iPhoneでの乗り換えナビ

　1/15日、11月からこちらに来ていたかみさんをシカゴからANA011便に乗せましてあたしはそのままシカゴに留まりました。

　シカゴにとくに行きたかった場所があるわけではございませんが、17日がキング牧師の記念日で休みになっていて3連休なのでちょっと時間に余裕がある。送ってもタダでは帰らないぞ・・・ってことで物見遊山。

　一緒にシカゴ観光してから帰るなんていう手も無かったわけではありませんが、一緒に・・・というとそれなりの下調べとかが必要なわけで面倒くさいんですよね。一人だと「行き当たりバッタリ」でも大丈夫・・・というか、誰からも文句が出ない。。

　シカゴ市内へはＣＴＡ（シカゴ交通局）の"L"と呼ばれる鉄道を利用しました。８路線あって市内中心部を移動するにはそこそこ便利に使えます。まずオヘア国際空港で「３DayPass」を購入、１４ドル。電車の初乗り料金は２．２５ドルなので、まぁまぁのお値段。期間も３日滞在なのでGOOD。買っちゃえば乗るのは楽です。

　

この券売機で3daypassを購入します。

　

　

　オヘアからダウンタウンまではブルーラインで。路線名は全部色の名前が付いているのです。空港近辺は、乗客はまばらでしたが、都心部に近づくにつれ、そこそこの混み具合になってきます。窓から見えるシカゴの街、建物は、なんとなくくすんだ感じ。冬の曇り日というさえない光線のせいもあるのでしょうが、石造り、煉瓦造りの建物の渋さが印象的でした。もちろん都心は、高層ビルが建ち並び、雰囲気が全然違います。

CTA シカゴ・オヘア空港駅

　いままで田舎で暮らし（日本も含めて）、このような公共交通機関を乗り継いで移動することがほとんど無いので、気にしなかったのですが、iPhoneのナビゲーションってめちゃくちゃ便利ですね。行き先を指定してルート検索すれば、「どの路線のどこ行きの電車に乗ってどこで降りろ、あと何分で出発するぞ」って教えてくれるんですから。スマートフォン持ってないアメリカ人の旅行者より、確実に乗り換えができていたんじゃないかと思います。いやぁ・・・すごい。

　しかしここで一つ落とし穴。実はiPhoneで指定した行き先が間違っていたんです。「The Field Museum」で検索される場所が違う・・・というか、間違った場所が登録されていてそれが検索されて表示されちゃうんです。ルートが示されたとき、iPhoneの画面で、オヘアとダウンタウンが両方入るような縮尺で見ちゃっていたので、それに全然気がつかなかった。変だなと思ったのは電車に乗っているときでした。どうもダウンタウンから遠くまで走りすぎるぞと(^^;

　降りた駅で確認して、戻ればよかったのだけど、しばらくはiPhoneを信用して歩いてみたんです。でもやっぱり変だと思ってガーミンで検索したら、「あっ位置が違う！！」。電車で戻ったり、バスに乗ったりすれば、早くいけたんですが、結局約１時間歩いちゃいました。ITは万能ではないので気をつけなくてはいけません。情報は違うソースで確認するのが大事だということを改めて確認。

　また、iPhoneのGPSはかなり非力で、ビルの林立する都会では役立たずになります。衛星を捕捉できない場合は、おそらく３Gのアンテナで位置情報を取得するのだと思われ、これはアンテナ位置に依存するため、僅かの距離を移動しただけで、現在地があらぬ方向に飛んでしまうということが少なからずありました。街歩きのときにはGAMINのGPSのほうがよさそうです。

　

シカゴにあったGAMINのショップ。

タグ：シカゴ iPhone GPS