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SONY α77 [アメリカ生活]

今、購入する可能性のもっとも高いカメラがSONYのα77です。
α二桁シリーズは、一眼レフではありません。ミラーレスカメラでもありません電子ビューファインダーが採用されたシステムカメラです。異論は多いのでしょうが、SONYの持つ技術を、この種のカメラの差別化に利用するためには必然的な選択なのだろうなと個人的には評価はしています。

既に市場にでているEVF一眼α55などと基本的には同じなので、目新しい話はほとんどありませんが、自分自身の整理のために少し機能のおさらいをしておこうと思います。

20111008-IMG_8833.jpg
Blue Ridge Parkwayにて

EVF(電子ビューファインダー)
約235万ドット相当の有機ELということで、たぶん品質は良いのでしょう。画質に関してそれ以上のことは実際に見ていないのでわかりません。公称視野率100%倍率は約1.09倍で、α700の0.9倍より2割以上も大きいです。このあたりはEVFならではのメリットだと思います。

マニュアルフォーカス時に、ピントが合った部分の輪郭を色つきで強調表示します」らしいです。あと、部分的な拡大も可能とのことで、じっくり撮影する場合のピント確認などが容易にできそうです。じっくり撮影ってあまりしないですけどね。

EVFのもっとも大きいメリットは撮影結果がモニターできるという点でしょう。プレビューボタンを使えば、通常の設定絞り値の効果が確認できるようです。これは一眼レフの光学ファインダーでも可能なのですが、プレビューで絞り込むと真っ暗になってしまいます。たぶんα77では、それを明るいまま表示してくれると思います。

光学ファインダーの「見え具合信奉者」がいらっしゃるのですが、私は必ずしも拘りません。今の一眼レフの光学ファインダーは明るさ重視のため、実際よりピントがあって見えてしまうのです。これは実際にボケ状態を気にして撮影するときにはかなり気になります。一旦撮影してからモニターで確認して場合によっては撮りなおすというということもときにはあります。EVFなら撮影結果に限りなく近いはずで、ファインダーの中でそれを見ることができるというのは大きなメリットでしょう。シャッタースピード効果や各種設定の効果なども撮影前にモニターできるのも同様にメリット。ただ、最もフイルム時代にはこのような類のものは全部経験則でやっていたんですけどね。

背面液晶モニターも3軸チルト。もうアングルファインダーは不要です。腰痛に鞭打ったり、無理な姿勢をして背筋を痛めたりすることも少なくなるでしょう。

デジタル水準器」も画面表示できるそうです。いやぁ至れり尽くせり。

細かい話ですが、ファインダーからの逆入光による誤測光も無し。結構めんどうなんですよ・・・これ。朝夕、太陽を背中に背負って撮影するときなんかは、かなり影響されますんで。

20111008-DSC08652.jpg
Grandfather Mountain

さてα二桁シリーズの最大の特徴である「トランスルーセントミラー・テクノロジー」とSONYさんが呼んでいる透過ミラー方式。無駄なものが光路中に存在するという欠点はあるものの、様々なメリットがあります。

撮影中もイメージセンサーとAFセンサーに光が導かれ、位相差検出方式AFが常に駆動・・・ということで、連写中も高精度でAF追尾が可能
ミラー駆動がないため高速連写適性に優れる
ミラー駆動がないためミラーショックがない・・・後述する電子制御シャッターを使えば、露光前に振動を発生させる要素は無くなります。これ結構、効果が大きいんじゃないかな。

あと、撮像素子の前にミラーが固定されているんだから、撮像素子へのゴミ付着が少なくなるんじゃないの?(もちろんミラーへのゴミの付着はあるけど)と思っております。ミラーについたゴミはおそらく撮像素子に付着するゴミよりも画像への影響が少ないはずですからね。α55なんかで実績が出ているのだと思うのだけど、実際のところはどうなんでしょう。カバー効果だけでなくミラーがパタパタしないだけでも、カメラ内部でゴミが暴れることは少なくなるような気はします。、ただ、ミラーを跳ね上げることで、撮像素子の清掃はできるということにはなっているので、撮像素子へのゴミ付着が無くなるということは無いようですが。

20111016-DSC08964.jpg
Great Smoky Mountains
キヨハラ・ソフトで撮影

メカニカル後幕シャッターと同調してスリット露光を行う「電子先幕シャッター」機能を搭載することで、レリーズタイムラグ約0.05秒を実現・・・とあります。カメラ用語の意味も変わってしまいました。昔はメカニカルシャッターと言えば、電子制御無しで作動する純機械式シャッターのことを言ったものです。今ではいわゆる電子制御式シャッターをメカニカルシャッターと呼び、撮像素子の中で電子的にシャッターのような処理をすることで機械的な動作を無くした構造のものを電子シャッターと呼びます。「電子先幕シャッター」OFFで、メカニカル電子先幕シャッターを選択することも出来るようです。

ただ、レリーズタイムラグ約0.05秒といっても、EVFファインダーって現実よりも僅かに遅れた画像が表示されるはずなんですよね。だからEVFファインダーで最高の瞬間を捕らえたときにレリーズしたって、もはや手遅れのような気がするんですけど。まぁ秒間12コマなんで、決定的瞬間の前後で連写しろと、そういうことでしょう。じゃぁレリーズタイムラグなんて言うな・・・みたいな話。あっ、もしかして透視ファインダーなんか発売しちゃうのかしら。

露出ブラケットが3.0EVステップで設定できるようになっているのもα700から見ると進歩です。これはHDR用の素材撮影にはとってもありがたい。もちろんオートHDRモードも搭載してるんで、完全自動でHDR画像を得ることも可能・・・ずぼらな私は使っちゃうんだろうなぁ。

マグネシウム合金外装、防塵・防滴配慮設計、レリーズ耐久性約15万回。
男心をくすぐるってやつですか??

さらにGPS機能内蔵。実用性はともかく、搭載されていること自体はよろしいのではないでしょうか。

Dレンジオプティマイザーは健在。これは、RAW記録と併用しておけば常用もできる。多彩なクリエイティブスタイルも健在。α700には無かったピクチャーエフェクトなるものも搭載されています。これは最近の流行なのでしょうね。

20111022-DSC01270.jpg
Table Rock
SONY TX10 スイングパノラマで撮影

あとはSONYのコンデジではお馴染みの機能がいくつか。
  「スイングパノラマ
    これはとても嬉しい。めっちゃ使ってます。
  3Dスイングパノラマもね
    こっちは使って無いけど。
  顔検出スマイルシャッター個人顔登録・・・
    使わないけど。
  手持ち夜景モード・・・
    これは高速連写した6枚の画像を重ね合わせて一枚の絵にする。
    これもTX10に搭載されているけどまだ使ったことは無い。

まぁしかし機能満載。全部は使わないけれど、いままで出来なかったことが出来るってのは、やはり価値はあります

こうして自分を暗示にかけていかないと買い物が出来ないあたくしでした(爆)

タイの洪水でα65や、NFXの生産ラインが被害を受け、発売延期が伝えられていますが、α77には影響は無いようです。国内生産なのかな。

タグ:カメラ
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コメント 2

かわ

整理したら、あとは買うだけですね!楽しみですね!!

by かわ (2011-10-26 21:28) 

BlueRidgeWalker

1DXは頼んだ!!
by BlueRidgeWalker (2011-10-27 11:27) 

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BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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