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パーソナルチェック [アメリカ生活]

「アメリカはカード社会だから
        現金を持ち歩かない」
       などと言う言葉をよく耳にします。

確かにクレジットカードはよく使われ、
現金もさほど多く持ち歩かない(持ち歩く必要がない)
                    ようです。

ただし、そのベースにあるのは
   「check(チェック)」
   いわゆる「小切手」決済の世界です。
 
 
こちらに来てすぐ、銀行に口座を作りにいきました。
日本のように、名前書いて窓口のお姉さんのところに出して
「そちらに掛けてお待ち下さい」
「お待たせしました〜」
  一丁上がり〜 ってわけではなくて、

支店長さんみたいな人(きっとそうだ)の個室に入り
 あーだこーだと説明して、
 その支店長さんみたいな人が端末でパチパチ操作して
 「よーこそ●○銀行へ」みたいな感じで握手して、

 アカウントを作るだけで
          1時間くらいかかりました。

私は会社のお世話係のおばさんに連れて行ってもらい、
横で半分寝ていた(時差ぼけで眠かったのだ)ので、
何言ってんだかほとんど分からなかったのですが
      (寝てなくてもわからんのだけど)、

たぶん、こいつは信用できる人間なのかどうか
     ってことなんかを調べている感じでした。

まだSSN(social security number)を取得してなかったので、
多少時間がかかったというのはあるかもしれません。

 
しばらくすると、Cash Cardとcheck bookを送ってきます。

check bookってのは、
 下の写真のように
  Personal Checkが束になってるものです。

二枚複写シートになっていて、
 複写した一枚を手元に残しておける仕組みになっています。
 
Check.jpg

 
基本的には、そのパーソナルチェックという
        紙切れ
支払い相手と、金額と、
          自分のサインを書き
相手に渡せば支払い行為が成立します。

そんなウルトラローテクな仕組みなので、
銀行は顧客の信用を一番重要視してチェックするのでしょう。

不渡り連発では銀行の信用もなくなりますものね。

アメリカの銀行では通帳というものがないようで、
1ヶ月分の取引の明細はSatatementという形で、
         1ヶ月に一度送られてきます。

もちろん今はオンラインで
    残高や取引状況のチェックができます。
 
 
公共料金の支払いの基本はこのCheckです。

check2.jpg


請求書が送られてきたら、
 Personal Checkに支払金額を書き、
 郵便でその会社に送るのです。

請求書が送られてくる封書には、
 返信用の封筒も同封されています。
(さすがに切手は自分で買って貼らねばなりませんが) 

最近はオンラインで決済できるところもありますけど、
少なくとも私の町の電気・ガス・水道料金の支払いは
Checkでなければ、支払えないようです。
 
 
クレジットカードも最終決済はCheckです。

カード会社から一ヶ月の明細と請求書が送られてきます。
で、公共料金の場合と同様に
     Personal Checkを送って決済するのです。

もちろんこちらは、口座引き落としってのも選べますし、
請求書が送られてきてからオンラインで決済も出来ます。

でも、やっぱりベースにあるのは
    「Checkでの支払い」
    だといえるのではないでしょうか。

支払金額を確認してから、自分で金額を書いて支払う
という行為そのものを重要視しているんでしょうかね。
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I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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