ブルーエンジェルス [アメリカ観光]
週末、Air Showなるものを見にジョージア州のロビンズ空軍基地まで行ってきました。「Warner Robins AFB Air Show」Air Showってのは、アクロバット飛行とかあるアレです。日本も含めあたくしにとっては初体験。ロビンズ空軍基地は自宅から比較的近くて、車で3時間程度、桜祭りで有名なメーコンのちょい南。飛行機も軍関係もたいそうな素人なので今一よくわかっていないのではありますが、とりあえず行ってみよう・・・ということで。
Air Showってのは別に珍しいモノでもなんでもないんです。毎週毎週あちこちでやってます。
ちなみに2012年のスケジュールはこんな感じです。
ブルーエンジェルス
今週は、FloridaでLauderdale Air Show なるものもやってたんです。目玉のアクロバット飛行チームは、RobinsがBlue Angels(ブルーエンジェルズ)で、Lauderdaleが Thunderbirds(サンダーバーズ)。
来週はブルーエンジェルズはノースカロライナでサンダーバーズはサウスカロライナで飛びます。
ブルーエンジェルズはUS海軍のアクロバット飛行チームで、
機体はF/A-18C/D ホーネット
サンダーバーズはUS空軍のアクロバット飛行チームで、
機体はF-16C
まっ、そんなところが基礎の基礎の基礎知識。それ以上は知らん(爆)
press席の皆さんはこんな感じでした。
この程度しか報道関係者がいないという・・・その程度のショーです(笑)
まず、基地のホームページで情報収集。スケジュールの他、Air ShowのパンフレットのPDFがアップされていたのでダウンロード。問題はまず駐車場。基地内(On Base)、基地外(Off Base)とがあり、On BaseはIDがどうのこうのと書いてあったので、あまり深く考えずにOff Base Parkingに止めることにしました。基地へはバスがピストン輸送をするらしい。一応なんとなく駐車場の場所は記憶したが、きっと現地には「駐車場こっち」みたいな表示が出ていてすぐにわかるだろうと、正確な位置のカーナビへの登録をサボった・・これが間違い。
現地にはほとんどAirShowに関する表示無し。もちろん「駐車場こっち」みたいな表示は皆無。プリントアウトしてあった地図を見ながら、Off Base Parkingへ。Off Base Parkingも3カ所あり、帰りのバスはどう乗ったらいいいのか、詳細は不明・・まぁなんとかなるでしょう、きっと。たくさん人いるしさ。
ピストン輸送に使われていたのはスクールバスでした。これアメリカではたまに見られますね。普通のことなのかな。当然のことながら乗車の前に手荷物検査あり。撮影対象も決まっているので、今回は撮影装備は最小限。70-300mmズーム付きのα700とスナップ用にFUJIFILM X10。基本的にそんなけ。
今回のAirShowは無料。基本的には軍の広報活動の一環ということなのでしょうか。他のAirShowの情報を見てみると入場料を取るところもあり、詳しいことはわかりません。無料のイベントなので、駐車場の案内とかしっかり出ていなくても仕方がないのかなと、一応は納得。
会場に到着し中に入場。まず目に飛び込んできたのはDelta757-200、そしてFedExのA300輸送機。軍だけじゃなくて民間機を紹介するイベントでもあるんですね。もちろん軍用機の展示もたくさんあり、多くの機体は内部も見学できるようになっています。ふむふむ、こういうイベントなのか・・・。
空中給油・輸送機 KC-135 STRATOTANKER内
飛行ショーは、シメが目玉のブルーエンジェルスのアクロバット飛行ショーでありまして、その前に古いプロペラ機でのアクロバット飛行や、ショーがいくつか行われます。
プロペラ機は味があっていい。
多くの観客は椅子持参。見る気まんまんでフェンス際に陣取る人たちと、展示されている機体の翼の影の下に陣取る環境重視の人たちと・・・さまざま。いずれにしろ11時過ぎから4時近くまで、炎天下5時間・・・痺れます。来てから気がつく日焼け止め・・・やばい・・・焼ける。必須ですよ、日焼け止め。
皆さん慣れたものでして・・椅子持参です。
私は滑走路内への進入路になっているフェンスのない一角に立ってイベントを鑑賞。イベントは地上で行われるものも多いので、最前列が有利です。ところが、ブルーエンジェルスのショーが始まる直前、その進入路もフェンスが閉められることになり、その際ちょっと位置取りを誤って最前列確保に失敗。最前列でなければ、混雑する前列よりも、むしろスペースに余裕がありカメラを振り回しやすい後方に下がったほうが有利なので、一気に後方に移動です。
世界一速い ジェット・スクールバス
プロペラ機との競争もやりました。
実は、飛んでいる飛行機に、まじめに撮影しようと思ってレンズを向けたのは初めてでした。もちろん空港とかで、スナップ的に撮影するというのはあったわけですが、まさに飛行している機体を捕らえるということはしたことが無かった。飛行機撮影、超初心者・・・(^^;
二機が逆さになってるの・・・肉眼では見逃しそう(^^;
Air Showで撮影された格好いい写真はいくつか見た記憶があるのではありますが・・・どんな写真だったかも思いだせないくらいに、これまで興味がなかった・・・という・・・だめじゃん(^^; 仕方ないわ、ということで・・・適当に撮影してきましたとさ(^^;
一瞬買いたくはなるものの、あまりにもチャチなので容易に思いとどまれます。
タグ:航空ショー
「鉄」の思い出話 [ひとりごと]
最近、鉄道づいております。あたくし「鉄」ではないのですが、もともと少しは好きではあるのです。
子供のころは、まだ名古屋市内に蒸気機関車がいました。中央線、たぶん千種駅のあたりに父と一緒に見に行ったりした記憶が残っています。路面電車・・・市電も好きでした。ちんちん電車と言ってましたが。今聞くと、なんだかすごい(あぶない)電車を想像しちゃいますね(^^;
名古屋市電
地下鉄の車両は味気なくてあまり興味はわきませんでしたが、子供のころは地下だと言うのに先頭の車両に乗りたがり、よく前を眺めていました。私鉄でもっともよく利用したのは名鉄です。パノラマカーをはじめいろいろな車両がありました。まだ床が木の車両も残っていて、長いつり革を網棚のパイプにカンカン当てながら走っていました(たぶん)。なまずやいもむしのような顔をした電車です。
名鉄3400系 いもむし
中高校時代は、大井川鐵道や京都の梅小路蒸気機関車館によく出かけました。大井川鐵道ではちょうどC5644がタイから返ってきた頃で、ずいぶんと話題になりました。概観がタイ仕様から徐々に日本仕様に変えられていくのを楽しんでました。それから一度タイ仕様に戻されて、また最近国鉄使用になったんだったかな。
大井川鐵道C5644 1980年
京都には急行「比叡」でいくのが常でした。高校生の分際では新幹線などとても無理でしたので。奈良行きの急行「平安」と併結だったかな。そのとき、あまりお寺とかには行ってないんですよね。梅小路とか、あと嵐山電鉄とか、そんなの乗ってばっかりで。だからあまり京都は知らないんです。名古屋だと修学旅行とかでも京都行かなかったんで。近すぎってことだったのかな。
山口線に定期SL列車「やまぐち号」が復活。梅小路にあったC57が機関車としてそれを牽引することになったんで、それも見に行きましたね。
SLやまぐち号 1980年かなぁ・・・
そうそう、東京に行くのはいつも普通夜行列車でした「大垣夜行」って呼ばれていたやつです。東京駅や上野駅にもブルートレインを見に行きましたね。今は「写真を撮りに」なんですが、当時は「音を録りに」だったんです。ソニーのカセットデンスケを肩にマイクを持って・・・という、今とは違うスタイルでした。
右下に見えるのが機材ですわ。
これは「はやたま」だね。紀勢本線経由 天王寺〜名古屋
長野に移ってから、録るは撮るに変わりましたが、しばらくは鉄道への関心が消えずに、塩嶺トンネル開通とか、東北新幹線開業とかを見に行きましたね。
姥捨駅付近を走る特急しなの 1985年頃かしら
東北、北海道のローカル線もいくつか乗りました・・
相生線 北見相生駅 1984年 翌年廃線、廃駅
ただ、それから急速に興味は自然風景にシフトしてしまい、長野県内の鉄道ですら全部乗らずに過ごしちゃった・・・というのが、今思うとちょっと心残りです。長野電鉄・・なんて、いい味出していたんですけどね。当時は木島平村なんかも走ってましたから。乗る時間は十分あったはずなのに・・。
長野電鉄 これも1985年頃かしら
富士宮に移ったころ、身延線は確かワインレッドの115系でした。よかったなぁ・・・あれ、めっちゃお洒落だったと思います。残念ながら一枚も写真撮ってません。いつの間にか湘南色になっちゃって。いまはその湘南色の115系もなくなりました。
最後の湘南色115系
今、アメリカでは一部の都市を除いて、鉄道はほぼ旅客輸送手段として使われません。絶滅しました。アムトラックがあると言われるでしょうが、あれは一日一往復の長距離列車・・・よほどの物好きでなければ、一般的には使わないと思います。アムトラックに乗ること自体がもう目的になりますね、手段じゃなくて。文化財として国が保護して残しているような代物だからね。
でも、今度それでニューヨークまで行ってみようと思ってはいるんです。夜サウスカロライナを出ると、翌日の午後2時過ぎに到着するんです。マディソン・スクエアガーデンの中にあるペンシルベニア駅に滑り込む。時間はかかるけど、それもいいじゃないか・・・と。
東南部鉄道博物館
で、ホテルにチェックインして、周辺探検して、夜はミュージカルを見て・・・翌日は1日おのぼりさん観光して、夜はどっかのビルから夜景を見てですね・・・で、もう一泊。最終日も、午前中は観光に使えて、午後列車に乗り込んで、翌日の未明にサウスカロライナの駅に到着。家まで車を飛ばせば、朝早く帰れて会社に間に合うぞというね。3連休を使ってホテル2泊、車中2泊。これでニューヨークまで行って、そこそこ楽しんでこれるということでは、飛行機とほとんど変わらないんですね。ただ老体はボロボロになるかもしれない・・・。
Google Draive [PC,IT]
Googleのオンラインストレージサービス「Google Draive」が公開されましたね。数週間以内に全アカウントで利用可能になるとか。mobile meのストレージが6月で使えなくなるので、ちょうどいいタイミング。乗り換えてしまおうと計画中です。
この「Google Draive」、Google利用規約に、ユーザーはGoogle社のサービスにアップロードしたコンテンツを使用する権利をGoogle社に付与すると書かれていることが話題になっています。初期設定でプライバシー設定を施したファイルはそのように扱われることもまた利用規約から読み取れるということらしいので、勝手に使われてしまうと言うことはないようではありますが、慎重に使うに越したことはありません。きっと他の会社のサービスにしても似たようなものなのでしょう。Googleメールも心配といえば心配です。本当に秘密なものは、リアル金庫にでもしまっておいたほうがよさそうですね。
ブログ記事のアクセス数 [ひとりごと]
最近物忘れがかなり進んでおりまして、すでに認知症の領域に入りつつあるのではないか・・という状態です。先日なんか、数十分前に入ったはずの風呂に、入ったかどうかがどうしても思い出せないのですよ・・・明確な記憶が無い(爆)。 浴槽を触ったら濡れていたんで、きっと入ったのだろう・・・と、判断。 ちゃんと食事をしているのに「まだ食べてない!!」と何度も訴える認知症の方の話を聞きますが、いやぁ自分もついに同じ状態になったか・・・と。 たぶんもう長くは生きられないですよね。年金ももらえないんだろうなぁ・・・。うちの親父ももらえなかった。お袋もさほどはもらわなかったわな。ああ悔しい・・(爆)
Great Smoky Mountains National Park
そんな状態ですので、このブログの目的は、主には自分の記憶の助けのためという位置づけに最近はなっているのですが、それでも一定のアクセスはあるのですね。so-netのアクセス解析を信じるならば、訪問者数で200/day、ページビューで400/dayといったところが平均。もっともこれには検索エンジンの類も入っていると思われ、実際には、どのくらいの人に見ていただいているのか、参考に?していただいているのかはよくわかりません。
それでも記事の内容・・たぶん主にタイトルによってアクセス数に差があるので、それなりに見てくれているんじゃぁないかと想像はしてます。
アクセス数の多いのはカメラネタです。これがまた他の記事とは比較にならないくらいアクセス数が上がるんです。「どのカメラ買おうか悩んでます・・・」みたいな記事が、一番アクセス数が多い(笑)最近のメンフィスシリーズでも、アクセス数が一番多いのが「今回の機材」です(^^;
Great Smoky Mountains National Park
だいたい即日でその記事に直接40とか50とかのアクセスがあるんですね。たとえばメンフィスシリーズの記事でも即日でその程度アクセス数が上がる。そのなかで残念だったのが、グレイスランドの記事で、これが全然アクセス数が上がらない。前後の記事が50、60件を越えても、30件台を低迷。
最初のタイトルが「グレイスランド@メンフィス」。きっとこれがいけなかったのでしょう。おそらく「グレイスランド」というワードに認知がなかったんだと思います。その後、「プレスリー邸」というワードを付け加えました。若干はアクセス数は増えましたが、きっと自動でリンク設定されるようなサイトには最初につけたタイトルが掲載されたままになるはずなので、このままアクセス数はさほど上がらずに終わりそう。写真をふんだんに使って、いちばん力を入れて書いた記事なのに・・・残念!! まぁグレイスランドの情報が必要な人はきっと検索でヒットさせてくれるでしょう・・と期待。
きっと、カメラや撮影のテクニカルな記事をもっと載せたほうが、見ていただく方の期待に添えるのかもしれないなという気はしていますが、そこまで手も気も回らないというのが実情ではあります。もしも定期的に見ていただいている方でご要望あれば善処します(うそだな・・・)
Great Smoky Mountains National Park
最近の話題について久しぶりに・・・ [最近の話題から]
一ヶ月前は、暑い暑いと自宅では冷房を入れたくらいでしたが、最近は寒い日が結構続いてます。昨日は北部では大雪だったようですね。
当地での桜は一ヶ月前に終わりましたが、北部では1週間ほど前がピークだったのかな。ワシントンでの桜祭りもありました。日本から桜が送られてから100年目なんですってね。その記念ということで、桜祭りも盛大だったようです。別の意味で話題になった桜祭りでもありました。休みをとっていけば良かったなぁ。
その石原都知事のサプライズ。やれやれ~、もっとやれ~という気持ちも半分、なぜ今、この時期に?という思いも半分。
今年から日本のTVのニュースなどを見られるようにしたので、そこそこ日本の状況は把握できております。ただ、このブログでは・・facebookやツイッターなども同様ですがですが、あまり時事ネタは書かないことにしています。突っ込みたいことも多々あるのは事実ですが、ブログやSNSでは当たり障りの無いことを言っておくというのがあたくしの信条ですので(笑)
Great Smoky Mountains National Park
とはいえ日本で大きな話題になっていることについて、どういう考えを持っている人なのかを表明しておかないのも気持ちが悪いので、久しぶりに書きます。福井の大飯原発の再稼動。事故のリスクと、電力不足のリスクの比較をして、「稼動しないよりも稼動したほうがリスクが少ないので、動かします」という考え方はわかるんですが、また「国民を騙してる」、「情報を隠蔽してる」という疑惑を増幅させたという意味で、「また、やっちゃった」という印象が強い。
見る限り・・・大飯原発、安全対策は出来て無いですもんね・・・^^; 出来てないけど、「総合的に判断して、稼動したほうがリスクが少ないから稼動させる」というならまだしも、「安全性が確認されたから」という理由はまずいでしょう・・・流石に。意味がわからん。なんでそういう風にしか言えないんだろう。
「対策はこうしました。こんな自然災害が起こるとこうなりますが、被害はこの程度で収まります。可能性は極めて極めて小さいですが、それ以上の自然災害が起こるとこうなります。被害はこの程度です。事故対応の方法も十分に検討されていますので、被害は福島第一ほどにはなりません。でもこの程度は腹をくくって下さい。もしこんなことが起こって今の土地に住めないような状況になったら、代替の土地は当然政府が提供します」くらいなこと言わないとダメなんじゃないですかね。というか、昔から原発って、こういう話なんだとあたしはずっと思っていたんですよ。だからあの事故のあと、安全神話を信じていた人がいたってことにむしろびっくりした。たぶん信じていたんじゃなくて、信じなきゃいけないことにされていたんで、信じていなかったけど、何もできなかったっていう複雑な状況だったと思うんだけどね。そういう「方便としての嘘」はもうやめようよ、というのがフクイチの教訓だったんじゃないのかなと。
関電は再稼動しなくても足りるなんて言うわけが無いよね。だって停電したら凶弾されるのは関電だもの。節電しない国民が悪いなんて開き直れないもの。老朽化しか火力発電所が順調に稼動する保障もどこにも無いしね。だいたい長期休眠してて再稼動した設備ってのは、よく壊れるんだよね~。それよりは原発動かしたほうがリスクが低いと考える、普通はさ。原子力ムラがどうのこうのとか関係なく。
反対するのは簡単だけど・・どうするのかね。橋本さんなんかも、民主党を潰すために、今回の再稼動判断のごたごたを利用しているだけのように見えるしね。うーん、今年は節電頑張るのかなぁ・・関西。猛暑にならないことを望みますが。
長期構想と短期対応をきちんと分けて議論して決めないと迷走するばかり。そもそも長期構想を決めないと、短期対応の結論も出しにくい。先送りすればするほど民間や市民に将来の不安とリスクを背負わせるだけですものね。
Great Smoky Mountains National Park
長期構想ではほぼ脱原発。もともと地震国であり、しかもそれが活動期に入ったと思われる現状において、原発のリスクはやや高すぎるのではないかと感じてる。あたしは技術的、統計的背景を持っていないから、これは感覚的なもの。でも現実に地震の増加は2、3倍ってもんじゃない、だから危険度の増加は従来の2,3倍じゃ済まないことは確実。たいていのひとはそう思っているのじゃないかしら。
その上で、脱原発までの対応として、あたしとしては過酷事故のリスク、災害発生のリスクがある一定レベル以下と判断された原発は再稼動可だと思ってます。もちろんその閾値によっては「一定レベル以下」と判断される原発が一基もない可能性も無きにしもあらずですが(^^; 今は、その閾値を現実にあわせて上げ下げしているようにみえるのが、国民に不安を与えているんだろうね。
あたしは基本的に貧乏性だから、使える設備使わないのもったいないだろ・・って思っちゃうんだよね~(笑)。その辺が工場の技術屋的思考かもしれないけどね。稼動させなくても、安全対策は必要、冷却だって必要。休止中の原発だって冷却止まれば水素爆発だって起こる。使用済み燃料棒もとりあえず今置けるスペースに全部置いちゃう分にはコストはさほど増えないんじゃないだろうか・・・早く最終処理始めなきゃいかんと思うけど。とにかく、どの原発が一番安全度が高いんでしょうね、それも今、よくわからない。危険度高い原発から、廃炉にできるような検討を進めていく。
Great Smoky Mountains National Park
長期構想で「ほぼ」って書いたのは少し迷いがあるから。日本だけなら完全脱原発もコストを考えなきゃできると思うんです。だけど近隣のアジア諸国はそうはいかない・・・んじゃないのかな~と思ってる。それに対するサポート、技術を蓄積している日本が「知らないぜっ」てわけにいかないでしょう。「原発は悪魔だから、あななたちは省電力の生活を今後も続けなさいよ。そのほうが良いですよ、100年経てばそれがよかったっていうのがきっとわかるよ」なんて説得しつづける先進(しちゃった)国のエゴ。悪魔を作るのに加担するのかという意見もあるんだろうけど、作らなければいけない悪魔なら、日本の技術を入れて少しでも安全に出来るならそれもいいと思うんです。もちろん一定レベル以上の安全が担保出来ない場合は原発建設に反対意見を述べることは必要。代替手段として、再生可能エネルギー活用の提案もあり得る(受け入れられる技術があればだけど)。それはビジネスでもあるし、日本の国益にも適うはず。事故が起これば、その影響は周辺諸国に広がるわけだから。そのためにプロトタイプとしての原発が国内にも必要なのかどうなのか・・・・実験機レベルのものじゃなくて、実際に実用機として稼動しているものがだえねぇ・・・まぁ、そんなことは当事者に考えてもらえばいいことだわな。
あたくしは極端な「なんとか派」じゃないので、基本中庸です。ただ、最近はなにが中庸かも日本じゃわからなくなってきてる気もしますが・。
iCloudのフォトストリームを設定 [PC,IT]
iPhoneから画像データをコピーするのが面倒なのでiCloudでフォトストリームの設定をしました。
今頃かよっ!!
はい、よくやく・・・です(^^;
いままでの作業はiPhotoをMacに接続して認識させ、iPhotoに画像をコピーして、さらにiPhotoからデジカメ画像と同じ保管フォルダに写し、それをPhotoshop Lightroomで読み込ませてカタログを作る・・・と、まぁ面倒面倒。iCloudにしたところで、iPhotoから先は変わりませんが、多少なりとも楽にはなります。次からiPhoneで撮影された画像は自動的にMac 側のiPhotoに入っている・・ということになります。というかそんなけのことで・・(^^; 本当はiPhotoをMacに繋ぎ、メモリーカードのように画像ファイルを直接保管用フォルダにコピーできれば一番いいんですけど、そんな簡単なことが出来ないんです。もしかすると出来る方法があるのかもしれませんが、知らない・・・。ほんと、なんともまどろっこしいことで・・・。
Mac側のiPhotoが古いとそれが出来ないのでversionアップ。
そこまでして設定する価値があったのかどうかは・・・微妙(^^;
これまで使っていた「Mobile me」が今年の6月で運用が停止されることになっています。オンラインストレージ機能は「iCloud」に引き継がれないので、これをなんとかしなくてはならないのです。「iCloud」では名前の通りクラウド上にファイルが保管できるのだが、Appleのアプリケーションで作成したファイルが対応しているだけで、他のファイルは対象外。実はこの「Mobile me」のオンラインストレージ、私は結構便利に使っていたのです。自分自身のためのオンラインストレージとして、さらには家庭内共有ストレージとして。
別のオンラインストレージを探すか、なにか別の方法を考えるかしなければならない。ノンビリしていたら期日が迫ってきた。
WebSiteも「Mobile me」のなかにひとつあったので、移そうと思ったらなんと「Adobe GoLive CS2」が動かない・・そうLionちゃんに非対応だったのよ。もうスッカリ使わなくなっていたので気がつきませんでした。2005年のソフトウエアなんだな・・・消そう。
タグ:iCloud
交通博物館@ノースカロライナ [アメリカ観光]
昨日は、ノースカロライナ州シャーロットとグリーンズボロの中間あたりにある「The North Carolina Transportation Museum」まで出かけてきました。その名前の通り、いわゆる交通博物館なので、展示は自動車、航空、船舶も含むのですが、もともとSouthern Railway Company'sの修理整備工場だったとことに作られていることもあって、展示、アトラクションとも、鉄道が中心です。
これまでATLANTA近郊にある東南部鉄道博物館、SAVANNAHのRoundhouseに行きましたが、どちらも朽ち果て感が強かったんですよね。その点、Northのここはそれらよりかなりしっかりと管理、整備できているように見えました。もちろんATLANTAもSAVANNAHもそれなりに味があるんですけどね。
まずは入り口にあるVisitor information Centerでチケットを買います。地図はこっちね。
入場料は$5。「Ride」込みだと$10です。$5で古い客車に乗ることができるんです。これで構内を15分ほど走ります。乗り場はinformation Centerのすぐ横。昨日はSouthern Railway FP7 #6133という機関車が客車を牽引していました。ひょっとすると時々変わるのかもしれません。
小さな蒸気機関車が牽引する列車にも乗れます。こちらのRideは無料。乗車地点は異なりますが、走る距離は客車列車と同じです。
鉄道に関する展示の目玉はRoundhouse。その中にいくつかの車両が展示されています。軍のHospital carとか、郵便車、そして蒸気機関車、ディーゼル機関車。どうやら実際に動かせる機関車もいくつかあるようでした。
Roundhouse 団体客がターンテーブル体験中
Hospital car
この車両を回収、修復したときの記録写真がありましたが、
ほぼ朽ち果てていましたね。
昔を懐かしんで古い文化財を保存しようという機運が盛り上がってきたのは
それほど古い話ではないようです。
奥の赤紫色の機関車がE3 1939年GM製
手前はPiedmont and Northern Boxcab #5103 1913年GM製
下の機関車はかつてNorfolk Southernという鉄道会社で運行されていた長距離特急列車「Southern Crescent」を引いたE-8 #6900です。「Southen Crescent」の文字が見えます。
この列車はニューヨークとニューオリンズを結んでいました。アメリカで最後まで残った2つの民間運営の長距離旅客列車のひとつだったようです。1979年にNorfolk Southernによるオペレーションは終了しましたが、名称が「Crescent」に変更されて、Amtrakのオペレーションで今も運行されています。夏までにはこれに乗って一度ニューヨークに行くつもりです。最寄り駅(といっても自宅から1時間くらい)のから直通でマンハッタンのマジソン・スクエア・ガーデンに着くというのも、なんだかちょっといい感じです。時間はかかるけど。
車の展示はこんな感じ、お約束のT型Fordとか。
航空機の展示は、これもまたお約束のWright Flyer。ライト兄弟が開発した飛行機の復元模型です。彼らが初めて有人動力飛行に成功したのがノースカロライナ州だったのです。
ヒストリック・コスプレ大会 [アメリカ観光]
先週末は、Ninety-six Historic Siteに出かけてきました。恒例のイベントの日・・だったのです。Historic コスプレと個人的は呼んでおります。ここは独立戦争の史跡、砦跡ですが、その頃からある集落であったということで、当時の暮らしを再現するような催しなのです。初めて出かけた昨年のことは、あまりよく覚えていないのですが、今年のほうがプログラムの内容が多いような気がしました。
この方は去年もいらっしゃいました。
いい音色を奏でるんですわ。
サーカス(いわゆる手品の大道芸)、マーチバンドなんていうのは、去年は無かったような。
チェロキー民族(インディアンね)のブースも、去年は無かったと思います。
武器のデモンストレーションは、今年は鉄砲だけ。キャノン砲は無し。
歴史的衣装の皆さんはそれぞれいい味出してるんだな。
じいちゃんも
ばぁちゃんも
ときには死刑も執行中
お父さんが児童虐待で告発されるといけないので「目隠し」を入れてみました。
面白かったのは、インディアンの武器の解説とデモンストレーションでした。
かなり年を召された方が解説してくれたのですが、工夫の数々が興味深い。で、その解説の後にデモンストレーション。吹き矢、弓、そして梃子の原理を利用した投槍(みたいなの)。力の無さそうなじいちゃんなんですが、力をうまく伝え、増幅させる機能を持った武器は、かなりの飛距離、破壊力を見せていました。やるなぁじいさん、いや、チェロキー。
ビジターセンターでは講演会もいくつか企画されていました。
迂闊にも席に座ったところ、それが始まってしまい、出るに出られなくなってしまいました。30分で終わるのかなと思ったら1時間も・・・拷問(T_T)。
なんだかチェロキーに感化されて、翌日の日曜日はチェロキーに。いや本当は、ハイキングにいくつもりだったんだけど思いがけず、パークウェーが通行止めでして(あとで調べたらこの日まで)、その辺うろうろしおて帰ってきたという・・・お粗末ぶり。3時間もかけていくならちゃんと調べなさいよ・・ということなんですが、あはは。
タグ:歴史
夜のストリート徘徊再び at Saturday Night [アメリカ観光]
再びMemphisのDowntown BealeStreetへ。
昨夜はホテルの駐車場に停めっぱなし(これが$25とメチャ高。市内の屋外駐車場にオーバーナイトで停めたほうがもちろん安い。もしかすると無防備な屋外駐車場だと夜中になんかされちゃう可能性もあるのかも)でしたので、駐車場の心配はしなくて良かったのですが、この日はまず車を停める場所を探すのが最初の仕事。
ビールストリート周辺に駐車場はいくつかあります。有人、無人、路上・・・たいていは有料です。$10、11時過ぎると$12、オーバーナイトは$15とか。ビールストリートから離れるほど安いですかね、$5とか。昨日の経験から、それほど苦労せずにビールストリート近くに停められるであろうと踏んでいたのですが、サタデーナイトはそうはいきませんでした。いっぱぁ~い。
夕暮れのWelcome Center
この前の駐車場は、WelcomeCenter訪問者なら無料だから、
最初はまずここに寄るのがいいかも。
ミシシッピー川沿いの歩道を少し散歩も出来る。
ちょっと離れた、たとえばウェルカムセンター近くの駐車場なんかは一台も車がとまってないくらいガラガラなんだけど、夜中に長距離歩いて車まで戻るというのにちょいと不安もナキニシモアラズ(一応あたしだって警戒はするのよ、だって女の子だもん ←マツコかよっ)なので、ビールストリートに隣接した駐車場でしばらく空き待ちしました。
有人の駐車場を除いて、お金を払うシステムはかなりルーズです。中でも一番すごかったのがこのタイプ↓。
この駐車場は利用しなかったんだけど、これを撮るために思わず立ち寄っちゃったくらい(笑)。はたしてこんなんでお金を入れてくれる人がいるのでしょうか。どこかで監視している可能性はあるけど、かなり人の良心に頼ったシステムです。
私が利用した駐車場は機械でカード決済ができるところだったんですけど、これがまたいつまでたっても通信中で処理が進まない。悪いなぁと思いつつ、途中でキャンセルしちゃいました。あのね現金をあまりもってなかったのさ・・あたし。誠意を見せて2回トライしました。しかも11時過ぎまでの料金払ってあげようとした。でも・・・ごめん。
たぶん、止め逃げしてもほとんどの場合、お咎めを受ける可能性は極めて少ないと思われますが、きちんと払いましょう。なにせアメリカでは神様が見てますからね、神様が。たしか日本でもミニチュアの鳥居を置くのが立小便抑制に効果あるんだって聞いたな。はい、どうでもいい話でした。
いやはや、それにしてもサタデーナイトは人の数がすごかった。(前にも書いたが)
人と一緒にいるのはそんなに好きじゃないし、人ごみも好きじゃないんだけど、フォトグラファーとしては人ごみも、猥雑さも、怪しさも、皆好きなのね。ここをさ、何往復もするんですよ。それがたぶん普通の観光客と違うところなんだろうね。ああこの人の雰囲気よさそう・・・と思って後つけたり、シャッターチャンスを狙って、あさっての方向いて暫く待ったりなんかして・・・。傍から見たら、たぶんかなり怪しいだろうねぇ。さしずめ孤独なハイエナというところ。いや雑踏の中の孤独なハンターとでも言っておこうかな。ちょとは格好いい?
怪しいものです、すみません(__)
実はね、博物館とかグレイスランドとかの観光では、フォトグラファーとしてはほとんど仕事はできないんです。撮影許可にはなっていたって、写したものは、あくまでその施設の紹介用としてしか使えないわけで。そういう写真をお金もらって請負っているわけじゃないですからね。このブログ、あるいはfacebookに載せるためだけの写真撮影なの。むしろストリートの徘徊のほうがフォトグラファーとしては主目的なんです。ただストリートの写真のほうも不特定多数の人が写っちゃってるんで、これもまた売ったりして手の届かないところで広く使われちゃうのは支障があるから、お金になる仕事用には避けてる。まぁボチボチと狭い範囲で公開するくらいはええやろ・・と思ってるってのが実情です。
左四つ・・・いや、もろ差し・・もとい・・・Kiss!!
風景写真やネイチャーフォトってのは気楽でよかった・・。たとえ夜中に長時間露出撮影(うわっ、こっれってなんだかいやらしくないですか?)しても木花咲耶姫はモデル料要求してこなかったし。
今回、大失敗は動画でした。初めてX10でストリート動画を撮ってみたんです。昨日は電池が終わってしまってできなかったので二日目の今日が初。 フォーカスをマニュアル、固定にすべきでした。AFが迷ってしまって絵がめちゃくちゃになっちゃった。あと、ストリートの幅が広いので、どうしても視線(カメラの方向)の動きが早くなりがち。もう少しゆっくりと動かさないといけない。これは撮ってるときにすでにわかってはいたんだけど、思った以上にだめでした。
トロリーの駅
デジカメ動画でやるのと、動画専用の小型カメラを体のどこかに固定して撮るのとどちらがいいのかなぁ・・。まぁ滅多に撮ること無いんでデジカメで十分ではあるんだけど、そのデメリットは、動画撮影中に、静止画撮影できないこと。動画撮影用のカメラを手で持っちゃってるからね。動画専用の小型カメラなら左肩とか腰に固定して動画撮影しながら、それとは別に静止画が撮れる。だからストリートの往復回数が1回減らせる(笑)。胸に固定すると、静止画撮影するときに前がふさがっちゃう。頭だとちょっと目立ち過ぎて、パンチ食らうかも(爆)
最後にちょっとグレイスランドネタに戻ります。
これグレイスランド内にあるエルビス専門のサテライト放送局なんです。
こちらに来て買った車に、サテライト放送受信システムがついていて、1年間無料で聞けたんです。ディーラの人にそれを説明してもらったときに言われたのが「エルヴィス専門のラジオ局だってあるんだ」でした。チャンネル19。「メンフィスからお届けしてま~す」っていつもやってる。200局くらいあるなかで、彼が紹介されたのがこのチャンネル。もちろん1アーティスト専門のチャンネルはこれだけです。エルヴィスにはまだそのくらいの力・・というか需要があるんですね
メンフィスからの帰りは、チャンネル19を聞きながら・・・ずっとじゃないけどね、9時間かかるから、ずっとは無理さ。
で、メンフィスへの旅・・・終わりです。
タグ:メンフィス
エルヴィスまみれのホテル Days Inn Memphis at Graceland [アメリカ観光]
いやぁグレイスランド編、渾身の執筆で疲れました(爆)
さて、本日のお宿はこのグレイスランドの隣にある
ここがまたエルビスまみれのホテルでとても楽しい。
フロントロビーはこんな感じで。
部屋はこんな感じです。
でもって、エルビス出演の映画が24時間流されていて、各部屋で無料で見られます。
プールはこんな形をしています。
前にも書きましたが、私はエルビスのファンでも、ロック好きでも、ブルース好きでも、ましてやアメリカかぶれでもありません。が、お勧めです。せっかく、ここに来たのなら、この手のホテルに泊まるに限ると私は思ってます。プールに入るわけでも、映画を見るわけでもないんだけどね。
近くには、ファミレスやら、ピザ屋やら、その他ファストフードのお店が結構ありまして、さほど食事には苦労しないと思います。
でも、あたくしは再び夕暮れそして、
夜のビールストリートを撮りに
Let go back to the downtown !
タグ:メンフィス
プレスリー邸 "グレイスランド"へ [アメリカ観光]
エルヴィスが約20年間暮らしたグレイスランド (Graceland) はメンフィス郊外のダウンタウンから約12マイル、エルヴィス・プレスリー通り3764にあります。1982年から一般公開が開始され、世界で最も訪問者数が多い私邸としてギネスに登録されているそうです。2006年には、小泉純一郎が、ブッシュ大統領とともにここを訪れました。
邸宅の通りを挟んで向かい側に、駐車場といくつかの観光施設、ホテルなどがあり、訪問客はまず、そこにあるチケットセンターでチケットを購入し、シャトルバスに乗って邸宅を見学しに行く・・という仕組みになっています。
チケット売り場には日本語の表示も
いわゆる邸宅以外にも、彼のプライベートジェットとか車の展示館などがあり、それらの見学もセットにしたチケットが販売されています。
マンション・ツアー
いわゆるハウスツアーのみ(墓地含む)/$31
プラチナ・ツアー
マンションツアーに加えて、プライベートジェット、
彼の所有した自動車の博物館などのチケットがセットになっています/$35
エルビスVIPツアー
VIPのための特別展示が見られるチケットらしいです/$70。
プラチナチケットはマンションツアーより4ドル高いだけなので、これがお勧めですかね。「AAA」で10%割引が効きます。オーディオツアーは各国語に対応(HPによると英語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、日本語、ポルトガル語、オランダ語に対応)しており、たぶん「どこから来たの?」と聞かれると思います。
シャトルバスの乗り場で、オーディオガイド用のヘッドフォンを渡されます。「日本語に変えて~」と、渡してくれた人に頼みました。どこかをヒョイヒョイと押して設定を変更してくれましたが、操作の詳細は不明。このオーディオガイド用の機材は、ロックン・ソール博物館も公民権博物館もまったく同じものでしたので、もしもそれらが各国語に対応していれば、同じ操作で切り替えられるはず。web探せば、どこかに操作方法が載っているかも・・・です。
ヘッドフォンを装着しツアーの開始
シャトルバスに乗り込む前に写真を撮られます。これもこの手の施設では恒例。最近ではNo.が記入されたカードを渡されてあとでwebから購入する仕組みになっているところも多いのですが、ここではバスが戻ってくるあたりでプリントしたものを並べて売ってました。近寄らなかったのでいくらなんだか不明。かぁちゃんと一緒のときは買うときもありますが、一人の場合はたいていスルーします。
中庭側から見た邸宅・・・最初正面入り口から入るのですけど、
そちらからは撮り忘れました(^^;
シャトルバスといっても、道路を挟んだ反対側に渡るだけのことですから、あっという間です。邸宅に到着したらオーディオガイドに従いながら各々で見学することになります。同じバスで来た人と、また同じバスで戻らなければならないということもないようなので(たぶんね・・もしかすると混んでるときは指定されるのかもしんない)、時間の許す限り見学していられます。オーディオガイドは全般の説明と、展示物そのものに対する詳細説明の二本立てで、全部聞いていたらものすごく時間がかかる・・・というのは、他の博物館と同様です。
小泉さんがなんか歌ってたジャングルルーム
彼の生前、ラケットボール・コートだった部屋には、
ステージ衣装が飾られ、コンサートの映像が流されていました。
写真撮影は禁止ではありません。それもまたうれしいですね。
最後にエルビスが眠るお墓を通り、ツアーは終了。シャトルバスに乗って戻ります。
ハウスツアーから戻ってから、ちょいと軽食をとって、車の博物館、飛行機、その他の特別展示を見学しました。
まず、エルヴィス自動車博物館
これがかの有名な、エルヴィスが母にプレゼントしたという
ピンクのキャディラック
さらには
これがプライベートジェットのリサ・マリー号(コンベア880)
機内はこんな感じ
もう一機、小型のハウンド・ドッグII(ロッキード・ジェットスター)も展示されています。中ものぞけます。
2012年は、エルヴィス没後35周年に当たるということで、それを記念して二つの特別展示がされています。
ICON: The Influence of Elvis Presley
エルヴィスの影響を受けた、今日の音楽界、
その他のジャンルの有名人が所有する衣装などの展示。
Elvis On Tour Exhibit
1972年に公開されたドキュメンタリー映画
「エルヴィス・オン・ツアー」に関する展示、ビデオの上映。
「エルヴィス・オン・ツアー」は、映画出演のため
しばらく中断していたコンサートツアーを再開する際に作られた
ドキュメント映画です。調べてみたらiTunsで配信されていたので、
復習も兼ねて帰ってきてからレンタルしてしまいました(^^;
VIPツアーではもう一つ「Elvis…Through His Daughter’s Eyes)」という展示が見られるそうです。
それぞれの施設には、いわゆるミュージアムショップが併設されていて、土産物の洪水です。もともとグレイスランドは、維持費のかかる邸宅を保存するために博物館として公開を始めたという経緯もあるので、グッズの売り上げも重要な収入源なのでしょう。
そのようななグッズを眺める(買う?)行為も含めて、ここは1日中エルビスに浸っていられる夢の国です。
見学時間に関しては、ロック好きでもエルヴィスファンでもない私の感覚で、プラチナ・ツアーで半日(最低3時間くらい)はみておいた方がいいんじゃないかなぁと思います。私は13時ちょっと前に入って、閉館17時の少し前までいました。食事時間込みで。
Wikiによれば、2005年に、エルヴィスの遺産相続人であったリサ・マリー・プレスリーは、彼女の父の遺産のビジネス部分の85%を売却。グレイスランドのマネージメントも、エンターテイメント会社であるCKX社に委託したのだそうです。CKX会長のボブ・シラーマンはグレイスランドをディズニー・ランドまたはユニバーサル・スタジオのような国際的な観光テーマパークに変えると発表。彼は周辺の土地をかなり買い占めたようです。
おそらく2006年以前と今では、グレイスランドはかなり変化しているのではないでしょうか。シラーマンの最終目的は、訪問客により多くの時間とお金を使ってもらうため「完全なファンとしての経験」ができるようにするということ。いまの活況を見る限りそれはある程度、実現しつつあるようにみえます。
しかし、エルヴィスも過去の人。彼の人気に頼っているだけでは訪問客の数を維持することは困難なような気がします。今後も多くの訪問者を継続的に引きつけていくためには、彼がミュージックやエンターテイメントの世界で果たした役割にスポットを当て、リスペクトしつつ、コンテンツの幅を広げていくことも必要なのかもしれません。
タグ:メンフィス
エルヴィス・プレスリー@メンフィス [アメリカ観光]
エルヴィス・プレスリー(Elvis Aron Presley)が急逝したのは、1977年のことでした。最近でも、ホイットニー・ヒューストン、マイケル・ジャクソンなど、壮年期のアーティストの急逝が大きなニュースになりましたが、当時、エルヴィスの急逝も大きく報道されたことを記憶しています。亡くなった年齢は、ホイットニーが48歳、マイケルは50歳。それでも十分若いのですが、エルヴィスは、もっとずっと若く、享年42。私の中のエルヴィスは「濃いもみあげと胸毛の暑苦しいおっさん」」のイメージで長年の間固定されていたので、後年これを知ったときには意外な若さに驚きました。もちろん、当時の私にとってみれば「親」の年代ですから、確かに「おっさん」だったことには違いありませんが。
Welcome Centerに、まるでケンシロウのようにスクッと立つElvis
iPhoneで撮ってinstagramで仕上げた写真の出来が結局一番よかった(^^;
1年ほど前、コロンビア(サウスカロライナの州都です)で、ロックミュージシャンをテーマにした写真展(巡回展)が開催されてたんです。そこには、後にビッグにになるアーティストの若かりし頃の写真が数多く展示されていました。もちろん若いエルヴィスも。それは「可愛男の子」でした。ちょっとたれ目ちゃんで、ちょっと弱そうで・・・そして肌なんかツルツルに見えて(笑) そうかぁ、きっと、このルックスでまず人気が出たんだなぁ・・・って、私の中での認識が少し変わりました。
1935年、エルヴィスが生まれたのはミシシッピ州テュペロ。その後、一家はテネシー州メンフィスに転居しました。そして1957年にメンフィス郊外のグレイスランドに移り、1977年にここで亡くなります。終生この地を離れなかったのですね。そして今もこの敷地内にある墓地に眠っています。まさにメンフィスのスター。
ビールストリートの近くにも、こんな像が立ってます
すみません・・・絵を作りすぎました(^^;
かつて・・・吉幾三の吉幾三としての初シングルにして初ヒット曲に「俺は田舎のプレスリー」というのがありましたが、エルヴィス本人も実は生涯南部の田舎モノだったのかもしれません。コンサートの映像などではときおり「南部ではこんなものがあって、こんなふうに言うんだ」なんていう南部ネタを話す部分がみられます。また、エルビスは最初は「The Hillbilly Cat(田舎者の猫)」という名前で歌手活動を始めたとwikiに書いてありました。うーん、これは本当に吉幾三と似たようなものだったような気もしてきましたね。調べてみたら、「俺は田舎のプレスリー」は1977年11月25日発売。エルビスが亡くなった3ヵ月後です。そうだったんだ・・・・。
さて、気を取り直しまして(笑)、世界の大スター、メンフィスの大スター、エルヴィス・プレスリー。その観光の目玉・・・いやファンにとってはまさに聖地ともいえる場所。それがエルヴィスが住み、そして今も眠るグレイスランド (Graceland)です。
その紹介は、この次に・・・って、次かよ!!
タグ:メンフィス
兵のどもが夢の跡 [アメリカ観光]
朝のビール・ストリート。
兵のどもが夢の跡、いっせいに掃除。
この時間帯、結構危険(笑)なんですよね。
なにがって、お金の無い、家の無い方々も、比較的多くたむろなさっておりまして・・・
朝食なぞををお探しになられていらっしゃるというね・・・(^^;
夜なんかよりも、この時間帯のほうが声をかけられやすいんじゃないかな。
そもそもそれ以外の人が少ないから。
良くしゃべるんです・・・どこから来たとか、案内してやるとか、
自分の身の上まで話始めますから・・・で、結局、飯代が無いのだと。
もしも絵になる方だったら、Can I take your picture? なんですが、
絵になる人に限って、話しかけてくれることは無いですね。
もっとも絵になるような方は汚すぎて、話しかけられたくないというのも本音としてはありますが・・
また、話しかける勇気もこちら側にない・・と。
はい、散歩です。
タグ:メンフィス
国立公民権博物館(National Civil Rights Museum) [アメリカ観光]
メンフィス二日目、朝の散歩はリバーサイドまで。ちょうどミシシッピ川の対岸に満月が沈むところでした。折しも貨物を積んだ船が通りかかったので、バランスが良くなったところを見計らってパチリ。
FUJIFILM X10
朝食はホテル内のレストランのバフェで。高級ホテルの割にはリーズナブルなお値段だと思いきや、オレンジジュースが別料金(T_T) ハメられました。結局$20くらいになっちゃった。
ホテルのチェックアウト時間は11時なので、ギブソンが9時から開いていれば、ホテルに荷物と車を置いたまま、十分行って帰ってこれるのですが、土曜日の工場ツアーは11時かららしく、その計画は断念。ホテルをチェックアウトしてから9時から開館している国立公民権博物館(National Civil Rights Museum)にまず出撃。
国立公民権博物館はモーテルを改装して作られた博物館です。実はもともとあったこのモーテル・・「ロレインモーテル(Lorraine Motel)」がアフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者「キング牧師」の最期の地なのです。メンフィスで遊説活動中であったキング牧師は、1968年4月4日の夕方5時頃、306号室の前のバルコニーで狙撃され亡くなりました。39歳・・・若っ。バルコニーには花輪が掛けられ、夕食に出かけるため迎えに来ていた友人たちの車も、当時を再現するように置かれています。部屋の中は博物館の中から見学できるようになっています。
国立公民権博物館(National Civil Rights Museum)
Adult $13.00。
まずビデオを見ます・・(どこでも同じですね)。展示室への入り口でオーディオガイド用のヘッドフォンを渡されます。「オーディオガイドで日本語のものが用意されている」と書かれている記事もあるのですが、英語だけ・・・と言われたので、たぶんそうです。これも全部聞いていると、メッチャ時間かかると思います。で、飛ばすとどこだかわかんなくなっちゃったりする。
黒人差別のバス、再現。
前の席に座ると「黒人は後の席へいけ」と運転手に怒られます(^^;
黒人差別の歴史、公民権運動の歴史が時代を追って展示されています。リトルロックのセントラル高校事件、バスボイコット運動、「フリーダム・ライダー」の爆破されたバス、メンフィスのゴミ収集組合が待遇改善を求めるストライキなど、かなり大規模で、迫力のある展示も多いです。最後は、当時を忠実に復元したキング牧師の宿泊した部屋をガラス越しに見学して終わり。
I am a Man
で、終わりと思ったら実はまだありまして、キング牧師を狙撃した建物。そこもまた展示室になっているのです。一旦外へ出てそちらに向かいます。こちらは、犯人とされた男についての展示が主。
後の建物が犯人がキング牧師を狙撃するために使った建物。
中央下に見える入り口から入ります。
当時は単独犯として処理されましたが、どうやら国家権力も絡んだ陰謀もあったようですね。そんな展示もされています。
ここを見終わったらギブソンへなんて思っていたんですが、相当時間を使ってしまい断念。
こんな写真がシャレで撮れるくらいにはなった・・・ということか(--;
以前書かれた記事には、館内撮影禁止と紹介されているものが多いのですが、
今はこんな表示がされています。
on our social media pagesって書いてあるけど、ブログでもいいやろ・・と(^^;
展示物によっては、「撮影禁止」になっているものもあります。
撮っちゃいますけどね(爆)
タグ:メンフィス
ビール・ストリート@メンフィス [アメリカ観光]
Beale Street(ビール・ストリート)のご紹介・・・と言っても、ガイドブックにも他のサイトにもたくさん紹介されているんで、とくに詳しくは書きません。写真はflickrにもアップしてあります。興味があればご覧下さい。
「ブルースの父」と呼ばれるW.C.ハンディの像
彼の生家がビールストリートの近くにあります
EOS5Dmark2 with 24-105mmF4 IS USM
さて、夕暮れを迎え、ビール・ストリートの撮影はこれからです。実はお腹がかなり空いていたのだけれど、この時間帯、フォトグラファーには食事などに時間を使う暇はないのです。食べられません、欲しがりません、マジックアワーが終わるまで・・・
EOS-5Dmark2に初代EF16-35mmF2.8USMをつけて。
出来の悪いレンズなので新型に買い換えたいのだが、先立つものがない。
出来の悪いレンズなので新型に買い換えたいのだが、先立つものがない。
ブルースのふるさと「ビール・ストリート」・・ライブ・ハウスや土産物屋がひしめくこの通りは、メンフィスを代表する観光資源です。しかし、おそらくブルースが生まれた50年代は、酒、ギャンブル、売春にまみれたいかがわしい歓楽街だったのでしょう。おそらくその活力がブルースを生んだのだと思います。
で、ご多分に漏れず、いかがわしさが一掃されて・・・衰退(^^;
これは対角魚眼レンズでの撮影。カメラはα700。
撮影中はどこまで写っているのか全くわかっていない(^^;
撮影中はどこまで写っているのか全くわかっていない(^^;
今は観光地として再開発された「ビール・ストリート」です。通りの長さは2ブロック。その間は車乗り入れ禁止の歩行者天国状態になっており、入り口はパトカーで封鎖。通りにも警官がごっそり居ます。似たような環境のニューオリンズのバーボンストリートには、それでもかなり「いかがわしさ」が残っているのですが、私が見た範囲内ではこのビールストリートには「いかがわしさ」は微塵も感じられませんでした。いかがわしさを求める方には「バーボンストリート」のほうがお勧めです。
入り口はパトカーで封鎖
ようやく完全に暗くなったので食事。BB king Cafeでライブを聴きながら。ちょうどここが、前の記事で紹介した写真家の事務所があったところだったようです。
実は、翌日、土曜日の夜にも、この通りを徘徊しました。
土曜の夜は・・・レベルがちゃいます。ものすごい人の数でした。ゆっくりとライブを楽しみたいなら、土曜日を避けた方がいいけど、喧噪を味わいたければ土曜日がいいです。車を止める場所を探すのがちょっと大変かもしれないけども。
ごった返す Saturday Night
X10を頭上に掲げての撮影
X10を頭上に掲げての撮影
ロックン・ソウル・ミュージアム [アメリカ観光]
ホテルはPeabodyという、ダウンタウンにある比較的お高いホテルを予約しました。高すぎて2泊は無理なんで・・・一泊のみ。なんでもここは、「The Peabody Ducks march」というのが有名なんだそうです。ホテルの上の階で飼育されているアヒルが、エレベーターを使って朝11時にホテルロビーに出勤し、5時に戻るんですが、大げさに赤いじゅうたんを敷いちゃって、口上を述べたりして、演出するんです。ダックが歩くのは噴水からエレベーターまでのほんの短い距離で、全然たいしたことはありません。でもその時間、ホテルのロビーはめっちゃ混雑します。
ホテルにチェックインしたあと再び外にでて、7時まで開いているRock'n Seoul Museum(ロックン・ソウル・ミュージアム)へ。
ビールストリートの目と鼻の先、ギブソンの工場の向かい側にあります。もともとは、今、ギブソンがある場所にあったようですね。運営は有名な「ハード・ロック・カフェ」。スミソニアン博物館の協力も得て開設されたらしいです。
7時まで開いていてくれる博物館はホント貴重です。5時までとかが普通なんですね。で、朝は9時から。日曜日は午後だけとか、休みとか・・そんなところも多いんです。
最初に短いVTRを見ます。私が入ったときちょうどそれが始まったところでした。チケットを購入すると、オーディオガイド用のヘッドセットを渡され、中へ入れと・・・。慌ただしかったんで、日本語があるかどうかを尋ねませんでした。あとでどこだかのwebサイトを見たら「ある」と書いてありましたが・・・切り替えできたのかも。
展示室へ・・・最初は奴隷の話からはじまります。どこの、なんの歴史博物館でもだいたいそうなんですよね。最初は同じ(^^; 奴隷の仕事歌がブルースのルーツ。そんでもって昔の市民の生活・・・ラジオとか・・・でかっ!! 、ジュークボックスとか・・・写真、楽器、衣装・・・もろもろの展示。
展示室の各所に番号が記載してあり、その番号を打ち込むと解説が聞けます。これ、かなりあるんで、全部聞いていたらめっちゃ時間がかかります。アメリカ人も全部は聞いていないようでした・・・だよね(^^;
そうそう、音楽も聴けるんです。そのオーディオガイドで・・・。
また、多くのウエブサイトにこのミュージアムは館内の写真撮影が禁止と書いてあるのですが、フラッシュ禁止、ビデオ禁止に変わっていたようです・・・・だったような・・・たぶん、きっと。
地元で活躍した写真家の紹介などもされてました。どうしてもこの手の展示に目がいってしまいます。写真の学校を作った方らしいです。
サン・スタジオ [アメリカ観光]
サンスタジオ (Sun Studio)は1950年にオープンしたレコーディングスタジオ。ロックの草分け的スタジオであり、プレスリーが最初にレコーディングをしたスタジオ、そして最初に契約したスタジオです。
サンスタジオ
今はアメリカ合衆国国家歴史登録財、アメリカ合衆国国定歴史建造物などに指定され、多くの観光客が訪れます。ツアー料金は$12。古い機材や楽器、写真が展示されている2階と、スタジオを見学します。
駐車場は建物の裏にあります。入り口を入るととても狭い部屋の中は、cafeと土産物売り場になっていいます。ツアーのチケットはcashierで。土産物売り場の奥からツアーはスタートするので、指定された時間になったらそこで待ちます。ツアーの案内は若いお姉さんでした。
店内の様子
まずは2階から、展示品を前にお姉さんがいろいろと説明してくれます。これがまた珍しいくらいのとっても聞き取りやすい英語。ただですね・・そもそもあたし英語の単語の意味をろくに知らないのでよくわからないんですよ(爆)。まぁ、あれです、サンスタジオの歴史。囚人によるグループがあったとか、おもろいミュージシャンがおったとか、そんな話を織り交ぜながらですね。
当時の機材として「Memphis Recording Studio」のイルミネーション
あと、もちろんエルビスがスタジオを訪れ、サン・スタジオの創業者サム・フィリップスの秘書マリオン・ケイスカーにその才能を見いだされた時の話。エルビスはここで4ドルを払いレコーディングをしたそうです。当時のスタジオの名称は「メンフィス・レコーディング・サービス」。もともと才能に恵まれながらも資金がなくレコーディングできないというミュージシャンたちのために開設されたスタジオだったようです。話だけではなくて、途中でこのスタジオでレコーディングされた曲を流したり、なかなか変化に富んだ解説でした。
ブルース界の巨人、B.B.Kingのサインの書かれた椅子
次に階段を降りてスタジオへ。ぼろい・・・(^^;
さすがは歴史的建造物です。
ここでは、壁に展示されている写真を見ながら、そしてまた曲を流しながら解説。
ただ、その曲を聴いてノリノリなのは解説のお姉さんだけで、ツアーのお客さんは意外なほどノリが良くなかったです。
「これがエルビスがレコーディングした当時使っていたマイクよ〜。触ってみてもいいわ〜」で、ツアーは終了。
あとは三々五々こんな感じでした。
rock'n'roll!!
タグ:メンフィス
メンフィスへの旅「今回の機材」 [カメラ&写真]
恒例〜、「今回の機材」(メンフィス編)。
今回はスナップ中心なので、主力機はFUJIFILM X10です。
FUJIFILM X10でのスナップ。フイルムシミュレーション「ベルビア」で。
一眼はEOS 5Dmark2。X10は広角側が35mm換算で28mmまでしかないので、基本的には16-35mm/F2.8を装着して広角でのスナップをフォローします。また博物館の中の様子を説明的に撮影するときにも重宝します。
EOS5Dmark2 with 16-35mm/F2.8L USM
本来、これだけで十分なんですが、今回は車なので荷物の制限がないので、α700も携行。レンズは夜のスナップ用の50mm/F1.4、さらに対角魚眼でスナップに挑戦。ざっとこんなところです。
α700 with 50mm/F1.4
やっぱりちょっと長すぎるんで、活用の場面はさほど多くない。
タグ:メンフィス
ロックとソウル発祥の地、メンフィスへ [アメリカ観光]
先週の金曜日がGood Fridayで休日であることを、その週の月曜日に気がつき、あわてて決めた行き先はテネシー州メンフィス。Good Fridayは公的祝日ではないのですが、当地では休日です。そのかわりPresident's DayとかColumbus Dayとかは休みではありません。Good Fridayの翌週はSpring Breakで学校がお休みです。
Tennessee Welcome Center
さて、メンフィス。音楽に詳しい方ならすぐにピンと来ると思います。ロック、ソウル発祥の地。ロックの帝王、今は亡きエルビス・プレスリーのホームタウンでもあります。ギターのGibsonもここです。なんでも忌野清志郎がメンフィス名誉市民ならしいです。ソロのセカンドアルバムのタイトルが「メンフィス」なんですね。で、ここでレコーディングされたらしいです。数年前、中島みかも名誉市民になったんだそうです。随分と名誉市民を安売りしてるんだなぁ・・・(^^;
Welcome CenterではB.B.Kingもお出迎え
でも私は2年前までこの町の名前すら知りませんでした。音楽は好きなんですけど、それほど造詣が深いわけではないんです。日本に住んでいて、たとえば800km離れた町に、ある有名ロックスターの記念館があったとして出掛けるかと言われれば・・・きっとわざわざは出かけません。なにかのついでならともかく・・ですがね。でも、広いアメリカ・・・我が家から800km圏内の見所は・・・なんて探しても限られちゃうんです。たとえば東京に住んでいたら、きっと一生東京から出なくても観光地に不自由しないんじゃないか(ちょっと表現が大げさだけど)と思うけど、アメリカ南部じゃそうはいかないのです(それでもアメリカ人はあまり旅行しないみたいですが)
さて・・・と、にわか仕込みの薀蓄を語りましょう・・・短めに(爆)
黒人音楽をその源流とするブルース、ジャズ。これらの音楽はミシシッピー川を北上するようにアメリカ大陸に広がります。ミシシッピー川の下流にある町がジャズ発祥の地とされるニューオリンズ。中流のテネシー州にメンフィス、さらに上流のミズーリ州にセントルイスと、ミュージックシーンに重要な役割を果たした有名な都市があります。さらに北には大都市シカゴ。シカゴジャズ、シカゴブルースなんてのも有名ですよね。
Memphis Rock “n” Soul Museum
一方、西欧・北欧・東欧系の移民が持ち込んだ音楽が東海岸から内陸に浸透、東部、南部の地元の音楽の影響を受けながら発展したというルーツを持つのがカントリー・ミュージックです。このカントリー・ミュージックの聖地とされているのが、メンフィスと同じくテネシー州のナシュビルです。メンフィスからは東に200マイルほど。昨年訪れたナシュビルにあるカントリー音楽の殿堂には「エルビス」の展示もありました。彼が広めたロックはカントリーが進化した一形態ということなのです。
南から黒人のジャズ、リズム・アンド・ブルース、東から白人のカントリー、ウエスタン。親潮と黒潮がぶつかり合うように、このテネシー州でこれらの音楽が融合し、新しい音楽が生まれ、発展したのは地勢上の必然だったのかもしれません。
Sun Studios
King of rock'n'roll、Elvis・Presleyはこの地、メンフィスにあるサンレコードからデビュー。彼は、有名になったあともこの地に住み続けました。郊外にある邸宅「グレイスランド」には墓地もあり、今も多くのファンが訪れる大観光地になっています。
グレイスランド内にあるエルビスの墓地
この他、音楽関連の見所としては、メンフィスのダウンタウンにあるBeale Street(ビールストリート)。ライブハウスの密集するこのストリートはメンフィス観光の中心と言ってもいいでしょう。近くには、Memphis Rock “n” Soul Museum(メンフィス・ロックン・ソウル博物館)、ツアーで見学できるGibson Guitar Factoryがあります。ダウンタウンからは少し離れますが、Sun Studios(サン・スタジオ)、Stax・Studioを再現して同じ場所に建設されたStax Museum of American Soul Music(アメリカン ソール ミュージック博物館)などもファンには見逃せない観光地です。
音楽以外で忘れてはならないのが、この町がマーチン・ルーサーキング牧師が暗殺された地であるということです。殺害現場であるホテルは改装されてThe National Civil Rights Museum(国立公民権博物館)となっています。
ダウンタウンにはクラシックな路面電車も走り、良い雰囲気です。それだけでも一日撮っていられそう。
市内を走るtrolley
1日目
早朝自宅を出て2時過ぎにメンフィス着。テネシーウェルカムセンターに寄ってから、ダウンタウンからは少し離れたサンスタジオへ。ツアーで見学してから、ちょいと奮発したダウンタウンの高級ホテルにチェックイン。5時からのダックマーチにギリギリ間に合いました。その後、午後7時まで開いているロックン・ソウル博物館を見学。ミシシッピー川の対岸に沈む夕日を見ながら、リバーサイドストリートを少し歩き、ビールストリートへ。
2日目
朝、リバーサイドストリート、ダウンタウンを少し散歩。ホテルに戻ってバフェで朝食。チェックアウトしてから国立公民権博物館へ。午後は全部グレースランド。グレースランドの横のホテルに宿泊。夜は再びビールストリートへ。
3日目
8時発。ひたすら帰路。アトランタで買い物と夕食。
もう一日欲しかったですね・・・路面電車含む市内のスナップをもう少し。そして、ギブソンの工場。アメリカン ソール ミュージック博物館にも行けたでしょう。
タグ:メンフィス
妄想 for the Next generation Camera [カメラ&写真]
Siriだとか、しゃべってコンシェルだとか、音声入力、認識技術が上がっているのだなぁと感じていたのと、最近のカメラの高機能化について考えていたら、急に妄想してしまったので・・・忘れないように書き留めておきます(なんじゃそりゃ)。
これからカメラはどこに行くのか・・・
高画素化、高画質化、高感度化、高速連写、ブレ防止、などという基本機能の向上に加え、顔認識、自動パノラマ画像生成、自動HDR画像生成などの、処理技術の搭載、そして向上。初心者向けとして搭載されていると思われるシーン別撮影モードにしたって、沢山ありすぎちゃってもう機能としては常人には使いきれないところまで来てしまったというのが実情なんじゃないかと思うんですね。
これね、もうちょっと画像認識、画像解析機能を強化して、さらにできれば音声認識機能を追加しちゃったりなんかして、インタラクティブにカメラとやり取りして撮影できる機能を搭載してみたらどうなのか・・・と。
シーン1:白い教会の前での女子ポートレート・・・・
カメラ「ずいぶんと明暗差が大きい被写体ですね」
撮影者「白い建物の前のポートレートなんだ」
カメラ「右の暗い部分が人物ですね。そこを適性露出にしないと」
撮影者「うん」
カメラ「背景を白く飛ばすハイキートーンにしますか。それとも補助光でストロボ当てますか?。それともHDRにしますか?」
撮影者「うーん」
カメラ「とりあえずハイキートーンで撮ってみましょう」
撮影者「綺麗だね。もっと明るくしてもいいかもしれないな。」
カメラ「では、もうすこし明るめに撮ります。いかがですか」
撮影者「うん、綺麗だ」
カメラ「撮影された画像を解析しました。暗部と明部のバランスを考えると、ハイキートーンの場合もう少し背景の白い部分を増やしたほうがいいと考えるのですが、いかがでしょう?」
撮影者「そうなんだ、もうちょっとカメラを上に向けたいんだけど、木の枝が入ってしまって汚くなるんだ」
カメラ「それはフォトショップで消せるかもしれません。とりあえず、その構図でも撮影しておくことをお勧めします」
撮影者「そうするよ」
撮影者「そうだ、背景が教会であることがわかる写真も欲しいな」
カメラ「では、HDRで撮ってみましょう。露光設定はあなたがやりますか?わたしがやりますか?」
撮影者「まかせるよ」
カメラ「三脚を持っているなら使ってください。ブレ防止はOFFにしてください」
撮影者「準備できたよ」
カメラ「3枚撮影します」
みたいな・・・
このくらいのこと・・・既に出来そうな気がします。
全部オートに任せるのではなく、インタラクティブであることがポイントです。もっとも一年みっちりこのカメラ使ったら、アシストは要らなくなるような気もしますが。
ときどき設定ミスするんですよ。ISO感度が高感度のままになってるのに気がつかずに、日中の風景撮っちゃうとか。絞りとシャッタースピードちゃんとチェックすりゃ気がつきそうなものなんですが、あれっ何か変だな?と一瞬思うだけでそのまま撮っちゃったりするんです。そんなとき、「高感度設定のままでいいの?」と一言言ってもらいたいという思いは実際にあります。とはいえホントにしゃべったらウザイかも・・ですが。
まぁ流石に、上に書いたような撮影アシスト機能は要らないし、そんなカメラ欲しくもないんですが、でも作ってはみたい(爆)
プロフォトグラフファー監修の「○○先生の撮影アシスト機能」が有料でダウンロードできて、それ風の(爆)撮影アシストが受けられる。写真家本人の声でといきたいんだけど、録音大変だからいいや。合成音声でそれっぽく近づけることにしよう。でもって、先着100面様に限り、実際に写真を送ることで添削も受けられる(2点まで)特典つき・・と。
撮影者「渓流です・・先生の作品「流」みたいに撮るにはどうしたらいいのでしょうか」
カメラ(アシストby諏訪先生)「長時間露光をしなくてはなりません。NDフィルターを装着して下さい。そしてカメラを三脚に取り付けてください。」
撮影者「あ、そうなんだ、実はNDフィルターは持っていないんです」
カメラ(アシストby諏訪先生)「それでは撮影できません。次の機会にしましょう。そのときに備えてNDフィルターを購入してください。ヨドバシ.comのサイトに移動して、今お使いのレンズのフィルター口径のNDフィルターをお探しします。ありました。カートに商品を入れますか?」
購入をアシストした写真家にもお金が入る仕組みにしましょう。
どうだ!!
新緑のテーブルロック・マウンテン [アメリカ観光]
今朝は、そこそこの天気だったのですが朝は出かけず、6時30分からの女子サッカーの中継を見てしまいました(^^;
えっと・・・これはハーフタイムに撮影。(自宅前)
TV観戦後、ノースカロライナとの州境に近いTable Rock Mountain州立公園を目指します。当地から2時間弱。麓のあたりの新緑が狙いでした。上まで登るつもりは無し。去年登ったしね。
Lake Oolenoy の湖畔にあるVisitor Centerにて、
FUJI X10 での360°スイングパノラマにトライ。
Goodだけど、360°ってちょっと大変。
歩いたのはPinnacle Mountain Trailのショートカットループコース。一周1マイルちょいくらいの短いトレイルです。写真撮りながら・・・NDフィルタなども多用したから随分時間を使って・・・2時間くらいかけたでしょうかね。そんな感じ。
ND400を使って・・・
新緑の進み具合はほぼ予想通りの状況でしたが、麓のあたりは針葉樹が多く、新緑としてはいまいちだったかな。早めに来て少し上まで登るというのが、きっと写真的には最善手だったでしょう。出遅れたのが悔やまれますが・・・まぁいいや。
初夏の日差しだね
まぶしい
映画「はやぶさ/HAYABUSA」(2011年 20世紀フォックス) [映画の話]
映画「はやぶさ/HAYABUSA」がiTunesでレンタル開始になっていたので見ました。
昨年公開された竹内結子の出てるヤツです。
とすっかり前から知ってようなことを書いてますが、実はあたくし「はやぶさ」をよく知りませんでした。地球に帰還した2010年6月、日本ではかなり盛り上がっていたと風の噂では聞いていたものの、具体的になぜ盛り上がってるのかはよく知らなかったんです。もちろんネットで調べりゃ分かったんですけど、それほど興味がわかず・・というか、引っ越ししてすぐで慌ただしくてですね・・ほっておいたんです(笑)
そのうち分かるだろうと思って、あえて調べなかったってのもあるんですけど(^^;
どんな状況だったのか・・・この映画を見てだいたい分かりました。
そういや、随分前に、あの落花生のような形の小惑星の写真を見たっけなぁ・・・と思い出した。あの写真と”はやぶさ”すら自分の中で重なってなかったくらい興味がなかった。ほら〜宇宙の研究ってさぁ、すぐに役たたないじゃないですか。シャトルくらい地球のすぐ近くの宇宙ならいざ知らず、遠い惑星まで行って・・・なんてのはさ。なんで、忘れちゃう(笑)
まっ、しかし、ああいう経緯なら、そら、感動するわね。
映画でなくて、田口トモロヲのナレーションでも十分泣けるだろう。
ブームに乗ったれ!!って、ことだと思うんですけど、3本の映画が制作されてます。しかし、いくらなんでも3本はちょっと多すぎでないかい?と思います。節操ないですね。東日本大震災と原発事故をテーマにした映画はどこが作るんだろうね。大手で企画してるって話は聞いたこと無いけど・・どこか作っているんですかね?? 流石にまだヤバすぎて手がでないのか(^^;
Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.
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BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記