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我が町の鉄道博物館?? [アメリカ生活]

 本日は晴れというのにほとんど動かず・・・買い物のついでに我が町の鉄道博物館ともいえる「RAILROAD HISTROCAL CENTER」をのぞいてきました。以前から存在は知っていたのでが、訪れるのは初めて。だってね、夏期の土曜日の午後しかやっていないのだよ。いつでも来れるけど、なかなか来れない施設ってわけです。

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てっきりこれがMuseumの建物だとばかり思ってたんだけど・・・
(もちろん昔はそうだったのしょう)

 小さいけどそこそこ立派な建物があるので、そこが展示室なのかとずっと思っていたのですが、近づいてみたら扉はCLOSE。脇から裏手に入ります鬱蒼としたということばがピッタリの雰囲気の庭の中に・・・小さな小屋が、その前でおじさんが手招きします。入館料を払おうと財布を出したら、「入館料は無しで寄付だけ」と言われました。僅かな展示物とショップ。気前よく$5入れちゃったけど、入れ過ぎだったかしら。

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ここが入り口、奥に見える小屋が展示室

 サウスカロライナ州グリーンウッド。今はもう旅客列車は走ってはいません。しかし昔の路線図をみると町から放射状に線路が延びています。そしてこのあたり、最盛期には、なんと6つの会社の路線が入り乱れていたそうです。しかし、1968年にはこの町から旅客列車は全て姿を消してしまいました。なんと半世紀近く前の話です

 展示車両はその、鬱蒼とした庭のなかに、まさに古色蒼然とした感じで置かれています。機関車は一台。1906年、ボールドウィン製のミカド型蒸気機関車。No.19

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 ちなみに形式名である「ミカド型のミカドはもちろん日本語の「帝」車軸配置2-8-2(先輪1軸、動輪4軸、従輪1軸)形の機関車のことを差します。当時、ボールドウィン社には日本から機関車(後の国鉄9700形)の発注がされており、そのときに採用された車軸配置が2-8-2であったことから、これ形式を「ミカド型」と命名したのだとのこと。アメリカではメジャーな形式であり、蒸気機関車の展示ではあちこちで「MIKADO」と書かれた表示板を見かけます。日本の蒸気機関車の代名詞(であった?)D51も「ミカド型」です。

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なかなかに豪華な車内

 古い食堂車や座席車(coach)、寝台車などの展示もありました。外から見るより中はひどくない・・・(^^;

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いい感じ・・・とってもいい感じ・・・古色蒼然・・萌え
 
 お母さんに連れられてきた少年が蒸気機関車の運転席に座り、何度も何度も鐘を鳴らしている姿が印象的でした。蒸気機関車が好きなのはアメリカの少年も同じなのですね・・・たとえ動いているところを見たことがなくても。

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I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.

BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記

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