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グランドサークルの旅23 ノースリムの朝 [アメリカ観光]

グランドキャニオン・ノースリム(Grand Canyon North Rim)

翌朝も同じ場所に夜明け前からスタンバイ。
まずは星空撮影から。
遙か先、サウス・リムに光るのはホテルの灯でしょうか

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ロッジ下展望台より

明るくなってから、歩いて10分ほどのところにあるブライトエンジェル・ポイント(Bright Angel point)に移動。その移動中に日の出を迎えました。

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ブライトエンジェル・ポイント付近


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ブライトエンジェル・ポイント
日本とまるで同じですよね・・こういう感じは(^^)

ブライトエンジェル・ポイントはなかなか面白いところで、柵が設置された展望台以外に、いたるところに水平な表面を持つ岩があり、そこによじ登って、景色を眺めたり、写真を撮ったりできるのです。もちろん足を踏み外すと真っ逆さまなので自己責任・・・ですが(^^;

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あたりで一番高そうな岩のテッペンに登ったらこんなものが・・・
United States Geological Survey(^^)

グランド・キャニオンは確かに谷なのですけれど逆に見れば標高2000m超級の山岳です。
リムからの絵としては、山頂からの展望・・・立山から黒部渓谷を見るというのと変わりません。
なので完璧な晴天よりも、雲が沸き、霧が流れ、スポットライトが崖に当たり・・・なんてのが嬉しいのですが、このドライな土地柄では、そんなチャンスもなかなか無いのでしょう。それはきっと贅沢な要求なのでしょうね。

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ブライトエンジェル・ポイントより 朝のキャニオン

ハーフNDフィルターを付けているフォトグラファーを見かけました。「Outdoor Photographer」という雑誌にグランドキャニオン撮影のTipsとして、「渓谷の下はいつも暗く、その上は明るいのでハーフNDを使うと良い」というようなことが書かれていました。たぶんその方は。それを読んで実践しているというわけではなく、いつもこのようなシーンでは使うようにしているのでしょう。こちらではハーフND使っている人を時々見かけるのですよ。ハーフNDはレンズにねじ込む円形フィルターではなく、専用フォルダーに装着する角型フィルターなのですぐにわかります。逆にこれ、日本では使っている人をあまり見かけたことがありません欧米のフォトグラファーの写真では、空がかなり暗く落ちているものをよく見かけるので、かなり焼きこむんだなぁ(デジタル処理も含む)なんて思っていましたが、今思うとハーフNDを使っているケースが多かったような気もします。最近ではHDR処理で被写体の明暗差をカバーするケースも多いですが、ハーフNDを利用して見るのもいいかなぁとちょっと思いました

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ケープロイヤル展望台にて
朝の撮影終了後、ちょっと天気は悪化・・・
サウスリムでは雨が少し降ったかもしれません。
こんな条件のときは迷わずHDR

ロッジをチェックアウトしたあと、少し離れたケープロイヤル(Cape Riyal)という展望ポイントまで行ってみました。ロッジから片道で30分以上かかる、かなり離れた展望ポイントです。絶対見なきゃいけないポイントというわけでもないのですが、きっと二度と来ることは無いから時間があればできるだけ見ておこう・・・という感じです。

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ケープロイヤル展望台にて ロッジ前からの展望とはかなり雰囲気が異なります。

基本的にノース・リムの台地は針葉樹に覆われています。しかし部分的に白樺(Aspen)の森が存在しており、ちょうどその黄葉が真っ盛りでした。これ、山火事の影響なんですね。火事のほとんどは落雷によるものだそうです。

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アスペンの黄葉が真っ盛り

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落雷、針葉樹林の消失・・
陽樹であるアスペンの芽生え〜成長、モミや松などの針葉樹の芽生え〜成長
アスペンの消失〜針葉樹の森へ・・・
これが繰り返される


セントジョージ空港までは4時間弱。フライトは午後7時過ぎなので、時間的には余裕です・・・時差が1時間あるので要注意だけど。で、心配なのが空港の位置。ナビに示されている空港は古い空港新しい空港の正確な位置は不明。ただ小さいとはいえ流石に空港なので、インターステートに案内表示くらい出ているでしょう。最終手段はiPhone。レンタカーに乗り込む前にそこで写真を撮ったので、位置情報が記録されているのです・・・念には念を。実際にはその最終兵器に頼ることなく、空港に到着しました。

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 Saab 340

ソルトレイクまでのフライトはサーブの双発機でした。
ソルトレイク発は深夜・・翌日になります。
アトランタ着は朝。レンタカー代と宿泊費の節約ですな。

いやぁ、朝のアトランタは寒かった
標高2500mのノース・リムの朝より寒いような気がしました。
10月・・・すっかり秋です。




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BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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