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Kodak chapter 11申請 [最近の話題から]

Kodakが、ついにchapter 11を申請。

ニュースとともにKodakの歴史が紹介されることも多いです。

デジタルカメラを最初に開発・・・とか。

知らなかったですね(^^;
調べてみると、1975年12月にイーストマン・コダックの開発担当者Steve Sassonが世界初のデジタル
カメラを発明したんだそうですね。

こんなものらしいです。
寄せ集めパーツで組み上げたものらしく、かなりデカイです。

実際にまともな形態のデジタルカメラを始めて世の中に発表したのは富士フイルムです。1988年のフォトキナでした。これもやはりフイルム会社であったというところが、おもしろいところです。実際の製品も「フジックスDS-100」として1991年に発売しています。

1980年代には、「電子スチルカメラ」は既に市場に存在していました。名前としてはソニーの「マビカ」がよく知られています。これをデジタルカメラと混同される方がいらっしゃるのですが、これらは「アナログ記録型電子スチルカメラ」で、電気信号をアナログ記録・・・アナログのビデオと同じようなものですね・・・するものです。

当時は、記録方式がアナログが、デジタルかなんて意識は私にはありませんでしたが、いずれにしろ、将来、確実に画像は電子化されるだろうなとは思っていました。むしろもっと早く電子写真の時代が来るのではないかと思っていたくらいです。

もちろんKodakだってフイルム時代が永遠に続くなんて思ってなかったはずですよね。

コンパクトデジタルカメラブームの先駆けとなったカシオQV10(25万画素)の発売が1994年。
初の100万円以下の一眼デジカメNikon D1(270万画素)の発売が1999年
キヤノンのEOS-1D(415万画素)の発売が2001年

Kodakもデジカメには随分力を入れていました。コンパクトタイプからプロ用まで幅広く手がけていた。デジタルの波には乗ろうとしたんですよね。でも乗っても儲からなかったので、徐々に萎えていった・・・っていう感じでしょうか。

私が始めてマトモな画像が撮れるデジカメを手に入れたのは2000年でした。機種はSONY DSC-S70(300画素)。
でも300万画素で撮ってしまうと、メモリやHDの容量は食うは、PCの処理が遅くなるわという状態で、最高画質で使うことは意外と少なかったと記憶しています。まさに隔世の感。

当時私はフイルムスキャナーも既に所有していたので、ネットに写真をアップするにしても、メインはやはりフイルムでした。フイルムとデジカメの画質比較。何画素以上だと35mmフイルムの画質を超えるかとかいうような議論が懐かしいです。

当時、私はと言うと、1992年に4×5フィールドカメラを購入。その後も中判カメラを買い足し、デジタル化とは少し違う道を歩いていました。でも今は100%デジタルです。

80年代のモノクロの自家現像、プリントから始め、フイルム時代のピークに、「大判」「中判」の世界に足を踏み入れることができた私は幸せでした
Kodakにも幸あれ・・・無い?

タグ:Kodak
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X-Pro1が日本国内でも発表 [カメラ&写真]

FUJIFILMミラーレスシステムカメラX-Pro1が日本国内でも発表になりましたね。

いいと思うんですよ。

ミラーレスは一台持って置きたいんですよ。

う~ん、でもね~

139.5(幅)×81.8(高さ)×42.5(奥行)mm、重量が約450g 
ミラーレスとしては・・・デカイですよね。

価格もお高いし。¥150,000 

ファインダーもマニアック過ぎるし。

シャッターボタンと、シャッター速度ダイヤルと露出補正ダイヤルの佇まいには涙が出そうですが、冷静に考えれば必要はないですし。

あたしには、ここまでの高性能もいらない。

なんです、なんです、そーなんです。

それに、たぶんこれ、単焦点レンズを取り付けることになるんですよね。
最初に発売される3本も単焦点。

35mm判換算27mm相当の「フジノンレンズ XF18mmF2 R」とかを買うことになるんだろうけど、¥54,800 (税込)。合わせて約20万円。

それでもね、使用目的は限られるわけで・・・・。

あたし自身には有り得ません・・・基本、貧乏人なので。

皆様どうぞお買い求め下さい。

とても良いカメラだと思います。

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Martin Luther King, Jr. Day と Gone With the Wind [アメリカ観光]

1月の第3月曜、16日は、"Martin Luther King, Jr. Day"でお休みでした。

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア。
I Have a Dream”の演説で有名な、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者
彼が生まれたのは1929年1月15日。

アメリカで個人名を関した祝日は、Columbus DayとこのMartin Luther King, Jr. Day。Columbus Dayはコロンブスというよりも(白人による)アメリカ発見の記念日なので、純粋に個人に関する祝日はこの"Martin Luther King, Jr. Day"だけです。

アフリカン・アメリカンに対する、少々異常な配慮・・というような気がしないでもないですが・・・(^^;

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ビジターセンター

ジョージア州アトランタには生家が残ります、そこは国立史跡に指定され、夫人とともに眠るお墓もその側にあります。

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マーティン・ルーサー・キング・ジュニア氏 生家

そんなわけで、ということもないのですが、先週の土日(14,15日)はアトランタに出かけてきました。

立ち寄ったのは、このキング牧師の生家を中心とする公園と、Road to Tara Museum、そしてストーンマウンテン。Road to Tara Museumは「風とともに去りぬ」に関する小さな博物館。ストーンマウンテンは世界最大の花崗岩の一枚岩であり標高513mの山。この山の名前は、件のキング牧師の演説の中にも出てきますね。

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キング牧師の生家は前にも1月に訪れたことがあったのですが、この記念日からは少し外れていたのと、かなり遅い時間だったこともあって、観光客の姿はそれほどありませんでした。今回は14日に訪問。混んでました。たぶんこの3連休が一番混む週末なのでしょう。トランタにおいては、日本に通用する・・・知名度のある人の(^^;・・観光地だと思いますので、アトランタに来られたときには立ち寄られると良いと思います。ビジターセンターは入場無料。生家のツアーの申し込みはビジターセンターで。周辺一帯の整備も行われているようで、消防署?資料館みたいなのもありました。

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お墓


「風とともに去りぬ」の舞台の一つアトランタには、これに関する3つのMUSEUMがあります。

アトランタ市の中心地付近にある”マーガレット・ミッチェル・ハウス記念館
アトランタ市の北、マリエッタという町にある"マリエッタ風と共に去りぬ博物館"

そして、もうひとつが、今回初めて訪れた"Road to Tara Museum" これはアトランタ市の南、ジョーンズボロという町にあります。ここ、Jonesboroはタラのモデルになったとされている町です。

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JONESBOROのビジターセンターも兼ねている "Road to Tara Museum"
もとは鉄道の駅だったと思われます。

小さな博物館だということでさほど期待していなかったのですが、衣装など映画関連の展示がかなり充実。意外とよかったです。日本人観光客も多いようで、日本語パンフレットが用意されていました。文盲の身としてはたいへんありがたい。もし出かけたれた際には、受付でそれがあるかどうか尋ねてみてください。

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展示室内部の様子です。狭いんですが・・・展示物びっしりです。

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こんな展示も

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JONESBOROの史跡ツアーなんてのも企画されておりました。


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2011年の地震分布図 [アメリカ生活]


ずいぶん前にこんな動画を紹介されて、
いやいや、これは良くわかるなぁ・・・と思いました。

2011年に起こった地震を動画で。




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東日本大震災からもう10ヶ月 [ひとりごと]

東日本大震災からもう10ヶ月過ぎましたですねぇ・・もう直ぐ1年。
復興進まない、被災者の生活の建て直しはままならない、原発事故に関してはよくわからない収束宣言こそ出されたものの、種々の調査によって被害の状況が徐々に明らかになってきた・・・いや、・・「調査結果の開示によって」かな(^^; ところです。

NHKが原発事故の検証番組を年末年始にいくつかやってましたね。ようやく日本のTV番組がみられるようになったので、この手の番組はできるだけ見るようにしています。ときどき録り逃がしますけどね・・(^^;

もちろん、いまさらなんだという批判もあるんでしょうけども、比較的、淡々とやっていて良いような感じはします。とくにこないだの海や河川、湖の汚染のやつなどね。あれ、その汚染の影響が人体に・・・って話をやった時点で、めちゃめちゃになりますからね。この手の内容は事実だけ報道するのが良いですよ。低線量被爆の影響が大きいという立場の人、そしてその逆の立場の人、それぞれお互い聞く耳もたないって雰囲気だもんね。今はこのGapが大きい。

日本のメジャーな?有識者の間では概ね年間100mSv以下のいわゆる低線量被爆によっては、発ガン率の増加はほとんど認められないだろうけど、安全を考えて、しきい値」なしの直線仮説を認めてるというのが主流のようですね。

逆に広島でもチェルノブイリでも低線量被爆でも大きな影響があったというデータを出す人もいるし、米国科学アカデミーも5年間で100ミリシーベルトの被曝でも約1%の人が放射線に起因するがんになるというまとめをしてたりする。

一方では低線量被爆は体に良いという人もいる。

これってきっと人にもよるんでしょうね。普通に考えてさ、細胞の修復機能の強い人も弱い人もいるだろうし。お酒と一緒で、あたしみたいに少量で悪影響出る人もいるし、少量なら健康に良い人もいるんだよ、きっと。

だからさぁ、今回の事故の健康影響の追跡調査の結果、低線量被爆の影響がさほどでもなくて、もしかしたら健康に良い影響があるかもしれないなんてことを、TV番組でじゃんじゃん紹介しだしたら、あの汚染コンクリート使ったマンションの1階なんか、凄く人気がでるかもしれないよね。2倍の賃料取れたりして。「このマンションで私は癌から生還した!!」なんてさ。いっそ改修してホスピスにしちゃったりして。

はい、すいません、おちゃらけました。

いずれにしろ、今、とにかくわからんうちは、出来る範囲で被爆を避ける努力はしたほうがいいのでしょう。
ときどき、福島の放射性物質降下量のデータをみたりするんですけど、希に増加するのね・・。
これはフクイチから出てるわけではなくて、地上に降り積もったものが舞ったりするんだという説明がされてますが、要するに舞ってるっていうことなんで、そういう意味で風の強い日とか、砂や埃の溜まっているところ、舞いやすいところってのは、注意が必要なんでしょうね。よく落ち葉が溜まってるところあるじゃないですか、ああいうところはきっと多いんでしょうね。

危険をめちゃめちゃ煽るのもどうかと思うけど、あまり安全だ安全だというのにも首をかしげる。発言するほうも、それを受け取るほうも難しいね。

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みすぎ・・・ [アメリカ生活]

日本のTV番組を見られるようにしたら、アホのように見てしまいました。
「マルモのおきて」も結局1日3話づつ全部見てしまった。
CM部分を早回ししたものの、10時間以上の時間を費やした・・・いいのかこれで・・・と自己嫌悪。

私はTVを録画して見る習慣が全くなかったので(自慢ではないが、そんなことはしたことが無かった)、日本では時間の都合で見れなかった番組や、見逃した番組はそれっきりであったのだが、録画してしまうとついつい見てしまうのである。

ほどほどにしたいな・・・(-_-)

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画像処理 [カメラ&写真]

今時当然の話ですが、私がFlickrなどにアップしている画像は、撮影された画像をそのままリサイズして出しているわけではありません。一般にはレタッチ、画像処理などといわれるなんらかの処理を施してから、アップしているものがほとんどです。逆にいうと、そのような処理をする前提で撮影していると言ってもいいかもしれません。

フイルム時代は、後工程が決まっているリバーサルカラーでの撮影では「作品は現場で仕上げる」ものでしたが、今や現場での撮影は、素材としてのデータを収集するものというような感覚に変わってきています。HDR処理を前提にした撮影などはとくにそう。それがいいことなのか、悪いことなのかよくわかりませんが・・・現実にはそう(-_-)

画像処理で、絵がどう変わるのか・・・あまりご存じない方もいるかもしれないので、ご紹介します。
これはかなり極端な例ですけどね。

その1
 これはLas Vegasからグランドキャニオンへのフライトツアーで撮影したモノです。窓側に座って居なかったこともあり、記録程度にコンデジで撮った写真はスカスカのぼんやり画像(左)なのですがPhotoshopのplug-in "Topaz Adjust"というソフトウエアを使って処理をすると、右のような画像に。 これなら鑑賞に堪えるとぞと判断し、Flickrにもアップしています。

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その2
 これはLas VegasのHotel "ベラージオ"のXmasシーズンの飾り付け。米国では公共の場所での"Xmas"と銘打ったイベントや飾り付けをすることはかなり減ってきているようで、Las Vegasのホテルでも、これだけ派手な飾り付けをするホテルは今は珍しいらしいです。左の写真は、このホテルでのナイトショーを見に行ったついでにちょろっとスナップしたもの。これを後処理できらびやかに見えるように修正しています。
これはトーンを調整した画像に"Topaz Adjust"処理。さらにレイヤーを使ってライト部分に輝きを付与して仕上げています。噴水が消えてしまっているのにはあとで気がつきました・・・失敗(^^;

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コダックの危機 [カメラ&写真]

コダックが、ニューヨーク証券取引所から上場廃止の警告を受けたと言うニュース。そして、それに引き続き、破産申請の準備に入ったというニュースが年明け早々飛び込んで来ました。昨今、報道されている状況からこれらは時間の問題であることは明らかでしたから、いまさら驚きはしませんが、写真、映画の世界で一時代を築いたコダックですから、感慨深いものはあります。

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ジョージ・イーストマン・ハウス@ニューヨーク州ロチェスター
  コダック創設者のお屋敷、内部は写真博物館になっています。
残念ながらこのときは時間が無くて入らなかった。
  日本には小西六兵衛住宅なんてのは残ってないよねぇ・・たぶん。

コダックは銀塩フイルム時代、写真産業、そして映画産業を代表する企業でした。別の観点では、日本がアメリカに憧れた1950~70年代、まさに、そのアメリカ文化を代表する企業の一つとして我々にインパクトを与えてきたのではないでしょうか・・リアルタイムでは知らないけどね(^^; 

私も写真を始めた頃(1980年代初め)に使っていたフイルムも、同社のコダクロームであり、エクタクロームでした。
当時、富士のリバーサルフイルムはまだ「駄目」でしたから。

世界の写真業界・・・フイルムの売り上げは、1990年代にピークを迎えるんですよ。そこから10年で1/10・・・さらにそれ以下になってしまうという世界。

御存知の通り、感光材料というのは設備産業でして、大きな特殊な生産設備が必要なんですな。数量ピークに対応できる生産設備を持った状態で、それがあっという間に要らなくなってしまった。

そんな状況の中、2004年から2006年にかけて、大手写真用感光材料メーカーが相次いで写真事業から撤退します。

 アグファ
  2004年 別会社アグフアフォトを設立しフィルム部門を売却。
  2005年 アグフアフォト破産
  アグファ・ゲバルト本体は印刷機材、医療機器、マイクロフィルム、
  ポリエステルなどを製造する企業として存続中。
  写真関係もブランド名だけは残っており、カメラやモノクロフイルム、
  印画紙などが販売されている。

 イルフォード
  2004年 破産
  2005年 ハーマン・テクノロジーとして再編。
       インクジェット生産部門を王子製紙グループが買収。
       →2010年にParadigm Global Partners LLPに売却。
  モノクロフイルム・印画紙等生産中
 
 コニカ
  2003年 ミノルタと経営統合
  2006年 全ての写真関連分野から撤退
       写真関連事業を大日本印刷(DNP)に売却
       2009年フイルム生産から撤退。

これ以外にも、ブランド名だけを残し、生産からは撤退したメーカーもあります。

この時期を乗り越えた2社(富士コダック)は、2006年にあいついで「写真事業を存続します」という内容のメッセージを市場に向けて出しました。といいながらもその年、「富士写真フイルム」は持株会社制への移行に伴って、社名を「富士フイルム」に変更しています。写真事業は存続したけれど、社名から「写真」を外したわけです(^^;

需要の激減は、生き残った会社が容易に残存者利益を得られると言うような生易しいものではなかったということは、コダックの現状を見れば明らかです。会社を存続する道は、速やかに従来の写真関連事業が無くても成り立つ構造に変革し、写真事業を捨てるか、もしくは少なくともトントンを維持すべく縮小(=経費削減)していく以外にはなかったでしょう。 富士が社名から「写真」を外したのも、その覚悟の現れ。

ただ、写真事業が無くても成り立つ構造に変革するのは実際は難しいんですよ。生産設備だけでなく、関連企業も含め、それに関わる巨大な組織まで抱えていますから。デジタルも同じ「写真」なのでうが、インフラもビジネスモデルも違う。それに、事業モデルをデジタルにマッチさせたところで、得られる利益はたかが知れてるんですな。銀塩フイルムの夢のような収益には遠く及ばない。だからなおさら難しい。何か写真事業に取って代わるような利益を生み出すための新たな発明やイノベーションが生まれないとね。富士には良いタイミングでそれがあった。

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コダック本社@ニューヨーク州ロチェスター
ロチェスターという町はニューヨーク州といっても内陸側で、
シティーからはかなり離れてます。

適用申請が準備されているといわれている米連邦破産法11章日本の民事再生法に相当するものなので、今すぐに生産、販売が停止することはないと思いますが、どのような再建計画を建てるか・・・ですよね。普通に考えれば、写真事業を切っちゃうのですが、売却しようと思っても、いまさら買い手はいないだろうし。分離してもアグファフォトと同じ運命になるだけでしょうしね。

まともなカラー感材を作れるのは今やコダックと富士だけ、あとはコダックの息がかかったラッキー(中国)かな。 その他メーカーでもトイカメラならぬトイフイルムレベルのものなら作れるのでしょうが・・・。 

でもこれからの時代、それでもいいのかもしれません。 

さてさてこれからどうなりますか。

タグ:Kodak
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超・格差社会アメリカの真実 [本の話]

ラスベガスへ旅の途中、フライトや空港での待ち時間を利用し、小林 由美著超・格差社会アメリカの真実」 を読みました。本って、家にいるとなかなか読めなくて、こうやって出掛けると読めるんだよね。日本でも同じで、本を読むのは電車の中。もし電車通勤だったら、たぶん年間100冊くらい本読んでるでしょう。

でもアメリカでは本が読める旅ってフライトしかないので、滅多に読めないの(爆)。
だから、「神様のカルテ」みたいな朗読付きの電子書籍が助かるんですよねぇ、車を運転しながら聞けるから。

話が逸れてますが・・・

さて、「超・格差社会アメリカの真実

前に紹介した、堤 未果著「貧困大国アメリカ (岩波新書)」は、近年のアメリカの格差社会の実情・現状をレポートした書ですが、この本では「なぜそのような格差社会が形成されたのか」が、歴史を遡って解説されています。「貧困大国・・・」を読んでからこれを読むと「な~るほど、そうだったのか」と腑に落ちる。自国の歴史はもちろんですが、他国の歴史にも学ばなければなりませんね。上っ面だけ見て、あそこの国はここがいい、あれに関してはこの国がいいとか言って、真似するんじゃなくてね。

ま~だ、読んでない本が家に沢山・・・アパラチアントレイル本もまだ全然。
iPonhe の中にはスティーブジョブズの伝記、さらにジョブズ関係もう一冊。これもまだ全部読めてねぇ。
どうするよ!!

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お正月 [アメリカ観光]

皆様は、どのようなお正月をお過ごしになりましたか。

私は時間差攻撃で、日本の年末の番組などを見て過ごしました。最近は日本のTV漬けです。

年明けTV番組表を見てびっくりしました
テレビ静岡(フジテレビ系列)では2日と3日、「マルモのおきて」一挙放送・・・なんですよ。一日6時間以上、二日間ですわ。時間帯はちょうど箱根駅伝にぶつける感じで・・・手抜きなのか、英断なのか・・・

視聴率稼げない番組をお金かけて作るよりは、再放送のほうがいいのかもしれませんね。でも、せめて全体で4時間くらいに編集できないものでしょうか。NHKの大河みたいにさ。

おかげさまで、振り付けを覚えてしまいそうです・・・
  ♪まるまるもりもり・・・って、
     見てるのかい!!(爆)

追いついたぞ日本に、遅いか(^^;

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話は戻って年末。

赴任してまだ2年目なのに、アメリカでの年越しは3回目です。これまで(アメリカの)暦どおりの休みしか取れなかったのですが、今年は有給休暇を、クリスマス休暇に+1、年末に+2、くっつけてみました。5連休、2連発。こんなに休んだのは初めて・・・休みすぎ・・・です。もっとも、日本でも9連休という人がいるんでしょうから、それと比べれば大して変わりませんが。

くっつけた年末の休みには1泊2日でチャールストンへ。
自分はなんども出掛けている町ですが、今回は旧奴隷市場ブーンホール・プランテーションパトリオット・ポイント(空母ヨークタウン)、サムター要塞にご案内の旅です。

それぞれの観光地に関する情報は、以前ブログに書いたのでそっちを参考に。

ブーンホールプランテーション(2年前の記事)

パトリオットポイント(2年前の記事)

旧奴隷市場博物館(2年前の記事)

サムター要塞(2年前の記事)

チャールストン ダウンタウン散歩(2年前の記事)


旧奴隷市場、ブーンホール・プランテーションは奴隷繋がり、パトリオット・ポイントとサムター砦が戦繋がり、と、ツアーコンダクターとしては、いちおうテーマも絞ってあるのですよん。

旧奴隷市場は文章一杯の展示が主なので、ちょっと難解(^^;。

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ブーンホール・プランテーションの奴隷小屋の中の展示

ブーンホール・プランテーションはハウスツアーの長すぎるお喋りがちと不評。

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ブーンホール・プランテーション

パトリオット・ポイント(退役した空母を公開、内部を見学できる)は、どうやらおばんさんでも面白いようでしたね。やっぱり観光ポイントとして鉄板だなここ・・・空母だけに(^^;

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空母ヨークタウン@パトリオット・ポイント 

サムター砦は予め歴史知識を得ておかないとちと苦しい感じ。
現物としては大砲と崩れたレンガ壁しかないのでねぇ・・・。
かみさんの感想・・「軍艦島のほうが良かった。」って、そりゃそうでしょう、比較にならんわさ。

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サムター要塞

そうそう、このサムター砦へのツアー(砦は島なので、船のツアーに参加しなければならないの)で、写真一家を見かけました
お父さん、お母さん、息子、娘、4人全員三脚持ち!! 凄っ
  日本ではそんな家族見たことない。
   そもそも家族4人で写真撮ってるってのもないよねぇ・・・。
     あたし、三脚なんか持ち歩かんもん・・・。

あ、そうそ、パトリオット・ポイントでだったかなぁ・・・
  オリンパスOM-1(たぶん)持ちを見ました。これも凄っ

やるなぁUSA。

改装が完全に完了したシティーマーケットにも寄りました。
以前あった怪しい雰囲気は一掃白を基調とした明るいマーケットに変貌・・・・なんか残念

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シティーマーケット

その怪しいお店で買いたいものがいくつかあったのになぁ~
どこか別の場所で営業しているんでしょうか。

こんど一人で出掛けた時に探して見ようと思います。

30日に家に帰り、大晦日から正月にかけては、家で静かにしてました。
あっ、元旦に寿司食いにいったか・・・そんなけ。

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謹賀新年 [ひとりごと]

日本の皆様、
  新年明けましておめでとうございます

いつもの年にも増して、おめでとうと言うほどの状況ではないような気もいたしますが、命だけはとりとめて年を越せたということで・・・まずは、おめでとうです。

こちらはまだ大晦日の夜です。New Year eveと言えばcountdown、すでに花火の音なども聞こえているのでありますが、それに出かけるつもりもなく、静かに年越しそばを食べて過ごすつもりです。日本で録画した紅白歌合戦をダウンロードしたので、これからそれを見る予定。久々の紅白です(^^)

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今年はなんといっても3月の大震災でした。当時はこちらでも、連日、日本のニュースが流れましたああ、これで日本も終わりかと思った瞬間もときどき・・(^^;  生活にも支障が出て、こちらで何不自由なく暮らせている自分が、なんだか申し訳ないような気持ちで一杯でした

この災害、事故では、大手メディアの報道がいまいちだったこともあり・・・もっとも日本のTVの視聴手段がなかった私にとってはネットからの情報収集以外、術がなかったわけですけど・・Twitterやfacebookなどを活用するようになりました。情報収集のツールとしては特にTwitter。ニュースに関してもそこで紹介されたものをリンクをたどって読みにいくというパターンが多くなりました。

日本にいるときは、電車の中などでずっとケータイをいじくっている高校生などをみて、「妙なやつらや、ケータイ依存症やなぁ」なんて思っていたのですが、今やそれに近いモノがある自分。ただ、若者たちと違って辛いのが老眼。もう少し若い頃にこんな便利なモノがあればよかったなぁ・・と思います(笑)

facebookも使ってはおりますが、まぁさして発信する情報も、しょっちゅう連絡を取らなくてはいけない友達なんてのもおりませんので、こちらはボチボチです(爆)

震災から立ち直りかけた日本の製造業界を襲ったのがタイの洪水。こちらも大変でした。おかげで買おうと決心していたα77がまだ買えてません・・・って、そんなのはたいした話ではなくて・・。ほんと今年は、いつにも増して大変な年でした

日本が盛り上がった、うれしいニュースは、「なでしこJapan世界一」くらいだったですかねぇ・・・。これは決勝戦がアメリカ戦だったので、TV観戦することが出来、日本と同じテンションで盛り上がれてよかったです(^^)


さて、私の今年を振り返りまして
 主な取材先をざっと並べてみることにします。

1月 
 シカゴ@イリノイ州
3月 
 ダーリントン(NASCARレース)@サウスカロライナ州
4月
 チャールストン(マグノリア・プランテーションのツツジ)
    @サウスカロライナ州
 ナインティーシックス・スター砦(独立戦争のイベント)
    @サウスカロライナ州
 グレート・スモーキー・マウンテンズ(山麓の滝中心)
    @ノースカロライナ&テネシー州
 アトランタ動物園(パンダの赤ちゃん)@ジョージア州
 アッパー・サルーダ川周遊トレッキング@サウスカロライナ州
5月 
 ニューオーリンズ@ルイジアナ州 
 マウント・ミッチェル/ブルー・リッジ・パークウエー
 ビルトモア・エステート@ノースカロライナ州
 シャーロット(NASCARレース)@ノースカロライナ州
 ワシントンD.C.
6月
 グラギー・トレイル(シャクナゲ)
  /ブルー・リッジ・パークウエー@ノースカロライナ州
 グレート・スモーキー・マウンテンズ(新緑)
            @ノースカロライナ&テネシー州
7月 
 ナシュビル@テネシー州
 マンモスケイブ国立公園@ケンタッキー州
 チェロキー(自宅空調故障による避暑)
               @ノースカロライナ州
8月 
 グラベヤード滝/ブルー・リッジ・パークウエー
               @ノースカロライナ州
 コロンビア動物園@サウスカロライナ州
9月 
 リンビル滝/ブルー・リッジ・パークウエー
               @ノースカロライナ州
 グランドファーザーマウンテン@ノースカロライナ州
 グランドサークル周遊 @ユタ州、アリゾナ州
  ザイオン、ブライスキャニオン、モニュメントバレー
  アンテロープキャニオン、レインボーブリッジ
  グランドキャニオン・ノースリム
10月 
 グランドファーザー・マウンテン@ノースカロライナ州(紅葉)
 チムニーロック@ノースカロライナ州
 グレート・スモーキー・マウンテンズ
         @ノースカロライナ&テネシー州((紅葉)
 テーブルロックマウンテン州立公園
               @サウスカロライナ州(紅葉)
 アミカローラ滝@ジョージア州(紅葉)
 ロウワーホワイトウォーター滝@サウスカロライナ州(紅葉)
11月
 浅草/東京@日本
12月 
 ラスベガス@ネバダ州
 グランドキャニオン・サウスリム@アリゾナ州
 チャールストン@サウスカロライナ州

住んでいるのはサウスカロライナ州で、地元での撮影もそこそこありますが、取材先はノースカロライナ州が多いです。山がほとんど無い土地に住みながら、山の紅葉とか新緑とか花とかを追いかけちゃう。山の写真屋、自然写真屋の性を少しだけ・・・いや、だいぶ?引きずっているからでしょう。

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2012年は、ヨセミテイエローストーンにぜひ一度は行きたい。ザイオンの山ももう一つくらいは登りたい。カナダでオーロラも撮りたいかも。プリンスエドワード島にも行きたい。ナイアガラの滝も一応ちょっとだけ見てみたい・・・なんて思ってます。半分くらいはできるでしょうか。

あっ、New York cityもまだ行ってないや
ニューヨーク州には今年行ったけどね。(取材先じゃないので、上のリストには載せてませんが)

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カジノ@Vegas [アメリカ観光]

Las Vegasといえばギャンブル・・カジノなのですが、Las Vegasシリーズの記事のなかでは、それに一言も触れませんでした。カジノはあまりにも有名ですのでね、あえて書かなくても・・と思った次第。カジノ以外にもいろいろとありますよということで、記事を読んでいただければ幸いです。

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@Luxor

さて一応今回の戦績ですが・・・マイナスです(笑)。プラスで終わるのは、たぶん比較的容易なんです。とにかく、少ししかやらなきゃいいんですよ。そしたら、かなりの確率でプラスで終わることができます。ただし僅かなプラスですけど。

不勉強なので、一般的なスロットマシンがどのような確率で当たりが来るのか知らないのですが、たとえばルーレットだと、平均すれば期待値は36/38なんですね(0と00があるので)。だからやり続ければ続けるほど、お金は減ることになっている。ただルーレットの場合、平均の期待値が1をちょっと下回る程度で、しかも当たる確率が高いかけ方(赤/黒とか奇数/偶数とか)が可能ので、一度は所持金が最初の投資金額を上回る可能性が高いんです。だから、そこで止めれば損はしないわけです。今までの経験上、それはほぼ間違いないです。たいてい最初の1.5倍くらいにはなるのよ。でも、止められないんだよね〜。で、少し減って来ちゃうと、もういいや全部使っちゃえって、適当に賭けて終わっちゃう。まぁスリルを楽しむための遊技代だね。

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@New York New York

タグ:ラスベガス
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BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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