クリングマンズ・ドーム@Web版写真展「GSM」⑦ [カメラ&写真]
公園内の最高峰がクリングマンズ・ドーム(Clingmans Dome)です。標高は2,025 mで、山頂直下まで車でアクセスが可能です。山頂はモミやトウヒなどの針葉樹林に覆われており本来は展望がきかないのですが、巨大な展望台が作られており、そこに登れば360度の展望が得られます。
周囲には立ち枯れた針葉樹が目立ちます。これらはヨーロッパ原産の昆虫”Balsam woolly adelgid”によって壊滅してしまったフレイザー・モミの姿です。さらに今、アメリカツガが中国・日本原産の”hemlock woolly adelgid”による被害を受けているそうです。その生態が免疫を持たない外来種の侵入は、ときにその景観を短期間で激変させることがあります。いずこも同じ問題を抱えているのですね。
ちなみにクリングマンズの名は1850年代に一帯を大規模に探索し、長年発展に貢献した南北戦争将、トーマス・ラニエ・クリングマン(1812年〜1897年)にちなみます。
ローレル滝@Web版写真展「GSM」⑥ [カメラ&写真]
「生物多様性」を凝縮した国立公園@Web版写真展「GSM」⑤ [カメラ&写真]
GIANT RHODODENDRON (シャクナゲ)
一説によると、アパラチアン山脈で観察できる生物、植物、気候等全てがこのスモーキー山脈国立公園内に存在しており、植物類はおよそ1500種を超え、鳥類200以上、哺乳類66種、50の固有魚種、爬虫類39種、43種類の両生類他、数多くの軟体動物、昆虫、キノコ類が観察され、生物学者によればまだ9万種類以上の生物が生息している可能性があるといいます。
PIPEVINE SWALLOWTAIL (アオジャコウアゲハ)
もちろん花を咲かせる植物も多く、ガイドブックを見るといろいろ紹介されているのですが、残念ながら花の季節にあまり訪れることが無かったために、ほとんど撮っていません。今更ながら残念至極。もう少し真面目に撮りに行けば良かったと後悔しています。
SMOOTH PHLOX (フロックス・・・シバザクラの仲間)
オコナルフテー リバー@Web写真展「GSM」④ [カメラ&写真]
緑がその濃さを増す6月、山はシャクナゲの花期を迎え、あちこちから花の便りが聞こえてきます。一方、山は霞みがち。展望は得られないものの、むしろこの時期の山の風情のほうが「グレート・スモーキー・マウンテンズ」=「霧に煙った山」に相応しいといえそうです。
上の写真はニューファウンド・ギャップ・ロード沿いのオコナルフテー川(Oconaluftee River)で撮影したもの。川辺にはシャクナゲも見られましたが、花は既に終わっているようでした。
一番人気の山頂「チムニー・トップス 」@Web写真展「GSM」③ [カメラ&写真]
標高1440m、双耳峰を持つチムニートップス(Chimney Tops)は登山の対象として公園内で一番の人気を誇ります。私が、この公園内で最初に登った山もここでした。
4月初旬、ニュー・ファウンド・ロードから望むチムニートップス
10月中旬、ニュー・ファウンド・ギャップ・ロードから、
黄葉に彩られたチムニー・トップスを望む。
ニュー・ファウンド峠からR441をテネシー側に少し下ったところにある登山口からは、標高差350m 往復6.5kmの手軽なハイキング。上部は岩場となっており少々急ですが、山頂からは360度の大展望が得られます。
山頂直下(秋)
登山者数がピークとなるのは秋です。駐車場は溢れ、路駐も一杯・・・と日本と変わらない光景が見られます。上の写真は、山頂直下の様子、そして下の写真は山頂からの大展望です。
山歩きの際、参考にしたのがこのガイドブック「FALCON GUIDE」です。写真展でもテーブルの上に置いておきました。このシリーズが最もたくさん本屋に並んでいたので、おそらくは最もメジャーなハイキング・ガイドブックなのだと思われます。
Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.
BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記