですが、時間がなかったのでそっちはパスです。

20130325-4Q1A9782.jpg

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

フロリダへの旅8ーオーバーシーズ・ハイウェー [アメリカ観光]

エアショーが終わり、次の目的地は「オーランド」なのですが、車では6時間くらいかかります。
そこで、マイアミ付近で一泊する計画をたてました。

特に目的のない中継点です。なのでホテルもお値段で選んでいます。

そこまで、US1号線オーバーシーズ・ハイウェー(Overseas Hwy)の旅です。

休憩無しでずんずん走ってしまうと、日没前に本土に入っちゃうので、ところどころで車を止めて、海やら橋やら眺めていきます。

DSC01292-Edit.jpg
Bahia Honda 橋

道路はほとんど片側一車線ですので、左右の見通しもとても良い

と言っても、海は海でして・・・ただの海なんです。もっというと水面なんです。

アメリカで一番美しいハイウェー」だと言われても、海なんですよ。海しか見えないんですよ。

両側が海である「橋」なら、フロリダでもどこでも、風景は基本的に同じなんですよね。

そんなのは、分かっていたんですけど。

もう一度言っておきます・・・「海です」。

20130323-DSC01313.jpg
有名なセブンマイル・ブリッジ
左が現在の橋、右が旧橋

あの「美しい」というのは、きっと、上空から眺めた時のことを言うんだと思うんですね。
青い海の上に、小さな島々を繋ぎながら、ゆるくカーブした一筋の道路が走る・・・・

ノースカロライナのハッテラス海岸でもそれは感じました。
上空から撮った写真がAAAの雑誌とかに紹介されていたんです、それがまたものすごく綺麗なの。
でも、実際に走るとそうでもないんです。
海は海ですから。

20130323-DSC01397.jpg

本土に入るちょっと前に、日没となりました。

タグ:フロリダ
nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

フロリダへの旅7 今回の機材 [カメラ&写真]

 一連の旅行記の記事の中で、いつもアクセス数が一番多いのが、この「今回の撮影機材」なんです。面白がっていただけているのか、検索でヒットし易いだけなのか、分かりませんが、そうなんですよ。

で、今回の機材。

 ポイントのひとつはAir Showです。

20130323-DSC00791.jpg
α65 + 70-300mmF4-5.6 G

 あと、現地への移動が「飛行機」だということです。
 で、現地での移動はレンタカー

 キーウエストでは日没後の撮影も想定、海岸では、日の出や日没の太陽を撮るかもしれない

20130322-4Q1A9113.jpg
EOS5DmarkIII  EF16-35mm F2.8L

 ケネディー宇宙センターでは、展示物の撮影や、展示環境の撮影をするはずだよねと。

20130324-4Q1A9416.jpg
EOS5DmarkIII  EF16-35mm F2.8L

そんな前提のもと機材を選びます。

α65と70-300mmF4-5.6Gレンズ
 これは外せません。
 エアショーの飛行演技に対応するスペシャルセットです。
 α65のサイズはAPSサイズ、そしてmax10コマ/秒(ただしmax1秒間)の連写性能を誇ります。

20130323-DSC00280.jpg
α65 + 70-300mmF4-5.6 G

 70-300のGレンズは逆光にもそこそこ強いレンズですので日の出、日没の太陽にも対応できます。もちろん標準ズームツァイスの16-80mmも携行します。

最小機材ならこれだけでOKなのですが、欲張ります。

EOS5DmarkIII
 レンズはEF16-35mmF2.8EF24-105mmF4の2本。
 エアショーでも標準・広角での撮影はEOS5DmarkIIIが担当します。

20130323-4Q1A9285.jpg
EOS5DmarkIII  EF24-105mmF4L

 もし高倍率ズームをもっているならボディーは一台でいいと思います。てか、今後もエアショー撮るなら、あたしは高倍率ズームを買ったかもしれません。実際買おうと思いました。被写体ブレを抑えるために若干ISO感度を上げることが必要になるかもしれませんが、明るいレンズがどうしても必要だということはありません。歪曲収差もほぼ関係ないですし、周辺の画質も光量もさほど気にならない・・・てか、落ちたほうがいいくらい。今の高倍率ズームならシャープネスやコントラストはきっと十分でしょう。

20130325-4Q1A9804.jpg
α65 + 70-300mmF4-5.6 G

 EOS系の望遠系の交換レンズは持って行きません。移動手段が全て車なら持って行くんですが、フライトでの移動では荷物は最小限にしたいのです。夜の酒場や、博物館の内部の撮影は広角-中望遠で十分なはずです。

20130322-4Q1A9079.jpg
EOS5DmarkIII  EF24-105mmF4L

 三脚は一応持って行きました。夜明け前の海岸で、長時間露出なんかしちゃったりするかもね・・・と思ったからです。でも使いませんでした。最近は気軽にばんばん感度上げちゃって、テキトーです。

 あとはFUJIFILMのX10

20120322-DSCF8171.jpg
まさかのシーンに・・
FUJIFILM X10

 ブロアブラシとか、レンズクリーナーも忘れずに持っていきます。いつもこれを忘れるんです

 バッグは、ナショジオのザックW5070と、ドンケのショルダーF4AF。今回は、現地で歩いて撮影に出る時に、ボディーを2台持つことは想定しませんでした(私がこのように言う場合X10は勘定にいれてません)。F4AFが町歩き用です。エアショーの時だけはボディー2台体制でしたので、W5070担いで会場に入りました。フライトの際は、これに全機材を入れて機内に持ち込みますF4AFはスーツケースの中に入れて預けてしまいます。デルタでは荷物を預けると$25かかるので、機内持込可能なギリギリのサイズのキャスター式のカメラバッグを買おうかなといつも思うんですが、フライトの時しか使い道がなさそうなんで買ってません。他のシーンで使うことが想像つかない。それに今使っている小型のスーツケースは、ちょうどマンフロ#190が入るので具合がいいんです。

20130325-DSC01612.jpg
α65 + 70-300mmF4-5.6 G

 画像ファイルはメディアから毎日ノートPCまたは画像ビューア兼ストレージにコピーします。画像ビューアはかなり昔に買ったEPSONのものです。でも、容量が40GBなんですわ。手持ちの一番容量の大きいSDは32GBですから、もう殆ど役にはたちません。これでもストレージとして役立っていた昔が懐かしい・・・。結局SDカードはノートにコピー。CFカードはEPSONのストレージにコピーという使い分けに落ち着きました。十分の容量のメディアを持っていけばいいのですけれど、普段はそんなに沢山必要ないので、あまり手持ちが無いんです。メディアの空きが足りなくなれば、ノートやストレージにコピー済みのファイルは消してしまいますが、最終的に自宅のHDDに保存するまでは可能な限りメディア内に残すようにしています。万一という場合がありますからね。「ファイルは2箇所に保存」が基準です。

20130324-4Q1A9442.jpg
EOS5DmarkIII  EF16-35mm F2.8L

 カードは連写が必要なシーンではデータ転送が早いカード、ムービー撮影の場合は容量の大きいカードとか使い分けています。ただテストしてみても、そうは変わらないんですよね。連写した画像は一旦バッファに記録されるので、それが一杯になってから再び撮影できるまでの時間に影響が出るわけですが、その時間が多少変わったって、ほとんどの場合、撮影には影響ないかなって感じ。まっ、気休めですかね。画素が比較的少なく、JPEG撮影が基本のX10用には古い2GB(いまだに使っているんです)を入れるとか、機種によっても使い分けます。

 カードの容量に空きあり/空き無しの区別はどうしているかというと、カードを収納するケースに入れる向きでやっています。具体的にはこれから使うカードは表を前に、使用済みの(中身を消しちゃいけない)カードは裏を前にして入れるんです。そう・・・シノゴでフイルムフォルダーの遮光板の向きで、未撮影/撮影済を区別していたのと同じです(ってマニアックすぎる喩えでよけいにわからんな)

フロリダへの旅6ーブルー・エンジェルス at Key West [アメリカ観光]

 二日目・・・えっと、本日は、「ブルー・エンジェルス」でっす。

20130323-DSC00660.jpg

 いやはや、恥ずかしながら・・・なんでこの週末にフロリダかって、これに絡めたかったというのが理由です。少し前の記事に書きましたが、あたくし、もうすぐ日本に送還されることになっているのでございまして、もうブルーエンジェルスもサンダーバーズもたぶん二度と撮れないのですのよ。もう一度撮りたい「ブルー・エンジェルス」!!

 すみませーん、おこちゃまで(爆)

20120323-DSCF9475.jpg

 実は、この週末、キーウエストではブルーエンジェルスオーランドではサンダーバーズなのですわ。なんと十分ハシゴが可能なの。もちろん、両方ともに行くつもりはないんですけれど、万一どっちかが中止になっても、どっちかは撮れるという保険付き。

 本日は晴天・・・ってか、予報で晴天の日を、エアショーと、オーバーシーズ・ハイウェーを走る日に当てたんです。ええ、行き当たりばったりでも、こういう計画だけはキッチリしてるんです。ギリギリまで天気予報見ながら予定組むもんで、フライトや宿の手配がギリギリになるってことなんです。本当は、青空バックのサンダーバーズが撮りたかったんですけれど、今週末はオーランドは天気悪いことが分かっていたので、こっちにしたんです。

 一日、エアショー会場にいると暑いので、「ブルー・エンジェルス」の演技の2時間くらい前に現地に着くことにして、それまでは再びキーウエストのオールドタウンを観光。他にもビーチとかアメリカ最南端のモニュメントとか、観光ポイントはいくつかあるんですけれど、そっちはパスしちゃいました。天使の演技は2時半からなので・・・12時にはオールドタウンを出発。会場は、キーウエストの隣の隣の島にある海軍航空基地(Naval AirStasion)です。

20130323-4Q1A9247.jpg

 目の前はキューバ時代が時代なら・・・ここはアメリカの軍事上の最前線。キューバ危機は1962年でした。
視点を変えると、フロリダ半島からゆるいカーブを描いて、西南に伸びるKeysの島々は、アメリカ本土を守る防衛ラインにもみえます。おそらく今でもここは重要な軍事拠点のひとつなのだと思います。

 まさかの工事通行止めで、大きく迂回をさせられましたが、橋を渡って隣の隣の島へ・・・。橋からもアクロバット飛行をしている機体が見えました。遠くからみると、かなり広い範囲を飛んでいるのだなということが分かります。近くで見るのとはまた違う味わい。

 会場への入り口もよくわからず・・・一度通り過ぎてUターンするという時間ロス。分かりにくいんだよねぇ・・・。それでもなんとか会場へ・・・。機体の展示には見るべきモノはほとんど無く、まずは撮影場所確保を急ぐことに・・・・。

20120323-DSCF9485.jpg
皆様"my椅子"持参

 かなり混雑しています。おそらく、ブルーエンジェルズの演技の時間になると、さらに人が増えるはずです。

アクロバット飛行の演技

 6機の青い天使F18ホーネットが並んでいる場所の正面は有料の特別席になっていて、そこが結構広いんです。あたしはお金払って無いので、並んでいる機体を撮るには、その境界ギリギリの位置にいかなくてはなりません。で、有料席の左横に回り込み、椅子を持ち込んで座って見ている"ばぁちゃん"連中のすぐ後ろに場所を確保しました。このままばぁちゃんが立たなければ、ほぼ最前列と言っていい場所です。よっしゃぁ・・・と。

ヘリコプターの演技

 ところがです、なんと"ばぁちゃん"は立っちゃうんです。一人はカメラを手にして、バチバチ撮る。でもコンデジだからきっと撮れてないんです。でも撮るんです。他の曲芸飛行の時に立つのは写真のばぁちゃんだけだったんだけど、ブルーエンジェルズの演技が始まると、そのほかの"ばぁちゃん"も全員立っちゃった

 飛行演技を撮るだけなら、ずっと後方に下がったっていいんですよ。それはそれで、会場の雰囲気も合わせて撮れるというメリットがあるんです。ところがスタート前の演技(これもまた見逃せないのです)を見よう、撮ろうと思うと前に出なくちゃいけない。ただ最前列で無くても、頭越しに撮るとかで、それは撮れないことはないんです。

20130323-DSC00702-Edit.jpg
スタートアップの様子は後方からでは見えないので、ついつい前に出てしまう。

 でも飛行演技になると違うんです。上空での演技だから、最前列にいる必要は無いだろうと思うでしょ。そうじゃないんです。クロスとかカリプソパスとかという、観客に横から見てもらいたい演技っていうのは、かなり低空飛行でやるんです。なので前に人がいると撮れないんです。最前列じゃないとダメなんです。

20130323-DSC01008.jpg
こういう絵ならどの位置でも撮影可能

20130323-DSC00912.jpg
このような演技は比較的低空で

 静止しているものなら、前の人の頭と頭の隙間から覗くようにすれば、なんとか撮れるんですけれど、なにせ相手は高速で動いているものですから、遠くにいるときから機体をファインダーで捉えて、そして捉え続けながらカメラを振っていかないと結局シュートの瞬間に機体を捉えられないんです。で、振っている最中に、前の人の頭で一瞬機体が隠れてしまうと、もう追えないんです。ファインダーから頭が無くなった時にはもう機体は居ない・・・どこ、どこ?ってことになっちゃう。機体は目の前を水平移動しているわけじゃなくて、距離も、高さも変わります。だからカメラを単純に横に振っているだけでは対応ができないんです。

 後方に下がろうにも・・・振り向くとビッシリと「人・・人・・人」
身動きが取れません。

20130323-4Q1A9261.jpg

 役に立つかもしれないと考えたのが、ライブビュー撮影です。もちろん普通の一眼レフのライブビュー撮影ではレスポンスが遅すぎて、おそらく役に立ちません。しかし私の機材は、ファインダーでの撮影とレスポンスが全く変わらずにライブビュー撮影ができるSONYのαなのです。腕を延ばしカメラを上に持ち上げれば、前列のばぁちゃんの頭越しになんなく流し撮りが可能です。原理的には可能なんです。もしかするとSONYのαって、この撮影のために、いま考えられる最高の機能を持ったカメラなのではないだろうか・・・と、このときはマジにそう思いました

 ですが、ですが、ですが・・・・、遠くにいる機体は、数十センチ離れた背面モニター上で全く確認できないんです。そう、あたしの視力では見えないんですよ。メッチャ晴れててまぶしくて、画面そのものが見え難いってのもある。見えないんだから追えるはずがない。接近して大きくなれば、モニター上でも機体を捕らえる事ができるんですが、そのときはもう「あっ!!」って一瞬ですから・・・飛行方向を予測しながら、位置や高さを微調整して画面に収めるなんて不可能なんです。

DSC01231-Edit.jpg
失敗例

もちろん、レンズの画角を広くすれば機体は小さくなってしまうものの撮影は比較的容易です。でもそれはプライドが許さないじゃないですか←どんなプライドだよ!!()。そんなのを撮りに来たんじゃないぞと。  

20130323-DSC01122.jpg
撮影にほぼ成功したクロスはこれだけ・・歩留まり悪すぎ

惨敗・・・でした。

飛行機撮影の素人が300mmレンズ(撮像素子はAPSサイズ)で、頭上にカメラ上げて、高速で動く物体を捉えながら撮影しようというのが無理があるのかも・・・(^^;。

教訓・・・二列目じゃだめなんです
   最前列じゃなきゃダメなんです。(古っ!)

20130323-DSC01185-Edit.jpg

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

フロリダへの旅5ー沈む夕日を見ながら [アメリカ観光]

夕方は、再びオールドタウン方面へ。
とってもいい感じです。

20130322-4Q1A9136.jpg

夕日でも見っかぁと思って、マロリースクエア方面へ。
すると、ものすごく賑わってます

なんだろうと思ってみると、大道芸

20130322-4Q1A8933.jpg

ずらーっと・・・何人くらいいたんでしょうかね。結構いましたよ。
夕日をバックに、歌やジャグリング

名物なんでしょうね・・・きっと(^^;

海に沈む夕日をバックにってところがいいですよね。

20130322-4Q1A9007.jpg

と言っても、なかなか上手くは撮れないんですけど。
おーい、太陽が沈むまでに始めてくれ〜 みたいな(^^;

ライブをやっているパブも多くて楽しそうでした。
お酒飲む人なら、音楽好きな人なら・・それこそ朝まで楽しめるんじゃないでしょうか。
アメリカン、バケーションですな。

20130322-4Q1A9124.jpg

あたしは、宿でくれたチケットを参考に、レストラン探索。

ここやな・・・すげー混んどるがな・・・
30分くらい待ってもらわないと・・・

じゃ、いいや。
待っても良かったんですけど、値段を見ちゃったら、ちょっと引いたんで(笑)
どうしても、ここで食べなきゃいけないってものでもない。

宿のおっちゃんによるマインドコントロールで、すっかりシーフードを食べるつもりになっていたんですが、まぁなんでもいいかと思い直し、宿に比較的近い場所にあったボロい・・いや、渋いレストランに入ってみました。

マインドコントロールはすっかり解けていたんで、ステーキを注文。

ところが、来てびっくり。

IMG_5490.JPG

全部、「そのまんま」やんか。

肉、焼いただけ。芋、まるごと。ブロッコリー・・・

いやはやワイルドっていうか、ダイナミックっていうか、
久々にアメリカを感じました。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行
Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。