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春から初夏へ@Web写真展「GSM」② [カメラ&写真]


 季節を追って、まずは春から初夏の風景をご紹介します。

 

Cades Cove in the early spring
ケーズ・コーブ  (Cades Cove)
 
 ここは古くから人が住んでいた土地で、広い牧草地が開かれており、当時の丸太造りの住宅などが歴史的建造物として保存されています。住人は、国立公園化に伴って立ち退きを余儀なくされました。
 
 
The Colors of a spring
チムニー・トップス登山口付近(4月上旬)
 
 撮影地の標高は950m程度。4月10日でこの様子です。信州に比べると一ヶ月弱季節の進行が早い感じがします。
 
 
Morning fog
オコナルフテー  (Oconaluftee)
 
 国立公園のノースカロライナ側の入口、ビジターセンターやマウンテンファーム博物館があるオコナルフテーの朝です。 
 

タグ:写真展
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全米1位の国立公園@Web写真展「GSM」① [アメリカ生活]

「四季のある日本は素晴らしい」という言葉を耳にすることがあります。でも、四季による気候の変化は世界の多くの地域でみられますし、日本に極めて近い「四季」が感じられるところもたくさんあります

 北米東部の山々もそのひとつです。僅かな期間でしたが、アメリカ東南部に住む機会があり、そんな山々の四季を楽しむことができました。

 今回紹介するのは、
 アパラチアン山脈南部の
   グレート・スモーキー山脈国立公園です。

国立公園として訪問客は全米一

ユネスコ世界自然遺産

でもある米国内では超有名な国立公園なのですが、日本で紹介されることは少ないようです。

おそらく風景が日本とほとんど変わらないため、日本に伝えても商品価値がないと思われているのでしょう。グランドキャニオンや、ヨセミテや、イエローストーンのほうが、アメリカらしいですものね。

Best10.jpg

 芽吹きの春新緑が美しい初夏シャクナゲの花が終われば盛夏、そして錦繍の秋冬、雪が積もれば通行止めになる峠道、トレイルを辿れば、道標の文字がアルファベットで、距離がMile表示なのに違和感を感じるほど日本っぽい・・・
やっぱり紹介する価値ないわ〜」と思いつつも、あえて紹介させて頂きます。


GSMマップ.jpg


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写真展「Great Smoky Mountains National Park」@信州安曇野 [カメラ&写真]

 短いアメリカ暮らしを終えてからもう7年経ちました。

 2019年の冬、信州安曇野で合同写真展のお誘いをいただき、写真展を開催させていただく機会がありました。

 そこで、このブログでもなんどか登場したアメリカの国立公園「Great Smoky Mountains National Park」の写真を展示しました。

 観ていただけた方はわずかなので、

改めてweb版をこのブログに掲載させていただきす。

 本当はきちんとwebサイト版を作りたかったのですが、そこまでの気力がなく、一年近くも経ってからブログに載せるという体たらくです。誠に申し訳ございません。

gsmp.jpg

 写真展の内容を「Great Smoky Mountains National Park」にした理由を最初に説明します。写真として万人受けするのは「富士山」だし、力があるのは「お祭り」の写真だということはわかっています。でも、ここで日本ではほとんど紹介されることがない「Great Smoky Mountains National Park」を知って欲しかったのです。

 「Great Smoky Mountains National Park」は全米でNo.1の来園者数を誇る国立公園です。グランドキャニオンのおよそ2倍。日本でここが紹介されない理由は、「日本人にとって普通」に思える風景だからだと私は思っています。



 海外の風景としてメディアは日本人にとって新鮮で驚きを感じられる風景を紹介するのが普通です。旅行先だって非日常を味わいたいのだから、そういうところが選ばれます。だから勢い、その国にはそういう風景しかなく、現地の人はそのような風景を愛しているのだと思いがちです。挙げ句の果てに「日本の自然は四季があるから素晴らしい」とか言い出す始末です。

DSCF7334.jpg
展示会場の様子

 アメリカ人だって自然の森が大好きです、紅葉の季節には日光いろは坂を思わせるような渋滞が発生します。そしてそのような自然を、日本とはまた別の仕組みで守ろうと努力をしています。

 展示した写真は説明がなければ「日本のどこか」と思ってしまう写真がほとんどです。むしろそういう既視感を強く感じて欲しいと思って、奥入瀬のようだったり、乗鞍スカイラインのようだったり、奥秩父の山稜のようだったりする写真をあえてセレクトしました。

 アメリカ人も大好きで、大事に思って守ろうとしている自然や風景。それと同じような風景が近くで見られる日本、信州。その幸せと、今そこにある森や風景の貴重さをあらめて感じて欲しいというのが今回の展示の主旨でした。 

 流石に押し付けが過ぎるので(笑)、この主旨を文章ではダイレクトに書かなかったので、伝わった方がどれくらいいらっしゃったか・・・(T_T)

DSCF7329.jpg 

 反省点は、写真の出来、さらに展示の仕方や体裁が今ひとつであったこともありますけれど、「全米でNo.1の来園者数を誇る国立公園の写真ですよ」という説明が貧相だったことが第一だと思っています。在廊していた時には、逆回転でご覧になっている方もいらっしゃいましたし、気がつかれなかった方もいるかもしれないなぁ・・・と。もちろん、一枚一枚の写真を「作品」として観ていただいてもよかったのですが、それに耐える大した写真じゃないというのも、また問題。 

IMG_20190202_150106.jpg 

 かみさんは、写真展というのは、芸術性が高く、洗練された展示がされてるものだという思いが強いようで、今回の展示は大いに不評でした。「道の駅」とか「ビジターセンター」みたいと言われましたが、まさにそっちよりの展示を目指したのだから仕方ないですね。

  

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Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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