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Kodak chapter 11申請 [最近の話題から]

Kodakが、ついにchapter 11を申請。

ニュースとともにKodakの歴史が紹介されることも多いです。

デジタルカメラを最初に開発・・・とか。

知らなかったですね(^^;
調べてみると、1975年12月にイーストマン・コダックの開発担当者Steve Sassonが世界初のデジタル
カメラを発明したんだそうですね。

こんなものらしいです。
寄せ集めパーツで組み上げたものらしく、かなりデカイです。

実際にまともな形態のデジタルカメラを始めて世の中に発表したのは富士フイルムです。1988年のフォトキナでした。これもやはりフイルム会社であったというところが、おもしろいところです。実際の製品も「フジックスDS-100」として1991年に発売しています。

1980年代には、「電子スチルカメラ」は既に市場に存在していました。名前としてはソニーの「マビカ」がよく知られています。これをデジタルカメラと混同される方がいらっしゃるのですが、これらは「アナログ記録型電子スチルカメラ」で、電気信号をアナログ記録・・・アナログのビデオと同じようなものですね・・・するものです。

当時は、記録方式がアナログが、デジタルかなんて意識は私にはありませんでしたが、いずれにしろ、将来、確実に画像は電子化されるだろうなとは思っていました。むしろもっと早く電子写真の時代が来るのではないかと思っていたくらいです。

もちろんKodakだってフイルム時代が永遠に続くなんて思ってなかったはずですよね。

コンパクトデジタルカメラブームの先駆けとなったカシオQV10(25万画素)の発売が1994年。
初の100万円以下の一眼デジカメNikon D1(270万画素)の発売が1999年
キヤノンのEOS-1D(415万画素)の発売が2001年

Kodakもデジカメには随分力を入れていました。コンパクトタイプからプロ用まで幅広く手がけていた。デジタルの波には乗ろうとしたんですよね。でも乗っても儲からなかったので、徐々に萎えていった・・・っていう感じでしょうか。

私が始めてマトモな画像が撮れるデジカメを手に入れたのは2000年でした。機種はSONY DSC-S70(300画素)。
でも300万画素で撮ってしまうと、メモリやHDの容量は食うは、PCの処理が遅くなるわという状態で、最高画質で使うことは意外と少なかったと記憶しています。まさに隔世の感。

当時私はフイルムスキャナーも既に所有していたので、ネットに写真をアップするにしても、メインはやはりフイルムでした。フイルムとデジカメの画質比較。何画素以上だと35mmフイルムの画質を超えるかとかいうような議論が懐かしいです。

当時、私はと言うと、1992年に4×5フィールドカメラを購入。その後も中判カメラを買い足し、デジタル化とは少し違う道を歩いていました。でも今は100%デジタルです。

80年代のモノクロの自家現像、プリントから始め、フイルム時代のピークに、「大判」「中判」の世界に足を踏み入れることができた私は幸せでした
Kodakにも幸あれ・・・無い?

タグ:Kodak
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