ビルトモア・エステート

マウント・ミッシェルからの帰路、

アシュビルにある

　ビルトモア・エステート（Biltmore Estate）

　　　　　　　　というお屋敷に寄ってきました。

　

　

ここは土地の広さが8000エーカー、

ハウスの部屋数が約250という

アメリカ合衆国で、最も大きな個人邸宅。

　

建築されたのは19世紀の末。

当時の土地の面積は今よりもさらに広く、

周辺の山を含めて125,000エーカーあったそうです。

　

建物の形はまるで城のよう。

この家を建てたのは、アメリカの鉄道王として有名な

コーネリアス・ヴァンダービルトの孫にあたる

ジョージ・ワシントン・ヴァンダービルト2世 

　　　　　　　　　　　　　(1862年 - 1914年)

いやぁ、なんだかその名前も奮ってますな。

デカイ本満載のライブラリー

　

　

このお屋敷、相続税のカタに取られてしまったとかではなく、

彼の死後に起こった世界恐慌（1929年）に対する

経済対策の一つとして、観光名所とすべく

一般公開するようにしたんだそうです。

　

　

入場料は$40+$20、なんなんだこの$20ドルは・・・

ワインテイスティングやら、ハウス＆農場への入場料が

includeってことなんですが

ワイン飲まないしな・・・ってこともあり、

かなり損した気分。

このお屋敷の維持のためには、

　このバカ高い入場料がきっと必要なんでしょうね。

　寄付だと思って払いました。

ただ、ここのワインはスーパーでも見かけますので

おそらく、屋敷内のショップで買うより、

スーパーで買った方が安いでしょう。

全く同じものかどうかはわかんないですけど。

　

さて、ここビルトモア・ハウスで、驚いたことは

室内の写真撮影が出来た！！

　　　　　　　　ってことです。

　

でも、チケットの裏面には「ハウスの中は写真撮影禁止」

と明確に書いてあったんですよね。

そしてハウスの外の写真に関しては

　撮ってもいいけれど個人で楽しむだけのために・・・・

　　というおきまりの文言がかかれてます。

　

 

地下にはボーリング場が・・・

　

 　

チケットには撮ってはダメよと書いてありながらも、

アメリカ人、ハウスの中でバチバチ撮ってました。

私はハウスに入る前に一旦カメラ(LX3）を

行儀よくウエストバックの中にしまったのですが、

　　　　　　その様子を見て再び取り出しました。

　

建物の中にいるガイドのおばさんも

「フラッシュ禁止ね」というだけなんですよ。

　　　　　　　　　変なの〜〜、でもいいや。

　

　

地下室にはフィットネスの部屋も

この手の歴史的建造物は、ガイドツアーに申し込んで、

それにしたがって、説明を聞きながらゾロゾロ歩き

写真撮影は絶対禁止！！

　　　ってのが、当地では一般的なんですよね。

　

以前、ハウスツアーで最後尾を歩いて、

こっそり撮ったことがあるんですが、

あまりにも建物が狭かったので・・・

一周回ってきた背後から見つかってしまいました（笑）

ここでは、ガイドさん無しで、

「勝手に」歩けます。

　　　　　　　　　　　　

案内は、最近日本でもよく見かける

　ヘッドホンでの音声ガイドってやつ

　　　あれを貸してくれます。

写真を撮れるといっても、作品にするたわけではないので

もっぱら記憶の助けにするための、チョイ撮りになります。

　

写真撮影がいつでも容認されているのかは

保証の限りではありません。

本来、webへの掲載は許可を得なければならないのですが、

原則禁止の室内写真の掲載が認められるわけはないので

無断掲載します。

そのかわり、邪魔っけな文字を重ねました。

これで勘弁してください。

　　　　　　　（だれに言ってんねん）

ビルトモアにはTwelve-Month-Passという

　　　　　　　12ヶ月有効のチケットがあります。

今回、もともとそれを買うつもりでした。

今の時期は、花もあまり咲いていないし、紅葉もイマイチ。

訪れるのにはさほど良い時期じゃないんですよね。

それを承知で、バカ高い入場料を払ってまで中に入ったのは

これから１２ヶ月、ちょこちょこ訪れるつもりだからです。

そうだったら、何時買っても同じですからね。

一応、下見がてらざっと一巡りしてから、チケットセンターに戻り、

＄60のOne-dayチケットを、＋$40で

　　Twelve-Month-Passにアップグレードしました。

年に２回以上出かけるならお得ですよね。

自宅からここまで２時間くらいなので、

ちょっと花を撮りにくる・・・って言うような感じで

気軽に訪れることはできそうです。

そろそろ、ハロウィンの雰囲気で。

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