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アメリカにおける戦争と報道 [アメリカ観光]

今回の旅のテーマは「アメリカにおける戦争と報道」かな。←行ったあとで決めてますが(^^;

メモリアルデイのDCでは、「戦争」というテーマは避けらまへん

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海兵隊記念碑 (硫黄島の星条旗)

モロ戦争・・・という意味では、アーリントンにある無名戦士の墓とか、有名な海兵隊記念碑(硫黄島の星条旗)、そしてDCのモール内にあるWWIIベトナム戦争朝鮮戦争3つの慰霊碑が代表的です。

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挑戦戦争戦没者慰霊碑
 

慰霊碑として作られたモニュメントには、亡くなった兵士の名前が刻まれています。メモリアルデイだからだと思うのですが、花束やメセージ、写真などが、びっしりと置いてありました。 

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ベトナム戦没者慰霊碑


アーリントン墓地の全ての墓石の前にも小さな星条旗が立ち並んでいました

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アーリントン墓地

日本だと、この手の施設では「戦争は二度としちゃいかん」という反省がつきものですが、もちろんアメリカにはそんな反省はござません次はこんなにたくさん犠牲者を出さないようにもっとうまくやろうという反省だけでしょう。

アメリカにとっては、戦争や軍隊は国を作り、国を守る重要な手段強いアメリカの象徴なんでしょうねぇ・・・自由は戦いによって勝ち盗る軍人は敬われ、感謝される存在です。そうでなきゃ、あんなに沢山兵士は集まらんもんね。

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無名戦士の墓 衛兵交代式


アメリカ歴史博物館にも戦争関連の展示がたっぷりありました。独立戦争、英米戦争、南北戦争、そして第二次世界大戦・・・・相当なボリュームでした。特別展示っぽかったな。 太平洋戦争-日本との戦いもかなりのスペースを割いて展示されており、モニターに流されていた記録映像についつい見入ってしまいました。その映像も含まれている第二次世界対戦のDVDがショップに売っていたので、買おうと思いましたが荷物になるんで止め。買いたければAmazonとかで買えるでしょうね。

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太平洋戦争の展示

国立航空宇宙博物館でも、やはり「軍事関連」が多くのスペースを占めていました。飛行機が発明されて100年余り、航空宇宙分野の技術がこれだけ急速に進歩を遂げたのは、やはり「戦争」があったから、東西の冷戦があったからなのでしょう。零式艦上戦闘機の展示も有。

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国立航空宇宙博物館
 

原爆を落としたエノラ・ゲイやスペースシャトルの展示が、ダレス空港近くの別館にあるのですが、遠くて時間がかかるので今回はパス。


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今が旬のお土産?


Newseum」、これは報道をテーマにした博物館です。報道も戦争とは切っては切れない間柄。あたくし、「好きな写真家は?」と聞かれた時には「沢田教一」と答える人で、基本報道系のフォトグラファーなのですよん。気持ち的には・・ね。

ピューリッツァー賞を受賞した写真の数々が展示されていたんだけれど、なぜか沢田の「安全への逃避」が見当たりませんでした。日本国内での展示じゃ絶対外せない一枚だけど、ここはアメリカだからね・・・。浅沼委員長暗殺は展示有。

このNuseumは、スミソニアンではないので有料ですが、お勧めです。歴史的ニュースに登場した「モノ」もいくつか展示されています。ワールド・トレード・センターの歪んだアンテナベルリンの壁引き倒されたフセインの石像(顔無し)・・・これはもうまるで古代遺跡の出土品にようでした。またハリケーン・カトリーナの関連の展示が最上階で。今回の日本と地震と原発事故の報道は将来どのように語られることになるのでしょうか。

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フセイン石像


さて、戦争に大きな役割を果たすのがスパイ。国際スパイミュージアムは子供にも大人気のミュージアムです。子供の入館者の比率が最も高いのがここでした。映画でよくある、空調ダクトの中に入って忍び込む体験・・・なんてのもできます。大人は無理かな・・・特にアメリカ人は(笑)。スパイ活動に使われたカメラの展示がいくつかありました。私はここで写真機家に変身・・・って、変身じゃないね、そのまんまだね。 ミノックスに混じり、わが国の誇る旭ペンタックス「オート110」の展示がございました。 ホントに使われたのかぁ~スパイに(^^)  あとねぇ、仕込み用の小さいカメラもいくつか紹介されてました。 あと面白かったのがバードカメラ。本当にハトが首からぶら下げてる(^^; ハトはシャッター押せないんで、撮影は間欠的に行われるようになっていたらしいです。 いやぁ・・・博打のような撮影だよね。

忍者の展示もありました。忍術=The art of the shadow ,
Knowledge to protect his body mind and sprit  だって・・・かっくいい。

あれ、だんだん、話がずれてきたぞ。

最終日の午後、そろそろ空港へ向かう時間。モールを東西に走る道路沿いに人が集結しはじめました。ミニ星条旗を手渡すおじさん、「今日のスケジュールだよ!!」と新聞のような小冊子を配るおじさん・・・それを見るとメモリアルデイのイベントは2時から開始とあります。

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パレードがこのあたりを通るのは何時頃になるのか・・・
いずれにしてもちょっと時間的に厳しいので、今回は引き揚げです。

ミニ星条旗を受け取ってしまいました。
でも、たとえパレードを見たりすることがあっても、それは振りません。

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コメント 4

shio

こんにちは♪
「フムフム・・・・」と感心してしまった(--)
私も今度生まれ変わったら報道カメラマンになりたい
あっ!男だったら(汗
女じゃね~(--)いろいろとねぇ~・・・www


by shio (2011-06-04 16:47) 

fugaku

報道系っていっても、事実を伝えようとする写真は広義でで報道系だと思っとるんよ。山の写真、自然写真から始まって、10年くらいは富士山の写真も撮ったけど、「事実を伝えるため」ってのが根底にあるの。もちろん撮影者の思いも含めてということだけどね。基本、写真はドキュメントだと思ってる。
最近はそーでもない写真もよく撮りますけどね(^^)

女性の戦場カメラマンもいますよ。キャパの相棒だったゲルダ・タローが先駆者なのかな。タローの名前は岡本太郎から借用したらしい。
by fugaku (2011-06-04 20:58) 

shio

なるほどね・・・
あ”~~~ダメダメ(><)
頭の中が混乱するから!
「事実を伝えるため」ってのが根底にあるの。もちろん撮影者の思いも含めてということだけどね。基本、写真はドキュメントだと思ってる。。。。解る・・
だけに。。。

タローの名前は岡本太郎から借用したらしい。
↑へぇ~何でだろう?好きだったのね・・・

あっ!レスいいですよ^^





by shio (2011-06-05 10:57) 

fugaku

ええのよ、思いのまま撮れば
芸術は爆発だからさ。
by fugaku (2011-06-05 11:51) 

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