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DOMKEのベストとバッグ「F-4AF」を買ってしまいました。 [カメラ&写真]

 今時の流行ではないものの、特に報道系スポーツ系では写真家がベストを着るっていうのは、わりと一般的だと思うんですが、そんなものを着てうろうろしていると、「今日は釣りですか」と声を掛けられます。2、3回はあったでしょうか。日本ではそんな声を掛けられたことはないような気がします・・・ってか、イキナリそんなことで、街中で声掛けてこないですよね。こちらでは、カメラもってりゃ「いいカメラだな」、自転車乗ってりゃ「なかなかクールだな」とか、しょうもないことで声を掛けられることが日本に比べて多いです。「いくらだ?」とも聞かれます。こないだもホームレスっぽい感じの人に聞かれました・・・ヒトケのないところだったら怖いかも。

 さて、フォトグラファーベスト、この度新調いたしました。DomkeのF-734でございます。少しづつ時代に合わせて手は入れられているようですが、基本は昔のままの古臭いベストです。

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Domke F734

 実は私、昔からのベスト愛用者なんです。最初に買ったのはノースフェースのベスト。1986年頃だったと思います。これはフォトグラファー用に特別に作られたものではなく、どちらかといえばフィッシャーマン用のものでした。当時メインで使っていた機材は、Canon T-90交換レンズは24mm/F2.8、35mm/F2.8、50mm/F3.5マクロ、タムロン80-210mm。これだと、そのフィッシャーマンベストに交換レンズが全部収納できちゃったんですよね。ベースキャンプに荷物は置いて、手ぶらで半日撮影にいくというようなこともありました。
 
 ある秋の日の午後、火打山から半ば飛ぶように駆け下っていたときのこと。着地の瞬間ビッという音とともに二つのポケットが同時に全壊し、2本のレンズが弾け飛んでいきました。幸い地面が柔らかかったので、レンズは無傷でしたが、びっくりしました。

 このあとは、エツミのフォトグラファー用ベストを買い、時々使っています。ただ最近のレンズは大きいので、昔みたいに「レンズを入れて」っていう使い方はほとんど出来ないんですよね。撮影中に一時的にポケットに収納しておくということはやりますが、ずっと入れっぱなしということはほとんどありません。

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エツミのベスト

 それでもザックなどを降ろさずにレンズ交換したいという欲求は常にあるわけです。特に徒歩で移動しながらの撮影の場合、ザックを降ろして・・・というのは、時間もかかるし、体力も消耗してしまいます。そんなわけで、当時は大型化した機材をどうやって山にもって上がるか、しかも行動中にできるだけ体力を消耗せずストレス無く写真を撮ることが出来る方法を追求していました。

 ウエストバックを使えばいいじゃないかと思われる方もいらっしゃるでしょうが、最近の交換レンズが収納できるような大型のバックは、足の動きを阻害してしまいます。腿にウエストバックが当たるわけです。大型機材を収納したバッグはかなり重く、一歩一歩これを揺らして歩くようでは余計な体力を消耗してしまうんです。

 そこで導入したのがLoweproS&F テクニカルベスト。これは単体の「ベスト」として使うのではなく、これにウエストベルトや着脱可能なレンズケースを自分なりに組み合わせて作るものです。要するに大型のレンズケースを胸、腹、腰の位置に分散して装着できる。重い荷物は体に密着させたほうがモーメントが小さくて重さを感じません。歩くときの揺れももちろん少ない。だから、これはもう体力を消耗せずに重い機材を運ぶ機能としては究極に近いものだと思っています。じゃぁこれをいつも使っているかというと使ってないんですね。もちろん必要な時は使います。でもそんなに必要じゃない。とにかく大げさすぎるじゃないですか。少なくとも街中では使えない・・・恥ずかしい・・(爆)

 エツミのベストもまだ破れていないので、使えるのですが。今回はちょっとだけブランドものを・・・ってことです(爆)


 カメラを持ち運ぶ技術はまだ進化しておりまして、最近はこういうモノもある↓そうです。カメラの保護機能は全くないので、自然の中に入るのには向かないとはおもいますが。




 さてベストを購入したついでに、カメラザックもひとつ追加しました。街撮り用の中型ショルダー、Domke F-4AF WAXWEARです。

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Domke F-4AF WAXWEA

アタクシ、このサイズのショルダーを持ってなかったんですよ。もともとショルダータイプよりもザックタイプを使うことが多くて、私のもっているショルダーは大型のLowepro Stealth Reporter650AWと、小型の同D100AWのふたつ(細かく言えば他にもあるけど)だけなんです。昔はデカイ650AWを担いだこともありましたが、体力の無くなった今では、機材を車に載せるためのバッグと化してしまいました。一方のD100AWは小さすぎてα65用にはなんとか使えるけれど、EOS5mark3にはちとキツイという状態です。

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Lowepro D300AWにα65と交換レンズ2本を収納したところ

 とにかくEOS5mark3を収納できる普段使いのショルダーが無かったのです。そこでDomkeのF-4AFです。これ、小さすぎず、大きすぎず、収納性と機動性のバランスがいい感じなのですよ。F2だとやっぱり「写真家でございます!」「写真撮ってます!!」って感じになってしまいますものね。そういうのが嫌なのです。両サイドのポケットが大きいのがまた良いですね。大きめのコンデジでもここに入ってしまいますし、一時的にレンズを入れるのにも使えます。今はそこがX10の居場所になってます。

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Domke F-4AFにEOS5mark3を収納したところ

 DOMKEのバッグとしてF-5のサンドをすでに持っていて、これはコンデジだけを持って出かける時などによく使っています。財布と手帳だけ入れてってこともモチロンあります。ようやく底の角に穴は開きだしているのですが、思いのほかへたった感じになってきません。へたってきたら格好いいかなと思って買ったんですけど期待はずれ。洗濯とかしなきゃだめんんでしょうか(笑) あの「サンド」色はF-5の大きさならまだよかったのですが、F-4AFくらいの大きさになると、いかにもDOMKEですって感じで嫌なので、今回はワックスウエアー(WAXWEAR)にしてみました。これは最初からへたった感じなので具合がよろしい。これから普段使いのショルダーバッグとして大いに活躍してもらう予定です。たぶん使用頻度が最も多いカメラバッグになるでしょう。

 自然フィールドでの撮影や、機材が多い場合の街撮りなどでは、あいかわらず2年ほど前に入手したナショジオのW5070を使っています。この手の小型ザックは三脚を安定して取り付けることができないので、その点に不満がありますが、あとはまずまずです。見た目、雨に弱いように見えますけど、サンフランシスコで一日雨に当たっていても浸水はありませんでした。結構いけます。

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National geographic W5070

 ちょっとナショジオのサイトを覗いてみたんですがW5070はモデルチェンジしてW5071なっているんですね。格好悪りぃ(爆) W5071のデザインだったら絶対に買いませんでしたね。

 カメラザックとしては日本のフォックスファイヤーのものがいつも気になっているんですよね。こっちでは売って無いので手に入らないのですが、日本でまた野山の写真を撮るようなことがあったら導入するかもです。

 大判、中判フィルムで撮影をしていたときに使っていたザックも一応こちらに持ってきているのですが、ここに来て約3年弱、一度も使っていません。登山用のザックも・・・・同じく・・・。テントも・・・同じく(爆)

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