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アパラチアン山脈とブルーリッジ山脈 [アメリカ観光]

 私の自然写真フィールド概要紹介の第一弾。まずはざっくりと、アパラチアン山脈について簡単に紹介します。

 私が主に自然写真のフィールドとしている山域はアパラチアン山脈南部の一部です。アパラチアン山脈そのものは北端のカナダニューファンドランド島から南端はアラバマ州の真ん中あたりまで、長さ2,600km。幅は最大部分で480km(何れもwikipediaによる)あるという長大な山脈です。このスケールはざっくり日本の本州全部くらいのイメージでしょうか。いわゆる古期造山帯に属しており、2億年以上に渡る侵食を受けた山の標高は低く、ほとんどが1000m程度で、最高峰のミッチェル山(ノースカロライナ州)ですら標高は2,037mです。

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 トレイル好きなら「アパラチアン・トレイル」をご存知でしょう。ジョージア州からメイン州まで、14州にまたがる約3500kmのショナル・シーニック・トレイル(National Scenic Trail)である「アパラチアン・トレイル」がこの大山脈を縦断して設けられています。このトレイルについては、ここでは詳しく紹介しませんが、「アパラチアン・トレイル」に興味がある方はぜひ、加藤 則芳著メインの森をめざして-アパラチアン・トレイル3500キロを歩く」をお読みになることをお勧めします。

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テネシーとノースカロライナの州境を行くアパラチアントレイル

 このアパラチアン山脈の南部、ジョージア州から、北東方向にノースカロライナ州、テネシー州、バージニア州、メリーランド州を経て、ペンシルベニア州に至る主稜山脈ブルーリッジ山脈と呼びます。私のハンドルネーム「Blue Ridge Walker」はもちろんはここから取ったものです。さらに南西側の一部は、グレート・スモーキー山脈と呼ばれ国立公園にも指定されています。一方、北側にはシェナンドー国立公園があります。

 この山域にはブルーリッジ・パークウェイと名づけられた約755kmの山岳観光道路が作られており、南のグレート・スモーキー山脈国立公園と、北のシェナンドー国立公園を結んでいます。この山岳観光道路は、最高峰のミッチェル山の傍を通っており、山頂直下まで容易にアクセスできます。

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ブルーリッジ・パークウェー

実はこのブルーリッジ山脈は日本人にもとても馴染み深い歌に登場します。

Almost heaven, west virginia
Blue Ridge Mountains
Shenandoah river
Life is old there
Older than the trees
Younger than the mountains
Growin' like a breeze growin'

Country roads, take me home
To the place I belong
West virginia, mountain momma
Take me home, country roads

山よりは若いが、樹よりも古い、とっても古臭い生活をしている「ど田舎」と言ってますよね(^^; 今日でも貧困の問題を抱えている地域が多くあるようです。

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撮影フィールドの紹介を企画してみようかなぁ・・と [ひとりごと]

 1982年から、それなりに写真を撮りはじめて、最初の1年くらいは別にして、それからは主には自然風景・・それにはマクロとかネイチャーとか言われてる、比較的ちっちゃな対象も含むんだけど、それを中心に撮ってきたんです。

 山と写真と信州への興味が一緒になって始まっちゃったものだから、本当はどれが最初に興味が湧いたのか分からないのだけれども、結局、信州から離れても、写真だけはなんとなく今まで続いてるってことなんです。

 それでも2度ほど「ほぼ止めた」状態にはなりました

 最初は1989年から・・・数年間。その後、「富士山」で復活した。

 富士山麓に住みはじめたのは1988年からで、そこから「最初の止めた状態」が始まっています。最初の数年間は、富士山を自分にとっての被写体とは感じていなかったんです。ところが大山行男さんの写真で、自分が毎日のように見ている富士山の違う顔を知って、それからですね。やるなら「いい訳出来ない機材」を用意しようと思って大判カメラを買いました。

メジャーな被写体に取り組んだことで、いろいろな出会いもあったし、写真雑誌にも書き手として参加させてもらったりするような経験もできて、自分にとってはいい選択でした。

 2度目の「ほぼ止めた」は、2003年とかそのあたり。完全に止めたわけではなかったんですけど、極端に撮影頻度は落ちました。その後、復活したのはデジ一眼「α100」を買ってからです。風景以外に、街中でのスナップを積極的に撮るようになった。それが今でも続いていて、たぶん撮影スタイルは日本でもアメリカでも全く変わらない。自分でも「変わらんもんだな〜」と呆れるくらい変わりません。

 私の基本は、たまたま住まなきゃいけなくなったところで、撮れるものを撮るってことなんです。強い意志で被写体を選んでないんですよ。まさに「なんちゃってPhotographer」です。一生懸命取り組む才能はどうやら私には無いようです。

 とは言っても、今住んでいるアメリカ東南部は、ダイナミックあるいは異国情緒?溢れた被写体に恵まれないんで、距離としては日本にいたときよりも遠くに出かけることが多くはなっています。日本では富士山麓ならどこでも車で1時間以内でアクセス可能でしたからね。こっちでは2時間、3時間走らないと、そこそこの被写体があるところまでたどり着かない。長時間かかるアクセスにも対応できているのは、たまたまこっちでは「単身」だからで、そうじゃなければかなり苦しいでしょうね。

 でも、たどり着いたところで、たいした風景でもないんです。日本みたいな山があるだけ。どうせなら日本でも良く知られた国立公園へのアクセスが比較的容易な西部に住みたいと思うのですが、撮影の都合でこっちに来ているわけではないので、そうはいかない。

 そんなマイナーな、日本ではあまり紹介されることのない私の自然写真フィールドを紹介したいと ずっと思ってはいるんですけど、なかなか出来ずにいます。

 そういう私自身、この地域を十分把握できているわけではないんですけど。

 でも、ちょっとはじめてみますね。

 とりあえずこのブログ内ではじめますが、最終的にはきちんとwebページにもしたいなとも思います。
 そんな気力が今あるかというと・・・ないな。

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Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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