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初秋のカナダへー驚いた出国手続き [カナダ]

 モントリオール、カナダ最後の朝は、曇天。まずは昨日買ったパンで朝食。

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土曜日であることもあって、まだ町は起きていないようですが、とりあえず散歩に出ます。きっと二度と訪れることはないでしょうから、少しは写真に残しておこうとそれだけのことですが。

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モントリオール市庁舎
1878年に建てられたバロック調の建物

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ちょっといい感じだったのでパチリ

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消してあるのか書いてあるのか今ひとつハッキリしない壁の文字

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Rue St-Paul E.
丸い屋根の建物がボンスクール・マーケット

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ノートルダム大聖堂
セリーヌ・ディオン(モントリオール出身)がここで結婚式を挙げたらしい
(地球の歩き方・カナダによる)

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中華街のホリディ・イン
間違ってこんなとこ予約しちゃったら大変だ

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掃除機・・・カー

10時には空港へ。
実はレンタカーの返却場所に上手くたどり着けるかちょっと心配だったのですが、標識が結構しっかりしていて、全く問題なくハーツの返却用駐車スペースに到着。荷物をまとめていると、係がやってきて、チェックと返却の手続きをはじめます。こっちから受付に出向かないといけないと思っていたのでちょっとびっくりでした。荷物を降ろし終わる前に、チェック完了。手早くできて助かりました。

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ありがとう IMPALA

 自動チェックイン機でエラーが出でてしまい、US Airwaysのオネェサンが「USビザの人? カウンターでやるわ」と、そっちで手続き。荷物預かりの料金をANAの名前が入ったクレジットカード(日本のANAカードと違ってマイレージカードとは別物)で払ったところ、彼女はそれを見た瞬間、「ANAのマイレージNo.はお持ちですか、マイレージNo.が登録されていないので、No.をいただけばここで手続きします。」と。US AIRWAYSはANAと同じスターアライアンスのグループなので、ANAのマイレージがつけられるんですね。実はチケットはExpediaで予約したんですが、ExpediaにはデルタのマイレージNo.しか入れてなかったんです。

 偉いなぁ・・・。日本でも、自社のものじゃないクレジットカードで、そう気がついて、フォローしてくれる人はなかなかいないんじゃないかしら、どうなんだろ。カナダの印象と、US Airwaysの印象が大幅アップです。US AIRWAYSの印象はいままで悪かったので普通に戻ったくらいですけど。

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おねぇさんに、I-94の用紙と、税関申告書を渡されました
行きの飛行機で、モントリオール到着直前まで渡されなかった税関申告書。
今度はこんなところで渡されるのかと感心しつつセキュリティーへ

セキュリティーのあと、出国手続き・・・

あれ?? 準備するものに、I-94フォームって書いてある
    ・・・必要なの??? カナダの出国に???

手続きがされているブースを見ると
カナダとアメリカの国旗が描かれています

なんと、ここ、アメリカの入国審査やってんじゃん

うっそー、と慌てて、I-94と税関申告書を記入・・・焦る、焦る。

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 普通は、I-94と税関申告書は最初に到着したUSAの空港で入国審査官と税関に渡すんです。乗り継ぎの場合も、預け入れた荷物も一度ピックアップして税関を通り、再び預けるんです。それをモントリオールの空港でやってしまうんです。スゲーっ!! 

 そう、だから到着空港での乗り継ぎが凄く楽なんです。

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Washington  Reagan National Airport
US Airways の乗り換えは同じゲートでとっても楽でした。

 もちろんアメリカ以外への出国にはこの手続きは必要ないので、他国への国際便には別の入り口があるのでしょう。気にしてなかったので全然気がつきませんでした。フライトは若干の遅れはありましたが比較的順調。ワシントンでは、乗り継ぎ便も同じゲート。ゲート間移動0秒。最後まで驚かされたカナダの旅でした。

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初秋のカナダへー爆笑エレベーター [カナダ]

 モントリオールでも市内中心部に近いホテルを選びました。しかしカーナビの指示通りに走ってもホテルが見つかりません。どうやら登録した位置が違っていたようで、住所を打ち込み再度探索してGo。でも、見つからない目的地付近に着いても「Holiday Inn」しかないのです。ホテルの名前が変わっちゃったのかも・・と心配になります。「Holiday Inn」の前に車を停めて、「う〜ん」と悩んで後を振り向くと5mほど後に予約したホテルの入り口がありました。その前にトラックが止まっていたので入り口も番地の表示も見えなかったのです。

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Holiday Innにしか見えません
 
 でもこのホテルの入っている建物が妙な構造なんです。二つのホテルが共存している。ほぼ左右対称の建物の、左が「Holiday Inn」で右が「Candlewood Suites」一緒にせぇよ・・という感じ(^^;

 車をホテルの前に停めたまま、チェックイン。ちょっと残念な日本語がかかれた袋に入ったカードキーを渡されます。駐車場の場所は・・・と・・・、これがいつも悩ましいんです。「前の道を進んで、すぐ右に折れて、そのまま行って最初の角を右に、その先をまた右に折れていくと、右手に駐車場がある。オートマチックのドアだから・・・」みたいなことなんですが、なんとなくしか理解できない。どうもホテルをぐるっと回り込むと、駐車場の入り口があるようなんで、地図を書いてねとは要求せず。自分で探すことに(^^;  入り口があまりにも地味なので一回は通り過ぎてしまいました・・・。○○ホテルパーキングとかくらい表示しておいて欲しいぞ。

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残念!

駐車場はホテルの半地下のような薄暗い場所で、そこからエレベーターで上に上がります。ここで事件発生!

ボタンを押してエレベーターを呼んでもなかなか来ないんです。おしっこしたいのに(爆)。

やっと来たエレベーター扉は開いたものの、中は満員御礼状態

とりあえず見送って、エレベーターが上に上がったのを見計らって再度ボタンON

しばらくして、エレベーターが下りてきて、扉が開きます。

すると、さっきと同じ人達が中に・・・。あれっ? 

「そーり〜」って、失笑

ひょっとして動いていなかったのかしらと、もう一度見送って、今度はもっと時間が経ってから、ボタンON

しばらくして、エレベーターが下りてきて、ドアオープン。そしたらまた同じ人達が・・・大爆笑

なんやねん、これは。しょんべん、漏れるぜ。

もう一回くらい繰り返したような気もしますが、とりあえず再びやって来たエレベーターには、さっきと違う人達が乗っていました。駐車場は地下2階なので、下から来た人なのだろうと解釈し、一人分の隙間があったので、中に乗り込みます。

で、上へ。1階に到着、扉が開くと、その前には人が沢山待っています。そりぁあそうでしょうね。でも、これ以上は乗れないので上へ・・・ところが

実はこのエレベーター、フロントのある1Fまでは誰でも利用できるのですが、それより上は宿泊者だけが利用できる仕組みで、部屋のカードキーを読み取らせないといけないんですね。どうもそれが上手くいかないようで、おばさんがカードキーを読み取り機にスライドさせ、上の階のボタンを押しても、すぐ消えてしまう。カードが認識されないみたいなんですね。

そうこうしている間にエレベーターは下降・・・で、扉が開くと駐車場(爆)

満員で〜す。すみませ〜ん。」って、さっきのは、これだ!!

もう一回カードをスライドさせトライするも、エレベーターはフロントよりも上に上がることなく、むなしく駐車場との間を往復するだけドアが開くたびに失笑

なぜかようやく、カード読み取りに成功して上へ。あ〜おしっこ、おしっこ〜。

今思うに・・・おばさん、カードの裏表が逆だったと思うんですよ。

1回で気がつけよ!!」とも思いますが、二組連続でこんなことが起こるということは、しょっちゅう起こっているはずなんですよ。フロントの目の前で起こっているんだから、見ていればホテル側も状況は分かるはずなんです。カードを差し込む向きを読み取り機に横に表示するとかすれば改善できるのに

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カードの向きは指示されてないんです
 

 部屋は、この旅行中では最大でした。寝室とリビングが分かれておりTVもふたつ。かなり立派なキッチン付。駐車場は有料でしたが、無料で無線LANは使用可能。長期滞在に向きそうです。

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 もう7時。あたりには闇が迫りかけています。食事をしようと外に出ますが、周辺にレストランの明かりなどは見当たりません。ちょっと歩くと「唐人街」の門が。

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うむ、尖閣問題はこの際おいといて(文字でかすぎ)、今晩は中華にしよう。お店を眺めながら、そこそこの食事が出来そうなお店を探します。

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  大量には食いたくなかったので、軽くライス・ヌードルに。でもちょっと軽すぎました。腹減った・・、春巻きも頼めば良かった。

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  明日は、12時過ぎのフライトです。9時半頃にチェックアウトするとして、朝の散歩の時間はさほどありません近くにカフェもなさそうだし・・朝食のできる場所を探すのは時間の無駄だから今買っちゃえ。ということで、朝食用のパン。夜のお供のお菓子など買って帰りましたとさ・・・で終わるはずが・・・・

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ここで、たれぱんだかよ

 ホテルに帰る途中。なんか食材のイベントをやっているのに遭遇。あっ試食だ、試食! 

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 なんだかよくわかりませんが、ちょこちょこ試食して帰ってきました。なんだったんですかね、あれ(爆)。

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夜のおやつ

 


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初秋のカナダへートロントを少しだけ [カナダ]

 トロント(Toronto)はカナダ最大の都市です。さすが大都会高層ビル沢山、通行く人々は皆お洒落。それにしても街中の道路はとっても混んでいます。狭い上に・・路面電車が走ってて、さらに路肩に駐車。そりゃぁ渋滞するわけです。

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 トロントって地下鉄もあるんですが、レトロな路面電車(Street Car)もあるんですよ。この路面電車は1861年から馬車による運行を開始し、1892年に電化されたという歴史あるもの。残念ながら乗る時間はありませんでした。

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旧市庁舎(左)と路面電車

 トロントでのホテルは街の中心部にある「One King Street West」という名前のちょっと立派そうなホテル。散財です。

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One King Street West
 

 「あまり時間はないけれど、街の雰囲気を見たい、歩きたい、写真撮りたい」というときは、どうしてもこの手の街中のホテルに泊まることにしちゃうんですね。もちろんここもバレット・パーキング。やや憂鬱な気持ちで近づくと「日本人ですか?」「そうです」「わたしも日本人です」と、バレットパーキングのお兄さんがなんと日本人でした。ほっとします。

 チェックインしてから、そのお兄さんから電話があり、「車の中にカメラがあったけど使いますか?」と。どうやらX10を助手席に置きっぱなしにしていたらしいです。早速使うので、バレットパーキングの受付に預けてもらって受け取る事に。バレットパーキングってなんとなく慌しくって、こういうことが起こりがちなんですよ。もちろん出してもらうことは出来るんだけれども、一旦入れちゃうと出庫を頼むのも億劫なんですよね。。気がついてくれて助かりました。

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 ホテルは古い建物に新しい建物を次ぎ足したような構造。私の部屋は古い建物のほうでしたが、これがなかなか立派でした。久々に広い部屋

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 周りがお洒落なんで、それに合わせ? アウトドア風から街歩き用の服に着替えX10だけ持って夕暮れ迫るトロントの街に出ました。暮れ行くビル街をひとしきり撮影X10のISO感度の上限は400に設定。それ以上だとちょっと苦しいのです。ブレが心配なときは何枚も撮る作戦・・・大都市トロントの夕景、夜景はとても綺麗でした。CNタワーの展望台に行っちゃえば良かったかなぁ・・・。

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 ここのところさびしい食事だったので、今日はちゃんと食べようとレストランを物色。とはいえ、いかにも高級そうなレストランは気が引けては入れません。カジュアルっぽいレストランがないか探して歩いていると、トロントのブロードウェーと呼ばれる(ホンマかいな)劇場街に、小さなレストランが並んでいる場所を見つけました。そして、その中にあったイタリアンレストランULTIMATE CAFE」に。メインはサーモン、まずまず当たりで満足です。デザートまで食べて、TAXチップ込みでで34.62CAD。

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 ホテルのインターネットは追加料金がかかるので止めにして(せこい)、この日は寝る事にしました。

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CNタワー
 

 翌日、天気は上場。折角のトロント滞在なので、ひとつくらいは観光名所に行かなくては・・・ということで、CNタワーにでかけることにしました。

 ホテルのチェックアウトは11時までにすれば良いので、荷物は部屋に置いたまま、バッグ無しで手にα65だけもって外に。CNタワーのオープンは9時なので、それまでは散歩。鉄道のユニオン駅を通り、オンタリオ湖岸まで歩き、そしてカフェにて軽い朝食。

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暇つぶしに鉄ちゃん
 
 オープンを待ってタワーに。まだ早いのでガラガラです。 CNタワーは高さ553.33mの電波塔であり、街のランドマークにもなっています。展望台としてはグラスフロアもある屋外展望台(342m)と、その上の屋内展望台(346m)、さらに447mの地点に「スカイポッド」があります。この「スカイポッド」は別料金。

 エレベーター係りのお兄ちゃんは、去年東京に旅行したのだそうです。きっとスカイツリーは見たんでしょうね。その話をする前に上に着いちゃった。市内の眺めがいいです・・・オンタリオ湖も・・・夕方も綺麗だったろうなぁ・・・

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CNタワー屋内展望台より

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CNタワー「スカイポッド」より

 ひとしきり展望を楽しみ、ホテルに戻ります。そして今日の目的地、カナダ最後の夜を過ごすモントリオールまで長距離運転。

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トロントは建設ラッシュ
どんなけ好景気?

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初秋のカナダへーナイアガラ観光 [カナダ]

 ここのところ好天に恵まれなかったのですが、本日は快晴!! でも、二度寝しちゃって出遅れです(爆)
今日の宿はナイアガラ・フォールズから1時間ちょいのトロント。なので渋滞を考慮しても16時頃まではナイアガラ観光に費やせます

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ホテルの部屋の窓から、朝のRainbow Bridge
カナダ、アメリカ双方の税関が見えます。

 寝起きで早速カナダ滝方面お散歩

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Table Rock

 迫力ある滝の姿を撮ろうとテーブルロック(Table Rock)に向かいます。そのテーブルロックは・・・大雨でした。滝のしぶきがテーブルロック側に流れてくるんですわ。ちなみにテーブルロックは滝壺ではなく、滝の上ですからね。そこで大雨なんです、ざんざん降ってる。昨日の夕方~夜に遠目に滝を眺めていたときには、「たいしたことねぇなぁ、絶対華厳の滝のほうが上だぜ」と思っていたのですが、「やっぱ、こりゃちょっとスケールちゃうわね」と感じた瞬間でした。体もさることながら、カメラもレンズもずぶ濡れになるんで、撮影はちと大変。もっとも常にこのような状態になるわけではなく、あくまでも風向きです。この日も午後はそうでもありませんでした。

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Table Rock Complexの建物周辺はびしょびしょ。

 そう言えば昨年だったかしら、日本人の女子学生がここで落ちましたよね。滝の上流で落ちてそのまま流されたと・・・。女子学生は当時、手に傘を持っていたらしいですが、きっとこの大雨のせいだったんでしょうね。地形のせいなのか、結構風も吹き上げるような感じなんで、きっと傘も煽られたんでしょう。柵を乗り越えるなら、少なくとも傘は止めといたほうがいいと思います。←って、こら乗り越えるんじゃねぇよ!!

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これがTableRockからのカナダ滝
確かに大迫力

 ところでこのテーブルロック、いまはただの滝の横の展望台なんですが、かつてはホントにテーブルのように突き出した岩があったんだそうですね。ここに絵がありました。で、侵食によって崩れて今のようになったと。

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右の岩の上に人がゴチャゴチャいるのが分かりますか?

 当然の事ながらこのナイアガラの滝、侵食によってずるずると後退しておりまして、本来ならば毎年1m以上後退するところ、滝の水量を昼夜や、シーズンによって調整するなどして、なんとか毎年数cmの後退に抑えてるらしいです。いずれにしろ2万年くらいで無くなっちゃうみたいだから早めに見に行ってください(爆)

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Skylon Tower の展望フロア

 次に向かったのが、「スカイロンタワー(Skylon Tower)」です。ナイアガラには二つのタワーがあって、一つが「コニカ・ミノルタタワー」、そしてもう一つがこの「スカイロンタワー」です。特徴は、前者は高さはそれほどではないもののカナダ滝に近く、迫力のある展望が楽しめ、後者は高いので滝や町全体の眺めに優れるといったところでしょうか。「コニカ・ミノルタタワー」という名前に惹かれるところはあったのですが、Photo事業からも撤退したことだし、まぁいいかと。ところで、いまでも「コニカ・ミノルタタワー」ちゅう名前なんですかね。「サムスン・タワー」とかに変わっていそうで怖いです。

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Skylon Tower からの Rainbow Bridge

 スカイロンタワーの展望台は金網がはってあるので、撮影はその金網の穴からになります。35mm換算で24mmレンズではカナダ滝とアメリカ滝が同じ画面に入らない・・・ギリギリ惜しい。なので、α65のパノラマ撮影機能を利用することにしました。まずカメラ全体を金網の外に出し、左右の腕を金網の別々の穴から突き出してカメラをホールディング。背面モニターのライブビュー(α65はEVFなので、常にライブビュー状態なのではありますが)を見ながら、カメラを振ります。妙な格好ですが便利な時代になったものです。

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Skylon Tower からのNiagara Falls
α65のスイングパノラマで撮影

 次のアトラクションは霧の乙女号(Maid of the Mist)滝を下から眺められる遊覧船です。ずぶ濡れになるので乗船前にはポンチョを渡されます。撮影は標準ズームでの撮影をFUJIFILM X10でカバーし、α65には魚眼レンズを装着して挑む計画でした・・・ところが・・・あww・・・X10バッテリー切れやんか。X10が特別バッテリーの持ちが悪いとことはないと思ってはいるんですが、バッテリー残量表示が減少を示し始めてから完全に切れるまでが、ちと短すぎるような気がします。まだいいかなぁと思っていると、いつのまにか表示が赤く変わっており、そうすると瞬く間に空になる

しゃーないがな~、水しぶきの中でレンズ交換したがな・・・。

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船の上で、なにかの撮影をやっていて、レフ板掲げたり、カメラ回したり・・・レフ板じゃまでんがな

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霧の乙女号

 ここでホテルをチェックアウト。

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HardRock Cafe と CASINO と CLOWNPLAZA HOTEL

 すっかり朝飯を食いそびれてしまいました。もうお昼。朝昼兼用で食事を済ませて再びテーブルロック方面へ。滝壺近い位置からカナダ滝を見上げられさらに滝を裏側から見ることができるジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ(Journy Behind the Falls)」へ。

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Journy Behind the Falls
TableRock直下の滝の真横の展望ポイント

 下から見るカナダ滝は大迫力写真的には乙女号よりもこちらの方がいいですね。実はここ、来ようかどうか迷っていたんですけど、来て正解でした。

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Rainbow Bridge の下に 虹が架かっていた。
霧の乙女号と絡めたが、イマイチか・・・
右に見えるのは アメリカ側の展望タワー

 一方、滝を裏側から・・・てのは意味ねぇ・・・(と思う)。水量多すぎて、ただ白い水の壁が前にあるだけです。他になにも見えねぇ・・・

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 あと、ナイヤガラの出来上がった歴史をお勉強、体感できると言うナイアガラズ・フューリー(Niagara's Fury)にも入りました。ここはまぁ、どうでもいいわ。

そんなこんなで、ちょうど時間となりました。ってことで、トロントへGo!。

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初秋のカナダへー夜のナイアガラ・フォールズ [カナダ]

 ナイアガラ・フォールズNiagara Fallsで利用するホテルは国境の橋のすぐ近くのクラウンプラザ。部屋の窓からは橋とアメリカ滝が目の前。もちろん横に目を向ければカナダ滝もみえます。ホテルの横はカジノ。流石はナイアガラ・・・大歓楽街です。白糸の滝とは違うね~。

iPhoneを見ると「AT&T 3G」の文字が・・・おお、USA環境(^^)

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クラウンプラザホテル

 滝に近く、展望が良いほどホテルの値段は高いので、少々中心から外れた安いホテルにするか、はり込んで滝に近いホテルにするかは考えどころです。私はその中間・・・みたいなホテルを選びましたが、一般の駐車場の値段を確認したところ5CAD程度のところもありましたので、コストを重視して安くて無料駐車のある離れたのホテルに泊まるのもアリかもしれません。滝近くのホテルの駐車場って駐車料金高いんですよね~。他の駐車場に停めようかと思っちゃうくらい。

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 日本人、中国人、とっても多いです。中国のツアーバスはボディーのデザインからして「中国」です。それだけ常時需要があるということなのでしょうね。駐車場に向かって並んで歩いている姿はまるでデモのようです。スゲェな中国人は、反日デモみたいだな、と思って、添乗員の旗みたら「タビックス」って(^^; 遠目では見分けつかないのよね。 そんな感じで日本人も結構すごくて、バス数台分のツアーもあるみたいでした。ナイアガラ・フォールズは間違いなく「私が最も沢山の日本人を見た北米の地」になりました。

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 夕闇迫る頃、α65をぶら下げてカナダ滝までロケハンにでかけました。その後夕食にするつもりでいました。初めてみるナイアガラ瀑布は、雲の多い夕方の陰影の出ない光線のせいもあり、あまり感動はしませんでした。あくまで見下ろす形になっているのと、そもそも高さが65mとさほど高くないせいもあると思います。また、このデカイ滝が大自然の中ではなく、「そこそこデカイ街の中にある」ことに驚いたり、がっかりされる方もいるそうです。私は承知していたのでとくになにも感じませんでしたが。

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CASINO

 あちこち見てまわり、すっかり暗くなってから滝の方をみると・・・なんと、ライトアップされているではないですかそ・・・そうなのか、ライトアップされるのか・・・。そりゃそうだな、するよな。実際、この程度のことも今回は調べてきていないんです。

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アメリカ滝

 一応手持ちで撮ってみたものの・・・でもでも・・・やっぱり三脚取ってこよう。ホテルに戻って三脚を準備、機材をEOS5Dm2にチェンジして再出撃・・・再びカナダ滝まで。ちなみにこのライトアップは1925年に始まった歴史あるもので、イルミネーション変光操作を実際に体験できるツアーなんかもあるようです。

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カナダ滝

人数はそれほど多くはないものの、やはり三脚を使ってライトアップされた滝を撮っている方はいらっしゃいます。

横で撮っていたおばちゃん
ねぇ、えくすぽーじゃぁどうしてんの?
と聞いてきます。
へっ?、何でデジタルなのに露出の事なんて聞くのやろ・・・と怪訝に思いながらも
ISO200で、絞りF5.6くらいで・・・・
と答えかけると、

やぁねぇ、えくすぽーじゃぁよ
と。

ああ露光時間ね
滝は、露光時間によって描写が変わりますからね。

5秒から8秒くらいかなぁ
と答えると
あたしは、20秒かけてみるわ
だって(^^;

勝手にかけなさいよ!!」 

この水量だと、きっと8秒も20秒もさほど描写は変わらんと思います。



その後、「うむ・・・色がときどき変わるのであるな。それならばそこを動画で撮ってみよう。」 なことをやっていたので、夜はますます更け・・・夕飯食いそびれました

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夜のClifton Hill

しゃーないぜ、チキンバーガーで済ますぜ・・・ってことで、ホテルのそばのWendy'sへ。なおライトアップは0時までやっているようでした。飯食ってからでも撮影は間に合ったかもしれません。

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夜のClifton Hill

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初秋のカナダへー今回の撮影機材 [カナダ]

 身軽に街を動き回りたい今回の旅の機材は、新調したSONY α65がメイン。レンズはVario Sonnar T*DT 16-80mm F3.5-4.5 ZABower Fisheye 8mm。Fisheyeを装備に加えたのは、街歩きで面白い構図の絵を撮るためと、ナイアガラの滝の撮影に使えるのではないかなぁと、何となく。

SONY α65の多彩な技
 
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ノーマル撮影

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HDRを超強力にかけてみた

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fisheyeの描写はこんな感じ
被写界深度が深いのでレンズに着いた水滴も明瞭に写る

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スイングパノラマでエイヤッ!!

 α65は撮影モードが多彩で、これ一台あれば基本的にはどんな撮影でもこなせるのですが、一応、風景撮影用にEOS5Dmark2準備。レンズはEF16-35mm F2.8mmL USM,EF24-105mm F4L IS USMTAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USDの3本。レンズ構成からはEOSがメインともいえるのですが、今期は出番が少なく、結果として、ちょっと豪華すぎるサブシステムということになっちゃいました


Canon EOS5DmarkII

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今回はさほど活躍の場がなかったEOS5Dm2
もちろんこの手の撮影に備えて三脚は持っていったのです。
華奢なマンフロですけど。

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70-300mmはこんなところにしか活躍の場が・・・


 そしてコンデジはFUJIFILM X10 
FUJIFILM X10

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webに使う程度なら一眼レフとなんら遜色ない

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X10だけ持ってのトロントの街歩き
この程度の夜景はこなせる実力を持ちます

 あと、あえて言えばiPhone
iPhone

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食事の前の一枚はiPhoneの出番

 三脚はManfrotto 190CXPRO4をスーツケースにポンッ。
 
 街歩きも、山歩きも予定していたので、バッグは、ショルダー(Lowpro Stealth Reporter D100AW)とリュックタイプ(NATIONAL GEOGRAPHIC NG W5070)の2種類を持って行きました。フライトのときには、NG W5070にほぼ全ての機材を入れて手荷物で機内持ち込みステルス・リポーターはスーツケースの中にとりあえずフライトで移動したら、あとはレンタカーなんで多少嵩張っても大丈夫なんです。

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初秋のカナダへーケベック州からオンタリオ州へ [カナダ]

 旅の日程もほぼ半分を消化しました。本日はほとんど移動に費やします。ケベック州からオンタリオ州に入り、ナイアガラ・フォールズまで約730km8時間の長距離ドライブです。一旦モントリオールに戻り、西へ向きを変え、しばらくはアメリカとの国境近くを走ります。「Bridge to USA」という標識を何度も見かけました。オンタリオ州にはいると、標識などが英語とフランス語の併記になり、雰囲気が変わります。紅葉は全く期待していませんでしたが、道路に面した木々はそこそこ黄色に色づいていました。赤ではなく黄色ですが。

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 Imparaは12km/Lくらいで走るようです。タンク容量は60Lくらいのようなので、航続距離は700kmちょい。何度も給油が必要なわけですが、うっとうしい事にカナダのガソリンスタンドのセルフ給油ではアメリカのクレジットカードが使えないのです。「USのカードは使えないぜ!」としっかり表示されているスタンドもありますが、そう書いてなくても、きっとほぼ100%使えません。なので、お店の中で30ドルとか50ドル分とか言って、先に支払わなきゃいかんのです。もちろんそこではカードは使えるんですが。まことに面倒。日本のカードは一度試しましたが、そのときは読み込んですらくれなかったので、あとは試していません。あくまでも「USのカードは使えない」としかかかれてないので、ひょっとして使えるのかもしれません。

 ガソリンの値段は、ケベック州で1.45CAD/L、オンタリオ州で1.30CAD/Lくらいで、日本よりちょい安ですかね。しかし走行距離を考えると(>_<)  車種、カローラ・クラスにした方がよかったかしらね。

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 ハイウエーには日本のSAにようなものがあるんです。給油と軽い食事、ちょっとした買い物ができます。もちろんトイレも。ファーストフォード店としてバーガーキングが入っていました。新しいのかとってもきれいでしたわ。

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 ハイウェーの走行はずっと快適そのものでしたが、トロントに近づくにしたがい、様相は一変・・・大渋滞。エキスプレスレーンも含めて6車線、いやそれ以上あったりするのですが、動きが止まってしまうのです。スムーズに流れているレーンは「二人以上乗っていたら走ってもいいよ」と言うレーン。流石はカナダ最大の都市トロント、大都会です。トロントを過ぎてもバーリントン当たりまでは渋滞が続きます。おそらくここの渋滞で時間にして1時間のロス。ようやく18時頃にナイアガラ・フォールズのホテルに到着しました。

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初秋のカナダへー開けっ 霧! @モン・トランブラン [カナダ]

朝はホテルのバフェ。これは予約してありました。でもチケットろくに見ないんです。本来はたぶんそれ回収しなきゃいけないのに。(翌日の朝食時にはちゃんと回収)

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食事を済ませて、モン・トランブラン向けて出発。

今は雨は降っていないものの、天気予報では雨。ただ午後には少しマシにはなるようです。それでも、時折、雲の隙間から日の光が差し込んみ、紅葉の始まりかけた山を照らします。いい感じなのですが運転中なので・・・残念

モン・トランブランに近づくと、一際高く、山頂に厚い雲がかかった山が現れました。それがおそらくモン・トランブラン(トランブラン山)でしょう。

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モン・トランブランの町並み

たどり着いたリゾート「モン・トランブラン」はメルヘンチックな建物で構成され、さしずめ「おとぎの国」の様相。下からスキー場が見えるので雰囲気としては、白馬か栂池か・・・って感じです。日本人ツアー客たくさん。あのホテルでさえ40人くらいいたのだから、言わずもがなです。日本語しか聞こえてこないぞ・・・くらいの勢い。ウィークディーで現地の人の観光客が少なかったというのも、日本人が目立った一因でしょうけど。

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 もともとハイキングに一日費やすつもりでいたのですが、いまのこの天候ではいつ雨が降り出すかもしれず、それは断念。それでも一応、リフトでトランブラン山頂まで登ってみることにはしました。

 チケット売り場で
 「リフト乗りたいんでチケット下さい
 と言うと、売り場のおばちゃん
 「今日はクラウドの中で、展望は無いよ
 という。
 「でも乗りたい
 と言うと、
 「それでも、あなたは乗ることを選択しますか?
 みたいなことを言う。

 なんやね、おばちゃん、「want to 乗るちゅうとるがな

親切なのかなんなのか・・・天気が悪くて、展望がないことぐらい見りゃ判ります

客が乗ると言ってるんだから、
       素直にチケット売りなさいよ!!

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無事、チケットを入手して、リフトへ、そしてサミットへ、白い霧の世界へ(T_T)

「真っ白でなにもみえないね~」と言いながら戻ってくる日本人グループとすれ違いながら、展望台へ・・・

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トンブラン山頂展望台

霧です・・・真っ白なにも見えません。

風・・・寒っ

で、でも・・念力で・・・、開けます。

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トンブラン山頂展望台より

はい、開きました

おばちゃん、ちゃんと見えたでぇ
      どんなもんじゃい!!

これから、やや天気は好転。

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トンブラン山頂付近より

モン・トランブランの町とは逆方向の展望スケールが大きい。日本人ツアーの引率のおじさんが「スゲーよ、こっち!!」と声を上げます。「これは最高だよ!!」と。 「なんだい、最高なもんかね・・これ、まだまだやで・・」と心の中で呟きながら、それでも見栄えのいい部分を探して切り取るアタクシ

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トンブラン山頂付近より

 ツアーのお客さん前に「イマイチやね」とネガティブな発言を連発してもしかたなく、いい思い出を持ち帰ってもらうためにも「これは最高!!」は必要な言葉なのでしょう。なかなか大変な仕事かも(笑) まぁ、いずれにしても今日の風景は今日しかないので、それを楽しむことも旅の極意ではあります。

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写真屋さん

 上の写真は「Photo shop」。こういうお店があるんですね、印刷ではなく写真プリントを売っている。見本から写真を選ぶと、店の奥に設置してあるミニラボ(キタムラとかにあるプリンターね)で出力する仕組みのようです。人物との合成などもやってくれるようでした。写真は何れもすばらしかった

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 お昼はマフィンとコーヒー。
 「マフィンはJambon,がbaconどっちにしますか。」 
 「へっ?じゃんぼん???
 「おーい、Jambonはフランス語、英語ではハムだよ。
 「あっそっか、そっかぁ~ ハム〜
みたいな感じで英語とフランス語がじゃんぼん、いやちゃんぽんで使われてます。

 天気がさらに回復した午後には軽くハイキング。トレイルは山頂を中心に数多くあるんですが、もうあまり時間もないし、天気も依然として怪しげではあるので、ショートコースを選択しぶらぶら。途中にある展望の良い地点は、やはり観光ポイントのひとつであるらしく、日本人ツアー客がどっとやってきて、そのまま往路を帰って行きました。

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街の全景が見渡せる斜面

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初秋の彩り

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トレイルの途中にはこんな施設も

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シカもちょろちょろ

 
ホテルまでの帰途は、行きとはルートを変えサーブル湖などにも寄りながらドライブ。

さて問題は夕食です。また食い逃げは出来ないので、外で済ませようとは思うのですが、こじんまりしたレストランは得たいが知れず、メニューも値段も、予約が必要なのかどうかもよくわからない。いっそ、ファミレスのあるところまで車で走るか・・と迷っていたところ、「Sushi」という文字を発見。うーむ、検索ではこのあたりに日本食レストランはヒットしなかったのだが・・・。そのお店は、スーパーなどもあるモールの一角だったので、駐車も楽。ちょっと覗いてみたところ、テーブルもいくつかあるものの、どうやら持ち帰りがメインっぽいお寿司屋さんここで寿司買ってホテルで食おっ!! お値段は9$くらいでした。 スーパーでポテトチップスなども購入。

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ホテルのあるサンタデール(Ste-Adele)は小さな町ですが、面白いのは町のあちこちに大きな絵が描かれていることです。それは建物の外壁だったり、専用に作られたボードだったり。それぞれ地元の作家さんの手によるものなのでしょうね。

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初秋のカナダへー旅の飯は食い逃げの巻 [カナダ]

 ちょうど12時にケベック・シティーを出てローレンシャン高原を目指します。ローレンシャン高原で最も有名なリゾートはモン・トランブランなのですが、今回2泊する宿泊地はそこではなく、モン・トランブランとモントリオールの真ん中あたりにあるste-Adeleにあるホテル。こんなに紅葉がマダマダなら、もうちょっと標高の高いところに宿を取ればよかったとちょっと後悔はしたものの、諦めです。

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ホテル入り口

 ホテルの横はスキー場になっていて、雰囲気はスキーロッジ風。駐車場のある入り口から見ると、平屋のショボイ建物に見えるのですが、実はこのホテル池に面した斜面に建っていて、客室は最上階。池の対岸からみるとこの通り・・・スゲーッ。

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対岸から見たホテル全景

 ste-Adeleは小さな街で、レストランもあるのですが、どれも小さなレストランなので実に入りにくい。予約が必要なのかどうかもよくわからない。というわけでホテルの中のレストランで済ませる事にしました。バフェが$32・・・って、高っ。

 丸い大きなテーブルがいくつも置かれているレストランに入ると、既に日本人団体客が3つのテーブルで食事中。いやぁ・・日本人沢山(@_@)

 入り口で待っていると「食事?」「そこの、横のテーブルに座って」と、その団体の横のテーブルに案内されました。バフェではないようです・・・でも、注文も取りには来ない。

 しばらく経つと、また別の日本人ツアーの添乗員らしき人が、レストランの入り口でメニューの話などを案内係に聞きにきました。じゃぁすぐに食事にしますということで、また団体が・・・・、二つのテーブルに分かれて・・・ひとつは私と同じテーブル。

 どうやら一緒に・・・ということらしい。私のテーブルには、若いご夫婦。その奥様の方の御両親、そしてちょっとお歳を召した二人連れ(なのかどうかはわからないけど)、と添乗員(女性)さん。全員で16人のツアー。これは人数がもう1名少なかったら小さなバスになってしまったかもしれないという、ギリギリの人数なんだそうです。添乗員さん曰く、カナダのツアーは昔ほど人気がないので、最近はなかなか人が集まらなないんだとか。日程は、まずナイアガラ・フォールズ、そしてこのローレンシャン高原に2泊、次にケベック・シティー、そしてイースタン・タウンシップスに行って、モントリオールに戻るという、私とほぼ逆コース。

 添乗員さんは昔はフルタイムで、今は契約社員として、この仕事をされているそう。最も多く行った国はトルコで80回以上。マイル期限切れになりそうだったんで、今年はそのマイル使って旦那さん連れてプライベートでも行ってきたとのこと。ヨーロッパ各国もやはり数十回。仕事とは言え・・・ええなぁ。

 隣のおばさん2人も、かなりいろいろなところに行き倒しているようで、あそこへ行った、ここへ行ったと話されてました。あたしの母親も旅行が好きで、たぶんこのようなツアーでイロイロ出かけてました。きっと、こんな感じで旅してたんだろうな。

 その他、色んなお話を・・・なんだか山小屋の食事みたい(^^;
 美味しかったし量もほどほどでGood。

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ホテル対岸の紅葉

 食事が終わると添乗員さんが各自の飲み物の代金だけ徴収。その支払いが終わったあとで、私が食事代をレストランの係員に払おうとすると・・・飲み物代以外は要らないと言うんですよ。部屋の番号も聞かれていないので、食事代がルームチャージされるわけでもありません。おそらく私もツアー客の一人だと誤解されているのだろうと思い、私はさっきの日本人グループの中の一人ではない・・・と言ったんですが、それでも支払いは不要だと。

 部屋に戻ってホテルインフォメーションの中にあったレストランの案内ページを確認してみると。あ・・・バフェは土曜日だけ・・って。で、ずずずずず・・・っと下の方を見ていくと、要予約のグループディナー(正確な名前忘れた)ちゅうものがあるらしい・・・これだ!!  

 翌日フロントへ・・・そして、「昨夜、予約無しでグループディナーを食べちゃったんだけど・・・。たぶん私が日本人だから、ツアーの一人だと間違って案内されちゃったんだと思う」と説明。そして「食事代は私の部屋にチャージしてちょーだいね」とお願い。

 するとフロントのオネェサン、ちゃかちゃかと調べて、「支払いはいいわ」って(爆)「へっ?」 「ふぁに~」って爆笑。あたしも一緒に爆笑して終わりいいのかそれで。ツアーのほうにも余分に請求はされなかったはず・・・要するに人数確認せずどんぶり勘定ってこと。いやはや、タダ食いして申し訳ない

 レストランのおねぇちゃんにも、フロントのおねぇちゃんにもちゃんと言ったから・・・公認の食い逃げ。「旅の飯は食い逃げ」 まぁいろいろあんねん。

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初秋のカナダへー朝のケベック・シティー散歩 [カナダ]

ホテルのチェックアウトは12時。今日はローレンシャン高原(モントリオールまでとほぼ同じ距離)までなので、その時間一杯この街にいるつもりです。だから朝は、のんびりカフェでお茶・・・なんてことができればいいんですが、どうしても散策優先になってしまいます。ひたすら歩いちゃうアタクシ。

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シタデル

とりあえず「シタデル」と呼ばれる星型要塞を見ておこうと、昨日とは逆方向の「西」へ。この要塞は、もともとは17世紀に原型が作られたそうですが、今の形の星型要塞は1820年から1831年の間にイギリス軍によって築かれたものだそうです。アメリカ軍からの防御だけではなく、市民の反乱にも備えたものとのこと。現在は現役軍隊の駐屯地になっており、ちょうど交代時間なのか結構出入りがありました。見学はガイド付きツアーのみスタートは9時からとちょっと遅いので見学は断念

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旧市街と新市街の間の城壁

 城壁に沿った小道をぶらりとしていたら、前から歩いてきた若い女性に「この道はどこかに抜けられるんですか?」と普通に日本語で尋ねられました。いきなり日本語かよ!! 一人だったけどツアーで来られたんでしょうかね。で、翌々日のローレンシャン高原では「写真を撮っていただけますか?(推定)」と普通に中国語で頼まれました。英語もフランス語もいらんな。

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城壁の左側が新市街

ローワァータウンにも足を伸ばします。

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プチ・シャンブラン通り

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壁画、ラ・フレスク・デ・ケベコワの前で


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初秋のカナダへー四次元ポケット、キタァーッ!!! [カナダ]

 ホテルに入る前、私は重大なミスに気がついていました。「PLフィルター」を忘れたのです。「探したけれど見つからないの♪」ではなく、明らかに持ってこなかったんですね。カメラとレンズを選定し、必要のモノを棚から一つかみしたときに、明らかにフィルターケースを入れてないんです。その記憶にはなぜか自信がある・・・そんなことに自信があってもしょうがないけど_| ̄|○ 紅葉を撮ろうなんて言っちゃってる割には、全くお粗末なことです

 もし写真店がみつかれば、そしてもしフィルターの在庫があれば買ってしまおうと、Googleで写真店を検索しましたが、それらしきお店はヒットしません。しかし世界的観光地のQuebec City。観光客相手の写真店くらいあっても不思議じゃない。そんな写真店探しも含めて夕方の散歩にGo!!

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シャトー・フロントナックホテル

 シャトー・フロントナックホテル北側がにはダルム広場(Place d'Armes)。ここがアッパー・タウンと呼ばれる城壁内の旧市街のショップやカフェ、レストランを巡る基点になります。インフォメーション・センターもあります。その北東側にあるMONTMORENCY広場には城壁沿いに大砲が並び往時の様子を偲ぶこともできます。ローワァータウンと呼ばれる崖下の旧市街へは、ここから坂道を下ってもいけますし、フニキュラー(Funicular)と呼ばれるケーブルカーを利用する手もあります。

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ローワァータウン(上に見えるのがフニキュラー)

 フニキュラーは下りに一回だけ利用しました。料金は$2。ATMからお金を下ろしたまま一度も現金を使うことがなかったので細かいお金がなく、$20札を出したら露骨に嫌な顔をされて、「コインはないのか」と言われましたが、「ないものは無い!」。そしたらなんとお釣りがアメリカドルとのチャンポン。それもアメリカ国内では見る事がほとんどない1ドルコインが入ってるじゃないですか。現在、カナダドルと米ドルはほぼ同じ価値なのでこういう芸当が出来るのでしょう。米ドルで2ドルだったら持っていたかもしれない・・・ひょっとして、さっきは「米ドルの細かいお金は無いのか?」と聞かれたのかも? まぁいいや。

 ホテルの南側はテラス・デュフラン(Terrasse Dufferin)と呼ばれる広いボードウォーク。床の下には要塞時代の遺構が残されていて、ところどころに設置されているガラス張りの窓から、そこを覗き見ることができます。旧港を見ると(たぶん)豪華客船が・・・船の旅もいいわねぇ・・・。

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旧港に停泊中のきっと豪華な客船

 そうそう、それはともかく・・・カメラ屋さんを探さなくては・・・と、お店が沢山並んで賑やかそうなSte-Anneをキョロキョロしながら西へ。土産物屋も多いが、レストランも多い。それがまたどこも美味しそう。アメリカの街を歩いていてレストランが美味しそうと感じることはあまり無いので、きっと醸し出される雰囲気自体が違うのでしょうね。とりあえず書かれている文字はフランス語ですし。城門をくぐり新市街に出て、さらにずんずん歩きましたが、カメラ屋さんらしきものは見当たりません。諦めよ・・・(T_T) Uターンして再び旧市街へ。

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旧市街散策

 PLフィルターのことは忘れて、街並み鑑賞、そしてウィンドーショッピング。ところどころでミュージシャンが路上ライブをやってるんですよ。ギター、サックス、ハーブ、そして歌。芸術の町ですねぇ・・・。

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 トレゾール通り (Rue du Tresor 画家の小路)と呼ばれる、地元のアーティストが描いた作品が所狭しと並んだ、 細く短い路地も名物です。ここで、絵を一枚買いました。

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トレゾール通り

 ホテルのレストランはきっと高いだろうと敬遠し(このへんが貧乏人)、夕食はダルム広場近くのレストランへ。

 ケベックのポークなんちゃらというメニューがあって・・・それにしました。なんとなくケベックは豚が名物っぽい雰囲気を感じたんです。帰ってきてから、ためしに「ケベック・ブタ」でググッてみたら「ブタ祭り - 世界の果てまでイッテQ!」というのが出てきた(爆)

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ちゃり〜ん、あっはぁ〜ん
道行く人に結構受けていました

 ブタは美味しかったです。骨付きで厚さは20mmくらいあったな。あたしの旅は美食の旅ではないけれど、やっぱり食事は美味しいほうがいいです。

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 ホテルに帰ってから驚きの大発見

 きっと寒いであろう明日の朝の散歩のために、スーツケースからエディーバウアーのフリースを引っ張り出したところ・・・あ、あれ? 

 感じたんですよ、胸のポケットに円板上の異物の感触を。

 で、ファスナーを開けると・・・なんと
  PLフィルターが出てきたじゃ、あ〜りませんか

  キタァーッ!! 四次元ポケット!! ←違うだろ。

 口径が小さいのでα用の標準ズームと、EOSの望遠ズームにしか使えませんが、それでも十分です。いやぁ、ここ数ヶ月このサイズのPLフィルターを見ないなぁ~って思ってたんですよ。こんなこともあるんですねぇ~びっくりです。

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初秋のカナダへー古城のようなホテル@QuebecCityへ [カナダ]

 モントリオール(Montreal)からケベック・シティー(Quebec City)に向かいます。約250km、3時間のドライブ。カーナビは普段使っているGARMINのカーナビがそのまま使えます。アメリカで普通に売られているGARMINのカーナビには、カナダのデータも入っているので、特別に準備する必要はないのです。ただですね・・・単位をマイルからkmに変えなきゃいけない(^^;  でも、なかなかMileからkmの世界に戻れないんですよね(笑)100とかいう数字が出るとびっくりしちゃう。日本だと風景もスピード感もアメリカとはスッカリ変わるので、kmでもまったく違和感がないんですけどね。

 ハイウェイの制限速度は100km/hr。IMPALAの運転にも直ぐに慣れました。標識はフランス語だけど・・運転はまぁ、なんとかなってるようです(爆)。

 モントリオールの街の紅葉はまだまだな感じ。ケベックは少し北だとはいえ、それでもまだまだ早そうです。メインのローレンシャン高原高原というくらいだから多少は期待できるのであろうと思っていたのですが、よくよく確認してみると高原の標高は概ね300〜400mで、リフトで登るような山のてっぺんがようやく800mとか、そんなレベルであることがわかりました。これだと高原の紅葉も赤信号。紅葉最盛期であればもちろん嬉しいのですが、それなりであっても、その時なりの写真は撮れるだろうと諦めることにします。

さて、いよいよケベック・シティーに入ります。

ケベック・シティー(フランス語: Ville de Québec、英語: Quebec City、発音:[/kəˈbɛk/])は、カナダのケベック州の州都である。州ではモントリオールに次いで人口が多い。2006年の調査では、ケベック・シティーの人口は491,142人(国内9位)で、大都市圏内では715,515人(国内7位)である。
 
セントローレンス川が、ダイアモンド岬と、対岸のレヴィとに接近した地点で狭まっていることから、先住民アルゴンキン族の言葉で「川が狭くなっているところ」を意味する「ケベック」という名前になった。1608年にサミュエル・ド・シャンプランが入植して、北アメリカでも最も古い植民地の一つになる。市内の旧市街はメキシコ以北では現存する唯一の城郭都市となっており、1985年にユネスコの世界遺産に「ケベック旧市街の歴史地区」として登録された。 ケベック州との区別から一般に「ケベック・シティー」、または「ヴィル・ド・ケベック」と呼ばれる。1608年に設立されており、北米内で最も古い歴史を持つ都市のひとつでもある。アメリカ文化が強い北アメリカで、公用語がフランス語で、人々の生活様式や文化の面でフランス文化が強いという独自性を放つ。フランス語ではケベック州は「le Québec」、ケベック・シティーを単に「Québec」と呼び、区別している。

 以上Wikipediaより (爆) 
 だってさぁ、自分で文章つくるのめんどくさいんだもの。

 要するに、歴史地区の中心地は城郭になっていて、石積の城壁に囲まれています。南側には星形の要塞もある。その外側セントローレンス川沿いにも古い建築物が残ります。逆に内陸側は新市街で比較的近代的な街になっています・・・とそんな感じ。

 で、この旧市街のほぼ中央に位置し、古城を思わせる威風堂々の佇まいで街のランドマークになっているのがシャトー・フロントナック ホテルFairmont Le Château Frontenac)」。今回はそこに宿泊します。

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奥に見えるのがFairmont Le Château Frontenac

 紹介が面倒なのでホテルのホームページ(日本語)アドレスを貼り付けておきます。もともと泊まりたかったホテルではあったのですが、偶然、日本のエクスペディアのサイトで安く出ていたのを見つけたんです。アメリカのサイトではその価格では出ていなかった。いつもそんなことはないんですけどね。ちょっと不思議でした。

 新市街から旧市街を囲む城塞の門を抜け、ホテルまではまっすぐ。フロント前に車を停めると、あとはバレット・パーキングへ・・・面倒だし、高いんでキライなんですけど仕方ありません。

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ホテルのフロン

Check-inをして迷いそうな廊下を通って部屋へ。部屋はえらく小さかったです(^^;; 部屋の中に梁が張り出しているので、頭を打ちそう・・・背の低いアジア人専用の部屋なのか??? なことはねぇか。

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部屋



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初秋のカナダへー旅の起点はモントリオール [カナダ]

 起点はモントリオールにしました。メインにしたローレンシャン高原に近いからというのがその理由です。とにかくフライトを先に押さえちゃえ・・・ってことで。

 サウスカロライナ・GSP空港からまずは、ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港(DCA)へ。そこから、カナダへ出国します。今回は行きも帰りも全て「US Airway」。便数は多くないのですが、ちょうどいい時間にフライトがありました。DCAでの乗り換えもターミナルの移動がないのでとても楽です。機体はワシントンまでがいつもの3列シート50席のEmbraer ERJ 145、モントリオールへは4列シート50席のCanadaair CL-65(Bombardier CRJ-200) 。国際線ですが、なんともチビスケな機体。それでもたぶん50%くらいしか埋まってなかったんじゃないかな。

 DCAを飛び立ち、アーリントン墓地、ペンタゴンを眼下に高度を上げながら北へ・・・いよいよカナダへ・・・って、実際はまだまだです。DCの北にはペンシルベニア州、ニューヨーク州、バーモント州・・・まだまだずっとアメリカ合衆国なのです。国境を超えたらモントリールまでは50kmそこそこ。実際、カナダといってもほとんどアメリカじゃん!! なのですよ。

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どこだろ・・・アメリカ

 それでも、国外旅行には違いなく、出国と入国の手続きは必要なのです。アメリカは出るのは勝手にどうぞ状態なので、フライトの前にパスポートに貼られたI-94の半券をむしり取られるだけ。カナダでは一応税関検査があるはずなので、機内で申告書を渡されるはず・・・なのですが、それをなかなか配らんのです。記入したいから、はよ配れよ・・・と思うのですが、全然その様子なし。そろそろ到着という頃には次のフライトのためにコーヒーメーカーに豆をセットしたりしてる。おいおい、配らんのか?、ひょっとして必要ないのか? とも思い始めたら、なんと飛行機が高度を下げ始めた頃になってようやく(>_<) 。機体が揺れるんで書けんがや。もちょっと、はよ配れや。

 モントリオール空港。荷物を引き取り、税関を通り無事カナダ入国。ATMで現金(CAD)を100CAD分引き出して財布に。HertZで、一週間、ケベック州とオンタリオ州を走り回るためのレンタカーを借ります。今回は昨年よりちょっと車種のグレードを上げまして、いわゆるフルサイズと呼ばれるタイプにしました。コンパクトカーで十分なんですけど、やっぱりデカイのは楽ですから・・・ちょっとだけの贅沢です。

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旅のお供はシボレーIMPALA

 実際に借りられたのは、フルサイズの代名詞「Chevrolet IMPALA」でした。走行距離無制限、車両損害補償込みでの基本料金は、253CAD。あと諸経費と税を加えて、376.52 CAD。実はなぜかあまりよくわかってないんですけど、これ日本のHertZのサイトから予約した方が安いんですよ。アメリカから予約すると、レンタル基本料が、215.49 CAD Per Weekで、車両損害補償が32.45 CAD Per Day で、トータル 442.64CAD。諸経費と税を加えると、577.67 CADになっちゃうんです。だから日本から予約した方がお得。一応、日本のcredit card、日本の免許証も持参しました。日本の免許証は窓口では見せなかったけど。


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初秋のカナダへーで、カナダってどんな国だっけ [カナダ]

 ところで・・・カナダって、どんな国だっけ・・・????
 地理の授業も世界史もろくに聞いていなかった私には知識がないので、ちょっと調べました。

 面積は世界第2位。巨大な面積の割に人口は34百万人。政体は立憲君主制で、公式にはイギリス国王が国家元首です。だから今はエリザベス2世が国家元首でお札にも女王の肖像が描かれています。

 1776年にアメリカは独立宣言をしましたが、その時点では現在のカナダに相当する地域はほぼイギリスの植民地のままでした。1812年には英米戦争が勃発。領土を巡ってカナダ・アメリカの国境付近でも多くの紛争、戦争が起こりました。最終的にカナダ・アメリカ間の国境紛争が終結したのが、1846年のオレゴン条約。その後、1867年に英領北アメリカ法により、「カナダ」という名前で自治領として独立。そして1931年にはウェストミンスター憲章により外交権も得ます。しかし完全な主権国家となったのは、カナダ憲法が成立し「権利と自由憲章」がつくられた1982年です。二言語多文化主義・ケベック州の特殊性・原住民居留地の特殊性などは、このカナダ憲法に基づくものだそうです。

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 公用語は英語、フランス語。歴史的にはイギリス人が、フランス人を蔑視してきた背景があり、英語のほうが上位なのですが、フランス系住民の多いケベック州だけは、フランス語のみが公用語です。このあたり、なかなか複雑な民族的背景があります。今回訪れたのは、このケベック州(モントリオール、ケベックシティー、ローレンシャン高原)と西隣のオンタリオ州(トロント、ナイアガラの滝)です

 首都はオンタリオ州のオタワ最大の都市は同じくオンタリオ州のトロント
 通貨はカナダドルで、価値は現時点でほぼ米ドルと同じ。

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トロント夕景
 

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初秋のカナダへー計画はいつも泥縄 [カナダ]

 突然決めたカナダへの旅でした。もちろんカナダ東部へ出かける計画が全く無かったわけではなく、1年前に日本に帰ったときに、しっかり「地球の歩き方・カナダ東部」を買ってきてはあったのです。しかしそれは、今回訪れた場所に行きたかったからではなく、ずっと気になっていた「プリンズ・エドワード島」について知りたかったからでした。そう、赤毛のアンの舞台として有名なあの島です。というよりむしろ私にとっては写真家・吉村和敏のホームグランドで、多くの美しい写真の題材となったプリンズ・エドワード島です。

 では、なぜそこにしなかったのかというと、ただちょっと休暇が長すぎたのです。プリンスエドワードだけなら4日もあれば・・・という感じで、一週間使える休みにはちょっともったいなかった・・・ただ、それだけのことでした。

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ローレンシャン高原、モン・トランブランの紅葉。

 9月末・・・カナダであればきっと紅葉も始まっているだろう。せっかくこの時期に一週間使えるのだから、少しは色づきが期待できるところへ行こう・・・というのが、今回の目論見でした。カナダ東部。平地では10月にならないと無理でしょうが、高原なら十分秋色に染まっているのではなかろうか・・・という読み。なので旅のメインを紅葉で有名なローレンシャン高原に設定。そこに北米唯一の城塞都市であり世界遺産にも登録されているケベックシティー、さらには押しも押されもしないカナダ随一の観光地ナイヤガラ・フォールズも組み込みました。

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ケベックシティー 城塞の門

 最初はアメリカ側にも入って、ロチェスターやホワイトマウンテン(登山列車なんかがある)を巡る周遊コースも考えたのですが、あまりに慌ただしいので止めて、今回はカナダ側に集中することにしました。メインのローレンシャンには2泊と・・・ようやく具体的な計画を立て始めたのは旅の2週間前という泥縄状態。「とりあえずフライト予約してから中身は考えよう!!」みたいなテキトーさで、ネット予約開始!! (^^;

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ナイヤガラ・フォールズ
 

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Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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