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再びノブヤボと戯れてみました [ひとりごと]

ノブヤボ天道、再度、群雄覇権モード真田家に挑戦してみました。初期設定は中級、謙信は女・・・で。

スタート時点での真田家の所領は上野の国ただ一国、居城は箕輪城。前にも書いたとおり、ノンビリ内政していると、上杉、北条が強大になり、同盟国武田は侵略され、手の打ちようがなくなってしまいます。そこで、今回はとにかく速攻を目指します。

では、臨場感溢れる物語風に再現いたします。

さて、時は1570年、戦国最強と謳われた騎馬軍団を率い、甲州、信州に名を轟かした信玄が病に倒れ、その子、勝頼が跡を継ぎます。信玄の死に際に立ち会い、勝頼の後見役を任された真田幸隆は、武田家の御為、強敵、上杉、北条に立ち向かいます。

「狙いは一番兵力の少ない北条の宇都宮城じゃ」
「父上! 道がありませぬぞ。良いのですか?」
「昌幸、その様なものはアトでよいのじゃ、行くぞ!!」
と、ろくに家臣もいないので親子孫三代で出陣。

北条が他の城から繰り出す援軍を各個撃破し、宇都宮上を奪取。意外と強い真田一家。出した援軍がことごとく壊滅してしまったため、この時点で北条家の兵力は大幅にダウン。

「この機に乗じて攻め込むぞ!!」
「結城城を落とし北条の領地を東西に分断するのだ。」

しかし敵は北条だけではありません。

「御館様っ!!、上杉が我が領地へ向けて進軍との報!!」
「なにぃっ!!」


箕輪城の天守には北をほうをじっと睨む幸隆の姿が。
その横には孫の真田幸村が控えます。

「爺上様、震えているのでございますか?」
「うむ・・・怖いのじゃ。いかに我が軍が強いとはいえ、謙信とマトモに野戦をすればひとたまりもなかろう」
「爺上様、心配は要りませんぬ。私の配下のこの十勇士、必ずや箕輪城をお守りします。」
「いや、早まるでない。やつらは道を作りながらの進軍ゆえまだまだ時間はある。とにかく砦と櫓を築き備えるのじゃ!!
 時間のある限り、櫓を築きまくれ!! 謙信と直接刃を交えてはならぬ。防御用に鉄砲も揃えるのだ!!」

林立させた櫓の効果があり、上杉軍は城下に迫ることなく撤退。

箕輪城の天守で、平和を取り戻した領地を見下ろす幸隆の顔に安堵の表情が浮かびます。しかし戦いはまだ始まったばかり。
「いつの日か雌雄を決するときがあるであろうな。」

ようやく静かな夜を迎えたと思ったその矢先、またも伝令が転がり込みます。
「宇都宮城に敵襲!!」
「なにっ!!」

いつの間にやら北条と上杉は同盟。連合軍として宇都宮城に襲いかかろうとしているではありませんか。

幸隆が愛馬を駆って駆けつけた宇都宮城の目前には、すでに敵が迫っていました。

「もはや砦を築く余裕はないな。籠城じゃ!!」
「幸村!!、十蔵と三好兄弟を呼べ!!」
「ははっ」
「昌幸は清海と伊三とともに足軽隊をもって敵を引きつけよ、十蔵はそこに鉄砲を撃ちかけるのだ。ゆけっ!!」

昌幸、幸村親子、そして真田十勇士の獅子奮迅の活躍で宇都宮城の防衛に成功。

しかし、敵も戦力を回復してふたたび来襲。

「しばらくは、凌ぐのだ。
 返り討ちで敵の戦力を削ぐのもまた作戦のうちよ。」

防衛の合間を見て安房上総の国、久留里城を奪取。
僅か1国から3年で4国に。北条、上杉、武田と並ぶ勢力になりました。

「御館様、兵糧がもうありませぬ。この戦続きで民からも不満の声が・・・。」
「うむ、そうであったな。何よりもまず民のことを考えよというのが、信玄公の教えであった。皆の者、内政に励め。」

手に入れた安房上総の国は他の勢力と接していない完全な安全地帯。国力増強にはうってつけの地です。


「北条の岩付城に武田勢が攻撃を仕掛けておりまする」
「なんと・・・勝頼様、我らに援軍を頼まぬとは水くさい。いや頼まれぬとも出陣するぞ、支度せぃ!!」
「はっ」

本音は、落城寸前の城の横取り・・・・作戦成功。
さらに太田城も攻め取り、北条は相模国ただ一国に。

「よし次は上杉じゃ、上杉を攻めるぞ!!」
「おうっ!」

まず春日山城を武田、真田連合軍で攻略。
北陸道を北へ敗走する上杉軍を真田が追います。

「謙信、恐れるに足らず・・・じゃな」
「御館様、謙信はおなごだとの噂、忍びの者の報告によれば、あれは真らしいとのことですぞ」
「その噂は、わしも聞いておった。一度その体・・じゃなかった、顔を拝んでみたいものよ。」

もはや上杉領は磐城一国だけ。

上杉軍は最後の砦は小高城。
そこに怒濤のごとく殺到する真田軍。
謙信は最後まで城外で奮戦しますが、兵力の差は如何ともし難く、徐々に追い込まれます。

「幸村、謙信の様子はどうじゃ」
「「凄い勢い」「やられました」とかという色っぽいおなごの声が戦場で聞こえておりまする」
「うむ、さては謙信、やはりおなごであったか。
 で、やられましたってだ誰がやっちゃったの?、わしがやりたかったのに」
「と・・殿・・・なんてことを。」

幸村は謙信の御首級を挙げるため再び戦場へ・・・

「真田幸村見参!!」
「そなたが、幸隆殿の孫、幸村殿なのですね。すてきな目をしていらっしゃるわ。」
「謙信殿、いざ!!」
「もうよい、戦は終わりにしましょう。」
そう言って甲を外したを脱いだ謙信は、噂通り美しい女性。

「な・・なんと・・・」

「これからはあなたがたの時代です。私はもう年老いた。」
「えっ・・? 年老いた???、とてもそのようには・・・」
「そうなのです、このゲームのグラフィックは歳をとらないのです。だから私はこの美貌を保てているのです。ありがたいことです。」
「な・・なるほど(^^;」
「だから、あなたさえ良ければ・・・・」
「あっ、いや、その・・・」

さて、ちょうどその頃、幸隆の元には武田勝頼からのとんでもない知らせが舞い込んでいました。
「同盟破棄!!」
「え〜っ、なに言っちゃってんの勝頼様、さてはご乱心か?!!」

「爺上様」
「おお、幸村か」
「私が謙信殿と共に武田征伐に入って参ります」
「こうなった上はしかたないであろうな。よろしく頼む。」
「はっ・・・心得ました」

パタパタパタ・・・
幸村は、急ぎ自分の屋敷に戻り、客人として宿泊中の謙信の部屋に入ります。

「謙ちゃん、いっしょに長野行こう!!」
「あら、いいわね」
「甲州街道から攻め上って、上田で武田を滅ぼしたアトは、二人水入らずで温泉だね。」

圧倒的兵力差、そして幸村に加え、軍神、謙信をも擁する真田軍に、衰退著しい武田軍は為す術無く敗走・・・武田家滅亡。

この後、幸村・謙信、二人の行方を知るものは誰も居ない。
一説によると、二人の仲を知り、嫉妬に狂った幸隆に成敗されたとか・・・
ああ恋の六文銭。

おわり。


この物語は、ゲーム展開をほぼ忠実に再現したものですが、妄想も含まれています。ご承知ください。

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