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Air Show見聞録 Part3 ”展示飛行を撮る” [アメリカ観光]

初めてのAir Show 素人の素人の為の撮影メモ

持って行った機材は70-300mmを装着した一眼レフα700と、コンデジのFUJIFILM X10です。もちろん一眼レフは飛行演技撮影用コンデジはスナップ用完全なる分業体制。マニアの場合チーム飛行での「技」全体を捕らえたいと考え、広角レンズで演技を撮影することもしばしばあるようです。たぶんそれは動画のほうが適しているのしょうね。私のようなシロートは技の難易度や希少度はあまり関係なくとりあえずは見栄えのいい絵が欲しいぞ・・ということなので、基本は望遠系のレンズを使います。

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オフィシャル・フォトグラファーかな?

EOS-5Dmark2にしなかったのは連写機能が劣ることと、望遠画角が稼げないからです。もっともAPSサイズのα700の絵と、5Dm2から絵を切り出したAPSサイズの絵にはさほどの違いが無いので画角そのものはたいした理由ではありません。ただ手持ちの70-300mmのズームレンズの性能はαのレンズのほうが優秀(EOS用はタムロンのちょっと安いレンズなので)。どっちかというとそれが理由ですかね。

高倍率ズームと言う選択肢も当然あるでしょう。場合によってはかなりの武器になるような気がします。残念ながら私は今、所有していません

フォーカスはマニュアルで・・・またはカメラを選ぶ(^^;
 カメラにもよるとは思うのですが・・・少なくともα700では、AFで追いきれませんでした。これはα700のAF性能の低さゆえなのかもしれません。空に抜けちゃうことが多いのです。空に飛行機ってのはかなりの髙コントラストで決してAFに対して不利な条件とは思えないんですが、それが駄目なんです。で、一旦フォーカスが外してしまうと再び合うまでにはかなりの時間を要して・・・さようなら・・・です。CanonやNikon、またはSONYでも新しい機種であれば、それなりに合ってくれるのかもしれません。ただ・・・今のところはマニュアルで合わせた方が安心としかいえない状況です。

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 スモークは実際の飛行ではもちろん出す必要の無いものですが・・・アクロバット飛行をを盛り上げるツールとしてはかかせないものです。スモークと機体を格好いい形で配置させて・・・と、あれこれ考えるのですが、なかなか難しいです。

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 PLフィルターはどうしようかなぁ・・・と少し悩みました。デジタルにしてからPLフィルターの使用率がかなり落ちています。青空に関してはあとでどうにでもなるさ・・・なんて思って。この場合もPL使わないでシャッター速度を稼いだほうが○だろうなと思います。たぶんね。

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今の時代、
青空の色はあとでどうにでもなりますから・・・(^^;

 なぜかこの手の構図での撮影でピント外しを多発させてしまいました。撮影時フォーカスはマニュアルに設定しており、意識としてはほぼ無限遠のつもりでいたんですが・・・・。いまだ原因がわかりません。AFに切り替えて軌跡の白煙にピントを合わせちゃうと言うのもいい手かも。

 目の前を横切るようにまっすぐ飛ぶ機体を捕らえるのは難しくありません。一応遠方から機体をファインダーで捕らえながらそのまま流して撮りはしますが、1/1000以上の早いシャッター速度をキープすれば、私のように流し撮りが下手糞な人でも、機体がぶれちゃうことはありません。ただですね・・・複数機の演技の場合、機体との距離が近いと、ちょうど目の前にきたときに画面からはみ出しちゃいますので要注意です(^^;  まぁ、それはそれで迫力はあるともいえますが。

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 難しいのは、交差・・ですね。どうやって撮ろうかと考えちゃいました

 最初は交差しそうな位置にあらかじめカメラを向けておいて連写したんです。ただどこで交差するのかわからないので、安全を見て広い範囲を撮影することになって、機体がちっちゃくなっちゃう。

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予測撮影・・・交差
小さっ!

 あまりに迫力がないので手段を変えました。右から来る機体をファインダー内で捕らえながら、左目で左からの機体を確認。で、交差する寸前で連写をかけてみました。これならある程度、機体を大きく写せます。連写が鈍くて・・・2機とも写っていたのは一枚だけでした・・速っ!。

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シャッター速度 1/1250秒。
右から来た機体に合わせてカメラを振っているので左から来た機体は大きくぶれてしまう。
それ以前に・・・ピントが甘い(^^;;

 ただこれだと、絶対左から来る機体がぶれちゃうんですよね。カメラから見ると2倍の速さで動いていることになりますから。それを避けるには、もっと早いシャッター速度にすべきなのか、それとも機体が交差する瞬間はカメラを止めなきゃいけないのか・・・宿題です。

 どっちにしても、あまりフレーミングを気にしないで、広めに撮ってあとでトリミングというほうが平均点は間違いなく高いです。確実に撮りたいと思ったらそのほうがいい。そういう意味では5Dmk2のほうが良かったかなぁとも思いました。

タグ:航空ショー

Air Show見聞録 Part2 ”こんなヒコーキが飛んでたぞ”の巻 [アメリカ観光]

 前の記事にも書きましたが、今回のエアショーの出しものは、航空機の展示飛行ショーの2本立て。

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風が強くてすぐ乱れちゃうね
Aを書きおわったときにはもう「US」は無くなってました。

スケジュール表によるとゲートは午前10時に開いて、閉門は6時ショーは11時15分から始まり、最後のブルーエンジェルスの演技が終わったのが4時でした。ブルーエンジェルスの演技が終わると、一斉に皆出口に向かい。ピストン輸送バスが超混みになります。1時間くらい待たないと乗れないなんてことになりかねないので、いっそのこと閉門ギリギリまで場内でのんびりするというのも一つの手かなと思いました。演技が始まっちゃうと、そっちを見るから、展示機体のほうには目がいかないんですよね。だったら演技が終わってから見たほうがいいのかなと。

演技のほうは結構多彩

1930年代に作られた複葉機 PT-17 Gary Rower、第二次世界大戦でも活躍した P-51 Mustang などの懐かしい機体も登場。プロペラ機というのはやはり味わいがあります

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PT-17 Gary Rower

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P-51 Mustang

 C-47 Skytrainからは、「D-day」を彷彿させるようなパラシュート降下を実演

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C-47 Skytrain
キャパもこれで降りたのか・・・と、ちょっと感慨
・・・で、「ちょっとピンボケ」。

 Ace Maker T-33 練習機での演技。

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Ace Maker T-33

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Ace Maker T-33

 FAK-55・・これは曲技飛行用に開発された機体なんだそうです。2機による見応えのある演技。

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とりゃ〜っ!!
って気合いだけじゃできないわな。

 比較的新しい戦闘機もちゃんと登場します。ステルス戦闘機 F22 Raptor

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F22 Raptor

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Mustangとのランデブーも。

 あとはコント仕立ての曲芸飛行あり、意味不明の出し物あり。

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 前の記事でも紹介したジェットスクールバス・・・パンフレットによるとF-4に積まれたジェットエンジンで42,000馬力だそうです。367mphまで出ると書いてありますが、場内放送では500mphって言ってたような・・・わからんけど。ジェットトイレに至っては、笑えるどころか・・・寒い。

 日本のエアショー、航空祭というのはどういうものなのでしょうか。地上展示とブルーインパルスの演技という点では似てますけど、さすがにジェットエンジンのスクールバスやトイレは走らんよね。

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背中にF15

 多彩な出し物とは言え流石に3時間、4時間となるとつらいものがあります。観客のほとんどは折り畳み椅子持参。当然だわな。ただ、写真屋としては、一旦キープした最前列を放棄して休憩するわけにもいかず・・・ただひたすら・・・立って待つ修行日焼け止め忘れた、買ってない・・・ほんと、それらは必携。

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いいなぁこれ

 お待ちかね、本日のメインイベント、ブルーエンジェルスの登場です!!。これはもう別格で、パイロットが乗り込むところからすでにセレモニー。もちろん一人一人紹介もされます。それまで持参した椅子に座ってのんびりくつろいでいたアメリカ人一変・・・いきなり総立ち、やんやの喝采。写真撮る、手を降る、叫ぶ・・・

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やんや、やんやの大歓声

 先の記事にも書きましたが、ブルーエンジェルス(Blue Angels)アメリカ海軍所属のアクロバット飛行隊です。現在の本拠地はフロリダ州のペンサコーラ海軍航空隊基地。ペンサコーラって、きれいな海岸なのよ、いちど行ってみたい・・というのはおいといて。もともとは、第二次世界大戦終結時に、「大衆の海軍航空兵力への関心を維持しておく事」を意図して、チェスター・ニミッツ提督の指示で、1946年4月24日に組織されたそうです。要するに広報活動部隊っちゅうことね。毎週どこかを飛んでる感じ。

 現在使用している機体は「F/A-18C/D ホーネット

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4機編隊飛行

 チームは6機で構成。1番機から4番機までは編隊の演技が主。5番機・6番機がソロを担当し、至近距離での交差飛行などもこの2機の担当。6機そろっての演技もあり・・・というのは、日本のブルーインパルスとほぼ同じみたいです。見たことないんですが、Wikiのブルーインパルスの項にそう書いてあったので。

 そうそう、ライトブルーとホワイトの日本のブルーインパルスのデザインはさわやかでいいですね。このブルーエンジェルスの青一色に黄色のラインのデザインはあまり好きじゃないです。だってさ、青空に全面濃い青の機体じゃ映えないじゃないですか・・・ステルスじゃないんだからさ。

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青空に溶けちまうぜ

 演目というかについてはたくさんあるみたいなんですが、ヒコーキに関してシロートのあたくしにはまるで区別がつきません。ええ、フィギュアのジャンプの種類といっしょです(爆)

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これがやばそうな技だってことくらいは分かる(^^;


Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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