SSブログ

プレスリー邸 "グレイスランド"へ [アメリカ観光]

 エルヴィスが約20年間暮らしたグレイスランド (Graceland) はメンフィス郊外のダウンタウンから約12マイル、エルヴィス・プレスリー通り3764にあります。1982年から一般公開が開始され、世界で最も訪問者数が多い私邸としてギネスに登録されているそうです。2006年には、小泉純一郎が、ブッシュ大統領とともにここを訪れました。

 邸宅の通りを挟んで向かい側に、駐車場といくつかの観光施設、ホテルなどがあり、訪問客はまず、そこにあるチケットセンターでチケットを購入し、シャトルバスに乗って邸宅を見学しに行く・・という仕組みになっています。

20120407-DSCF2550.jpg
チケット売り場には日本語の表示も

 いわゆる邸宅以外にも、彼のプライベートジェットとか車の展示館などがあり、それらの見学もセットにしたチケットが販売されています。

 マンション・ツアー
   いわゆるハウスツアーのみ(墓地含む)/$31

 プラチナ・ツアー
   マンションツアーに加えて、プライベートジェット、
   彼の所有した自動車の博物館などのチケットがセットになっています/$35

 エルビスVIPツアー
   VIPのための特別展示が見られるチケットらしいです/$70

 プラチナチケットはマンションツアーより4ドル高いだけなので、これがお勧めですかね「AAA」で10%割引が効きます。オーディオツアーは各国語に対応(HPによると英語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、日本語、ポルトガル語、オランダ語に対応)しており、たぶん「どこから来たの?」と聞かれると思います。

 シャトルバスの乗り場で、オーディオガイド用のヘッドフォンを渡されます。「日本語に変えて~」と、渡してくれた人に頼みました。どこかをヒョイヒョイと押して設定を変更してくれましたが、操作の詳細は不明。このオーディオガイド用の機材は、ロックン・ソール博物館も公民権博物館もまったく同じものでしたので、もしもそれらが各国語に対応していれば、同じ操作で切り替えられるはず。web探せば、どこかに操作方法が載っているかも・・・です。

20120407-DSCF2552.jpg
ヘッドフォンを装着しツアーの開始

 シャトルバスに乗り込む前に写真を撮られます。これもこの手の施設では恒例。最近ではNo.が記入されたカードを渡されてあとでwebから購入する仕組みになっているところも多いのですが、ここではバスが戻ってくるあたりでプリントしたものを並べて売ってました。近寄らなかったのでいくらなんだか不明。かぁちゃんと一緒のときは買うときもありますが、一人の場合はたいていスルーします。

IMG_1026_7_8_fused.jpg
中庭側から見た邸宅・・・最初正面入り口から入るのですけど、
そちらからは撮り忘れました(^^;

 シャトルバスといっても、道路を挟んだ反対側に渡るだけのことですから、あっという間です。邸宅に到着したらオーディオガイドに従いながら各々で見学することになります。同じバスで来た人と、また同じバスで戻らなければならないということもないようなので(たぶんね・・もしかすると混んでるときは指定されるのかもしんない)時間の許す限り見学していられます。オーディオガイドは全般の説明と、展示物そのものに対する詳細説明の二本立てで、全部聞いていたらものすごく時間がかかる・・・というのは、他の博物館と同様です。

20120407-IMG_1011.jpg
小泉さんがなんか歌ってたジャングルルーム

20120407-IMG_1046.jpg
彼の生前、ラケットボール・コートだった部屋には、
ステージ衣装が飾られ、コンサートの映像が流されていました。

写真撮影は禁止ではありません。それもまたうれしいですね。

最後にエルビスが眠るお墓を通り、ツアーは終了。シャトルバスに乗って戻ります。

20120407-DSCF2566.jpg


 ハウスツアーから戻ってから、ちょいと軽食をとって、車の博物館、飛行機、その他の特別展示を見学しました。


まず、エルヴィス自動車博物館

20120407-IMG_1076.jpg
これがかの有名な、エルヴィスが母にプレゼントしたという
ピンクのキャディラック

さらには

20120407-IMG_1073.jpg
田舎暮らしには欠かせないトラクター

まで(^^)


20120407-IMG_1083.jpg
ピンクキャデラックはやはり目玉らしく、
ここのミュージアムショップではピンクのデザインの品物が目立ってました。


これがプライベートジェットのリサ・マリー号(コンベア880)

20120407-IMG_1091.jpg
あたしがときどき利用するグリーンビルから
シカゴやワシントンに飛ぶ機体より大きいです。

20120407-IMG_1095.jpg
機内はこんな感じ

 もう一機、小型のハウンド・ドッグII(ロッキード・ジェットスター)も展示されています。中ものぞけます。

 2012年は、エルヴィス没後35周年に当たるということで、それを記念して二つの特別展示がされています。

 ICONThe Influence of Elvis Presley

20120407-IMG_1087.jpg
エルヴィスの影響を受けた、今日の音楽界、
その他のジャンルの有名人が所有する衣装などの展示。

 Elvis On Tour Exhibit

20120407-IMG_1111.jpg
   1972年に公開されたドキュメンタリー映画
   「エルヴィス・オン・ツアー」に関する展示、ビデオの上映。
   「エルヴィス・オン・ツアー」は、映画出演のため
   しばらく中断していたコンサートツアーを再開する際に作られた
   ドキュメント映画です。調べてみたらiTunsで配信されていたので、
   復習も兼ねて帰ってきてからレンタルしてしまいました(^^;

 VIPツアーではもう一つ「Elvis…Through His Daughter’s Eyes)」という展示が見られるそうです。

 それぞれの施設には、いわゆるミュージアムショップが併設されていて、土産物の洪水です。もともとグレイスランドは、維持費のかかる邸宅を保存するために博物館として公開を始めたという経緯もあるので、グッズの売り上げも重要な収入源なのでしょう。

20120407-DSCF2599.jpg


 そのようななグッズを眺める(買う?)行為も含めてここは1日中エルビスに浸っていられる夢の国です。

20120407-DSCF2601.jpg


 見学時間に関しては、ロック好きでもエルヴィスファンでもない私の感覚で、プラチナ・ツアーで半日(最低3時間くらい)はみておいた方がいいんじゃないかなぁと思います。私は13時ちょっと前に入って、閉館17時の少し前までいました。食事時間込みで。

20120407-DSCF2611.jpg


 Wikiによれば、2005年に、エルヴィスの遺産相続人であったリサ・マリー・プレスリーは、彼女の父の遺産のビジネス部分の85%を売却。グレイスランドのマネージメントも、エンターテイメント会社であるCKX社に委託したのだそうです。CKX会長のボブ・シラーマンはグレイスランドをディズニー・ランドまたはユニバーサル・スタジオのような国際的な観光テーマパークに変えると発表。彼は周辺の土地をかなり買い占めたようです。

20120407-DSCF2610.jpg


 おそらく2006年以前と今では、グレイスランドはかなり変化しているのではないでしょうか。シラーマンの最終目的は、訪問客により多くの時間とお金を使ってもらうため「完全なファンとしての経験」ができるようにするということ。いまの活況を見る限りそれはある程度、実現しつつあるようにみえます。

しかし、エルヴィスも過去の人。彼の人気に頼っているだけでは訪問客の数を維持することは困難なような気がします。今後も多くの訪問者を継続的に引きつけていくためには、彼がミュージックやエンターテイメントの世界で果たした役割にスポットを当て、リスペクトしつつ、コンテンツの幅を広げていくことも必要なのかもしれません。

小泉さんグレイスランド訪問のニュース映像など


タグ:メンフィス
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能

エルヴィス・プレスリー@メンフィス [アメリカ観光]

 エルヴィス・プレスリー(Elvis Aron Presley)が急逝したのは、1977年のことでした。最近でも、ホイットニー・ヒューストン、マイケル・ジャクソンなど、壮年期のアーティストの急逝が大きなニュースになりましたが、当時、エルヴィスの急逝も大きく報道されたことを記憶しています。亡くなった年齢は、ホイットニーが48歳マイケルは50歳。それでも十分若いのですが、エルヴィスは、もっとずっと若く、享年42私の中のエルヴィスは濃いもみあげと胸毛の暑苦しいおっさん」」のイメージで長年の間固定されていたので、後年これを知ったときには意外な若さに驚きました。もちろん、当時の私にとってみれば「親」の年代ですから、確かに「おっさん」だったことには違いありませんが。

AAA.jpg
Welcome Centerに、まるでケンシロウのようにスクッと立つElvis
iPhoneで撮ってinstagramで仕上げた写真の出来が結局一番よかった(^^;

 1年ほど前、コロンビア(サウスカロライナの州都です)で、ロックミュージシャンをテーマにした写真展(巡回展)が開催されてたんです。そこには、後にビッグにになるアーティストの若かりし頃の写真が数多く展示されていました。もちろん若いエルヴィスも。それは「可愛男の子」でした。ちょっとたれ目ちゃんで、ちょっと弱そうで・・・そして肌なんかツルツルに見えて(笑) そうかぁ、きっと、このルックスでまず人気が出たんだなぁ・・・って、私の中での認識が少し変わりました。

 1935年、エルヴィスが生まれたのはミシシッピ州テュペロ。その後、一家はテネシー州メンフィスに転居しました。そして1957年にメンフィス郊外のグレイスランドに移り、1977年にここで亡くなります。終生この地を離れなかったのですね。そして今もこの敷地内にある墓地に眠っています。まさにメンフィスのスター。

DSCF2229-Edit.jpg
ビールストリートの近くにも、こんな像が立ってます
すみません・・・絵を作りすぎました(^^;

 かつて・・・吉幾三の吉幾三としての初シングルにして初ヒット曲に「俺は田舎のプレスリー」というのがありましたが、エルヴィス本人も実は生涯南部の田舎モノだったのかもしれません。コンサートの映像などではときおり「南部ではこんなものがあって、こんなふうに言うんだ」なんていう南部ネタを話す部分がみられます。また、エルビスは最初は「The Hillbilly Cat(田舎者の猫)」という名前で歌手活動を始めたとwikiに書いてありました。うーん、これは本当に吉幾三と似たようなものだったような気もしてきましたね。調べてみたら、「俺は田舎のプレスリー」は1977年11月25日発売。エルビスが亡くなった3ヵ月後です。そうだったんだ・・・・。

 さて、気を取り直しまして(笑)、世界の大スターメンフィスの大スターエルヴィス・プレスリー。その観光の目玉・・・いやファンにとってはまさに聖地ともいえる場所。それがエルヴィスが住み、そして今も眠るグレイスランド (Graceland)です。

その紹介は、この次に・・・って、次かよ!!

タグ:メンフィス
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

兵のどもが夢の跡 [アメリカ観光]

朝のビール・ストリート
兵のどもが夢の跡、いっせいに掃除

20120407-DSCF2375.jpg

この時間帯、結構危険(笑)なんですよね。

なにがって、お金の無い、家の無い方々も比較的多くたむろなさっておりまして・・・

朝食なぞををお探しになられていらっしゃるというね・・・(^^;

夜なんかよりも、この時間帯のほうが声をかけられやすいんじゃないかな。
そもそもそれ以外の人が少ないから。

良くしゃべるんです・・・どこから来たとか、案内してやるとか、
自分の身の上まで話始めますから・・・で、結局、飯代が無いのだと。

もしも絵になる方だったらCan I take your picture? なんですが、
絵になる人に限って、話しかけてくれることは無いですね。

もっとも絵になるような方は汚すぎて、話しかけられたくないというのも本音としてはありますが・・
また、話しかける勇気もこちら側にない・・と。

はい、散歩です。

タグ:メンフィス
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域
Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。