SSブログ

リバーバンク動物園 [アメリカ観光]

テスト撮影に利用した動物園の話。

ここはサウスカロライナの州都コロンビアにある動物園で、訪れたのは2回目。「ガーデンズ」とあるくらいなので、植物園もどきもあって一日のんびりできるんですが、今回は約2時間、動物園側を回っただけで16GB、テスト撮影としてはもうおなか一杯でした。予備のカードの持ち合わせもなくて、動画テストをする余裕も無し。

まずは。望遠レンズでクローズアップしてシワシワの皮膚の質感を強調して・・・とアリがちな表現にトライしてみます。最終的にはモノクロ化も想定しながらの撮影。目にキャッチライトが入ってくれ〜と願いながら、動く象を追っていくわけです。でも、睫毛長くてなかなか目がみえないんだよね、ぞーさん。

20120909-DSC00293.jpg

似たような質感のガラパゴズ・ゾウガメ。重量感も出したいところです。頭部と甲羅に直射日光があたっていたので、亀の正面に回って撮ってみました。べた光線だとイマイチでしょうが、こういうライティングだと立体感が出ます。AFの設定がオートになっていたので、なかなか亀の顔にピントが合わず閉口。この撮影が終わってからメニューを探し、マニュアル設定に変更。撮りながら現場で操作方法を覚えていくのがアタクシ流です・・はい。

20120909-DSC00405-Edit.jpg

ここね、コアラがいるんですよ。前回は葉っぱに隠れるような形で寝ていたんで、ろくに撮れなかったんですが、ラッキーなことに、この日は葉っぱの無いところで睡眠中

20120909-DSC00449.jpg

ここのコアラ舎には屋内に二区画、屋外に1区画の展示場所があります。屋内の2区画には1頭づつ。屋外には親子2頭がいました。屋内の展示場にはガラスなどの仕切りはなく、目の前でコアラが見られます。人が来れば騒々しいですし、非常識にもストロボを発光させる輩もいるので、どう考えても落ち着かない場所だと思うのですが、気にすることなく爆睡しているんですよね。えらいもんです。粘っていたら、一度なんかの拍子に目を覚ましまして、手をごそごそ動かしましたが、一つ大きなあくびをしてうつむいたら、もうそのまま・・ぐぅぅぅ〜。もう一度動いてくれたら動画を撮ろうとさらに粘ったんですが、根負け。

20120909-DSC00542.jpg

親子のいる屋外展示場は室内からだとガラス越しなのですが、屋外からは金網越しになります。網はかなり粗いので写真撮影には支障がありません。こちらも粘っていたら小コアラが目を覚ましました。私が起こしたわけじゃありませんからね・・・念のため。

20120909-DSC00641.jpg
カンガルーは人間が檻の中に入って見ます。

20120909-DSC00562.jpg
家畜のコーナーも。

nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

SONY α65のインプレッション [カメラ&写真]

 情熱大陸篠山紀信の激写半世紀」を見ました。御歳71歳にして元気一杯のトップランナーです。私が写真を始めた頃は「激写」の紀信として一斉を風靡してました。当時、紀信さんが使っていたカメラは、プロとしちゃ珍しいミノルタでした。かつてはミノルタもX-1というプロスペックフラッグシップをラインナップしていたのですが、それ以降は断絶。紀信さんはX700とか使ってました。「あ~カメラは何でもいいのや~」と貧乏学生に自信を持たせてくれる写真家でした。あたしのカメラもX700でしたんで。

 振り返って見れば、百恵さんの時代から現在まで、いつも「芸能」の一番旬場所に、紀信さんがいたような気がします。自分でシコシコなにか考え、新しいモノを作り上げる芸術家ではなくて、ひたすら「今」と並走して撮り続けてきた写真家。ポートレートなのだけど、ずらーっと並べると報道写真のようにも見えます。

 で、いささか強引な展開ですが、かつてのミノルタは今はSONYに受け継がれておりまして、SONYのαといえば、今、巷ではα99だとかフルサイズ。ミラーレスだとかの噂で持ちきりです。そんな中ではありますが、ちょっと発売から月日が経ったカメラα65のインプレッションをお送りします。

 日曜日に、α65に慣れることと、その実力テストも兼ねて動物園に出かけてきました。カメラテストには定番ともいえる動物園。期待通り沢山の写真が撮れました。前日の屋根付橋の撮影とも合わせ、α65を実際に使ってみての感想を少々。ただし、ふんだんに搭載されている機能はさほど使っていません。まずは普通の撮影がスムーズに出来るようになるのが第一なので。

 もちろん、そこそこのカメラである事は当たり前ですから、まぁ、そこそこ当たり前に使えます。その上で、やはり普通の一眼レフ(α65は一眼レフではなくEVF搭載の、いわゆるミラーレスに近いカメラです)や、上級機に比べて気になってしまったところなどを少し紹介します。

 外見は前にも書きましたけど、それほどチープではなくまずまずかと思います。グリップもボディーの大きさに対して大きめなので、ボディーが小さ過ぎてホールディングしにくいということはほとんどないのではないでしょうか。70-300mmのGレンズを装着したままカメラ握ってブラブラ歩いていましたが持ちにくさは全く感じませんでした。

20120909-DSC00487.jpg
70-300mmF4.5-5.6G SSM  ISO800 f5.6 1/80sec

 EVF・・・見え方が違う、違和感があるというのは当たり前で、事前にお店で何度も覗いて確認したので言及しません。実際に撮影して見て「あれっ?」と思った事を一つ。 そもそもファインダーで見えている画像が現実よりも少し遅れています。なのでシャッターのタイムラグ以上に早めにレリーズしてあげなければいけません。これはまぁmsオーダーの話しなのでたいしたことはありません、問題は連写中です。この場合、表示される映像は、その時点の映像ではなく、直前に撮影された画像なので、時間遅れがかなりあります。要するに撮影中はライブビューとは言えない状態になるんです。これにはかなりの違和感を感じるので、特に動体撮影ではかなりの慣れを必要とするところではないでしょうか。

 背面液晶は一応はバリアングルなんですけど、下側にヒンジと回転軸があるタイプなので、通常位置から最初のアクションで液晶が下を向きます。ハイポジションで撮影する場合は素早く準備ができるんですけど。ローポジションの場合は180度回転させなきゃいけないので面倒くさい。それよりむしろ、ちょっと上向きに傾ける(⊿なふうに)ってのが出来ない。あと、縦位置の場合は完全に下に開いた状態から回転させるので三脚を使った場合には使えない・・・。もちろん承知していたことで、どうしても使わなきゃいけないときなんてないからいいんですけど、期待しているとショック受けるかも。ある意味、α77、65の差別点としては適切なんだろうと思います。

20120909-DSC00583.jpg
DT16-80mm F3.5-4.5ZA ISO100  f5.0 1/100sec   
ローポジションで撮るってことがアタクシは結構多いんです。

 また、連写(10コマ/秒)は2秒も持たないので、シャターを切るのが早すぎると、いざシャッターチャンスというタイミングで写真が撮れない・・・というハメに陥ることがあります。メディアに書き込み終わるまで、撮影はかなり制限されるので・・・結構、きついです。航空ショーやスポーツ撮影で使える事を期待していましたけど、厳しいかもしれません。ただ今回使ったメディアは今までコンパクトカメラに使っていた安物、書き込みの早いメディアを用意してまたテストをしてみます。
 
20120909-DSC00361.jpg
70-300mmF4.5-5.6G SSM ISO1000 f5.6 1/320sec
歩くのは遅いがクチパクパクは結構早かったりするのだ。

 AFフレームの移動や、露出補正の2アクション操作には慣れてはきたけれど、やはりサブダイヤルやスティックによる操作に比べるとまどろっこしい。エントリー機ってのは、たいていこんなもんなのでしょうか。これはコストに影響する部分なので若干の面倒くささは仕方ないですね。

 α77→65のスペックダウンで削られたISOオート設定での上限/下限設定。これも事前に認識して諦めてはいたものの、オートにしておくと、ちょっとしたことで1600まで上がってしまうのはちょっと勘弁・・・って感じです。望遠レンズではまだそこそこ速いシャッターが切れるのに感度が上限の1600まで上がってしまう。今回も昼間の屋外だというのにISO1600まで上がってしまったケースがありました。これにはちょっとびっくりです。図らずも高感度画質確認用のサンプルが得られたということになりますが。本当はISOオートはたとえスナップであっても800アタリで上限設定したいのですよね~。ここはコストとは全然関係なく、単純にソフトウエアでわざと差を付けちゃってる部分なんで、できたら上限設定入れて欲しい・・・下限設定はいらんから。

20120909-DSC00667.jpg
70-300mmF4.5-5.6G SSM  ISO1000  f5.6 1/250sec
まだ1/250secでシャッターが切れるというのにISO1000まで上がっちゃうのよね。

 段階露出が「±2/3」までというリミッターもソフトウエアでα77と差を付けられた項目ですけど、「HDR素材撮影を諦める」という決断でとりあえず納得はしています。もちろん気が変わってα77と同等にしてくれれば嬉しいですけど。

 あと、一眼レフでは撮影後に撮影した画像が数秒表示される設定が標準なんですが、それが出来ないんですよね。いや、正確にはそういう設定はできるんだけれども、それが表示されている間、ライブビューが出来なくなって次の撮影に支障が出るので、実質「出来ない」のです。確認するにはプレビューボタンを押さなきゃいけない。ちょこっとだけ不便かなぁ。

 オートHDRも試しました。標準設定のオートではさほど効果は体感できず、かえってDレンジオプティマイザーのほうが暗部を持ち上げる結果になっていたりもしました。SONYのコンデジではいかにもHDRってところまで補正していたような気がしますが、αではやや控えめな設定なのでしょうか。
 
 他の特殊撮影モードもおいおい試してみます。実はまだ何ができるのか分かってなかったりもします(^^;
 24MPの高解像度は私には必要なく、ひたすら容量食い過ぎるだけ・・・みたいな感じもしていますので、(サイズ)Mモードでの使い勝手も確認しておこうかなと思ってます。EOS5Dm2よりも気軽にバシバシ撮りがちなので、16GBのメモリーがあっという間に一杯になっちゃいます。

Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。