写真の神様に感謝をこめて [カメラ&写真]
「決定的瞬間」というのはフランスの写真家、アンリ・カルツェ・ブレッソンの写真集につけられたタイトルでした。これはアメリカで発売されたときにつけられたタイトルで、フランスでのもともとのタイトルは「逃げ去り行くイメージ」だったそうです。去り行く時間は瞬間の連続、それを写し止めようとする行為がそのものが写真を撮るということだともいえるでしょう。
モニュメント・バレーのガイドツアーの受付小屋の様子を記録しようと思ってコンデジで写真を撮りました。「こんな感じです」ということを伝えるための「状況説明写真」であるにしても、撮影の瞬間、「絵」として成立させるためにそれなりに気を使います。この写真の場合でいうと、人の位置、姿、全体のバランス・・・そして受付小屋の写真として重要な、小屋の人の顔が見えているかどうかとか・・です。とはいえ一瞬の判断ですから、バラバラに動いている多くの人物が画面の中にいる場合、一人ひとりの様子など把握できるはずもありません。だから、実際のところはテキトーです。撮影後、モニターで写っているなということを確認することはありますが、細かいところは見ません。詳細を確認するのは実際に写真を使うために、その画像をPC上で広げたときです。
「あれっ、意外と良く写っているじゃないか」
と思うことがときどきあります。
この写真で言えば、受付する人の顔もちゃんとわかる、手前にいる人もいろいろな動作をしていておもしろい、左のおじさんのザックの口が開いているのもいい味出してるし、向こうに見える小屋に寄りかかっているおっさんも画面のバランスを取るのに一役買っているし、奥行き感も生み出している。
自分ではそんな細かいところにまで気を使ってない・・でも、写ってる。
変な格好している右端のおばさんが切れちゃってるのが良くないけど。
こういうとき「写真の神様が降りてきたかな?」と思うようにしています。
まぁひとつの「小さな幸せ」というやつですかね ・・・小さっ(爆)
この写真はこのまま説明写真としてブログに使いました。
それで当初の目的は達成。
でも、これは状況説明写真に過ぎず、それ以上の何ものでもありません。
「結構良い感じに写ってる」ってことが誰にも気づかれないのです。
この「絵」のおもしろさをもっと増幅できないかな・・・。
そこでこんなふうに加工してみました。
これはFlickerのほうにアップしました。
素材の良さを活かせたでしょうか・・・。
Greetings everyone. specially American people
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.
I'm sory. this site is only Japanese.The written Japanese in this blog is complicated and have not been organized. So the automatic translation may be difficult . English is used on my flickr page which has a lot of bigger pictures with high quality. Please see my flickr page. Thanks.
BlueRidgeWalker またの名を「富嶽仙人」のアメリカ南部生活記
2枚ともniceです。
それにしてもあのおばちゃん。好きだなあ。
by punchigoo (2011-11-06 18:40)
どうもです(^^)
右端のおばちゃんですか?(笑)
そもそも写真の目的が受け付け小屋の状況説明なので、それ以上に目を引くモノが写ってしまうってのは失敗なんですよ(^^; なので、最終的には切っちゃいました。
by BlueRidgeWalker (2011-11-06 21:53)