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「こうよう」のお話 [ひとりごと]

先週末の話をなかなか書けません

10月前半はこのあたりではたぶん自然写真撮影において1年で一番忙しい時期です。

そう、紅葉です。
私のメインフィールドはノースカロライナの山。その紅葉の時期が10月なのです。
土曜、日曜と、2日連続で出陣しました。

20111016-DSC08949.jpg
Blue Ridge Parkway (North Carolina)
10月16日 北側の斜面の一部ではもう紅葉がほとんど終わっていました。

紅葉」は、「黄葉」と書いたりもします。どちらも読みはこうよう」です。

日本では「こうよう」の代表は「もみじ」です。どちらも漢字で書くと紅葉」です。

樹種としての「もみじ」は「かえで」とも呼びますね。どちらかというとそのほうが一般的。
代表的な樹種としては「いろはかえで」なんてのがあります。

こうよう」する樹は、ほとんどが「こうようじゅ」です。
これは「広葉樹」で「紅葉」とも「黄葉」とも関係ない言葉です。
日本語は難しい。

「かえで」の多くは赤く色づきますが、その他の樹では黄色く色づくものが比較的多いです。

樹だけでなく、草も色を変えます。「草紅葉(くさもみじ)」・・・そんな呼び方をします。

わたしは、赤く色づく葉が少なく、全体的に「黄色」に見えるとき「黄葉」と記述することが多いです。
たとえば「落葉松の黄葉」というように。

20111015-DSC08883.jpg
Blue Ridge Parkway (North Carolina)
これだと「黄葉」です。

一方、京都の秋などは紅葉と表現するのが相応しいです。

北アルプス涸沢の秋は、「ナナカマドの赤」と「ダケカンバの黄色」の競演。
ですけれど、赤いほうがなんとなく偉い感じがして、「紅葉」と書いてしまいます。

20111015-DSC08863.jpg
Blue Ridge Parkway (North Carolina)

ブナなんかは、中間ですね。
茶色といってはあまりにも風情が無いけれど、色温度の低い朝有の光線を受けると赤く染まり明るくまぶしい光では金色に輝いて見えたりします。

20111016-IMG_8940.jpg
Blue Ridge Parkway (North Carolina)
朝の光は赤を強調します

光による木々の葉の色変化(いろへんげ)は、写真家の気持ちを高揚させます。

あれ? なんの効用もないことを書いてしまいました。
ということで、先週末の話はこの次にします。

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