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ジャズ発祥の地ーニューオリンズ [アメリカ観光]

ジャズの話がなかなか出ませんが・・・・すみません(^^;

もともとジャズへの造詣が深くないんです。
予習もせずに出かけたもんですから、記事にするのがのろくて・・・

そんなわけで、まずジャズについて簡単におさらい

Wikipediaによるとジャズはアフリカ系アメリカ人の音楽形式と西洋音楽の技術と理論が融合した音楽形式であるとされています。
わかった様な、わからん様な・・・。

そしてその発祥の地とされているのが、ここニューオリンズです。

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ジャズの生演奏が聴けるカフェ Café Beignet(バーボンストリート店)

南北戦争の終了が1865年。戦争時に軍隊で盛んに演奏されたブラスバンドと、南北戦争後に生まれた黒人中心の音楽、ブルースラグタイム等が融合して、19世紀末頃に「ジャズ」という形式が出来上がってきたらしいです。

当時の形式そのままのものを、「ニューオリンズジャズと呼びます。コルネット、トロンボーン、クラリネットなどの管楽器を中心とした構成で、集団即興演奏をするというのが特徴。このスタイルで一時代を築いた巨人が、ニューオリンズの空港の名前にもなっている「ルイ・アームストロング」。あっ、知ってる、知ってる、しゃがれ声で「What a Wonderful World」歌ってたおっさんやん。時々耳にする「ディキシーランド・ジャズ」というのは白人が演奏するニューオーリンズジャズのことをいうようです。ふ~んそうなのか。

その後、ジャズは多様なスタイルに分かれながら急速にアメリカ全土に広まります。
バンドの人数が10から20人に増えたのがビッグバンドと呼ばれる編成。有名なのがベニーグッドマン楽団ですかね。
その後、1940年代に入るとモダンジャズの時代。

一方、ニューオリンズの歓楽街が1920年頃に閉鎖。この際、ジャズ演奏家の多くは、シカゴなどに活動の拠点を移したため、ニューオリンズはジャズの中心としての役割を失ってしまいます。

それでも、ここで脈々と受け継がれてきたジャズ・・・
          それが、ニューオリンズジャズです

だいぶ端折りましたが・・・こんなとこで・・・合ってるかな。
間違っていたら御指摘ください。

NO1.jpg
未来のビッグスター達

で、ようするに、ここニューオリンズはジャズの故郷ってことなのでございます。

観光的にはプリザベーション・ホールと言うのが歴史的なホールとして有名です。
単なるボロ小屋ですので、もしカトリーナで水没していたら確実に崩壊してたと思います(^^;

NO4.jpg
開演前のプリザベーションホールに並ぶ人々

入場料は12ドルだったかな。飲み物、食い物一切出ません。木の椅子が僅かにありますが、私は立ち見(立ち聴き?)でした。
もうちょっと早めに入ればお客の入れ替わりで前の方に行けたかと思うんですが、ちょっと出遅れました(^^;

コルネット、サックス、コントラバス、ドラムスが黒人男性、ピアノが日本人の「渡辺真理」さん。トロンボーンは白人女性でした。人種混合の場合、「ニューオリンズジャズ」なのか「ディキシーランド・ジャズ」なのか、どう呼んでいいのかよくわかりませんが(^^;

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PRESERVATION HALL JAZZ MASTERS featuring LEROY JONES
プリザベーションホール 

建物の雰囲気はとっても良いですが、観客は完全に「観光客~」という感じでその落差が大きく、一歩間違うとテーマパークのアトラクションみたいに見えちゃうのが痛いかも。後ろに貼ってあるポスターが日本語なのは、帰ってから写真をMacで見て初めて気がつきました。暗いんで、ほとんど見えないんですよね。

もちろんバーボンストリートに並んでいるクラブで生演奏を聞くことも出来ます。
大抵は、扉も窓も開けっ放しですので、外からも鑑賞可能です。よさそうなところを見つけて入りましょう。席料は無しのところが多く、ドリンクを必ず頼む・・・という形が一般的なようです。あと演奏者にチップ、またはCD買ってあげる・・・ってところでしょうか。

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バーボンストリートの有名店、Maison Bourbone Jazz Club

私の泊まったホテルのバーでもライブをやってました。
ちょっと上級・・・という雰囲気でした(^^;

写真撮影はプリザベーション・ホールも、上の写真のMaison BourboneでもOKでした。プリザベーション・ホールでは、入り口で写真は良いけどフラッシュはダメって言われました。Maison Bourboneの方はOKだったようで、私の前でフラッシュ焚いてバシバシ撮っている人がいましたが、何も言われてませんでした。しかし、常識として演奏者にフラッシュ浴びせるのはいかがなものかとは思います。いずれにしろ、ダイレクトにフラッシュ焚いてもロクな写真にならないので、私は使いませんが。

Maison Bourboneはビデオ(動画)はNG、プリザベーション・ホールはどうだったか・・何か言われたかどうか記憶無し。彼らはCDとかDVDを売るのも商売なんで、動画や録音は流石にまずいんだろうなぁという感じはします。

路上でもジャスのパフォーマンスがあります。若い子達のガチャガチャしたまだ粗い演奏から、そこそこの演奏まで。そんなのをあちこちで聴き回るのも楽しいです。

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路上ライブ・・力いっぱい吹いているように見えますが
音色は完璧・・・いい音でした。

生バンド演奏はジャズだけではありません。ロック、ブルース、カントリー・・・さまざまなジャンルの音楽が、街角やお店の中から流れてきます。

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そして素人さんはKARAOKEでパフォーマンス。
こっちのKARAOKEはすごいですね。オンステージです。

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